JP2008225757A - 紙幣処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】羽根車51によって騒音が発生することを抑制し、かつ、羽根車51の耐用期間を長くする。
【解決手段】紙幣入出金機10に、上部搬送部L5と、出金口11と、羽根車51と、出金口入口センサ16と、出金口行き紙幣検知センサ15と、前記上部搬送部L5上で前記出金口行き紙幣検知センサ15と前記出金口入口センサ16の間に紙幣が残留しているか否か検知するステップS22を実行する制御部31と、前記出金口行き紙幣検知センサ15で紙幣の搬送路通過を検知すると前記羽根車51の集積方向の回転を開始し、前記出金口入口センサ16で紙幣の集積を検知した後に前記ステップS22を実行する制御部31で紙幣の残留を検知していなければ前記羽根車51の回転を停止するステップS24および前記ステップS3を実行する制御部31を備えた。
【選択図】図13

Description

この発明は、例えば金融機関の現金自動預金支払機の内部に設けられるような紙幣処理装置に関し、特に、集積性能を高めるための紙幣処理装置に関する。
通常、紙幣処理装置は、紙幣カセットおよび出金口などに集積部を有している。この集積部は、搬送されてきた紙幣を積み重ねて集積する。ここで、紙幣処理装置は、内部に取り込んだ紙幣が鑑別不良であるまたはスキューしているといった場合に、その紙幣を受け付けない。このように受け付けられない紙幣を利用者に直接返却できるように、紙幣処理装置には、集積部内に押圧板が設けられている。また、集積部には、搬送されてきた紙幣の後端部をはたき落としながら紙幣を一枚ずつ集積部へ集積する羽根車が設けられている。この羽根車により、紙幣の集積性能が高められている。特に、出金口の集積部に設けられた羽根車は、受け付けられないような状態の悪い紙幣を集積する必要があるため、より集積性能を高めるべく、紙幣カセットの集積部などに設けられる羽根車よりも長い羽根が使用されている。
このような紙幣集積装置として、紙幣を識別した識別結果情報をもとにして、集積部のモータの回転・停止を制御する紙幣集積装置が提案されている(特許文献1参照)。
しかし、この紙幣集積装置では、騒音を十分防止することはできない。詳述すると、入金のリジェクト紙幣は、利用者が入金した紙幣であるため、2枚出しや、大スキューの紙幣など整列されていないものがある。このため、鑑別結果と紙幣が1対1に対応しない場合がある。このように1対1に対応しないと、出金口のモータ回転・停止を必要最小限に細かく制御することができず、一定時間等で制御する必要がある。そうすると、羽根車と押圧板が接触することにより騒音が発生し、この騒音の発生を最小にすることはできない。特に出金口は、利用者から一番近い場所にあり、その騒音が装置全体の騒音のかなりの大きな部分を占めている。また、駆動する時間が長いと、羽根車の寿命が短くなるという問題がある。
特開平2−221055号公報
この発明は、上述の問題に鑑み、羽根車によって騒音が発生することを抑制し、かつ、羽根車の耐用期間を長くすることを目的とする。
この発明は、通過検知手段で紙幣の搬送路通過を検知すると羽根車の集積方向の回転を開始し、集積部入口検知手段で紙幣の集積を検知した後に残留検知手段で紙幣の残留を検知していなければ羽根車の回転を停止することを特徴とする。
前記通過検知手段は、羽根車の回転立ち上がり時間分で搬送路が紙幣を搬送する距離と同一かそれ以上の距離だけ前記羽根車より前段側に配置されている。
またこの発明は、通過検知手段で紙幣の搬送路通過を検知すると押圧板を集積位置まで移動させ、集積部入口検知手段で紙幣の集積を検知した後に残留検知手段で紙幣の残留を検知していなければ押圧板を羽根車と干渉しない退避位置まで移動させることを特徴とする。
この発明により、羽根車によって騒音が発生することを抑制し、かつ、羽根車の耐用期間を長くすることができる。
