JP2008227213A - 定電流回路及び定電流回路を使用した発光ダイオード駆動装置 - Google Patents

定電流回路及び定電流回路を使用した発光ダイオード駆動装置 Download PDF

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Abstract

【課題】簡単な回路で、出力端子の電圧に依存しない高精度な定電流を出力することができ、更に定電流出力精度を低下させずに出力端子の電圧を小さくして消費電力を大幅に低減させる定電流回路及び発光ダイオード駆動装置を得る。
【解決手段】ゲートに入力された制御信号に応じた電流を流すNMOSトランジスタM1と、ゲートに入力された前記制御信号に応じた電流を外部負荷10に供給するNMOSトランジスタM2と、NMOSトランジスタM2のドレイン電圧に応じてNMOSトランジスタM1のドレイン電圧を制御する電圧調整回路4と、電圧調整回路4を介して所定の第1定電流をNMOSトランジスタM1に供給する定電流源2と、電圧調整回路4と定電流源2との接続部の電圧をレベルシフトさせてNMOSトランジスタM1及びM2の各ゲートに出力するレベルシフト回路3とを備えるようにした。
【選択図】図1

Description

本発明は、定電流回路に関し、特に発光ダイオード(LED)等を駆動するための定電流回路及びその定電流回路を使用した発光ダイオード駆動装置に関する。
表示装置用の発光ダイオードは、一般的に輝度のばらつきを低減させるために定電流で駆動される。発光ダイオードを用途に応じて輝度調整する場合は、定電流回路の電流設定を変えることで調整するが、発光ダイオードの電圧降下は駆動電流に応じて大きく変化する。このため、定電流回路の出力端子をなす出力トランジスタの端子の電圧が大きく変化する。
通常、定電流回路は、MOSトランジスタのドレイン電極を出力端子とすることから、該出力端子の電圧が大きく変化するとMOSトランジスタのチャネル長変調効果により、出力電流が変動して発光ダイオードの輝度がばらつくという問題があった。
このような問題を解決するために、図8のような定電流回路があった。
図8において、NMOSトランジスタM111、M112、M141及びM142は、低電圧カスコード型カレントミラー回路を形成しており、電流iref1をNMOSトランジスタM111とNMOSトランジスタM112のトランジスタサイズ比で決まる比率で逓倍した出力電流ioutを出力端子OUTに接続された外部負荷110に供給する。誤差増幅回路OP102は、抵抗R111とNMOSトランジスタM116との接続部が基準電圧VrefになるようにNMOSトランジスタM116を制御し、抵抗R111の抵抗値をr111とすると、抵抗R111に流れる電流iref2は、iref2=Vref/r111になる。電流iref2は、カレントミラー回路を構成するPMOSトランジスタM115及びM114で折り返されて電流iref1となる。
外部負荷110に電流を供給する出力回路をなすNMOSトランジスタM111,M112,M141,M142は、カスコード型カレントミラー回路を形成しているため、NMOSトランジスタM112のドレイン電圧は、出力端子OUTの電圧に関係なく常にNMOSトランジスタM111のドレイン電圧に等しくなり、出力端子OUTの電圧変動が出力電流ioutの電流値に及ぼす影響は小さい。
しかし、出力端子OUTに電流を供給する出力トランジスタが、NMOSトランジスタM112とM142を直列に接続して構成されると、出力回路を低電圧カスコード型カレントミラー回路で構成しても、出力トランジスタが定電流精度を維持できる飽和領域で動作するために必要な出力端子OUTの電圧が大きくなってしまう。
例えば、NMOSトランジスタM111,M112,M141,M142をトランジスタサイズが等しい同一導電型のトランジスタとし、そのしきい値電圧をVthn、ゲート‐ソース間電圧をVgs2、オーバードライブ電圧をVovとすると、NMOSトランジスタM112のドレイン‐ソース間電圧Vds1は、下記(a)式のようになる。
Vds1=Vbias−Vgs2………………(a)
NMOSトランジスタM112が線形領域と飽和領域の境界で動作するようにバイアス電圧VbiasをVbias=Vgs2+Vovになるように設定すると、前記(a)式は下記(b)式のようになる。
Vds1=Vov………………(b)
NMOSトランジスタM142もNMOSトランジスタM112と同様に線形領域と飽和領域の境界で動作すると、NMOSトランジスタM142のドレイン‐ソース間電圧Vds2は、下記(c)式のようになる。
Vds2=Vov………………(c)
したがって、出力端子OUTの最小電圧Vominは、下記(d)式のようになる。
Vomin=Vds1+Vds2=2×Vov………………(d)
一般的なCMOSプロセスでは、最小電圧Vominは0.6V〜1.0Vになる。出力端子OUTの電圧が大きいと、定電流回路の出力トランジスタで消費される消費電力が大きくなる。また、発光ダイオードを駆動するために大電流を出力するには、非常に大きなサイズの出力トランジスタを使用することから、出力トランジスタが2つのMOSトランジスタを直列に接続して構成されると、チップ面積が大幅に増加するという問題があった。
更に、NMOSトランジスタM142のドレイン‐ソース間電圧は、出力端子OUTの電圧によって大きく変動するが、NMOSトランジスタM141のドレイン‐ソース間電圧は、(Vthn+Vov)−Vov=Vthnとなり、NMOSトランジスタM141とM142は、ドレイン‐ソース間電圧が異なるためゲート‐ソース間電圧も異なる。すなわち、NMOSトランジスタM111とM112のドレイン‐ソース間電圧が異なることになり、出力電流ioutにシステマティックな誤差が発生する。
このような問題を解決するために、図9で示すような、定電流回路の出力端子に接続される外部負荷が変化しても、出力電流が変動せず、出力端子電圧が小さい場合でも飽和領域で動作する安定した定電流回路があった(例えば、特許文献1参照。)。
この場合、可変抵抗器Rが適切に調整された場合、カスコード型カレントミラー回路を適用しなくてもNMOSトランジスタNT1とNT2のドレイン‐ソース間電圧が等しくなるため、システマティックな誤差が発生することなく精度良く定電流を出力することができる。
特開平9−319323号公報
