JP2008238774A - 液体吐出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】液体吐出装置の構成を複雑にすることなく、異なる液体同士が混ざってしまうのを防止する。
【解決手段】プリンタ1には、キャリッジベース11にインクジェットヘッド14が固定されており、インクジェットヘッド14の上部に、画像の印刷を行うための4色のインクがそれぞれ充填された4つのインクカートリッジ21が着脱自在に装着される4つのカートリッジ装着部13が設けられている。インクジェットヘッド14及びカートリッジ装着部13の右側には、ヘッドカートリッジ装着部15が設けられており、ヘッドカートリッジ装着部15には、DNAインクを吐出するインクジェットヘッド22aが、DNAインクが充填されたインクタンク22bと一体となったヘッドカートリッジ22が着脱自在に装着される。
【選択図】図1

Description

本発明は、ノズルから液体を吐出する液体吐出装置に関する。
記録用紙などの被記録媒体に画像の記録を行う画像形成装置において、被記録媒体にDNAを含むインク(DNAインク)のような認証用インクを吐出するものがある。例えば、特許文献1に記載の画像形成装置においては、DNAインク合成装置において合成したDNAインクと塗布剤としてのインクとをインク合成室において混ぜ合わせ、インクジェットヘッドからそのDNAインクを含むインクを吐出させている。さらに、特許文献1に記載の画像形成装置においては、DNA合成装置において有効期限毎に異なる種類のDNAインクを合成し、そのDNAインクをインク合成室に供給する前に、インク合成室に残っているインクを排出することにより、インク合成室のクリーニングを行っている。
特開2005−125572号公報
しかしながら、特許文献1に記載の画像形成装置において、インク合成室内のインクを排出しただけでは、インク合成室内のDNAインクが完全には除去されず、次にインク合成室に供給されたDNAインクとインク合成室内に残留していたDNAインクとが混ざってしまう虞がある。そして、異なるDNAインク同士が混ざってしまうと、インクジェットヘッドから異なる種類のDNAインクが吐出されることになり、DNAインクを分析したときに、有効期限を誤って認証してしまう虞がある。ここで、インク合成室に異なるDNAインクを供給する前に、クリーニング動作として、インク合成室内のインクを排出することに加え、インク合成室内を洗浄することなども考えられるが、この場合には、インク合成室内を洗浄するための機構が必要となり、装置全体の構成が複雑になってしまう。
以上説明したとおり、使用するインクが以前に使用したインクと異なるものとなり、それらが混ざりあうことによって生じる問題は、DNAインクを用いる場合には限られない。例えば、使用するインクが以前に使用したインクと混合すると、化学反応が起こり物性が変化する場合にも、同様の問題が生じる。一方、インクジェットヘッドは、一般に互いに独立した複数の液体吐出系(共通インク室から圧力室を経てノズルに至る流路系として互いに独立した複数の流路系)を有しているが、全ての液体吐出系にインクの混合の問題が生じるわけではなく、同一のインクの使用しか予定していない液体吐出系を存在させることも考えられる。
本発明の目的は、装置全体の構造を複雑にすることなく、異なる液体同士が混ざってしまうのを防止することが可能な液体吐出装置を提供することである。
本発明の液体吐出装置は、複数の第1ノズルを有する第1液体吐出ヘッドと、第1液体吐出ヘッドが取り外し不能に設けられたヘッド保持部と、を備え、ヘッド保持部には、第1液体吐出ヘッドに複数の第1ノズルから吐出される液体を供給する液体カートリッジが着脱自在に装着されるカートリッジ装着部と、複数の第2ノズルを有する第2液体吐出ヘッド、及び、第2液体吐出ヘッドに複数の第2ノズルから吐出される液体を供給する液体タンクとを一体化したヘッドカートリッジが着脱自在に装着されるヘッドカートリッジ装着部とを備えている(請求項1)。
第2液体吐出ヘッドが、混ざり合うと不都合のある異なる種類の液体インクの吐出を予定している場合に、第2液体吐出ヘッドがヘッド保持部に取り外し不能で、第2液体吐出ヘッドに液体を供給する液体カートリッジのみが着脱自在である構成にすると、液体カートリッジを異なる液体が充填されたものに交換したときに、第2液体吐出ヘッドには交換前の第2液体カートリッジの液体が残留しており、これらの液体同士が混ざって不都合が生じる。そして、このように異なる液体同士が混ざってしまうことを防止するためには、液体カートリッジの交換の際に、第2液体吐出ヘッドのクリーニングを行う必要があり、液体吐出装置にクリーニングを行うための機構を設ける必要がある。
しかしながら、本発明では、ヘッドカートリッジが着脱自在となっているので、ヘッドカートリッジを交換することにより、液体タンクとともに第2液体吐出ヘッドも交換されることになる。したがって、異なる液体同士が混ざってしまうのを防止することができる。また、第2液体吐出ヘッドをクリーニングするための機構も不要となり装置全体の構成も簡単なものとなる。
一方、液体吐出ヘッド及び液体タンクとが一体となったヘッドカートリッジは高価であるため、複数の液体吐出ヘッドを全てヘッドカートリッジとすると、液体吐出ヘッドを交換するために大きなコストがかかってしまう。しかしながら、本発明においては、第1液体吐出ヘッドに関しては、混ざり合うと不都合が生じる異なる液体の吐出を予定していないため、第1液体吐出ヘッドを交換不能とするとともに比較的安価な液体カートリッジのみを交換可能としてコストの上昇を抑えつつ、第2液体吐出ヘッドに関しては、液体タンクと一体となったヘッドカートリッジを交換可能とすることで、異なる液体同士が混ざることの問題を回避しているのである。
また、本発明の液体吐出装置においては、第2液体吐出ヘッドが、複数の第2ノズルから、液体として印刷物の印刷者を認証するための認証用インクを吐出するものであってもよい(請求項2)。これによると、被記録媒体に認証用インクを吐出し、被記録媒体に付着した認証用インクにより印刷物の印刷者を認証する場合には、印刷物の印刷者毎に認証用インクを変更することになるが、ヘッドカートリッジを交換することにより、異なる認証用インク同士が混ざってしまうことがない。したがって、印刷物にその印刷者以外の認証用インクが付着してしまうことがなく、印刷物の印刷者を正確に認証することができる。なお、印刷物の印刷者を認証することには、印刷物の印刷者自身を認証することだけでなく、印刷物の印刷者が属するグループなどを認証することも含まれる。
