JP2008223609A - エンジンの上部構造 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】シリンダヘッド41に排気用カム軸を吸気用カム軸と平行に軸支する。シリンダヘッド41を、ヘッド本体42と、このヘッド本体42のエンジン後方側の端面からエンジン後方に延びる延長突出部43とで構成する。モータ55を、そのモータ回転軸が上下方向に延びるように延長突出部43の下面に設ける。排気用カム軸のエンジン後方側の端部に高圧燃料ポンプ用カムを支持する。延長突出部43の上面に、この延長突出部43とともに排気用カム軸のエンジン後方側の端部を囲う排気用ハウジング部材69を設ける。排気用ハウジング部材69に、高圧燃料ポンプ用カムによって駆動される高圧燃料ポンプ73を設ける。
【選択図】図7
Description
図1は、可変動弁装置を吸気バルブに適用した直接噴射エンジンの上部構造を示す斜視図であり、図2は、可変動弁装置の要部を示す斜視図である。このエンジンは、4気筒直列エンジンであって、1つの気筒に2つの吸気バルブ(図示省略)と2つの排気バルブ(図示省略)とを有する4バルブのダブルオーバヘッドカム方式を採用したものである。図2において、3はエンジンのシリンダヘッド41の吸気側に気筒列方向(クランク軸方向)に延びるように軸支されている吸気用カム軸(駆動軸)である。この吸気用カム軸3はエンジンのクランク軸(図示省略)に同期して回転するようになっている。吸気バルブの各々は吸気用カム軸3に揺動自在に支持された揺動カム4,5によって駆動され、バルブリフト量及びバルブタイミング(リフト特性)がエンジンの運転状態に応じて変更される。
シリンダヘッド41は、図1、図3〜図9に示すように、ヘッド本体42と、このヘッド本体42のエンジン後方側の端面からエンジン後方に延びる延長突出部43とを有している。これらのヘッド本体42及び延長突出部43の上面にはキャリア44がボルト止めされている。このキャリア44は、ヘッド本体42及び延長突出部43に跨って配置されているが、そのほとんどがヘッド本体42上に位置していて、ヘッド本体42の一部を構成している。キャリア44は、図8に示すように、吸気用カム軸3を受ける半円状の軸受孔45を持つ下側軸受部44aと、この軸受孔45とともに吸気用カム軸3を軸支する半円状の第1軸受孔46とコントロール軸11を受ける半円状の第2軸受孔47とを持つ中間軸受部44bと、この第2軸受孔47とともにコントロール軸11を軸支する半円状の軸受孔48を持つ上側軸受部44cとを有している。図8において、49はイグニッションコイルである。
以上により、本実施形態によれば、可変動弁装置のモータ55を、そのモータ回転軸56が上下方向に延びるようにシリンダヘッド41の延長突出部43の下面に設けているので、そのモータ55をエンジン周囲のスペースを犠牲にすることなくレイアウトできる。
上記実施形態では、エンジンを4気筒直列エンジンで構成しているが、2気筒、3気筒又は5気筒以上の直列エンジンで構成しても良い。
4,5 揺動カム
7 オフセットリンク(リンク機構)
8 連結リンク(リンク機構)
11 コントロール軸
12 コントロールアーム
13 規制リンク(リンク機構)
14 ウォームホイール(ウォーム機構)
16 ウォーム(ウォーム機構)
41 シリンダヘッド
42 ヘッド本体
43 延長突出部
55 モータ
56 モータ回転軸
60 吸気用ハウジング部材
62 シール板(シール部)
64 位相検出センサ
66 バキュームポンプ(補機)
67 排気用カム軸
68 高圧燃料ポンプ用カム
69 排気用ハウジング部材
72 シール板(シール部)
73 高圧燃料ポンプ
74 ヘッドカバー
Claims (5)
- 列に並べた複数の気筒を有するエンジンのシリンダヘッドに吸気用カム軸とコントロール軸とを互いに平行に軸支し、上記吸気用カム軸に揺動自在に支持された揺動カムと該コントロール軸に支持されたコントロールアームとをリンク機構を介して連結し、該コントロール軸をウォーム機構を介してモータに連結し、該モータを作動させて該コントロール軸を上記ウォーム機構を介して回動させることにより吸気バルブのリフト特性を変更可能にした可変動弁装置を備えたエンジンの上部構造であって、
上記シリンダヘッドには、排気用カム軸が上記吸気用カム軸と平行に軸支され、
上記シリンダヘッドは、ヘッド本体と、該ヘッド本体のエンジン後方側の端面からエンジン後方に延びる延長突出部とを有し、
上記モータは、そのモータ回転軸が上下方向に延びるように上記延長突出部の下面に設けられ、
上記排気用カム軸のエンジン後方側の端部には高圧燃料ポンプ用カムが設けられ、
上記延長突出部の上面には、該延長突出部とともに上記排気用カム軸のエンジン後方側の端部を囲う排気用ハウジング部材が設けられ、
上記排気用ハウジング部材には、上記高圧燃料ポンプ用カムによって駆動される高圧燃料ポンプが設けられていることを特徴とするエンジンの上部構造。 - 請求項1記載のエンジンの上部構造において、
上記延長突出部は、その上下方向の長さが上記ヘッド本体よりも短いことを特徴とするエンジンの上部構造。 - 請求項1又は2記載のエンジンの上部構造において、
上記延長突出部の上面には、該延長突出部とともに上記吸気用カム軸のエンジン後方側の端部を囲う吸気用ハウジング部材が設けられ、
上記延長突出部及び上記吸気用ハウジング部材のエンジン後方側の端面に跨って、上記吸気用カム軸によって駆動される補機が設けられていることを特徴とするエンジンの上部構造。 - 請求項3記載のエンジンの上部構造において、
上記コントロール軸のエンジン後方側の端部には、該コントロール軸の回転位相検出用のロータが設けられ、
上記吸気用ハウジング部材には、上記ロータに対応する部分に上記コントロール軸の回転位相を検出する位相検出センサが設けられていることを特徴とするエンジンの上部構造。 - 請求項3又は4記載のエンジンの上部構造において、
上記シリンダヘッドは、上記高圧燃料ポンプ及び上記補機が動弁室外に位置するように、ヘッドカバーで覆われ、
上記吸気用及び排気用ハウジング部材は、それぞれ、上記ヘッドカバーと接触してその間をシールするシール部を有することを特徴とするエンジンの上部構造。
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