JP2008236143A - 受信装置、制御方法及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】π/4シフト−QPSK及び4値FSKの両変調信号に対して検波信号の位相角に基づきシンボルを判定する携帯型無線通信端末10において、位相角判定を改善する。
【解決手段】微分器21は検波器19からの検波信号を微分する。判定器22は、微分値がしきい値を上回るか否かを判定し、判定が正であれば、6値→2値判定器30を選択し、否であれば、4値→2値判定器29を選択する。4値→2値判定器29は、+3/4π→”01”.+1/4π→”00”,−1/4π→”10”,−3/4π→”11”のように、4値→2値判定を実行する。6値→2値判定器30は、+5/4π→”11”.+3/4π→”01”.+1/4π→”00”,−1/4π→”10”,−3/4π→”11”,−5/4π→”01”.のように、6値→2値判定を実行する。
【選択図】図7

Description

本発明は、PSK変調信号の受信に対応できる受信装置、制御方法及びプログラムに関する。
特許文献1は、PSK(位相偏移変調:Phase Shift Keying)及びFSK(周波数偏移変調:Frequency Shift Keying )のいずれの方式にも対応できる無線通信装置を開示する(特許文献1の段落0001)。該無線通信装置としての無線通信端末は、送信機に関し(特許文献1の図1)、ユーザが該端末のモード切替ボタンをマニュアルで押下することにより、送信モードをPSK方式及びFSK方式のいずれかへ切り替わるようになっている(特許文献1の段落0025及び図2)
特許文献1の基地局は、FSK信号の周波数に基づき受信信号から生成したIF信号の電力レベルを検出して、受信信号がFSK方式かPSK方式かを判別する(特許文献1の図9及び図10の電力検出回路)。該基地局において、IF信号の電力レベルに基づきFSK方式及びPSK方式を区別できるのは、送信側の通信端末が、FSK方式ではPSK方式より大電力で電波を送信するようにしているからであり(特許文献1の段落0035〜0037)、もし、通信端末が送信電力をPSK方式及びFSK方式共に等しくすれば、受信側で受信電力レベルに基づき受信信号についてPSK方式及びFSK方式を区別することは困難である。
特許文献2は、PSK,FSK,QAMの3方式をデマッピングすることができる受信デマッピンク装置を開示する(特許文献2の図1)。該受信デマッピンク装置では、パラメータを設定することにより所望のデマッピンク処理に切り替えるようになっているが(特許文献2の段落0025)、受信信号の変調方式が3方式のどれになっているかを具体的に検出する方法については言及していない。
特開平10−190755号公報 特開2002−111754号公報
無線通信の規格にEIA/TIA−102で規定化されているAPCO Project25(以下「P25」という。)がある。該P25では周波数変調方式である4値FSK(以下C4FM)と、位相変調方式であるπ/4シフトQPSK(以下CQPSK)との2つを変調方式として採用している。これらは1シンボル当たり2ビットの情報を持ち、4つの偏移を使用して情報を伝送する。
C4FM:+1800Hz・・・”01”、+600Hz・・・”00”、−600Hz・・・”10”,−1800Hz・・・”11”。
CQPSK:+3/4π・・・”01”.+1/4π・・・”00”,−1/4π・・・”10”,−3/4π・・・”11”。
CQPSKにおいて4800×1/秒のレートで伝送する場合、上記CQPSKの位相偏移はシンボル当たりの周波数偏移がC4FMと等価になり、4値→2値変換が同一の処理で行える特徴を持つ。受信処理はこれらの原理により、変調方式によらずに処理を行うことが可能である。
図13及び図14はそれぞれC4FM及びCQPSKの変調信号を検波後、フィルタリングした波形を示しており、俗にアイパターンと呼ばれる波形である。方式は異なるがシンボル点はまったく同じになるため、処理は特に変えずにデータを扱うことができる。
