JP2008235428A - 電子機器 - Google Patents
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Abstract
【課題】 実装密度をより向上させることの可能なプリント配線板を備えた電子機器を提供することを目的とする。
【解決手段】 プリント配線板モジュール20は、回路基板(マザーボード)21、第1の基板22、第2の基板23、第3の基板24を備える。第3の基板24は上面24aから下面24bに亘って設けられた開口部25を有し、ICチップ32は開口部25により生じた空間に位置するように、第1の基板22の下面22bに実装される。複数の基板を積層するだけでなく、開口部25を有する第3の基板24を回路基板21および第1の基板22で挟み込むことで間に生じた空間に第1の基板22の下面22bに実装された電子部品が位置するようにしているため、より多くの電子部品をプリント配線板モジュール20に搭載することができ、実装密度を向上させることが可能となる。
【選択図】 図3
【解決手段】 プリント配線板モジュール20は、回路基板(マザーボード)21、第1の基板22、第2の基板23、第3の基板24を備える。第3の基板24は上面24aから下面24bに亘って設けられた開口部25を有し、ICチップ32は開口部25により生じた空間に位置するように、第1の基板22の下面22bに実装される。複数の基板を積層するだけでなく、開口部25を有する第3の基板24を回路基板21および第1の基板22で挟み込むことで間に生じた空間に第1の基板22の下面22bに実装された電子部品が位置するようにしているため、より多くの電子部品をプリント配線板モジュール20に搭載することができ、実装密度を向上させることが可能となる。
【選択図】 図3
Description
本発明は、プリント配線板モジュールの実装方法に関する。
近年、電子機器には更なる高性能化、小型化が求められていることから、電子機器に内蔵されるプリント配線板には高密度に部品を実装することが求められるようになっている。プリント配線板に高密度に部品を実装するためには、例えば複数の基板を複数層重ねて実装する方法が採用される。
特許文献1には、ピン挿入部品と表面実装部品とを混載した配線基板が記載されている。ピン挿入部品用片面基板の基板接合用パターンと表面実装部品用片面基板の基板接合用パターンとを半田付けして一体化される。製造工程の簡略化やコスト低減を図るとともに、ピン挿入部品回避穴が開設されて出来た空間に、表面実装部品用片面基板上に実装された部品が位置するようになるのでプリント配線板への実装密度を向上させることが可能となる。
特開2005−64379号公報
しかし、上記の方式は、ピン挿入部品用の基板と表面実装部品用の基板とを組み合わせるという制限があり、また片面基板を使用するため実装密度を向上させる際に問題がある。
そこで本発明の目的は、実装密度をより向上させることの可能なプリント配線板を備えた電子機器を提供することにある。
上記目的を達成するために本発明に係る電子機器は、第1の基板と、前記第1の基板の第1の面と接合され、第1の電子部品が実装される第2の基板と、前記第1の基板の第2の面と接合され、開口部を有する第3の基板と、前記第1の基板の前記第2の面上に実装される第2の電子部品と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、実装密度をより向上させることの可能なプリント配線板を備えた電子機器を提供することができる。
以下本発明に係る実施の形態を、図面を参照して説明する。
図1は第1の実施形態に係る電子機器を示す外観斜視図である。電子機器1は本体2を備え、本体2にはディスプレイユニット3がヒンジ部4を介して回動可能に取り付けられている。本体2の前上面2aにはタッチパッド5が取り付けられている。本体2の後上面2bにはキーボード6が取り付けられている。本体2は樹脂製あるいはマグネシウム合金等の金属製の上ケース8及び下ケース9とを有し、本体2内には複数の電子部品を搭載した後述する回路基板が収容されている。
図1は第1の実施形態に係る電子機器を示す外観斜視図である。電子機器1は本体2を備え、本体2にはディスプレイユニット3がヒンジ部4を介して回動可能に取り付けられている。本体2の前上面2aにはタッチパッド5が取り付けられている。本体2の後上面2bにはキーボード6が取り付けられている。本体2は樹脂製あるいはマグネシウム合金等の金属製の上ケース8及び下ケース9とを有し、本体2内には複数の電子部品を搭載した後述する回路基板が収容されている。
図2は電子機器のケースと回路基板との接続関係を示す分解斜視図である。本体2の下ケース9の内面9aには、ボス15が上方に突出して下ケース9と一体に設けられている。ボス15はボス穴16を有する。ボス穴16には、金属製のインサートナット17が挿入される。インサートナット17の内部17aには図示しない内ネジが形成される。インサートナット17の外部には外ネジ17bが形成される。インサートナット17がボス穴16に挿入された後、外ネジ17bとボス15の内面15aとが溶着等により一体的に取り付けられる。回路基板21には貫通穴12aが設けられている。ネジ14が貫通穴12aを介して、インサートナット17の内部17aに形成された内ネジに螺合されることにより、回路基板21が下ケース9に固定される。下ケース9に設けられるボス15や、回路基板21に設けられる貫通穴12aは図2において図示していない部分にも必要に応じて設けられる。
