JP2019196884A - 冷却貯蔵庫 - Google Patents

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春日井 正樹
Masaki Kasugai
正樹 春日井
由美 岡田
Yumi Okada
由美 岡田
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Abstract

【課題】機能部品の取り付けに係る作業性をより高くする。【解決手段】オペレーションボックス30と壁部61と、を備え、オペレーションボックス30には、壁部61に向かって延びる延設部41、延設部42及び延設部43がそれぞれ設けられ、延設部41,43は、前側から壁部61に対して係止する構成とされ、延設部42は、後側から壁部61に対して係止する構成とされ、延設部41の先端部には、傾斜面41Aが設けられ、延設部42の先端部には、傾斜面42Aが設けられ、延設部43の先端部には、傾斜面43Aが設けられ、壁部61はオペレーションボックス30側に開口された開口部63を有し、開口部63の内面の一部は被当接面63Aとされ、オペレーションボックス30には、被当接面63Aに対して下方から当接すると共に被当接面63Aに沿って延びる当接面45Aを有する当接部45が設けられていることに特徴を有する。【選択図】図8

Description

本発明は、冷却貯蔵庫に関する。
従来、冷却貯蔵庫として、支柱に対して、電子制御箱(機能部品)が取り付けられる構成のものが知られている(下記特許文献1)。特許文献1の構成では、電子制御箱が有する複数の突起が支柱の縦壁を前後から挟みつけることによって、電子制御箱が前後方向に位置決めされている。
登録実用新案第2577235号公報
上記構成においては、電子制御箱を取り付ける際には、複数の突起の間に支柱の縦壁を差し込む必要があるが、突起の端面が縦壁に当接する可能性があり、その場合には、取り付けに係る作業性が低下してしまう。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、機能部品の取り付けに係る作業性をより高くすることが可能な冷却貯蔵庫を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の冷却貯蔵庫は、機能部品と、前記機能部品の側方に配され、前記機能部品が取り付けられる被取付部材と、を備え、前記機能部品における前記被取付部材側の端部には、前記被取付部材に向かって延びる第1延設部、第2延設部及び第3延設部がそれぞれ設けられ、前記第1延設部、前記第2延設部及び前記第3延設部は、上下方向に沿って並ぶ形で配されており、前記第1延設部は、前記機能部品及び前記被取付部材の並び方向と直交する方向の一方側から、前記被取付部材に対して係止する構成とされ、前記第1延設部の下方に配される前記第2延設部は、前記並び方向と直交する前記方向の他方側から前記被取付部材に対して係止する構成とされ、前記第2延設部の下方に配される前記第3延設部は、前記並び方向と直交する前記方向の一方側から前記被取付部材に対して係止する構成とされ、前記第1延設部の先端部には、前記第1延設部の先端に向かうにつれて前記被取付部材から遠ざかる側に向かう形で傾斜する第1傾斜面が設けられ、前記第2延設部の先端部には、前記第2延設部の先端に向かうにつれて前記被取付部材から遠ざかる側に向かう形で傾斜する第2傾斜面が設けられ、前記第3延設部の先端部には、前記第3延設部の先端に向かうにつれて前記被取付部材から遠ざかる側に向かう形で傾斜する第3傾斜面が設けられ、前記被取付部材は前記機能部品側に開口された開口部を有し、前記開口部の内面の一部は、前記機能部品側及び下方を向く被当接面とされ、前記機能部品における前記被取付部材側の端部には、前記被当接面に対して下方から当接すると共に前記被当接面に沿って延びる当接面を有する当接部が設けられていることに特徴を有する。
第1延設部、第2延設部及び第3延設部を被取付部材に対して側方から近づけることで、一対の延設部(第1延設部及び第3延設部)と、第2延設部との間に被取付部材を差し入れることで、一対の延設部(第1延設部及び第3延設部)と第2延設部によって被取付部材を挟持することができる。また、第1延設部、第2延設部及び第3延設部は、それぞれ先端に向かうにつれて被取付部材から遠ざかる形で傾斜する傾斜面を有することから、一対の延設部(第1延設部及び第3延設部)と第2延設部の間に被取付部材を誘導することができ、取り付けに係る作業性をより高くすることができる。また、被当接面に対して下方から当接する当接面を有することで、被取付部材に対して機能部品が上方に変位することを規制できる。