CQPSKは、変調帯域幅を狭くするために、ロールオフ率が0.2とかなり低く設定されている。その弊害として位相偏移が原点の近くを通過し、偏移の前後の影響によって逆位相(±5/4π)へまわることがまれに起こる。これが弱電界下での受信となるとノイズによってさらに逆位相を通過する確率が増大し、+3/4π(01)→−5/4π(11)、−3/4π(11)→+5/4π(01)となってシンボルエラーが起こる。
図15はP25のCQPSKの変調信号の位相の変化を表したコンスタレーションである。ほぼ原点を通過する時があるのが分かる。図14のCQPSKのアイパターンで4値とは異なる部分(図14のP1)に振幅が現れているのが確認できるが、これがその「逆位相」を回ったときの状態である。
本発明の目的は、ロールオフ率が低く設定されているPSK信号に対してもシンボルを的確に検出することができる受信装置、制御方法及びプログラムを提供することである。
本発明の他の目的は、さらに、FSKとPSKとの両変調信号の受信に対応する場合に、両信号を的確に弁別して、PSK固有のシンボル検出方式が、FSK変調信号受信時のシンボルの的確な検出を阻害しない受信装置、制御方法及びプログラムを提供することである。
本発明のPSK信号は、−πより大で+πより小の位相角範囲に等角度間隔にn(nは2以上の整数)個の位相角を設定し、各位相角に各シンボルを対応付けているものである。
本発明によれば、PSK信号の検波信号がπを上回った場合には、該PSK信号のシンボルは、前記n個のシンボルの内、最小位相角に対応付けたシンボルと判断する。また、PSK信号の検波信号が−πを下回った場合には、該PSK信号のシンボルは、前記n個のシンボルの内、最大位相角に対応付けたシンボルと判断する。
本発明の具体例によれば、FSK及びPSKのどちらかの信号を受信する場合に、現在の検波信号の微分値が所定のしきい値を上回っている場合に、受信信号はPSK信号であると判定する。
本発明の受信装置は次の手段を備えている。
−πより大で+πより小の位相角範囲に等角度間隔にn(nは2以上の整数)個の位相角を設定し、各位相角に各シンボルを対応付けるPSKを定義し、
PSK変調信号の検波信号の位相変化が+πを上回っていることを検出した場合には、該検波信号に対応するシンボルは、前記n個の位相角の内、最小位相角に対応付けたシンボルであると判断する第1のシンボル判断手段、及び
受信したPSK変調信号の検波信号の位相変化が−πを下回っていることを検出した場合には、該検波信号に対応するシンボルは、前記n個の位相角の内、最大位相角に対応付けたシンボルであると判断する第2のシンボル判断手段。
本発明の受信装置制御方法は次のステップを有している。
PSK変調信号の検波信号の位相変化が+πを上回っていることを検出した場合には、該検波信号に対応するシンボルは、前記n個の位相角の内、最小位相角に対応付けたシンボルであると判断するステップ、及び
受信したPSK変調信号の検波信号の位相変化が−πを下回っていることを検出した場合には、該検波信号に対応するシンボルは、前記n個の位相角の内、最大位相角に対応付けたシンボルであると判断するステップ。
本発明のプログラムは、前記受信装置の各手段としてコンピュータを機能させる。
本発明によれば、位相角が−π〜+πの範囲外となっているPSK検波信号に対しても的確なシンボル評価を行って、シンボルエラーを抑制することができる。
本発明の具体例によれば、FSK及びPSKのどちらかの変調信号を受信する場合に、受信信号がPSK変調信号であることを的確に検出することができる。
携帯型無線通信端末10(図7)の構成及び作用を説明する前に、図1〜図6を参照して、携帯型無線通信端末10の作動原理について説明する。なお、携帯型無線通信端末10は、無線通信の規格としてEIA/TIA−102で規定化されているAPCO Project25(P25)に準拠しており、該P25における周波数変調方式である4値FSK(以下C4FM)と、位相変調方式であるπ/4シフトQPSK(以下CQPSK)との両方に対応している。図1は携帯型無線通信端末10が受信するCQPSKについての概念説明図である。