この発明の一実施形態を以下図面と共に説明する。 本実施形態は、銀行等の金融機関に設置され、利用者及び係員の操作により、現金の入金、出金等の取引を行う紙幣入出金機に関する。
図1は、紙幣処理装置としての紙幣入出金機10の内部構造を側面から示した構成図であり、図2は、集積部としての出金口11部の構造を側面から示した断面図である。この紙幣入出金機10は、紙幣の入出金処理を実行する。
紙幣入出金機10は、出金された紙幣や入金でリジェクトされた紙幣が搬送される出金口11と、出金口11へ紙幣を搬送する羽根車回転モータ19と、利用者が挿入した紙幣を取り込む入金口12とが設けられている。
図2に示すように、出金口11と入金口12は、上下にこの順で設けられており、この出金口11と入金口12の間を仕切るように押圧板50が設けられている。押圧板50は、図示省略するパルスモータにより、集積した紙幣の量に応じて上下方向に移動する。上部搬送路L5(図1参照)から出金口11へ紙幣が集積される集積口には、羽根車51が設けられている。この羽根車51は、羽根車回転モータ19(図1参照)によって回転駆動される。したがって、この羽根車回転モータ19が回転すると、羽根車51は、出金口11部に入ってきた紙幣を一枚ずつはたき落としながら適切に集積することができる。
この出金口11部に設けられている羽根車51は、第1カセットC1〜第5カセットC5に設けられている羽根車(図示省略)よりも長い羽根が設けられている。これは、出金口11部に集積する紙幣が利用者に投入された紙幣であることから、第1カセットC1〜第5カセットC5に集積する紙幣より状態の悪い紙幣であっても安定して叩き落として集積補助できるようにするためである。
図1に示すように、出金口11の前段には、集積部入口検知手段としての出金口入口センサ16が設けられ、さらにその前段には、通過検知手段としての出金口行き紙幣検知センサ15が設けられている。出金口行き紙幣検知センサ15は、羽根車51から羽根車モータ19の立ち上がり時間分の搬送距離よりも遠い位置に設けられている。
紙幣入出金機10は、上部搬送部17と、下部搬送部18とに分離構成されている。
上述の上部搬送部17は、入金口12と出金口11と識別部13と一時保留部14とをループ状に接続する上部搬送路L1〜L5がある。下部搬送部18は、識別部13と第1カセットC1〜第5カセットC5をループ状に接続する下部搬送路L10がある。上部搬送路L1と下部搬送路L10は、共通接続位置を設けてお互いに接続され、共通接続位置には識別部13が位置している。
次に、紙幣入出金機10が実行する入金および収納動作について説明する。
紙幣入出金機10は、入金口12に投入された紙幣を、上部中間位置に配置されている識別部13に搬送し、紙幣の真偽、金種、枚数、破れ、および汚れなどを識別した後、上部搬送路L1、L2、L3、L4の経路で搬送し、一時保留部14に一時保留する取込処理を行う。この取込処理時に識別不良と判定した紙幣があると、紙幣入出金機10は、その紙幣を上部搬送路L1、L2、L3、L5、L6の経路で搬送して出金口11へと返却する。
上述の一時保留部14は、入金取引毎に入金紙幣を一時保留する。入金確定すると、紙幣入出金機10は、一時保留部14に一時保留していた紙幣を上部搬送路L3、L5、L2、下部搬送路L10の経路で搬送する。紙幣入出金機10は、この搬送途中の識別部13により紙幣の金種、枚数、破れ、および汚れなどを識別し、下方の第1〜第5カセットC1〜C5に紙幣を分配収納する。
次に、紙幣入出金機10が実行する出金動作について説明する。
紙幣入出金機10は、第1〜第5カセットC1〜C5から繰出した出金紙幣を下部搬送路L10及び上部搬送路L1、L2、L3、L5、L6の経路で搬送する。そして、紙幣入出金機10は、識別部13で紙幣の金種、枚数、破れ、および汚れなどを確認し、この紙幣を出金口11へと放出する。
図3は紙幣入出金機10の制御ブロック図を示す。
