JP2008236735A - 同期損失防止方法及び同期損失防止装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】受信データから同期化クロックを生成するCDR(Clock Data Recovery )回路と、受信データの受信開始から同期化検出時間Nを経過しても同期化クロックに基づく接続ノード間の同期化が非成立のときに、接続失敗処理を行う接続失敗処理段階(S15)と、受信データの受信開始から同期化リトライ判定時間(N/2)を経過しても同期化クロックに基づく接続ノード間の同期化が非成立のときに、CDR回路の動作を補正処理する補正処理段階(S13)とを備える。
【選択図】図4
Description
近年、大容量データを高速に処理し転送することが不可欠となっており、インタフェースの高速化の要求が高まっている。Gbps帯のデータ転送を実現する高速のインタフェースでは、クロックを併走させる従来の同期転送ではなく、非同期での転送が要求される。従って、受信ノードでは、受信データに対する同期を取るために、受信データに同期化したクロック(同期化クロック)を生成するCDR(Clock Data Recovery )回路が不可欠となっている。
第1の目的は、CDR回路側の原因による接続ノード間の同期化の非成立を抑制し、接続失敗を抑制することができる同期損失防止方法及び同期損失防止装置を提供することにある。
同構成によれば、前記補正処理段階において前記CDR回路がリセットされて前記同期化クロックの生成がやり直されることで、前記接続失敗処理段階における接続失敗処理を抑制することができる。
同構成によれば、前記補正処理段階において前記CDR回路の応答感度が上げられて追従特性が上げられることで、前記接続失敗処理段階における接続失敗処理を抑制することができる。
前記受信データの受信開始から第1所定時間、及び前記第1所定時間よりも短い第2所定時間をカウントするタイマ回路と、前記検出回路からの出力と前記第1所定時間に応じて接続失敗処理を行う接続失敗処理手段と、前記検出回路からの出力と前記第2所定時間に応じて前記CDR回路の動作を補正処理する補正処理手段とを備えたことを要旨とする。
前記受信データの受信開始から第1所定時間をカウントするタイマ回路と、前記検出回路からの出力と前記第1所定時間に応じて接続失敗処理を行う接続失敗処理手段と、前記受信データと前記同期化クロック間の通信周波数の差を検出する周波数差検出手段と、前記周波数差検出手段からの出力と前記第1所定時間に応じて前記CDR回路の動作を補正処理する補正処理手段とを備えたことを要旨とする。
開示した同期損失防止方法及び同期損失防止装置では、接続ノード間の同期化成立後において、CDR回路に対するノイズの影響を抑制し、同期化の外れによる接続中断を抑制することができる。
以下、第1の実施形態について図面に従って説明する。
図5は、受信データからクロック生成するようなインタフェース(例えばIEEE1394.b)において、受信ノードによるデータ受信開始からの同期化手順を示すタイムチャートである。同図に示されるように、こうしたインタフェースでは、データ受信開始からクロック同期化完了までの上限の期間(同期化完了最大時間)が、第1所定時間としての所定の同期化検出時間Nとして規定されている。つまり、データ受信開始からの経過時間が前記同期化検出時間Nに達しても接続ノード間(送信ノード及び受信ノード間)の同期化が非成立のときには、接続失敗処理される。なお、この同期化検出時間Nは、データ転送の規格に応じて規定される時間(例えばIEEE1394.bでは数十ms)である。
データパターンチェック回路16は、パラレルデータD3が規定外のデータ列でないかを常時チェックし、該規定外のデータ列を検出すると、NGデータ検出信号SNGをシーケンサ回路17に出力する。なお、規定外のデータ列は、データ転送の規格に応じて規定されるデータ列以外のデータ列(例えばIEEE1394.bでは、8B/10Bエンコードされたデータパターンでないデータ列)である。
