JP2001355942A - 圧縮機ユニットおよびそれを用いた冷凍装置 - Google Patents

圧縮機ユニットおよびそれを用いた冷凍装置

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JP2001355942A
JP2001355942A JP2000179847A JP2000179847A JP2001355942A JP 2001355942 A JP2001355942 A JP 2001355942A JP 2000179847 A JP2000179847 A JP 2000179847A JP 2000179847 A JP2000179847 A JP 2000179847A JP 2001355942 A JP2001355942 A JP 2001355942A
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ring
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tapered surface
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Shigeji Taira
繁治 平良
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユニット本体の交換が容易にでき、圧縮機の
交換が必要なレトロフィットや修理に対応できる圧縮機
ユニットおよびそれを用いた冷凍装置を提供する。 【解決手段】 圧縮機1の吐出側の配管接続部120お
よび付属アキュームレータ7の吸入側の配管接続部12
0に、冷媒配管L1,L2を接続するための締め付け継手
11,12を夫々設ける。上記締め付け継手11,12
は、配管接続部120の外周に形成されたねじ121に
螺合するねじ111を有すると共に、内周に段部102
aを有するナット102と、配管接続部120の内周に
形成された末広がりのテーパ面122に対応する前面テ
ーパ面103aを有するフロントフェルール103と、
フロントフェルール103の後面に当接すると共に、ナ
ット102の段部102aによってフロントフェルール
103に向けて押圧されるバックフェルール104とを
有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、圧縮機と付属ア
キュームレータとを備えた圧縮機ユニットおよびそれを
用いた冷凍装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、圧縮機ユニットとしては、圧縮機
と、その圧縮機の吸入側に接続された付属アキュームレ
ータとを備えたものがある。この圧縮機ユニットの圧縮
機の吐出側および付属アキュームレータの吸入側に、冷
媒配管をロウ付けにより夫々接続している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来より冷
凍機の冷媒回路にはHCFC(ハイドロクロロフルオロ
カーボン)系冷媒が主に使用されてきたが、HCFC系
冷媒によって大気中のオゾン層が破壊されると共に、地
球の温暖化が進み、地球環境が悪化するということが問
題となっている。そこで、オゾン層の破壊せず温暖化係
数の小さい代替冷媒(R410AやR32等のHFC系
冷媒、CO2冷媒、プロパン,ブタン,アンモニア等の可
燃性冷媒)が考えられている。
【0004】しかしながら、上記圧縮機ユニットでは、
HCFC系冷媒を使用する冷凍装置を代替冷媒に交換す
るレトロフィットにおいて、その代替冷媒に応じた圧縮
機ユニットに交換する必要が生じた場合、冷媒配管がロ
ウ付けにより接続されているため、冷媒配管を外して圧
縮ユニットを交換することが容易にできず、代替冷媒に
交換するレトロフィット対応ができないという問題があ
る。また、圧縮機が故障したときに圧縮機の交換が容易
にできないため、修理が困難であるという問題がある。
【0005】そこで、この発明の目的は、ユニット本体
の交換が容易にでき、圧縮機の交換が必要なレトロフィ
ットや修理に対応できる圧縮機ユニットおよびそれを用
いた冷凍装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の圧縮機ユニットは、圧縮機と、その圧縮
機の吸入側に接続された付属アキュームレータとを備え
た圧縮機ユニットであって、上記圧縮機の吐出側の配管
接続部および上記付属アキュームレータの吸入側の配管
接続部に、配管を接続するための締め付け継手を夫々設
けたことを特徴としている。
【0007】上記請求項1の圧縮機ユニットによれば、
上記圧縮機の吐出側の配管接続部に接続された配管を締
め付け継手を緩めることにより外し、さらに上記付属ア
