JP2008226042A - 回覧管理システム、回覧管理装置、回覧管理方法及び回覧管理プログラム - Google Patents

回覧管理システム、回覧管理装置、回覧管理方法及び回覧管理プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2008226042A
JP2008226042A JP2007065618A JP2007065618A JP2008226042A JP 2008226042 A JP2008226042 A JP 2008226042A JP 2007065618 A JP2007065618 A JP 2007065618A JP 2007065618 A JP2007065618 A JP 2007065618A JP 2008226042 A JP2008226042 A JP 2008226042A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
document
circulation
tag
identification tag
individual
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2007065618A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomomitsu Murano
朋光 村野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP2007065618A priority Critical patent/JP2008226042A/ja
Priority to US12/076,269 priority patent/US20080224872A1/en
Publication of JP2008226042A publication Critical patent/JP2008226042A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06KGRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
    • G06K7/00Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns
    • G06K7/0008General problems related to the reading of electronic memory record carriers, independent of its reading method, e.g. power transfer
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06KGRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
    • G06K7/00Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns
    • G06K7/10Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns by electromagnetic radiation, e.g. optical sensing; by corpuscular radiation
    • G06K7/10009Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns by electromagnetic radiation, e.g. optical sensing; by corpuscular radiation sensing by radiation using wavelengths larger than 0.1 mm, e.g. radio-waves or microwaves
    • G06K7/10019Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns by electromagnetic radiation, e.g. optical sensing; by corpuscular radiation sensing by radiation using wavelengths larger than 0.1 mm, e.g. radio-waves or microwaves resolving collision on the communication channels between simultaneously or concurrently interrogated record carriers.
    • G06K7/10079Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns by electromagnetic radiation, e.g. optical sensing; by corpuscular radiation sensing by radiation using wavelengths larger than 0.1 mm, e.g. radio-waves or microwaves resolving collision on the communication channels between simultaneously or concurrently interrogated record carriers. the collision being resolved in the spatial domain, e.g. temporary shields for blindfolding the interrogator in specific directions
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q10/00Administration; Management
    • G06Q10/08Logistics, e.g. warehousing, loading or distribution; Inventory or stock management
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q10/00Administration; Management
    • G06Q10/10Office automation; Time management

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Business, Economics & Management (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Entrepreneurship & Innovation (AREA)
  • Human Resources & Organizations (AREA)
  • Strategic Management (AREA)
  • Economics (AREA)
  • General Business, Economics & Management (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Quality & Reliability (AREA)
  • Operations Research (AREA)
  • Marketing (AREA)
  • Computer Vision & Pattern Recognition (AREA)
  • Artificial Intelligence (AREA)
  • Tourism & Hospitality (AREA)
  • Toxicology (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Data Mining & Analysis (AREA)
  • Development Economics (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

【課題】回覧すべき書類の回覧状態を効果的に管理可能な構成を提供することを目的とする。
【解決手段】タグ検出器を介し、書類識別タグが各個人ごとに設けられたタグ検出器のうちのいずれのタグ検出器によって検出されているかを認識し、もって当該書類識別タグが付された回覧書類が当該タグ検出器が設けられた個人に属していると認識し、書類識別タグと回覧対象の書類との対応関係を登録するテーブルを設け、当該テーブルを参照することにより当該書類識別タグを付することによってその回覧状態が管理されている書類を識別可能とする構成である。
【選択図】 図5

