JP4517942B2 - ファンユニットの取付構造 - Google Patents

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Description

本発明は、ファンユニットの取付構造に関するものである。
自動販売機の中には、開口を備える本体キャビネット(筐体)の内部に商品を収容する収容庫を形成し、収容庫の内部に冷却した空気を循環することで商品を冷却しているもの、又は収容庫の内部に加温した空気を循環することで商品を加温しているものがある。
このような自動販売機では、図9に示すように、収容庫の内部に空気を循環させるファンユニット50が備えられている。
ファンユニット50は、例えば空気を冷却する蒸発器52(エバポレータ)と空気を循環するファン53とで構成されている。
蒸発器52は、直方体状に形成してあり、本体キャビネットの奥側の壁51と平行に配置する側部52a,52bにフランジ52c,52dが設けられている。
ファン53は、整流部54とファン本体部55とで構成されている。整流部54は、蒸発器52から放出される空気をファン本体部55に導くためのものであって直方体状に形成してあり、上部にフランジ54aが設けられている。フランジ54aは、蒸発器52の厚さに対応する長さだけ本体キャビネットの奥側に向けて突出し、その後、上方に向けて延在するようL字形状を成す態様で形成されている。
ファン本体部55は、円柱状に形成してあって、壁51に対して整流部54の手前側に配置してあり、下部に取付板55aが設けられている。
このようなファンユニット50を本体キャビネットの奥側の壁51に取り付ける場合には、先ず、壁51に設けたネジ孔H1と蒸発器52の一方のフランジ52cに設けた貫通孔H2とが一致し、壁51と蒸発器52のフランジ52cとが接触し、且つ壁51に設けた開口51aに対応するよう蒸発器52を配置する。次に、ネジ孔H1にネジB1を螺合して蒸発器52を壁51に取り付ける。
次いで、壁51に設けたネジ孔H3とファン53のフランジ54aに設けた貫通孔H4が一致し、床に設けた不図示のネジ孔とファン53の取付板55aに設けた貫通孔H5とが一致し、蒸発器52の他方のフランジ52dと整流部54に設けた不図示のフランジとが接触するようファン53を配置する。次に、図10に示すように、ネジ孔H3にネジB2を螺合し、且つ床に設けたネジ孔にネジB3を螺合してファン53を本体キャビネットの壁51に取り付け、本体キャビネットにファンユニット50を取り付ける。
ところで、上述したファンユニット50の取付構造では、蒸発器52の故障やメンテナンス等の理由よって蒸発器52の交換を行う場合に、以下に記載する問題があった。すなわち、ネジB1,B2を締めるとき及びネジB1,B2を緩めるとき、本体キャビネットの奥側の壁51とファンユニット50とをネジB1,B2で取り付けているので、本体キャビネットの奥に作業者の手を入れなければならない。よって、従来のファンユニット50の取付構造では、交換作業を容易に行うことができず、交換作業のために多大な時間を要する問題があった。
従って、この発明は、上記のような問題を解決するためになされたもので、交換作業を短時間で行うことができるファンユニットの取付構造を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明の請求項1に係る発明は、開口を備える筐体の内部の奥側の壁に第1部品とファンとで構成したファンユニットを取り付けるファンユニットの取付構造において、前記ファンと前記第1部品との間に両者を連結するガイド部材及び挿入部材を設け、かつ前記第1部品と前記筐体の奥側の壁との間に第1係合手段を設ける一方、前記ファンと前記筐体との間に第2係合手段を設け、前記第1係合手段は、係合爪及び係合孔を有し、筐体に対するファンユニットの奥側へのスライド移動により係合爪と係合孔とが係合状態となった場合には、筐体に対してファンユニットが上下方向及び左右方向に移動することを規制し、前記第2係合手段は、係合状態となった場合には、筐体に対してファンユニットが前後方向に移動することを規制することを特徴とする。
