JP2008232228A - 食い込み式管継手、冷凍装置及び温水装置 - Google Patents

食い込み式管継手、冷凍装置及び温水装置 Download PDF

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Abstract

【課題】フェルール先端部の変形によるシール機能及び配管保持機能が損なわれないように、フェルールの後端部においても配管を保持可能とした食い込み式管継手及びこれを用いた冷凍装置及び温水装置を提供すること。
【解決手段】フェルール3の後端部を内周側に押し付けながら軸方向に押圧する押圧面25をカム面19が形成されていない継手本体1又は結合用部材2に形成する。フェルール3には、内周側から径方向外方へ窪む溝部36が形成される。さらに、フェルール3は、押圧面25により後端部が内周側に押し付けながら軸方向に押圧されることにより先端部がカム面19に押し付けられて、先端部のエッジ部3bが配管pに食い込むように変形するとともに、フェルール3の内周面の後端部のエッジ部3cが配管pに食い込むように変形するように構成されている。
【選択図】図6

Description

本発明は、食込み式管継手、並びに、これを応用した冷凍装置及び温水装置に関し、特に、フェルールによる配管の保持構造に関する。
内部に流体を流す流体管に対し用いられる管継手は、管の劣化や流体供給管の劣化などが生じたときに交換や修理を容易に行うことができるように、取り外し可能なものが多く使われてきている。このような管継手としては、用途に応じ各種構造のものが存在する。
例えば、流体管の中に冷媒が流れる空気調和機等の冷凍サイクル装置においては、従来、管継手としてフレア式管継手が多用されてきた。しかし、冷凍サイクル装置においては、地球環境保護のため、冷媒の変更が進められている。すなわち、冷媒は、従来のフロン冷媒から可燃性のプロパン、エタン、エチレン、nペンタン、nブタン、イソブタン等のHC冷媒や、使用圧力が高圧となる二酸化炭素などの自然冷媒に置換されつつある。このため、新しい冷媒を使用する冷凍サイクル装置においては、冷媒漏れの少ない管継手として食い込み式管継手の開発が活発に行われるようになってきている。
このような食い込み式管継手の一例として特許文献1に記載のようなものがある。この食い込み式管継手は、1個のフェルールにより接続すべき配管を保持するとともにその接続部をシールするようにしたものである。
これをさらに図14を用いて具体的に説明する。この食い込み式管継手は、図14(a)に示すように、接続すべき配管102の先端部を挿入する配管接続口101aを有する継手本体101と、中心部に接続すべき配管102を貫通させる貫通孔103aを備えた袋ナット状の結合用部材103とを備えている。また、結合用部材103の基部103bに対しては、径方向に延びる薄肉部104を介して環状のフェルール105が連結され、この薄肉部104を介してフェルール105と結合用部材103とが一体的に形成されている。また、継手本体101の配管接続口101aの入口部には、フェルール105の先端部を配管102に食い込ませるようにガイドするカム面106が形成されている。
そして、フェルール105から薄肉部104にかけての後端面105aに対し空間部107を介在させて、フェルール105の後端面105aを押圧するための押圧面108が形成されている。この管継手において配管102が接続されるときは、結合用部材103を締結するときの締結力により、フェルール105の先端部がカム面106に押し付けられる(図14(a)参照)。そして、この状態からさらに結合用部材103が締め付けられることにより、薄肉部104に軸方向力が作用して薄肉部104が切断されてフェルール105が独立の状態になるとともに、その後端面105aが押圧面108により押圧される(図14(b)参照)。また、その後に押圧面108を介して結合用部材103の締結力がフェルール105の後端面105aにさらに加えられると、フェルール105の先端部におけるテーパ面105bがカム面106に押し付けられるとともに、フェルール3の先端部がカム面106に案内されて配管102に食い込むようになる。この結果、このフェルール105の先端部の食い込みにより、配管102が気密に接続されるように構成されている(図14(c)参照)。
このように接続される食い込み式管継手において配管102が気密に接続されるためには、配管102の保持機能と、配管挿入部のシール機能とが確実に行われることが必要である。ここで、上記従来の食い込み式管継手において、この二つの機能がどのようにして発揮されているかについてさらに説明する。配管保持機能は、フェルール105の先端部がカム面106に押し付けられて配管102に食い込むことにより発揮されている。また、配管102の挿入部のシール機能は、配管102の外周面に対するフェルール105の先端部の食い込み、及びカム面106に対するフェルール105の先端部の外周面であるテーパ面105bが密着することにより達成されている。このように、食い込み式管継手における大事な二つの機能は、フェルール105の先端部の食い込みとフェルール105の先端部のカム面106への密着が適切に行われることにより発揮される。
特表2004−526911号公報