また、圧縮機が収容される機械室を備え、前記被取付部材は、前記機械室の底面に設けられ、前記機能部品は、前記底面によって下方から支持される底面を有しており、前記機能部品の前記底面における前記被取付部材側の端部には、前記被取付部材に向かうにつれて上昇傾斜する傾斜面が接続されているものとすることができる。
機能部品の底面を機械室の底壁部によって支持させつつ、被取付部材側にスライドさせることで、機能部品を被取付部材に取り付けることができる。ここで、機能部品の底面における被取付部材側の端部には、被取付部材に向かうにつれて上昇傾斜する傾斜面が接続されている。このため、仮に機械室の底壁部上に締結部材などが露出している場合において、機能部品を被取付部材側にスライドさせる際に、締結部材に対して機能部品が引っ掛かる事態を抑制でき、機能部品を被取付部材側に容易にスライドさせることができる。
また、前記第1延設部における前記被取付部材とは反対側の面には、前記被取付部材から遠ざかる側に向かって延びるリブが設けられているものとすることができる。第1延設部は、機能部品及び被取付部材の並び方向と直交する方向の一方側から、被取付部材に対して係止する構成であるが、被取付部材に対して機能部品を取り付ける際には、第1延設部が被取付部材に対して並び方向と直交する方向の他方側に配される場合が懸念される。上記構成では、このような場合に、機能部品を被取付部側に近づけると、リブと被取付部材とが干渉する。このため、第1延設部が被取付部材に対して他方側に配されていることを作業者が確認することができ、第1延設部を被取付部材に対して一方側となるように位置調整することで、被取付部材に対する機能部品の取付を正しく行うことができる。
本発明によれば、機能部品の取り付けに係る作業性をより高くすることが可能な冷却貯蔵庫を提供することができる。
本発明の一実施形態に係る冷却貯蔵庫を示す正面図 冷却貯蔵庫を示す斜視図 オペレーションボックスを示す斜視図 オペレーションボックスが取り付けられる支柱を示す斜視図(後側から視た図) 支柱を示す正面図 オペレーションボックス及び支柱を示す正面図 オペレーションボックスを右側から視た図 支柱に対してオペレーションボックスを取り付ける過程を示す正面図 支柱に対してオペレーションボックスを取り付ける過程を示す平面図 図9において延設部付近を示す拡大図 オペレーションボックスを後側から視た図 支柱に対してオペレーションボックスを取り付ける過程において延設部付近を後側から視た図 後傾姿勢のオペレーションボックスを右側から視た図 電装箱を示す斜視図 電装箱を示す分解斜視図 電装箱のカバーを展開した状態を示す図
本発明の一実施形態を図1から図16によって説明する。本実施形態では、図1に示すように、冷却貯蔵庫10として、4ドア式の冷蔵庫を例示する。冷却貯蔵庫10は、図1及び図2に示すように、貯蔵物が配される貯蔵室(図示せず)を有する断熱箱体11と、断熱箱体11の上方に配された機械室12と、を備える。断熱箱体11には、上下方向に2組配列された左右一対の扉13,13が回動可能に取り付けられており、貯蔵室は扉13によって開閉可能な構成となっている。以下の説明では、扉13側を前側、扉13とは反対側を後側とし、前後方向をY軸方向とする。また、図1に示す正面視(冷却貯蔵庫10を前側から視た状態)における左右方向を冷却貯蔵庫10の左右方向(X軸方向)とする。
機械室12には、図2に示すように、冷却装置14及び電装箱24が収容されている。冷却装置14(冷凍ユニット)は、凝縮器15と、凝縮器ファン16と、圧縮機17と、を備える。また、凝縮器15は、エアフィルタ18によって前方から覆われている。冷却装置14は、断熱箱体11の上部(冷却器室)に配された冷却器(図示せず)と冷媒管(図示せず)によって循環接続されている。これにより、冷却装置14が駆動することで冷却器が冷気を生成する構成となっている。機械室12は、上方と後方に開口されており、フロントパネル19及び左右のサイドパネル20,20によって構成されている。断熱箱体11の上面は、方形状をなし、その四隅には、支柱22が設けられている。サイドパネル20,20は前後方向に並ぶ一対の支柱22,22に固定されている。フロントパネル19は、その上端部を回動中心として、前側において左右方向に並ぶ一対の支柱22,22に対して回動可能に取り付けられている。これにより、機械室12の前方をフロントパネル19によって開閉可能となっている。また、後側において左右方向に並ぶ一対の支柱22,22は、長手状をなす補強材23によって連結されている。