しかし、NMOSトランジスタNT2のドレイン電圧は、NMOSトランジスタNT2が飽和領域で動作する電圧からNMOSトランジスタNT2のゲート‐ソース間電圧の範囲でしか調整することができなかった。すなわち、システマティックな誤差を発生させることなく定電流を出力できる出力端子OUTの電圧Voの範囲は、NMOSトランジスタNT2のしきい値電圧をVthn、オーバードライブ電圧をVov2とすると、Vov2≦Vo≦Vthn+Vov2となり、出力端子OUTの電圧Voの変動可能な範囲は大幅に制限されるという問題があった。
本発明は、このような問題を解決するためになされたものであり、簡単な回路で、出力端子の電圧に依存しない高精度な定電流を出力することができ、更に定電流出力精度を低下させることなく出力端子の電圧を小さくして消費電力を大幅に低減させることができる定電流回路及び定電流回路を使用した発光ダイオード駆動装置を得ることを目的とする。
この発明に係る定電流回路は、所定の定電流を生成して負荷に供給する定電流回路において、
ゲートに入力された制御信号に応じた電流を流すMOSトランジスタからなる第1トランジスタと、
ゲート及びソースが前記第1トランジスタのゲート及びソースにそれぞれ対応して接続されると共に、ドレインに前記負荷が接続され、ゲートに入力された前記制御信号に応じた電流を前記負荷に供給する、前記第1トランジスタと同一導電型のMOSトランジスタからなる第2トランジスタと、
前記第2トランジスタのドレイン電圧に応じて前記第1トランジスタのドレイン電圧を制御する電圧調整回路部と、
該電圧調整回路部を介して所定の第1定電流を前記第1トランジスタに供給する第1電流源で構成された定電流発生回路部と、
前記電圧調整回路部と該定電流発生回路部との接続部の電圧をレベルシフトさせて前記第1トランジスタ及び第2トランジスタの各ゲートに出力するレベルシフト回路部と、
を備えるものである。
具体的には、前記レベルシフト回路部は、
ゲートが前記電圧調整回路部と前記定電流発生回路部との接続部に接続されたMOSトランジスタからなる第3トランジスタと、
該第3トランジスタに所定の第2定電流を供給する第2定電流源と、
を備え、
前記第3トランジスタと前記第2定電流源がソースフォロワ回路を形成し、前記第3トランジスタと前記第2定電流源との接続部が、前記第1トランジスタ及び第2トランジスタの各ゲートに接続されて、前記第3トランジスタのゲート‐ソース間電圧だけ前記電圧調整回路部と前記定電流発生回路部との接続部の電圧をレベルシフトさせるようにした。
また、前記電圧調整回路部は、
前記定電流発生回路部と前記第1トランジスタとの間に接続されたMOSトランジスタからなる第4トランジスタと、
一端が前記第2トランジスタのドレインに接続され、ゲートが該第4トランジスタのゲートに接続された、前記第4トランジスタと同一導電型のMOSトランジスタからなる第5トランジスタと、
該第5トランジスタの他端に所定の第3定電流を供給する第3定電流源と、
を備え、
前記第4トランジスタと前記第5トランジスタの各ゲートの接続部が、前記第3定電流源と前記第5トランジスタとの接続部に接続され、前記第4トランジスタは、前記第1トランジスタのドレイン電圧が前記第2トランジスタのドレイン電圧と等しくなるように動作制御されるようにした。
この場合、前記第1定電流及び第3定電流は、電流比が前記第4トランジスタと第5トランジスタの電流増幅度の比に等しくなるように設定されるようにした。
また、前記第4トランジスタは、前記第1トランジスタと同一導電型で同一サイズのトランジスタであるようにした。
また、前記電圧調整回路部は、
前記定電流発生回路部と前記第1トランジスタとの間に接続されたMOSトランジスタからなる第4トランジスタと、
前記第2トランジスタのドレイン電圧に所定の電圧を加えた電圧を生成する電圧生成回路と、
一端に該電圧生成回路で生成された電圧が入力され、ゲートが該第4トランジスタのゲートに接続された、前記第4トランジスタと同一導電型のMOSトランジスタからなる第5トランジスタと、
該第5トランジスタの他端に所定の第3定電流を供給する第3定電流源と、
を備え、
前記第4トランジスタと前記第5トランジスタの各ゲートの接続部が、前記第3定電流源と前記第5トランジスタとの接続部に接続され、前記第4トランジスタは、前記第1トランジスタのドレイン電圧が前記第2トランジスタのドレイン電圧よりも前記所定の電圧だけ大きくなるように動作制御されるようにした。
また、前記電圧調整回路部は、
前記定電流発生回路部と前記第1トランジスタとの間に接続されたMOSトランジスタからなる第4トランジスタと、
一端が前記第2トランジスタのドレインに接続され、ゲートが該第4トランジスタのゲートに接続された、前記第4トランジスタと同一導電型のMOSトランジスタからなる第5トランジスタと、
該第5トランジスタの他端に所定の第3定電流を供給する第3定電流源と、
を備え、
前記第4トランジスタと前記第5トランジスタの各ゲートの接続部が、前記第3定電流源と前記第5トランジスタとの接続部に接続され、前記第4トランジスタは、前記第1トランジスタのドレイン電圧が前記第2トランジスタのドレイン電圧よりも所定の電圧だけ大きくなるように動作制御されるようにしてもよい。
また、前記電圧調整回路部は、
前記第1トランジスタ及び第2トランジスタの各ドレイン電圧の電圧比較を行い、該比較結果を示す信号を生成して出力する比較回路と、
該比較回路からの比較結果を示す信号に応じて、前記第2トランジスタのドレイン電圧に応じて前記第1トランジスタのドレイン電圧を制御する電圧調整回路と、
を備えるようにしてもよい。
この場合、前記比較回路は、前記第1トランジスタ及び第2トランジスタの各ドレイン電圧が対応する入力端に入力された誤差増幅回路からなり、前記電圧調整回路は、該誤差増幅回路の出力信号がゲートに入力され、前記第1トランジスタのドレインに直列に接続されたMOSトランジスタからなる第4トランジスタからなるようにした。
また、前記第4トランジスタは、前記第1トランジスタと同一導電型のトランジスタであり、前記誤差増幅回路は、前記第1トランジスタのドレイン電圧と前記第2トランジスタのドレイン電圧が等しくなるように前記第4トランジスタの動作制御を行うようにした。
また、前記第4トランジスタは、前記第1トランジスタと同一導電型のトランジスタであり、前記誤差増幅回路は、前記第1トランジスタのドレイン電圧が前記第2トランジスタのドレイン電圧よりも所定の電圧だけ大きくなるように所定の入力オフセット電圧を有するようにしてもよい。
また、前記電圧調整回路部は、前記第4トランジスタと前記定電流発生回路部との接続部と、前記第4トランジスタのゲートとの間に接続されたコンデンサを備えるようにした。