また、本発明の請求項2に係る発明は、上述したファンユニットの取付構造において、前記第2係合手段は、係合凹部及び係合凸部を有し、筐体に対するファンユニットの奥側へのスライド移動により係合凹部と係合凸部とが係合状態となることを特徴とする。
本発明の請求項1に係るファンユニットの取付構造によれば、係合爪及び係合孔を有し、筐体に対するファンユニットの奥側へのスライド移動により係合爪と係合孔とが係合状態となった場合には、筐体に対してファンユニットが上下方向及び左右方向に移動することを規制する第1係合手段を筐体とファンユニットとの間に設けるとともに、係合状態となった場合には、筐体に対してファンユニットが前後方向に移動することを規制する第2係合手段を筐体とファンユニットの手前側との間に設けたので、筐体に対してファンユニットを奥側へスライド移動することで第1係合手段を係合状態とし、且つ第2係合手段を係合状態とすればファンユニットを筐体に取り付けることができる。よって、ファンユニットを筐体に取り付けるため、ファンユニットと筐体の奥側の壁とをネジ止めする必要がないから、作業者の手を筐体の奥に入れることを不要にできる。従って、ファンユニットの交換作業を容易に行うことができ、それにより交換作業を短時間で行うことができる。
本発明の請求項2に係るファンユニットの取付構造によれば、係合爪及び係合孔を有し、筐体に対するファンユニットの奥側へのスライド移動により係合爪と係合孔とが係合状態となった場合には、筐体に対してファンユニットが上下方向及び左右方向に移動することを規制する第1係合手段を筐体とファンユニットとの間に設けるとともに、係合凹部及び係合凸部を有し、筐体に対するファンユニットの奥側へのスライド移動により係合凹部と係合凸部とが係合状態となった場合には、筐体に対してファンユニットが前後方向に移動することを規制する第2係合手段を筐体とファンユニットとの間に設けたので、ファンユニットを奥側に向けてスライド移動することで、第1係合手段及び第2係合手段を係合状態として、ファンユニットを筐体に取り付けることができる。よって、ファンユニットを筐体に取り付けるため、ファンユニットと筐体の奥側の壁とをネジ止めする必要がないから、作業者の手を筐体の奥に入れることを不要にできる。従って、ファンユニットの交換作業を容易に行うことができ、それにより交換作業を短時間で行うことができる。
以下に添付図面を参照して、本発明に係るファンユニットの取付構造の好適な実施の形態を詳細に説明する。
図1は、自動販売機の内部を開放した状態の斜視図、図2は、図1に示した自動販売機の断面側面図、図3は、図1に示した自動販売機が備える温度調節装置を示した説明図である。以下、これらの図を参照しながら、ファンユニットの取付構造を適用した自動販売機の構成について説明する。
ここで例示する自動販売機は、缶入り飲料やペットボトル入り飲料等の商品を販売するためのもので、本体キャビネット(筐体)1、内扉2及びメインドア3を備えている。
本体キャビネット1は、複数の鋼板を適宜組み合わせることによって構成したもので、前面が開口した直方体状を成している。本体キャビネット1の奥側には、壁26を設けることによってダクト27を形成してある。
本体キャビネット1の内部には、3つの独立した収容庫4a,4b,4cが並設してあるとともに、これら収容庫4a,4b,4cの下方となる位置に唯一の機械室5を設けてある。
収容庫4a,4b,4cは、飲料缶やペットボトル等の商品を所望の温度に維持した状態で収容するためもので、それぞれの上方部にコラム状のラック6a,6b,6cを配設してある一方、シュータ7によって区画される下方部にファンユニット8を設けてある。