図1において、CQPSKでは、現在の位相角位置としてI−Q平面上に8個、考えられる。現在の位相角位置がI−Q平面上のQ1であったとする。Q1に対して、位相角が+π/4、+3π/4、−π/4及び−3π/4だけ変化した位相角位置をそれぞれQ2,Q3,Q4,Q5とすると、シンボル”00”,”01”,”10”,”11”は,Q1→Q2,Q1→Q3,Q1→Q4,Q1→Q5の位相変化に対応付けられる。なお、Ra,Rbは、Q1→Q3の切り替わりの際の位相変化を示している。Rbでは、位相変化が−5π/4と検出されてしまい、本来は”01”であるにもかかわらず、従来の判定方式では、”11”と間違った判定をしてしまう。携帯型無線通信端末10はこれに対処したものである。
図2は携帯型無線通信端末10がCQPSKの各シンボルに対して対応付けている位相角(変化)及び2ビット情報を示している。すなわち、位相角>+πのときは、そのときのシンボルを、位相角=−3π/4のシンボルであると判断する。また、位相角<−πのときは、そのときのシンボルを、位相角=+3π/4のシンボルであると判断する。
図3は携帯型無線通信端末10がC4FMの各シンボルに対して対応付けている周波数及び2ビット情報を示している。携帯型無線通信端末10では、CQPSKを4800×1/秒のレートで伝送する。この場合、CQPSKの位相偏移はシンボル当たりの周波数偏移がC4FMと等価になる。したがって、携帯型無線通信端末10は、C4FMの検波信号のシンボルから2ビット情報を検出するために、CQPSKの検波信号と同様に、検波信号の位相角に基づきC4FMのシンボルを判定することができる。
携帯型無線通信端末10が図2における位相角と2ビット情報との対応付けに基づき検波信号から2ビット情報を割り出す処理を以下、適宜「6値判定」と呼ぶことにする。また、従来どおり、位相角>+πのときは、位相角=+3π/4に対応付け、また、位相角<−πのときは、位相角=−3π/4に対応付けて、検波信号から2ビット情報を割り出す処理を以下、適宜「4値判定」と呼ぶことにする。
携帯型無線通信端末10は、CQPSKの受信信号に対して6値判定を実施することにより、図14及び図15で説明した、CQPSKにおける「逆位相」を回ったときに生じるシンボルエラーを防止することができる。
しかしながら、携帯型無線通信端末10がC4FM変調信号を受信しているときに4値判定ではなく6値判定を行う場合、ノイズが多く含まれるようなC4FM変調信号の検波信号からシンボルを検出しようとすると、上記±5/4π(+5/4πとは位相角>π、−5/4πとは位相角<πを意味する。)の位相偏移に相当するシンボルを判定するためのしきい値を超えてしまう場合があり、C4FM変調信号の受信において、補正する必要のないシンボルまで補正することになって、逆にエラーが増加してしまうという副作用が生じる。
図4は受信レベルが低い場合のC4FM変調信号のアイパターンである。シンボル点がノイズによって幅を持ち、隣接するシンボルとのしきい値を超えるものが出始めている。この場合、±1800Hzの周波数偏移に相当するシンボル点の振幅が±5/4π位相偏移を判定するしきい値(=±π)を超え、シンボル補正がかかってしまうおそれがある。
これに対処し、携帯型無線通信端末10は、受信信号がCQPSK変調信号であるかC4FM変調信号であるかを見極め、CQPSK変調信号である場合には、6値判定を実施し、C4FM変調信号である場合には、4値判定を実施する。携帯型無線通信端末10が、受信信号がCQPSK変調信号であるかC4FM変調信号であるかを見極める方式について説明する。
図5はC4FMにおいてPN9の符号を変調したとき検波波形等を示すグラフである。また、図6はCQPSKにおいてPN9の符号を変調したとき検波波形等を示す図である。図5及び図6の上段の波形図は検波波形を示している。C4FMの検波信号(図5)は変化が緩やかであり、CQPSKの検波信号(図6)は急激に変化していることが理解できる。