また、前記第1トランジスタ、第2トランジスタ、電圧調整回路部、定電流発生回路部及びレベルシフト回路部は、1つのICに集積されるようにした。
また、この発明に係る発光ダイオード駆動装置は、所定の定電流を生成して発光ダイオードに供給する定電流回路を備えた発光ダイオード駆動装置において、
前記定電流回路は、
ゲートに入力された制御信号に応じた電流を流すMOSトランジスタからなる第1トランジスタと、
ゲート及びソースが前記第1トランジスタのゲート及びソースにそれぞれ対応して接続されると共に、ドレインに前記負荷が接続され、ゲートに入力された前記制御信号に応じた電流を前記負荷に供給する、前記第1トランジスタと同一導電型のMOSトランジスタからなる第2トランジスタと、
前記第2トランジスタのドレイン電圧に応じて前記第1トランジスタのドレイン電圧を制御する電圧調整回路部と、
該電圧調整回路部を介して所定の第1定電流を前記第1トランジスタに供給する第1電流源で構成された定電流発生回路部と、
前記電圧調整回路部と該定電流発生回路部との接続部の電圧をレベルシフトさせて前記第1トランジスタ及び第2トランジスタの各ゲートに出力するレベルシフト回路部と、
を備えるものである。
具体的には、前記レベルシフト回路部は、
ゲートが前記電圧調整回路部と前記定電流発生回路部との接続部に接続されたMOSトランジスタからなる第3トランジスタと、
該第3トランジスタに所定の第2定電流を供給する第2定電流源と、
を備え、
前記第3トランジスタと前記第2定電流源がソースフォロワ回路を形成し、前記第3トランジスタと前記第2定電流源との接続部が、前記第1トランジスタ及び第2トランジスタの各ゲートに接続されて、前記第3トランジスタのゲート‐ソース間電圧だけ前記電圧調整回路部と前記定電流発生回路部との接続部の電圧をレベルシフトさせるようにした。
また、前記電圧調整回路部は、
前記定電流発生回路部と前記第1トランジスタとの間に接続されたMOSトランジスタからなる第4トランジスタと、
一端が前記第2トランジスタのドレインに接続され、ゲートが該第4トランジスタのゲートに接続された、前記第4トランジスタと同一導電型のMOSトランジスタからなる第5トランジスタと、
該第5トランジスタの他端に所定の第3定電流を供給する第3定電流源と、
を備え、
前記第4トランジスタと前記第5トランジスタの各ゲートの接続部が、前記第3定電流源と前記第5トランジスタとの接続部に接続され、前記第4トランジスタは、前記第1トランジスタのドレイン電圧が前記第2トランジスタのドレイン電圧と等しくなるように動作制御されるようにした。
この場合、前記第1定電流及び第3定電流は、電流比が前記第4トランジスタと第5トランジスタの電流増幅度の比に等しくなるように設定されるようにした。
また、前記第4トランジスタは、前記第1トランジスタと同一導電型で同一サイズのトランジスタであるようにした。
また、前記電圧調整回路部は、
前記定電流発生回路部と前記第1トランジスタとの間に接続されたMOSトランジスタからなる第4トランジスタと、
前記第2トランジスタのドレイン電圧に所定の電圧を加えた電圧を生成する電圧生成回路と、
一端に該電圧生成回路で生成された電圧が入力され、ゲートが該第4トランジスタのゲートに接続された、前記第4トランジスタと同一導電型のMOSトランジスタからなる第5トランジスタと、
該第5トランジスタの他端に所定の第3定電流を供給する第3定電流源と、
を備え、
前記第4トランジスタと前記第5トランジスタの各ゲートの接続部が、前記第3定電流源と前記第5トランジスタとの接続部に接続され、前記第4トランジスタは、前記第1トランジスタのドレイン電圧が前記第2トランジスタのドレイン電圧よりも前記所定の電圧だけ大きくなるように動作制御されるようにした。
また、前記電圧調整回路部は、
前記定電流発生回路部と前記第1トランジスタとの間に接続されたMOSトランジスタからなる第4トランジスタと、
一端が前記第2トランジスタのドレインに接続され、ゲートが該第4トランジスタのゲートに接続された、前記第4トランジスタと同一導電型のMOSトランジスタからなる第5トランジスタと、
該第5トランジスタの他端に所定の第3定電流を供給する第3定電流源と、
を備え、
前記第4トランジスタと前記第5トランジスタの各ゲートの接続部が、前記第3定電流源と前記第5トランジスタとの接続部に接続され、前記第4トランジスタは、前記第1トランジスタのドレイン電圧が前記第2トランジスタのドレイン電圧よりも所定の電圧だけ大きくなるように動作制御されるようにしてもよい。
また、前記電圧調整回路部は、
前記第1トランジスタ及び第2トランジスタの各ドレイン電圧の電圧比較を行い、該比較結果を示す信号を生成して出力する比較回路と、
該比較回路からの比較結果を示す信号に応じて、前記第2トランジスタのドレイン電圧に応じて前記第1トランジスタのドレイン電圧を制御する電圧調整回路と、
を備えるようにしてもよい。
この場合、前記比較回路は、前記第1トランジスタ及び第2トランジスタの各ドレイン電圧が対応する入力端に入力された誤差増幅回路からなり、前記電圧調整回路は、該誤差増幅回路の出力信号がゲートに入力され、前記第1トランジスタのドレインに直列に接続されたMOSトランジスタからなる第4トランジスタからなるようにした。
また、前記第4トランジスタは、前記第1トランジスタと同一導電型のトランジスタであり、前記誤差増幅回路は、前記第1トランジスタのドレイン電圧と前記第2トランジスタのドレイン電圧が等しくなるように前記第4トランジスタの動作制御を行うようにした。
また、前記第4トランジスタは、前記第1トランジスタと同一導電型のトランジスタであり、前記誤差増幅回路は、前記第1トランジスタのドレイン電圧が前記第2トランジスタのドレイン電圧よりも所定の電圧だけ大きくなるように所定の入力オフセット電圧を有するようにしてもよい。
また、前記電圧調整回路部は、前記第4トランジスタと前記定電流発生回路部との接続部と、前記第4トランジスタのゲートとの間に接続されたコンデンサを備えるようにした。
また、前記定電流回路は、1つのICに集積されるようにした。
本発明の定電流回路及び発光ダイオード駆動装置によれば、チップ面積を大幅に削減することができると共に、負荷との接続部の電圧である端子電圧に依存しない高精度な定電流を出力することができ、更に定電流出力精度を低下させることなく前記端子電圧を小さくして消費電力を大幅に低減させることができる。また、高精度な出力電流を出力できる前記端子電圧の電圧範囲を大幅に拡大することができ、極めて高い汎用性を得ることができる。
次に、図面に示す実施の形態に基づいて、本発明を詳細に説明する。
第1の実施の形態.