ファンユニット8は、例えば蒸発器(エバポレータ)11とファン20とで構成されている。蒸発器11は、温度調節装置10の低温側熱交換器である。ファン20は、ヒータ22及びモータ21を内蔵している。ヒータ22は、収容庫4a,4b,4cの内部の空気を加温するものである。モータ21は、稼動することによってファン20を回転するものである。
機械室5は、上述した収容庫4a,4b,4cで共通に使用する機械部品を収容するためのものである。具体的には、機械室5の内部に、圧縮機12、凝縮器13、膨張器14、庫外ファン23及び庫外ファン用モータ24といった温度調節装置10の機械部品を配設してある。凝縮器13は、温度調節装置10の高温側熱交換器である。膨張器14から各収容庫4a,4b,4cに配設した蒸発器11に至る冷媒供給管には、駆動する蒸発器11を選択するための電磁バルブ15が個別に設けてある。
上述した圧縮機12、凝縮器13、膨張器14、電磁バルブ15、蒸発器11、ファン20、モータ21、ヒータ22、庫外ファン23及び庫外ファン用モータ24によって、温度調節装置10は構成してある。温度調節装置10は、収容庫4a,4b,4cの内部に冷却した空気を循環することで商品を冷却する。もちろん、温度調節装置10は、冷却から加温に切り換えることで、収容庫4a,4b,4cの内部に加温した空気を循環することで商品を加温する。
内扉2及びメインドア3は、それぞれ本体キャビネット1の一側縁部に支承させてある。
内扉2は、本体キャビネット1に設けた収容庫4a,4b,4cの前面を覆うに十分な大きさを有したもので、鋼材によって構成してある。図示例では、内扉2を上下に分割し、それぞれを個別に開閉できるよう構成してある。
メインドア3は、本体キャビネット1の前面開口を覆うに十分な大きさを有したもので、鋼材により堅牢に構成してある。
次に、このような自動販売機が備える本体キャビネット1及びファンユニット8の構成を説明する。
本体キャビネット1の奥側に設けた壁26には、図4に示すように、矩形状の開口(係合孔)28を設けてあり、開口28に沿って筒部29を形成してある。筒部29は、壁26の表面に対して直交し、且つ壁26から突出するよう形成された部分である。筒部29の先端には、フランジ30が設けてある。フランジ30を構成する板材は、筒部29を構成する板材に対して直交し、且つ壁26の表面に対して平行となるよう配置してある。
ファンユニット8は、上述したように、蒸発器11とファン20とで構成してある。
蒸発器11は、直方体状に形成してあり、壁26の表面と平行に配置する側部11a,11bには、フランジ11e,11fが設けてある。フランジ11e,11fは、壁26と直角に配置する側部11c,11dから突出する態様で、左右方向に延在するよう形成してある。奥側のフランジ11eには、開口28の四隅に対応する個所に切欠Aを形成してある。切欠Aを形成した個所には、係合爪Bを設けてある。係合爪Bは、側部11bの両端から奥側に向けて突出するよう形成してある。上側に配置した係合爪Bと下側に配置した係合爪Bとの間隔は、開口28の長さとほぼ同一である。しかも、図5に示すように、蒸発器11の左側に配置した係合爪Bと右側に配置した係合爪Bとの間隔は、開口28の幅とほぼ同一である。
蒸発器11の上部であって側部11c,11dの上部には、蒸発器11とファン20とを連結し、且つ後述するファン20の挿入板(挿入部材)33を案内する横断面がL字状のガイド部材(ガイド手段)11g,11hを設けてある。
ガイド部材11g,11hは、図6に示すように、第1ガイド部C1,C2と第2ガイド部D1,D2とで構成されている。第1ガイド部C1,C2は、側部11c,11dの上端から上方向に向けて延在するよう設けた部分である。第1ガイド部C1及び第1ガイド部C2は、挿入板本体部34の先端側の幅よりもやや広くなる間隔に配置してある。
第2ガイド部D1,D2は、本体キャビネット1の底壁26aに対して略平行に配置し、第1ガイド部C1,C2の先端から直角方向で互いに近接する方向に向けて延在するよう形成した部分である。第2ガイド部D1及び第2ガイド部D2は、挿入板本体部34の先端側の幅よりもやや狭くなる間隔に配置してある。