図5及び図6の中段の波形図は上段の検波波形を微分したグラフである。変化の大きいCQPSK(図6)は変化量の大きな部分が発生し、C4FM(図5)はそれほど大きな変化が見られない。そこで、しきい値を設定し、微分値が該しきい値以下のものはゼロとしたのが下段のグラフである。
C4FMの波形(図5)には見られない出力が、CQPSKの波形(図6)には存在する。携帯型無線通信端末10は、この出力を監視し、急峻な振幅変化が検出された場合は、CQPSKの受信信号と判断して6値判定を行い、ある一定の時間出力がなければ4値判定にしてシンボルデータをビットデータに変換するようにする。
携帯型無線通信端末10では、受信信号について一旦CQPSKの判定を行うと、そのシステムで使用するフレームの最大時間の間は、該判定を保持するようにする。P25の場合、音声フレームが180msであるので、受信信号がCQPSK変調信号と判定した場合は180ms間だけ状態を保持し、その後は再度、急峻な変化が検出されるまで、C4FM変調信号の判定に戻ることにする。
以上の作動原理に基づく構成を装備する携帯型無線通信端末10について、図7を参照して説明する。図7は携帯型無線通信端末10の受信部のみの構成を示している。他の携帯型無線通信端末又は基地局からのCQPSK又はC4FMの電波はアンテナ11に捕捉され、そのRF信号は増幅器12において増幅されてから、混合器13へ供給される。混合器13は、増幅器12からのRF信号と局部発振器14からの発振信号とを混合して、IF信号を生成して、検波器19へ供給する。検波器19は、IF信号から生成した検波信号をローパスフィルタ20及び微分器21へ供給する。
ローパスフィルタ20は、検波器19からの検波信号中の高域周波数成分を除去する。微分器21は、検波信号を微分し、出力を判定器22へ供給する。判定器22は、微分器21からの微分信号のレベルを所定のしきい値と対比し、対比結果に基づき入力側スイッチ27及び出力側スイッチ28の切替位置を制御する。
判定器22は、図5及び図6で説明したCQPSK変調信号及びC4FM変調信号の判別方法に基づき、検波信号がCQPSK及びC4FMのいずれのものであるかを判定する。すなわち、検波信号の微分値(=微分器21からの入力)がしきい値以上である場合には、CQPSK変調信号であると判定し、該しきい値未満である場合には、C4FM変調信号であると判断する。
判定器22は、一旦、CQPSK変調信号の旨の判定を行うと、1音声フレームの期間としての180msが経過するまでは、検波信号の微分値がしきい値未満となっても、該判定を保持する。そして、もし、その保持期間に、検波信号の微分値がしきい値以上となることが一度もなければ、該保持期間の経過後、CQPSKの旨の判定を解除し、もし、該保持期間に、再び、検波信号の微分値がしきい値以上となれば、その時点からCQPSK判定の保持期間180msを開始する。
4値→2値判定器29はC4FM変調信号の検波信号に対して4値判定を実施する。6値→2値判定器30はCQPSK変調信号の検波信号に対して6値判定を実施する。入力側スイッチ27及び出力側スイッチ28は、判定器22から制御信号により連動して、切り替えられ、判定器22がC4FMの判定を行っている期間では、ローパスフィルタ20−復号器33間に4値→2値判定器29を介在させ、判定器22がCQPSKの判定を行っている期間では、ローパスフィルタ20−復号器33間に6値→2値判定器30を介在させる。復号器33は、4値→2値判定器29又は6値→2値判定器30からシリアルに送られてくる符号を復号して、ビットデータとして出力する。
図8はCQPSK及びC4FMの別なく一律に6値判定を実施するようにした場合にC4FM変調信号を受信したときのビットエラーレート(以下BER)のグラフである。BER=10%くらいの過酷な条件下でのBERを時間方向にプロットしたものであるが、BERの変化が激しくときどきフレーム同期エラーを起こしてBERが50%近い値を示している。これはノイズによる影響で6値判定が悪影響を及ぼし、エラーが増加したために起こっている。