制御部31は、入金口12からの紙幣繰り出しや出金口11の集積モータの制御と押圧板50の上下制御を行う入出金口制御部32、一時保留部14の集積や繰り出しを制御する一時保留部制御部33、紙幣類の識別を行う識別処理部34、搬送路の駆動などを行うメインモータ制御部35、紙幣検出センサの監視を行うセンサ制御部36、紙幣の搬送先を決めるゲートの動作を行うゲート制御部37、第1〜第5カセットC1〜C5の繰り出しや集積を行うカセット制御部38−1〜38−5、および、設定などを記憶しておく記憶部39で構成されている。制御部31は、上位制御部30からの指示に従い、上記各制御部を制御し、紙幣搬送制御を行う。
上述の入出金口制御部32は、制御部31からの指令信号にしたがって紙幣を出し入れ制御する。また入出金口制御部32は、出金口11へ搬送された紙幣を集積するための羽根車回転モータ19の回転制御と、押圧板50の上下動制御を行っている。
一時保留部制御部33は、一時保留部14に導かれた入金紙幣を集積して一時保留し、入金確定後に金種別の各カセットC1〜C5 に向けて1枚ずつ繰出し処理する。
識別処理部34は、識別部13に搬送された紙幣の識別を行う。
メインモータ制御部35は、制御部31からの指令信号に基づいて上部搬送路L1〜L5および下部搬送路L10を駆動制御する。
センサ制御部36は、上部搬送路L1〜L5および下部搬送路L10での搬送処理状態を各搬送位置に配置した図示しない紙幣検知センサで検知し、紙幣がどこを搬送されているか検知する。
ゲート制御部37は、各搬送路の分岐位置に配置した図示しない振り分け板(ゲート)を振り分け制御して、搬送されてきた紙幣を搬送処理方向に振り分ける。
第1〜第5カセット制御部38−1〜38−5は、制御部31からの指令信号にしたがって第1〜第5カセットC1〜C5に収納される金種別の紙幣を出し入れ制御する。
次に、出金口行き紙幣検知センサ15と出金口入口センサ16を用いて出金口行き紙幣検知センサ15と出金口入口センサ16の区間に紙幣が存在するか(残留しているか)否かの検査を行うための詳細な方法を図4〜図10を用いて説明する。
図4は、記憶部39に記憶されている配列変数の説明図であり、図5は、残留検知の仕組みを説明するタイミングチャートである。
紙幣入出金機10の制御部31は、出金口行き紙幣検知センサ15において検出した紙幣後端(立下りエッジ)を監視時間T内に出金口入口センサ16でも検出できれば通過完了したと判断する。
詳述すると、制御部31は、出金口行き紙幣検知センサ15で対象紙幣の後端を検出したときに、次の出金口入口センサ16での後端通過予定時刻(検出した時刻+センサ間距離)を算出し、配列変数の指標A(図4参照)の位置に登録する。そして、制御部31は、指標Aを次(+1)に進める。
下流側の出金口入口センサ16で当該紙幣を監視するための監視開始時刻ポイントCは、後端通過時刻から一定時間さかのぼった時刻とする。また、監視時間終了時刻ポイントDは、後続紙幣の先端が、出金口入口センサ16に到達する時刻から一定時間さかのぼった位置とする。このポイントC〜Dの監視時間Tの間に出金口入口センサ16の立ち下がりを検出したときに、制御部31は、通過完了と判断し、指標B(図4参照)の位置から手前の紙幣監視状態をすべて「紙幣なし」にする。そして、制御部31は、指標Bを次(+1)に進める。
監視時間Tの間に出金口入口センサ16の立ち下がりを検出しなかった未通過状態の場合、制御部31は、未通過状態が一定枚数分(以下は3枚として記述する)続いた場合にジャムとして異常終了する。
図6は、正常時のタイミングチャートである。各監視区間内で、出金口入口センサ16の立ち下がりを検知しているので、紙幣が正常に通過している。
図7は、紙幣が出金口入口センサ16で紙幣滞留が発生した場合のタイミングチャートである。この場合、出金口入口センサ16の立ち上がりを検出したまま立ち下りが検出できないので、未通過状態が3枚続いた時点でジャムとして異常終了する。
図8は、紙幣が出金口入口センサ16に到達しなかった場合の紙幣滞留パターンのタイミングチャートである。この場合、出金口入口センサ16の立ち上がりが検出できないので、未検出状態が3枚続いた時点でジャムとして異常終了する。