ところで、フェルール105の先端部の変形により配管102が気密に接続されたものであっても、その気密な接続が破壊される恐れがある。すなわち、接続すべき配管102に対し、配管102を接続する装置自身の振動や、外部からの衝撃や振動が加えられることが予測される。そして、このような振動や衝撃は、上記従来の接続状態では、フェルール105の先端部の食い込み部やカム面106との密着部に対し、配管102を介して伝達される。このため、伝達される振動や衝撃が大きい場合には、フェルール105の先端部の変形によるシール機能や配管保持機能が損われる恐れがある。
本発明は、このような背景に基づきなされたものであって、フェルールの先端部の変形によるシール機能及び配管保持機能が配管接続後に損なわれないように、フェルールの後端部においても配管を保持可能とした食い込み式管継手及びこれを用いた冷凍装置及び温水装置を提供することを目的とする。
本発明に係る食い込み式管継手は、上記課題を解決するものであって、接続すべき配管を挿入する配管接続口を有する継手本体と、継手本体に締結される結合用部材と、環状のフェルールと、フェルールの先端部を配管に食い込ませるようにガイドするカム面とを備え、前記カム面は継手本体又は結合用部材の何れか一方に形成され、前記カム面が形成されていない他方の継手本体又は結合用部材には、フェルールの後端部を内周側に押し付けながら軸方向に押圧する押圧面が形成され、また、前記フェルールは、フェルールを前部と後部とに二分するように内周側から径方向外方へ窪む溝部が形成されるとともに、フェルールの後端部が前記押圧面により内周側に押し付けながら軸方向に押圧されることにより、フェルールの先端部がカム面に押し付けられて、フェルールの先端部に形成されるエッジ部及びフェルールの内周面の後端部に形成されるエッジ部が配管に食い込むように構成されていることを特徴とする。
このような構成上の特徴を有する本発明に係る食い込み式管継手によれば、フェルールの後端部が押圧面により内周側に押し付けられながら軸方向に押圧されると、溝部を中心にして前部は先端部が配管に食い込む方向に曲げられやすくなり、溝部を中心にして後部は後端部が配管に食い込む方向に曲げられやすくなる。したがって、本発明に係る食い込み式管継手によれば、フェルールは、先端部及び後端部に形成されるエッジ部がそれぞれ配管に食い込むようになる。このため、配管を通じて伝達される振動や衝撃は、フェルールの先端部に形成されるエッジ部が食い込んだ部分に伝達される前に、フェルールの後端部に形成されたエッジ部の食い込み部により消耗される。この結果、フェルールの先端部の食い込みによる配管保持及び配管シール機能は、フェルールの後端部の食い込みによる配管保持機能により安全に保護される。
また、前記フェルールは、前記カム面が形成されていない他方の継手本体又は結合用部材の基部に対し、フェルールの後端面と前記押圧面との間に空間部が形成されるとともに、径方向に延びる薄肉部を介して後端部が一体的に連結され、さらに、継手本体と結合用部材とが締結される過程において、フェルールの先端部がカム面に当接した後に継手本体と結合用部材との締結に伴い発生する軸方向力により前記薄肉部が切断され、この薄肉部が切断された後に独立のフェルールとして作用するように形成されているものとしてもよい。このように構成すれば、フェルールが一体に形成された管継手として使用できるとともに、前述のものと同様の作用効果を奏することができる。すなわち、フェルールは先端部及び内周面の後端部のエッジ部がそれぞれ配管に食い込むようになるため、配管を通じて伝達される振動や衝撃は、フェルールの先端部の食い込み部に伝達される前にフェルールの後端部の食い込み部により消耗される。この結果、フェルールの先端部の食い込みによる配管保持及び配管シール機能は、フェルールの後端部の食い込みによる配管保持機能により安全に保護される。
また、前記溝部は、フェルールの先端部のエッジ部とフェルールの内周面の後端部のエッジ部とが配管に食い込むように変形する途中において、溝部を形成する前面と後面とが全面又は一部で当接する形状に形成されているものが好ましい。このように、フェルールの変形途中において溝部を形成する前面と後面とが全面又は一部で当接する形状に形成することにより、フェルール後端部のエッジ部による過剰な食い込みを防止することができる。この結果、フェルール後端部の過剰な変形による冷媒流通抵抗の増加を防止することができる。
また、前記フェルールは、継手本体と結合用部材とを手回しで締め付けるときに発生する軸方向の押付力により、フェルールの先端部を変形容易とするための切込部を有し、この切込部から先の楔状部を押し込んで接続すべき配管を仮止め可能に形成されているようにしてもよい。このように構成すれば、結合用部材を締結工具で締結しなければならなくなる前に配管を仮止めすることができる。これにより、その後の締結工具を使用した結合用部材2の締結作業を効率化することができる。
また、本実施の形態に係る食い込み式管継手を冷媒回路や給水回路に使用した冷凍装置や、本実施の形態に係る食い込み式管継手を給湯回路や給水回路に使用した温水装置においては、管継手のシール性能や耐久性が向上し、製品の信頼性が向上する。
本発明に係る食い込み式管継手によれば、フェルールは先端部及び後端部において、エッジ部が配管に食い込むようになる。このため、配管を通じて伝達される振動や衝撃は、フェルール先端部の食い込み部に伝達される前にフェルール後端部の食い込み部により消耗される。この結果、気密性及び耐久性に優れた配管接続機能が得られる。したがって、この食い込み式管継手を用いた冷凍装置及び温水装置によれば、製品の信頼性が向上する。