このとき、認証用インクが、DNAインクであってもよい(請求項3)。認証用インクがDNAインクの場合には、異なるDNAインク同士が混ざり、そのインクが被記録媒体に付着してしまった場合には、印刷物に付着したDNAインクを分析しても、印刷物の印刷者を正確に認証することができなくなってしまう虞がある。しかしながら、本発明では、ヘッドカートリッジを交換することにより、異なるDNAインク同士が混ざってしまうことがなく、印刷物の印刷者を正確に確実に認証することができる。
また、本発明の液体吐出装置においては、複数の第1ノズルを覆う第1キャップと、記ヘッドカートリッジ装着部に装着されたヘッドカートリッジの複数の第2ノズルを覆う、第1キャップとは異なる第2キャップとをさらに備えていることが好ましい(請求項4)。これによると、第1キャップと第2キャップとを別々に設けることにより、第1キャップ及び第2キャップでそれぞれ第1ノズル及び第2ノズルを覆ったときに、一方の液体吐出ヘッドの液体が他方の液体吐出ヘッドに付着し、異なる液体同士が混ざってしまうことが防止される。
このとき、ヘッドカートリッジ装着部に装着されたヘッドカートリッジの第2液体吐出ヘッドと対向する第2キャップには、その表面を覆う複数のキャップカバーが積層されており、複数のキャップカバーは、1つずつ取り外し可能に構成されていることが好ましい(請求項5)。ヘッドカートリッジ装着部に装着される、液体の種類が異なる複数のヘッドカートリッジで、画像形成装置に設けられた1つのキャップを共用すると、ヘッドカートリッジを交換したときに、キャップに付着した交換前のヘッドカートリッジの液体が、交換後のヘッドカートリッジに付着してしまい、異なる液体同士が混ざってしまう虞がある。しかしながら、本発明では、互いに積層された複数のキャップカバーが第2キャップのヘッドカートリッジと対向する表面を覆っているので、ヘッドカートリッジを交換する際に、複数のキャップカバーを1つ取り外すことにより、第2液体吐出ヘッドに他の第2液体吐出ヘッドの液体が付着してしまうのを防止することができる。
又は、このとき、第2キャップが、交換可能に構成されていることが好ましい(請求項6)。ヘッドカートリッジ装着部に装着される、液体の種類が異なる複数のヘッドカートリッジで、画像形成装置に設けられた1つのキャップを共用すると、ヘッドカートリッジを交換したときに、キャップに付着した交換前のヘッドカートリッジの液体が、交換後のヘッドカートリッジに付着してしまい、異なる液体同士が混ざってしまう虞がある。しかしながら、本発明では、第2キャップが交換可能となっているので、ヘッドカートリッジを交換する際に、第2キャップを交換することにより、第2液体吐出ヘッドに他の液体吐出ヘッドの液体が付着してしまうのを防止することができる。
また、本発明の液体吐出装置においては、ヘッドカートリッジが、複数の第2ノズルを覆うキャッピング位置と複数の第2ノズルを露出させるアンキャッピング位置との間で移動可能なキャップを備えたものであることが好ましい(請求項7)。ヘッドカートリッジ装着部に装着される、液体の種類が異なる複数のヘッドカートリッジで、画像形成装置に設けられた1つのキャップを共用すると、ヘッドカートリッジを交換したときに、キャップに付着した交換前のヘッドカートリッジの液体が、交換後のヘッドカートリッジに付着してしまい、異なる液体同士が混ざってしまう虞がある。しかしながら、本発明では、ヘッドカートリッジ自身がキャップを有しているので、第2液体吐出ヘッドに異なる種類の液体が付着してしまうことが防止される。
このとき、ヘッドカートリッジ装着部に装着されたヘッドカートリッジのキャップの開閉を行うキャップ開閉手段をさらに備えていることが好ましい(請求項8)。ユーザがキャップの開閉を行うと、手などに液体が付着してしまう虞があるが、ヘッドカートリッジ装着部に装着されたヘッドカートリッジのキャップの開閉がキャップ開閉手段によって行われるため、ユーザがキャップの開閉を行う必要がなく、手などに液体が付着してしまうのを防止することができる。
また、本発明の液体吐出装置においては、ヘッド保持部を所定の一方向に沿って往復移動させる往復移動手段をさらに備えていてもよい(請求項9)。これによると、往復移動手段によりヘッド保持部を所定の一方向に往復移動させつつ、第1液体吐出ヘッド及び第2液体吐出ヘッドから液体を吐出させる液体吐出装置において、ヘッド保持部にカートリッジ装着部が設けられているので、第1インク吐出ヘッドと液体カートリッジとを接続するためのチューブなどが不要となる。これにより、部品点数を減らすことができる。
このとき、カートリッジ装着部を複数備えており、これら複数のカートリッジ装着部にそれぞれ液体カートリッジが装着されるとともに、ヘッドカートリッジ装着部にヘッドカートリッジが装着された状態で、これら複数の液体カートリッジとヘッドカートリッジとが、所定の一方向に沿って配置されるとともに、これら複数の液体カートリッジ及びヘッドカートリッジの中で、ヘッドカートリッジが所定の一方向に関して端に位置していることが好ましい(請求項10)。これによると、ヘッドカートリッジ装着部には液体の種類が異なるヘッドカートリッジを装着することが可能であるが、複数の第1液体カートリッジ及びヘッドカートリッジの中で、ヘッドカートリッジが一方向に関して端に位置しているので、ヘッドカートリッジの側面にラベルなどを付すことにより、ユーザは、ヘッドカートリッジ装着部に装着されているヘッドカートリッジの種類を容易に判別することができる。
以下、本発明の好適な実施の形態について説明する。図1は、本実施の形態に係るプリンタの概略構成図であり、(a)が後述するインクカートリッジ21、ヘッドカートリッジ22が装着された状態、(b)がインクカートリッジ21及びヘッドカートリッジ22が装着されていない状態をそれぞれ示している。