IEEE1394.bのようなシリアルインタフェースでは、まず接続ノード間で同期化を行うための同期化用データの送受信を行うようになっており、受信ノード10は、この同期化用データを受信する(ステップS11)。
(1)本実施形態では、受信データの受信開始から同期化リトライ判定時間(N/2)を経過しても前記同期化クロックCLKに基づく接続ノード間の同期化が非成立のときに、前記CDR回路12の動作が補正処理(リセット処理若しくはゲインパラメータ変更処理)されることで、該CDR回路12側の原因が同期化検出時間N内で解消できる可能性が高まり、接続失敗を抑制することができる。
以下、第2の実施形態を図面に従って説明する。なお、第2の実施形態は、接続失敗の抑制のために、相手ノードと自ノードとの通信周波数差(動作周波数差)の情報を利用することが第1の実施形態と異なる。従って、前記第1の実施形態と同様の構成については同一の符号を付してその説明を一部省略する。
(1)本実施形態では、受信データの受信開始から同期化検出時間N内で、周波数差コードDFが当該通信の規格で取り得る所定値を超えたときに、前記CDR回路12の動作が補正処理(リセット処理若しくはゲインパラメータ変更処理)されることで、該CDR回路12側の原因が同期化検出時間N内で解消できる可能性が高まり、接続失敗を抑制することができる。
以下、第3の実施形態を図面に従って説明する。なお、第3の実施形態は、通常データ受信の状態において、CDR回路12の応答感度を下げるべくゲインを下げてノイズに追従しにくくし、接続中断を抑制するようにした構成である。従って、前記第1の実施形態と同様の構成については同一の符号を付してその説明を一部省略する。
(1)本実施形態では、同期確立後、前記CDR回路12の応答感度が下げられることで、接続ノード間の同期化成立後の前記CDR回路12に対するノイズの影響が抑制され、前記同期化クロックCLKに基づく同期化の外れが抑制されて、接続中断を抑制することができる。
以下、第4の実施形態を図面に従って説明する。なお、第4の実施形態は、接続失敗の抑制のために、同期化が非成立な状態での経過時間の情報とともに、相手ノードと自ノードとの通信周波数差(動作周波数差)の情報を併せて利用することが第1及び第2の実施形態と異なる。従って、前記第1及び第2の実施形態と同様の構成については同一の符号を付してその説明を一部省略する。
(1)本実施形態では、受信データの受信開始から同期化リトライ判定時間(N/2)を経過しても同期化クロックに基づく接続ノード間の同期化が非成立のとき、周波数差コードDFが前記規定値DFN内にあれば、即ち未だ接続ノード間の同期化が非成立であるものの同期化成立間際の状態と推定されるときには、前記CDR回路12の動作の補正処理(リセット処理若しくはゲインパラメータ変更処理)が禁止されるため、徒に同期化処理をやり直す(再同期化処理に移行する)ことを防止でき、ひいては同期化処理に要する時間を短縮することができる。このように、再同期化を実行する判断基準として、時間(同期化リトライ判定時間)及び周波数差コードDFの両方の判断基準を同時にチェックすることで、より効率的に再同期化処理を行うことができる。
以下、第5の実施形態を図面に従って説明する。なお、第5の実施形態は、接続失敗を抑制するための処理をハードウェアに代えて、マイコン(ファームウェア)で行うことが第1の実施形態と異なる。従って、前記第1の実施形態と同様の構成については同一の符号を付してその説明を一部省略する。
(1)本実施形態では、マイコン51(ファームウェア)での処理によりCDR回路12の動作を補正処理することで、ハードウェアでの処理に比べてその処理のバリエーションを増やすことができる。
(2)本実施形態では、CDR回路12の動作補正に係るゲインパラメータ(応答感度)を記憶するレジスタ53aは、マイコン51にて書き換え可能であることで1つだけあればよく、例えば選択可能な複数のゲインパラメータを個別に記憶する複数のレジスタ(レジスタ群)を備える場合に比べて回路構成を簡易化することができる。