キュームレータの吸入側の配管接続部に接続された配管
を締め付け継手を緩めることにより外すことによって、
ユニット本体の交換が容易にでき、レトロフィットに対
応できると共に、故障した圧縮機の交換修理にも対応で
きる。
【0008】また、請求項2の圧縮機ユニットは、請求
項1の圧縮機ユニットにおいて、上記締め付け継手は、
上記配管接続部の外周に形成されたねじに螺合するねじ
を有すると共に、内周に段部を有するナットと、上記配
管接続部の内周に形成された末広がりのテーパ面に対応
する前面テーパ面を有する第1リングと、上記第1リン
グの後面に当接すると共に、上記ナットの上記段部によ
って上記第1リングに向けて押圧される第2リングとを
有することを特徴としている。
【0009】上記請求項2の圧縮機ユニットによれば、
上記第1リング,第2リングおよびナットが端部側から
順に外周に嵌合された配管を配管接続部の内側に挿入し
て、上記ナットのねじを配管接続部の外周に形成された
ねじに螺合させてナットを締め付ける。そうすると、上
記第2リングの後面をナットの内周の段部によって第1
リング側に押圧し、第2リングの前面で第1リングの後
面を押圧して、第1リングの前面テーパ面を配管接続部
のテーパ面に密接させる。そして、上記第1リングの前
面側が、配管接続部のテーパ面により半径方向内向に縮
小して、内側の配管にくい込み、第1リングと配管との
間をシールすると共に、それらを互いに固定する。それ
と同時に、上記配管接続部のテーパ面と第1リングの前
面テーパ面とを密接して、それらの間がシールされる。
【0010】このように、上記配管接続部のテーパ面と
第1リングの前面テーパ面との間をシールすると共に、
第1リングと配管との間をシールすることによって、冷
媒回路に高圧冷媒のR410AやR32およびCO2(二
酸化炭素)を含む自然系冷媒等を用いても、冷媒漏れを
確実に防ぐことができると共に、配管接続用の特別な工
具やロウ付け用の火気が不要でフレア加工やロウ付けに
起因するばらつきがなく、ナットを締め付けることによ
り簡単にかつ確実に配管を接続できる。
【0011】また、請求項3の圧縮機ユニットは、請求
項2の圧縮機ユニットにおいて、上記第1リングの後部
内周に末広がりの後面テーパ面を形成する一方、上記第
2リングの前部が上記後面テーパ面の内側に接すること
を特徴としている。
【0012】上記請求項3の圧縮機ユニットによれば、
上記配管接続部に配管を接続するとき、ナットを徐々に
締めると、第2リングの後面をナットの内周の段部によ
って第1リング側に押圧し、第2リングの前部が第1リ
ングの後面テーパ面の内側を押圧して、第2リングの前
部が、第1リングの後部内周の後面テーパ面により半径
方向内向に縮小して内側の配管にくい込み、第2リング
と配管との間をシールすると共に、それらを互いに固定
できる。それと同時に、上記後面テーパ面と第2リング
の前部との間がシールされる。したがって、冷媒漏れを
より効果的に防止できる。
【0013】また、請求項4の冷凍装置は、請求項1乃
至3のいずれか1つの圧縮機ユニット用いたことを特徴
としている。
【0014】上記請求項4の冷凍装置によれば、上記圧
縮機ユニットを地球環境を破壊するHCFC系冷媒等を
使用する冷凍装置に用いることによって、圧縮機ユニッ
トの交換が容易にでき、代替冷媒に交換するレトロフィ
ットに対応できる。
【0015】また、請求項5の冷凍装置は、請求項4の
冷凍装置において、上記圧縮機ユニットがケーシングに
取り外し可能に取り付けられていることを特徴としてい
る。
【0016】上記請求項5の冷凍装置によれば、上記圧
縮機ユニットがケーシングから容易に取り外せる構造と
することによって、圧縮機ユニットを容易に交換でき
る。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、この発明の圧縮機ユニット
およびそれを用いた冷凍装置を図示の実施の形態により
詳細に説明する。
【0018】図1はこの発明の実施の形態の圧縮機ユニ
ットを用いた冷凍装置としてのヒートポンプ式の空気調
和機の概略構成を示す回路図であり、1は圧縮機、2は
上記圧縮機1の吐出側に一端が接続された四路切換弁、
3は上記四路切換弁2の他端に一端が接続された室外熱
交換器、4は上記室外熱交換器3の他端に一端が接続さ
れた電動膨張弁、5は上記電動膨張弁4の他端に一端が
接続された室内熱交換器、6は上記室内熱交換器5の他
端に四路切換弁2を介して一端が接続されたアキューム
レータ、7は上記アキュームレータ6の他端に一端が接
続され、他端が圧縮機1の吸入側に接続された付属アキ
ュームレータである。上記圧縮機1,室外熱交換器3,電
動膨張弁4,室内熱交換器5,アキュームレータ6および
付属アキュームレータ7で冷媒回路を構成している。ま
た、上記電動膨張弁4と室内熱交換器5との間に閉鎖弁
