JP5619534B2 - 配膳車 - Google Patents

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Description

この発明は、複数の仕切部材を上下に連ねて構成された仕切壁で本体内を温蔵室および冷蔵室に仕切った配膳車に関するものである。
病院やホテル等では、例えば特許文献1に開示されるような形態の配膳車が実施されている。この配膳車は、移動可能な本体の内部に収納室を画成すると共に、該収納室を仕切棚ユニット(仕切壁)で保温室(温蔵室)および保冷室(冷蔵室)に仕切り、保温室および保冷室の両方に臨むように食品トレーを保持するようになっている。仕切棚ユニットは、複数の仕切棚(仕切部材)を上下に連ねて構成され、上下に隣接する仕切棚間に前記食品トレーの略中間部分を水平に差込み得るようになっている。従って、仕切棚ユニットに差込んで保持された食品トレーの保温室側に臨む載置部に載せられた食品は保温されると共に、該食品トレーの保冷室側に臨む載置部に載せられた食品は保冷されるようになっている。
前記仕切棚ユニットを構成する各仕切棚は、各々が別体となっていることから本体に個別に固定される。仕切棚ユニットの上端に位置する仕切棚を除いた仕切棚は、該仕切棚の両側に配設された棚板等を利用して収納室の側壁に掛止させることで、該収納室内に取付けられる。一方、上端に位置する仕切棚(以降「上端仕切棚」という)は、収納室の天井面パネルに下方から対向するため、該天井面パネルに取付けられる。
特開2007−29396号公報
ところで、特許文献1の配膳車では、前記仕切棚ユニットの上端仕切棚が、収納室の天井面パネルに対して、複数のボルトやネジの締結により取付けられるようになっている。このため、本体に対する上端仕切棚の取付作業に際しては、前記ボルトやネジを締結するための工具(スパナ、ドライバー等)を準備する必要があると共に、収納室内に腕を差込んで上端仕切棚をセットしたもとで前記工具でボルトやネジを締結しなければならず、手探りでの作業や無理な姿勢を強いられることとなって上端仕切棚の取付作業および取外し作業を簡易に行なうことができない。すなわち、保温室や保冷室内の清掃に際して、上端仕切棚を着脱する作業が煩雑で時間が掛かり、清掃作業に支障を来たしていた。
本発明は、従来の配膳車に内在する前記問題に鑑み、これを好適に解決するべく提案されたものであって、収納室内を温蔵室および冷蔵室に仕切る仕切壁の上端に位置する仕切部材を、該収納室に対して簡易に着脱し得るようにした配膳車を提供することを目的とする。
前記課題を克服し、所期の目的を達成するため、本願の請求項1に記載の発明は、
本体内に画成された収納室を、複数の仕切部材を上下に連ねて構成された仕切壁で横に並んだ温蔵室および冷蔵室に仕切り、上下に隣接する前記仕切部材間に、温蔵室および冷蔵室の両方に臨むように食品トレーを引出し可能に差込んで保持する配膳車において、
前記仕切壁の上端に位置する上端仕切部材における前記収納室の上壁と対向する上面に設けられた複数の第1連結部と、
前記収納室の上壁に前記各第1連結部に対応して設けられ、該上壁に対して前記上端仕切部材を取付準備位置と取付位置との間を移動することで、第1連結部に対して連結および分離可能な複数の第2連結部とを備え
前記第1連結部および第2連結部の一方は、前記上端仕切部材の取付準備位置と取付位置との移動方向に離間して設けられた複数の開口部を備えると共に、前記第1連結部および第2連結部の他方は、前記各開口部と対応して設けられた係止片を備え、
前記係止片は、
前記上壁に取付けられた取付部、該取付部から上壁と反対方向へ立設されると共に前記取付準備位置側へ延出した係止部、係止部の先端から折曲して上壁から離間するよう斜めに延出する案内部を備える第1の係止片と、