支柱22は、金属製の板材によって構成され、図4に示すように、上下方向に長い長手状をなし、平面視において略L字状をなす。4つの支柱22のうち、前側且つ右側に配された支柱22には、オペレーションボックス30が取り付けられている。以下の説明では、オペレーションボックス30が取り付けられる支柱22に符号60を付して他の支柱22と区別する。オペレーションボックス30(機能部品)は、図3に示すように、横長の直方体形状をなし、オペレーションボックス30の前側を構成するボックス本体部33と、後側を主に構成する合成樹脂製の箱体34と、を備える。ボックス本体部33は、冷却貯蔵庫10に係る操作や設定等を行うための操作スイッチ31(操作部)と、冷却貯蔵庫10に係る情報(例えば庫内温度等)が表示される表示部32と、を備える。表示部32は、図1に示すように、フロントパネル19に設けられた透明部材19A(ガラスなど)を通じて前方からを視認可能となっている。
支柱60は、図4に示すように、機械室12の底面を構成するパネル部材25(底壁部)から立ち上がる形で設けられ、パネル部材25に対してフランジ部64においてねじ止めされている。支柱60は、前面及び後面を有する壁部61(前壁部)と、壁部61の右側端部から後方に延びる側壁部62とを備える。なお、図4は支柱60を後側から視た斜視図である。側壁部62は、サイドパネル20の主壁部20Aに沿って配される。右側のサイドパネル20の前壁部21は、図5に示すように、支柱60の壁部61の前側に配され、壁部61に形成されたねじ孔61Aに対してねじ止めにより固定される。
また、支柱60の上部には、フロントパネル19の係止爪(図示せず)が挿通される切欠部65が形成されており、その切欠部65の開口縁部には、フロントパネル19の係止爪が後側から係止する突片66が形成されている。切欠部65は上方にも開口されているため、フロントパネル19は機械室12を閉じる閉位置と機械室12の前方を開放する開位置との間で回動可能となっている。また、支柱60の壁部61の下部には、フロントパネル19が有する弾性係止部(図示せず)が挿通される貫通孔67及びその弾性係止部が後側から係止する突片68が設けられている。弾性係止部が突片68に係止することで、フロントパネル19が閉位置で保持される。
支柱60は、図6に示すように、オペレーションボックス30の右側の側方に配され、オペレーションボックス30は、支柱60の壁部61(被取付部材)に対して左側から取り付けられる。つまり、オペレーションボックス30と壁部61とは左右方向(機能部品及び被取付部材の並び方向)に並んでいる。図3に示すように、オペレーションボックス30の箱体34における壁部61側の端部には、壁部61に向かって延びる延設部41、延設部42及び延設部43がそれぞれ設けられている。延設部41、延設部42及び延設部43は、上下方向に沿って並ぶ形で配されている。
延設部41(第1延設部)及び延設部43(第3延設部)は、延設部42(第2延設部)に対して前側に配されている。図6及び図7に示すように、延設部41及び延設部43は、前側(機能部品及び被取付部材の並び方向と直交する方向の一方側)から壁部61に対して係止する構成とされ、延設部42は、後側(機能部品及び被取付部材の並び方向と直交する方向の他方側)から壁部61に対して係止する構成とされる。これにより、一対の延設部41,43と、延設部42とによって壁部61を前後方向から挟持することで、オペレーションボックス30を前後方向について固定することができる。
図3及び図10に示すように、延設部41の先端部には、延設部41の先端に向かうにつれて前側(被取付部材から遠ざかる側)に向かう形で傾斜する傾斜面41A(第1傾斜面)が設けられている。延設部42の先端部には、延設部42の先端に向かうにつれて後側(被取付部材から遠ざかる側)に向かう形で傾斜する傾斜面42A(第2傾斜面)が設けられている。延設部43の先端部には、延設部43の先端に向かうにつれて前側(被取付部材から遠ざかる側)に向かう形で傾斜する傾斜面43A(第3傾斜面)が設けられている。
