JP4894798B2 - インクジェットプリンタ - Google Patents

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本発明は、インクジェットプリンタに関するものである。
ンクジェットプリンタには、に搭載されるインクジェットヘッドが搭載されている。インクジェットヘッドは、複数のノズルが配置されて内部にインク流路を有する流路ユニットと、この流路ユニット内のインクに選択的に吐出圧力を与える圧電アクチュエータと、この圧電アクチュエータに駆動信号を出力するフレキシブル配線材とが積層されたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
流路ユニットは、インク供給源から流入したインクが貯留される共通液室と、その共通液室に連通する多数の圧力室と、インクを吐出する多数のノズルと、それらノズルと圧力室とを上下方向に連通する多数のから夫々ノズル面に向けて上下方向に形成された多数のディセンダ(インク流出路)とを有し、流路ユニットには、共通液室からノズルまでのインク流路(チャンネル)が形成されている。圧電アクチュエータは、各チャンネルの各圧力室に夫々対応するように変形駆動部を有しており、外部からの駆動信号に応じて変形駆動部が歪み変形すると、対応する圧力室内に圧力変動が生じ、圧力室内のインクがディセンダを通じてノズルから外部へ吐出される。
特開2007−185953号公報
ところで、近年は、印刷品質の向上のために、印刷解像度を高めるべくチャンネルを多くしてノズルを更に高密度に配置することが求められている。しかしながら、単純に各ノズルを近接配置して高密度化を図ると、それに連通するチャンネルも高密度化されてレイアウトの自由度が低下してしまう。しかも、高密度、多チャンネル化を達成しようとしたときに、吐出特性や印刷品質に影響を及ぼさないことを考えると、チャンネルレイアウトはかなり制限されてしまい、単純にチャンネル同士を近接配置してレイアウトすることで高密度化を図ることは困難となる。
そこで本発明は、ノズルが好適に高密度化されたインクジェットプリンタを提供することを目的としている。
本発明は前記事情に鑑みてなされたものであり、本発明に係るインクジェットプリンタは、複数種類のインクを複数のノズルから吐出するインクジェットヘッドを備えたインクジェットプリンタにおいて、前記インクジェットヘッドは、ズル面に複数の列状に形成された複数のノズルを有し、複数種類のインク毎にそれぞれ対応して設けられた複数のノズル群と、前記ノズルの夫々に連通した複数のインク流出路と、前記インク流出路の夫々に連通して、複数の列状に設けられた複数の圧力室と、前記複数の圧力室に連通して、複数種類のインク毎にそれぞれ対応して設けられた共通液室と、前記複数の圧力室内のインクに選択的に吐出圧力を与える圧力付与手段と、前記ノズル群を囲んで封止するように前記ノズル面に密着可能なキャップ装置と、を備え、前記複数のノズル群は、顔料系インクを吐出する顔料系ノズル群と、複数種類の染料系インクをそれぞれ吐出する複数の染料系ノズル群とを有し、前記ノズル群を構成する複数列のノズルのうちその列方向に直交する方向の両端にある列の前記各ノズルに夫々連通する前記インク流出路は、前記両端にある列の各ノズルが列方向に直交する方向において互いに近接する向きに、前記ノズル面の法線方向に対して傾斜しており、これにより、前記ノズル群同士の境界領域に隣接する両側の列の前記各ノズルに夫々連通する前記インク流出路は、前記境界領域に隣接する両側の列の前記各ノズルが列方向に直交する方向において互いに離反する向きに、前記ノズル面の法線方向に対して傾斜しており、前記顔料系ノズル群と前記複数の染料系ノズル群との境界領域に隣接する両側の列の前記ノズルの前記列方向に直交する方向における距離は、前記複数の染料系ノズル群同士の境界領域に隣接する両側の列の前記ノズルの前記列方向に直交する方向における距離よりも大きく、前記キャップ装置は、前記ノズル面の全ノズル群をまとめて包囲する外周シールリブと、前記顔料系ノズル群と前記複数の染料系ノズル群との境界領域において前記ノズル面に密着する仕切用リブとを有し、前記仕切用リブにより顔料系インク用凹部と染料系インク用凹部とに区分けされていることを特徴とする。