図1に示すように、プリンタ1は、本体3の上部が蓋2によって覆われた構成となっており、蓋2は図1(a)の実線及び二点鎖線で示すように開閉が可能となっている。そして、ユーザは蓋2を開けて、後述するインクカートリッジ21及びヘッドカートリッジ22の交換を行う。本体3の内部には、キャリッジ10(往復移動手段)、インクジェットヘッド14、用紙搬送ローラ16、キャップ17、18、ポンプ19などを備えている。
キャリッジ10は、図1の左右方向(走査方向)に往復移動し、その図1における前端部にキャリッジベース11(ヘッド保持部)が設けられている。キャリッジベース11には、その下面にインクジェットヘッド14が固定されている(取り外し不能に設けられている)とともに、4つのカートリッジ装着部13及びヘッドカートリッジ装着部15を備えている。
インクジェットヘッド14は、その下面に形成されたノズル45a(図3参照)からインクを吐出する。4つのインクカートリッジ装着部13は、キャリッジベース11のインクジェットヘッド14が固定された部分の上部に走査方向に並んで設けられており、各インクカートリッジ装着部13には、図中左側から順に、ブラック、イエロー、シアン、マゼンタのインクが充填されたインクカートリッジ21が着脱自在に装着される。これにより、インクジェットヘッド14には、これら4色のインクが供給され、ノズル45a(図2参照)からこれら4色のインクが吐出される。
このように、カートリッジ装着部13が、キャリッジベース11に設けられているので、カートリッジ装着部13にインクカートリッジ21を装着することにより、インクカートリッジ21に充填されたインクがインクジェットヘッド14に供給される。したがって、インクカートリッジ21がキャリッジベース11の外部に装着される場合とは異なり、インクカートリッジ21とインクジェットヘッド14とを接続するためのチューブなどが不要となり、プリンタ1の構成が簡単になる。
ヘッドカートリッジ装着部15は、キャリッジベース11のインクジェットヘッド14及びインクカートリッジ装着部15の右側の部分に設けられており、ヘッドカートリッジ装着部15には、ヘッドカートリッジ22が着脱自在に装着される。ヘッドカートリッジ22は、DNAインクを吐出するインク吐出ヘッド22a(第2インク吐出ヘッド)と、インク吐出ヘッド22aの上部に設けられており、インク吐出ヘッド22bにDNAインクを供給するインクタンク22bとが一体となったものである。また、ヘッドカートリッジ装着部15にヘッドカートリッジ22が装着された状態では、インクジェットヘッド14の下面であるインク吐出面46a(図3参照)とインクジェットヘッド22aの下面であるインク吐出面46b(図3参照)とが同一平面上に位置する。
ここで、ヘッドカートリッジ装着部15にヘッドカートリッジ22が着脱自在に装着される代わりに、キャリッジベース11にDNAインクを吐出するインクジェットヘッドが固定されており、そのインクジェットヘッドの上部にDNAインクが充填されたインクカートリッジが着脱自在に装着されるカートリッジ装着部が設けられている場合には、カートリッジ装着部に装着されたインクカートリッジを異なるDNAインクが充填されたものに交換したときに、インクジェットヘッドに交換前のインクカートリッジのDNAインクが残留しており、これら種類の異なるDNAインク同士が混ざってしまう。この状態でインクジェットヘッドからDNAインクが吐出され、記録用紙SにそのDNAインクが付着してしまうと、印刷物に付着したDNAインクを分析したときに、印刷物の印刷者を正確に認証することができない虞がある。
このため、異なるDNAインク同士が混ざってしまうのを防止するために、カートリッジ装着部に異なるDNAインクが充填されたインクカートリッジを装着する際には、インクジェットヘッドをクリーニングする必要があるが、その場合には、プリンタ1にクリーニングのための機構を設ける必要があり、プリンタ1の構造が複雑になってしまう。
これに対して、本実施の形態では、ヘッドカートリッジ装着部15にヘッドカートリッジ22が装着されるので、ヘッドカートリッジ22を異なるDNAインクを吐出するものに交換したときに、インクタンク22bとともにインクジェットヘッド22aも交換されるため、上述したような異なるDNAインク同士が混ざってしまうといった問題は生じない。
逆に、ヘッドカートリッジ22だけでなく、4色のインクを吐出するインクジェットヘッド14についてもインクタンクと一体となったヘッドカートリッジにしてしまうと、ヘッドカートリッジは高価であるため、ヘッドカートリッジを交換するためにかかるコストが大きくなってしまう。しかしながら、本実施の形態では、常に同じ4色のインクを吐出するインクジェットヘッド14に関しては、比較的安価なインクカートリッジ21のみを交換可能とし、ユーザ又はユーザのグループごとに異なるDNAインクを吐出するインクジェットヘッドについては、インクジェットヘッド22aがインクタンク22bと一体となったヘッドカートリッジ22を交換可能とすることにより、インクカートリッジ21及びヘッドカートリッジ22を交換するためにかかるコストが過度に増大するのを抑制することができる。
また、ヘッドカートリッジ22の図1における右側面には、ヘッドカートリッジ22から吐出されるDNAインクの種類など、ヘッドカートリッジ22の種類を示す情報が記載されたラベル22cが付されている。ここで、4つのカートリッジ装着部13にそれぞれインクカートリッジ21が装着され、ヘッドカートリッジ装着部15にヘッドカートリッジ22が装着された状態では、図1(a)に示すように、4つのインクカートリッジ21及びヘッドカートリッジ22が走査方向に沿って配置されるとともに、これらの中でヘッドカートリッジ22が右端に位置することになる。これにより、ユーザはラベル22cの表示を目視で確認することにより、ヘッドカートリッジ装着部15に装着されているヘッドカートリッジ22の種類を容易に判別することができる。
用紙搬送ローラ16は、記録用紙Sを、図1の手前方向(紙送り方向)に搬送する。そして、プリンタ1においては、用紙搬送ローラ16によって紙送り方向に搬送される記録用紙Sにキャリッジ10とともに走査方向に移動するインクジェットヘッド21、22aからインクを吐出することにより、記録用紙Sに画像の記録を行うとともに、記録用紙SにDNAインクを付着させる。