以下、本発明の各実施の形態について図面に基づき説明する。なお、各図面において共通する要素には同一の符号を付し、その説明を省略又は簡略化する。
(実施の形態1)
実施の形態1に係る管継手について、図1〜図6に基づいて説明する。実施の形態1に係る管継手は、冷凍装置、ヒートポンプ式温水装置などの冷媒回路などに使用される食い込み式管継手であり、図1はこの食い込み式管継手の締結前の状態における部分断面図である。本食い込み式管継手は、図1に示されるように被接続側機器に取り付けられる継手本体1と、継手本体1に接続すべき配管pに外装される結合用部材2と、結合用部材2に一体に形成されたフェルール3とから形成されている。なお、以下の説明において前後の方向を言うときは、継手本体1側、例えば、図1における左側を前側とし、結合用部材2側、すなわち、図1における右側を後側とする。なお、この点については、後述する各実施の形態においても同様とする。
継手本体1は、図1〜図3に示すように、閉鎖弁、容器、配管などの被接続側機器への取付部11及び結合用部材2を締結するときに締結工具で把持するナット部12が形成された基部13と、結合用部材2を螺合する螺合部としての雌ねじ14aが内周面に形成された雌ねじ筒部14とを有する。また、継手本体1は、基部13における結合用部材2側の端面から雌ねじ筒部14内に突出する軸部15を有する。そして、この軸部15から基部13にかけての軸心部には配管接続時に配管pの先端部を所定位置に差し込む配管接続口16が形成されている。また、配管接続口16の前側には、径が異なる連通孔17、18が形成され、取付部11の外周面には雄ねじ11aが形成されている。
配管接続口16の孔径は、接続する配管pを嵌挿するように配管pの外形寸法と略同径に形成されている。また、配管接続口16と連通孔17との間に段部(カウンターボア)16aが形成されている。段部16aは、本食い込み式管継手の組付時において、配管pの先端面を当接させて配管pの挿入位置を一定化するものである。
また、配管接続口16の入口部にはカム面19が形成されている。カム面19は、前側において配管接続口16に連なり、後側(結合用部材2側)に向けて径が大きくなる円錐状に形成されている。なお、管継手の軸心に対するカム面19の傾斜角度は、後述するフェルール3の先端部のテーパ面32より大きく形成されている。
結合用部材2は、図1、図2及び図4〜図6に示すように、軸心に配管pを貫通させる貫通孔21を形成した円筒状の基部22を有し、この基部22の前側に、フェルール3の外周を保護する保護筒部23が形成され、この保護筒部23に続く基部22の外周には継手本体1と螺合する螺合部としての雄ねじ22aが形成されている。また、基部22の後部は、締結工具で把持可能とするように外形を大きくするとともに六角ナット状とした把持部24に形成されている。
このように形成された結合用部材2には、保護筒部23内において基部22から前側へ、つまり、継手本体1側へ突出するように環状のフェルール3が形成されている。フェルール3の軸心の孔は配管pを貫通させる貫通孔31であり、その直径は、前述の配管接続口16及び基部22の軸心に設けられた貫通孔21と略同径である。このフェルール3は、図4から分かるように、環状であって、後端部において径方向に延びる薄肉部4を介し基部22に連結されて、結合用部材2と一体的に形成されている。
フェルール3は、軸方向の断面で見ると、例えば図5に示すように、後部が略一定の肉厚に形成され、前部が先端にいくに従い薄くなるように外周面がテーパ面32に形成されている。このテーパ面32の傾斜角度は前述のようにカム面19の傾斜角度よりやや小さい角度に形成されている。また、フェルール3の後端面33は、内周側から径方向外方に窪む空間部34を介して基部22に形成された押圧面25と対峙するように形成されている。空間部34は、軸方向の断面で見て外周側に尖る略V字形をなす形状に形成されている。より詳しく見ると、図5に示すように、尖端部分には僅かな直線部34aが形成されている。このような空間部34が形成されていることにより、その前面となるフェルール3の後端面33は、内周側が前方となるように傾斜して形成され、また、空間部34の後面となる押圧面25は、内周側が後方となるように傾斜して形成されている。
一方、フェルール3の後部の外周面と薄肉部4の前面側(すなわちフェルール3の先端側)とは、図5に図示されるように軸方向の断面で見て略直角に連結されている。また、この直角部は、フェルール3から薄肉部4に跨る後端面33からなる後部側の面と、フェルール3の円筒状外周面及び薄肉部4の前面側平面で形成される前部側の面とからなる断面形状において、エッジ状の先端41を有する切込をなし、この切込により局部的に肉厚が薄くなる最薄肉部42が形成されている(図5参照)。この最薄肉部42は、エッジ状の先端41を備えた切込により形成されていることになるため、結合用部材2に対し軸方向の力が作用すると、応力集中が生起される。