図1は、本発明の第1の実施の形態における定電流回路の構成例を示したブロック図である。
図1における定電流回路1は、所定の定電流を生成して出力端子OUTから発光ダイオード等の外部負荷10に供給するものであり、NMOSトランジスタM1,M2、所定の定電流i1を生成して出力する定電流源2、レベルシフト回路3及び電圧調整回路4で構成されている。図1において、外部負荷10が発光ダイオードであり、定電流回路1が発光ダイオード駆動装置を構成する場合は、発光ダイオードのアノードは電源電圧Vdd2に接続され、発光ダイオードのカソードは出力端子OUTに接続される。
電源電圧Vdd2と出力端子OUTとの間には外部負荷10が接続され、NMOSトランジスタM2のドレインは出力端子OUTに接続されており、NMOSトランジスタM1及びM2の各ソースはそれぞれ接地電圧に接続されている。NMOSトランジスタM1とM2の各ゲートは接続され、該接続部の電圧はレベルシフト回路3によって制御されている。NMOSトランジスタM1のドレインには、電源電圧Vdd1を電源とする定電流源2から供給された電流が電圧調整回路4を介して入力されている。
電圧調整回路4は、NMOSトランジスタM2のドレイン電圧に応じてNMOSトランジスタM1のドレイン電圧を調整し、NMOSトランジスタM1のドレイン電圧がNMOSトランジスタM2のドレイン電圧に等しくなるようにする。また、レベルシフト回路3は、定電流源2と電圧調整回路4との接続部の電圧を所定の電圧だけレベルシフトさせるようにNMOSトランジスタM1及びM2の各ゲート電圧を制御する。すなわち、レベルシフト回路3は、定電流源2と電圧調整回路4との接続部の電圧を所定の電圧だけレベルシフトさせた電圧をNMOSトランジスタM1及びM2の各ゲートに出力する。
図2は、図1の定電流回路1の回路例を示した図である。
図2において、レベルシフト回路3は、NMOSトランジスタM13及び所定の定電流i2を供給する定電流源11で構成され、電圧調整回路4は、NMOSトランジスタM14,M15及び所定の定電流i3を供給する定電流源15で構成されている。
電源電圧Vdd1とNMOSトランジスタM1のドレインとの間には、定電流源2とNMOSトランジスタM14が直列に接続され、定電流源2とNMOSトランジスタM14との接続部がNMOSトランジスタM13のゲートに接続されている。
また、電源電圧Vdd1と接地電圧との間にはNMOSトランジスタM13と定電流源11が直列に接続され、NMOSトランジスタM13と定電流源11との接続部はNMOSトランジスタM1及びM2の各ゲートに接続されている。また、電源電圧Vdd1とNMOSトランジスタM2のドレインとの間には定電流源15とNMOSトランジスタM15が直列に接続され、NMOSトランジスタM14とNMOSトランジスタM15の各ゲートは接続され、該接続部はNMOSトランジスタM15のドレインに接続されている。
なお、NMOSトランジスタM1は第1トランジスタを、NMOSトランジスタM2は第2トランジスタを、定電流源2は第1定電流源を、レベルシフト回路3はレベルシフト回路部を、電圧調整回路4は電圧調整回路部をそれぞれなす。また、NMOSトランジスタM13は第3トランジスタを、NMOSトランジスタM14は第4トランジスタを、NMOSトランジスタM15は第5トランジスタをそれぞれなし、定電流源11は第2定電流源を、定電流源15は第3定電流源をそれぞれなす。また、定電流回路1は1つのICに集積されるようにしてもよい。
このような構成において、NMOSトランジスタM13と定電流源11は、ソースフォロワ回路を形成しており、定電流源2とNMOSトランジスタM14との接続部の電圧であるNMOSトランジスタM14のドレイン電圧をNMOSトランジスタM13のゲート‐ソース間電圧だけレベルシフトさせた電圧をNMOSトランジスタM1及びM2の各ゲートに出力している。
以下、NMOSトランジスタM1、M2、M13、M14及びM15の各ゲート‐ソース間電圧をそれぞれVgs1、Vgs2、Vgs13、Vgs14及びVgs15とし、NMOSトランジスタM1及びM2の各ドレイン‐ソース間電圧をそれぞれVds1及びVds2とする。
NMOSトランジスタM15のソース電圧はNMOSトランジスタM2のドレイン電圧と等しいため、NMOSトランジスタM15のゲート電圧Vg15は、下記(1)式のようになる。
Vg15=Vds2+Vgs15………………(1)
NMOSトランジスタM14及びM15の各ゲートは接続されていることから、NMOSトランジスタM1のドレイン電圧Vd1はNMOSトランジスタM15のゲート電圧Vg15からNMOSトランジスタM14のゲート‐ソース間電圧Vgs14だけ低下した電圧となり、前記(1)式より下記(2)式のようになる。
Vd1=Vg15−Vgs14
=(Vds2+Vgs15)−Vgs14………………(2)
ここで、NMOSトランジスタM14及びM15を同一導電型でしきい値電圧VthnのNMOSトランジスタとして、NMOSトランジスタM14及びM15の各電流増幅度βをそれぞれβ14及びβ15とすると、定電流i1及びi3は下記(3)式及び(4)式のようになる。
i1=β14×(Vgs14−Vthn)………………(3)
i3=β15×(Vgs15−Vthn)………………(4)
このことから、下記(5)式が成り立つ。
i1/i3=β14/β15×(Vgs14−Vthn)/(Vgs15−Vthn)………………(5)
該(5)式から、下記(6)式が成り立つようにすれば、前記(2)式よりVd1=Vd2になる。
i1/β14=i3/β15………………(6)
前記(6)式になるようにNMOSトランジスタM14,M15の各トランジスタサイズ及び定電流i1,i3をそれぞれ設定することにより、NMOSトランジスタM1とM2において、ゲート電圧、ドレイン電圧及びソース電圧がそれぞれ等しくなり、λ特性の影響を受けることなく、NMOSトランジスタM2は、NMOSトランジスタM1とのトランジスタサイズ比で決まる電流を正確に出力することができる。