キャップ17は、プリンタ1の印刷を行う位置よりも右側に設けられており、上下方向に移動可能に構成されている。そして、キャップ17は、キャリッジ10が走査方向に移動することにより、インクジェットヘッド14がキャップ17と対向する位置まできたときに、上方に移動してインクジェットヘッド14のインク吐出面46a(図3参照)を覆う。これにより、ノズル45aがキャップ17により覆われることとなり、インクジェットヘッド14内のインクの乾燥が防止される。
キャップ18は、キャップ17の右側に配置されており、キャップ17とともに上下方向に移動可能に構成されている。そして、キャップ18は、キャリッジ10が走査方向に移動することにより、ヘッドカートリッジ22がキャップ18と対向する位置にきたときに、上方に移動してヘッドカートリッジのインク吐出面46bを覆う。これにより、ノズル45bがキャップ18により覆われることとなり、インクジェットヘッド22a内のインクの乾燥が防止される。なお、インクジェットヘッド14がキャップ17と対向する位置にきたときには、インクジェットヘッド装着部15に装着されたインクジェットヘッド22aもキャップ18と対向する位置にくる。
吸引ポンプ19は、2本のチューブ20を介してそれぞれキャップ17、18に連通しており、キャップ17、18によりそれぞれインク吐出面46a、46bが覆われた状態で、キャップ17とインク吐出面46aとによって囲まれた空間、及び、キャップ18とインク吐出面46bとによって囲まれた空間内の空気を吸引することによってこれらの空間内の気圧を低下させる。これにより、ノズル45a、45bからそれぞれ、インクジェットヘッド14、22a内のインクが吸引され、インクジェットヘッド14、22a内の粘度が増加したインクやインク中の気泡などが排出される。
このように、インク吐出面46aを覆うキャップ17とインク吐出面46bを覆うキャップ18とが別々に設けられているため、キャップ17、18によりインク吐出面46a、46bを覆ったときや、インクジェットヘッド14、22aからインクを吸引したときなどに、キャップ18に付着したDNAインクがインク吐出面46aに付着してしまうことがない。これにより、他のユーザがヘッドカートリッジ装着部15に装着するヘッドカートリッジ22を交換して印刷を行う場合に、インクジェットヘッド14のノズル45aから4色のインクが吐出されるときに、インク吐出面46aに付着した交換前のヘッドカートリッジ22のDNAインクが吐出されることがない。したがって、印刷物にヘッドカートリッジ装着部15に装着されたヘッドカートリッジ22以外のDNAインクが付着してしまうことがなく、印刷物のDNAインクを分析することにより印刷物の印刷者を正確に検出することができる。
ここで、ヘッドカートリッジ装着部15に装着されたヘッドカートリッジ22のインク吐出面46bを覆うキャップ18について詳細に説明する。図2は図1のキャップ18の走査方向に関する断面図である。図2に示すように、キャップ18は、ヘッドカートリッジ22のインク吐出面46bを覆うキャップ本体18aと、キャップ本体18aの下面の略中央部から下方に突出し、チューブ20に挿入されることによってチューブ20に接続される接続部18bとを有する。また、キャップ18には、キャップ本体18aの上面の略中央部から接続部18bの下端まで上下方向に延び、キャップ18を貫通する貫通孔18cが設けられている。そして、貫通孔18cを介して、キャップ本体18aの上面とチューブ20とが連通し、貫通孔18aから、前述したようにインクジェットヘッド22a内のインクが吸引される。
さらに、キャップ18の上面には、複数のキャップカバー33が互いに積層されて配置されている。各キャップカバー33の略中央部には、貫通孔18cに連通する貫通孔33aが設けられている。なお、図3には複数のキャップカバー33のうち3つを示している。そして、キャップ18によりインク吐出面46bが覆われたときには、図2(a)に示すように、これら複数のキャップカバー33のうち、最も上に位置するキャップカバー33がインク吐出面46bに当接する。また、複数のキャップカバー33は上に位置しているものから順に1つずつ取り外すことが可能となっており、ヘッドカートリッジ装着部15に装着するヘッドカートリッジ22を交換する際には、図2(b)に示すように、最も上に位置するキャップカバー33を取り外す。
ここで、キャップカバー33が設けられておらず、キャップ18の上面が直接インク吐出面46bに当接する場合には、ヘッドカートリッジ装着部15に装着されるヘッドカートリッジ22が異なるDNAインクを吐出するものに交換され、キャップ18によりインク吐出面46bが覆われたときに、キャップ18に付着していた交換前のヘッドカートリッジ22のDNAインクが交換後のヘッドカートリッジ22のインク吐出面46bに付着してしまう虞がある。そして、インク吐出面46bに異なるDNAインクが付着した状態でノズル45bからDNAインクを吐出すると、インク吐出面46bに付着した、種類の異なるDNAインクも同時に記録用紙Sに付着してしまい、印刷物のDNAインクを分析したときに、印刷物の印刷者を正確に認証できなくなってしまう虞がある。
これに対して、本実施の形態においては、ヘッドカートリッジ装着部15に装着されるヘッドカートリッジ22を交換するときに、交換前のヘッドカートリッジ22のDNAインクが付着した、最も上に位置するキャップカバー33を取り外すため、キャップ18により交換後のヘッドカートリッジ22のインク吐出面46bを覆ったときには、図2(c)に示すように、上記キャップカバー33を取り外したことによって最も上に位置することとなった別のキャップカバー33が、インク吐出面46bに当接することとなる。このキャップカバー33には交換前のヘッドカートリッジ22のDNAインクが付着していないので、交換後のヘッドカートリッジのインク吐出面46bに交換前のヘッドカートリッジ22のDNAインクが付着してしまうことがない。
次に、インクジェットヘッド14及びインクジェットヘッド22aの構成について説明する。図3は図1のインクジェットヘッド14、22aの平面図である。図4は、図3のインクジェットヘッド14、22aにおいて紙送り方向に隣接する2つの個別インク流路を示す平面図である。図5は図4のV−V線断面図である。図6は、図3のVI−VI線断面図である。なお、図面を分かりやすくするため、図3では、圧力室40a、40bなどの図示を省略するとともにノズル45a、45bを実際よりも大きく図示している。また、図4〜図6については、インクジェットヘッド14とインクジェットヘッド22aとで同様の構成を有しているため、インクジェットヘッド22aについては符号を括弧付きで表示し、同一の図面を用いて説明する。