また、フェルール3の先端付近の内周面には、先端部の変形を容易にするための切込部35が設けられている。この切込部35が設けられることにより、結合用部材2を手回しで締め付ける段階において、切込部35の前方に薄く形成された楔状部3aを配管pと配管接続口16との間に楔状に差し込んで配管pを仮止め可能としている。フェルール3によるシールのための配管pへの食い込みは、図6に示すように、この切込部35の後側に形成されるエッジ部3bにより行われる。
また、フェルール3の後端面33よりの内周面には、フェルール3を二分するような大きな略V字状の溝部36が形成されている。このV字状の溝部36は前述の空間部34の尖端部分と同一の形状に形成されている。また、V字状の溝部36が形成されることにより、溝部の底部(すなわち、尖端部分)とフェルール3後部の外周面との間に環状薄肉部37が形成されている。このように溝部36が形成されて環状薄肉部37が形成されることにより、フェルール3の先端側のエッジ部3bが配管pに食い込むように変形させるとともに、後端面33の内周側縁部を形成するエッジ部3cを配管pに食い込むように変形させるようにしている(図6(c)参照)。このようにエッジ部3cを配管pに食い込むように変形させるのは、配管pを抜けないように保持するとともに、配管pを伝達する振動がエッジ部3bに伝達されることを抑止し、エッジ部3bによる配管シール機能及び配管保持機能を高く維持するためである。
以上のように構成される本食い込み式管継手による配管接続方法について説明する。
継手本体1に対し配管pを接続するに際し、継手本体1は配管、容器類、閉鎖弁等の所定の装置側機器に取り付けられているものとする。本食い込み式管継手による配管接続は、まず結合用部材2の貫通孔21に配管pを挿貫して、結合用部材2を配管pに外装する。次に、配管pの先端部をフェルール3の貫通孔31を通じて配管接続口16に挿入し、その先端面を段部16aに当接させ、結合用部材2を継手本体1に螺合する。この状態が図1である。
次いで、結合用部材2を手回しで締め付けていくと、フェルール3の楔状部3aが配管pと配管接続口16との間に押し込まれ、配管pの仮止めが行われる。
そして、その後は、フェルール3の切込部35の後側の部分がカム面19に当接するため大きな回転トルクを必要とする。したがって、この段階から後の工程では締結工具を使って結合用部材2を継手本体1に締め付ける。この締め付けにより従来例の場合と同様に、フェルール3の先端部がカム面19に押し付けられた状態で結合用部材2が締め付けられることにより、薄肉部4に軸方向前向きの力が作用する。このとき、フェルール3の外周面と薄肉部4の前面との交差部、すなわちエッジ状の先端41(図6(a)参照)を有する最薄肉部42に応力集中が発生し、この最薄肉部42において薄肉部4が切断され、後端面33の外周側端部が押圧面25に当接するようになる(図6(b)参照)。
フェルール3は、上記のように結合用部材2から分離されて、後端面33の外周側端部が押圧面25により押圧される。また、フェルール3は、その後は独立のフェルール3と同様に作用する。すなわち、フェルール3は、後端面33の外周側端部が押圧面25により押圧される状態から結合用部材2がさらに締め付けられると、中心部が後方へ拡がるように傾斜する傾斜面として押圧面25が形成されているので、溝部36を中心として前後の部分が軸心側に曲がり易くなる。したがって、フェルール3は、溝部36の前部においては、溝部36を中心にしてエッジ部3bが配管pに食い込むように傾斜し、溝部36の後部においては、溝部36を中心にして後端面33の内周側のエッジ部3cが配管pに食い込むように傾斜する(図6(c)参照)。
さらに、本発明に係るフェルールは、このように後部が溝部36を中心にして傾斜するように変形される途中において、エッジ部3cが適当な食い込み量になると、溝部36を形成する前面と後面とが略全面で当接するように、溝部36の形状が設定されている。その形状は、図5に拡大して示されるように、空間部34の尖端部の形状と同一の略V字型であって、より詳しくは溝部36の底部に短い直線部36aが形成されている台形である。これにより、本実施の形態1に係るフェルール3では、溝部36を形成する前面と後面とが略全面で当接した後は、溝部36を中心とする傾斜が規制され、エッジ部3cの過剰な食い込みが起こらないように設定されている。
図7は、参考例として掲げるフェルールの場合の模式工程図であるであって、この例を用いて締結工程の途中において溝部36の前面と後面とを略全面で当接させる理由を説明する。図7(a)は、締結工程途中においてエッジ部3cが適当な食い込み量になったときの状態図であり、図7(b)は、締結完了時の状態図である。これら図に示すように、この参考例に係るフェルール3の場合は、図7(a)に示すように、エッジ部3cが適切な食い込み量と成ったときに溝部36の前面と後面とが当接せずに開いたままである。このため、結合用部材2がさらに締結されると、フェルール3の後部が溝部36を中心としてさらに傾斜するように変形される。このため図7(b)に示すように、がエッジ部3cさらに食い込む。この結果、食い込み量が過剰となり、配管pの内部への変形部2cが大きくなり過ぎ、配管p内における冷媒流通抵抗が増大するという問題を生起する。これに対し、実施の形態1に係る食い込み式管継手の場合は、溝部36の前面と後面とが略全面で当接することによりフェルール3の後部のそれ以上の傾斜が規制されて、エッジ部3cの過剰な食い込みが防止される。したがって、実施の形態1に係る食い込み式管継手の場合は、配管p内における過大な冷媒流通抵抗の増加を防止することができる。