前記上壁に取付けられた取付部、該取付部から上壁と反対方向へ立設された立設部、該立設部の先端から上壁に近接するよう斜め上方へ延出した第1傾斜部、該第1傾斜部の端から先端に向かうにつれて上壁から離間するよう斜め下方へ延出した第2傾斜部を備えた第2の係止片とからなり、
前記上壁における前記第2の係止片に対応する開口部に隣接する部位に、前記上端仕切部材を前記取付準備位置から取付位置に移動した際に前記第2傾斜部が係脱可能に係合する被係合部が設けられ、
前記上端仕切部材を、前記各開口部に各係止片が挿入された前記取付準備位置から取付位置へ移動することで、前記第1の係止片が対応の開口部の縁部に係合すると共に、前記第2の係止片が前記被係合部に係合して、該上端仕切部材が前記上壁に取付けられることを要旨とする。
従って、請求項1に係る発明によれば、上端仕切部材を取付準備位置から取付位置へ移動させるだけで第1連結部と第2連結部とが連結され、該上端仕切部材を上壁に簡易に取付けることができる。また、上端仕切部材を取付位置から取付準備位置へ移動させるだけで第1連結部と第2連結部とが分離し、該上端仕切部材を上壁から簡易に取外すことができる。そして、前記上端仕切部材を取付準備位置して各開口部に各係止片を対応的に挿入させ、取付準備位置の該上端仕切部材を取付位置に移動することで各係止片が各開口部の縁部に係合するので、上端仕切部材を前記上壁に簡単かつ容易に取付けることができる。従って、温蔵室や冷蔵室内の清掃に際して、上端仕切部材の上壁からの着脱作業を簡単かつ短時間で行なうことができる。
請求項2に記載の発明は、
前記上壁には、前記第1の係止片の取付部および第2の係止片の取付部が嵌合する取付凹部が、該取付部の厚み分だけ該上壁から凹んだ状態に形成されていることを要旨とする
本発明に係る配膳車によれば、収納室内を温蔵室および冷蔵室とに仕切る仕切壁の上端仕切部材を、該収納室の上壁に対して簡易に着脱することができる。
本発明の実施例に係る配膳車において、収納室内を温蔵室および冷蔵室に仕切る仕切壁の上部分を示す側断面図である。 仕切壁の上端に位置する第1仕切部材を示す斜視図である。 第1仕切部材に設けた第1連結部と、本体における収納室の上壁に設けた第2連結部とを示す説明斜視図である。 (a)は、第1連結部を構成する第1係止縁部および第2連結部を構成する第1係止片を示す斜視図であり、(b)は、第1連結部を構成する第3係止縁部および第2連結部を構成する第3係止片と、係止突部および係止口とを示す斜視図である。 第1仕切部材を取付準備位置にセットした状態を示す部分断面図である。 第1仕切部材を、取付準備位置から取付位置に移動した状態を示す部分断面図である。 仕切壁を構成する第2仕切部材を、該第2仕切部材の両側に取付けられたトレー支持部材を介して収納室に配設した状態を示す説明斜視図である。 本体の両側に配設した開閉扉を一部破断して示す配膳車の側面図である。 図8のIX−IX線断面図である。 第1仕切部材に設けた第1連結部と、本体における収納室の上壁に設けた第2連結部との別形態例を示す説明断面図である。
次に、本発明に係る配膳車につき、好適な実施例を挙げて、添付図面を参照しながら以下に説明する。なお実施例では、配膳車の移動方向を前後方向、この移動方向と水平に交差する方向を左右方向、移動方向と垂直に交差する方向を上下方向とする。
実施例の配膳車Wは、図8および図9に示すように、左右両面が開放されて全体として矩形箱状をなす断熱構造の本体10を備え、この本体10の底面には複数のキャスター14が配設されて移動可能に構成されている。前記本体10は、その内部における前後方向の中央部に、該本体10の左右幅と同一幅とされた中央壁16が垂直に設けられ、内部を前後2つに区画した収納室12,12が画成される。更に、各収納室12では、その前後方向の略中央部に、断熱構造に構成された仕切壁20が垂直に設けられており、これにより仕切壁20の中央壁16から離間する側に温蔵室22が画成されると共に、該仕切壁20の中央壁16に近接する側に冷蔵室24が画成されている。そして、本体10の左右の開口部には、温蔵室22,22および冷蔵室24,24の夫々に対応して4枚ずつの扉18が開閉可能に配設されている。