ファン20は、図4及び図5に示すように、整流部32とファン本体部37とで構成してある。整流部32は、ファン本体部37の手前側に配置してあり、蒸発器11から放出される空気をファン本体部37に導くためのものであって直方体状に形成してあり、上部に挿入板33を設けてある。挿入板33は、挿入板本体部34と折曲部35とを備えている。挿入板本体部34の基端側は、整流部32の上部を覆う部分である。挿入板本体部34の先端側は、基端側よりも幅を狭く形成してあり、蒸発器11の厚さに対応する長さだけ奥側に向けて突出する部分である。挿入板本体部34を設けた高さは、蒸発器11のガイド部材11g,11hを設けた高さと同一である。折曲部35は、挿入板本体部34の先端に、上方向に向けて突出するよう設けた部分である。折曲部35の幅は、第2ガイド部D1の先端と第2ガイド部D2の先端との間隔よりもやや狭い。
ファン本体部37は、直方体状に形成してあり、モータ21及びヒータ22を内蔵し、取付板38を備えている。取付板38は、例えば金属材料を用いて形成し、ファン本体部37の手前側にネジ止めしてあり、第1板状部材39と第2板状部材40と第3板状部材41とを備えている。
第1板状部材39及び第2板状部材40は、図7に示すように、ファン本体部37の両側部にネジ止めした個所から、斜め上方に向けて延在するよう配置してある。第1板状部材39及び第2板状部材40の先端には、第3板状部材41を架け渡す態様で配置してある。第3板状部材41は、平面視がT字形状を成しており、中央から手前側に向けて突出する個所の先端には、係合孔(係合凹部)38aを設けてある。
なお、上述した壁26に設けた開口28と、蒸発器11に設けた係合爪Bとで第1係合手段43を構成してあり、ファン20の取付板38に設けた係合孔38aと、本体キャビネットの底壁26aに設けた段付きネジ(係合凸部)42とで第2係合手段44を構成してある。
このように構成してあるファンユニット8を本体キャビネット1に取り付ける場合には、先ず、図4に示すように、ガイド部材11gとガイド部材11hとの間に挿入板33の先端側が入り、且つ蒸発器11が備える手前側のフランジ11fとファン20が備える不図示のフランジとが接触するまで、蒸発器11に対してファン20を手前側から奥側に向けて移動する。
ガイド部材11gとガイド部材11hとの間に挿入板33が入り、蒸発器11が備えるフランジ11fとファン20が備えるフランジとが接触した状態で、蒸発器11に対してファン20を左右方向へ移動しようとした場合、又はファン20に対して蒸発器11を左右方向へ移動しようとした場合には、挿入板33の先端側の両側部がガイド部材11g,11hの第1ガイド部C1,C2に接触するので、蒸発器11に対するファン20の左右方向への移動が規制される。
さらに、ガイド部材11gとガイド部材11hとの間に挿入板33が入り、蒸発器11が備えるフランジ11fとファン20が備えるフランジとが接触した状態で、蒸発器11に対してファン20を上方向へ移動しようとした場合、又はファン20に対して蒸発器11を上方向へ移動しようとした場合には、挿入板33の先端側の上部が、蒸発器11の第2ガイド部に接触するので、蒸発器11に対するファン20の上方向への移動が規制される。なお、蒸発器11及びファン20への下方向への移動は、底壁26aによって規制される。
従って、ガイド部材11gとガイド部材11hとの間に挿入板33が入り、蒸発器11が備えるフランジ11fとファン20が備えるフランジとが接触した状態では、蒸発器11に対するファン20の上下方向及び左右方向への移動が規制されるとともに、ファン20に対する蒸発器11の上下方向及び左右方向への移動が規制される。このように、蒸発器11とファン20とを上下方向へ移動すること及び左右方向へ移動することを規制することで、蒸発器11とファン20とを連結し、ファンユニット8を構成する。