これに対して、図9は判定器22を装備して4値→2値判定器29及び6値→2値判定器30を切り替える携帯型無線通信端末10に、BER≒10%のC4FM変調信号を受信させたときのビットエラーレートのグラフである。BERのばたつきが小さくなり、6値判定固定(図8)の場合よりも同期エラーが発生しなくなっている。4値判定ができていることにより、誤動作が起こらなくなっていることが分かる。
図10は2ビット情報検出方法40のフローチャートである。2ビット情報検出方法40における各処理は、携帯型無線通信端末10の微分器21、判定器22、入力側スイッチ27及び出力側スイッチ28、4値→2値判定器29及び6値→2値判定器30の作動をソフトウェアにより実行する場合に、それら微分器21等の機能に対応するものである。
S41では、検波信号Aを取得する。検波信号の取得は所定のサンプリング間隔で行われる。S42では、検波信号Aの微分値を計算する。具体的には、1サンプリング期間前の検波信号A’と、今回の検波信号Aとの差分A−A’を変数Bに代入する。
S43では、今回の検波信号AをA’として保存する。S42では、B−αをBに代入する。αはしきい値(定数)である。こうして、微分値A−A’がしきい値αより大であれば、B>0となり、しきい値α以下であれば、B≦0となる。
S45では、B>0であるか否かの判定を行い、判定結果が正であれば、S46へ進み、否であれば、S47へ進む。S47では、180msタイマの作動を開始し、180msタイマは、図示していないルーチンにより所定時間の経過ごとにデクリメントされ、作動開始から180msが経過すると、自動的に不作動状態になる。S47の後、S49へ進む。
S46では、180msタイマがなお作動中であるか否かを判定し、判定結果が正であれば、S48へ進み、否であれば、S49へ進む。S48では、現在の受信信号はC4FMであるとして、4値判定を実施する。S49では、現在の受信信号はCQPSK変調信号であるとして、6値判定を実施する。
図11は受信装置60のブロック図である。前述の携帯型無線通信端末10(図7)は受信装置60の具体例である。受信装置60は、ユーザに携帯される無線端末に限定されない。受信装置60は、基地局の受信部として装備されてもよい。
受信装置60は、第1の判断手段61及び第2の判断手段62のみの部分で、PSK用受信装置として独立して、作動可能になっている。受信装置60におけるPSKでは、−πより大で+πより小の相対又は絶対の位相角範囲に等角度間隔にn(nは2以上の整数)個の位相角を設定し、各位相角に各シンボルを対応付けるPSK信号と定義される。受信装置60におけるPSK信号の一例は、π/4シフト−QPSK(図1)であるが、受信装置60におけるPSK信号はこれに限定されない。
−πより大で+πより小の位相角範囲とは、現在の位相角に対して次の位相角を定義する場合の相対位相角範囲、及び現在の位相角とは無関係に次の位相角を定義する場合の絶対位相角範囲の両方を含む。π/4シフトQPSKや差動PSKは、相対位相角範囲における各位相角へののシンボルの対応付けとなる。通常のQPSKや8PSK等は、絶対位相角範囲における各位相角へののシンボルの対応付けとなる。π/4シフトQPSKや差動PSKでは、典型的には各位相角へ遷移過程の位相が追跡される。通常のQPSKや8PSK等でも、遷移過程の位相を追跡して、到達後の位相角を検出する場合には、本発明を適用可能である。
第1の判断手段61は、PSK変調信号の検波信号の位相変化が+πを上回っていることを検出した場合には、該検波信号に対応するシンボルは、n個の位相角の内、最小位相角に対応付けたシンボルであると判断する。第2の判断手段62は、PSK変調信号の検波信号の位相変化が−πを下回っていることを検出した場合には、該検波信号に対応するシンボルは、n個の位相角の内、最大位相角に対応付けたシンボルであると判断する。
n個の位相角の内、最小位相角に対応付けたシンボルとは、図1のπ/4シフト−QPSKでは、−3π/4に対応付けられて2ビット情報の”11”に対応付けられているシンボルである。また、n個の位相角の内、最大位相角に対応付けたシンボルとは、図1のπ/4シフト−QPSKでは、+3π/4に対応付けられて2ビット情報の”01”に対応付けられているシンボルである。