インクジェットヘッド14は、図3〜図6に示すように、複数のノズル45a、圧力室40aなどのインク流路が形成された流路ユニット25aと、流路ユニット25aの上面に配置されており、圧力室40a内のインクに吐出のための圧力を付与する圧電アクチュエータ26aを有する。
流路ユニット25aは、上から順に、キャビティプレート31a、ベースプレート32a、マニホールドプレート33a及びノズルプレート34aの4枚のプレートが互いに積層されることによって構成されている。これら4枚のプレート31a〜34aのうち、ノズルプレート34aを除く3枚のプレート31a〜33aは、ステンレスなどの金属材料により構成されており、ノズルプレート34aはポリイミド等の合成樹脂材料により構成されている。あるいは、ノズルプレート34aも他のプレートと同様、金属材料により構成されていてもよい。
ノズルプレート34aには、複数のノズル45a(第1ノズル)が形成されており、その下面は、これら複数のノズル45aの吐出口47aが形成されたインク吐出面46aとなっている。複数のノズル45aは紙送り方向(図2の上下方向)に配列されることによりノズル列29aを構成しており、このようなノズル列29aが走査方向(図2の左右方向)に沿って4列に並んでいる。各ノズル列29aを構成する複数のノズル45aからは、図2の左側から順にブラック、イエロー、シアン、マゼンタのインクがそれぞれ吐出される。
キャビティプレート31aには、複数のノズル45aに対応して複数の圧力室40aが形成されている。複数の圧力室40aはそれぞれ、走査方向を長手方向とする略楕円の平面形状を有しており、平面視で圧力室40aの右端部とノズル45aとが重なるように配置されている。ベースプレート32aには、平面視で圧力室40aの長手方向の両端部に重なる位置にそれぞれ貫通孔42a、43aが形成されている。
マニホールドプレート33aには、4つのノズル列29aに対応して、平面視で各ノズル列29aの左側に紙送り方向に延びた4つのマニホールド流路41aが形成されている。各マニホールド流路41aは、平面視で対応する圧力室40aの略左半分と重なっている。各マニホールド流路41aの図2における上端部には、それぞれインク供給口49aが設けられている。そして、カートリッジ装着部13にインクカートリッジ21が装着されると、インクカートリッジ21のインクが充填された空間とインク供給口49aとが連通する。これにより、インクカートリッジ21に充填されたインクは、インク供給口49aからマニホールド流路41aに供給される。また、マニホールドプレート33aには、平面視で貫通孔43a及びノズル45aと重なる位置に貫通孔44aが形成されている。
以上のような流路ユニット25aにおいては、マニホールド流路41aが貫通孔42aを介して圧力室40aに連通しており、圧力室40aが貫通孔43a、44aを介してノズル45aに連通している。このように、流路ユニット25aにおいては、マニホールド流路41aの出口から圧力室40aを経てノズル45aに至る複数の個別インク流路が形成されている。
次に、圧電アクチュエータ26aについて説明する。圧電アクチュエータ26aは、図4、図5に示すように、振動板50a、圧電層51a及び個別電極52を有する。振動板50は、ステンレスなどの導電性材料によって構成されており、複数の圧力室40aを覆うようにキャビティプレート21aの上面に接合されている。また、導電性を有する振動板50aは、後述するように個別電極52aとの間に挟まれた圧電層51aに電界を生じさせるための共通電極を兼ねており、図示しないドライバICにより常にグランド電位に保持されている。
圧電層51aは、チタン酸鉛とジルコン酸鉛との混晶であり強誘電性を有するチタン酸ジルコン酸鉛を主成分とする圧電材料によって構成されており、振動板50aの上面に複数の圧力室40aにまたがって連続的に形成されている。また、圧電層51aは予めその厚み方向に分極されている。
個別電極52aは、圧電層51aの上面に複数の圧力室40aに対応して設けられている。個別電極52aは圧力室40aよりも一回り小さい略楕円の平面形状を有しており、平面視で圧力室40の略中央部に重なる位置に配置されている。各個別電極52aは走査方向に関する左端部が走査方向に平面視で圧力室40aに重ならない位置まで延びており、その先端部が接点53aとなっている。接点53aは図示しないフレキシブルプリント基板(FPC)などの配線部材を介して図示しないドライバICと接続されており、ドライバICにより、複数の個別電極52aに駆動電位が選択的に付与される。
インクジェットヘッド22aは、図3〜図6に示すように、複数のノズル45b、圧力室40bなどのインク流路が形成された流路ユニット25bと、流路ユニット25bの上面に配置されており、圧力室40b内のインクに吐出のための圧力を付与する圧電アクチュエータ26bを有する。
流路ユニット25bは、上から順に、キャビティプレート31b、ベースプレート32b、マニホールドプレート33b及びノズルプレート34bの4枚のプレートが互いに積層されることによって構成されている。これら4枚のプレート31b〜34bは、それぞれ前述した4枚のプレート31a〜34aと同様の材料によって構成されている。
ノズルプレート34bには、複数のノズル45bが形成されており、その下面がこれら複数のノズル45bの吐出口47bが形成された46bとなっている。複数のノズル45bは紙送り方向(図2の上下方向)に配列されることにより1つのノズル列29bを構成している。ノズル45bからは、DNAインクが吐出される。
キャビティプレート31bには、複数のノズル45bに対応する複数の圧力室40bが形成されている。複数の圧力室40bはそれぞれ、走査方向を長手方向とする略楕円の平面形状を有しており、平面視で圧力室40bの右端部とノズル45bとが重なるように配置されている。ベースプレート32bには、平面視で圧力室40bの長手方向の両端部に重なる位置にそれぞれ貫通孔42b、43bが形成されている。