また、NMOSトランジスタM14のドレイン電圧Vd14は、
Vd14=Vgs1+Vgs13
となり、NMOSトランジスタM14のドレイン‐ソース間電圧をVds14とすると、
Vd1+Vds14=Vd14=Vgs1+Vgs13
になり、Vd1=Vd2から下記(7)式が得られる。
Vds14=Vgs1+Vgs13−Vd2………………(7)
NMOSトランジスタM14のオーバードライブ電圧をVov14とすると、NMOSトランジスタM14が飽和領域で動作するためには、Vds14≧Vov14である必要があることから、前記(7)式より、
Vgs1+Vgs13−Vd2≧Vov14
になる。
ここで、NMOSトランジスタM1とNMOSトランジスタM14は同一導電型で同一サイズであり、NMOSトランジスタM1のしきい値電圧をVthnとしオーバードライブ電圧をVov1とすると、
Vthn+Vov1+Vgs3−Vd2≧Vov14
となる。
Vov1=Vov14であることから、
Vthn+Vgs3−Vd2≧0
Vthn+Vgs3≧Vd2
となる。
また、NMOSトランジスタM13のしきい値電圧をVthnとしオーバードライブ電圧をVov13とすると、
Vthn+(Vthn+Vov13)≧Vd2
となり、下記(8)式が得られる。
Vds2=Vd2≦Vthn×2+Vov13………………(8)
しきい値電圧Vthnは製造プロセスで決まるパラメータであり、オーバードライブ電圧Vov13は、NMOSトランジスタM13のトランジスタサイズとNMOSトランジスタM13を流れる電流i2とで任意に設定することができる。このため、NMOSトランジスタM2のドレイン電圧Vd2の変動に合わせて回路の動作電圧を決定することができる。
次に、NMOSトランジスタM2が飽和領域で動作するための最低ドレイン電圧について考える。
NMOSトランジスタM2が飽和領域で動作するための条件は、NMOSトランジスタM2のしきい値電圧をVthnとし、オーバードライブ電圧をVov2とすると、下記(9)式のようになる。
Vds2≧Vgs2−Vthn=Vov2………………(9)
このことから、出力端子OUTの電圧Voの最低電圧はVov2となり、従来と比較して1/2に低下させることができる。
例えば、Vthn=0.8V、Vov2=0.3V、Vov13=0.3Vとすると、前記(8)式からNMOSトランジスタM11とNMOSトランジスタM2のドレイン電圧が等しくなるように制御することができる条件は、Vds2≦1.9Vになる。また、前記(9)式から、NMOSトランジスタM2が飽和領域で動作する条件は、Vds2≧0.3Vになる。
すなわち、
0.3V≦Vds2≦1.9V………………(10)
の範囲で出力電流精度を維持することができる。
これに対して、図8で示した従来例の場合、出力電流精度を維持できる条件は、Vthn=0.8V、Vov=0.3Vとすると、Vo≦1.1Vになる。また、出力トランジスタが飽和領域で動作できる最小端子電圧は、Vo≧0.3Vになる。
すなわち、
0.3V≦Vo≦1.1V………………(11)
の範囲で出力電流精度を維持することができる。
前記条件(10)及び(11)を考慮した出力電流特性例を図3に示す。なお、図3では、実線で示した特性が本実施の形態の定電流回路1の出力電流特性を示しており、点線で示した特性が従来の定電圧回路の出力電流特性を示している。
図3から分かるように、従来の場合、出力電流精度を維持できるドレイン‐ソース間電圧Vds2の最大電圧が従来は1.1Vであったのに対して、本第1の実施の形態の定電流回路1では1.9Vと大幅に大きくすることができる。なお、図3は一例であり、オーバードライブ電圧Vov13は任意に設定することができるため、ドレイン‐ソース間電圧Vds2の最大値を1.9V以上にすることは容易である。
次に、図4は、本発明の第1の実施の形態における定電流回路の他の回路例を示した図である。図4では、図2と同じもの又は同様のものは同じ符号で示し、ここではその説明を省略すると共に図2との相違点のみ説明する。
図4における図2との相違点は、電圧調整回路4の回路構成を変えたことにある。
図4において、電圧調整回路4は、誤差増幅回路17とNMOSトランジスタM14で構成されている。誤差増幅回路17において、非反転入力端はNMOSトランジスタM2のドレインに接続され、反転入力端はNMOSトランジスタM1のドレインに接続されており、出力端はNMOSトランジスタM14のゲートに接続されている。
このような構成において、誤差増幅回路17は、NMOSトランジスタM1のドレイン電圧Vd1とNMOSトランジスタM2のドレイン電圧Vd2とが等しくなるようにNMOSトランジスタM14のゲート電圧を制御するため、Vd1=Vd2になる。
このとき、NMOSトランジスタM1及びM2において、ゲート電圧、ドレイン電圧及びソース電圧はそれぞれ等しくなり、λ特性の影響を受けることなくNMOSトランジスタM2はNMOSトランジスタM1とのトランジスタサイズ比で決まる電流を正確に出力することができる。このように、誤差増幅回路17で構成される負帰還制御により、NMOSトランジスタM1とNMOSトランジスタM2の各ドレイン電圧をより正確に等しくすることができる。
このように、本第1の実施の形態における定電流回路は、従来におけるカスコード素子に相当する図8のNMOSトランジスタM141及びM142が不要になるため、チップ面積を大幅に削減することができ、更に出力端子OUTの電圧変動によるシステマティックな誤差を発生させることなく高精度な出力電流を出力することができる。また、出力端子OUTの最低電圧を1/2に低下させて出力トランジスタで消費する電力を1/2に低減させることができると共に、高精度な出力電流を出力できる出力端子の電圧範囲を大幅に広げることができ、極めて高い汎用性を得ることができる。
第2の実施の形態.