このように、実施の形態1に係る食い込み式管継手の場合は、エッジ部3cが適量に食い込むように調整されながら他方のエッジ部3bが配管pに対し適量食い込むように変形される。これにより、フェルール3の先端部においては、配管pの外周面がフェルール3のエッジ部3bでシールされるとともに、配管pが保持され、さらに、カム面19に対しフェルール3のテーパ面32が押し付けられて、カム面19とフェルール3のテーパ面32との間がシールされる。また、フェルール3の後端部においては、エッジ部3cの食い込みによる配管保持により配管pの抜け止め防止機能が発揮される。この結果、配管pを伝達する振動がこのエッジ部3cで吸収されるため、エッジ部3bの食い込み部への伝達が阻止され、エッジ部3bによるシール効果が高く維持される。
このようにして、フェルール3の先端部におけるエッジ部3bの食い込み及びフェルール3の後端部におけるエッジ部3cの食い込みが所定量に達すると、結合用部材2を締め付けるための回転トルクが所定値に到達することになり、配管pの接続が完了する(図2参照)。
以上のように構成された本実施の形態に係る食い込み式管継手は、次のような効果を奏する。
(1)フェルール3には、フェルール3を前後に二分するように内周側から径方向外方へ窪む溝部36が形成され、フェルール3は、この溝部36の底部とフェルール3の外周面との間に環状薄肉部37が形成されるとともに、フェルール3の後端部が押圧面25により内周側に押し付けられながら軸方向に押圧される。これにより、前部では溝部36を中心にして先端部が配管pに食い込む方向に曲げられやすくなり、後部では溝部36を中心にして後端部が配管pに食い込む方向に曲げられやすくなる。したがって、本発明に係る食い込み式管継手によれば、フェルール3の後端部が押圧面25により内周側に押し付けられながら軸方向に押圧されることにより、フェルール3の先端部及び後端部に形成されるエッジ部3b、3cがそれぞれ配管pに食い込むように変形する。このため、配管pを通じて伝達される振動や衝撃は、フェルール3の先端部の食い込み部に伝達される前にフェルール3の後端部の食い込み部により消耗される。この結果、フェルール3の先端部の食い込みによる配管シール機能及び配管保持機能は、フェルール3の後端部の食い込みによる配管保持機能により安全に保護される。
(2)フェルール3は、カム面19が形成されていない結合用部材2の基部22に対し、フェルール3の後端面と押圧面25との間に空間部34が形成されるとともに、径方向に延びる薄肉部4を介して後端部が一体的に連結されている。また、フェルール3は、継手本体1と結合用部材2とが締結される過程において、フェルール3の先端部がカム面19に当接した後に、継手本体1と結合用部材2との締結に伴い発生する軸方向力により薄肉部4が切断され、薄肉部4が切断された後に独立のフェルールとして作用するように形成されている。したがって、本実施の形態に係る食い込み式管継手によれば、フェルール3が一体に形成された管継手として使用できるとともに、前述のものと同様の作用効果を奏することができる。すなわち、フェルール3は、先端部及び内周面の後端部のエッジ部3b、3cがそれぞれ配管pに食い込むようになるため、配管pを通じて伝達される振動や衝撃は、フェルール3の先端部の食い込み部に伝達される前にフェルール3の後端部の食い込み部により消耗される。この結果、フェルール3の先端部の食い込みによる配管保持及び配管シール機能は、フェルール3の後端部の食い込みによる配管保持機能により安全に保護される。
(3)溝部36は、フェルール3の先端部のエッジ部3bとフェルール3の内周面の後端部のエッジ部3cとが配管に食い込むように変形する途中において、溝部36を形成する前面と後面とが略全面で当接する形状に形成されている。したがって、フェルール3の変形途中において溝部36を形成する前面と後面とが略全面で当接する形状に形成することにより、フェルール3の後端部の過大な変形を防止することができる。この結果、フェルール3の後端部のエッジ部3cの過剰な食い込みが防止され、配管pの内面側の過大な変形による冷媒流通抵抗の増加を防止することができる。
(4)また、フェルール3は、継手本体1と結合用部材2とを手回しで締め付けるときに発生する軸方向の押付力により、フェルール3の先端部を変形容易とするための切込部35を有する。そして、この切込部35から先の楔状部3aを、接続すべき配管pの外周面と配管接続口16の内周面との間の隙間に押し込むか、又は、配管pの表面に食い込ませるように変形させて、接続すべき配管pを仮止め可能に形成されている。したがって、結合用部材2を締結工具で締結しなければならなくなる前に配管pを仮止めすることができる。これにより、その後の締結工具を使用した結合用部材2の締結作業を効率化することができる。
(5)結合用部材2の基部22から前方に突出するフェルール3は、保護筒部23により外周周りが保護されている。このため、配管接続前の部品保管の状態において、フェルール3が傷付けられるようなことが予防される。
(6)また、フェルール3を結合用部材2の基部22に連結する薄肉部4において、エッジ状の先端41を有する切込により局部的に肉厚が薄くされた最薄肉部42が形成されているため、この最薄肉部42に応力集中が生起される。この結果、薄肉部4は最薄肉部42の部分で容易に切断される。