21を配設すると共に、室内熱交換器5と四路切換弁2
との間に閉鎖弁24を配設している。
【0019】上記圧縮機1,四路切換弁2,室外熱交換器
3,電動膨張弁4,アキュームレータ6,付属アキューム
レータ7,閉鎖弁21,閉鎖弁24および室外ファン(図
示せず)で室外ユニット10を構成すると共に、室内熱
交換器5および室内ファン(図示せず)で室内ユニット2
0を構成している。
【0020】また、上記室外ユニット10において、圧
縮機1の吐出側に締め付け継手11により冷媒配管L1
を接続する一方、上記付属アキュームレータ7の吸入側
に締め付け継手12により冷媒配管L2を接続してい
る。上記圧縮機1,付属アキュームレータ7で圧縮機ユ
ニットを構成しており、この圧縮機ユニットは、室外ユ
ニット10のケーシング(図示せず)内に取り外し容易に
取り付けられ、取り外しするときに他の装置エレメント
や配管等と干渉しないように配置されている。
【0021】図2は図1に示す圧縮機ユニットの圧縮機
1の吐出側および付属アキュームレータ7の吸入側の締
め付け継手11,12の概略構成図を示している。
【0022】図2に示すように、上記圧縮機1の吐出側
および付属アキュームレータ7の吸入側の配管接続部1
20は、内周に外側から順に大径部120aと小径部1
20bを有すると共に、上記大径部120aの開口端側に
末広がりのテーパ面122を形成している。そして、上
記締め付け継手11,12は、配管接続部120と、ナ
ット102と、第1リングとしての環状のフロントフェ
ルール103と、第2リングとしての環状のバックフェ
ルール104とを備えている。上記フロントフェルール
103,バックフェルール104およびナット102を
その冷媒配管101の端部側から順に外嵌している。上
記ナット102は、配管接続部120の外周に形成され
たねじ121に螺合するねじ111が内周に形成されて
いる。上記環状のフロントフェルール103は、配管接
続部120の大径部120aのテーパ面122に密に接
する前面テーパ面103aを有している。また、上記環
状のバックフェルール104は、ナット102側の一端
にフランジ104aを有している。
【0023】上記構成の圧縮機ユニットにおいて、配管
接続部120に冷媒配管101を接続する場合、図3に
示すように、まず、上記フロントフェルール103,バ
ックフェルール104およびナット102が外嵌された
冷媒配管101を、その先端が大径部120aと小径部
120bとの間の段部120cに当接するまで、冷媒配管
101の先端を配管接続部120の大径部120aに挿
入した後、ナット102を徐々に締め付ける。このと
き、上記バックフェルール104の後面104bをナッ
ト102の内周の段部102aによってフロントフェル
ール103側に押圧し、バックフェルール104の前面
でフロントフェルール103の後面を押圧して、フロン
トフェルール103の前面テーパ面103aを配管接続
部120のテーパ面122に密接させる。そして、上記
フロントフェルール103の前面側が、配管接続部12
0のテーパ面122により半径方向内向に縮小して、内
側の冷媒配管101にくい込み、フロントフェルール1
03と冷媒配管101との間をシールすると共に、フロ
ントフェルール103を冷媒配管101に固定する。そ
れと同時に、上記配管接続部120のテーパ面122と
フロントフェルール103の前面テーパ面103aとを
密接して、テーパ面122と前面テーパ面103aとの
間がシールされる。
【0024】また、上記ナット102を締め付けると
き、バックフェルール104の後面104bをナット1
02の内周の段部102aによってフロントフェルール
103側に押圧し、バックフェルール104の前部がフ
ロントフェルール103の後面テーパ面103bの内側
を押圧する。そうして、上記バックフェルール104の
前部が、フロントフェルール103の後部内周の後面テ
ーパ面103bにより半径方向内向に縮小して、内側の
冷媒配管101にくい込み、バックフェルール104と
冷媒配管101との間をシールすると共に、バックフェ
ルール104を冷媒配管101に固定する。それと同時
に、上記フロントフェルール103の後面テーパ面10
3bとバックフェルール104の前部との間がシールさ
れる。なお、上記バックフェルール104は、ナット1
02を締め付けたときに、フロントフェルール103が
回転しないようにする。
【0025】こうして、上記配管接続部120,フロン
トフェルール103,バックフェルール104およびナ
ット102で2圧縮リング型式継手を構成する。
【0026】このように、上記配管接続部120のテー
パ面122とフロントフェルール103の前面テーパ面
103aとの間をシールすると共に、フロントフェルー
ル103と冷媒配管101との間をシールすることによ