次に、取付板38の第3部材41を上方向に付勢しながら、開口28に4つの係合爪Bを挿入し、且つファンユニット8の係合孔38aと底壁26aに設けた段付きネジ42とが係合するよう、壁26に設けたフランジ30と蒸発器11の奥側のフランジ11eとが接触し、且つ壁26に設けたフランジ30と挿入板33の折曲部35とが接触するまで壁26の手前側から壁26の奥側に向けてファンユニット8をスライド移動する。この状態では、開口28に係合爪Bを挿入することで、第1係合手段43が係合状態となり、且つ段付きネジ42と取付孔とが係合することで、第2係合手段44が係合状態となる。
第1係合手段43及び第2係合手段44が係合状態となった態様で、ファンユニット8を壁26に対して左右方向へ移動しようとした場合には、係合爪Bの側部が筒部29の内面側部に突き当たるため、ファンユニット8を壁26に対して左右方向へ移動することができない。換言すれば、開口28に係合爪Bを挿入することで、壁26に対するファンユニット8の左右方向への移動を規制する。
しかも第1係合手段43及び第2係合手段44が係合状態となった態様では、ファンユニット8を壁26に対して上方向へ移動しようとした場合、係合爪Bの上部が筒部29の内面上部に突き当たるため、ファンユニット8を壁26に対して上方向へ移動することができない。換言すれば、開口28に係合爪Bを挿入することで、壁26に対するファンユニット8の上方向への移動を規制する。なお、ファンユニット8の下方向への移動は、底壁26aによって規制される。
さらに、第1係合手段43及び第2係合手段44が係合状態となった態様で、ファンユニット8を壁26に対して前後方向へ移動しようとした場合、係合孔38aに段付きネジ42が係合しているため、ファンユニット8を壁26に対して前後方向へ移動することができない。換言すれば、係合孔38aと段付きネジ42とを係合状態にすることで、壁26に対するファンユニット8の前後方向への移動を規制する。
一方、本体キャビネット1からファンユニット8を取り外す場合には、取付板38の第3板状部材41を上方向に付勢しながら、ファンユニット8を手前側に移動する。その後、蒸発器11に対してファン20を手前側に移動することで、蒸発器11とファン20との連結を解除する。
従って、この実施の形態に係るファンユニットの取付構造によれば、本体キャビネット1に対してファンユニット8を手前側から奥側に向けてスライド移動することで係合状態となる第1係合手段43と第2係合手段44とを設けたので、ファンユニット8を奥側へスライド移動するだけでファンユニット8を本体キャビネット1に取り付けることができる。よって、ファンユニット8と本体キャビネット1の奥側の壁26とをネジ止めすることでファンユニット8を本体キャビネット1に取り付ける必要がないから、作業者の手を本体キャビネット1の奥に入れることを不要にできる。従って、ファンユニット8の交換作業を容易に行うことができ、それにより交換作業を短時間で行うことができる。
なお、上述した実施の形態には、係合孔38aと段付きネジ42とを有し、本体キャビネット1に対するファンユニット8の奥側へのスライド移動により係合孔38aと段付きネジ42とが係合状態となった場合には、本体キャビネット1に対してファンユニット8が前後方向に移動することを規制する第2係合手段44を本体キャビネット1とファンユニット8との間に設けるもので説明した。しかし、この発明はそれに限られず、第2係合手段は、係合孔38aとネジとを有し、本体キャビネット1に対してファンユニット8を奥側へスライド移動した後、係合孔38aにネジを通し、ネジでファンユニット8を本体キャビネット1にネジ止めし、本体キャビネット1に対してファンユニット8が前後方向に移動することを規制するものであっても良い。ただし、このような第2係合手段は、本体キャビネット1とファンユニット8の手前側との間に設ける必要がある。