前記構成によれば、インク流出路を傾斜させることによりノズル群を構成する複数列のノズルの両端列の各ノズルをその列方向に直交する方向において近接させているため、圧力室のレイアウトに自由度をもたせながらも、ノズル群を高密度配置することが可能となる。換言すれば、インク流出路を傾斜させることによりノズル群同士の境界に隣接する両側の列のノズルを離反させているため、ノズル面において異なるインクが混じるのを抑止しながらも各ノズルにそれぞれ連通する各圧力室を近接して配置することが可能となる。よって、圧力室に対応して配置される圧力付与手段も小型化することができる。そして、顔料系ノズル群と複数の染料系ノズル群との境界領域にキャップ装置の仕切用リブを密着させることにより、境界領域の一方側のノズル群に付着した顔料インクと、境界領域の他方側のノズル群に付着した染料系インクとがキャップ装置において混じって凝集することを防止することができる。
前記顔料系ノズル群と前記複数の染料系ノズル群との境界領域には、前記ノズル面の法線方向に見て前記共通液室が設けられていない構成でもよい
前記構成によれば、インクジェットヘッドのうち仕切用リブが押し付けられる部分の剛性が上がり、キャップ装置の密封性を向上させることができる。
顔料系ノズル群ブラックインクを吐出し、前記染料系ノズル群はカラーインクを吐出するよう構成されていてもよい。
前記構成によれば、キャップ装置によりブラックインクとカラーインクとを別々に仕切ることができるため、キャップ内で混色してインクがノズル面に付着したり、その残留するインクが負圧によりノズル内にひきこまれて混色することを防止できる。
被吐出体に前記インクジェットヘッドインク吐出領域を通過させる搬送手段と、前記インクジェットヘッドを被吐出体に対して往復移動させる走査手段と、をさらに備え、前記インクジェットヘッドの走査方向の最外両端列の前記各ノズルに夫々連通する前記インク流出路は、前記最外両端列の各ノズルが互いに近接する向きに、前記ノズル面の法線方向に対して傾斜していてもよい。
前記構成によれば、ノズル面に形成された全ノズルの走査方向の最外両端列の距離が小さくなるので、インクジェットヘッドを被吐出体の両端の間を走査する際の走査幅を低減することができ、装置の小型化を図ることが可能となる。
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、圧力室のレイアウトに自由度をもたせながらも、ノズル群を高密度配置することが可能としながら、キャップ装置において顔料インクと染料系インクとが混じって凝集することを防止できる。
以下、本発明に係る実施形態を図面を参照して説明する。なお、以下の説明ではインクジェットヘッドからインクを吐出する方向を下方とし、その反対側を上方とする。
(第1実施形態)
図1は本発明の第1実施形態に係るインクジェットプリンタ3を有する複合機1を示す斜視図である。図1に示すように、複合機1は、プリンタ機能やスキャナ機能やコピー機能やファクシミリ機能を有するものであり、その筐体2の下部にインクジェットプリンタ3を有すると共にその筐体2の上部にスキャナ4を有している。筐体2の正面には開口5が形成されており、その開口5の下段にインクジェットプリンタ3の給紙トレイ6が設けられ、上段にインクジェットプリンタ3の排紙トレイ7が設けられている。インクジェットプリンタ3の正面側の右下部には開閉蓋8が設けられており、開閉蓋8の内側にはカートリッジ装着部26(図2参照)が設けられている。複合機1の上部正面側には、インクジェットプリンタ3やスキャナ4などを操作するためのオペレーションパネル10が設けられている。また、複合機1は、外部のパーソナルコンピュータ(図示せず)からの指示によっても動作可能となっている。
図2は図1に示すインクジェットプリンタ3を模式的に説明する平面図である。図2に示すように、インクジェットプリンタ3は、一対のガイドレール14,15が略平行に配置されており、そのガイドレール14,15に画像記録ユニット16が走査方向(図2の左右方向)にスライド可能に支持されている。画像記録ユニット16は、一対のプーリー17,18に巻き掛けられたタイミングベルト19に接合されており、タイミングベルト19はガイドレール15の延在方向と略平行に配設されている。一方のプーリー18には正逆回転駆動するモータ(図示せず)が走査手段として設けられており、そのプーリー18が正逆回転駆動されることでタイミングベルト19が往復移動し、画像記録ユニット16がガイドレール14,15に沿って走査される。
画像記録ユニット16が往復移動する領域は、被吐出体である記録用紙30(図3参照)への画像記録が行われる印刷領域と、画像記録が行われないメンテナンス領域とを有している。メンテナンス領域には、一対のガイドレール14,15の間の下方に、ワイパーブレード21、廃インク受皿22及びキャップ装置23が配置されている。メンテナンス領域では、画像記録ユニット16の下面にあるノズル面42a(図3参照)をワイパーブレード21で拭き取るワイピング動作や、画像記録ユニット16のノズル面42aに形成されたインク色ごとのノズル群65C,65Y,65M,65BK(図4参照。総括するときはノズル65と記す。)をキャップ装置23で囲み封止してノズル65内の増粘したインクや気泡が混入したインク等を負圧吸引するパージ動作や、画像データとは無関係にインクを廃インク受皿22に向かって吐出するフラッシング動作が実施される。