前記第1の実施の形態では、回路起動時や定電流i1の電流値を変えた時に、NMOSトランジスタM13のゲート電圧が急峻に変動して出力電流ioutにオーバーシュートやアンダーシュートが発生する場合があるが、このような出力電流ioutのオーバーシュートやアンダーシュートの発生を防止するようにしたものを本発明の第2の実施の形態とする。
図5は、本発明の第2の実施の形態における定電流回路の回路例を示した図である。なお、図5では、図2と同じもの又は同様のものは同じ符号で示し、ここではその説明を省略すると共に図2との相違点のみ説明する。
図5における図2との相違点は、NMOSトランジスタM14のドレイン‐ゲート間にコンデンサC11を追加したことにある。
図5において、コンデンサC11は、回路の動作を安定させ、特に回路起動時や定電流i1の設定変更時等に生じるNMOSトランジスタM13のゲート電圧の急峻な変動を抑え、出力電流ioutのオーバーシュートやアンダーシュートの発生を防止する。
なお、図5では、図2の回路構成の場合を例にして示したが、図4の回路構成の場合も同様にすることによって適用することができる。
このように、本第2の実施の形態の定電流回路では、前記第1の実施の形態と同様の効果を得ることができると共に、出力電流ioutのオーバーシュートやアンダーシュートの発生を防止することができるため、外部負荷10に過電流を供給することなく不具合の発生を防止することができる。
第3の実施の形態.
前記第1の実施の形態では、製造ばらつき等によって、NMOSトランジスタM1のドレイン電圧がNMOSトランジスタM2のドレイン電圧よりも小さくなるように制御された状態でNMOSトランジスタM2のドレイン電圧が低下して、NMOSトランジスタM1が線形領域で動作してしまうと、NMOSトランジスタM1に定電流i1を流すためにNMOSトランジスタM1のゲート電圧が大きく上昇してしまう。このとき、NMOSトランジスタM1のドレイン電圧よりもNMOSトランジスタM2のドレイン電圧が大きくNMOSトランジスタM2が飽和領域で動作していると、設定電流以上の出力電流が出力されるという誤動作が発生する場合があった。このような誤動作を防止するようにしたものを本発明の第3の実施の形態とする。
図6は、本発明の第3の実施の形態における定電流回路の回路例を示した図である。なお、図6では、図2と同じもの又は同様のものは同じ符号で示し、ここではその説明を省略すると共に図2との相違点のみ説明する。
図6における図2との相違点は、NMOSトランジスタM2のドレイン電圧に所定のオフセット電圧Vofを加えた電圧をNMOSトランジスタM15のソースに印加するオフセット電圧生成回路21を設けたことにあり、これによって、NMOSトランジスタM14及びM15のゲート‐ソース間にそれぞれオフセット電圧Vofを設けることができる。このため、NMOSトランジスタM1のドレイン電圧は常にNMOSトランジスタM2のドレイン電圧よりもオフセット電圧Vofだけ大きい電圧になるように制御される。なお、オフセット電圧生成回路21は電圧生成回路をなす。
また、図6では、オフセット電圧生成回路21を設けた場合を例にして示したが、オフセット電圧生成回路21を設けずに、NMOSトランジスタM14とNMOSトランジスタM15のトランジスタサイズを変える等して、NMOSトランジスタM14とNMOSトランジスタM15の特性を変えることによりオフセット電圧Vofを発生させるようにしてもよい。また、図6では、図2の回路構成の場合を例にして示したが、図4の誤差増幅回路17に入力オフセット電圧を設けることにより図6の場合と同様の効果を得ることができる。また、本第3の実施の形態の定電流回路は、前記第2の実施の形態の構成の定電流回路に対しても適用することができ、この場合、本第3の実施の形態の定電流回路におけるNMOSトランジスタM14のドレインとゲートとの間に、前記第2の実施の形態で示したコンデンサC11を設けるようにすればよい。
このように、本第3の実施の形態の定電流回路では、前記第1の実施の形態と同様の効果を得ることができると共に、製造ばらつき等によって、設定電流以上の出力電流が出力されるという誤動作の発生を防止することができる。
なお、前記第1から第3の各実施の形態において、電源電圧Vdd1及びVdd2は同じ電圧であってもよいし、異なる電圧であってもよい。また、前記定電流回路1は、電源電圧Vdd1を生成する電源回路及び/又は電源電圧Vdd2を生成する電源回路と共に1つのICに集積するようにしてもよい。この場合、外部負荷10を定電流回路1と共に1つのICに集積されるようにしてもよい。
また、前記第1から第3の各実施の形態では、出力トランジスタにNMOSトランジスタを使用した場合を例にして示したが、本発明はこれに限定するものではなく、出力トランジスタにPMOSトランジスタを使用した場合にも適用することができる。この場合、図1は図7のようになる。図7において、外部負荷10が発光ダイオードであり、定電流回路1が発光ダイオード駆動装置を構成する場合は、発光ダイオードのカソードは接地電圧に接続され、発光ダイオードのアノードは出力端子OUTに接続される。
本発明の第1の実施の形態における定電流回路の構成例を示したブロック図である。 図1の定電流回路1の回路例を示した図である。 図1の定電流回路1における出力電流特性例を示した図である。 本発明の第1の実施の形態における定電流回路の他の回路例を示した図である。 本発明の第2の実施の形態における定電流回路の回路例を示した図である。 本発明の第3の実施の形態における定電流回路の回路例を示した図である。 本発明の第1〜第3の各施の形態における定電流回路の他の構成例を示したブロック図である。 従来の定電流回路の例を示した回路図である。 従来の定電流回路の他の例を示した回路図である。
符号の説明
1 定電流回路
2,11,15 定電流源
3 レベルシフト回路
4 電圧調整回路
10 外部負荷
17 誤差増幅回路
21 オフセット電圧生成回路
M1,M2,M13〜M15 MOSトランジスタ
C11 コンデンサ

Claims (26)

  1. 所定の定電流を生成して負荷に供給する定電流回路において、
    ゲートに入力された制御信号に応じた電流を流すMOSトランジスタからなる第1トランジスタと、
    ゲート及びソースが前記第1トランジスタのゲート及びソースにそれぞれ対応して接続されると共に、ドレインに前記負荷が接続され、ゲートに入力された前記制御信号に応じた電流を前記負荷に供給する、前記第1トランジスタと同一導電型のMOSトランジスタからなる第2トランジスタと、
    前記第2トランジスタのドレイン電圧に応じて前記第1トランジスタのドレイン電圧を制御する電圧調整回路部と、