マニホールドプレート33bには、平面視でノズル列29bの左側に紙送り方向に延びたマニホールド流路41bが形成されている。マニホールド流路41bは、平面視で圧力室40bの略左半分と重なっている。各マニホールド流路41bの図2における上端部にはインク供給口49bが設けられており、インク供給口49bはインクタンク22bと連通している。これにより、インクタンク22bに充填されたDNAインクは、インク供給口49bからマニホールド流路41bに供給される。また、マニホールドプレート33bには、平面視で貫通孔43b及びノズル45bと重なる位置に貫通孔44bが形成されている。
以上のような流路ユニット25bにおいては、流路ユニット25aと同様、マニホールド流路41bの出口から圧力室40bを経てノズル45bに至る複数の個別インク流路が形成されている。
次に、圧電アクチュエータ26bについて説明する。圧電アクチュエータ26bは、図4、図5に示すように、振動板50b、圧電層51b及び個別電極52bを有する。振動板50bは、ステンレスなどの導電性材料によって構成されており、複数の圧力室40bを覆うようにキャビティプレート21bの上面に接合されている。また、導電性を有する振動板50bは、後述するように個別電極52bとの間に挟まれた圧電層51bに電界を生じさせるための共通電極を兼ねており、ヘッドカートリッジ22がヘッドカートリッジ装着部15に装着されたときに図示しないドライバICに接続され、グランド電位に保持される。
圧電層51bは、圧電層51aと同様の圧電材料によって構成されており、振動板50bの上面に複数の圧力室40bにまたがって連続的に形成されている。また、圧電層51bは予めその厚み方向に分極されている。
個別電極52bは、圧電層51bの上面に複数の圧力室40bに対応して設けられている。個別電極52bは圧力室40bよりも一回り小さい略楕円の平面形状を有しており、平面視で圧力室40bの略中央部に重なる位置に配置されている。各個別電極52bは走査方向に関する左端部が走査方向に平面視で圧力室40bに重ならない位置まで延びており、その先端部が接点53bとなっている。接点53bは、ヘッドカートリッジ22がヘッドカートリッジ装着部15に装着されたときに、図示しないドライバICに接続され、ドライバICにより、複数の個別電極52bに駆動電位が選択的に付与される。
ここで、圧電アクチュエータ26a、26bの駆動方法について説明する。ただし、圧電アクチュエータ26a、26bの駆動方法は同様であるので、以下では圧電アクチュエータ26aの駆動方法についてのみ説明する。
圧電アクチュエータ26aにおいては、個別電極52aは予めグランド電位に保持されている。そして、ドライバICから個別電極52aに駆動電位が付与されると、駆動電位が付与された個別電極52aと共通電極としての振動板50aとの間に電位差が発生し、これにより、圧電層51aのこの個別電極52aと振動板50aとに挟まれた部分に厚み方向の電界が生じる。この電界の方向は、圧電層51aの厚み方向と平行であるので、圧電層51aのこの部分は厚み方向と直交する水平方向に収縮する。この収縮に伴って、振動板50aの対応する圧力室40aに対向する部分が圧力室40a側に凸となるように変形し、圧力室40aの容積が減少する。これにより、圧力室40a内のインクの圧力が増加し、圧力室40aに連通するノズル45aからインクが吐出される。
以上に説明した実施の形態によると、以下のような効果が得られる。
DNAインクを吐出するインクジェットヘッドがキャリッジベース11に固定されており、このインクジェットヘッドにDNAインクを供給するインクカートリッジのみが交換可能となっている場合には、インクカートリッジを交換したときに、インクジェットヘッド内で異なるDNAインク同士が混ざってしまう。そして、異なるDNAインク同士が混ざってしまうのを防止するためにはインクジェットヘッドをクリーニングする機構などを設ける必要がある。しかしながら、本実施の形態では、ヘッドカートリッジ装着部15に装着するヘッドカートリッジ22を交換することにより、インクタンク22bとともにインクジェットヘッド22aが交換されるので、ヘッドカートリッジ22の交換の際に、異なるDNAインク同士が混ざってしまうことがない。また、上述したようなクリーニングの機構も不要となり、プリンタ1の構成を簡単にすることができる。
また、ヘッドカートリッジは高価であるため、DNAインクを吐出するヘッドカートリッジ22だけでなく、画像を形成するための4色のインクを吐出するインクジェットヘッド14についてもヘッドカートリッジにすると、ヘッドカートリッジの交換のために大きなコストがかかってしまう。しかしながら、本実施の形態では、常に同じ4色のインクを吐出するインクジェットヘッド14に関しては、インクカートリッジ21のみを交換可能とし、DNAインクを吐出するヘッドカートリッジ22のみをインクジェットヘッド22aとインクタンク22bとが一体となったものにすることにより、ヘッドカートリッジ及びインクジェットヘッドを交換するための費用が増大するのを抑制することができる。
また、キャップ17とキャップ18とが別々に設けられていることにより、キャップ17、18によりインク吐出面46a、46bを覆ったときや、インクジェットヘッド14、22a内のインクを吸引したときなどに、インク吐出面46aにDNAインクが付着してしまうのを防止することができる。
また、キャップ18には複数のキャップカバー33が積層されており、ヘッドカートリッジ22を交換するときに、最も上に位置するキャップカバー33を取り外すことにより、キャップカバー33に付着した交換前のヘッドカートリッジ22のDNAインクが、交換後のヘッドカートリッジ22に付着してしまうのを防止することができる。
また、キャリッジ10によりインクジェットヘッド14及びヘッドカートリッジ22を走査方向に往復移動させつつ、ノズル45a、45bからインクを吐出するプリンタ1において、カートリッジ装着部13がキャリッジベース11に設けられており、カートリッジ装着部13にインクカートリッジ21が装着されることによりインクカートリッジ21に充填されたインクがインクジェットヘッド14に供給されるので、カートリッジ装着部がキャリッジの外部にある場合とは異なり、インクジェットヘッド14とインクカートリッジ21を接続するためのチューブなどが不要となる。