(7)また、本実施の形態に係る食い込み式管継手を冷媒回路や給水回路に使用した冷凍装置や、本実施の形態に係る食い込み式管継手を給湯回路や給水回路に使用した温水装置においては、管継手のシール性能や耐久性が向上し、製品の信頼性が向上する。
(実施の形態2)
次に、実施の形態2について図8に基づき説明する。実施の形態2は、実施の形態1において、空間部の形状と薄肉部に形成される切込の形状を変更したものである。
実施の形態2のフェルール3は、図8に示すようなものであって、基本的には実施の形態1のものと同一であるが、後方に形成される空間部34の前面側の平面部、すなわち、薄肉部4からフェルール3に跨る後端面33が軸心に対し直角となっている点で、実施の形態1と異なる。また、空間部34を形成する平面部としての後端面33の形状が異なることにより、最薄肉部42を形成するために、薄肉部4の前面から3角形状の切込が切り込まれている。
実施の形態2の食い込み式管継手は、以上のように形成されたものであって、他は実施の形態1と同一である。したがって、実施の形態2は、次のような効果を奏することができる。
(1)空間部34を形成する平面部が軸心に対し直角に形成されるので、エッジ部3cによる食い込みが、実施の形態1の場合に比しより効果的に行われる。
(2)その他、実施の形態1における効果(1)〜(7)の効果を奏することができる。
(実施の形態3)
次に、実施の形態3について図9及び図10に基づき説明する。実施の形態3は、実施の形態1と比較して、フェルールの後方に形成される空間部の形状を変更するとともに、継手本体と結合用部材との螺合構造を変更したものである。以下これを具体的に説明する。
実施の形態3におけるフェルール3は、図9及び図10に示すようなものであって、フェルール3の後方に形成される空間部34の形状は、実施の形態2の場合と同様に、薄肉部4からフェルール3に跨る後端面33が軸心に対し直角となっている形状である。このように後端面33を軸心に対し直角とすることにより、フェルール3の後端部におけるエッジ部3cによる食い込みが、実施の形態1の場合に比しより効果的に行われることは実施の形態2の場合と同様である。
次に、継手本体1と結合用部材2との螺合構造の点について説明する。継手本体1においては、実施の形態1におけるような雌ねじ筒部14は形成されずに、軸部15の外周側に雄ねじ15aが形成されている。また、結合用部材2においては、保護筒部23に代わり、基部22の前方に雌ねじ筒部28が形成されている。また、基部22の外周に形成されていた雄ねじ22aは廃止され、雌ねじ筒部28の内周面に継手本体1の雄ねじ15aに螺合される雌ねじ28aが形成されている。また、雌ねじ筒部28は、実施の形態1の場合の保護筒部23に代わりフェルール3の外周を保護するものでもある。
実施の形態3の食い込み式管継手は、以上のように形成されているので、実施の形態1における(1)〜(4)、(6)及び(7)の効果を奏することができる。
(実施の形態4)
次に、実施の形態4について図11及び図12に基づき説明する。実施の形態4は、実施の形態1において、フェルールの後方の空間部の形状を変更したものであって、他の点は実施の形態1と同一である。
この実施の形態におけるフェルール3の後方の空間部34は、図11に示すようなものであって、空間部34の尖端部、つまり外周側部分は、溝部36と同一のV字状に形成され、空間部34の内周側部分は、前後面が軸線に垂直な平面を成すように形成されている。
したがって、空間部34の後面となる押圧面25は、外周側部分25aが傾斜面であり、内周側部分25bは軸線に垂直な垂直面に形成されている。また、外周側部分25aの傾斜面は、内周側が後方となるように傾斜する傾斜面であり、この点については実施の形態1の傾斜面と同様である。また、この外周側部分25aの傾斜面は、最薄肉部42で切断された後のフェルール3の後端部に当接するように構成されている。さらに、この実施の形態に係る押圧面25は、結合用部材2の締結過程における途中までは外周側部分25aでフェルール3の外周側の後端部を押圧するが、結合用部材2の締結過程における途中から後は、軸線に垂直な垂直面から成る内周側部分25bでフェルール3の外周側の後端部を押圧するように構成されている。
一方、空間部34の前面を成す薄肉部4からフェルール3に跨る後端面33は、切込の反対側の部分を含む外周側部分33aが傾斜面であり、内周側部分33bが軸線に垂直な垂直面に形成されている。したがって、フェルール3の後部の外周面と薄肉部4の前面側との直角の連結部は、実施の形態1の場合と同様に、フェルール3から薄肉部4に跨る後端面33に対する切込を形成し、この切込の位置に最薄肉部42を形成している。また、後端面33の内周側縁部を形成するエッジ部3cが直角に形成されている。
以上のように構成された実施の形態4の食い込み式管継手では、図12に示されるように接続される。
先の実施の形態1におけると同様に、配管pに結合用部材2が外装されるとともに、配管pの先端部がフェルール3の貫通孔31を通じて配管接続口16に挿入され、さらに、結合用部材2を手回しで締め付けて配管pを仮止めする。この状態は、図12(a)であって、空間部34の形状が相違する他は実施の形態1における図6(a)と同一である。
