JP2008218998A - 発光装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】高い演色性を維持しつつ、発光効率の向上を実現することができる発光装置を提供する。
【解決手段】本発明の発光装置は、青色光を放射する発光素子と;前記発光素子から放射される青色光により励起されて、波長510〜530nm、波長620〜650nmおよび波長550±5nmにそれぞれピークを有する光を発光する蛍光体を含有する蛍光体層と;を具備することを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、発光ダイオードなどの発光装置に関する。
発光ダイオード(LED:Light Emitting Diode)を用いたLEDランプは、液晶ディスプレイ、携帯電話、情報端末などのバックライト、屋内外広告など、多方面への展開が飛躍的に進んでいる。さらに、LEDランプは、長寿命で信頼性が高く、また低消費電力、耐衝撃性、高純度表示色、軽薄短小化の実現などの特徴を有することから、産業用途のみならず一般照明用途への適用も試みられている。このようなLEDランプを種々の用途に適用する場合、白色発光を得ることが重要となる。
LEDランプで白色発光を実現する代表的な方式としては、(1)青、緑および赤の各色に発光する3つのLEDチップを使用する方式、(2)青色発光のLEDチップと黄色ないし橙色発光の蛍光体とを組合せる方式、(3)紫外線発光のLEDチップと青色、緑色および赤色発光の三色混合蛍光体とを組合せる方式、の3つが挙げられる。これらのうち、一般的には(2)の方式が広く実用化されている。そして、上記した(2)の方式を適用したLEDランプの構造としては、LEDチップを装備したカップ型のフレーム内に蛍光体を混合した透明樹脂を流し込み、これを固化させて蛍光体を含有する樹脂層を形成した構造が一般的である(例えば、特許文献1参照)。上記のような砲弾型LED素子や、SMD(Surface Mounting Device)タイプに加え、高輝度化を目的に、基板(ボード)の上に複数のチップを搭載したチップオンボード(COB)が開発され注目されている。一般照明用として求められる特性としては、LEDランプとしての高い効率(発光効率)に加え、色の見え方の指標としての演色性、特に平均演色評価数Raがある。この演色性は、蛍光ランプなどにならったRa80〜85やRa90以上などのラインナップが求められている。
演色性は、自然光に近い照明を基準光にして光源による色の見え方を評価したものであり、JISに定められている試験色を、試料光源と基準光でそれぞれ照明したときの色ずれの大きさを数値化したものが演色評価数である。演色評価数には、平均演色評価数Raと特殊演色評価数Riがあり、平均演色評価数Raは、試験No.1〜8の演色評価数値の平均値として表される。特殊演色評価数Riは、試験No.9〜15の個々の特殊演色評価数値として表される。演色評価指数Raは、基準光源である白色光源による色彩を忠実に再現しているかを指数で表したもので、原則として100に近いほど演色性が良い。
一般に、平均演色評価数Raの高いいわゆる高演色タイプのLEDランプは、LEDチップからの青色発光によって、波長560nm〜570nmの光を発光するYAGなどの黄色系蛍光体からの黄色発光と、波長620nmの光を発光する赤色発光体からの赤色発光で演色性にすぐれる白色光を合成する。平均演色評価数Raをあげるためには、上記のように赤色発光する赤色蛍光体を用いるのが通常であるが、赤色蛍光体は460nm付近の青色光を励起に用いるのみならず、黄色系蛍光体から発光される黄色光も吸収して励起に用いるため、赤色発光の蛍光体を使用するとLEDランプの発光効率が約半減となり、大幅に低下するという問題があった。
そのため、LEDチップからの青色発光によって緑色発光する緑色蛍光体を用いて、平均演色評価数Raはもとより、緑色の見え方である特殊演色評価数R11の値もあげることが試みられている。これらの緑色蛍光体または赤色蛍光体を中心とした系の場合は、平均演色評価数Raの観点から見た場合、Ra95、言い換えれば基準光(5000K未満では完全放射体、5000K以上ではCIE昼光色)に限りなく近い演色性も得られる。しかしながら、一般照明として、3波長型蛍光ランプと同レベルでの平均演色評価数Ra83や高演色性の平均演色評価数Ra90の仕様においては発光効率が十分ではなく、さらなる発光効率の向上が求められている。加えて、光色すなわち色温度についても、HIDランプ、電球、蛍光ランプを考慮した場合には、HIDランプや、3波長型蛍光ランプと同レベルの演色性、例えば平均演色評価数Ra83や、さらに高演色性の平均演色評価数Ra90仕様における、各種色温度6700Kから3000Kまでのラインナップが必要とされる。
特開2001−148516公報
本発明はこのような問題を解決するためになされたもので、高い演色性を維持しつつ発光効率を向上させることが可能な発光装置を提供することを目的としている。
請求項1記載の発光装置は、青色光を放射する発光素子と;前記発光素子から放射される青色光により励起されて、波長510〜530nm、波長620〜650nmおよび波長555±5nmにそれぞれピークを有する光を発光する蛍光体を含有する蛍光体層と;を具備することを特徴としている。
請求項2記載の発光装置は、請求項1記載の発光装置において、前記蛍光体が、波長510〜530nmに発光ピークを有する緑色蛍光体と、波長620〜650nmに発光ピークを有する赤色蛍光体と、波長555±5nmに発光ピークを有する黄色蛍光体とをそれぞれ含有することを特徴としている。