以下、第6の実施形態を図面に従って説明する。なお、第6の実施形態は、接続失敗を抑制するための処理をハードウェアに代えて、マイコン(ファームウェア)で行うことが第2の実施形態と異なる。また、従って、前記第2の実施形態と同様の構成については同一の符号を付してその説明を一部省略する。
(1)本実施形態では、マイコン61によるCDR回路12の動作の補正処理は、基本的に割り込み信号SINRが通知されるのみで開始(実行)可能であるため、例えば接続ノード間の同期化が非成立であることを第5の実施形態(図12参照)で示した専用信号(同期化リトライ処理通知信号SREP)でマイコンに通知する場合に比べて通知に要する端子数を削減することが可能である。
以下、第7の実施形態を図面に従って説明する。なお、第7の実施形態は、接続中断を抑制するための処理をハードウェアに代えて、マイコン(ファームウェア)で行うことが第3の実施形態と異なる。従って、前記第3の実施形態と同様の構成については同一の符号を付してその説明を一部省略する。
(1)本実施形態では、マイコン71(ファームウェア)での処理によりCDR回路12の応答感度を下げることで、ハードウェアでの処理に比べてその処理のバリエーションを増やすことができる。
(2)本実施形態では、CDR回路12のゲインパラメータ(応答感度)を記憶するレジスタ73aは、マイコン71にて書き換え可能であることで1つだけあればよく、例えば選択可能な複数のゲインパラメータを個別に記憶する複数のレジスタ(レジスタ群)を備える場合に比べて回路構成を簡易化することができる。
・前記第1の実施形態において、同期化リトライ判定時間は、同期化検出時間Nよりも短ければ任意に設定できる。
・前記第4の実施形態において、接続失敗を抑制するための処理をハードウェアに代えて、マイコン(ファームウェア)で行うように変更してもよい。またこの場合、同期化リトライ処理部(17a)からマイコンへの通知は、専用信号(同期化リトライ処理通知信号SREP)で行ってもよいし、割り込み信号(SINR)で行ってもよい。
・前記第6の実施形態において、同期化リトライ処理部(62)からマイコンへの通知は、専用信号(同期化リトライ処理通知信号SREP)で行ってもよい。
・前記第7の実施形態において、マイコン71は、周波数差コード表示レジスタ73bから読み出した周波数差コードDFに基づいて、予め登録されている複数候補のゲインパラメータの中から一つを選択し、これをレジスタ73aに書き込んでもよい。
(付記1)
受信データから同期化クロックを生成するCDR(Clock Data Recovery )回路を用いた同期化処理において、
前記受信データの受信開始から第1所定時間を経過しても前記同期化クロックに基づく接続ノード間の同期化が非成立のときに、接続失敗処理を行う接続失敗処理段階と、
前記受信データの受信開始から前記第1所定時間よりも短い第2所定時間を経過しても前記同期化クロックに基づく接続ノード間の同期化が非成立のときに、前記CDR回路の動作を補正処理する補正処理段階とを備えたことを特徴とする同期損失防止方法。
(付記2)
付記1に記載の同期損失防止方法において、
前記補正処理段階は、前記CDR回路をリセットすることを特徴とする同期損失防止方法。
(付記3)
付記1に記載の同期損失防止方法において、
前記補正処理段階は、前記CDR回路の応答感度を上げることを特徴とする同期損失防止方法。
(付記4)
付記1〜3のいずれか一項に記載の同期損失防止方法において、
前記補正処理段階は、前記第1所定時間内で、前記同期化クロックに基づく接続ノード間の同期化が成立するまで、前記CDR回路の動作を複数回補正処理することを特徴とする同期損失防止方法。
(付記5)
付記1〜4のいずれか一項に記載の同期損失防止方法において、
接続ノード間の通信周波数の差を検出する周波数差検出段階と、