また、4つのカートリッジ装着部13に4つのインクカートリッジ21が装着され、ヘッドカートリッジ装着部15にヘッドカートリッジ22が装着された状態で、4つのインクカートリッジ21とヘッドカートリッジ22が走査方向に沿って配置されるとともに、ヘッドカートリッジ22がこれらの中で右端に位置するので、ユーザはヘッドカートリッジ22の右側面に付されたラベル22cを目視によって確認することにより、ヘッドカートリッジ装着部15に装着されているヘッドカートリッジ22の種類を容易に判別することができる。
次に、本実施の形態に種々の変更を加えた変形例について説明する。ただし、本実施の形態と同様の構成を有するものについては同じ符号を付し、適宜その説明を省略する。
一変形例では、図7に示すように、ヘッドカートリッジ22が、キャップ61を備えたものとなっている。キャップ61は、ヘッドカートリッジ22側面の下端部分に設けられた支点62に回動可能に支持されており、支点62を中心として回動することにより、図7(a)に示すように、吐出面46bを覆う位置(キャッピング位置)と、図7(b)に示すように、インク吐出面46bを覆わず、インク吐出面46bを露出させる位置(アンキャッピング位置)との間で回動可能となっている。また、キャップ61は、他の外力が加わっていないときにキャッピング位置にくるよう、例えば図示しないばねによって付勢されている。これにより、ヘッドカートリッジ22がヘッドカートリッジ装着部15に装着されていないときには、インク吐出面46bがキャップ61により覆われており、インクジェットヘッド22a内のインクの乾燥が防止されている。
そして、ヘッドカートリッジ22がヘッドカートリッジ装着部15に装着された状態で、図8(a)に示すように、キャリッジ10が移動して、インクジェットヘッド14及びヘッドカートリッジ22が記録用紙Sと対向する領域(印刷領域)にくるときには、例えば、印刷領域にくる直前に、キャップ61がプリンタ1に設けられた図示しない係合部材と係合するとともに係合部材に案内されることによってアンキャッピング位置まで移動し、ヘッドカートリッジ22はこの状態で印刷領域まで移動する。これにより、ヘッドカートリッジ22が印刷領域に位置しているときには、インク吐出面46bが露出しており、ノズル45bからDNAインクを吐出することが可能となる。
一方、図8(b)に示すように、キャリッジ10が移動して、インクジェットヘッド14及びヘッドカートリッジ22が印刷領域の外にくると、係合部材のキャップ61に対する係合が外れる。これにより、キャップ61は、ばねにより付勢されて回動し、キャッピング位置に戻る。したがって、インク吐出面46bがキャップ61によって覆われ、インクジェットヘッド22a内のインクの乾燥が防止される。このとき、インクジェットヘッド14のインク吐出面46aは、プリンタ1に設けられた図示しないキャップにより覆われ、インクジェットヘッド14内のインクの乾燥が防止される(変形例1)。なお、上述したばね及び係合部材が本発明に係る開閉手段に相当する。
この場合には、ヘッドカートリッジ22が自身のインク吐出面46bを覆うキャップ61を備えているので、ヘッドカートリッジ装着部15に装着するヘッドカートリッジ22を交換しても、異なるDNAインク同士が混ざってしまうことがない。また、ばね及び係合部材によってキャップ61の開閉が行われるので、ユーザはヘッドカートリッジ22をヘッドカートリッジ装着部15に装着する際に手でキャップ61を開けるなどの動作を行う必要がなく、手にインクが付着してしまうことが防止される。
なお、変形例1では、インク吐出面46bを露出させる際に、図8の右方から見て、キャップ61をキャッピング位置から時計回りに270°程度回動させていたが、インク吐出面46bを露出させるためには、キャップ61を少なくとも90°程度回動させればよい。
また、変形例1のように、ヘッドカートリッジ22がキャップ61を備えている場合には、ヘッドカートリッジ22がヘッドカートリッジ装着部15に装着されていない状態では、キャップ61がキャッピング位置にあり、ヘッドカートリッジ22がヘッドカートリッジ装着部15に装着されたときに、アンキャッピング位置まで移動し、さらに、ヘッドカートリッジ22がヘッドカートリッジ装着部15から取り外されたときに、再びキャッピング位置に戻るように構成されていてもよい。
また、ヘッドカートリッジ22がキャップ61を備えている場合には、プリンタ1に上述したような係合部材などが設けられておらず、ユーザが手などでキャップ61を回動させることによってアンキャッピング位置まで移動させ、その状態でヘッドカートリッジ22をヘッドカートリッジ装着部15に装着してもよい。
また、変形例1では、キャップ61はインク吐出面46bを覆うことにより、インクジェットヘッド22a内のインクの乾燥を防止するものであるが、ヘッドカートリッジ22が図8(b)の位置にあるときには、キャップ61の一部分が開口するとともに、この開口部分が吸引ポンプ19(図1参照)と接続されることによって、キャップ61のインク吐出面46bとの対向面と吸引ポンプ19とが連通するように構成されており、ヘッドカートリッジ22がヘッドカートリッジ装着部15から取り外されたときには、キャップ61の上記開口部分が閉じるように構成されていてもよい。この場合には、キャップ61を、インク吐出面46bを覆いインクジェットヘッド22a内のインクの乾燥を防止するためのキャップと、インクジェットヘッド22a内のインクを吸引する際にインク吐出面46bを覆うためのキャップとの両方として使用することができる。
また、本実施の形態では、キャップ18の上面が複数のキャップカバー33により覆われており、ヘッドカートリッジ22を交換する際にキャップカバー33を1つずつ取り外すように構成されていたが、これには限られない。例えば、キャップ18にキャップカバー33(図2参照)が設けられておらず、ヘッドカートリッジ装着部15に装着されるヘッドカートリッジ22を交換する際に、図9に示すように、キャップ18をチューブ20から取り外し、別のキャップ18に交換してもよい(変形例2)。この場合にも、ヘッドカートリッジ22を交換する際にキャップ18を交換することにより、異なるDNAインク同士が混ざってしまうことを防止することができる。
