JP2001285147A - 自動等化回路 - Google Patents

自動等化回路

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JP2001285147A
JP2001285147A JP2000099972A JP2000099972A JP2001285147A JP 2001285147 A JP2001285147 A JP 2001285147A JP 2000099972 A JP2000099972 A JP 2000099972A JP 2000099972 A JP2000099972 A JP 2000099972A JP 2001285147 A JP2001285147 A JP 2001285147A
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賀郎 国領
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  • Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)
  • Dc Digital Transmission (AREA)
  • Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 無線伝送路において複数マルチパス・エコー
が生じた場合であっても、データ誤りの発生率を低くす
る。 【解決手段】 受信するトレーニング信号による相関値
出力のピーク値に応じたタイミング位相で、フレーム同
期を行うことで自動等化の等化引き込みができるように
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は変調された伝送信号
を復調する復調回路における自動等化回路のフレーム同
期手段の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】伝送装置の変調回路側から送信された伝
送信号は伝送路で波形歪みやエコーなどが加えられ、伝
送品質が劣化する場合がある。そのため、受信された信
号について送信時点の品質に等しくするための波形等化
回路を復調回路側に有し、その波形等化を行う。ここ
で、自動等化回路の等化特性を、送信時点の品質に等し
い等化波形が得られる状態、すなわち、等化状態とする
ために、変調回路側(送信側)から所定のパターンを有
するトレーニング信号と呼ばれる信号が、所定のフレー
ム周期でもって復調回路側(受信側)へ伝送されてい
る。受信側では送信側で発生され送信されたトレーニン
グ信号と全く同一のパターンのトレーニング信号を上述
のフレーム周期に同期して発生させ、受信されたトレー
ニング信号とその発生されたトレーニング信号との差を
とり、その差に応じて自動等化器に用いられているトラ
ンスバーサルフィルタに係わるタップ係数値の更新を行
なう。そして、上述の差が無くなるようにされるまでタ
ップ係数値が更新されることで、自動等化器の等化特性
が等化状態にされる。
【0003】なお、この等化特性設定のアルゴリズムに
ついては、例えば、電子通信学会編、宮川 洋 ほか著
『ディジタル信号処理』昭和50年11月、pp231
〜243に開示されている。以下、図2を用いて、従来
の技術の自動等化回路におけるフレーム同期について説
明する。
【0004】受信側の復調回路において受信された搬送
波周波数fの変調信号は、アナログBPF(帯域ろ波
器)1に入力され、ここで帯域制限された上でAGC
(自動利得制御部)2により、受信されたときのレベル
にかかわらず、一定のレベルにされてからA/Dコンバ
ータ(アナログ−デジタル変換器)3に入力され、デジ
タル化されて受信電力計算部4と乗算器5に供給され
る。
【0005】そして、受信電力計算部4では、A/Dコ
ンバータ3から出力されるデジタル信号に基づいて、受
信された信号のレベルが計算され、それがAGC2の制
御入力にフィードバックされ、この結果、A/Dコンバ
ータ3には、結果的に一定レベルにされたデジタル信号
が入力されるようになる。一方、乗算器5に入力された
デジタル信号は、ここで正弦波発生器7から供給されて
いる周波数fの正弦波信号cos(ωt)と乗算される
と共に、位相シフト器6を介してπ/2位相シフトされ
た正弦波信号sin(ωt)とも乗算され、同相成分