前記中央壁16内には、本体10の上部に配設した冷風供給装置(図示せず)に連通する冷風流路26が画成されると共に、該中央壁16には各冷蔵室24と冷風流路26とを空間的に連通する複数の開口が形成されており、冷風供給装置から冷風流路26へ送り出された冷却空気が、各開口を介して各々の冷蔵室24,24内に供給され、該冷蔵室24,24内が冷されるようになっている。また、本体10の前壁10A内および後壁10B内には、本体10の上部に配設した温風供給装置(図示せず)に連通する温風流路28が画成されると共に、収納室12の壁面には各温蔵室22と温風流路28とを空間的に連通する複数の開口が形成されており、温風供給装置から温風流路28へ送り出された加熱空気が、各開口を介して各々の温蔵室22,22内に供給され、該温蔵室22,22内が温められるようになっている。
仕切壁20は、図1および図8に示すように、複数(実施例では6個)の仕切部材30,32を上下に連ねて構成されている。このうち、仕切壁20の上端に位置する仕切部材(以降「第1仕切部材」という)30だけが構成が異なり、残りの5個の仕切部材(以降「第2仕切部材」という)32は同一に構成されている。後述するように、第1仕切部材30は、第1連結部G1および第2連結部G2を利用して収納室12の上壁12Aに着脱可能に取付け得るように構成されており、各第2仕切部材32は、該第2仕切部材32の前後両側に取付けられたトレー支持部材76,76を介して収納室12に取付けられるように構成されている。
第1仕切部材30は、図1〜図3に示すように、収納室12の左右幅と同一長に形成した中空箱体34と、この中空箱体34の内部に収納された断熱材36と、前記中空箱体34の底壁に昇降可能に配設された昇降体38とを備えている。中空箱体34は、収納室12の幅と同一長で左端および右端を直角に折曲した形状に形成されて該中空箱体34の前壁および左右側壁の一部を構成する第1パネル34Aと、前記第1パネル34Aと前後方向で対称となる形状に形成されて中空箱体34の後壁および左右側壁の一部を構成する第2パネル34Bと、中空箱体34の上壁を構成する第3パネル34Cとで構成されている。
第3パネル34Cには、中空箱体34の左端に隣接する位置に矩形状の第1開口部(開口部)40が設けられ、中空箱体34の右端に隣接する位置に矩形状の第2開口部(開口部)42が設けられ、中空箱体34の左右中央からやや左側となる位置に矩形状の第3開口部(開口部)44が設けられている。前記第1開口部40には第1連結部G1を構成する第1係止縁部(縁部)46が設けられ、第2開口部42には該第1連結部G1を構成する第2係止縁部(縁部)48が設けられ、第3開口部44には該第1連結部G1を構成する第3係止縁部(縁部)50が設けられている。また、第3パネル34Cにおいて第3開口部44の第2開口部42側に隣接した部位、第2開口部42の後述する取付準備位置側に、保持機構Rを構成する係止口(被係合部)52が設けられている。
前記昇降体38は、中空箱体34内に配設された板バネ(図示せず)により常に中空本体10から下方へ突出した状態に弾力付勢され、下方から上方に向けて押されると、板バネの付勢力に抗して上昇し得るようになっている。従って、後述するように、食品トレーTを差込む際に該食品トレーTが下方から当接すると、上昇して該食品トレーTが差込まれるのを許容する。
また、本体10の収納室12における上壁12Aには、図1および図3に示すように、前記第1仕切部材30を該上壁12Aに着脱可能に取付けるための第2連結部G2が設けられている。この第2連結部G2は、前記第1連結部G1の第1係止縁部46と分離可能に連結する第1係止片60と、第1連結部G1の第2係止縁部48と分離可能に連結する第2係止片62と、第1連結部G1の第3係止縁部50と分離可能に連結する第3係止片64とを備えている。