本実施の形態では、インクカートリッジ14がキャリッジベース11に設けられたカートリッジ装着部13に装着されていたが、図10に示すように、キャリッジベース11にカートリッジ装着部13が設けられておらず、キャリッジベース11の外部に4つのインクカートリッジ91が装着されるカートリッジ装着部92が設けられており、インクカートリッジ91のインクが充填された空間とインクジェットヘッド14とがチューブ93を介して接続されていてもよい(変形例3)。
また、本実施の形態では、ヘッドカートリッジ装着部15に装着されるヘッドカートリッジ22がDNAインクを吐出するものであったが、これには限られず、ヘッドカートリッジ装着部15に、DNAインク以外の印刷物の印刷者を認証するための認証用インクを吐出するヘッドカートリッジ22が装着可能となっていてもよい。この場合でも、ヘッドカートリッジ22を取り替えることにより、インクタンク22bとともにインクジェットヘッド22aが交換されるので、異なる認証用インク同士が混ざってしまうことがない。
さらには、ヘッドカートリッジ装着部15に、認証用インク以外のインクを吐出するヘッドカートリッジ22が装着可能となっていてもよい。ヘッドカートリッジ22から吐出されるインクの種類によっては、異なるインク同士が混ざってしまうと、インク同士が反応を起こしてしまうなど、様々な問題が発生してしまう虞があるが、ヘッドカートリッジ22を交換することにより、実施の形態で説明したのと同様、異なるインク同士が混ざってしまうことがないので、このような問題が発生することもない。
また、以上の説明では、本発明をノズルからインクを吐出するプリンタに適用した例に適用した例について説明したが、本発明を、インク以外の液体を吐出する液体吐出装置に適用することも可能である。
本発明における実施の形態に係るプリンタの概略構成図である。 図1のヘッドカートリッジのインク吐出面を覆うキャップの構成を示す断面図である。 図1のインクジェットヘッド及びヘッドカートリッジの平面図である。 図2の紙送り方向に隣接する2つの圧力室部分を拡大した図である。 図4のV−V線断面図である。 図4のVI−VI線断面図である。 変形例1におけるヘッドカートリッジの側面図である。 図7のヘッドカートリッジをプリンタに装着したときの図であり、(a)が、インクジェットヘッドが印刷位置にある状態、(b)が、インクジェットヘッドが印刷位置の外側にある状態を示している。 変形例2のキャップの断面図である。 変形例3の図1(b)相当の図である。
符号の説明
1 プリンタ
10 キャリッジ
11 キャリッジベース
13 カートリッジ装着部
14 インクジェットヘッド
15 ヘッドカートリッジ装着部
21 インクカートリッジ
22 ヘッドカートリッジ
22a インクジェットヘッド
22b インクタンク
17、18 キャップ
33 キャップカバー
61 キャップ

Claims (10)

  1. 複数の第1ノズルを有する第1液体吐出ヘッドと、
    前記第1液体吐出ヘッドが取り外し不能に設けられたヘッド保持部と、を備え
    前記ヘッド保持部には、
    前記第1液体吐出ヘッドに前記複数の第1ノズルから吐出される液体を供給する液体カートリッジが着脱自在に装着されるカートリッジ装着部と、
    複数の第2ノズルを有する第2液体吐出ヘッド、及び、前記第2液体吐出ヘッドに前記複数の第2ノズルから吐出される液体を供給する液体タンクとを一体化したヘッドカートリッジが着脱自在に装着されるヘッドカートリッジ装着部とを備えていることを特徴とする液体吐出装置。
  2. 前記第2液体吐出ヘッドが、前記複数の第2ノズルから、液体として印刷物の印刷者を認証するための認証用インクを吐出するものであることを特徴とする請求項1に記載の液体吐出装置。
  3. 前記認証用インクが、DNAインクであることを特徴とする請求項2に記載の液体吐出装置。
  4. 前記複数の第1ノズルを覆う第1キャップと、
    前記ヘッドカートリッジ装着部に装着された前記ヘッドカートリッジの前記複数の第2ノズルを覆う、前記第1キャップとは異なる第2キャップとをさらに備えていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の液体吐出装置。
  5. 前記ヘッドカートリッジ装着部に装着された前記ヘッドカートリッジの前記第2液体吐出ヘッドと対向する前記第2キャップには、その表面を覆う複数のキャップカバーが積層されており、
    前記複数のキャップカバーは、1つずつ取り外し可能に構成されていることを特徴とする請求項4に記載の液体吐出装置。
  6. 前記第2キャップが、交換可能に構成されていることを特徴とする請求項4に記載の液体吐出装置。
  7. 前記ヘッドカートリッジが、前記複数の第2ノズルを覆うキャッピング位置と前記複数の第2ノズルを露出させるアンキャッピング位置との間で移動可能なキャップを備えたものであることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の液体吐出装置。
  8. 前記ヘッドカートリッジ装着部に装着された前記ヘッドカートリッジの前記キャップの開閉を行うキャップ開閉手段をさらに備えていることを特徴とする請求項7に記載の液体吐出装置。
  9. 前記ヘッド保持部を所定の一方向に沿って往復移動させる往復移動手段をさらに備えていることを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の液体吐出装置。
  10. 前記カートリッジ装着部を複数備えており、
    これら複数のカートリッジ装着部にそれぞれ前記液体カートリッジが装着されるとともに、前記ヘッドカートリッジ装着部に前記ヘッドカートリッジが装着された状態で、これら複数の液体カートリッジと前記ヘッドカートリッジとが、前記所定の一方向に沿って配置されるとともに、これら複数の液体カートリッジ及び前記ヘッドカートリッジの中で、前記ヘッドカートリッジが前記所定の一方向に関して端に位置していることを特徴とする請求項9に記載の液体吐出装置。
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