また、画像記録ユニット16は、ケーシングとなる略箱状のキャリッジ24を有しており、そのキャリッジ24にはインクを色ごとに一時貯留する4つのバッファタンク25が搭載され、キャリッジ24の下部には、枠板状の補強フレーム40(図3参照)を介してインクジェットヘッド41が取り付けられている。インクジェットプリンタ3の本体底側には、ガイドレール15の右側手前にカートリッジ装着部26が設けられている。このカートリッジ装着部26には、4色(例えば、シアンインクC、イエローインクY、マゼンダインクM、ブラックインクBK)のインクカートリッジ27(インク供給源)がそれぞれ着脱自在に装着されていて、各インクカートリッジ27は、各インク供給チューブ28を介して各バッファタンク25に夫々接続されている。
図3は図1に示すインクジェットプリンタ3を模式的に説明する一部断面図である。図1及び3に示すように、インクジェットプリンタ3の底側(図3の下側)には給紙トレイ6が配置されている。給紙トレイ6の上側には、給紙トレイ6に積載された記録用紙30のうち最上層のものを搬送路32へ供給する給紙駆動ローラ31が設けられている。搬送路32は、給紙トレイ6の後側から上方へ向かった後に正面側へ向けてUターンし、印刷領域33を通過して排紙トレイ7(図1参照)へと導かれている。
画像記録ユニット16の下方にはプラテン34が配置されている。画像記録ユニット16の上流側(図3の右側)には、搬送路32を流れる記録用紙30を狭持してプラテン34上へ搬送する搬送ローラ35及びピンチローラ36が設けられている。画像記録ユニット16の下流側(図3の左側)には、印刷済みの記録用紙30を狭持して排紙トレイ7(図1参照)へ搬送する排紙ローラ37及びピンチローラ38が設けられている。即ち、搬送ローラ35,37及びピンチローラ36,38により搬送手段が構成されている。
図4は、インクジェットヘッド41とフレキシブル配線材44との分解斜視図である。インクジェットヘッド41は、バッファタンク25のインク流出口25a(図3参照)より供給されるインク100をフィルタ42dを介して各流入口42cから多数のノズル65(図5参照)まで導く複数の流路60(図6参照)を有する流路ユニット42と、その流路ユニット42の上面に積層されて流路ユニット42内のインクにノズル65(図5参照)に向かう吐出圧力を選択的に付与する圧電駆動式のアクチュエータ(圧力付与手段)43とを有している。アクチュエータ43の上面には、フレキシブル配線材44がさらに接合されていて、フレキシブル配線材44には、本体側からの印字データをアクチュエータ43に供給する駆動回路を備えたICチップ44aが実装されている。図3に示すようにアクチュエータ43が積層接合された流路ユニット42は、その上面周縁部が補強フレーム40の下面に固定され、アクチュエータ43が補強フレーム40の中央開口部40aに配置された状態で、キャリッジ24の下部に接着固定されている。
図5は図3に示すインクジェットヘッド41のノズル面42aを示す下面図である。点線で示したのは、キャップ装置23がノズル面42aに密着したときの様子を示したものである。図5に示すように、ノズル面42aは走査方向に短辺で、走査方向と直交する方向に長辺の略矩形状で、ノズル面42aには、インクを吐出する多数のノズル65が長辺方向(列方向)に列をなし、各インク色ごとに走査方向に2列ずつ並列されている。つまり、各インクごとに複数のノズル65を有する複数のノズル群65C,65Y,65M,65BKが設けられている。ここで、ノズル面42aにおける、全ノズル群65C,65Y,65M,65BKの集合の最外輪郭に含まれる矩形領域をノズル領域50と定義し、後述するキャップ装置23の外周シールリブ23a(図7も参照)がノズル領域50を覆って密着する。また、ノズル面42aにおける、カラーインクのノズル群65C,65Y,65Mと、ブラックインクBKのノズル群65BKとの境界領域(境界)42bは、後述するキャップ装置23の仕切用リブ23b(図7も参照)が密着するために十分な面積が確保されている。なお、本実施形態では、シアンインクC、イエローインクY、マゼンダインクMは染料系インクであり、ブラックインクBKは顔料系インクである。