って、このスプリット型空気調和機の冷媒回路に高圧冷
媒のR410AやR32およびCO2(二酸化炭素)を含
む自然系冷媒等を用いても、冷媒漏れを確実に防ぐこと
ができ、空気調和機の信頼性が向上する。
【0027】さらに、上記高圧に対応できる2圧縮リン
グ型式継手で配管接続部に接続される圧縮機ユニットを
HCFC系冷媒を使用する空気調和機等の冷凍機に用い
ることによって、代替冷媒に応じた圧縮機ユニットに容
易に交換でき、レトロフィットに対応することができ
る。また、HCFC系冷媒の代替冷媒としてのR410
AやR32等のHFC系冷媒を使用した製品の生産にも
対応することができる。
【0028】また、上記フロントフェルール103の後
部内周に末広がりの後面テーパ面3bを形成する一方、
バックフェルール104の前部が後面テーパ面103b
の内側に接することによって、バックフェルール104
と冷媒配管101との間をシールすると共に、フロント
フェルール103の前面テーパ面103aとバックフェ
ルール104の前部との間をシールでき、冷媒回路に高
圧冷媒のR410AやR32等を用いても、冷媒漏れを
確実に防ぐことができる。また、配管接続用の特別な工
具やロウ付け用の火気が不要でフレア加工やロウ付けに
起因するばらつきがなく、ナット102を締め付けるこ
とにより簡単にかつ確実に冷媒配管101を接続するこ
とができる。
【0029】また、バックフェルール104と冷媒配管
101との間をシールすると共に、フロントフェルール
103の後面テーパ面103bとバックフェルール10
4の前部との間がシールでき、冷媒漏れをより効果的に
防止することができる。
【0030】また、上記実施形態では、圧縮機ユニット
が室外ユニット10のケーシング(図示せず)に取り外し
可能に取り付けられ、上記圧縮機ユニットの圧縮機1の
吐出側および付属アキュームレータ7の吸入側の冷媒配
管L1,L2を夫々外した状態で、他の装置エレメントや
配管に干渉することなく、室外ユニット10のケーシン
グから容易に取り外せる構造としているので、圧縮機ユ
ニットを容易に交換することができる。
【0031】なお、上記配管接続部120,フロントフ
ェルール103,バックフェルール104およびナット
102はステンレス鋼(SUS材)や黄銅材等からなり、
好ましくは黄銅材等の低コストの材料を用いることによ
ってコストを低減することができる。
【0032】
【発明の効果】以上より明らかなように、請求項1の発
明の圧縮機ユニットは、圧縮機と、その圧縮機の吸入側
に接続された付属アキュームレータとを備えた圧縮機ユ
ニットであって、上記圧縮機の吐出側の配管接続部およ
び付属アキュームレータの吸入側の配管接続部に、配管
を接続するための締め付け継手を夫々設けたものであ
る。
【0033】したがって、請求項1の発明の圧縮機ユニ
ットによれば、上記圧縮機の吐出側の配管接続部に接続
された配管および付属アキュームレータの吸入側の配管
接続部に接続された配管を締め付け継手を緩めることに
より夫々外すことによって、ユニット本体の交換が容易
にでき、レトロフィットに対応することができると共
に、故障した圧縮機の交換修理にも対応することができ
る。
【0034】また、請求項2の発明の圧縮機ユニット
は、請求項1の圧縮機ユニットにおいて、上記締め付け
継手は、上記配管接続部の外周に形成されたねじに螺合
するねじを有すると共に、内周に段部を有するナット
と、上記配管接続部の内周に形成された末広がりのテー
パ面に対応する前面テーパ面を有する第1リングと、上
記第1リングの後面に当接すると共に、上記ナットの段
部によって第1リングに向けて押圧される第2リングと
を有するものである。
【0035】したがって、請求項2の発明の圧縮機ユニ
ットによれば、上記第1リング,第2リングおよびナッ
トが端部側から順に外周に嵌合された配管を配管接続部
の内側に挿入した後、上記ナットを締め付けてナットの
ねじを配管接続部の外周に形成されたねじに螺合させ、
上記第1リングの前面テーパ面を配管接続部の末広がり
のテーパ面に第2リングおよびナットで押しつけること
によって、配管接続部のテーパ面と第1リングの前面テ
ーパ面との間をシールすると共に、第1リングを配管に
食い込ませて、第1リングと配管との間をシールする。
したがって、上記冷媒回路に高圧冷媒のR410AやR
32およびCO2(二酸化炭素)を含む自然系冷媒等を用
いても、冷媒漏れを確実に防ぐことができると共に、配
管接続用の特別な工具やロウ付け用の火気が不要でフレ
ア加工やロウ付けに起因するばらつきがなく、ナットを
締め付けることにより簡単にかつ確実に配管を接続する
ことができる。
【0036】また、請求項3の発明の圧縮機ユニット
は、請求項2の圧縮機ユニットにおいて、上記第1リン
グの後部内周に形成された末広がりの後面テーパ面の内