上述した図7、図8のいずれの場合も、1枚目、2枚目、3枚目の監視時間内に、紙幣の後端を検知できなかったので通過未完で障害となる。障害となったときは、メインモータと羽根車回転モータ19を停止する。
特に、リジェクト紙幣は、整列していないことが多いため、出金口行き紙幣検知センサ15と出金口入口センサ16の区間内で、2枚の紙幣が1つのかたまりになったり、1枚の紙幣が、2つに分かれたりする。この場合は、異常終了せずにそのまま処理を継続することが好ましい。このような場合に継続するための処理について、図9、図10を用いて次に説明する。
図9は、紙幣が出金口行き紙幣検知センサ15で2枚重なっていて出金口入口センサ16で分離されていた場合のタイミングチャートである。
この場合も、制御部31は、後続の紙幣の先端が出金口入口センサ16に到達する時間から一定時間分さかのぼった地点まで出金口入口センサ16の立ち下りを監視する。このため、後続紙幣の通過による立ち下りを検出することができる。図示する例では、出金口入口センサ16により1枚目の紙幣の通過による立ち下りと2枚目の紙幣の通過による立ち下りの両方を検出しているが、立ち下りを1回でも検出すれば検出OKとしているため、正常に通過しているものとして処理を継続できる。
図10は、紙幣が出金口行き紙幣検知センサ15で分離していて出金口入口センサ16で3枚重なっていた場合のタイミングチャートである。
この場合、滞留によって3枚の紙幣が重なって1枚の紙幣として検出しているが、3枚目の紙幣後端を規定時間内に検出できたため、2枚目は3枚目とともに通過したと検出できる。
このように図9、図10のいずれの場合も通過監視可能であり、このように判定することによって、整列されていない状態の悪いリジェクト紙幣であっても出金口行き紙幣検知センサ15から出金口入口センサ16の区間内の紙幣の有無を検出することができる。そして、図4の配列変数をすべて検索することによって、一つでも「紙幣あり」が登録されていれば、監視中紙幣ありとする。
図11は、紙幣入出金機10が出金口行き紙幣検知センサ15での検知に基づいて実行する動作のフローチャートであり、図12は、紙幣入出金機10が出金口入口センサ16での検知に基づいて実行する動作のフローチャートであり、図13は、紙幣入出金機10がタイプアップ処理時に実行する動作のフローチャートである。
入金取引を実行する紙幣入出金機10の制御部31は、メインモータ制御部35によりメインモータを回転させて、入金口12から取り込んだ紙幣を装置内部へ一枚ずつ繰出していく。紙幣入出金機10は、内部へ取り込んだ紙幣を識別部13で鑑別し、正常紙幣を一時保留部14に搬送し、リジェクト紙幣を経路L5、L6から出金口11に搬送する。
ここで、図11と共に、識別部13で鑑別した結果リジェクト紙幣が発生し、このリジェクト紙幣が出金口行き紙幣検知センサ15に到着したときの動作について説明する。
紙幣入出金機10の制御部31は、出金口行き紙幣検知センサ15が紙幣を検出したか否かセンサ制御部36により検査する(ステップS1)。出金口行き紙幣検知センサ15で紙幣を検出した場合、制御部31は、記憶部39の配列変数(図4参照)の指標Aの位置に「紙幣あり」を登録する。このとき、制御部31は、下流側の出金口入口センサ16に紙幣が到達する到達予想時刻(後端通過予定時刻)も登録し、指標Aを次に進める(ステップS2)。そして、制御部31は、羽根車モータ19の回転を開始する(ステップS3)。
次に、到達予想時刻より一定時間手前のタイミングで、制御部31は、出金口入口センサ16の監視を開始する。
図12に示すように、この監視の際、制御部31は、出金口入口センサ16により当該紙幣が通過したか否かセンサ制御部36で検査する(ステップS11)。通過を検出していた場合、制御部31は、記憶部39の配列変数にある指標B(図4)の位置に「紙幣なし」を登録し、これ以前の時刻で登録された紙幣監視状態をすべて「紙幣なし」とする(ステップS12)。この指標Bは、紙幣が通過した順番ごとに一つずつインクリメントされる。