図6は図5のインクジェットヘッド41をX−X線で切断してW1部分を拡大した一部断面図である。図6に示すように、流路ユニット42は、圧力室プレート51、絞りプレート52、スペーサプレート53、第1マニホールドプレート54、第2マニホールドプレート55、ダンパープレート56、カバープレート57、及びノズルプレート58が、この順に上方から積層して接着された構成となっている。ノズルプレート58はポリイミド等の樹脂シートで、それ以外のプレート51〜57はステンレス等の金属板で、各々50〜150μm程度の肉厚を有している。各プレート51〜58には、エッチング、レーザ加工、又はプラズマジェット加工等により開孔又は溝が形成されており、各プレート51〜58が積層されることにより、夫々の開孔及び溝が連通し、インクの流路60が形成されるようになっている。
圧力室プレート51には、多数の圧力室孔51aが設けられている。圧力室孔51aは、圧力室プレート51の短辺方向(図3の走査方向)に延びる長孔形状を成し、圧力室プレート51の長辺方向(図3の列方向)に沿うように並列にして設けられている。これら圧力室孔51aの各列は、短辺方向に各色2列ずつ設けられている。圧力室孔51aは、圧力室プレート51に上方からアクチュエータ43が接着され、下方から絞りプレート52が接着されることにより、内部空間を有する複数の圧力室61を形成する。
絞りプレート52には、その下面側に開口する絞り溝52aが形成されている。この絞り溝52aは、絞りプレート52の短辺方向へ延びる長寸溝状を成し、その一端部52bは、圧力室プレート51の圧力室孔51aの一端部610に開口して連通されるようになっており、他端部には下面側へ貫通する孔53bが設けられている。また、絞りプレート52には、圧力室孔51aの他端部611に連通する貫通孔52cが形成されている。絞り溝52aは、絞りプレート52が圧力室プレート51とスペーサプレート53とで挟まれて接着されることにより、絞り通路62が形成される。スペーサプレート53には、絞りプレート52の絞り溝52aの他端部に連通する連通孔53aと、絞りプレート52の貫通孔52cに連通する貫通孔53bとが形成されている。
第1マニホールドプレート54は、圧力室孔51aに対応してその下方に位置すると共に圧力室孔51aの列方向に沿って延設されたマニホールド孔54aを有している。そして、各マニホールド孔54aは絞り通路62を介して圧力室61に連通する。また第1マニホールドプレート54には、スペーサプレート53の貫通孔53bに連通する貫通孔54bが形成されている。
第2マニホールドプレート55は、第1マニホールドプレート54と同様の形状を成しており、マニホールド孔55aと貫通孔55bとを有している。そして、スペーサプレート53、第1マニホールドプレート54、第2マニホールドプレート55、及び後述するダンパープレート56が積層接着されることで、マニホールド孔54a,55aにより共通液室63が形成される。マニホールド孔54a、55aは、各インク色ごとに短辺方向に並列に配置される。
ダンパープレート56は、各共通液室63に対応する箇所を下方から窪ませて薄肉に形成したダンパー壁56aを有している。またダンパープレート66には、第2マニホールドプレート55の貫通孔55bと連通する貫通孔56bが形成されている。ダンパープレート56がカバープレート57と積層接着されることで、内部空間を有するダンパー室56bが形成される。カバープレート57には、ダンパープレート56の貫通孔56bに連通する貫通孔57aが形成され、ノズルプレート58には、カバープレート57の貫通孔57aに連通するノズル孔58aが形成されている。このノズル孔58aは、下方に向けて縮径しており、インクを下方に向けて吐出するノズル65の役目を果たす。ノズル65は、上述したようにインク色ごとに2列ずつノズル群65を形成している。
このような各プレート51〜58を積層接着することにより流路ユニット42が形成される。そして、流路ユニット42内では、プレート51〜53の列方向一端側(図4の手前側)に形成されたインク色ごとに4つのインク流入口42cとなる孔が互いに連通して貫通形成され、このインク流入口42cが第1、2マニホールドプレート54、55のマニホールド孔54a、55aの一端側に連通している。また、圧力室プレーと51のインク流入口42cの表面には、フィルタ42dが接着されていて、バッファタンク25のインク流出口25a、フレーム42の図示しない貫通孔、およびフィルタ42dを介してインク流入口42cとが連通している。また、各プレート52〜57に形成された貫通孔52c,53b,54b,55b,56b,57aが互いに連通してインク流出路64(インク流出路)が構成され、そのインク流出路64がノズルプレート58のノズル65に連通している。よって、バッファタンク25からインク流入口42cを介して共通液室63へ流入したインクは、絞り通路62、圧力室61、インク流出路64の順に流れ、ノズル65から吐出される。つまり、共通液室63、絞り通路62、圧力室61及びインク流出路64により、流路ユニット42内の流路60が構成されている。