こうして、PSK変調信号の検波信号が、+πを上回ったり、−πを下回ったりする場合にも、シンボルを的確に判断することができる。
好ましくは、受信装置60は、受信手段66、検波手段67、PSK用シンボル検出手段68、微分値判定手段70、受信信号判定手段71及びシンボル情報変換手段72を備えている。PSK用シンボル検出手段68は第1の判断手段61及び第2の判断手段62を含む。
受信手段66は、PSK変調信号又はFSK変調信号の受信信号を受信する。検波手段67は、受信信号から検波信号を生成する。PSK用シンボル検出手段68は、第1の判断手段61及び第2の判断手段62を用いて検波信号からシンボルを検出する。
微分値判定手段70は、検波信号の微分値が所定のしきい値を上回っているか否かを判定する。受信信号判定手段71は、微分値判定手段70の判定に基づき受信信号がPSK変調信号であるか否かを判定する。シンボル情報変換手段72は、受信信号判定手段71の判定が正である場合には、PSK用シンボル検出手段68の検出に基づきシンボル情報を抽出する。
PSK用シンボル検出手段68の具体例は携帯型無線通信端末10の6値→2値判定器30(図7)である、微分値判定手段70及び受信信号判定手段71の具体例は携帯型無線通信端末10の微分器21及び判定器22である。シンボル情報変換手段72の具体例は、4値→2値判定器29及び6値→2値判定器30における判定において、判別した各シンボルからそれに対応する2ビット情報(図1の”01”,”00”,・・・)へ変換する機能部である。シンボル情報は2ビット情報(図2及び図3)に限定されず、3ビット情報や差分式ビット情報(例えばDifferentialQPSK等で採用されるビット情報)等であってもよい。こうして、PSK変調信号及びFSK変調信号の両方に対応する受信装置60において、受信信号がPSK変調信号であることを的確に検出して、PSK変調信号である場合には、PSK用シンボル検出手段68の出力に基づき的確なシンボル情報を抽出することができる。
好ましくは、受信装置60はFSK用シンボル検出手段74を備えている。FSK用シンボル検出手段74は、検波信号の位相角が+πを上回る場合及び検波信号の位相角が−πを下回る場合、該検波信号に対応するシンボルはそれぞれn個の位相角の内、最大位相角及び最小位相角に対応付けたシンボルであると判断することにより検波信号からシンボルを検出する。そして、シンボル情報変換手段72は、受信信号判定手段71の判定が否である場合には、FSK用シンボル検出手段74の検出に基づき各シンボルを対応のシンボル情報へ変換する。
FSK用シンボル検出手段74の具体例は4値→2値判定器29である。こうして、受信信号がFSK変調である場合には、FSK用シンボル検出手段74の出力に基づき的確なシンボル情報を抽出することができる。
好ましくは、受信装置60は計測手段78を備えている。計測手段78は、微分値判定手段70が正と判定すると、その時から受信信号の1フレーム期間を計測する。受信信号判定手段71は、計測手段78が現在、計測作動中及び非作動中であれば、それぞれ正及び否と判定する。
計測手段78は、1フレーム期間ではなく、2以上のフレーム期間を計測するものであってもよい。しかしながら、計測手段78の計測期間が1フレーム期間である場合には、受信信号がFSK変調信号である期間に、何かの原因で、検波信号の微分値がたまたましきい値を超えてしまったときに、本来のSK用シンボル検出手段74へ速やかに戻すことができる。これにより、シンボル情報変換手段72がFSK用シンボル検出手段74ではなくPSK用シンボル検出手段68の出力からシンボル情報を抽出してしまう期間を最小限に抑えることができる。
図12は受信装置制御方法90のフローチャートである。受信装置制御方法90は受信装置60(図11)に適用される。受信装置制御方法90は、例えば受信信号に同期して一定時間(1シンボル長)経過ごとに実行される。