(I成分)と直交成分(Q成分)が取り出される。な
お、ここでω=2πfである。
【0006】さらに、乗算器5から出力された同相成分
(I成分)と直交成分(Q成分)は、夫々ロールオフフ
ィルタ8により波形整形され、出力信号Ir、Qrとし
て取り出されて自動等化器9に供給される。そして、こ
の自動等化器9により等化されたデータ信号Ia、Qa
が識別器10に入力され、ここで送信側から送られた送
信点を識別し、この識別結果がデータ信号Id、Qdと
して出力され、これらがP/S変換器(並列/直列変換
器)11により直列信号に変換され、復調された受信デ
ータが得られることになる。
【0007】ところで、自動等化器9の等化特性の設定
は、次のようにして行われる。すなわち、所定のフォー
マットのトレーニング信号と呼ばれる信号を基準の信号
として設定しておき、図4に示すようにデータ信号の伝
送開始に先立って、このトレーニング信号が送信側から
受信側に送信されるようにし、このトレーニング信号に
より上記した等化特性の設定を行い、その設定完了後は
本来のデータ信号の伝送処理に移行することを繰り返す
ようにしている。
【0008】このとき、受信側では、受信されたトレー
ニング信号をトレーニング信号発生器18から発生され
ているトレーニング信号と比較し、その差を誤差として
この誤差に応じて自動等化器9の等化特性を変えて行
き、その誤差が最も小さくなったところで、その等化特
性を自動等化器9に設定することで、自動等化器9が等
化状態にされる。
【0009】そこで、トレーニング信号により自動等化
器9を等化状態にするための、いわゆる等化引き込み動
作を行なうためには、トレーニング信号が受信されたこ
とを検出する必要がある。トレーニング信号のパターン
としては、M系列のPN(擬似ランダム)パターンを用
いるのが一般的であり、この場合、PNパターンの一部
のパターン(以下、特定パターンと称す)を相関器12
の相関係数とする。相関器12では、ロールオフフィル
タ8からの出力信号Ir、Qrを入力し、その入力され
た信号と上述の相関係数の特定パターンを比較すること
でその相関値を得る。そのため、それらのパターンが一
致した時にはその相関値が大きい相関信号が出力され、
一方、パターンが一致しない時には、出力される相関信
号の値が小さくなる。
【0010】その相関信号の様子を図5に示す。この図
において、トレーニング信号(I〜M)の一部(J〜
K)を相関用のパターンとして、その極性と一致したパ
ターンを相関器12の相関係数とする。また、当然のこ
とながら相関用のパターンは、トレーニング信号の中で
1回のみしか発生しないパターンとする。例えば、相関
係数としては、通常トランスバーサルフィルタのタップ
数を20タップ以上として、20シンボル分以上のパタ
ーンとする。そのようにした上で、相関器12の出力信
号としては、図5に示すようにトレーニング信号の相関
パターン(J〜K)と相関器12の相関係数との一致が
あったときに大きな値となり、それ以外のときには大き
な値が出力されない。
【0011】相関器12から出力された相関信号の値
(相関値)は、比較器22でスレッショルド値THと比
較される。その比較により、相関値の大きさがスレッシ
ョルド値を越えた時にはトレーニング信号中の特定パタ
ーンを受信したとみなせる。この特定パターンの位置が
受信されたトレーニング信号のどの位置にあるかは、あ
らかじめ決められているので、これにより、受信信号を
基にクロック再生器14で再生されたクロック信号と、
比較器22の出力信号とがフレームパルス発生器19に
入力されることで、このフレームパルス発生器19で
は、受信している信号のフレーム構成が分かり、そのフ
レーム構成を示す信号がフレームパルス発生器19から
パルス発生器20へ出力され、パルス発生器20では入
力された信号を基に次のフレームからのトレーニング信
号の先頭が決定され、そのフレーム信号の位置を示す信
号が出力されることになる。
【0012】以上のようにして受信されたトレーニング
信号の先頭が決定され、パルス発生器20からの信号で
もってスィッチ回路16の接点をオフすると共に、パル
ス発生器20からの信号はタップ係数更新器15にも入
力され、そこで、上に述べたような等化特性を変えてい
くことを開始するようにしてある。この結果、送信側か
ら送信されたトレーニング信号が受信側で検出されてい