Description

本発明は回覧管理システム、回覧管理装置、回覧管理方法及び回覧管理プログラムに関する。
一般に書類の回覧処理では、所定の回覧リスト(ハードコピー)を作成し、これを回覧物に添付した上で当該回覧物を順次回覧先の各個人に届けてゆくことにより、該当回覧先の各個人全員に当該回覧物が回覧される。
ここで回覧先の各個人は回覧物を他の者に届ける際、添付された回覧リストに署名を行うことにより、自己が閲覧済み、すなわち回覧済みであることを記す。
このように回覧先の各個人は上記の如く回覧物たる書類毎に回覧済の署名を行う必要があるため手間を要するとともに、署名し漏れた場合に再度回覧されたり、逆に未閲覧であるにもかかわらず誤って署名してしまったために回覧漏れが生じたりすることが想定される。また、ある回覧先の個人に回覧物が滞ったりすることも想定される。
更に上記回覧リストは組織変更や組織内の構成員の増減の度に修正や新規作成しなければならず手間がかかるとともに紙資源が費やされていた。
又回覧物の書類中に自己の担当業務に関する情報、または興味ある情報があった場合、簡易にメモを残して後日いつでも直ぐに参照可能にするようなシステムが要望されていた。
特開2006−185151号公報 特開2006−243928号公報
本発明は上記状況に鑑みてなされたものであり、回覧物の回覧状態の管理が効果的且つ効率的に実施可能な構成を提供することを目的とする。
本発明によれば、回覧物の書類に付された書類識別タグが各個人ごとに設けられたタグ検出器のうちのいずれのタグ検出器によって検出されているかを認識することにより当該書類識別タグが付された書類が当該タグ検出器が設けられた個人に属していると認識し、書類識別タグと回覧対象の書類との対応関係を登録するテーブルを設け、当該テーブルを参照することにより当該書類識別タグによって回覧管理されている書類を容易に識別可能な構成を設けた。
その結果、回覧物は回覧先の各個人に届けられると、当該回覧物に付された書類識別タグが当該個人に設けられたタグ検出器によって検出されることにより当該個人に回覧されたことが認識される。したがって回覧先の各個人が回覧済みであることを示す署名は不要となる。又回覧管理を司るホストにおいては、書類識別タグがどのタグ検出器によって検出されたかを認識することにより、当該回覧物の現在位置を容易に把握可能となる。
又その際、書類識別タグと回覧対象の書類との対応関係を登録するテーブルを設け、当該テーブルを参照することにより当該書類識別タグによって回覧管理されている書類を識別するようにしたため、当該書類の回覧が終了した後に書類識別タグを当該書類から剥がし、次に回覧する別の書類に付すことで、書類識別タグの使い回しが可能となる。その場合でも上記テーブル中の回覧対象書類の欄を新たな書類に書き換えるだけでよい。したがって書類識別タグの有効活用が可能となる。
あるいは本発明によれば、回覧物の書類に付された書類識別タグがいずれのタグ検出器によって検出されているかを認識することにより当該書類識別タグが付された書類が当該タグ検出器が設けられた個人に属していると認識する場合、前記各個人に設けられたタグ検出器を介して更に当該タグ検出器が設けられた個人自身を識別するための個人識別タグが検出された場合に該当する書類が当該個人に属すると認識するようにしてもよい。
この構成によれば、回覧先の各個人に設けられたタグ検出器を介して書類識別タグが検出されるだけでなく、更に同じタグ検出器を介して当該タグ検出器が設けられた個人自身を識別するための個人識別タグが検出された場合、すなわち個人認証がなされた場合に初めて該当する書類が当該個人に属すると認識する。このため、仮にある個人に対し回覧物が届けられタグ検出器により書類識別タグが検出されたが、当該個人自身以外の第三者が当該回覧物を持ち出したような場合には、当該個人自身の個人識別タグが検出されず、もって個人認証はなされない。したがってこのような場合には当該個人には当該回覧物は属さなかったという正しい認識がなされるようになる。
このように本発明によれば回覧物の管理が効果的且つ効率的になされ、書類識別タグの有効活用が図れ、且つ個人認証を併せて行うことで回覧漏れを効果的に防止し得る回覧管理システムを提供可能である。
以下図とともに本発明の一実施例による稟議/回覧書類管理システムについて説明する。
図1は、本発明の実施例による稟議/回覧書類管理システムの適用例を説明するための配置図である。
図1に示す如く、当該稟議/回覧書類管理システムは、稟議又は回覧(以下「稟議又は回覧」を単に「回覧」と称する)の書類6に添付または貼付する書類応答器5、書類応答器5と無線通信する質問器30、書類6の回覧先の各利用者4―1〜4−9(以下単に利用者4と総称する)の座席に設けられた質問器アンテナ1―1〜1−9(以下単に質問器アンテナ1と総称する)、および質問器30の制御と利用者4へのサービスを提供する質問器ホスト10(コンピュータよりなる)を有する。
書類6は、回覧先の各利用者4の机などが並んだ事務所等において、未回覧先の各利用者4へと順次回覧される。
ここでは書類6に付される書類応答器5に加え、各利用者4自身に添付または貼付される人応答器3―1〜3−9(以下単に人応答器3と総称する)を設けても良い。
又質問器アンテナ1は、利用者4毎に設置する。
図2あるいは図3に示す如く、各質問器アンテナ1の有効電磁界強度、すなわち周知のRFID(Radio Frequency Identificatin)タグの認証成功率が一定値以上となる電磁界強度の領域は、利用者4の通常の業務(デスクワーク)を行う物理的範囲内に設定される。この設定範囲は他の利用者4の範囲とは重ならないように調整される。
その結果、書類応答器5が付された書類6が各利用者4の机上に置かれて初めて、これが当該利用者4に設けられた質問器アンテナ1による有効電磁会強度の領域に属することになり、もって当該質問器アンテナ1により検出され得る。
又質問器30は図1(b)に示す如く各質問器アンテナ1と接続され、更に質問器ホスト10に接続される。
質問器ホスト10は質問器30と接続され、LANなどのネットワークに接続される。このネットワークには、各利用者4が保有する端末20−1〜20−9(以下単に端末20と総称する)に接続されている。
質問器ホスト10はサーバであり、そのハードディスク装置50に各種データベースを保有し本実施例の稟議/回覧書類管理システムの各機能を提供するが、実際には利用者4は後述するように各端末20上で質問器ホスト10が提供するサービスサイトにアクセスすることにより各サービスを利用可能である。
図2は上記の如く各質問器アンテナ1の主軸と指向性(有効電磁界強度)を示し、書類応答器5の位置情報によって書類6の回覧状態を把握する場合の質問器アンテナ1の有効電磁界強度を示す。
ここで書類応答器5の位置情報について述べる。
質問器30は所定の態様で各質問器アンテナ1を順次スイッチングすることにより、各質問器アンテナ1とはそれぞれ異なる特定の時間にのみ電気的に接続される。その結果、何れかの質問器アンテナ1を介して書類応答器5が検出された際、いずれの質問器アンテナ1を介して書類応答器5が検出されたか、何時受信されたかを知ることができる。その結果、書類応答器5が当該質問器アンテナ1が属する利用者4の座席に在ることが認識される。このようにして得られた書類応答器5の所在の情報が書類応答器5の位置情報である。
このようにして書類応答器5は、回覧中に質問器アンテナ1を介し質問器30にその位置情報が検出される。そして書類応答器5の移動が確認された場合、移動前の回覧先の利用者4の回覧状態を「回覧済」とし、移動後の利用者4の回覧状態を「現在位置」として得る。
図3は図2同様、質問器アンテナ1の主軸と指向性(有効電磁界強度)を示し、人応答器3による認証情報と書類応答器5の位置情報とによって回覧状態を把握する場合の質問器アンテナ1の有効電磁界強度を示す。
この場合図3に示される如く、質問器アンテナ1の有効電界強度の範囲は、当該座席に利用者4が座った場合に、当該利用者4に付された人応答器3を検出可能な範囲に調整される。したがって利用者4が座席に座った状態で初めて当該利用者4に付された人応答器3が、当該質問器アンテナ1により検出可能となる。
人応答器3も書類応答器5と同様のRFIDタグよりなり、質問器アンテナ1を介して質問器30により検出される。そしてここで検出された人応答器3のID(すなわち識別情報、以下同様)が、当該検出に係る質問器アンテナ1が設けられた利用者4のものであると判断された場合、当該利用者4の個人認証が成功したと判定される。このようにして得られた認証の成功/失敗の情報が認証情報に該当する。
この場合、書類応答器5は、回覧中に質問器アンテナ1を介し質問器30に検出され、その際得られる書類応答器5の位置情報と、回覧先の利用者4の人応答器3の認証情報とによって書類応答器5の移動が確認された場合、移動先の利用者4の回覧状態を「現在位置」、移動前の利用者4の回覧状態を「回覧済」として得る。
このように本発明の実施例の稟議/回覧書類管理システムでは、図1に示される如く、回覧物たる書類6に書類応答器5を添付または貼付する。この書類応答器5は上記の如く、RFIDタグよりなる。
又利用者4の各座席には質問器アンテナ1が設けられ、各質問器アンテナ1は図2あるいは図3に示す如くの指向性を有し、各利用者4の机上位置に上記書類応答器5が存在する場合、これが質問器アンテナ1によって検出される。
その結果RFIDリーダ/ライタ(送受信部)としての機能を有する質問器30は各質問器アンテナ1を介して当該書類応答器5のIDを読取り、当該質問器アンテナ1の位置、すなわちいずれの質問器アンテナ1により読み取られたかと、その位置の時間的な変化を検出する。
ここでは例えば上記の如く図1(b)に示される如く質問器30に電気的に接続された各質問器アンテナ1を周期的(例えば1秒間隔)に順次スイッチングする構成とする。すなわち数秒ごとに、質問器アンテナ1−1,同1―2,同1−3,...と順次接続先を変更し、かつ常にどのタイミングでどの質問器アンテナ1に接続しているかの情報を得るようにする。このような構成とすることにより、いずれかの質問器アンテナ1によって書類応答器5が検出された場合、それがどの質問器アンテナ1で検出されたかを容易に特定可能である。
このようにして書類応答器1がどの質問器アンテナ1で検出されたかを随時検出することが可能となり、その結果該当する書類6が現在どの利用者4の座席(すなわち机上)にあるか、又更にどの利用者4の座席から他のどの利用者4の座席に何時の時点で移動されたかを容易に且つ確実に認識可能となる。
すなわち、ある利用者4の座席の机上に書類6が存在する場合、その利用者4の座席の当該書類6に対する回覧状態を「現在位置」として得る。又この状態から書類6が当該座席に存在しなくなる状態に遷移した場合、すなわち当該座席の質問器アンテナ1で一旦書類応答器5が検出されその後検出されなくなった場合、当該座席の書類6に対する回覧状態を「回覧済み」として得る。そして未だ当該座席に書類6が存在したことがない場合、すなわちその質問器アンテナ1によって書類応答器5の検出が未だなされていない場合、回覧状態を「未回覧」状態として得る。
このようにして、随時各利用者4の座席ごとに、回覧済、現在位置あるいは未回覧の各回覧状態を得ることができ、もって書類6の回覧状態を効果的に管理可能となる。
又上記回覧リスト(ハードコピー)の問題につき、本実施例の稟議/回覧書類管理システムによれば、回覧書類6の発信者が予め当該稟議/回覧書類管理システムに、回覧先の各利用者4を登録するものとする。又、回覧書類6が初めてある利用者4の座席に到着したことが検出された際、当該利用者4に対し電子メール等の手段により、書類6の到着の旨とともに、未回覧先の各個人に関する付加情報を通知するようにする。その結果、回覧リスト(ハードコピー)はもはや不要となる。
又回覧遅滞や書類紛失時の探索の問題につき、本実施例の稟議/回覧書類管理システムによれば、書類6がある利用者4の座席に滞留していることが容易に検出できる。すなわち上記「現在位置」の状態が所定の設定時間(後述するアラームタイム)を超えて継続しているような場合、これを検出すればよい。そのような場合に該当する利用者4に電子メールにて通知(後述する遅滞警告)を送信することで注意を促すことが可能であり、又書類6の所在も容易に知ることができる。
更に利用者4各個人ごとに、図22に示す如くの個人回覧書類DB(すなわち「データベース」、以下同様)を設け、書類ごとのレコードにメモ項目を設ける。そして各利用者4は当該メモ項目に任意のメモを容易に残すことができるように構成することが可能である。
このように本発明の実施例による稟議/回覧書類管理システムは、回覧物である書類6(電子ペーパ、すなわち電子的に文字等を表示する構成の表示媒体を含む)に添付され又は貼付される(電子ペーパの場合は一体化または組み込み形態を含む)書類応答器5;書類応答器5と無線通信する質問器30;システム利用者4の座席に設けられた質問器アンテナ1;および質問器30の制御と利用者4へのサービスを提供する質問器ホスト10からなる。