S91では、PSK変調信号又はFSK変調信号の受信信号を受信する。S92では、受信信号から検波信号を生成する。S93では、タイマが作動中であるか否かを判定し、判定が正であれば、S99へ進み、否であれば、S94へ進む。
S94では、検波信号の微分値が所定のしきい値を上回っているか否かを判定し、判定が正であれば、S95へ進み、否であれば、S108へ進む。S95では、タイマを作動させる。該タイマは受信装置60の計測手段78(図11)に対応するものであり、受信信号の1フレーム期間を計測する。
S99は、PSKの検波信号についてのシンボル検出に関し、S100〜S103を備える。S100では、位相変化が+πを上回っているか否かを判定し、判定が正であれば、S101へ進み、否であれば、S102へ進む。S101では、検波信号に対応するシンボルは、n個の位相角の内、最小位相角に対応付けたシンボルであると判断する。
S102では、検波信号の位相変化が−πを下回っているか否かを判定し、判定が正であれば、S103へ進み、否であれば、S117へ進む。S103では、検波信号に対応するシンボルは、n個の位相角の内、最大位相角に対応付けたシンボルであると判断する。
S108は、FSKの検波信号についてのシンボル検出に関し、S110〜S113を備える。S110では、位相変化が+πを上回っているか否かを判定し、判定が正であれば、S111へ進み、否であれば、S112へ進む。S111では、検波信号に対応するシンボルは、n個の位相角の内、最大位相角に対応付けたシンボルであると判断する。
S112では、検波信号の位相変化が−πを下回っているか否かを判定し、判定が正であれば、S113へ進み、否であれば、S117へ進む。S113では、検波信号に対応するシンボルは、n個の位相角の内、最小位相角に対応付けたシンボルであると判断する。S117では、各シンボルを対応のシンボル情報へ変換する。
受信装置60(図11)の第1の判断手段61の機能はS100,S101の処理に対応する。第2の判断手段62の機能はS102,S103の処理に対応する。受信手段66、検波手段67、PSK用シンボル検出手段68、FSK用シンボル検出手段74及び計測手段78の機能はそれぞれS91,S92,S99,S108,S95の処理に対応する。受信信号判定手段71の機能はS93,S94の処理に対応する。
受信装置60の各手段について説明した具体的態様は、各手段に対応する受信装置制御方法90の各ステップの具体的態様として適用可能である。
受信装置60の内、S99の範囲は、PSKの検波信号についてのシンボル検出方法として、単独で実行可能である。受信装置制御方法90は、S93,S95を省略して、実行することもできる。
本発明を適用したプログラムは、コンピュータを受信装置60の各手段として機能させる。本発明を適用した別のプログラムは、受信装置制御方法90の各ステップをコンピュータに実行させる。
本明細書は種々の発明を含んでいる。本明細書が開示した発明は、発明の最良の形態等として説明した各種形態において、一部の要素のみを組合せたり、一部の要素を自明の範囲で変更したり、各種形態間で自明の範囲で一部構成要素を置き換えたりするものを含む。
携帯型無線通信端末が受信するCQPSKについての−π〜+πの範囲内の信号配置図である。 携帯型無線通信端末がCQPSKの各シンボルに対して対応付けている位相角及び2ビット情報を示す図である。 携帯型無線通信端末がC4FMの各シンボルに対して対応付けている周波数及び2ビット情報を示す図である。 受信レベルが低い場合のC4FM変調信号のアイパターンである。 C4FMにおいてPNの符号を変調したとき検波波形等を示すグラフである。
CQPSKにおいてPNの符号を変調したとき検波波形等を示す図である。 携帯型無線通信端末の受信部のみの構成を示す図である。 CQPSK及びC4FMの別なく一律に6値判定を実施するようにした場合にC4FM変調信号を受信したときのビットエラーレートのグラフである。 判定器を装備して4値→2値判定器及び6値→2値判定器を切り替える携帯型無線通信端末に所定のC4FM変調信号を受信させたときのビットエラーレートのグラフである。 2ビット情報検出方法のフローチャートである。