第2連結部G2を構成する第1係止片60および第2係止片62は、図3および図4(a)に示すように同一形状に形成されており、収納室12の上壁12Aに形成された取付凹部12Bに嵌合する取付部60A,62Aと、取付部60A,62Aから上壁12Aと反対方向(下方)へ立設されると共に取付準備位置側へ水平に延出した係止部60B,62Bと、係止部60B,62Bの先端から折曲して斜め下方へ延出する案内部60C,62Cとを備えている。第1係止片60および第2係止片62は、取付部60A,62Aを前記取付凹部12Bに嵌合させた状態でネジにより上壁12Aに固定され、この状態で係止部60B,62Bは、上壁12Aとの間に間隔Sをおいて水平に延出している。なお、係止部60B,62Bと上壁12Aとの間隔Sは、前記第1仕切部材30の第3パネル34Cの厚みと同じに設定されている(図5参照)。また、第1係止片60および第2係止片62の取付部60A,62Aおよび係止部60B,62Bは、該第1係止片60および第2係止片62と対応する第1開口部40および第2開口部42に挿通可能な形状に形成されている。
第2連結部G2を構成する第3係止片64は、図3および図4(b)に示すように、収納室12の上壁12Aに形成された取付凹部12Bに嵌合する取付部64Aと、取付部64Aから上壁12Aと反対方向(下方)へ立設された立設部64Bと、立設部64Bから取付準備位置側へ延出した係止突部(係合部)64Cとを備えている。係止突部64Cは、立設部64Bから離間するにつれて上壁12Aに近接するよう斜め上方へ延出した第1傾斜部64Dと、この第1傾斜部64Dの端から先端に向かうにつれて上壁12Aから離間するよう斜め下方へ延出した第2傾斜部64Eとを有し、上壁12A側へ突出した形状となっている。第3係止片64は、取付部64Aを前記取付凹部12Bに嵌合させた状態でネジにより上壁12Aに固定され、この状態で係止突部64Cは、上壁12Aに略接触するよう設定されている。そして係止突部64Cは、立設部64Bとの折曲部を中心として上壁12Aに接離する方向への弾性変形が可能となっている。また、第3係止片64の係止突部64Cは、該第3係止片64と対応する第3開口部44に挿通可能な形状に形成されている。
前述のように構成された第1仕切部材30は、図3、図5および図6に示すようにして収納室12の上壁12Aに取付けられる。先ず、図3および図5に示すように、第1仕切部材30を、上壁12Aに対して、上壁12Aに設けた第1係止片60、第2係止片62および第3係止片64が、第1仕切部材30に設けた第1開口部40、第2開口部42および第3開口部44へ夫々整合して挿通された取付準備位置にセットする。なお、第1連結部G1における第1係止縁部46、第2係止縁部48および第3係止縁部50と、第2連結部G2における第1係止片60の係止部60B、第2係止片62の係止部62Bおよび第3係止片64の係止突部64Cとは、第1仕切部材30の取付準備位置において上下方向で重ならないように構成されている。
そして第1仕切部材30を、図5に示した取付準備位置から取付位置に向けて上壁12Aに沿ってスライド移動させると、図6に示すように、第1係止片60の係止部60Bと第1係止縁部46とが上下方向で重なり、第2係止片62の係止部62Bと第2係止縁部48とが上下方向で重なると共に、第3係止片64の係止突部64Cと第3係止縁部50とが上下方向で重なるように構成されている。すなわち、第1連結部G1の第1係止縁部46、第2係止縁部48および第3係止縁部50は、前記取付位置側を指向するように形成されていると共に、第2連結部G2の第1係止片60、第2係止片62および第3係止片64は、前記取付準備位置側へ延出するように設けられている。従って、第1仕切部材30を取付準備位置から取付位置へスライド移動させることで、第1係止縁部46と第1係止片60の係止部60Bとが係止され、第2係止縁部48と第2係止片62の係止部62Bとが係止され、第3係止縁部50と第3係止片64の係止突部64Cとが係止され、第1連結部G1と第2連結部G2とが連結する。