あるいは対象となる書類6に添付され又貼付される書類応答器5とシステム利用者4に添付または貼付される人応答器3;書類応答器5及び人応答器3と無線通信する質問器30;利用者4の座席に設けられた質問器アンテナ1;および質問器30の制御と利用者4へのサービスを提供する質問器ホスト10からなるように構成しても良い。
また上記質問器アンテナ3は座席(机上)毎に設置される。
又質問器ホスト10は、回覧処理に必要な書類情報、個人回覧情報、個人座席情報、座席・質問器アンテナ対応情報等の必須情報の他、回覧グループ情報などの付加情報を管理制御する機能を有する(図21〜図26参照)。
前記書類情報は、図21に示す如く、書類名、書類ID、書類応答器ID、発信者(すなわち登録者)等の必須情報の他、関係者外秘/社外秘/一般などの書類分類、回覧先の各個人を特定する回覧グループ、最終処理法、アラーム設定、アラームタイム、または複写禁止などの付加情報を含み得る。
又前記個人回覧情報は、図22に示す如く、個人ID、書類ID、回覧状態等の必須情報の他、到着日時やメモなどの付加情報を含み得る。
又前記個人座席情報は、図23に示す如く、個人ID、氏名、座席ID、端末IP等の必須情報の他、メールアドレス、座席表示名、またはアクセス権限などの付加情報を含み得る。
又上記座席・質問器アンテナ対応情報は、図24に示す如く、座席ID、質問器ID、およびアンテナIDを含み得る。
又上記書類応答器5付き回覧書類6は、回覧を発信する者が質問器ホスト10に書類情報を入力し、書類応答器IDを発信者の座席の質問器アンテナ1によりシステムに認証させ登録する構成とされる。
この書類応答器5付き書類6が回覧中に質問器アンテナ1を介して質問器30に読み取られると、その位置情報により、回覧先の利用者4毎に、図22に示される如くのその個人回覧書類DBにおいて、回覧済または未回覧等の回覧状態が書き込まれる。
又書類応答器5付き書類6が回覧中に質問器アンテナ1を介して質問器30に読み取られると、その位置情報と利用者4(人応答器3)の認証情報とにより、回覧先の利用者4毎に図26に示される如く、その個人回覧書類DBにおいて、現在位置(すなわち回覧中)、回覧済または未回覧の回覧状態が書き込まれる。
又図22あるいは図26に示される如くの個人回覧書類DB中の「回覧状態」は、上記の如く、現在位置、回覧済または未回覧などの回覧状態が区別されて書き込まれる。
又上記書類情報の書類IDは、質問器ホスト10により、その登録時に自動的に付与される。
又上記回覧グループは、回覧先を列記するか、あるいは予め登録してある回覧グループ名で指定するものとされる。
又このようにして登録された書類応答器5付き書類6につき、その回覧中に読み取られ位置情報が変化した場合、その移動先の座席の利用者4に対し、電子メールなどにより回覧通知を送信する。
又上記アラーム設定が選択(チェック)され、書類毎に一つの机上(座席)に滞っている時間がアラームタイムを超えた場合、該当する座席の利用者4へ電子メールの送信などにより遅滞警告がなされる。
又質問器ホスト10は、周期的、または所定のタイムスケジュールにしたがって各質問器アンテナ1を介して応答器認証信号を発信するように質問器30を制御する。
以下上記構成の本発明の実施例による稟議/回覧書類管理システムにおける具体的な情報処理内容につき、処理フローチャート図4〜図11とともに詳細に説明する。
尚これらの情報処理は質問器ホスト10たるコンピュータが所定のプログラムを実行することにより自動的に実行される。
図4は質問器ホスト10が実行する利用者サービス制御プログラムによる処理の主な流れを説明するための処理フローチャートである。
この利用者サービス制御プログラムは質問器30における信号の送受信に係る制御と、利用者4によるサービス要求(イベント)に対する処理を行うプログラムである。
この端末20上で利用者4が質問器ホストが提供する当該稟議/回覧書類管理システムのサービスサイトにアクセスする操作を行うと、当該利用者サービス制御プログラムが起動され、利用者4からのサービス要求(すなわち対応する各ボタンがクリックされることにより生成されるイベント信号:I10)を待つ状態となる。
ここで当該サービスサイトのサービス画面(例えば図15の画面)に表示された「終了ボタン」(図示を省略)が利用者4によってクリックされる(すなわちブラウザを閉じる操作がなされる:S100のYes)と、当該プログラムは終了する。
このサービス画面は例えば図13に示される如くの3分割フレームの構成を有し、最上段にメニューボタンが表示されるメニューフレームが配置され、中段には入力フレーム(すなわち後述する第一階層入力フレームあるいは第二階層入力フレーム)が配置され、下段には後述する書類状態表示フレーム(図15の下段参照)が配置される。図16〜図20ではこのうち中段の入力フレームのみが示されている。
又図14に階層的に示される如く、上記サービス画面中、上記メニューフレームの「回覧書類処理」ボタンがクリックされると対応する第一階層入力フレーム、すなわち図15の画面が表示され、「個人登録」ボタンがクリックされると対応する第一階層入力フレーム、すなわち図17の画面が表示され、「回覧グループ登録」ボタンがクリックされると対応する第一階層入力フレーム、すなわち図19の画面が表示される。
更にこれら第一階層入力フレームの表示中に、そのイベントボタン、すなわち「登録」ボタンあるいは「修正」ボタン等がクリックされると、それぞれの対応する「登録イベント」処理あるいは「修正イベント」処理が実行される。そこでは対応する第二階層入力フレーム画面、すなわち回覧書類処理では図16の画面、個人登録処理では図18の画面、そして回覧グループ登録処理では図20の画面がそれぞれ表示される。
上記サービス画面の「メニューボタン」、具体的には「回覧書類処理」ボタン、「個人登録」ボタンあるいは「回覧グループ登録」ボタン(図15上段の「メニューフレーム」参照)がクリックされると(ステップS200のYes)、該当するメニューの第一階層入力フレーム(図15,図17あるいは図19の画面)が表示される(ステップS300、S400、S500)。
次に、ここで表示された第一階層入力フレーム内のボタンが利用者4によってクリックされると、各ボタンに対応する第2階層入力フレームの画面(図14の「第二階層入力フレーム」であり、図16,図18又は図20の各画面)が表示され、対応するイベント処理が実行される(イベント信号:S1000)。具体的なイベント処理の内容は後述する。
図5は質問器ホスト10による回覧状態監視処理プログラムによる回覧状態監視処理の処理フローチャートを示す。
この回覧状態監視処理プログラムは、当該稟議/回覧書類管理システムのシステム管理者たる利用者4により、あるいは自動的に、前記利用者サービス制御プログラムによる処理とは独立に起動される。
この質問器ホスト10により実行される回覧状態監視処理プログラムは、周期的(例えば30分ごと)、または所定のタイムスケジュールに沿って質問器30から質問器アンテナ1を介し認証信号を発信させ、周知のRFID技術によって書類応答器5の最新の位置を得、その情報に基づいて回覧通知や遅滞警告を利用者4に知らせるサービス等を提供するためのプログラムである。
図5の処理ではまずシステム管理者からの終了信号(I20)を監視し(ステップS110)、終了信号(I20)が受信されたら処理を終了する。
次に質問器30に対するアクセスの可否を調べる(ステップS210)。サービス利用者4(クライアント)が質問器30を利用している場合アクセス不可となる場合が想定される。
上記ステップS210で質問器30へのアクセスが可能の場合(Yes)、質問器30から質問器アンテナ1を介して所定の認証信号を発信する。当該所定の認証信号は図21に示す回覧書類DBマスタにおいて回覧書類(書類ID)ごとに登録されている応答器IDに対応するものである。ここでは周期的に所定の順番で、上記登録された応答器IDごとに対応する認証信号を発信する(ステップS310)。その際上記の如く、使用する質問器アンテナ1を周期的に所定の順番で切り替える(すなわちスイッチングする)。そしてこれに対する書類応答器5からの応答信号を受信する(ステップS410)。
その結果、ある質問器アンテナ1の上記有効電磁界強度範囲内、すなわち対応する利用者4の机上に上記登録に係る応答器IDを有する書類応答器5が付された回覧書類6が在った場合、当該書類応答器5から該当する認証信号に対して応答信号が発信され、これが当該質問器アンテナ1を介して質問器30に受信される。
ここでは上記の如く登録に係る各応答器IDの認証信号を周期的に所定の順番で発信し、又使用する質問器アンテナ1も周期的に所定の順番で切り替えるため、当該認証信号に対する応答信号の受信のタイミングにより、当該応答信号がどの質問器アンテナ1を介して受信されたものかが特定可能であり、かつ、どの応答器IDの認証信号によるものかが特定可能である。その結果、当該受信に係る応答信号が、図21の回覧書類DBマスタの登録に係るどの回覧書類によるものかを特定可能であり、当該回覧書類がどの利用者4の机上に在るかを特定可能である。
このように書類応答器5から応答信号を受信した質問器アンテナ1を特定することにより書類応答器5が付された書類6の現在位置を特定し、その結果に応じて図22に示す個人回覧書類DBを更新する(ステップS510)。
すなわち上述の如く、書類応答器5が現在検出されている座席の利用者4の回覧状態は「現在位置」として得られ、その後検出されなくなった場合には「回覧済み」として得られ、未だ検出されていない場合には「未回覧」として得られる。これらの回覧状態が個人回覧書類DBの「回覧状態」の項に書き込まれる。
ここで上記人応答器3を適用する場合、該当する質問器アンテナ1を介して書類応答器5が検出され、すなわち当該利用者4の回覧状態が「現在位置」状態となり、且つ当該利用者4の個人認証がなされた場合にのみ、その後当該利用者4の質問器アンテナ1によって書類応答器5が検出されなくなった際に図26に示される個人回覧書類DB中、当該利用者4の回覧状態が「回覧済み」に更新される。
又上記個人認証は、上記ステップS410における書類応答器5からの応答信号を受信することにより当該受信に係る質問器アンテナ1が属する利用者4に書類応答器5が到着したことが検出された後、同じ質問器アンテナ1により、図23に示す個人座席DBマスタに登録された対応する座席IDを有する利用者4の個人IDが検出された場合に認証成功との判定がなされる。尚この場合各利用者4に付された人応答器3には当該利用者4自身の個人IDが埋め込まれている。そして認証成功の判定がなされると、図26に示される個人回覧書類DB中、「個人認証」の項がON状態に更新される。
そして前回より移動している書類6の場合、移動先の利用者4に対し回覧通知がなされる(ステップS610)。
又前回と同じ位置に留まっており、アラームが設定されている書類6で、かつタイムアップ、すなわち書類6の検出の継続時間が設定されているアラームタイム(例えば1週間)を超えている書類6の場合、該当する利用者4に遅滞警告がなされる(ステップS710)。
その後指定時間休止した後(ステップS810)、再び書類6の位置を確認し、上記個人回覧書類DBを更新し、必要な場合回覧通知あるいは遅滞警告を行う処理を繰り返す(ステップS210〜S710)。
このステップS210〜S810の処理は上記システム管理者からの終了信号I20が受信される(ステップS110のYes)まで繰り返される。
図6〜図11は、図4のステップS1000の各イベント、すなわち各利用者要求(イベント)処理の流れを示す処理フローチャートである。
これらの処理は利用者4が図1(b)に示されるネットワークに接続されたいずれかの端末20上で所定の操作を行うことにより実行される。
すなわち利用者4が端末20上で図15に示す当該稟議/回覧書類管理システムのサービスサイトにアクセスしそのサービス画面を表示させ、該当するボタンをクリックすることにより各利用者要求処理が実行される。
図6は回覧書類処理の登録イベント処理フローチャートである。
まずこれから書類6を回覧しようとする利用者4は、当該書類6に所定の書類応答器5を貼る。そして現在端末20に表示されている、例えば図15の画面の上端に示すメニューフレームの「回覧書類処理」ボタンをクリックすると、図4のステップS300により図15の回覧書類処理の第一階層入力フレームの画面が表示される。そしてこの表示された画面中の「登録」ボタンをクリックすることにより、図16に示す回覧書類処理の第二階層入力フレームの登録画面が表示される(図6中、ステップS2000)。
ここで利用者4による情報入力(I200)と登録信号(「登録」ボタンのクリックによる:I202)を待つ。ここで利用者4が現在表示されている図16の登録画面上で所定の情報を入力(キーイン)して登録ボタンをクリックすると、今利用者4自身が入力した入力情報の完全性が検査される(ステップS2010)。
入力情報が完全な場合(Yes)、質問器30へのアクセスの可否を調べる(ステップS2020)。可の場合(Yes)、登録された書類6に添付された書類応答器5を認証する(ステップS2030)。すなわち周知のRFID技術により当該書類応答器5の応答器IDを読み取る。その後認証成功、すなわち書類応答器5の応答器IDの読み取り成功を確認し(ステップS2040)、成功の場合(Yes)、「認証成功」メッセージを表示する(ステップS2050)。