アクチュエータ43は、複数枚の圧電シート70〜73が積層されて構成されている。圧電シート70〜73は、チタン酸ジルコン酸鉛(PZT)のセラミックス材料から構成されている。各圧電シート70〜73のうち、最下層の圧電シート70から上方へ数えて奇数番目の圧電シート70,72の上面には、流路ユニット42の圧力室61の全てに対応するよう配置された共通電極77が印刷形成されている。最下層の圧電シート70から上方へ数えて偶数番目の圧電シート71の上面には、各圧力室61に対し個別に対応するよう配置された多数の個別電極78が印刷形成されている。また、共通電極77及び個別電極78は、各圧電シート70〜73の側端面またはスルーホール(図示せず)に設けた中継配線(図示せず)を介して、最上面に表面電極60(図4参照)が配置されていて、その表面電極60とフレキシブル配線材44の図示しない端子とが導電材等で電気的に接続されている。
アクチュエータ43の複数の個別電極78に、ICチップ44aからの印字信号がフレキシブル配線材44を介して選択的に電圧が印加されると、印加された個別電極78と共通電極77との間に電位差が生じ、圧電シート71,72に電界が作用して積層方向の歪み変形が発生する。そうすると、最下層の圧電シート70が圧力室61内へ突出するため、圧力室61内のインクがインク流出路64を通じてノズル65から外部へ吐出される。
次にキャップ装置23について説明する。図7は図2に示すキャップ装置23の斜視図である。図8は図7に示すキャップ装置23の使用状況を説明する模式図である。図7及び図8に示すようなキャップ装置23はシリコーン等の弾性部材からなり、平面視矩形状、上面を開口した断面視略凹形状である。そして、その外周部分にて上方に突出する平面視矩形状の外周シールリブ23aと、その外周シールリブ23aで区画された空間を区切るための列方向に延びる仕切用リブ23bとを有している。外周シールリブ23aは、インクジェットヘッド41のノズル面42aの全ノズル群65C,65Y,65M,65BKのノズル領域50を纏めて包囲し、仕切用リブ23bは、カラーインクのノズル群65C,65Y,65MとブラックインクBKのノズル群65BKとを仕切るように形成されている。即ち、キャップ装置23には、カラーインク用凹部80とブラックインク用凹部81とが独立して形成されている。
キャップ装置23の下面には、吸引チューブ83が接続されている。この吸引チューブ83の一端は、カラーインク用凹部80及びブラックインク用凹部81のそれぞれの排出口(図示しない)に分岐して連通しており、他端は吸引ポンプ84に連通している。吸引ポンプ84は、廃インク容器85に接続され、パージ動作によってノズル65から吸引された廃インクを貯留している。また、キャップ装置23にはモータ86が接続されており、モータ86の駆動力によりキャップ装置23がノズル面42aに当接されるように昇降可能となっている。
図9は図6に示すインクジェットヘッド41のノズル面42aにキャップ装置23が密着する状態を説明する図面である。図8及び9に示すように、パージ動作が行われる際に、インクジェットヘッド41が搭載されている画像記録ユニット16がキャップ装置23上まで移動し、モータ86が駆動してキャップ装置23がノズル面42aに対して当接するように上昇する。このとき、ノズル面42aと当接するキャップ装置23の外周シールリブ23aおよび仕切用リブ23bは、その先端部が撓むことでノズル面42aに確実に密着し、外周シールリブ23aが図5に示すノズル面42aのノズル領域50を囲んで封止するように密着する。また、仕切用リブ23bがノズル面42aの境界領域42bに密着することで、カラーインク用凹部80とブラックインク用凹部81とが、ノズル面42aとの間に独立した密閉空間を形成する。この際、境界領域42bには、仕切用リブ23bの先端部が十分に撓んで密着するが、後述するように境界領域42bの両側のインク流出路64M2,64BK1が傾斜して、境界領域42bの両側のノズル65M2、65BK1の距離L1(図5参照)が十分に離れている為、仕切用リブ23bがノズル65M2,65BK1に干渉することがない。そして、その状態で、吸引ポンプ84が駆動されることで、各凹部80、81内を負圧にすることができ、各ノズル65からインクが吸引される。吸引された廃インクは、各凹部80、81の排出口から吸引チューブ83を通じて廃インク容器85に排出される。