る間は、すなわち、パルス発生器20からの信号がフレ
ーム信号の位置を示している期間は、自動等化器9の出
力信号Ia、Qaが加算器17に供給されるが、このと
き加算器17の減算入力には、送信側で発生されている
トレーニング信号のフォーマットと同じフォーマットの
トレーニング信号It、Qtがトレーニング信号発生器
18から供給されている。
【0013】そこで、これらの加算器17の出力には、
自動等化器9の出力Ia、Qaと、基準トレーニング信
号It、Qtの夫々の差である等化誤差信号Ei、Eq
が取り出される。これにより、タップ係数更新器15
は、これら加算器17の出力信号を等化誤差信号Ei、
Eqとして入力し、所定の最小誤差法による等化処理ア
ルゴリズムに従って自動等化器9のタップ係数を更新す
る。
【0014】ところで、無線信号でもって伝送するよう
な場合には、その伝送経路の状況に応じてマルチパス・
エコーが生じることがる。このマルチパス・エコーは、
図6に示したように、メインパスを通過する信号mに対
して、例えば建物などのような電波を反射する反射体A
により電波が反射され、その反射波が受信されることで
生じるものである。この場合、マルチパス・エコー信号
aについては、復調器Rx25でデータを再生する場合
にそのエコー信号が雑音成分となるので、その影響度に
よっては正しく受信データを再生することができない場
合がある。
【0015】ここで、トレーニング信号の特定パターン
を相関器12と比較器22との組み合わせでもって検出
することになるが、一般的には図8に示したようにメイ
ンパス信号mが時間的にマルチパス・エコー信号aより
も早く受信されるので、比較器22で先にスレッショル
ド値を越えた時点でもって、メインパス信号mにおける
トレーニング信号に含まれる特定パターンを受信した時
点であると判定できるので、この最初のパルス・タイミ
ングでもって受信信号のフレーム構成を検出するように
し、さらに次のフレームのトレーニング信号でもって、
自動等化器9を等化引き込みさせることにより、メイン
パス信号mを等化して正しく受信データが再生できるよ
うにしてある。
【0016】ところが、図7に示したように、遮蔽物C
によりメインパス信号が受信できず、建物等で反射した
信号を用いて受信データを再生しなければならない場合
がある。この場合、マルチパス・エコー信号bが反射物
Bによって反射され復調器Rx25で受信されると共
に、マルチパス・エコー信号dが反射物Dによって反射
され復調器Rx25で受信されるとする。そして、反射
物Dでの反射率が反射物Bでの反射率よりも悪い場合に
は、マルチパス・エコー信号dのレベルは、マルチパス
・エコー信号bのレベルに比べて低くなる。復調器Rx
25では、伝送路の状況により受信される雑音や伝送装
置の内部で所定の雑音が発生し、それが復調処理されて
データ誤りを起こす場合がある。そのため、S/N比を
大きくしてそのデータ誤りを少なくするために、なるべ
く高い受信レベルで復調側から送信された信号を受信す
ることが望ましい。従って、図7に示すような場合に
は、よりレベルの大きいマルチパス・エコー信号bを自
動等化器9で等化し、そのマルチパス・エコー信号bか
ら受信データを再生することになる。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】上述のような、トレー
ニング信号の特定パターンを検出する相関器12とその
出力信号を比較器22で検出する従来の技術によって
は、図12に示したように、よりレベルの小さいマルチ
パス・エコー信号dがマルチパス・エコー信号bよりも
先にスレッショルド値を越える時点を基準にしてフレー
ム構成を推定することになる。そのため、マルチパス・
エコー信号dに係わるフレーム構成を基準にして自動等
化器を等化引き込みさせ、マルチパス・エコー信号dを
等化することになり、従って、マルチパス・エコー信号
bよりもS/N比の悪い信号でもって受信データを再生
することでは、データ誤りの発生する確率がより大きく
なってしまう。
【0018】本発明の目的は、複数のマルチパス・エコ
ー信号が受信されるような場合に、それらマルチパス・
エコー信号のうち最もレベルの高い信号でもって等化引
き込みを実現させることで、受信データの誤る確率をよ
り小さくすることである。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の課題を解