これに対し利用者4が「了解」ボタン(図示を省略)をクリックすると、対応する「了解」信号(I204)が生成される。これを受けて図21に示される回覧書類DBマスタと図22に示される個人回覧書類DB中に、対応する登録レコードを追加する(ステップS2060)。
他方認証失敗の場合(ステップS2040のNo)、「失敗」メッセージを表示する(ステップS2070)。これに対し利用者4が「キャンセル」ボタン(図示を省略)をクリックすると「キャンセル」信号I205が生成され、当該処理が終了する。
他方「再試行」ボタン(図示を省略)がクリックされると再試行信号I206が生成され、情報入力待ち状態に戻る。
又質問器30へのアクセスが不可の場合(ステップS2020のNo)は、ビジーメッセージを表示し(ステップS2080)、これに対する利用者4の「了解」ボタンのクリックによる「了解」信号の入力(I207)を待って情報入力待ち状態に戻る。
入力情報が不完全の場合(ステップS2010のNo)は、「不完全」メッセージを表示し(ステップS2090)、利用者4による「キャンセル」ボタンのクリックによる「キャンセル」信号I208が得られると処理を終了し、「了解」ボタンのクリックによる「了解」信号I209が得られた場合は情報入力待ちに戻る。
図6の回覧書類処理により、これから回覧しようとする書類6が、上記の如くこれに貼られた書類応答器5とともに稟議/回覧書類管理システムに登録される。
図7は個人登録処理又は回覧グループ登録処理の登録イベント処理の処理フローチャートである。
個人登録処理は当該稟議/回覧書類管理システムによる各種サービスを受けるための利用者登録のための処理である。具体的には図23に示される個人座席DBマスタの格納情報を登録するための処理である。
又回覧グループ登録処理は、当該稟議/回覧書類管理システムを利用して書類6を回覧する際の回覧先の利用者4を特定する回覧グループを登録するための処理である。具体的には図25に示される回覧グループDBの格納情報を登録するための処理である。
まず図15の上端に示すメニューフレームの「個人登録」ボタンあるいは「回覧グループ登録」ボタンをクリックすることにより、図4のステップS400あるいはS500で、図17の個人登録処理の第一階層入力フレームの画面あるいは図19の回覧グループ登録処理の第一階層入力フレームの画面が表示される。そしてこの表示された画面中の「登録」ボタンをクリックすることにより、図18に示す個人登録処理の第二階層入力フレームの登録画面あるいは図20に示す回覧グループ登録処理の第二階層入力フレームの登録画面が表示される(図7中、ステップS2100)。
これに対し利用者4は登録に必要な情報を入力する。質問器ホスト10はこのような利用者4による情報入力(I210)と登録信号(登録ボタンクリックによる:I212)の入力を待ち、入力情報の完全性を検査する(ステップS2110)。
入力情報が完全の場合は、「確認」メーセージを表示し(ステップS2130)、これに対し利用者4の「了解」ボタンのクリックによる「了解」信号(I214)が得られた場合、個人座席DBマスタ(図23)または回覧グループDB(図25)に対応する登録レコードを追加する(ステップS2140)。
他方「修正」ボタンのクリックによる修正信号(I215)の場合は情報入力待ちに戻る。
又入力情報が不完全の場合(ステップS2110のNo)は、「不完全」メッセージを表示し(ステップS2150)、これに対する利用者4の「キャンセル」ボタンクリックによる「キャンセル」信号(I216)の場合は処理を終了し、「了解」ボタンクリックによる「了解」信号(I217)の場合は情報入力待ちに戻る。
図8は、上記回覧書類処理、個人登録処理および回覧グループ登録処理の各々に係るレコードを利用者4が修正するための修正イベント処理フローチャートを示す。
まず、それぞれの第一階層入力フレームでリスト表示(図15,図17又は図19)されているレコードの中から利用者4が修正したいレコードを選択する。質問器ホスト10はこれを確認すると(ステップS2200のYes)、選択されたレコードに対する利用者4の修正権限の有無を検査する(ステップS2220)。
ここで修正権限の有無の検査は、現在ログオン中の利用者4の利用者IDが該当するレコード登録者ID、システム管理者ID、アクセス権限がシステム管理者同等の特定利用者IDと照合されることにより実行される。
検査の結果当該利用者4に修正権限があると判定された場合(Yes)は、その第二階層入力フレームを表示する(図16,図18又は図20:S2230)。
そして利用者4による情報の修正操作(I222)と「登録」ボタンのクリックによる登録信号(I224)を待って、上記修正操作後の情報の完全性を検査し(ステップS2250)、情報が完全の場合(Yes)は、該当するレコードに関わる全てのDBの内容を更新する(ステップS2260)。
他方修正後の情報が不完全の場合(ステップS2250のNo)は、「不完全」メッセージを表示し(ステップS2270)、「キャンセル」ボタンのクリックによる「キャンセル」信号(I226)の場合は処理を終了し、他方利用者4による「了解」ボタンクリックによる「了解」信号(I227)の場合は、情報修正待ちに戻る。
他方利用者4に修正権限が無いと判定された場合(ステップS2220のNo)は、「無権限」メッセージを表示し(ステップS2280)、利用者4の操作による「了解」信号(「了解」ボタンクリック:I228)を待って処理を終了する。
又選択されたレコードが無い場合(ステップS2200のNo)は、「未選択」メッセージを表示し(ステップS2290)、利用者4の操作による「了解」信号(「了解」ボタンクリックによる:I229)を待って処理を終了する。
図9は、上記回覧書類処理、個人登録処理および回覧グループ登録処理の各々に係るレコードを利用者4が削除するための削除イベント処理の処理フローチャートを示す。
上記の修正イベントと同様にして、まず、それぞれの第一階層入力フレームでリスト表示(図15,図17又は図19)されているレコードの中から利用者4により1つが選択されているかを検査する(ステップS2300)。
選択されている場合(Yes)は、選択されたレコードの削除権限の有無を検査する(ステップS2320)。ここでの削除権限の有無の検査も上記の修正権限の場合と同様にして、現在ログオン中の利用者4の利用者IDが該当するレコード登録者ID、システム管理者ID、アクセス権限がシステム管理者同等の特定利用者IDと照合されることにより実行される。
検査の結果当該利用者4に削除権限があると判定された場合(Yes)は「再確認」メッセージを表示し(ステップS2330)、利用者4の操作による「了解」信号(「了解」ボタンクリックによる:I230)の場合は、該当するレコードをDBから削除し(ステップS2340)。「キャンセル」信号(「キャンセル」ボタンクリックによる:I232)の場合は処理を終了する。
削除権限が無い場合(ステップS2320のNo)は、「無権限」メッセージを表示し(ステップS2360)、利用者4の操作による「了解」信号(I236)を待って処理を終了する。
選択されたレコードが無い場合(ステップS2300のNo)は、「未選択」メッセージを表示し(ステップS2350)、利用者4の操作による「了解」信号(I234)を待って処理を終了する。
図10は、上記回覧書類処理における位置確認イベント処理の処理フローチャートを示す。この処理は図6とともに上述の回覧書類処理にて回覧する書類6の登録を行った利用者4(発信者)や回覧グループ各利用者4が、現在回覧中の書類6の現在位置あるいは各回覧先の利用者4の回覧状態を知りたい場合等に実行させるための処理である。
まず回覧書類処理の第一階層入力フレームでリスト表示(図15)されている回覧書類のレコードの中から当該利用者4によりいずれかの書類が選択されているかを検査する(ステップS2400)。
選択があった場合(Yes)、質問器30へのアクセスの可否を調べ(ステップS2410)、可の場合(Yes)、選択された書類について図21に示す回覧書類DBマスタに登録されている書類応答器5の応答器IDを得、質問器30によって質問器アンテナ1を介して当該応答器IDが検出されるか否かを判定する(ステップS2415)。
検出された場合(Yes)、図22の個人回覧書類DB中、当該検出に係る質問器アンテナ1に対応する利用者4(回覧先の利用者)のレコードを適宜更新する(ステップS2425)。
すなわちその「回覧状態」が「未回覧」であった場合にはこれを「現在位置」に更新するとともに、その「回覧状態」が「現在位置」であった移動元の他の利用者4のレコードについてはこれを「回覧済み」に更新する。又現在検出に係る当該利用者4のレコード中の「回覧状態」が「現在位置」であった場合にはそのレコードは更新はされない。
ここで上記人応答器3を適用する場合、質問器アンテナ1により書類応答器5が検出され、すなわち当該利用者4の「回覧状態」が「現在位置」状態となった場合、更に当該利用者4の個人認証がなされた場合にのみ、その後当該利用者4の質問器アンテナ1によって書類応答器5が検出されなくなった際に図26の個人回覧書類DB中、当該利用者4の回覧状態を「回覧済み」に更新する。
又前回より移動している書類6の場合、移動先の利用者4に回覧通知(図12(a)参照)を行う(ステップS2430)。
又前回と同じ位置にあり、アラームが設定されている書類6であり、かつタイムアップしている場合(すなわち設定されたアラームタイムが経過している場合)、当該利用者4に遅滞警告(図12(b)参照)を行う(ステップS2435)。
次に、選択された回覧書類の「回覧状態」を書類状態表示フレーム(図13の下段及び図15の画面中の下段)に表示する(ステップS2440)。
すなわち、本実施例による稟議/回覧書類管理システムの機能により、上記の如く周知のRFID技術を介して書類応答器5が付された回覧書類6が現在どの利用者4の座席の机上に在るか、そして過去にどの利用者4の座席の机上を経由したかの情報が得られる。その情報に基づき、書類状態表示フレームが表示される。
図15の例では、現在選択されている書類6がAE氏の座席の机上に在り、AF氏は未回覧、すなわち当該書類6に付された書類応答器5は未だAF氏の座席の質問器アンテナ1によって検出されておらず、AB氏、AC氏、及びAD氏は回覧済み、すなわち当該書類6に付された書類応答器5はAB氏、AC氏、及びAD氏の各々の座席の質問器アンテナ1によって一旦検出され、その後検出されなくなったことを示している。
尚これらの書類状態表示フレーム中の表示は、図22の個人回覧書類DBに格納された情報に基づいてなされる。すなわち個人回覧書類DB中、現在選択されている書類6に関するレコードを、対応する書類IDの項をキーに抽出する。次に、このようにして得られたレコードから、更にAA氏〜AI氏のレコードを、対応する個人IDをキーにして順次抽出する。そしてこのようにして得られた各利用者4の当該書類6に関するレコード中、「回覧状態」の項を読み出す。そこで得られた「未回覧」、「現在位置」あるいは「回覧済み」の各状態情報に基づき、各利用者4についての表示を行う。
尚図15の書類状態表示フレーム中、書類状態が何も表示されていないAG氏、AH氏及びAI氏の各利用者4は、当該書類6の回覧先として登録されていない利用者4である。したがって当該書類6に関するこれら各利用者4についてのレコードは上記個人回覧書類DBに登録されておらず、その結果、図15の書類状態表示フレームにおいて回覧状態が表示されない。
ここで書類6の回覧先は上記回覧グループ登録処理において図21の回覧書類DBマスタ中、該当刷る書類のレコードの「回覧グループ」の項に登録される。上記AG氏、AH氏及びAI氏の各利用者4は当該書類6について登録された回覧グループには属していないことになる。
図10に戻り、書類応答器5の検出に失敗した場合(ステップS2420のNo)、「未検知」メッセージを表示し(ステップS2450)、利用者4の操作による「了解」信号(I240)を待って処理を終了する。
又質問器30へのアクセスが不可の場合(ステップS2410のNo)は、「ビジー」メッセージを表示し(ステップS2460)、利用者4の操作による「了解」信号の入力(I242)を待って処理を終了する。
又選択されたレコードがない場合(ステップS2400のNo)は、「未選択」メッセージを表示し(ステップS2490)、利用者4の操作による「了解」信号(I244)を待って処理を終了する。
図11は、回覧書類処理のメモ保存/状態変更イベント処理の処理フローチャートを示す。
これは利用者4が自己のレコード(個人回覧書類DB)に回覧書類6に対するメモを書き込んだ場合にその内容を当該利用者4が確認したり、当該利用者4のレコード(個人回覧書類DB)における回覧状態を変更する場合の処理である。
利用者4がメモを書き込んだ場合、質問器ホスト10は再確認メッセージを出力する(ステップS2500)。利用者4の操作による「了解」信号が得られた場合(I252)、上記利用者4によるメモを反映して個人回覧書類DBを更新(ステップS2510)して処理を終了する。他方「キャンセル」信号の場合(I250)は更新せずに処理を終了する。