また、引き続き、締結工具を使って結合用部材2を継手本体1に締め付けることにより、フェルール3は最薄肉部42において切断され、フェルール3の後端面33に押圧面25の外周側部分25aが当接する(図12(b)参照)。この図は実施の形態1における図6(b)に対応する。
次いで、締結工具を使って結合用部材2をさらに締め付けると、内周側が後方となるように傾斜する傾斜面からなる押圧面25の外周側部分25aにより、フェルール3の外周側の後端部が押圧される。このため、実施の形態1の場合と同様に、フェルール3は、溝部36を中心にして前部及び後部がそれぞれ配管pに食い込むように傾斜し、前部のエッジ部3bと後部のエッジ部3cとが配管pに食い込む。ところが、この実施の形態の場合は、結合用部材2が締結される過程の途中で、フェルール3の外周側の後端部を押圧する面が、傾斜面である外周側部分25aから軸線に対する垂直面である内周側部分25bへと切り換わるように構成されている。このため、フェルール3の後部は、この切換までは溝部36を中心にして傾斜してエッジ部3cが配管pに食い込むように変形するが、切換後は後部が前方向に押圧されながら配管pに食い込むように変形する、したがって、溝部36の前後面が、実施の形態1の場合よりも早く当接するように変形する(図12(c)参照)。この結果、フェルール3が切断されて外周側の後端部が押圧面25の外周側部分25aに最初に当接する段階(図12(b))から、溝部36の前後面が当接する段階に至るまでの結合用部材2の移動距離S(図12参照)が小さくなる。
実施の形態4は以上のように構成されているので、次のような効果を奏することができる。
(1)空間部34に形成される押圧面25は、外周側部分25aを傾斜面とし、内周側部分25bを軸線に垂直な垂直面とするとともに、結合用部材2が締結される過程の途中でフェルール3の外周側の後端部を押圧する面を押圧面25の外周側部分25aから内周側部分25bへと切り換えるようにしている。このため、押圧面25の外周側部分25aがフェルール3の外周側の後端部に最初に当接する段階(図12(b))から、溝部36の前後面が当接する段階に至るまでの結合用部材2の移動距離S(図12参照)が小さくなる。この結果、結合用部材2の締付ストロークが短縮される。したがって、実施の形態1の場合に比し、その分配管接続時間が短縮される。
(2)また、空間部34は、内周側が実施の形態1に比し小さくなるので、その分管継手を小型化することが可能である。
(3)空間部34の外周側部分と溝部36とが同一の形状に形成されているので、空間部34と溝部36とを同一の刃物(カッタ)で切削することができる。
(4)フェルール3の後端面の内周側のエッジ部3cが直角に形成されるので、エッジ部3cによる食い込みが、実施の形態1の場合に比しより効果的に行われる。
(5)その他、実施の形態1と同様の効果を奏することができる。
(実施の形態5)
次に、実施の形態5について図13に基づき説明する。実施の形態5は、実施の形態4における溝部の形状を変更したものである。
すなわち、この実施の形態に係る溝部36は、その設計意図、接続する配管pの材質や寸法、フェルール3の材質や形状などの諸仕様の変更により溝部36を深く形成する必要が生じた場合に対応する形状を示す。
この場合、溝部36は、実施の形態4の場合と同様の刃物を使用することを加味し、図13に示すように、外周側部分361、すなわち尖端部を実施の形態4における溝部36と同一のV字状とし、内周側部分362の前後の壁面を軸線に垂直な平面により形成したものとしている。溝部36を深く形成する必要のある場合は、このような形状で溝部36を形成することにより、実施の形態4と同様の効果を奏することができる。
なお、この実施の形態の場合は溝部36の形状が異なるため、結合用部材2の締結による溝部36の前面と後面との当接の仕方が、実施の形態1の場合や実施の形態4の場合と異なってくる。すなわち、この実施の形態の場合は、結合用部材2の締結によりフェルール3の後部が溝部36を中心に傾斜すると、溝部36の前面及び後面の内周側の縁部同士が先ず当接する。このため、溝部36の前面と後面とは略全面で当接するという状態にはならずに、この縁部同士の当接によりフェルール3の後部の傾斜が食い止められて、エッジ部3cの過剰な食い込みが規制される。
(変形例)
(1)上記各実施の形態においては、フェルール3は結合用部材2に一体的に形成されているが、フェルール3は継手本体1や結合用部材2から独立して形成されたものであってもよい。
(2)また、上記各実施の形態においては、フェルール3が結合用部材2に対し一体に形成され、カム面19が継手本体1に形成されている。しかし、これとは逆にフェルール3を継手本体1と一体的に形成し、カム面19を結合用部材2に形成したものとしてもよく、また、フェルール3の取付についても、結合用部材2の基部22のような位置に限定されるものではない。
(3)上記各実施の形態においては、フェルール3の先端部に切込部35を設けるとともに、フェルール3の内周面における後端面33に近い位置に溝部36を設けているが、これらの形状については先に掲げたものに限定されるものではない。また、切込部35については、これを設けないものに変更してもよい。また、それらの形状についても先に掲げたものに限定されるものではない。