前記受信データの受信開始から前記第2所定時間を経過しても前記同期化クロックに基づく接続ノード間の同期化が非成立のとき、前記検出された周波数差が前記CDR回路による同期化可能な所定値内にあれば、前記CDR回路の動作の補正処理を禁止する補正処理禁止段階とを備えたことを特徴とする同期損失防止方法。
(付記6)
受信データから同期化クロックを生成するCDR(Clock Data Recovery )回路を用いた同期化処理において、
前記受信データの受信開始から第1所定時間を経過しても前記同期化クロックに基づく接続ノード間の同期化が非成立のときに、接続失敗処理を行う接続失敗処理段階と、
接続ノード間の通信周波数の差を検出する周波数差検出段階と、
前記第1所定時間内で、前記検出された周波数差が所定値を超えたときに、前記CDR回路の動作を補正処理する補正処理段階とを備えたことを特徴とする同期損失防止方法。
(付記7)
付記6に記載の同期損失防止方法において、
前記補正処理段階は、前記第1所定時間内で、前記検出された周波数差が所定値を超える都度に、前記CDR回路の動作を補正処理することを特徴とする同期損失防止方法。
(付記8)
付記6又は7に記載の同期損失防止方法において、
前記補正処理段階は、前記CDR回路をリセットすることを特徴とする同期損失防止方法。
(付記9)
付記6又は7に記載の同期損失防止方法において、
前記補正処理段階は、前記CDR回路の応答感度を上げることを特徴とする同期損失防止方法。
(付記10)
受信データから同期化クロックを生成するCDR(Clock Data Recovery )回路を用いた同期化処理において、
前記同期化クロックに基づく接続ノード間の同期化成立後、前記同期化クロックに基づく接続ノード間の同期化が外れたときに、接続中断処理を行う接続中断処理段階と、
前記CDR回路の応答感度を変更する応答感度変更段階とを備え、
前記応答感度変更段階は、前記同期化成立後、前記CDR回路の応答感度を下げることを特徴とする同期損失防止方法。
(付記11)
付記10に記載の同期損失防止方法において、
接続ノード間の通信周波数の差を検出する周波数差検出段階を備え、
前記応答感度変更段階は、前記検出された周波数差に応じて前記CDR回路の応答感度を調整することを特徴とする同期損失防止方法。
(付記12)
受信データから同期化クロックを生成するCDR(Clock Data Recovery )回路と、
前記同期化クロックに基づく同期状態を検出する検出回路と、
前記受信データの受信開始から第1所定時間、及び前記第1所定時間よりも短い第2所定時間をカウントするタイマ回路と、
前記検出回路からの出力と前記第1所定時間に応じて接続失敗処理を行う接続失敗処理手段と、
前記検出回路からの出力と前記第2所定時間に応じて前記CDR回路の動作を補正処理する補正処理手段とを備えたことを特徴とする同期損失防止装置。
(付記13)
付記12に記載の同期損失防止装置において、
前記受信データと前記同期化クロックとの間の通信周波数の差を検出する周波数差検出手段と、
前記受信データの受信開始から前記第2所定時間を経過しても前記同期化クロックに基づく接続ノード間の同期化が非成立のとき、前記検出された周波数差が前記CDR回路による同期化可能な所定値内にあれば、前記補正処理手段による前記CDR回路の動作の補正処理を禁止する補正処理禁止手段とを備えたことを特徴とする同期損失防止装置。
(付記14)
付記12又は13に記載の同期損失防止装置において、
前記補正処理手段は、マイコンと、該マイコンに前記受信データの受信開始から前記第2所定時間を経過しても前記同期化クロックに基づく接続ノード間の同期化が非成立であることを表す信号を通知する通知手段とを備え、
前記通知手段が前記信号を通知したときに、前記マイコンにて前記CDR回路の動作を補正処理することを特徴とする同期損失防止装置。
(付記15)
付記14に記載の同期損失防止装置において、
前記補正処理手段は、前記CDR回路に設定される応答感度を記憶するレジスタを備え、
前記マイコンは、前記通知手段が前記信号を通知したときに、前記応答感度が上がるように前記レジスタを書き換えることを特徴とする同期損失防止装置。