なお、本実施形態では、カラーインクが染料系インクであり、ブラックインクBKは顔料系インクであるため、パージ動作を行う際に、染料系インクのノズル65C〜65Mと、顔料系インクのノズル65BKとを仕切り用リブ23bで仕切ることで別々の凹部80、81において、独立してパージ動作が行われるようになっている。そのため、両者のインクがキャップ23の下流で混じって凝集がおこり詰まり等を発生することを防止している。また、本実施形態のような染料系インク、顔料系インクの両方を使用しない場合においても、カラーインクとブラックインクとを別々に吸引パージ動作することが望ましく、カラーインクとブラックインクとが吸引パージによりキャップ装置23内で混じったときに、混色した廃インクがパージ時の背圧によりノズル65内に引き込まれたり、ノズル面42aに再付着することを防止することができる。なお、キャップ装置23は、パージ動作時だけでなく、印刷がされていない待機中においても、キャップ装置23を昇降してノズル面42aを覆うことで、ノズル65内にインクの乾燥を防止するようにノズル65の保護の役割も果たしている。
次に、図6に戻って流路ユニット42のインク流出路64について詳しく説明する。マゼンタインクMが供給される両端列のノズル群65M1、65M2のうち、境界領域42bに隣接するノズル列65M2は、圧力室61M2の境界領域42b側の一端部611とインク流出路64M2を介して連通している。ノズル群65M2は、平面視で圧力室61M2の一端部611の投影位置よりも境界領域42bを走査方向に広げる方向(図6の左側)に離れて配置され、そのノズル群65M2と圧力室61M2の一端部611とを接続するインク流出路64M2は、ノズル面42aの法線方向に対して傾斜して形成されている。また、ブラックインクBK用のノズル群65BKのうち境界領域42bに隣接するノズル列65BK1は、圧力室61BK2の境界領域42b側の一端部611とインク流出路64BK1を介して連通している。ノズル群65BK1は、平面視で圧力室61BK2の一端部611の投影位置よりも境界領域42bを走査方向に広げる方向(図6の右側)に離れて配置され、そのノズル群65BK1と圧力室61BK1の一端部611とを接続するインク流出路64BK1は、ノズル面42aの法線方向に対して傾斜して形成されている。
即ち、境界領域42bに隣接する両側の列のインク流出路64BK1,64M2は、境界42bに隣接する両側の列のノズル65BK1,65M2の距離L1が長くなる向きに、ノズル面42aの法線方向に対して傾斜している。これにより、カラーインクのノズル群65C,65Y,65Mと、ブラックインクBKのノズル群65BKとの境界領域42bは、キャップ装置23の仕切用リブ23bの先端が撓んで確実に密着するために十分な面積が確保されている。
また、境界領域42bに隣接する両側の列のインク流出路64BK1,64M2と連通する圧力室61BK1、61M2の距離L3は、ノズル65BK1,65M2の距離L1よりも小さい。(L1>L3)。つまり、従来のようにインク流出路64BK1,64M2が傾斜しないで鉛直に上下方向に形成されている場合、境界領域42bを確保すべくノズル65BK1,65M2の距離L1が離れる必要があるため、それに対応して圧力室61BK1、61M2の距離もL1が必要とされる。しかし、本実施形態のようにインク流出路64BK1,64M2が、距離L1が長くなる向きにノズル面42aの法線方向に対して傾斜していると、圧力室61BK1、61M2の距離L3を小さくすることができ、これに対応してアクチュエータ43の駆動電極が設けられるため、アクチュエータ43の走査方向の幅を小さくすることができる。
また、ノズル群65Mの両端列における全てのインク流出路64M1,64M2は、距離L2で配置されたその両端列の各ノズル65M1,65M2に対して、互いに近づく向きにノズル面42aの法線方向に対して傾斜している。つまり、1つのノズル群65Mで見れば、圧力室61M1,61M2の一端部61M1a、61M2aの平面視の投影位置よりも、走査方向に互いに近接してノズル65M1,65M2が高密度配置されている。
なお、上記では、1つのノズル群65M,65BKにおいて、説明したが、全てのノズル群65M,65BK、およびインク流出路64M、64BKにおいて適用されている。
図10は図5のインクジェットヘッド41をX−X線で切断してW2部分の走査方向の最外両端列を拡大した断面図である。図10に示すように、インクジェットヘッド41の走査方向の最外両端列における全てのインク流出路64C1,64BK2は、それに対応する圧力室61C1,61BK2の走査方向の最外端部612に接続されている。最外両端列のノズル65C1,65BK2は、平面視で圧力室61C1、65BK2の最外端部612の投影位置よりもインクジェットヘッド41の側部から内方へ離れる方向に配置されている。つまり、ノズル65C1、65BK2とは、距離L4が走査方向に互いに近接するように配置されていて、インク流出路64C1、64BK2は、ノズル面42aの法線方向に対して傾斜している。これにより、ノズル領域50(図5参照)の走査方向の幅が短縮されている。