又回覧状態の変更を行う場合、利用者4は再確認メッセージ(ステップS2500)を受けた場合、該当する回覧書類6が既に到着している場合には「了解」ボタンをクリックし、未着の場合「キャンセル」ボタンをクリックする。「了解」ボタンがクリックされると当該利用者の端末20から「了解」信号(I252)が発信され、これを受けて質問器ホスト10は該当する利用者のレコードの「回覧状態」を「現在位置」に更新する(ステップS2510)。「キャンセル」ボタンがクリックされると当該利用者の端末20から「キャンセル」信号(I250)が発信され、この場合処理を終了する。
図12は図1に示す稟議/回覧書類管理システムにおける、質問器ホスト10が各利用者4に送信する「回覧通知」画面の一例((a))及び「遅滞警告」画面((b))の一例を示す図である。回覧通知は図10とともに上述した位置確認処理のステップS2430で発行されるものであり、遅滞警告は同図の位置確認処理のステップS2435で発行されるものである。
図12(a)の回覧通知は、回覧書類6が届けられたことの確認と、その後の処理、すなわち次の利用者4に届け先を利用者4に指示する内容を含む。
図12(b)の遅滞警告は、回覧書類6が処理されていない点を利用者4に対して指摘し、次の利用者4に届け先を指示する内容を含む。
図13は端末20に表示される、本実施例による稟議/回覧書類管理システムによるサービス画面の一例を示す図である。
上記の如く、同画面は3分割フレーム構成とされており、利用者4が最上段のメニューフレームのメニューボタンをクリックすると、該当するメニューの処理を行う画面が中段の入力フレームに表示される。又図10とともに上述のステップS2440の処理にて、書類6の回覧状態が最下段の書類状態表示フレームに表示される。
図14は端末20に表示される、本実施例による稟議/回覧書類管理システムによるサービス画面のコマンド階層構造の一例を示す図である。
上記の如く、サービス画面中、メニューフレームのメニューボタンがクリックされると対応する第一階層入力フレームの画面が表示され、更に第一階層入力フレームの画面中のイベントボタンがクリックされると、対応する第二階層入力フレーム画面が表示される。
図15は端末20に表示される、本実施例による稟議/回覧書類管理システムによるサービス画面(回覧書類処理第一階層入力フレーム)の一例を示す図である。
図示の如く、最上段には上記メニューフレームが表示され、中段には回覧書類のリスト(回覧書類処理第一階層入力フレーム)が表示され、最下段には中段の回覧書類のリスト中で選択された書類の現在の回覧状態が表示される。中段の回覧書類のリストは図21に示される回覧書類DBマスタの格納情報に基づいて表示される。
図16は前記図15の画面中、「登録」ボタンをクリックすることにより表示される画面であり、本実施例による稟議/回覧書類管理システムによるサービス画面(回覧書類処理第二階層入力フレーム)の一例を示す図である。
回覧書類を発信する利用者4は図16の画面上で回覧書類についての登録を行う。これは具体的には図6とともに上述の回覧書類登録処理によって実行されるものである。すなわちこの図6の処理中、ステップS2020〜S2060によって発信する回覧書類6に付す書類応答器5の登録を行い、書類名の入力、社外秘等の付加情報の入力、回覧先の利用者4を特定するための回覧グループの指定、回覧書類6の最終処理法の指定、アラームの設定、及びアラームを設定する場合のアラームタイムの設定をそれぞれ行う。
ここでアラームの設定とは、図10とともに上述した位置確認処理中、ステップS2435のアラーム検査・遅滞警告処理に関するものである。すなわち回覧書類6がある利用者4に滞留した場合にこれを検知し、上記遅滞警告を行うことを可能にする設定である。この場合、アラームタイムとして設定された期間に亘って回覧書類6が特定の利用者4に滞留した場合に当該利用者4に対し自動的に遅滞警告を行う。
このようにして登録された回覧書類の登録内容は図21に示される回覧書類DBマスタに格納される。
図17及び図18は利用者4の端末20に表示される、本実施例による稟議/回覧書類管理システムによるサービス画面(個人登録処理第一階層入力フレーム及び第二入力フレーム)の一例を示す図である。図18は、図17の画面中、「登録」ボタンをクリックすると表示される画面である。
これらの画面上で行われる利用者4の操作により、図7とともに上述の個人登録処理によって当該稟議/回覧書類管理システムの利用者4の登録が行われる。すなわち該当する利用者4ごとに、当該利用者4の氏名、座席ID,端末IP,メールアドレス、座席表示名、アクセス権限の各項目が登録される。
これらの登録事項は図23に示す個人座席DBマスタに格納される。
図19及び図20は端末20に表示される、本実施例による稟議/回覧書類管理システムによるサービス画面(回覧グループ登録処理第一階層入力フレーム及び第二入力フレーム)の一例を示す図である。図20は、図19の画面中、「登録」ボタンをクリックすると表示される画面である。
これらの画面上で行われる利用者4の操作により、図7とともに上述の回覧グループ登録処理によって当該稟議/回覧書類管理システムの回覧グループの登録が行われる。すなわち回覧先を特定するための回覧グループ名及び当該グループに属する利用者4(メンバー)がそれぞれ登録される。
これらの登録事項は図25に示す回覧グループDBに格納される。
図21は図1に示す稟議/回覧書類管理システムにおける回覧書類DBマスタの構造の一例を示す図である。
回覧書類DBマスタは図6とともに上述の回覧書類登録処理により登録されるものであり、質問器ホスト10のハードディスク装置50(図1(b)参照)に格納され、必要に応じて質問器ホスト10を構成するコンピュータのCPU等によりその登録内容が読み書きされる。
図22は図1に示す稟議/回覧書類管理システムにおける個人回覧書類DBの構造の一例を示す図である。
この個人回覧書類DBは質問器ホスト10のハードディスク装置50(図1(b)参照)に格納され、必要に応じて質問器ホスト10を構成するコンピュータのCPU等によりその登録内容が読み書きされる。
すなわち、この個人回覧書類DBの格納情報は図21の回覧書類DBマスタの格納情報、図23の個人座席DBマスタの格納情報及び図25の回覧グループDBの格納情報によって作成される。
すなわち、図21の回覧書類DBマスタに登録された書類IDのレコードごとに当該レコードに含まれる回覧グループが抽出され、当該回覧グループに属する利用者4が図25の回覧グループDBから読み出される。そこで得られた当該回覧書類の回覧先の利用者4ごとに、図22の個人回覧書類DBのレコードを作成する。
このように作成された個人回覧書類DBの各レコードの回覧状態及び到着日時は図5とともに上述の回覧状態監視処理のステップS510にて書き込まれその後適宜更新される。
又この個人回覧書類DBの各レコードの「メモ」項目は、該当する利用者4によって自由に書き込まれることが可能であり、図11とともに上述したメモ保存/状態変更処理により適宜更新され得る。
図23は図1に示す稟議/回覧書類管理システムにおける個人座席DBマスタの構造の一例を示す図である。
この個人座席DBマスタは図7とともに上述の個人登録処理により登録されるものであり、質問器ホスト10のハードディスク装置50(図1(b)参照)に格納され、必要に応じて質問器ホスト10を構成するコンピュータのCPU等によりその登録内容が読み書きされる。
図24は図1に示す稟議/回覧書類管理システムにおける座席・質問器アンテナ対応DBの構造の一例を示す図である。
この座席・質問器アンテナ対応DBの格納情報は、図1〜3とともに上述した利用者4の座席ごとに、対応する質問器30及び質問器アンテナ1のそれぞれのIDを登録するものである。
上述の図5の回覧状態監視処理では、特定の質問器アンテナ1で書類応答器5が検出された際(ステップS410)、図23の個人座席DBマスタ及び図24の座席・質問器アンテナ対応DBの各格納情報を参照することにより、当該質問器アンテナ1がどの利用者4に属するものであるかが得られ、もって図22の個人回覧書類DB中の該当する利用者4のレコードが適宜更新される(ステップS510)。
図25は図1に示す稟議/回覧書類管理システムにおける回覧グループDBの構造の一例を示す図である。
この回覧グループDBは図7とともに上述の回覧グループ登録処理により登録されるものであり、質問器ホスト10のハードディスク装置50(図1(b)参照)に格納され、必要に応じて質問器ホスト10を構成するコンピュータのCPU等によりその登録内容が読み書きされる。
図26は図1に示す稟議/回覧書類管理システムにおいて人応答器3を適用する場合における個人回覧書類DBの構造の一例を示す図である。
この個人回覧書類DBは図22とともに上述した個人回覧書類DBに対応するものであるが、図示の如く「個人認証」の項が余分に加わっている。
人応答器3を適用する場合には図5及び図10とともに上述の如く、該当する質問器アンテナ1により書類応答器5が検出され当該利用者4の「回覧状態」が「現在位置」状態となり、且つ当該利用者4の個人認証がその人応答器3によって成功した場合にのみ、その後当該利用者4の質問器アンテナ1によって書類応答器5が検出されなくなった際に図26の個人回覧書類DB中、当該利用者4の回覧状態が「回覧済み」に更新される。
図27は図1に示す稟議/回覧書類管理システムにおける質問器ホスト10として適用可能なコンピュータのハードウェア構成例について説明するための図である。
図27に示すごとく、同コンピュータ500は、与えられたプログラムを構成する命令を実行することによって様々な動作を実行するためのCPU501と、キーボード、マウス等よりなりシステム管理者が操作内容又はデータを入力するための操作部502と、システム管理者にCPU101による処理経過、処理結果等を表示するCRT、液晶表示器等よりなる表示部503と、ROM、RAM等よりなりCPU504が実行するプログラム、データ等を記憶したり作業領域として使用されるメモリ504と,プログラム、データ等を格納するハードディスク装置505(図1中、ハードディスク装置50に対応する)と、CD−ROM507を媒介として外部からプログラムをロードしたりデータをロードするためのCD−ROMドライブ506と、インターネット、LAN等の通信網509(図1中、ネットワークNWに対応する)を介して所定の外部サーバ等からプログラム等をダウンロードするためのモデム或いはクライアントと通信するためのLANボード508とを有する。
同コンピュータ500はCD−ROM507を媒介として、あるいは通信ネットワーク509を媒介として、上述の質問器ホスト10が実行する処理、すなわち図4〜26ととも上述の各処理をCPU501に実行させるための命令よりなるプログラム、すなわち上記利用者サービス制御プログラム及び回覧状態監視処理プログラムをロードあるいはダウンロードする。そしてこれをハードディスク装置505にインストールし、適宜メモリ504にロードしてCPU501が実行する。その結果、同コンピュータ500により本発明の実施例による稟議/回覧書類管理システムを構成する質問器ホスト10が実現される。
上述の本発明の実施例による稟議/回覧書類管理システムによれば、特に回覧リストを作成する必要もなく、したがってその紛失の心配もない。また、回覧先の各個人が回覧物毎に回覧済みの日付等の記入をする必要もない。さらに、回覧中の書類を直ちに探すことができる。したがって効果的に且つ効率的に回覧書類の回覧状態を管理し得るシステムを提供し得る。
本発明は以下の付記の各々に記載の構成をとり得る。
(付記1)
書類を識別するために当該書類に付される書類識別タグと、
回覧先の各個人ごとに設けられた、前記書類識別タグを検出するためのタグ検出器と、
前記タグ検出器が接続された管理装置とよりなり、
前記管理装置は前記書類識別タグがいずれのタグ検出器によって検出されているかを認識し、もって当該書類識別タグが付された回覧書類が当該タグ検出器が設けられた個人に属していると認識し、
前記書類識別タグと回覧対象の書類との対応関係を登録するテーブルを設け、当該テーブルを参照することにより当該書類識別タグを付することによってその回覧状態が管理されている書類を識別可能な構成の回覧管理システム。
(付記2)
更に前記各個人には当該個人を識別するための個人識別タグが付され、前記管理装置は、前記タグ検出器を介して前記書類識別タグが検出され、且つ同じタグ検出器を介し更に当該タグ検出器が設けられた個人自身を識別するための個人識別タグが検出された場合に該当する書類が当該個人に属すると認識する構成の付記1に記載の回覧管理システム。
(付記3)
前記管理装置は前記各タグ検出器を所定の態様で順次スイッチングすることにより、現在検出されている前記識別タグがいずれのタグ検出器によって検出されているかを認識し、もって当該書類識別タグが付された書類が現在当該タグ検出器が設けられた個人に属していると認識する構成の付記1又は2に記載の回覧管理システム。