制御部31は、羽根車回転モータ19の現在のモータ停止回数(羽根車回転モータ19の運用を開始してから現在までに停止させた累積回数)が予め指定されている停止指定回数を超えているか否か検査する(ステップS13)。この停止指定回数は、紙幣入出金機10の運用設定を行うときに、上位制御部30の設定画面から指定される。このステップS13を実行する制御部31は、回数判定手段として機能する。
モータ停止回数が指定回数以上なら、制御部31は、これ以降モータの停止制御を行わないで、羽根車回転モータ19を回転させ続ける。ここでモータの停止回数を検査し、停止指定回数を超えていると停止制御を行わないことで、羽根車回転モータ19の起動・停止によるモータと羽根車51の劣化および寿命短期化を防ぐことが可能となる。
前記ステップS13でモータ停止回数が指定回数を超えてなかった場合、制御部31は、指定時間タイマを起動する(ステップS14)。
前記ステップS11で紙幣通過を検知せず、出金口行き紙幣検知センサ15で検知した3枚目の紙幣についての監視時間が経過した場合(ステップS15)、制御部31は、紙幣詰まりの発生と考えられるためエラー処理を実行し、処理を停止する(ステップS16)。
図13は、前記ステップS14(図12参照)での指定時間タイマの起動後、指定時間がタイムアップしたときのフローチャートである。
指定時間がタイムアップすると(ステップS21)、制御部31は、出金口行き紙幣検知センサ15と出金口入口センサ16の間に監視中紙幣があるかどうかを検査する(ステップS22)。このステップS22を実行する制御部31は、残留検知手段として機能する。
出金口行き紙幣検知センサ15と出金口入口センサ16の区間に紙幣が存在しない場合(ステップS22:登録なし)、制御部31は、モータの停止回数を+1(インクリメント)する(ステップS23)。そして、制御部31は、羽根車モータ19の回転を停止する(ステップS24)。このステップS24および前記ステップS3を実行する制御部31は、羽根車制御手段として機能する。
出金口行き紙幣検知センサ15と出金口入口センサ16の区間に紙幣が存在する場合(ステップS22:登録あり)、制御部31は、再度指定時間タイマを起動し、ステップS21に処理を戻す(ステップS25)。ここで、再度タイマがタイムアップすれば、ステップS22から処理を行う。
以上に説明した実施例により、1つの入金取引を実行している間で出金口11に紙幣が搬送されたときのみ羽根車モータ19を回転させ、紙幣が無くなると入金取引継続中であっても羽根車モータ19を停止する制御ができる。
これにより、羽根車51の羽根と押圧板50とが接触することによって生じる騒音を必要最小限に抑えることができる。
また、羽根車51の羽根と押圧板50とが接触することによって羽根車51の羽根が劣化することを必要最小限に抑えることができ、羽根車51の耐用期間を長くすることができる。
また、羽根車51から出金口行き紙幣検知センサ15までの距離が、羽根車モータ19の立ち上がり時間分の搬送距離よりも長く設定されているため、羽根車51に紙幣が到達するときには一定速度で羽根車51を回転させておける。従って、羽根車51による集積補助動作が安定して実行される。
また、第1カセットC1〜第5カセットC5よりも接客面に近い出金口11部に設けられており、かつ、第1カセットC1〜第5カセットC5の羽根車よりも羽根が長い羽根車51を制御しているため、非常に良好な騒音防止効果を得ることができる。
次に、実施例2として、羽根車51の回転の開始・停止を制御するのではなく、押圧板50の上昇・下降を制御する場合について説明する。
図14は、紙幣入出金機10が出金口行き紙幣検知センサ15での検知に基づいて実行する動作のフローチャートであり、図15は、紙幣入出金機10が出金口入口センサ16での検知に基づいて実行する動作のフローチャートであり、図16は、紙幣入出金機10がタイプアップ処理時に実行する動作のフローチャートであり、図17は、出金口11部の構造を側面から示した断面図である。