図3は第1の実施形態に係るプリント配線板モジュールを示す断面図である。図4は第1の実施形態に係るプリント配線板モジュールの概略を示す外観斜視図である。プリント配線板モジュール20は、回路基板(マザーボード)21、第1の基板22、第2の基板23、第3の基板24を備える。第1の基板22の上面22aには第2の基板23が接合され、第1の基板22の下面22bには第3の基板24が接合される。
基板と基板との接合には、例えばはんだ接合、導電ペーストによる接合が用いられる。はんだ接合や導電ペーストによる接合の他に、異方性導電膜フィルムや異方性導電ペーストを基板上に仮圧着したあとに、チップを実装し、加圧加熱にて本圧着接合するACF/ACP接合や、NCF/NCP接合を用いることができる。また、金バンプとNCP接合との組み合わせにより基板同士の機械的接合および電気的接続を確保することもできる。基板上にICチップなどの電子部品を実装する際には、ワイヤボンディング、はんだボール、金バンプ接合などを用いることができる。
第1の基板22、第2の基板23、第3の基板24はリジッド基板でもフレキシブルプリント基板でもよく、実装方法についても片面基板や多層基板などを任意に組み合わせることができる。第2の基板23の上面23aに設けられた図示しないパッド上に、チップ部品30や、はんだボール31aを有するICチップ31などの電子部品がはんだ付けされ実装される。第1の基板22の下面22bには、はんだボール32aを有するICチップ32がはんだ付けされる。第3の基板24は上面24aから下面24bに亘って設けられた開口部25を有し、ICチップ32は開口部25により生じた空間に位置するように、第1の基板22の下面22bに実装される。
本実施形態では、複数の基板を積層するだけでなく、開口部25を有する第3の基板24を回路基板21および第1の基板22で挟み込むことで間に生じた空間に第1の基板22の下面22bに実装された電子部品が位置するようにしているため、より多くの電子部品をプリント配線板モジュール20に搭載することができ、実装密度を向上させることが可能となる。
上記の説明のように、第1の実施形態によれば、実装密度をより向上させることの可能なプリント配線板を備えた電子機器を提供することができる。
図5は第2の実施形態に係るプリント配線板モジュールを示す断面図である。以下の説明において第1の実施形態で示したものと同一の構成要素については同一の符号を付し重複する説明を省略する。
第2の実施形態では、第1の基板22の下面22bには、電子部品42が実装される。電子部品42は、電子部品42の内部には、樹脂43が充填されICチップ44が封止されている。ICチップ44上の電極と第3の基板24とはワイヤ45により電気的に接続される。第3の基板24と回路基板21とは、はんだボール46により接続される。熱量の発生が大きいため封止されたICチップや、ワイヤボンディング仕様の部品を使用する場合でも、第3の基板24と回路基板21との接合にはんだボール46を使用することで、より高密度な実装を実現することができる。第2の実施形態では、ワイヤボンディング仕様のICチップ44から生じる熱を、第1の基板22の下面22b上に設けられた図示しない銅箔を通じて外部へ放熱することができる。
図6は第3の実施形態に係るプリント配線板モジュールを示す断面図である。第1の基板22、第2の基板23、第3の基板24を積層してプリント配線板モジュール20を構成する際、第1の基板22の面積を第2の基板23の面積及び第3の基板24の面積よりも大きくして、第1の基板22の端部22cがプリント配線板モジュール20の外へ延出するものとしても良い。プリント配線板モジュール20の外へ延出した第1の基板22の端部22cには、接続端子50が設けられる。
第1の基板22、第2の基板23、第3の基板24から構成されるプリント配線板モジュール20をメインボードである前述の回路基板21上に搭載すると、回路基板21を含めたモジュール全体の高さが高くなりすぎてしまう場合に、プリント配線板モジュール20を回路基板21とは別の回路基板60上に実装して高さを抑えることができる。
プリント配線板モジュール20の第1の基板22と、メインボードである回路基板21との電気的な接続は、例えばフレキシブルプリント基板70を用いて行うことができる。第1の基板22の端部22cに設けられた接続端子50と、回路基板21上の電極パッド21cと、をフレキシブルプリント基板70により電気的に接続する。図7に示すように、第1の基板22をフレキシブルプリント基板として、第1の基板22の端部22cを折り曲げて、第1の基板22の下面22bに設けた接続端子50を回路基板21上の電極パッド21cと接続するようにしても良い。また、図8に示すように、第1の基板22をフレキシブルプリント基板として、回路基板21上にICチップ30を実装する空間が生じるように端部22cを折り曲げて、接続することができる。このとき、回路基板21上に設けた複数の電極パッド21cと、第1の基板22の下面22bに設けた複数の接続端子50とを接続するようにしても良い。
また第3の実施形態では、実装位置の制約からメインボードである回路基板21上にプリント配線板モジュール20を実装できない場合には、フレキシブルプリント基板70を用いることにより、メインボードである回路基板21から離して設けられた回路基板60にプリント配線板20モジュールを実装することもできる。
図9は第4の実施形態に係るプリント配線板モジュールを示す断面図である。図7に示すように第3の基板24を設けるかわりに、回路基板21の上面21aに凹部21bを形成し、第1の基板22の下面22bに設けられたICチップ32が凹部21bに位置するようにしても良い。また、回路基板21に凹部21bを形成する代わりに貫通穴を形成しても良い。貫通穴を形成した場合、凹部21bにより生じた空間に実装されるICチップ32よりも体積や高さの大きな部品を第1の基板22の下面22bに実装することができる。