(付記4)
書類を識別するために当該書類に付される書類識別タグと、
回覧先の各個人ごとに設けられた、前記書類識別タグを検出するためのタグ検出器と、
前記各個人に付された、当該個人を識別するための個人識別タグと、
前記タグ検出器が接続された管理装置とよりなり、
前記管理装置は、前記タグ検出器を介して前記書類識別タグが検出され、且つ同じタグ検出器を介し更に当該タグ検出器が設けられた個人自身を識別するための個人識別タグが検出された場合に該当する書類が当該個人に属すると認識する構成の回覧管理システム。
(付記5)
前記管理装置は前記各タグ検出器を所定の態様で順次スイッチングすることにより、現在検出されている前記識別タグがいずれの個人に属するタグ検出器を介して検出されているかを認識し、更に該タグ検出器を介し当該タグ検出器が設けられた個人自身を識別する個人識別タグが検出された場合に、当該書類識別タグが付された書類が現在当該タグ検出器が設けられた個人に属していると認識する構成の付記4に記載の回覧管理システム。
(付記6)
書類を識別するために当該書類に付される書類識別タグと、
回覧先の各個人ごとに設けられた、前記書類識別タグを検出するためのタグ検出器とを使用するものであって、
前記書類識別タグがいずれのタグ検出器によって検出されているかを認識し、もって当該書類識別タグが付された回覧書類が当該タグ検出器が設けられた個人に属していると認識する構成とされ、
前記書類識別タグと回覧対象の書類との対応関係を登録するテーブルを設け、当該テーブルを参照することにより当該書類識別タグを付することによってその回覧状態が管理されている書類を識別可能な構成の回覧管理装置。
(付記7)
更に前記各個人には当該個人を識別するための個人識別タグが付され、
前記各個人に設けられたタグ検出器を介して前記書類識別タグが検出され、且つ同じタグ検出器を介し更に当該タグ検出器が設けられた個人自身を識別するための個人識別タグが検出された場合に該当する書類が当該個人に属すると認識する構成の付記6に記載の回覧管理装置。
(付記8)
前記各タグ検出器を所定の態様で順次スイッチングすることにより、現在検出されている前記識別タグがいずれのタグ検出器によって検出されているかを認識し、もって当該書類識別タグが付された書類が現在当該タグ検出器が設けられた個人に属していると認識する構成の付記6又は7に記載の回覧管理装置。
(付記9)
書類を識別するために当該書類に付される書類識別タグと、
回覧先の各個人ごとに設けられる、前記書類識別タグを検出するためのタグ検出器と、
前記各個人に付される、当該個人を識別するための個人識別タグとを使用するものであって、
前記タグ検出器を介して前記書類識別タグが検出され、且つ同じタグ検出器を介し更に当該タグ検出器が設けられた個人自身を識別するための個人識別タグが検出された場合に該当する書類が当該個人に属すると認識する構成の回覧管理装置。
(付記10)
前記各タグ検出器を所定の態様で順次スイッチングすることにより、現在検出されている前記識別タグがいずれの個人に属するタグ検出器を介して検出されているかを認識し、更に該タグ検出器を介し当該タグ検出器が設けられた個人自身を識別する個人識別タグが検出された場合に、当該書類識別タグが付された書類が現在当該タグ検出器が設けられた個人に属していると認識する構成の付記9に記載の回覧管理装置。
(付記11)
書類を識別するために当該書類に付される書類識別タグと、回覧先の各個人ごとに設けられた、前記書類識別タグを検出するためのタグ検出器とを使用するものであって、
前記書類識別タグがいずれのタグ検出器によって検出されているかを認識し、もって当該書類識別タグが付された回覧書類が当該タグ検出器が設けられた個人に属していると認識する段階と、
前記書類識別タグと回覧対象の書類との対応関係を登録するテーブルを設けて記憶装置に格納し、前記記憶装置から前記テーブルを読み出して参照することにより当該書類識別タグを付することによってその回覧状態が管理されている書類を識別する段階とよりなる回覧管理方法。
(付記12)
更に前記各個人に当該個人を識別するための個人識別タグを付し、
前記タグ検出器を介して前記書類識別タグが検出され、且つ同じタグ検出器を介し更に当該タグ検出器が設けられた個人自身を識別するための個人識別タグが検出された場合に該当する書類が当該個人に属すると認識する段階を含む付記11に記載の回覧管理方法。
(付記13)
前記各タグ検出器を所定の態様で順次スイッチングすることにより、現在検出されている前記識別タグがいずれのタグ検出器によって検出されているかを認識し、もって当該書類識別タグが付された書類が現在当該タグ検出器が設けられた個人に属していると認識する段階を含む付記11又は12に記載の回覧管理方法。
(付記14)
書類を識別するために当該書類に付される書類識別タグを設け、回覧先の各個人ごとに設けられた、前記書類識別タグを検出するためのタグ検出器を設け、前記各個人に当該個人を識別するための個人識別タグを付してなり、
前記タグ検出器を介して前記書類識別タグが検出され、且つ同じタグ検出器を介し更に当該タグ検出器が設けられた個人自身を識別するための個人識別タグが検出された場合に該当する書類が当該個人に属すると認識し、当該認識結果に応じて記憶装置に格納された回覧状態を記録するテーブルデータを書き換える段階よりなる回覧管理方法。
(付記15)
前記各タグ検出器を所定の態様で順次スイッチングすることにより、現在検出されている前記識別タグがいずれの個人に属するタグ検出器を介して検出されているかを認識し、更に該タグ検出器を介し当該タグ検出器が設けられた個人自身を識別する個人識別タグが検出された場合に、当該書類識別タグが付された書類が現在当該タグ検出器が設けられた個人に属していると認識する段階を含む付記14に記載の回覧管理方法。
(付記16)
書類の回覧状態を管理するための回覧管理方法をコンピュータに実行させるためのプログラムであり、
書類を識別するために当該書類に付される書類識別タグを設け、回覧先の各個人ごとに設けられた、前記書類識別タグを検出するためのタグ検出器を設けてなり、
前記書類識別タグがいずれのタグ検出器によって検出されているかを認識し、もって当該書類識別タグが付された回覧書類が当該タグ検出器が設けられた個人に属していると認識する段階と、
前記書類識別タグと回覧対象の書類との対応関係を登録するテーブルを設け、前記テーブルを参照することにより当該書類識別タグを付することによってその回覧状態が管理されている書類を識別する段階とをコンピュータに実行させるための命令よりなる回覧管理プログラム。
(付記17)
更に前記各個人に当該個人を識別するための個人識別タグが付され、
前記タグ検出器を介して前記書類識別タグが検出され、且つ同じタグ検出器を介し更に当該タグ検出器が設けられた個人自身を識別するための個人識別タグが検出された場合に該当する書類が当該個人に属すると認識する段階をコンピュータに実行させるための命令を含む付記16に記載の回覧管理プログラム。
(付記18)
前記各タグ検出器を所定の態様で順次スイッチングすることにより、現在検出されている前記識別タグがいずれのタグ検出器によって検出されているかを認識し、もって当該書類識別タグが付された書類が現在当該タグ検出器が設けられた個人に属していると認識する段階をコンピュータに実行させるための命令を含む付記16又は17に記載の回覧管理プログラム。
(付記19)
書類の回覧状態を管理するための回覧管理方法をコンピュータに実行させるためのプログラムであり、
前記所定の書類を識別するために当該書類に書類識別タグが付され、回覧先の各個人ごとに前記書類識別タグを検出するためのタグ検出器が設けられ、前記各個人に当該個人を識別するための個人識別タグが付されてなり、
前記タグ検出器を介して前記書類識別タグが検出され、且つ同じタグ検出器を介し更に当該タグ検出器が設けられた個人自身を識別するための個人識別タグが検出された場合に該当する書類が当該個人に属すると認識する段階をコンピュータに実行させるための命令よりなる回覧管理プログラム。
(付記20)
前記各タグ検出器を所定の態様で順次スイッチングすることにより、現在検出されている前記識別タグがいずれの個人に属するタグ検出器を介して検出されているかを認識し、更に該タグ検出器を介し当該タグ検出器が設けられた個人自身を識別する個人識別タグが検出された場合に、当該書類識別タグが付された書類が現在当該タグ検出器が設けられた個人に属していると認識する段階をコンピュータに実行させるための命令を含む付記19に記載の回覧管理プログラム。
本発明の一実施例による稟議/回覧書類管理システムの装置配置図((a))及び当該稟議/回覧書類管理システムを構成する各装置間の電気的な接続を示す図((b))である。 図1に示す稟議/回覧書類管理システムあって人応答器を使用しない場合における質問器アンテナの主軸と指向性(有効電磁界強度)について説明するための図((a)平面図、(b)側面図)(輻射電磁波は対称性を仮定)である。 図1に示す稟議/回覧書類管理システムであって人応答器を適用する場合における質問器アンテナの主軸と指向性(有効電磁界強度)について説明するための図((a)平面図、(b)側面図)(輻射電磁波は対称性を仮定)である。 図1に示す稟議/回覧書類管理システムにおける、質問器ホストによる利用者サービス制御プログラムによる処理の主な流れを説明するための処理フローチャートである。 図1に示す稟議/回覧書類管理システムにおける、質問器ホストによる回覧状態監視処理プログラムによる処理を説明するための処理フローチャートである。 図1に示す稟議/回覧書類管理システムにおける、質問器ホストによる利用者サービス制御プログラムによる回覧書類処理を説明するためのフローチャートである。 図1に示す稟議/回覧書類管理システムにおける、質問器ホストによる利用者サービス制御プログラムによる個人登録及び回覧グループ登録処理を説明するためのフローチャートである。 図1に示す稟議/回覧書類管理システムにおける、質問器ホストによる利用者サービス制御プログラムによるレコード修正処理を説明するためのフローチャートである。 図1に示す稟議/回覧書類管理システムにおける、質問器ホストによる利用者サービス制御プログラムによるレコード削除処理を説明するためのフローチャートである。 図1に示す稟議/回覧書類管理システムにおける、質問器ホストによる利用者サービス制御プログラムによる書類位置確認処理を説明するためのフローチャートである。 図1に示す稟議/回覧書類管理システムにおける、質問器ホストによる利用者サービス制御プログラムによるメモ保存/状態変更処理を説明するためのフローチャートである。 図1に示す稟議/回覧書類管理システムにおける、質問器ホストが各利用者に送信する回覧通知画面の一例((a))及び遅滞警告画面((b))の一例を示す図である。 端末に表示される、本実施例による稟議/回覧書類管理システムによるサービス画面の一例を示す図である。 端末に表示される、本実施例による稟議/回覧書類管理システムによるサービス画面のコマンド階層構造の一例を示す図である。 端末に表示される、本実施例による稟議/回覧書類管理システムによるサービス画面(回覧書類処理第一階層入力フレーム)の一例を示す図である。 端末に表示される、本実施例による稟議/回覧書類管理システムによるサービス画面(回覧書類処理第二階層入力フレーム)の一例を示す図である。 端末に表示される、本実施例による稟議/回覧書類管理システムによるサービス画面(個人登録処理第一階層入力フレーム)の一例を示す図である。 端末に表示される、本実施例による稟議/回覧書類管理システムによるサービス画面(個人登録処理第二階層入力フレーム)の一例を示す図である。 端末に表示される、本実施例による稟議/回覧書類管理システムによるサービス画面(回覧グループ登録処理第一階層入力フレーム)の一例を示す図である。 端末に表示される、本実施例による稟議/回覧書類管理システムによるサービス画面(回覧グループ登録処理第二階層入力フレーム)の一例を示す図である。 図1に示す稟議/回覧書類管理システムにおける回覧書類DBマスタの構造の一例を示す図である。 図1に示す稟議/回覧書類管理システムにおける個人回覧書類DBの構造の一例を示す図である。 図1に示す稟議/回覧書類管理システムにおける個人座席DBマスタの構造の一例を示す図である。 図1に示す稟議/回覧書類管理システムにおける座席・質問器アンテナ対応DBの構造の一例を示す図である。 図1に示す稟議/回覧書類管理システムにおける回覧グループDBの構造の一例を示す図である。 図1に示す稟議/回覧書類管理システムにおいて人応答器を適用する場合における個人回覧書類DBの構造の一例を示す図である。 図1に示す稟議/回覧書類管理システムにおける質問器ホストとして適用可能なコンピュータのハードウェア構成について説明するための図である。
符号の説明
1,1−1,1−2,1−3,... 質問器アンテナ(タグ検出器)
3.3−2,3−4,3−5,... 人応答器(個人識別タグ)
4,4−2,4−4,4−5,... 利用者
5 書類応答器(書類識別タグ)
6 書類
10 質問器ホスト(管理装置)
30 質問器(管理装置)