さらに、上述した実施の形態には、蒸発器11とファン20とを連結することでファンユニット8を構成し、その後、ファンユニット8を本体キャビネット1に取り付けるもので説明した。しかし、この発明はそれに限られず、本体キャビネット1に蒸発器11を取り付けた後、蒸発器11にファン20を取り付けることでファンユニット8を本体キャビネット1に取り付けても良い。
また、上述した実施の形態には、本体キャビネット1の壁26に筒部29を設けるもので説明した。しかし、この発明はそれに限られず、筒部29を設けず、壁26に蒸発器11を直接、取り付けても良い。もちろん、この発明は、それに限られず、筒部29の代わりにスペーサを設けても良い。
さらに、上述した実施の形態には、蒸発器11とファン20とでファンユニット8を構成するもので説明した。しかし、この発明はそれに限られず、例えばシャッタ機構を備えるダクトとファン20とでファンユニットを構成しても良い。
さらに、上述した実施の形態には、壁26に設けた開口28を、係合爪Bに係合する係合孔として使用するもので説明した。しかし、この発明はそれに限られず、開口28と
係合爪Bに係合する係合孔とを別々に設けても良い。
さらに、上述した実施の形態には、壁26に係止孔を設け、ファンユニット8に係合爪Bを設けるもので説明した。しかし、この発明はそれに限られず、壁26に係合爪を設け、ファンユニット8に係止孔を設けて良い。
さらに、上述した実施の形態には、蒸発器11にガイド部材11g,11hを設け、ファン20に挿入板33を設けるもので説明した。しかし、この発明はそれに限られず、蒸発器11に挿入板33を設け、ファン20にガイド部材11g,11hを設けても良い。
本発明に係るファンユニットの取付構造を適用した自動販売機において、その自動販売機の内部を開放した状態を示す斜視図である。 図1に示した自動販売機の断面側面図である。 図1に示した自動販売機が備える温度調節装置を示す説明図である。 本体キャビネットにファンユニットを取り付ける場合を説明する斜視図である。 本体キャビネットにファンユニットを取り付ける場合を説明する平面図である。 ファンユニットが備える蒸発器の縦断面図である。 ファンユニットが備える取付板を示す斜視図である。 本体キャビネットに取り付けたファンユニットを説明する斜視図である。 従来の自動販売機において、本体キャビネットにファンユニットを取り付ける場合を説明する斜視図である。 従来の自動販売機において、本体キャビネットに取り付けたファンユニットを説明する斜視図である。
符号の説明
1 本体キャビネット(筐体)
8 ファンユニット
11 蒸発器(第1部品)
11g,11h ガイド部材
26 壁
28 開口(係合孔)
33 挿入板(挿入部材)
38a 取付孔(係合凹部)
42 段付きネジ(係合凸部)
43 第1係合手段
44 第2係合手段
B 係合爪

Claims (2)

  1. 開口を備える筐体の内部の奥側の壁に第1部品とファンとで構成したファンユニットを取り付けるファンユニットの取付構造において、
    前記ファンと前記第1部品との間に両者を連結するガイド部材及び挿入部材を設け、かつ前記第1部品と前記筐体の奥側の壁との間に第1係合手段を設ける一方、前記ファンと前記筐体との間に第2係合手段を設け、
    前記第1係合手段は、係合爪及び係合孔を有し、筐体に対するファンユニットの奥側へのスライド移動により係合爪と係合孔とが係合状態となった場合には、筐体に対してファンユニットが上下方向及び左右方向に移動することを規制し、
    前記第2係合手段は、係合状態となった場合には、筐体に対してファンユニットが前後方向に移動することを規制することを特徴とするファンユニットの取付構造。
  2. 前記第2係合手段は、係合凹部及び係合凸部を有し、筐体に対するファンユニットの奥側へのスライド移動により係合凹部と係合凸部とが係合状態となることを特徴とする請求項1に記載のファンユニットの取付構造。
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