側に上記第2リングの前部が接することによって、配管
接続時にナットの締め付けによって、第2リングの後面
をナットの内周の段部が第1リング側に押圧し、第2リ
ングの前部が第1リングの後面テーパ面の内側を押圧し
て、第1リングの後部内周の後面テーパ面により第2リ
ングの前部が半径方向内向に縮小して内側の配管にくい
込み、第2リングと配管との間をシールすると共に、第
1リングの後面テーパ面と第2リングの前部との間がシ
ールされるので、冷媒漏れをより効果的に防止すること
ができる。
【0037】また、請求項4の発明の冷凍装置は、請求
項1乃至3のいずれか1つの圧縮機ユニット用いたもの
である。
【0038】したがって、請求項4の発明の冷凍装置に
よれば、環境破壊を引き起こすHCFC系冷媒等を使用
する冷凍装置に上記圧縮機ユニットを用いた場合、圧縮
機ユニットの交換が容易にでき、オゾン層を破壊せず温
暖化係数の小さいかまたはゼロである代替冷媒に交換す
るレトロフィットに対応することができる。
【0039】また、請求項5の発明の冷凍装置は、請求
項4の冷凍装置において、上記圧縮機の吐出側の配管お
よび付属アキュームレータの吸入側の配管を夫々外した
状態の圧縮機ユニットを、他の装置エレメントや配管に
干渉することなくケーシング内から容易に取り外せる構
造とすることによって、圧縮機ユニットを容易に交換す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1はこの発明の実施の一形態の圧縮機ユニ
ットを用いた空気調和機の概略構成を示す回路図であ
る。
【図2】 図2は上記圧縮機ユニットの締め付け継手の
概略構成図である。
【図3】 図3は上記連絡配管ユニットの要部の断面図
である。
【符号の説明】
1…圧縮機、 2…四路切換弁、 3…室外熱交換器、 4…電動膨張弁、 5…室外熱交換器、 6…アキュームレータ、 7…付属アキュームレータ、 10…室外ユニット、 11,12…締め付け継手、 20…室内ユニット、 101…配管、 102…ナット、 102a…段部、 103…フロントフェルール、 103a…前面テーパ面、 103b…後面テーパ面、 104…バックフェルール、 104a…フランジ、 111…ねじ、 120…配管接続部、 121…ねじ、 122…テーパ面。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮機(1)と、その圧縮機(1)の吸入側
    に接続された付属アキュームレータ(7)とを備えた圧縮
    機ユニットであって、 上記圧縮機(1)の吐出側の配管接続部(120)および上
    記付属アキュームレータ(7)の吸入側の配管接続部(1
    20)に、配管(L1,L2)を接続するための締め付け継手
    (11,12)を夫々設けたことを特徴とする圧縮機ユニ
    ット。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の圧縮機ユニットにおい
    て、 上記締め付け継手(11,12)は、 上記配管接続部(120)の外周に形成されたねじ(12
    1)に螺合するねじ(111)を有すると共に、内周に段
    部(102a)を有するナット(102)と、 上記配管接続部(120)の内周に形成された末広がりの
    テーパ面(122)に対応する前面テーパ面(103a)を
    有する第1リング(103)と、 上記第1リング(103)の後面に当接すると共に、上記
    ナット(102)の上記段部(102a)によって上記第1
    リング(103)に向けて押圧される第2リング(104)
    とを有することを特徴とする圧縮機ユニット。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の圧縮機ユニットにおい
    て、 上記第1リング(103)の後部内周に末広がりの後面テ
    ーパ面(103b)を形成する一方、上記第2リング(10
    4)の前部が上記後面テーパ面(103b)の内側に接する
    ことを特徴とする圧縮機ユニット。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれか1つに記載の
    圧縮機ユニット用いたことを特徴とする冷凍装置。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の冷凍装置において、 上記圧縮機ユニットがケーシングに取り外し可能に取り
    付けられていることを特徴とする冷凍装置。
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Cited By (5)

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