なお、上記の説明では、ノズル群65のうち、一部のノズル群を例にして説明したが、他のインクのノズル群およびインク流出路においても、全てのインク流出路の流路抵抗が同じになるように長さを等しくして形成されていれば、ノズル面42aに対しての傾斜は適宜設定され、レイアウトに自由度をもたせながら、ノズル群65を高密度配置することができる。
図11は図2に示すインクジェットヘッド41が記録用紙30に対して走査する様子を説明する平面図である。図11に示すように、インクジェットヘッド41は記録用紙30に対して左右に走査して印刷動作を行う。具体的には、記録用紙30の印刷領域30cの左端30bに対して、インクジェットヘッド41のノズル領域50の右端50aが略一致する位置から、インクジェットヘッド41がノズル65からインクを吐出しながら、右方に移動し、記録用紙30の印刷領域30cの右端30aにノズル領域50の左端50bが略一致する位置まで移動する。また、インクジェットヘッド41が左方に移動する際には、記録用紙30の左端30bにノズル領域50の右辺50aが略一致する位置まで移動する。このようにすると前述したようにノズル領域50の走査方向の幅が従来よりも小さくなっているので、インクジェットヘッド41の走査幅を図11に示したΔSの長さ分だけ小さくすることができる。
以上に説明した構成によれば、インク流出路64M1,64M2を傾斜させることによりノズル群65Mの両端列の各ノズル65M1,65M2を互いに近接させているため、圧力室61M1,61M2のレイアウトに自由度をもたせながらも、ノズル群65Mを高密度配置することが可能となる。
また、インク流出路64M2,64BK1を傾斜させることにより境界42bに隣接する両側の列のノズル65M2,65BK1を離反させているため、キャップ装置23の仕切用リブ23bが密着する境界42bの面積を確保しながらも、各ノズル65M2,65BK1にそれぞれ連通する各圧力室61M2,61BK1を近接して配置することが可能となる。よって、圧力室61に対応して配置されるアクチュエータ43も小型化することができる。
さらに、ノズル面42aに形成された全ノズル65の走査方向の最外両端列の距離L3が小さくなるので、インクジェットヘッド41が記録用紙30の両端間を走査する際の走査幅を低減することができ、インクジェットヘッド41の小型化を図ることが可能となる。
(第2実施形態)
図12は本発明の第2実施形態のインクジェットヘッドの流路ユニット142のうちキャップ装置23の仕切用リブ23bが密着する境界142bの近傍を拡大した断面図である。図12に示すように、ブラックインクBK用のノズル群165BKのうち境界領域142bに隣接する列における全てのインク流出路164BK1は、境界領域142bに隣接する列の圧力室161BK1のうち、マゼンダインクM用のノズル群165M1と反対側の端部611に接続されている。これらインク流出路164BK1は、境界領域142bの走査方向の幅を拡げる向きに、ノズル面142aの法線方向に対して傾斜している。
また、マゼンダインクM用のノズル群165Mの境界領域142bに隣接する列における全てのインク流出路164M2は、境界領域142bに隣接する列の圧力室161M2の境界142b側の端部611に接続されている。これらインク流出路164M2も、境界142bの走査方向の幅を拡げる向きに、ノズル面142aの法線方向に対して傾斜している。
即ち、境界142bに隣接する両側の列のインク流出路164BK1,164M2は、境界142bに隣接する両側の列のノズル165BK1,165M2の距離L5が長くなる向きに、ノズル面142aの法線方向に対して傾斜している。これにより、マゼンダインクMのノズル群165M2と、ブラックインクBKのノズル群165BK1との境界領域142bは、前述したキャップ装置23が密着するために十分な面積が確保されている。また、第1実施形態と同様に、圧力室161M2の端部611と、圧力室161BK1の端部611との距離L6は、ノズル165M1、165BK1の距離L5よりも小さい。(L5>L6)。つまり、第2実施形態のインク流出路164M1、164BK1が、距離L5が長くなる向きにノズル面42aの法線方向に対して傾斜しているため、圧力室161M1、161BK1の距離L6を小さくすることができ、これに対応して、アクチュエータ43の駆動電極が設けられるため、アクチュエータ43の走査方向の幅を小さくすることができる。
なお、他の構成は前述した第1実施形態と同様であるため説明を省略する