決するために、受信されたトレーニング信号に基づい
て、データ信号の復調に必要な等化特性を自動的に更新
設定する方式の自動等化回路において、前記受信された
トレーニング信号と所定パターンとの相関信号の値をピ
ーク検出する手段と、前記ピーク検出手段により検出さ
れた相関信号ピークのタイミングに応じて前記等化特性
を更新設定するものである。
【0020】これにより、複数存在するマルチパス・エ
コーのうち、最も受信レベルの高い信号によってデータ
再生をすることができる。また、メインパス信号が受信
される場合にも、最もレベルの高いメインパス信号でも
って等化引き込みをすることができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例につい
て、図を用いて説明する。図1は本発明の一実施例の自
動等化回路のブロック構成を示す図である。この図にお
いて、アナログBPF1からP/S変換器11までの構
成は、図2で説明した従来技術による自動等化回路と同
じである。
【0022】そして、クロック再生器14、フレームパ
ルス発生器19およびパルス発生器20とに応じ、パル
ス発生器20からフレーム信号の位置を示す信号が出力
され、その信号でもってスィッチ回路16の接点をオフ
すると共に、パルス発生器20からの信号はタップ係数
更新器15へも入力され、そこで、上に述べたような等
化特性を変えていくことを開始するようにし、パルス発
生器20からの信号がフレーム信号の位置を示している
期間は、自動等化器9の出力信号Ia、Qaとトレーニ
ング信号発生器18からのトレーニング信号It、Qt
とが加算器17でそれぞれの差である等化誤差信号E
i、Eqが取り出され、これにより、タップ係数更新器
15が、所定の最小誤差法による等化処理アルゴリズム
に従って自動等化器9のタップ係数を更新するという点
も同じである。
【0023】従って、この図1の実施例が、図2の技術
と異なる点は、比較器22が省かれていることと、その
代わりに相関器12からの相関信号を入力するピーク検
出器13を設けたように構成した点である。ここで、ピ
ーク検出器13は、例えば、図3に示すような回路で実
現できる。この図において、相関器12からピーク検出
器13に入力された信号は、ラッチ回路132にラッチ
されている値(THL)との比較が行なわれる。その比
較の結果、「入力信号>THL」の場合には、比較器1
33の出力がHIGH(ON)になり、AND回路13
1が開くことでピーク検出器13へ入力された信号がラ
ッチ回路132でラッチされ、そうすることでTHLの
値が、その入力された信号の値に置き換えられる。
【0024】次からの比較動作としては、この新しいT
HLとの比較が比較器133で行なわれる。その比較の
結果、「入力信号<THL>の場合には、AND回路1
31が閉じたままとなるので、THLは前の値のままで
変化しない。以上のような動作を繰り返すことで、入力
された信号の値のうち最大の値がラッチ回路133に保
持され、「入力信号>THL」の時に、比較器133出
力される信号がHIGH(ON)になっている。
【0025】従って、入力された信号の値が最大値のと
きに比較器133から出力される信号がHIGHにな
り、それ以降はHIGHとはならない。従って、ラッチ
回路132をフレームパルスのスタート時に毎回リセッ
トすることにより、トレーニング信号のパターンが相関
パターンと一致したときにピーク検出器13から出力さ
れるパルスがそのフレームにおいて出力される最後のパ
ルスとなり、このピーク検出器13からの出力信号でフ
レームカウンタ19をリセットすることで、図10に示
したようなパルス波形の信号がフレームカウンタ19か
ら出力される。
【0026】このフレームカウンタ19の出力信号を用
いることで、パルス発生器20では、図10に示したよ
うな出力パルス信号が得られる。この出力パルス信号に
応じて、自動等化器9の等化引き込みを行なうトレーニ
ング信号発生器18やタップ更新計算器15の動作とし
ては、受信された信号のフレームのタイミングに同期し
て動作することができ、そのことにより、自動等化器9
のタップ係数が所定の等化アルゴリズムにより伝送路の
状態に応じた等化引き込みを行なうことが可能な値とす
ることができる。
【0027】そのようにして、トレーニング信号受信終