また、図3に示すように、延設部41における前面(被取付部材とは反対側の面)には、前側(被取付部材から遠ざかる側)に向かって延びるリブ41Bが設けられている。延設部43における前面には、前側に向かって延びるリブ43Bが設けられている。図7に示すように、リブ41Bは、リブ43Bよりも前後方向の長さが大きい値で設定されている。また、図7に示すように、延設部42における後面には、後側に向かって延びるリブ42Bが設けられている。図3及び図7に示すように、リブ41B,42B,43Bは、それぞれ延設部41,42,43に対して直交する形で設けられ、左側の端部において箱体34と連結されている。このため、各リブ41B,42B,43Bによって各延設部41,42,43の剛性をより高くすることができる。なお、延設部41,42,43及びリブ41B,42B,43Bは箱体34と一体的に形成されている。なお、各リブ41B,42B,43Bは、それぞれ各延設部41,42,43に対して直交していなくてもよい。
また、図8に示すように、壁部61は、オペレーションボックス30側(図8の左側)に開口された開口部63を有している。開口部63の内面の一部は、オペレーションボックス30側及び下方を向く被当接面63Aとされる。つまり、被当接面63Aは、オペレーションボックス30側に向かうにつれて上昇傾斜する傾斜面となっている。これに対して、箱体34における壁部61側の端部には、壁部61に向かうにつれて下降傾斜する当接面45Aを有する当接部45が設けられている。図6に示すように、当接面45Aは、被当接面63Aに沿って延びる面であり、被当接面63Aに対して下方から当接する構成となっている。図3に示すように、当接部45は、延設部43の後面に対して一体的に形成され、その延設長さは、延設部43よりも小さいものとされる。
図7に示すように、箱体34の底面は、後側の底面37が前側の底面39に比して高い段差状をなしており、後側の底面37はパネル部材25の上面25B(機械室の底面)によって下方から支持されている。図11及び図12に示すように、底面37における壁部61側(図の左側)の端部には、壁部61に向かうにつれて上昇傾斜する傾斜面38が接続されている。また、図6及び図7に示すように、パネル部材25の上面において、壁部61と隣接する箇所には、パネル部材25を他のパネル部材に締結するリベットの頭部26が露出されている。
箱体34の後面には、図7及び図9に示すように、ブラケット35が一体的に設けられている。ブラケット35には、図9に示すように貫通孔35Aが形成されている。これに対して、パネル部材25には、貫通孔35Aと重なる箇所にねじ挿通孔25Aが形成されている。ブラケット35は、貫通孔35A及びねじ挿通孔25Aにねじ36(図7参照)を挿通させることでパネル部材25に対して固定されている。なお、図9はオペレーションボックス30の取付過程を示す図であるため、貫通孔35A及びねじ挿通孔25Aは左右方向に位置がずれている。
次に機械室12に収容された電装箱24の構成について説明する。電装箱24は、図14に示すように、前後方向に長い箱状をなし、図15に示すように、右側及び上側に開口された箱状をなす電装箱本体部70と、カバー71とを備える。電装箱24内には、例えば、各機器(冷却装置14、オペレーションボックス30等)の動作を制御するための制御基板や、各機器に給電を行うための給電部等が収容されている。カバー71は、一枚のパネル部材を折り曲げることで構成されており、図15に示すように、電装箱本体部70を上側から覆う上壁部72と、電装箱本体部70を右側から覆う側壁部73と、を備える。
側壁部73の下端には、複数の突起部74が形成されている。突起部74は、電装箱本体部70の底壁部に設けられた取付孔75に対して上方から挿通される。なお、突起部74の長さは、取付孔75から抜け難い長さで設定されており、例えば14mm程度とされるが、これに限定されない。上壁部72の対角に位置する一対の隅部には、貫通孔76がそれぞれ形成されている。貫通孔76には、ねじ77(図14参照)が挿通され、ねじ77は、電装箱本体部70のフランジ部78に形成されたねじ孔79に挿通される。このため、上壁部72は、対角に位置する2個所で電装箱本体部70に対してねじ止めされている。また、上壁部72と側壁部73の境界部分の後端部には、切欠部80が形成されている。切欠部80は、図16のカバー71の展開図に示すように、カバー71の展開状態においてR形状をなしている。このようなR形状をなす切欠部80を設けることで、冷却貯蔵庫10を運搬する際等にカバー71が振動した場合に上壁部72と側壁部73の境界部分の後端部に亀裂が生じる事態をより確実に抑制することができる。特に本実施形態では、上壁部72と側壁部73の境界部分の後端部は、一対のねじ77,77から遠い箇所であり、振動し易い箇所であるが、切欠部80を設けることで振動に伴う亀裂の発生を抑制することができる。