Claims (10)

  1. 書類を識別するために当該書類に付される書類識別タグと、
    回覧先の各個人ごとに設けられた、前記書類識別タグを検出するためのタグ検出器と、
    前記タグ検出器が接続された管理装置とよりなり、
    前記管理装置は前記書類識別タグがいずれのタグ検出器によって検出されたか認識し、もって当該書類識別タグが付された回覧書類が当該タグ検出器が設けられた個人に属していると認識する構成とされ、
    前記書類識別タグと回覧対象の書類との対応関係を登録するテーブルを設け、当該テーブルを参照することにより、当該書類識別タグを付すことその回覧状態が監視されている書類を識別可能な構成の回覧管理システム。
  2. 前記管理装置は前記各タグ検出器を所定の態様で順次スイッチングすることによって現在検出されている前記識別タグがいずれのタグ検出器によって検出されているかを認識し、もって当該書類識別タグが付された書類が現在当該タグ検出器が設けられた個人に属していると認識する構成の請求項1に記載の回覧管理システム。
  3. 書類を識別するために当該書類に付される書類識別タグと、
    回覧先の各個人ごとに設けられた、前記書類識別タグを検出するためのタグ検出器と、
    前記各個人に付された、当該個人を識別するための個人識別タグと、
    前記タグ検出器が接続された管理装置とよりなり、
    前記管理装置は前記タグ検出器を介して前記書類識別タグが検出され、且つ同じタグ検出器を介し更に当該タグ検出器が設けられた個人自身を識別するための個人識別タグが検出された場合に該当する書類が当該個人に属すると認識する構成の回覧管理システム。
  4. 前記管理装置は前記各タグ検出器を所定の態様で順次スイッチングすることによって現在検出されている前記識別タグがいずれの個人に属するタグ検出器を介して検出されているかを認識し、更に該タグ検出器を介し当該タグ検出器が設けられた個人自身を識別する個人識別タグが検出された場合に、当該書類識別タグが付された書類が現在当該タグ検出器が設けられた個人に属していると認識する構成の請求項3に記載の回覧管理システム。
  5. 書類を識別するために当該書類に付される書類識別タグと、
    回覧先の各個人ごとに設けられた、前記書類識別タグを検出するためのタグ検出器とを使用するものであって、
    前記書類識別タグがいずれのタグ検出器によって検出されているかを認識し、もって当該書類識別タグが付された回覧書類が当該タグ検出器が設けられた個人に属していると認識し、
    前記書類識別タグと回覧対象の書類との対応関係を登録するテーブルを設け、当該テーブルを参照することにより当該書類識別タグを付すことによってその回覧状態が管理されている書類を識別可能な構成の回覧管理装置。
  6. 書類を識別するために当該書類に付される書類識別タグと、
    回覧先の各個人ごとに設けられる、前記書類識別タグを検出するためのタグ検出器と、
    前記各個人に付される、当該個人を識別するための個人識別タグとを使用し、
    前記タグ検出器を介して前記書類識別タグが検出され、且つ同じタグ検出器を介し更に当該タグ検出器が設けられた個人自身を識別するための個人識別タグが検出された場合に該当する書類が当該個人に属すると認識する構成の回覧管理装置。
  7. 書類を識別するために当該書類に付される書類識別タグと、回覧先の各個人ごとに設けられた、前記書類識別タグを検出するためのタグ検出器とを使用するものであって、
    前記書類識別タグがいずれのタグ検出器によって検出されているかを認識し、もって当該書類識別タグが付された回覧書類が当該タグ検出器が設けられた個人に属していると認識する段階と、
    前記書類識別タグと回覧対象の書類との対応関係を登録するテーブルを設けて記憶装置に格納し、前記記憶装置から前記テーブルを読み出して参照することにより当該書類識別タグを付すことによってその回覧状態が管理されている書類を識別する段階とよりなる回覧管理方法。
  8. 書類を識別するために当該書類に付される書類識別タグと、回覧先の各個人ごとに設けられた、前記書類識別タグを検出するためのタグ検出器と、前記各個人に当該個人を識別するための個人識別タグとを使用するものであって、
    前記タグ検出器を介して前記書類識別タグが検出され、且つ同じタグ検出器を介し更に当該タグ検出器が設けられた個人自身を識別するための個人識別タグが検出された場合に該当する書類が当該個人に属すると認識し、当該認識結果に応じて記憶装置に格納された回覧状態を記録するテーブルデータを書き換える段階よりなる回覧管理方法。
  9. 書類の回覧状態を管理するための回覧管理方法をコンピュータに実行させるためのプログラムであり、
    書類を識別するために当該書類に付される書類識別タグと、回覧先の各個人ごとに設けられた、前記書類識別タグを検出するためのタグ検出器とを使用するものであって、
    前記書類識別タグがいずれのタグ検出器によって検出されているかを認識し、もって当該書類識別タグが付された回覧書類が当該タグ検出器が設けられた個人に属していると認識する段階と、
    前記書類識別タグと回覧対象の書類との対応関係を登録するテーブルを設け、前記テーブルを参照することにより当該書類識別タグを付することによってその回覧状態が管理されている書類を識別する段階とをコンピュータに実行させるための命令よりなる回覧管理プログラム。
  10. 書類の回覧状態を管理するための回覧管理方法をコンピュータに実行させるためのプログラムであり、
    書類を識別するために当該書類に書類識別タグが付され、回覧先の各個人ごとに前記書類識別タグを検出するためのタグ検出器が設けられ、前記各個人に当該個人を識別するための個人識別タグが付されてなり、
    前記タグ検出器を介して前記書類識別タグが検出され、且つ同じタグ検出器を介し更に当該タグ検出器が設けられた個人自身を識別するための個人識別タグが検出された場合に該当する書類が当該個人に属すると認識する段階をコンピュータに実行させるための命令よりなる回覧管理プログラム。
JP2007065618A 2007-03-14 2007-03-14 回覧管理システム、回覧管理装置、回覧管理方法及び回覧管理プログラム Pending JP2008226042A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007065618A JP2008226042A (ja) 2007-03-14 2007-03-14 回覧管理システム、回覧管理装置、回覧管理方法及び回覧管理プログラム
US12/076,269 US20080224872A1 (en) 2007-03-14 2008-03-14 Circulation management system and circulation management apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007065618A JP2008226042A (ja) 2007-03-14 2007-03-14 回覧管理システム、回覧管理装置、回覧管理方法及び回覧管理プログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2008226042A true JP2008226042A (ja) 2008-09-25