回路基板21に凹部21bや貫通穴を形成して生じた空間にICチップ32が位置するように実装した場合、第3の基板24を設けなくても良い分、プリント配線板モジュール20の高さを抑えることができる。
図10は第5の実施形態に係るプリント配線板モジュールを示す断面図である。本実施形態では、第2の基板23の上面23aに第1の基板22が接合され、第1の基板22の上面22aに第3の基板24が接合されている。第2の基板23と回路基板21とは、はんだボール46により接合される。第2の基板23と回路基板21との間ははんだボール46の高さの分だけ、電子部品を実装できる空間が生じるため、第2の基板23の下面23bには、ワイヤボンディング仕様のICチップ44とチップ部品30が実装されている。
第3の基板24は開口部25を有するため、開口部25により生じる空間を利用して、第1の基板22の上面22aにICチップ31を実装することができる。このような構成を採用することで、第3の基板24の上にそのままICチップ31のような比較的高さのある部品を実装する場合に比べて、プリント配線板モジュール20の高さを抑えることができる。
以上の説明のように、上記の各実施形態によれば実装密度をより向上させることの可能なプリント配線板を備えた電子機器を提供することが出来る。本発明ではその主旨を逸脱しない範囲であれば、上記の実施形態に限定されるものではなく、種々の変形が可能である。
1…電子機器、2…本体、3…ディスプレイユニット、4…ヒンジ部、5…タッチパッド、6…キーボード、8…上ケース、9…下ケース、20…プリント配線板モジュール、21…回路基板、22…第1の基板、23…第2の基板、24…第3の基板、30…チップ部品、31…ICチップ、42…電子部品、44…ICチップ、45…ワイヤ、46…はんだボール
Claims (8)
- 第1の基板と、
前記第1の基板の第1の面と接合され、第1の電子部品が実装される第2の基板と、
前記第1の基板の第2の面と接合され、開口部を有する第3の基板と、
前記第1の基板の前記第2の面上に実装される第2の電子部品と、
を備えることを特徴とする電子機器。 - 前記第3の基板が第4の基板に接合され、前記第1の基板の前記第2の面上に実装された前記第2の電子部品が、前記第3の基板の開口部と第4の基板とで形成される空間に位置することを特徴とする請求項1記載の電子機器。
- 前記第3の基板と前記第4の基板とがはんだボールにより接合されることを特徴とする請求項2記載の電子機器。
- 前記第1の基板は、前記第2の基板および前記第3の基板よりも大きな面積を持ち、前記第2の基板および前記第3の基板から延出する端部に接続端子を備えることを特徴とする請求項1記載の電子機器。
- 前記端部の接続端子に一端が接続されるフレキシブルプリント基板を備え、前記フレキシブルプリント基板の他端が第4の基板上に設けられた第2の接続端子に接続されることを特徴とする請求項4記載の電子機器。
- 前記第1の基板はフレキシブルプリント基板であり、前記フレキシブルプリント基板が折り曲げられ、前記第1の基板の端部の接続端子が前記第4の基板上に設けられた第2の接続端子に接続されることを特徴とする請求項4記載の電子機器。
- 前記第1の基板はフレキシブルプリント基板であり、前記フレキシブルプリント基板の下面に第1の接続端子および第2の接続端子が設けられ、前記第4の基板上に前記第1の接続端子と接続される第3の接続端子と、前記第2の接続端子と接続される第4の接続端子とが設けられ、前記第4の基板上には、前記第3の接続端子と前記第4の接続端子との間に電子部品が実装されることを特徴とする請求項4記載の電子機器。
- 第1の基板と、
前記第1の基板の第1の面に実装される電子部品と、
前記第1の基板の第2の面と接合される第2の基板と、
前記第2の基板の第2の面上に実装される第2の電子部品と、
前記第2の基板の第2の面上に接合される第3の基板と、を備え、
前記第3の基板は凹部を有し、前記第2の電子部品は前記凹部に位置することを特徴とする電子機器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2007070346A JP2008235428A (ja) | 2007-03-19 | 2007-03-19 | 電子機器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2007070346A JP2008235428A (ja) | 2007-03-19 | 2007-03-19 | 電子機器 |
Publications (1)
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Family Applications (1)
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JP2007070346A Pending JP2008235428A (ja) | 2007-03-19 | 2007-03-19 | 電子機器 |
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2007
- 2007-03-19 JP JP2007070346A patent/JP2008235428A/ja active Pending
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