次に本実施形態の効果について説明する。本実施形態では、オペレーションボックス30、ひいては延設部41,42,43を壁部61に対して側方から近づけることで、一対の延設部41,43と、延設部42との間に壁部61を差し入れることで、一対の延設部41,43と延設部42によって壁部61を挟持することができる。また、延設部41,42,43は、それぞれ先端に向かうにつれて壁部61から遠ざかる形で傾斜する傾斜面41A,42A,43Aを有することから、一対の延設部41,43と延設部42の間に壁部61を誘導することができ、取り付けに係る作業性をより高くすることができる。また、被当接面63Aに対して下方から当接する当接面45Aを有することで、壁部61に対してオペレーションボックス30が上方に変位することを規制できる。また、延設部41,42,43によって前後方向にオペレーションボックス30が確実に固定されているため、例えばオペレーションボックス30の操作スイッチ31を押圧した際にオペレーションボックス30が後側に変位する事態をより確実に抑制することができる。また、このような延設部41,42,43を備えることで、オペレーションボックス30をパネル部材25に対してねじ止めするねじ36の本数を減らすことができる。このため、本実施形態では、例えば1本のねじ36によって、オペレーションボックス30がパネル部材25に対して締結されている。
また、少なくとも圧縮機17が収容される機械室12を備え、壁部61は、パネル部材の上面25Bに設けられ、オペレーションボックス30は、上面25Bによって下方から支持される底面37を有しており、オペレーションボックス30の底面37における壁部61側の端部には、壁部61に向かうにつれて上昇傾斜する傾斜面38が接続されている。このような構成とすれば、図8に示すように、オペレーションボックス30の底面37をパネル部材25の上面25Bによって支持させつつ、壁部61側にスライドさせることで、オペレーションボックス30を壁部61に取り付けることができる。本実施形態では図12に示すように、パネル部材25において壁部61に近い箇所にリベットの頭部26が露出しており、オペレーションボックス30をスライドさせて壁部61に取り付ける際に、頭部26に箱体34が接触する場合がある。オペレーションボックス30の箱体34は、傾斜面38を有することから、オペレーションボックス30を壁部61側にスライドさせる際に、頭部26に対して箱体34が引っ掛かる事態を抑制でき、オペレーションボックス30を壁部61側に容易にスライドさせることができる。
また、延設部41における前面には、前側に向かって延びるリブ41Bが設けられている。延設部41は、前側から壁部61に対して係止する構成であるが、図13に示すように、壁部61に対してオペレーションボックス30を取り付ける際にオペレーションボックス30が後傾姿勢となった際には、延設部41が壁部61に対して後側に配される場合が懸念される。本実施形態では、このような場合に、オペレーションボックス30を壁部61側(図13では手前側)に近づけると、リブ41Bと壁部61とが干渉する。このため、延設部41が壁部61に対して後側に配されていることを作業者が確認することができ、延設部41を壁部61に対して前側となるようにオペレーションボックス30の姿勢や位置を調整することで、壁部61に対するオペレーションボックス30の取付を正しく行うことができる。なお、本実施形態では延設部43の前面にもリブ43Bが設けられており、延設部43が壁部61に対して後側に配されていることを確認することができる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態では、冷却貯蔵庫として、冷蔵庫を例示したが、これに限定されない。冷却貯蔵庫として、冷凍庫やショーケース等を例示することができる。
(2)断熱箱体と機械室の位置関係は上記実施形態で例示したものに限定されず、適宜変更可能である。例えば、機械室が断熱箱体の下方や側方に配されていてもよい。
(3)上記実施形態では、3つの延設部のうち、一対の延設部が壁部61に対して前側から係止し、残りの一つの延設部が壁部61に対して後側から係止する構成を例示したが、これに限定されない。例えば、一対の延設部が壁部61に対して後側から係止し、残りの一つの延設部が壁部61に対して前側から係止してもよい。