    該電圧調整回路部を介して所定の第1定電流を前記第1トランジスタに供給する第1電流源で構成された定電流発生回路部と、
    前記電圧調整回路部と該定電流発生回路部との接続部の電圧をレベルシフトさせて前記第1トランジスタ及び第2トランジスタの各ゲートに出力するレベルシフト回路部と、
    を備えることを特徴とする定電流回路。
  2. 前記レベルシフト回路部は、
    ゲートが前記電圧調整回路部と前記定電流発生回路部との接続部に接続されたMOSトランジスタからなる第3トランジスタと、
    該第3トランジスタに所定の第2定電流を供給する第2定電流源と、
    を備え、
    前記第3トランジスタと前記第2定電流源がソースフォロワ回路を形成し、前記第3トランジスタと前記第2定電流源との接続部が、前記第1トランジスタ及び第2トランジスタの各ゲートに接続されて、前記第3トランジスタのゲート‐ソース間電圧だけ前記電圧調整回路部と前記定電流発生回路部との接続部の電圧をレベルシフトさせることを特徴とする請求項1記載の定電流回路。
  3. 前記電圧調整回路部は、
    前記定電流発生回路部と前記第1トランジスタとの間に接続されたMOSトランジスタからなる第4トランジスタと、
    一端が前記第2トランジスタのドレインに接続され、ゲートが該第4トランジスタのゲートに接続された、前記第4トランジスタと同一導電型のMOSトランジスタからなる第5トランジスタと、
    該第5トランジスタの他端に所定の第3定電流を供給する第3定電流源と、
    を備え、
    前記第4トランジスタと前記第5トランジスタの各ゲートの接続部が、前記第3定電流源と前記第5トランジスタとの接続部に接続され、前記第4トランジスタは、前記第1トランジスタのドレイン電圧が前記第2トランジスタのドレイン電圧と等しくなるように動作制御されることを特徴とする請求項1又は2記載の定電流回路。
  4. 前記第1定電流及び第3定電流は、電流比が前記第4トランジスタと第5トランジスタの電流増幅度の比に等しくなるように設定されることを特徴とする請求項3記載の定電流回路。
  5. 前記第4トランジスタは、前記第1トランジスタと同一導電型で同一サイズのトランジスタであることを特徴とする請求項3又は4記載の定電流回路。
  6. 前記電圧調整回路部は、
    前記定電流発生回路部と前記第1トランジスタとの間に接続されたMOSトランジスタからなる第4トランジスタと、
    前記第2トランジスタのドレイン電圧に所定の電圧を加えた電圧を生成する電圧生成回路と、
    一端に該電圧生成回路で生成された電圧が入力され、ゲートが該第4トランジスタのゲートに接続された、前記第4トランジスタと同一導電型のMOSトランジスタからなる第5トランジスタと、
    該第5トランジスタの他端に所定の第3定電流を供給する第3定電流源と、
    を備え、
    前記第4トランジスタと前記第5トランジスタの各ゲートの接続部が、前記第3定電流源と前記第5トランジスタとの接続部に接続され、前記第4トランジスタは、前記第1トランジスタのドレイン電圧が前記第2トランジスタのドレイン電圧よりも前記所定の電圧だけ大きくなるように動作制御されることを特徴とする請求項1又は2記載の定電流回路。
  7. 前記電圧調整回路部は、
    前記定電流発生回路部と前記第1トランジスタとの間に接続されたMOSトランジスタからなる第4トランジスタと、
    一端が前記第2トランジスタのドレインに接続され、ゲートが該第4トランジスタのゲートに接続された、前記第4トランジスタと同一導電型のMOSトランジスタからなる第5トランジスタと、
    該第5トランジスタの他端に所定の第3定電流を供給する第3定電流源と、
    を備え、
    前記第4トランジスタと前記第5トランジスタの各ゲートの接続部が、前記第3定電流源と前記第5トランジスタとの接続部に接続され、前記第4トランジスタは、前記第1トランジスタのドレイン電圧が前記第2トランジスタのドレイン電圧よりも所定の電圧だけ大きくなるように動作制御されることを特徴とする請求項1又は2記載の定電流回路。
  8. 前記電圧調整回路部は、
    前記第1トランジスタ及び第2トランジスタの各ドレイン電圧の電圧比較を行い、該比較結果を示す信号を生成して出力する比較回路と、
    該比較回路からの比較結果を示す信号に応じて、前記第2トランジスタのドレイン電圧に応じて前記第1トランジスタのドレイン電圧を制御する電圧調整回路と、
    を備えること特徴とする請求項1又は2記載の定電流回路。
  9. 前記比較回路は、前記第1トランジスタ及び第2トランジスタの各ドレイン電圧が対応する入力端に入力された誤差増幅回路からなり、前記電圧調整回路は、該誤差増幅回路の出力信号がゲートに入力され、前記第1トランジスタのドレインに直列に接続されたMOSトランジスタからなる第4トランジスタからなることを特徴とする請求項8記載の定電流回路。
  10. 前記第4トランジスタは、前記第1トランジスタと同一導電型のトランジスタであり、前記誤差増幅回路は、前記第1トランジスタのドレイン電圧と前記第2トランジスタのドレイン電圧が等しくなるように前記第4トランジスタの動作制御を行うことを特徴とする請求項8又は9記載の定電流回路。
  11. 前記第4トランジスタは、前記第1トランジスタと同一導電型のトランジスタであり、前記誤差増幅回路は、前記第1トランジスタのドレイン電圧が前記第2トランジスタのドレイン電圧よりも所定の電圧だけ大きくなるように所定の入力オフセット電圧を有することを特徴とする請求項8又は9記載の定電流回路。
  12. 前記電圧調整回路部は、前記第4トランジスタと前記定電流発生回路部との接続部と、前記第4トランジスタのゲートとの間に接続されたコンデンサを備えることを特徴とする請求項3、4、5、6、7、9、10又は11記載の定電流回路。
  13. 前記第1トランジスタ、第2トランジスタ、電圧調整回路部、定電流発生回路部及びレベルシフト回路部は、1つのICに集積されることを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11又は12記載の定電流回路。
  14. 所定の定電流を生成して発光ダイオードに供給する定電流回路を備えた発光ダイオード駆動装置において、
    前記定電流回路は、
    ゲートに入力された制御信号に応じた電流を流すMOSトランジスタからなる第1トランジスタと、
    ゲート及びソースが前記第1トランジスタのゲート及びソースにそれぞれ対応して接続されると共に、ドレインに前記負荷が接続され、ゲートに入力された前記制御信号に応じた電流を前記負荷に供給する、前記第1トランジスタと同一導電型のMOSトランジスタからなる第2トランジスタと、