なお、上壁12Aに対する第1仕切部材30の取付準備位置および取付位置においては、第1開口部40における第1係止縁部46の両端に位置する開口側縁40A,40Aが第1係止片60の係止部60Bの両端に当接し、第2開口部42における第2係止縁部48の両端に位置する開口側縁42A,42Aが第2係止片62の係止部62Bの両端に当接し、第3開口部44における第3係止縁部50の両端に位置する開口側縁44A,44Aが第3係止片64の係止突部64Cの両端に当接する。従って第1仕切部材30は、取付準備位置から取付位置に向けて適切な姿勢でスライド移動すると共に、取付位置においては上壁12Aに沿った前後方向のスライド移動および旋回移動も規制されている。また、第1仕切部材30が上壁12Aから僅かに下方へ離間した状態で、該第1仕切部材30を取付準備位置から取付位置へ移動させた場合には、第1係止縁部46が第1係止片60の案内部60Cで案内され、第2係止縁部48が第2係止片62の案内部62Cで案内され、第3係止縁部50が第3係止片64の第2傾斜部64Eで案内されるから、第1仕切部材30は上壁12Aに密着して取付位置へ移動する。
更に、第1仕切部材30を取付準備位置から取付位置へ移動させる際には、第3係止片64の係止突部64Cが、第3パネル34Cに接触することで立設部64Bとの折曲部を中心として上壁12Aから離間するよう弾性変形することで、当該第1仕切部材30の取付位置へのスライド移動を許容する。そして、第3係止片64の係止突部64Cは、第1仕切部材30が取付位置に移動して前記係止口52と整合すると、第3パネル34Cとの接触による弾性変形が解除されて該係止口52に突入する。従って、係止突部64Cが係止口52の取付準備位置側の縁部52Aに係合することで、該第1仕切部材30の取付位置から取付準備位置への移動が規制される。
従って、実施例の配膳車Wにおける仕切壁20の第1仕切部材30は、該第1仕切部材30を取付準備位置から取付位置へスライド移動させるだけで、当該第1仕切部材30に設けた第1連結部G1と収納室12の上壁12Aに設けた第2連結部G2との連結により、スパナやドライバー等の工具なしで上壁12Aに簡易に取付けることができ、配膳車Wの組立作業での効率化を図り得る。そして、上壁12Aの取付位置に取付けられた第1仕切部材30は、第1連結部G1および第2連結部G2の連結により、上壁12Aに沿った前後方向および左右方向のスライド移動や、該上壁12Aに沿った旋回方向の姿勢変位が規制されると共に、該上壁12Aから下方へ離間する移動も規制され、該上壁12Aにがたつきなく保持される。
一方、上壁12Aに取付けた第1仕切部材30は、取付位置から取付準備位置に向けて付勢することで、第3係止片64の前記係止突部64Cの弾性変形により該係止突部64Cと係止口52との係止が解除されてスライド移動が許容され、スパナやドライバー等の工具なしに上壁12Aから簡易に取外すことができる。従って、配膳車Wのメンテナンスや収納室12(温蔵室22および冷蔵室24)内の清掃に際しては、必要に応じて第1仕切部材30を上壁12Aから簡単かつ短時間で取外すことができるから、当該清掃作業に支障を来たすことを防止し得る。