以上のように、本発明に係るインクジェットプリンタは、圧力室のレイアウトに自由度をもたせながらも、ノズル群を高密度に配置できる優れた効果を有し、この効果の意義を発揮できるインクジェットプリンタに広く適用すると有益である。
本発明の第1実施形態に係るインクジェットプリンタを有する複合機を示す斜視図である。 図1に示すインクジェットプリンタを模式的に説明する平面図である。 図1に示すインクジェットプリンタを模式的に説明する一部断面図である。 図3に示すインクジェットヘッドを示す分解斜視図である。 図3に示すインクジェットヘッドのノズル面を示す下面図である。 図5のインクジェットヘッドをX−X線で切断してW1部分を拡大した一部断面図である。 図2に示すキャップ装置の斜視図である。 図7に示すキャップ装置の使用状況を説明する模式図である。 図6に示すインクジェットヘッドのノズル面にキャップ装置が密着する状態を説明する図面である。 図5のインクジェットヘッドをX−X線で切断してW2部分を拡大した断面図である。 図2に示すインクジェットヘッドが記録用紙に対して走査する様子を説明する平面図である。 本発明の第2実施形態のインクジェットヘッドのうちキャップ装置の仕切用リブが密着する境界の近傍を拡大した断面図である。
3 インクジェットプリン
23 キャップ装置
23b 仕切用リブ
30 記録用紙(被吐出体)
41 インクジェットヘッド
42 流路ユニット
42a ノズル面
42b 境界領域
43 アクチュエータ(圧力付与手段)
61 圧力室
63 共通液室
64 インク流出路
65 ノズル
65C、65Y,65M,65BK ノズル群

Claims (4)

  1. 複数種類のインクを複数のノズルから吐出するインクジェットヘッドを備えたインクジェットプリンタにおいて、
    前記インクジェットヘッドは、
    ズル面に複数の列状に形成された複数のノズルを有し、複数種類のインク毎にそれぞれ対応して設けられた複数のノズル群と、
    前記ノズルの夫々に連通した複数のインク流出路と、
    前記インク流出路の夫々に連通して、複数の列状に設けられた複数の圧力室と、
    前記複数の圧力室に連通して、複数種類のインク毎にそれぞれ対応して設けられた共通液室と、
    前記複数の圧力室内のインクに選択的に吐出圧力を与える圧力付与手段と、
    前記ノズル群を囲んで封止するように前記ノズル面に密着可能なキャップ装置と、を備え、
    前記複数のノズル群は、顔料系インクを吐出する顔料系ノズル群と、複数種類の染料系インクをそれぞれ吐出する複数の染料系ノズル群とを有し、
    前記ノズル群を構成する複数列のノズルのうちその列方向に直交する方向の両端にある列の前記各ノズルに夫々連通する前記インク流出路は、前記両端にある列の各ノズルが列方向に直交する方向において互いに近接する向きに、前記ノズル面の法線方向に対して傾斜しており、これにより、前記ノズル群同士の境界領域に隣接する両側の列の前記各ノズルに夫々連通する前記インク流出路は、前記境界領域に隣接する両側の列の前記各ノズルが列方向に直交する方向において互いに離反する向きに、前記ノズル面の法線方向に対して傾斜しており、
    前記顔料系ノズル群と前記複数の染料系ノズル群との境界領域に隣接する両側の列の前記ノズルの前記列方向に直交する方向における距離は、前記複数の染料系ノズル群同士の境界領域に隣接する両側の列の前記ノズルの前記列方向に直交する方向における距離よりも大きく、
    前記キャップ装置は、前記ノズル面の全ノズル群をまとめて包囲する外周シールリブと、前記顔料系ノズル群と前記複数の染料系ノズル群との境界領域において前記ノズル面に密着する仕切用リブとを有し、前記仕切用リブにより顔料系インク用凹部と染料系インク用凹部とに区分けされていることを特徴とするインクジェットプリンタ
  2. 前記顔料系ノズル群と前記複数の染料系ノズル群との境界領域には、前記ノズル面の法線方向に見て前記共通液室が設けられていない請求項1に記載のインクジェットプリンタ
  3. 前記顔料系ノズル群ブラックインクを吐出し、前記染料系ノズル群はカラーインクを吐出するよう構成されている請求項1又は2に記載のインクジェットプリンタ
  4. 被吐出体に前記インクジェットヘッドインク吐出領域を通過させる搬送手段と、前記インクジェットヘッドを被吐出体に対して往復移動させる走査手段と、をさらに備え、
    前記インクジェットヘッドの走査方向の最外両端列の前記各ノズルに夫々連通する前記インク流出路は、前記最外両端列の各ノズルが互いに近接する向きに、前記ノズル面の法線方向に対して傾斜している請求項1乃至3のいずれかに記載のインクジェットプリンタ
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