    前記第2トランジスタのドレイン電圧に応じて前記第1トランジスタのドレイン電圧を制御する電圧調整回路部と、
    該電圧調整回路部を介して所定の第1定電流を前記第1トランジスタに供給する第1電流源で構成された定電流発生回路部と、
    前記電圧調整回路部と該定電流発生回路部との接続部の電圧をレベルシフトさせて前記第1トランジスタ及び第2トランジスタの各ゲートに出力するレベルシフト回路部と、
    を備えることを特徴とする発光ダイオード駆動装置。
  15. 前記レベルシフト回路部は、
    ゲートが前記電圧調整回路部と前記定電流発生回路部との接続部に接続されたMOSトランジスタからなる第3トランジスタと、
    該第3トランジスタに所定の第2定電流を供給する第2定電流源と、
    を備え、
    前記第3トランジスタと前記第2定電流源がソースフォロワ回路を形成し、前記第3トランジスタと前記第2定電流源との接続部が、前記第1トランジスタ及び第2トランジスタの各ゲートに接続されて、前記第3トランジスタのゲート‐ソース間電圧だけ前記電圧調整回路部と前記定電流発生回路部との接続部の電圧をレベルシフトさせることを特徴とする請求項14記載の発光ダイオード駆動装置。
  16. 前記電圧調整回路部は、
    前記定電流発生回路部と前記第1トランジスタとの間に接続されたMOSトランジスタからなる第4トランジスタと、
    一端が前記第2トランジスタのドレインに接続され、ゲートが該第4トランジスタのゲートに接続された、前記第4トランジスタと同一導電型のMOSトランジスタからなる第5トランジスタと、
    該第5トランジスタの他端に所定の第3定電流を供給する第3定電流源と、
    を備え、
    前記第4トランジスタと前記第5トランジスタの各ゲートの接続部が、前記第3定電流源と前記第5トランジスタとの接続部に接続され、前記第4トランジスタは、前記第1トランジスタのドレイン電圧が前記第2トランジスタのドレイン電圧と等しくなるように動作制御されることを特徴とする請求項14又は15記載の発光ダイオード駆動装置。
  17. 前記第1定電流及び第3定電流は、電流比が前記第4トランジスタと第5トランジスタの電流増幅度の比に等しくなるように設定されることを特徴とする請求項16記載の発光ダイオード駆動装置。
  18. 前記第4トランジスタは、前記第1トランジスタと同一導電型で同一サイズのトランジスタであることを特徴とする請求項16又は17記載の発光ダイオード駆動装置。
  19. 前記電圧調整回路部は、
    前記定電流発生回路部と前記第1トランジスタとの間に接続されたMOSトランジスタからなる第4トランジスタと、
    前記第2トランジスタのドレイン電圧に所定の電圧を加えた電圧を生成する電圧生成回路と、
    一端に該電圧生成回路で生成された電圧が入力され、ゲートが該第4トランジスタのゲートに接続された、前記第4トランジスタと同一導電型のMOSトランジスタからなる第5トランジスタと、
    該第5トランジスタの他端に所定の第3定電流を供給する第3定電流源と、
    を備え、
    前記第4トランジスタと前記第5トランジスタの各ゲートの接続部が、前記第3定電流源と前記第5トランジスタとの接続部に接続され、前記第4トランジスタは、前記第1トランジスタのドレイン電圧が前記第2トランジスタのドレイン電圧よりも前記所定の電圧だけ大きくなるように動作制御されることを特徴とする請求項14又は15記載の発光ダイオード駆動装置。
  20. 前記電圧調整回路部は、
    前記定電流発生回路部と前記第1トランジスタとの間に接続されたMOSトランジスタからなる第4トランジスタと、
    一端が前記第2トランジスタのドレインに接続され、ゲートが該第4トランジスタのゲートに接続された、前記第4トランジスタと同一導電型のMOSトランジスタからなる第5トランジスタと、
    該第5トランジスタの他端に所定の第3定電流を供給する第3定電流源と、
    を備え、
    前記第4トランジスタと前記第5トランジスタの各ゲートの接続部が、前記第3定電流源と前記第5トランジスタとの接続部に接続され、前記第4トランジスタは、前記第1トランジスタのドレイン電圧が前記第2トランジスタのドレイン電圧よりも所定の電圧だけ大きくなるように動作制御されることを特徴とする請求項14又は15記載の発光ダイオード駆動装置。
  21. 前記電圧調整回路部は、
    前記第1トランジスタ及び第2トランジスタの各ドレイン電圧の電圧比較を行い、該比較結果を示す信号を生成して出力する比較回路と、
    該比較回路からの比較結果を示す信号に応じて、前記第2トランジスタのドレイン電圧に応じて前記第1トランジスタのドレイン電圧を制御する電圧調整回路と、
    を備えること特徴とする請求項14又は15記載の発光ダイオード駆動装置。
  22. 前記比較回路は、前記第1トランジスタ及び第2トランジスタの各ドレイン電圧が対応する入力端に入力された誤差増幅回路からなり、前記電圧調整回路は、該誤差増幅回路の出力信号がゲートに入力され、前記第1トランジスタのドレインに直列に接続されたMOSトランジスタからなる第4トランジスタからなることを特徴とする請求項21記載の発光ダイオード駆動装置。
  23. 前記第4トランジスタは、前記第1トランジスタと同一導電型のトランジスタであり、前記誤差増幅回路は、前記第1トランジスタのドレイン電圧と前記第2トランジスタのドレイン電圧が等しくなるように前記第4トランジスタの動作制御を行うことを特徴とする請求項21又は22記載の発光ダイオード駆動装置。
  24. 前記第4トランジスタは、前記第1トランジスタと同一導電型のトランジスタであり、前記誤差増幅回路は、前記第1トランジスタのドレイン電圧が前記第2トランジスタのドレイン電圧よりも所定の電圧だけ大きくなるように所定の入力オフセット電圧を有することを特徴とする請求項21又は22記載の発光ダイオード駆動装置。
  25. 前記電圧調整回路部は、前記第4トランジスタと前記定電流発生回路部との接続部と、前記第4トランジスタのゲートとの間に接続されたコンデンサを備えることを特徴とする請求項16、17、18、19、20、22、23又は24記載の発光ダイオード駆動装置。
  26. 前記定電流回路は、1つのICに集積されることを特徴とする請求項14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、24又は25記載の発光ダイオード駆動装置。
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