(4)実施の形態1においては、継手本体1側に雌ねじ14aを形成するとともに結合用部材2側に雄ねじ22aを形成している。しかし、この螺合部の構造については実施の形態4に示したように、継手本体1側に雄ねじ15aを形成するとともに結合用部材2側に雌ねじ28aを形成してもよく、その場合における具体的構造についても先の例に限定されるものではない。
(5)上記各実施の形態においては、局部的に肉厚が薄くされた最薄肉部42を形成するために、エッジ状の先端41を有する切込が薄肉部4の前面側に形成されているが、製作の容易性を無視するならば反対側の面に形成されたものとしてもよい。
本発明の実施の形態1に係る食い込み式管継手の部分断面図であって、締結前の組み付け状態を示す。 同食い込み式管継手の部分断面図であって、締結完了の状態を示す。 同食い込み式管継手における継手本体の部分断面図である。 同食い込み式管継手における結合用部材の部分断面図である。 同食い込み式管継手におけるフェルールの周りの拡大断面図である。 同食い込み式管継手におけるフェルールの周りの配管接続工程図であって、(a)はフェルールの先端部の楔状部により配管が仮止めされた状態図であり、(b)はフェルールが分離された後の状態図であり、(c)は締結完了の状態を示す。 参考例に係る食い込み式管継手のフェルール周りの配管接続工程図であって、(a)は後端部のエッジが適正量食い込んだ状態図であり、(b)は締結完了の状態を示す。 本発明の実施の形態2に係る食い込み式管継手のフェルール周りの拡大断面図である。 本発明の実施の形態3に係る食い込み式管継手の部分断面図であって、締結前の組み付け状態を示す。 同食い込み式管継手の部分断面図であって、締結完了の状態を示す。 本発明の実施の形態4に係る食い込み式管継手のフェルール周りの拡大断面図である。 同食い込み式管継手におけるフェルールの周りの配管接続工程図であって、(a)はフェルールの先端部の楔状部により配管が仮止めされた状態図であり、(b)はフェルールが分離された後の状態図であり、(c)は締結完了の状態を示す。 本発明の実施の形態5に係る食い込み式管継手のフェルール周りの拡大断面図である。 従来のフェルール一体型食い込み式管継手におけるフェルール周りの配管接続工程図であって、(a)はフェルールの先端部がカム面に当接した分離前の状態図であり、(b)はフェルールを接続する薄肉部が切断されて、押圧面により後端部が押圧される状態図であり、(c)は配管接続完了の状態図である。
符号の説明
p…配管、1…継手本体、2…結合用部材、3…フェルール、3a…楔状部、3b,3c…エッジ部、4…薄肉部、13,22…基部、16…配管接続口、19…カム面、25…押圧面、33…後端面、34…空間部、35…切込部、36…溝部、42…薄肉部。

Claims (6)

  1. 接続すべき配管を挿入する配管接続口を有する継手本体と、継手本体に締結される結合用部材と、環状のフェルールと、フェルールの先端部を配管に食い込ませるようにガイドするカム面とを備え、
    前記カム面は継手本体又は結合用部材の何れか一方に形成され、
    前記カム面が形成されていない他方の継手本体又は結合用部材には、フェルールの後端部を内周側に押し付けながら軸方向に押圧する押圧面が形成され、
    また、前記フェルールは、フェルールを前部と後部とに二分するように内周側から径方向外方へ窪む溝部が形成されるとともに、フェルールの後端部が前記押圧面により内周側に押し付けながら軸方向に押圧されることにより、フェルールの先端部がカム面に押し付けられて、フェルールの先端部に形成されるエッジ部及びフェルールの内周面の後端部に形成されるエッジ部が配管に食い込むように構成されている
    ことを特徴とする食い込み式管継手。
  2. 前記フェルールは、前記カム面が形成されていない他方の継手本体又は結合用部材の基部に対し、フェルールの後端面と前記押圧面との間に空間部が形成されるとともに、径方向に延びる薄肉部を介して後端部が一体的に連結され、さらに、継手本体と結合用部材とが締結される過程において、フェルールの先端部がカム面に当接した後に継手本体と結合用部材との締結に伴い発生する軸方向力により前記薄肉部が切断され、この薄肉部が切断された後に独立のフェルールとして作用するように形成されていることを特徴とする請求項1記載の食い込み式管継手。
  3. 前記溝部は、フェルールの先端部のエッジ部とフェルールの内周面の後端部のエッジ部とが配管に食い込むように変形する途中において、溝部を形成する前面と後面とが全面又は一部で当接する形状に形成されていることを特徴とする請求項1又は2記載の食い込み式管継手。
  4. 前記フェルールは、継手本体と結合用部材とを手回しで締め付けるときに発生する軸方向の押付力により、フェルールの先端部を変形容易とするための切込部を有し、この切込部から先の楔状部を押し込んで接続すべき配管を仮止め可能に形成されていることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の食い込み式管継手。
  5. 請求項1〜4の何れか1項に記載の食い込み式管継手を冷媒回路、給水回路、又は、冷媒回路と給水回路の双方に使用した冷凍装置。
  6. 請求項1〜4の何れか1項に記載の食い込み式管継手を給湯回路、給水回路、又は、給湯回路と給水回路の双方に使用した温水装置。
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