前記各第2仕切部材32は、図1および図7に示すように、収納室12の幅と同一長に形成した中空箱体70と、この中空箱体70の内部に収納された断熱材72と、前記中空箱体70の底壁に昇降可能に配設された昇降体74とを備えている。中空箱体70は、収納室12の幅と同一長で左端および右端を直角に折曲した形状に形成されて該中空箱体70の前壁および左右側壁の一部を構成する第1パネル70Aと、前記第1パネル70Aと前後方向で対称となる形状に形成されて中空箱体70の後壁および左右側壁の一部を構成する第2パネル70Bと、中空箱体70の上部に設けられて食品トレーTを支持する支持体70Cとで構成されている。
各第2仕切部材32の前後方向両側には、図1、図7〜図9に示すように、食品トレーTを支持するトレー支持部材76,76が設けられている。各トレー支持部材76は、前後対称に構成されており、第2仕切部材32の左右中間に固定される縦断面略L形のブラケット78と、このブラケット78の水平部分に取付けられて左右方向へ水平に延在する支持板80とを備えている。支持板80は、第2仕切部材32と反対側の端縁に垂直下方へ折曲して左右方向へ延在する支持片80Aが形成されており、この支持片80Aの左端近傍および右端近傍には、該支持片80Aの下端に開口した逆U形の掛止凹部82,82が形成されている。これら掛止凹部82は、図8に示すように、収納室12を画成する壁面から水平に凸設した掛止ピン84および前記中央壁16の壁面から水平に凸設した掛止ピン84に上方から分離可能に掛止されるようになっている。従って各第2仕切部材32は、トレー支持部材76,76に設けた各掛止凹部82を各掛止ピン84に上方から対応的に掛止させることで収納室12内に保持される。
仕切壁20を構成する前記第1仕切部材30の下方に配設された第2仕切部材32は、その支持体70Cが、第1仕切部材30に配設した前記昇降体74に下方から接触した状態となっている。また、上下に隣接する各第2仕切部材32,32においては、下方の第2仕切部材32の支持体70Cが上方の第2仕切部材32の昇降体74に下方から接触した状態となっている。従って仕切壁20は、食品トレーTが収納されていない状態では、上下に隣接する第1仕切部材30および各第2仕切部材32が接触することで、温蔵室22と冷蔵室24とを仕切るようになっている。また、上下に隣接する第2仕切部材32,32の間に食品トレーTが差込まれる場合には、上方の第2仕切部材32の昇降体74が上昇して該食品トレーTの差込みが許容されると共に、トレー支持部材76,76に支持された食品トレーTの上面に前記昇降体74が当接することで、温蔵室22と冷蔵室24とが仕切られた状態に保持される。
そして、冷蔵室24内に配設されるトレー支持部材76では、図7および図9に示すように、ブラケット78の水平部分に、前後方向へ延在するスリット状の開口部86が設けられている。この開口部86は、図9に示すように、収納室12に対して左右両側からトレー支持部材76に食品トレーT,Tが差込まれて支持されていても塞がれないように設定されている。従って、各トレー支持部材76の左右に食品トレーTが支持されていても、冷蔵室24の内部全体が各ブラケット78に設けた前記開口部86により空間的に連通した状態に保持され、冷蔵室24内での冷却空気の循環が阻害されず該冷蔵室24内が効率的に冷やされるようになっている。
前述のように構成された実施例の配膳車Wは、図8および図9に示すように、仕切壁20に差込んだ食品トレーTがトレー支持部材76,76で支持されると、該食品トレーTの第1載置部T1が温蔵室22側に位置すると共に、第2載置部T2が冷蔵室24側に位置する。従って、第1載置部T1に載置された食品は、温められると共に温められた状態に保温され、第2載置部T2に載置された食品は、冷されると共に冷された状態に保冷される。
(変更例)