まず、制御部31は、入金取引前に、出金口11の押圧板50を羽根車モータ19の羽根が干渉しない退避位置(図17参照)まで下降させておく。
入金取引を実行する紙幣入出金機10の制御部31は、メインモータ制御部35によりメインモータを回転させて、入金口12から取り込んだ紙幣を装置内部へ一枚ずつ繰出していく。そして、制御部31は、入金開始と同時に羽根車モータ19を回転させる。
ここで、図14と共に、識別部13で鑑別した結果リジェクト紙幣が発生し、このリジェクト紙幣が出金口行き紙幣検知センサ15に到着したときの動作について説明する。
紙幣入出金機10の制御部31は、出金口行き紙幣検知センサ15が紙幣を検出したか否かセンサ制御部36により検査する(ステップS31)。出金口行き紙幣検知センサ15で紙幣を検出した場合、制御部31は、記憶部39の配列変数(図4参照)の指標Aの位置に「紙幣あり」を登録する。このとき、制御部31は、下流側の出金口入口センサ16に紙幣が到達する到達予想時刻(後端通過予定時刻)も登録し、指標Aを次に進める(ステップS32)。そして、制御部31は、出金口11の押圧板50を集積可能位置まで上昇させる(ステップS33)。
次に、到達予想時刻より一定時間手前のタイミングで、制御部31は、出金口入口センサ16の監視を開始する。
図15に示すように、この監視の際、制御部31は、出金口入口センサ16により当該紙幣が通過したか否かセンサ制御部36で検査する(ステップS41)。通過を検出していた場合、制御部31は、記憶部39の配列変数にある指標B(図4)の位置に「紙幣なし」を登録し、これ以前の時刻で登録された紙幣監視状態をすべて「紙幣なし」とする(ステップS42)。この指標Bは、紙幣が通過した順番ごとに一つずつインクリメントされる。
制御部31は、指定時間タイマを起動する(ステップS43)。
図16は、前記ステップS43(図15参照)での指定時間タイマの起動後、指定時間がタイムアップしたときのフローチャートである。
指定時間がタイムアップすると(ステップS51)、制御部31は、出金口行き紙幣検知センサ15と出金口入口センサ16の間に監視中紙幣があるかどうかを検査する(ステップS52)。
出金口行き紙幣検知センサ15と出金口入口センサ16の区間に紙幣が存在しない場合(ステップS52:登録なし)、制御部31は、出金口11の押圧板50を、羽根車モータ19の羽根が干渉しない位置まで下降させる(ステップS53)。このステップS53およびステップS33を実行する制御部31は、押圧板制御手段として機能する。
出金口行き紙幣検知センサ15と出金口入口センサ16の区間に紙幣が存在する場合(ステップS52:登録あり)、制御部31は、再度指定時間タイマを起動し、ステップS51に処理を戻す(ステップS55)。ここで、再度タイマがタイムアップすれば、ステップS52から処理を行う。
このように、出金口11に紙幣が搬送されたときのみ、押圧板50を図2に示した集積位置に上昇させるため、羽根車モータ19の羽根との干渉時間を必要最小限に抑えることができる。
実施例3は、上述のように構成された紙幣入出金機10において、実施例1で、モータ停止回数が指定値を超えたときは、実施例2の制御に移行する。この場合、モータの停止回数が指定値を超えたときに、図14,15,16の処理フローを実行するとよい。このようにすると、羽根車51の羽根の長寿命化を測ることができ、また騒音を最小限に抑えることができる。
この発明は、上述の実施形態の構成のみに限定されるものではなく、多くの実施の形態を得ることができる。