Family

ID=39762112

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007065618A Pending JP2008226042A (ja) 2007-03-14 2007-03-14 回覧管理システム、回覧管理装置、回覧管理方法及び回覧管理プログラム

Country Status (2)

Country Link
US (1) US20080224872A1 (ja)
JP (1) JP2008226042A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013008073A (ja) * 2011-06-22 2013-01-10 Toshiba Tec Corp 店舗内情報配信システム、店舗カート情報処理装置、カート、店舗内情報配信方法及びプログラム
JP2017146716A (ja) * 2016-02-16 2017-08-24 Necプラットフォームズ株式会社 回覧情報管理装置、接続検知装置、回覧情報管理システム、方法およびプログラム

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5798693A (en) * 1995-06-07 1998-08-25 Engellenner; Thomas J. Electronic locating systems
US5886634A (en) * 1997-05-05 1999-03-23 Electronic Data Systems Corporation Item removal system and method
US5963134A (en) * 1997-07-24 1999-10-05 Checkpoint Systems, Inc. Inventory system using articles with RFID tags
US6714121B1 (en) * 1999-08-09 2004-03-30 Micron Technology, Inc. RFID material tracking method and apparatus
WO2001090849A2 (en) * 2000-05-22 2001-11-29 Avery Dennison Corporation Trackable files and systems for using the same
US7098793B2 (en) * 2000-10-11 2006-08-29 Avante International Technology, Inc. Tracking system and method employing plural smart tags
US20020158761A1 (en) * 2001-04-27 2002-10-31 Larry Runyon Radio frequency personnel alerting security system and method
MXPA04006667A (es) * 2002-01-09 2005-05-27 Meadwestvaco Corp Estacion inteligente que utiliza antenas multiples de radio frecuencia y sistema de control de inventario y metodo de incorporacion del mismo.

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013008073A (ja) * 2011-06-22 2013-01-10 Toshiba Tec Corp 店舗内情報配信システム、店舗カート情報処理装置、カート、店舗内情報配信方法及びプログラム
JP2017146716A (ja) * 2016-02-16 2017-08-24 Necプラットフォームズ株式会社 回覧情報管理装置、接続検知装置、回覧情報管理システム、方法およびプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
US20080224872A1 (en) 2008-09-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2008092597A (ja) 画像処理装置および画像処理装置の操作モード切換方法
JP7470283B2 (ja) 来客対応rpaシステム
JP5369407B2 (ja) 指示情報管理プログラム、指示情報管理装置、印刷装置及び印刷システム
JP2008226042A (ja) 回覧管理システム、回覧管理装置、回覧管理方法及び回覧管理プログラム
WO2020136847A1 (ja) 情報処理装置、情報処理方法、支払いシステム及びプログラム
TW200929029A (en) Counter management apparatus
JP2008021151A (ja) 機密印刷システム、その方法、プリンタサーバ、認証サーバ、および、それらのプログラム
JP2018018493A (ja) 作業支援装置及びプログラム
JP7018261B2 (ja) 情報処理装置、情報処理システム、及びプログラム
JP2008021150A (ja) 機密印刷システム、その方法、プリンタサーバ、認証サーバ、および、それらのプログラム
JP2006221618A (ja) 来場者管理方法及び来場者管理システム
JP2020126354A (ja) 情報処理装置、情報処理プログラム、及び情報処理システム
JP7100176B1 (ja) 情報処理システム、方法及びプログラム
JP2019197437A (ja) データ保護システム、データ保護方法、およびデータ保護プログラム
JP6826146B2 (ja) 順番管理システム、順番管理方法、およびプログラム
JP6327061B2 (ja) スケジュール連携情報処理装置
JP7513221B2 (ja) 通知物サーバ、通知物管理システム、通知物管理方法、プログラム
JP7476853B2 (ja) 通知物サーバ、通知物管理システム、通知物管理方法、プログラム
JP6983938B2 (ja) 順番管理システム、順番管理装置、およびプログラム
JP2011216055A (ja) 文書管理システム
JP2012079224A (ja) Rfid受付システム
JP6403812B2 (ja) 順番管理システム、順番管理装置、およびプログラム
JP6479138B1 (ja) 順番管理システム
JP3218563B2 (ja) プリント装置および情報処理サービス提供方法
JP2020149373A (ja) 予約管理システム、予約管理方法、及び予約管理プログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20091208

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20111017

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20111115

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20120313