(1)図10は、第1連結部G1および第2連結部G2の別形態例を示す説明断面図である。この別形態例では、取付凹部12Bが形成されていない平坦状の上壁12Aに第1係止片60、第2係止片62および第3係止片64を固定したもので、取付部60A,62A,64Aが該上壁12Aから厚み分だけ突出した状態となっている。これにより、第1開口部40、第2開口部42および第3開口部44の取付準備位置と取付位置との移動方向における各々の開口長d1,d2,d3(図10参照)は、対応する第1係止片60、第2係止片62および第3係止片64の取付準備位置と取付位置との移動方向における各々の長さD1,D2,D3以上に設定されている。従って、このような寸法関係とすることで、別形態例においても、第1仕切部材30を取付準備位置にセットするに際して、第1係止片60、第2係止片62および第3係止片64が、対応する第1開口部40、第2開口部42および第3開口部44へ各々整合して挿通される。そして、取付準備位置にセットした第1仕切部材30を、取付準備位置から取付位置に向けて上壁12Aに沿ってスライド移動させると、第1係止片60の係止部60Bと第1係止縁部46とが上下方向で重なり、第2係止片62の係止部62Bと第2係止縁部48とが上下方向で重なると共に、第3係止片64の係止突部64Cと第3係止縁部50とが上下方向で重なるので、前記実施例と同様に第1仕切部材30を上壁12Aにがたつきなく取付けることができる。
(2)第1連結部G1および第2連結部G2は、前記実施例と逆の形態であってもよい。すなわち、第1仕切部材30の第3パネル34Cに設けられる第1連結部G1は、前記実施例の第1〜第3の係止片60,62,64と同一形状のものを、該第3パネル34Cから上方へ上壁12Aの厚みと同等の間隔を保持して取付位置側へ延出するように設ける。また第2連結部G2は、前記上壁12Aの所要位置に、前記実施例の第1〜第3の開口部40,42,44と同じ形態の開口部を設け、これら第1〜第3の開口部40,42,44の開口縁に、第1〜第3の係止縁部46,48,50を設ける。このような第1連結部G1および第2連結部G2であっても、第1仕切部材30を取付準備位置から取付位置へスライド移動することで第1連結部G1と第2連結部G2とが連結して、該第1仕切部材30を上壁12Aに簡単かつ確実に取付けることができる。
(3)第1連結部G1および第2連結部G2は、何れも前記第1〜第3の係止片60,62,64と同一形態のものから構成してもよい。すなわち、第1連結部G1は、第1〜第3の係止片60,62,64を、該第1仕切部材30の第3パネル34Cから上方へ間隔を保持して取付位置側へ延出するように設ける。また、第2連結部G2は、第1〜第3の係止片60,62,64を、上壁12Aから下方へ間隔を保持して取付準備位置側へ延出するように設ける。このような第1連結部G1および第2連結部G2であっても、第1仕切部材30を取付準備位置から取付位置へスライド移動することで第1連結部G1と第2連結部G2とが連結して、該第1仕切部材30を上壁12Aに簡単かつ確実に取付けることができる。
(4)実施例では、第1連結部G1および第2連結部G2の連結方向を、配膳車Wの左右方向とした構成を例示したが、第1連結部G1および第2連結部G2の連結方向は、配膳車Wの前後方向であってもよい。
(5)第1連結部G1を構成する係止片60,62,64および第2連結部G2を構成する係止縁46,48,50の配設数は、実施例の3個に限定されない。
(6)温蔵室22内に配設されるトレー支持部材76におけるブラケット78の水平部分に、前記開口部86と同じ形状の開口部を設けてもよい。これにより、各トレー支持部材76の左右に食品トレーTが支持されていても、温蔵室22の内部全体が各ブラケット78に設けた開口部により空間的に連通した状態に保持され、温蔵室22内での加熱空気の循環が阻害されず該温蔵室22内が効率的に温められる。
10 本体,12 収納室,12A 上壁,12B 取付凹部,20 仕切壁,22 温蔵室
24 冷蔵室,30 第1仕切部材(仕切部材),32 第2仕切部材(仕切部材)
40 第1開口部(開口部),42 第2開口部(開口部),44 第3開口部(開口部)