紙幣入出金機の側面図。 出金口部の側面図。 紙幣入出金機のブロック図。 配列変数の説明図。 残留検知のタイミングチャート。 正常パターン時のタイミングチャート。 出金口入口センサ上で滞留した場合のタイミングチャート。 出金口入口センサに紙幣が到着しなかった場合のタイミングチャート。 1枚の紙幣が2枚になった場合のタイミングチャート。 3枚の紙幣が1枚になった場合のタイミングチャート。 出金口行き紙幣検知センサでの検出による動作のフローチャート。 出金口入口センサでの検出による動作のフローチャート。 タイムアップ時の動作のフローチャート。 実施例2の出金口行き紙幣検知センサでの検出による動作のフローチャート。 実施例2の出金口入口センサでの検出による動作のフローチャート。 実施例2の タイムアップ時の動作のフローチャート。 押圧板が退避位置に位置している出金口部の側面図。
符号の説明
10…紙幣入出金機、11…出金口、15…出金口行き紙幣検知センサ、16…出金口入口センサ、31…制御部、50…押圧板、51…羽根車、L5…上部搬送部

Claims (7)

  1. 紙幣を搬送する搬送路と、
    前記搬送路の後段に設けられて紙幣を重ねて集積する集積部と、
    前記集積部での紙幣の集積を補助する羽根車と、
    前記集積部の入り口付近に設けられて紙幣を検知する集積部入口検知手段と、
    前記搬送路上に設けられて紙幣の通過を検知する通過検知手段と、
    前記搬送路上で前記通過検知手段と前記集積部入口検知手段の間に紙幣が残留しているか否か検知する残留検知手段と、
    前記通過検知手段で紙幣の搬送路通過を検知すると前記羽根車の集積方向の回転を開始し、前記集積部入口検知手段で紙幣の集積を検知した後に前記残留検知手段で紙幣の残留を検知していなければ前記羽根車の回転を停止する羽根車制御手段とを備えた
    紙幣処理装置。
  2. 前記通過検知手段を、前記羽根車の回転立ち上がり時間分で前記搬送路が紙幣を搬送する距離と同一かそれ以上の距離だけ前記羽根車より前段側に配置した
    請求項1記載の紙幣処理装置。
  3. 前記羽根車制御手段による羽根車の回転制御回数が予め定められた規定回数に到達したか否か判定する回数判定手段を備え、
    前記羽根車制御手段を、前記回数判定手段により前記回転制御回数が前記規定回数に到達していないと判定した場合に前記羽根車の回転開始と回転停止の制御を実行し、前記回数判定手段により前記回転制御回数が前記規定回数に到達したと判定した場合に前記羽根車の回転開始と回転停止の制御を実行しない構成とした
    請求項1または2記載の紙幣処理装置。
  4. 前記集積部に集積した紙幣を押圧する押圧板と、
    前記通過検知手段で紙幣の搬送路通過を検知すると前記押圧板を集積位置まで移動させ、前記集積部入口検知手段で紙幣の集積を検知した後に前記残留検知手段で紙幣の残留を検知していなければ前記押圧板を羽根車と干渉しない退避位置まで移動させる押圧板制御手段とを備えた
    請求項1、2、または3記載の紙幣処理装置。
  5. 紙幣を搬送する搬送路と、
    該搬送路の後段に設けられて紙幣を重ねて集積する集積部と、
    該集積部での紙幣の集積を補助する羽根車と、
    前記集積部に集積した紙幣を押圧する押圧板と、
    前記集積部の入り口付近に設けられて紙幣を検知する集積部入口検知手段と、
    前記搬送路上に設けられて紙幣の通過を検知する通過検知手段と、
    前記搬送路上で前記通過検知手段と前記集積部入口検知手段の間に紙幣が残留しているか否か検知する残留検知手段と、
    前記通過検知手段で紙幣の搬送路通過を検知すると前記押圧板を集積位置まで移動させ、前記集積部入口検知手段で紙幣の集積を検知した後に前記残留検知手段で紙幣の残留を検知していなければ前記押圧板を羽根車と干渉しない退避位置まで移動させる押圧板制御手段とを備えた
    紙幣処理装置。
  6. 前記押圧板の集積位置を、集積時に回転する前記羽根車の羽根に前記押圧板上の最上の紙幣が接触する位置とした
    請求項4または5記載の紙幣処理装置。
  7. 前記集積部を、紙幣を出金する出金口に備えた
    請求項1から6のいずれか1つに記載の紙幣処理装置。
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