受信装置のブロック図である。 受信装置制御方法のフローチャートである。 C4FMの変調信号を検波後、フィルタリングした波形を示す図である。 CQPSKの変調信号を検波後、フィルタリングした波形を示す図である。 無線通信の所定規格におけるCQPSKの変調信号の位相の変化を表したコンスタレーションを示す図である
符号の説明
60:受信装置、61:第1の判断手段、62:第2の判断手段、66:受信手段、67:検波手段、68:PSK用シンボル検出手段、70:微分値判定手段、71:受信信号判定手段、72:シンボル情報変換手段、74:FSK用シンボル検出手段、78:計測手段、90:受信装置制御方法。

Claims (6)

  1. −πより大で+πより小の位相角範囲に等角度間隔にn(nは2以上の整数)個の位相角を設定し、各位相角にシンボルを対応付けるPSKを定義し、
    PSK変調信号の検波信号の位相変化が+πを上回っていることを検出した場合には、該検波信号に対応するシンボルは、前記n個の位相角の内、最小位相角に対応付けたシンボルであると判断する第1のシンボル判断手段、及び
    受信したPSK変調信号の検波信号の位相変化が−πを下回っていることを検出した場合には、該検波信号に対応するシンボルは、前記n個の位相角の内、最大位相角に対応付けたシンボルであると判断する第2のシンボル判断手段、
    を備えることを特徴とする受信装置。
  2. PSK変調信号又はFSK変調信号の受信信号を受信する受信手段、
    受信信号から検波信号を生成する検波手段、
    前記第1及び第2のシンボル判断手段を用いて検波信号からシンボルを検出するPSK用シンボル検出手段、
    検波信号の微分値が所定のしきい値を上回っているか否かを判定する微分値判定手段、
    前記微分値判定手段の判定に基づき受信信号がPSK変調信号であるか否かを判定する受信信号判定手段、及び
    受信信号判定手段の判定が正である場合には、前記PSK用シンボル検出手段の検出に基づき各シンボルを対応のシンボル情報へ変換するシンボル情報変換手段、
    を備えることを特徴とする請求項1記載の受信装置。
  3. 検波信号の位相角が+πを上回る場合及び検波信号の位相角が−πを下回る場合、該検波信号に対応するシンボルはそれぞれ前記n個の位相角の内、最大位相角及び最小位相角に対応付けたシンボルであると判断することにより検波信号からシンボルを検出するFSK用シンボル検出手段、及び
    受信信号判定手段の判定が否である場合には、前記FSK用シンボル検出手段の検出に基づき各シンボルを対応のシンボル情報へ変換するシンボル情報変換手段、
    を備えることを特徴とする請求項2記載の受信装置。
  4. 前記微分値判定手段が正と判定すると、その時から受信信号の1フレーム期間を計測する計測手段、及び
    前記計測手段が現在、計測作動中及び非作動中であれば、それぞれ正及び否と判定する前記受信信号判定手段、
    を備えることを特徴とする請求項2又は3記載の受信装置。
  5. −πより大で+πより小の位相角範囲に等角度間隔にn(nは2以上の整数)個の位相角を設定し、各位相角に各シンボルを対応付けるPSKを定義し、
    PSK変調信号の検波信号の位相変化が+πを上回っていることを検出した場合には、該検波信号に対応するシンボルは、前記n個の位相角の内、最小位相角に対応付けたシンボルであると判断するステップ、及び
    受信したPSK変調信号の検波信号の位相変化が−πを下回っていることを検出した場合には、該検波信号に対応するシンボルは、前記n個の位相角の内、最大位相角に対応付けたシンボルであると判断するステップ、
    を備えることを特徴とする受信装置制御方法。
  6. 請求項1〜4のいずれかに記載の受信装置の各手段としてコンピュータを機能させるプログラム。
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