46 第1係止縁部(縁部),48 第2係止縁部(縁部),50 第3係止縁部(縁部)
52 係止口(被係合部),60 第1係止片(係止片),60A 取付部,60B 係止部
60C 案内部,62 第1係止片(係止片),62A 取付部,62B 係止部
62C 案内部,64 第1係止片(係止片),64A 取付部,64B 立設部
64C 係止突部(係合部),64D 第1傾斜部,64E 第2傾斜部,G1 第1連結部
G2 第2連結部,T 食品トレー

Claims (2)

  1. 本体(10)内に画成された収納室(12)を、複数の仕切部材(30,32)を上下に連ねて構成された仕切壁(20)で横に並んだ温蔵室(22)および冷蔵室(24)に仕切り、上下に隣接する前記仕切部材(30,32)間に、温蔵室(22)および冷蔵室(24)の両方に臨むように食品トレー(T)を引出し可能に差込んで保持する配膳車において、
    前記仕切壁(20)の上端に位置する上端仕切部材(30)における前記収納室(12)の上壁(12A)と対向する上面に設けられた複数の第1連結部(G1)と、
    前記収納室(12)の上壁(12A)に前記各第1連結部(G1)に対応して設けられ、該上壁(12A)に対して前記上端仕切部材(30)を取付準備位置と取付位置との間を移動することで、第1連結部(G1)に対して連結および分離可能な複数の第2連結部(G2)とを備え
    前記第1連結部(G1)および第2連結部(G2)の一方は、前記上端仕切部材(30)の取付準備位置と取付位置との移動方向に離間して設けられた複数の開口部(40,42,44)を備えると共に、前記第1連結部(G1)および第2連結部(G2)の他方は、前記各開口部(40,42,44)と対応して設けられた係止片(60,62,64)を備え、
    前記係止片(60,62,64)は、
    前記上壁(12A)に取付けられた取付部(60A)、該取付部(60A,62A)から上壁(12A)と反対方向へ立設されると共に前記取付準備位置側へ延出した係止部(60B,62B)、係止部(60B,62B)の先端から折曲して上壁(12A)から離間するよう斜めに延出する案内部(60C,62C)を備える第1の係止片(60,62)と、
    前記上壁(12A)に取付けられた取付部(64A)、該取付部(64A)から上壁(12A)と反対方向へ立設された立設部(64B)、該立設部(64B)の先端から上壁(12A)に近接するよう斜め上方へ延出した第1傾斜部(64D)、該第1傾斜部(64D)の端から先端に向かうにつれて上壁(12A)から離間するよう斜め下方へ延出した第2傾斜部(64E)を備えた第2の係止片(64)とからなり、
    前記上壁(12A)における前記第2の係止片(64)に対応する開口部(44)に隣接する部位に、前記上端仕切部材(30)を前記取付準備位置から取付位置に移動した際に前記第2傾斜部(64E)が係脱可能に係合する被係合部(52)が設けられ、
    前記上端仕切部材(30)を、前記各開口部(40,42,44)に各係止片(60,62,64)が挿入された前記取付準備位置から取付位置へ移動することで、前記第1の係止片(60,62)が対応の開口部(40,42)の縁部(46,48)に係合すると共に、前記第2の係止片(64)が前記被係合部(52)に係合して、該上端仕切部材(30)が前記上壁(12A)に取付けられる
    ことを特徴とする配膳車。
  2. 前記上壁(12A)には、前記第1の係止片(60,62)の取付部(60A,62A)および第2の係止片(64)の取付部(64A)が係合する取付凹部(12B)が、該取付部(60A,62A,64A)の厚み分だけ該上壁(12A)から凹んだ状態に形成されている請求項1記載の配膳車。
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