(付記16)
付記14又は15に記載の同期損失防止装置において、
前記通知手段は、前記信号としての割り込み信号を生成する割り込み処理手段を備えたことを特徴とする同期損失防止装置。
(付記17)
受信データから同期化クロックを生成するCDR(Clock Data Recovery )回路と、
前記同期化クロックに基づく同期状態を検出する検出回路と、
前記受信データの受信開始から第1所定時間をカウントするタイマ回路と、
前記検出回路からの出力と前記第1所定時間に応じて接続失敗処理を行う接続失敗処理手段と、
前記受信データと前記同期化クロック間の通信周波数の差を検出する周波数差検出手段と、
前記周波数差検出手段からの出力と前記第1所定時間に応じて前記CDR回路の動作を補正処理する補正処理手段とを備えたことを特徴とする同期損失防止装置。
(付記18)
付記17に記載の同期損失防止装置において、
前記補正処理手段は、マイコンと、該マイコンに前記第1所定時間内で前記検出された周波数差が所定値を超えたことを表す信号を通知する通知手段とを備え、
前記通知手段が前記信号を通知したときに、前記マイコンにて前記CDR回路の動作を補正処理することを特徴とする同期損失防止装置。
(付記19)
付記18に記載の同期損失防止装置において、
前記補正処理手段は、前記CDR回路に設定される応答感度を記憶するレジスタを備え、
前記マイコンは、前記通知手段が前記信号を通知したときに、前記応答感度が上がるように前記レジスタを書き換えることを特徴とする同期損失防止装置。
(付記20)
付記18又は19に記載の同期損失防止装置において、
前記通知手段は、前記信号としての割り込み信号を生成する割り込み処理手段を備えたことを特徴とする同期損失防止装置。
(付記21)
受信データから同期化クロックを生成するCDR(Clock Data Recovery )回路と、
前記同期化クロックに基づく同期状態を検出する第1検出回路と、
前記受信データのデータ列の状態を検出する第2検出回路と、
前記第2検出回路の出力に応じて接続中断処理を行う接続中断処理手段と、
前記CDR回路の応答感度を変更する応答感度変更手段とを備え、
前記応答感度変更手段は、前記第1検出回路の出力に応じて前記CDR回路の応答感度を下げることを特徴とする同期損失防止装置。
(付記22)
付記21に記載の同期損失防止装置において、
前記補正処理手段は、マイコンと、該マイコンに同期化確立を表す信号を通知する通知手段とを備え、
前記通知手段が前記信号を通知したときに、前記マイコンにて前記CDR回路の応答感度を下げることを特徴とする同期損失防止装置。
(付記23)
付記22に記載の同期損失防止装置において、
前記補正処理手段は、前記CDR回路に設定される応答感度を記憶するレジスタを備え、
前記マイコンは、前記通知手段が前記信号を通知したときに、前記応答感度が下がるように前記レジスタを書き換えることを特徴とする同期損失防止装置。
(付記24)
付記22又は23に記載の同期損失防止装置において、
前記通知手段は、前記信号としての割り込み信号を生成する割り込み処理手段を備えたことを特徴とする同期損失防止装置。
13…同期キャラクタ検出回路(検出回路、第1検出回路)
15…タイマ回路
16…データパターンチェック回路(第2検出回路)
17…シーケンサ回路
17a,52,62,72…同期化リトライ処理部
17b…接続失敗処理部
18,53,64,73…レジスタ群
19…セレクタ回路
46…同期化確立部
47…接続中断処理部
48…レジスタ群
49…周波数差コード/ゲイン変換テーブル回路
50…セレクタ回路
51,61,71…マイコン
53a,64a,73a…レジスタ
63…割り込み処理部
Claims (10)
- 受信データから同期化クロックを生成するCDR(Clock Data Recovery )回路を用いた同期化処理において、
前記受信データの受信開始から第1所定時間を経過しても前記同期化クロックに基づく接続ノード間の同期化が非成立のときに、接続失敗処理を行う接続失敗処理段階と、