了時には、自動等化器9が等化状態になり、その後、デ
ータを受信するときにはパルス発生器20の出力信号に
応じてスイッチ16がオンに切り換えられて、自動等化
器9で等化された受信信号が識別器10へ入力され、こ
こで、自動等化出力が識別され、並列/直列変換器11
にてシリアルデータに変換された上で、受信データ信号
として後段(図示せず)へ出力される。
【0028】このように、相関器の出力信号をピーク検
出器にて、相関値のピークを検出してそれにより、自動
等化器を等化引き込みを行なうことにより、図6と図8
とに示したような通常のマルチパス・エコーがあるよう
な場合、メインパス信号mの相関値がマルチパス・エコ
ー信号aに比べて大きいので、メインパス信号mに同期
して自動等化器が等化引き込みをされるので、マルチパ
ス・エコー信号aを等化して、自動等化器出力ではこの
影響を無くして、受信データを正しく再生する。
【0029】また、図10と図12とに示したようなマ
ルチパス・エコーがある場合にも、相関器12から出力
される相関値は、マルチパス・エコー信号bの方が、マ
ルチパス・エコー信号dよりもレベルが大きいので、ピ
ーク検出器13により、マルチパス・エコーbに同期し
て自動等化器が等化引き込みされる。そのため、マルチ
パス・エコー信号dの影響が除かれるようにを等化が行
われて、自動等化器出力ではこの影響が無くなり、受信
データを正しく再生できる。
【0030】
【発明の効果】相関器のピークを検出して、それに同期
して自動等化器の等化引き込みをすることにより、より
相関の大きな信号、そなわち、よりS/N比の大きな信
号を用いて自動等化のためのフレーム同期を行うように
して受信データの再生ができるので、受信データが正し
く再生され、データ誤りの発生する確率をより小さくす
ることが可能である。
【0031】また、マルチパス・エコーが複数存在する
場合にも、それらの相関値のピークを検出することによ
り、最もS/N比の高い信号でもってフレーム同期を行
うことができるので、同様にデータ誤りの発生確率をよ
り小さくできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の自動等化回路のブロック構
成を示す図
【図2】従来の技術による自動等化回路のブロック構成
例を示す図
【図3】ピーク検出器13のブロック構成例を示す図
【図4】トレーニング信号とデータ信号との繰り返し伝
送のようすを説明する図
【図5】トレーニング信号と相関器出力信号との関係を
説明する図
【図6】マルチパス・エコー発生のようすを説明する図
【図7】マルチパス・エコー発生のようすを説明する図
【図8】マルチパス・エコー発生時の相関器出力信号と
比較器出力信号の関係を説明する図
【図9】マルチパス・エコー発生時の相関器出力信号と
比較器出力信号の関係を説明する図
【図10】本発明の自動等化器の動作を説明するための
タイミングチャート
【符号の説明】
1:アナログBPF、2:AGC、3:A/Dコンバー
タ、4:受信電力計算器、5:乗算器、6:位相シフト
器、7:正弦波発生器、8:ロールオフフィルタ、9:
自動等化器、10:識別器、11:並列/直列変換器、
12:相関器、13:ピーク検出器、14:クロック再
生器、15:タップ係数更新器、16:スイッチ、1
7:加算器、18:トレーニング信号発生器、19:フ
レームパルス発生器、20:パルス発生器、22、13
3:比較器、24:変調器、25:復調器、26、2
7、29:反射物、28:遮蔽物、131:AND回
路、132:ラッチ回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04L 27/22 Z

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受信されたトレーニング信号に基づい
    て、データ信号の復調に必要な等化特性を自動的に更新
    設定する方式の自動等化回路において、前記受信された
    トレーニング信号と所定パターンとの相関値をピーク検
    出する手段と、前記ピーク検出手段により検出された相
    関信号ピークのタイミングに応じて前記等化特性を更新
    設定することを特徴とする自動等化回路。
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