(4)上記実施形態では、機能部品として、オペレーションボックスを例示したが、これに限定されない。機能部品としては、操作スイッチ31(操作部)のみを備えるものや表示部32のみを備えるもの、又は電装箱等を例示することができる。
(5)上記構成では、オペレーションボックスが下方から支持される構成を例示したが、これに限定されず、例えばオペレーションボックスが機械室に配されたブラケットから吊り下げられる形で固定されていてもよい。
(6)上記実施形態では、機能部品が機械室の前部に配されている構成を例示したが、これに限定されない。例えば機能部品が機械室の側部や後部に配されていてもよい。
(7)上記実施形態では、被取付部材として板状をなす壁部61を例示したが、被取付部材は板状に限定されず、例えば、棒状や角柱状をなしていてもよい。
10…冷却貯蔵庫、12…機械室、17…圧縮機、25…パネル部材(底壁部)、25B…パネル部材の上面(機械室の底面)、30…オペレーションボックス(機能部品)、37…底面(機能部品の底面)、38…傾斜面、41…延設部(第1延設部)、41A…傾斜面(第1傾斜面)、41B…リブ、42…延設部(第2延設部)、42A…傾斜面(第2傾斜面)、43…延設部(第3延設部)、43A…傾斜面(第3傾斜面)、45…当接部、45A…当接面、61…壁部(被取付部材)、63…開口部、63A…被当接面

Claims (3)

  1. 機能部品と、
    前記機能部品の側方に配され、前記機能部品が取り付けられる被取付部材と、を備え、
    前記機能部品における前記被取付部材側の端部には、前記被取付部材に向かって延びる第1延設部、第2延設部及び第3延設部がそれぞれ設けられ、
    前記第1延設部、前記第2延設部及び前記第3延設部は、上下方向に沿って並ぶ形で配されており、
    前記第1延設部は、前記機能部品及び前記被取付部材の並び方向と直交する方向の一方側から、前記被取付部材に対して係止する構成とされ、
    前記第1延設部の下方に配される前記第2延設部は、前記並び方向と直交する前記方向の他方側から前記被取付部材に対して係止する構成とされ、
    前記第2延設部の下方に配される前記第3延設部は、前記並び方向と直交する前記方向の一方側から前記被取付部材に対して係止する構成とされ、
    前記第1延設部の先端部には、前記第1延設部の先端に向かうにつれて前記被取付部材から遠ざかる側に向かう形で傾斜する第1傾斜面が設けられ、
    前記第2延設部の先端部には、前記第2延設部の先端に向かうにつれて前記被取付部材から遠ざかる側に向かう形で傾斜する第2傾斜面が設けられ、
    前記第3延設部の先端部には、前記第3延設部の先端に向かうにつれて前記被取付部材から遠ざかる側に向かう形で傾斜する第3傾斜面が設けられ、
    前記被取付部材は前記機能部品側に開口された開口部を有し、
    前記開口部の内面の一部は、前記機能部品側及び下方を向く被当接面とされ、
    前記機能部品における前記被取付部材側の端部には、前記被当接面に対して下方から当接すると共に前記被当接面に沿って延びる当接面を有する当接部が設けられている冷却貯蔵庫。
  2. 圧縮機が収容される機械室を備え、
    前記被取付部材は、前記機械室の底面に設けられ、
    前記機能部品は、前記底面によって下方から支持される底面を有しており、
    前記機能部品の前記底面における前記被取付部材側の端部には、前記被取付部材に向かうにつれて上昇傾斜する傾斜面が接続されている請求項1に記載の冷却貯蔵庫。
  3. 前記第1延設部における前記被取付部材とは反対側の面には、前記被取付部材から遠ざかる側に向かって延びるリブが設けられている請求項1又は請求項2に記載の冷却貯蔵庫。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH10135670A (ja) * 1996-10-25 1998-05-22 Oki Systec Tokai:Kk 印刷配線板用棚箱及び印刷配線板の棚箱への挿入方法
JP2005180787A (ja) * 2003-12-19 2005-07-07 Sanyo Electric Co Ltd 冷却貯蔵庫

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