前記受信データの受信開始から前記第1所定時間よりも短い第2所定時間を経過しても前記同期化クロックに基づく接続ノード間の同期化が非成立のときに、前記CDR回路の動作を補正処理する補正処理段階とを備えたことを特徴とする同期損失防止方法。 - 請求項1に記載の同期損失防止方法において、
前記補正処理段階は、前記CDR回路をリセットすることを特徴とする同期損失防止方法。 - 請求項1に記載の同期損失防止方法において、
前記補正処理段階は、前記CDR回路の応答感度を上げることを特徴とする同期損失防止方法。 - 請求項1〜3のいずれか一項に記載の同期損失防止方法において、
接続ノード間の通信周波数の差を検出する周波数差検出段階と、
前記受信データの受信開始から前記第2所定時間を経過しても前記同期化クロックに基づく接続ノード間の同期化が非成立のとき、前記検出された周波数差が前記CDR回路による同期化可能な所定値内にあれば、前記CDR回路の動作の補正処理を禁止する補正処理禁止段階とを備えたことを特徴とする同期損失防止方法。 - 受信データから同期化クロックを生成するCDR(Clock Data Recovery )回路を用いた同期化処理において、
前記受信データの受信開始から第1所定時間を経過しても前記同期化クロックに基づく接続ノード間の同期化が非成立のときに、接続失敗処理を行う接続失敗処理段階と、
接続ノード間の通信周波数の差を検出する周波数差検出段階と、
前記第1所定時間内で、前記検出された周波数差が所定値を超えたときに、前記CDR回路の動作を補正処理する補正処理段階とを備えたことを特徴とする同期損失防止方法。 - 請求項5に記載の同期損失防止方法において、
前記補正処理段階は、前記第1所定時間内で、前記検出された周波数差が所定値を超える都度に、前記CDR回路の動作を補正処理することを特徴とする同期損失防止方法。 - 受信データから同期化クロックを生成するCDR(Clock Data Recovery )回路を用いた同期化処理において、
前記同期化クロックに基づく接続ノード間の同期化成立後、前記同期化クロックに基づく接続ノード間の同期化が外れたときに、接続中断処理を行う接続中断処理段階と、
前記CDR回路の応答感度を変更する応答感度変更段階とを備え、
前記応答感度変更段階は、前記同期化成立後、前記CDR回路の応答感度を下げることを特徴とする同期損失防止方法。 - 請求項7に記載の同期損失防止方法において、
接続ノード間の通信周波数の差を検出する周波数差検出段階を備え、
前記応答感度変更段階は、前記検出された周波数差に応じて前記CDR回路の応答感度を調整することを特徴とする同期損失防止方法。 - 受信データから同期化クロックを生成するCDR(Clock Data Recovery )回路と、
前記同期化クロックに基づく同期状態を検出する検出回路と、
前記受信データの受信開始から第1所定時間、及び前記第1所定時間よりも短い第2所定時間をカウントするタイマ回路と、
前記検出回路からの出力と前記第1所定時間に応じて接続失敗処理を行う接続失敗処理手段と、
前記検出回路からの出力と前記第2所定時間に応じて前記CDR回路の動作を補正処理する補正処理手段とを備えたことを特徴とする同期損失防止装置。 - 受信データから同期化クロックを生成するCDR(Clock Data Recovery )回路と、
前記同期化クロックに基づく同期状態を検出する検出回路と、
前記受信データの受信開始から第1所定時間をカウントするタイマ回路と、
前記検出回路からの出力と前記第1所定時間に応じて接続失敗処理を行う接続失敗処理手段と、
前記受信データと前記同期化クロック間の通信周波数の差を検出する周波数差検出手段
と、
前記周波数差検出手段からの出力と前記第1所定時間に応じて前記CDR回路の動作を補正処理する補正処理手段とを備えたことを特徴とする同期損失防止装置。
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