請求項3記載の発光装置は、請求項1または2記載の発光装置において、前記蛍光体において、波長555±5nmの発光ピークの半値幅は95〜115nmであることを特徴としている。
請求項4記載の発光装置は、請求項2記載の発光装置において、前記緑色蛍光体、前記赤色蛍光体および前記黄色蛍光体のうちで、発光ピーク強度の温度による変化が最も小さい蛍光体の発光ピーク強度比(所定の温度における発光ピーク強度/常温における発光ピーク強度)Aと、発光ピーク強度の温度による変化が最も大きい蛍光体の前記発光ピーク強度比Bとの差(A−B)が、80℃、100℃、120℃および170℃の各温度で、それぞれ15%以下、20%以下、30%以下および35%以下であることを特徴としている。
請求項5記載の発光装置は、請求項4記載の発光装置において、規格値より低い色温度を有し、かつ黒体輻射の軌跡からの偏差(duv)が+0.002〜+0.004である白色光を発光することを特徴としている。
請求項6記載の発光装置は、請求項1乃至3のいずれか1項記載の発光装置において、色温度が2750〜3150Kであり、波長555±5nmの発光ピーク強度の前記青色光の発光ピーク強度に対する比Cが1.25〜1.45である白色光を発光することを特徴としている。
請求項7記載の発光装置は、請求項1乃至3のいずれか1項記載の発光装置において、色温度が4000〜4400Kであり、波長555±5nmの発光ピーク強度の前記青色光の発光ピーク強度に対する比Cが0.9〜1.0である白色光を発光することを特徴としている。
請求項8記載の発光装置は、請求項1乃至3のいずれか1項記載の発光装置において、色温度が4750〜5250Kであり、波長555±5nmの発光ピーク強度の前記青色光の発光ピーク強度に対する比Cが0.6〜0.8である白色光を発光することを特徴としている。
請求項9記載の発光装置は、請求項1乃至3のいずれか1項記載の発光装置において、色温度が6150〜7150Kであり、波長555±5nmの発光ピーク強度の前記青色光の発光ピーク強度に対する比Cが0.3〜0.6である白色光を発光することを特徴としている。
前記した請求項1乃至請求項9記載の発明において、用語の定義および技術的意味は、特に指定しない限り以下の通りである。
青色光を放射する発光素子は、主波長が420〜480nm(例えば460nm)の青色光を放射し、放射した青色光により蛍光体を励起して可視光を発光させるものである。本発明で用いられる青色光を放射する発光素子としては、例えば、青色発光タイプのLEDチップなどが挙げられるが、これに限定されるものではない。
蛍光体は、このような発光素子から放射された青色光により励起されて可視光を発光し、この可視光と発光素子から放射される青色光との混色によって、発光装置として所望の発光色を得るものである。本発明において蛍光体としては、波長510〜530nmの範囲、波長620〜650nmの範囲および波長555±5nmの範囲にそれぞれ発光強度のピーク(以下、「発光ピーク」と称する。)を有する光を発光する蛍光体を使用することができる。この蛍光体としては、波長510〜530nmの範囲に発光ピークを有する緑色蛍光体と、波長620〜650nmの範囲に発光ピークを有する赤色蛍光体と、波長555±5nmの範囲に発光ピークを有する黄色蛍光体の計3種類の蛍光体を混合して使用することができる。すなわち、主波長(ピーク波長)が510〜530nmの緑色蛍光体と、主波長が620〜650nmの赤色蛍光体と、主波長が555±5nmの黄色蛍光体を混合した蛍光体を使用することができる。この場合、これら3種類の蛍光体の種類および配合割合は、発光装置からの発光の平均演色評価数Raが高く、かつ高い発光効率が得られるように調整される。
本発明の蛍光体において、比視感度の優れた波長555±5nmの発光ピークは、95〜115nmの半値幅を有することが好ましい。その理由を以下に説明する。なお、蛍光体の発光ピークにおける半値幅は、発光ピークの強度の1/2強度におけるスペクトルの広がり幅(波長)をいう。
一般に、励起波長に対し発光の主波長が長波長側にシフトするいわゆるストークスシフトが大きくなると、発光波長域はブロードになり、発光強度が低下する。すなわち、半値幅は大きくなる。半値幅と主波長の関係を図12に示す。図12から理解されるように、比視感度の良好な555nmの半値幅は97.256nmであるので、この実施形態においては、以下の理由から95〜115nmの範囲を規定している。表1に、各発光の主波長、半値幅および発光強度を有する波長領域の関係を示す。
Figure 2008218998
上記のように、この実施形態においては赤色蛍光体の主波長は、励起波長から離れた長波長側の620〜650nmに規定し、演色性の向上が図られるよう発光強度を有する波長領域はブロードになるが、発光強度は低下する。この強度低下を補うとともに、連続したスペクトル(すなわち、発光強度の谷部が強調されないスペクトル)となるようにする必要がある。また、緑色蛍光体の主波長は励起波長に近い長波長側の510〜530nmに規定しているため、発光強度の低下は抑えられるが、発光強度を有する波長領域は狭くなるため、上記の黄色蛍光体の半値幅の選択によっては連続したスペクトルとならないことがある。そのため、主波長555nm±5nmの黄色蛍光体の半値幅は95〜115nmが好ましい。例えば表1では、主波長555nmおよび半値幅が95nmである発光スペクトルの発光強度を有する波長領域は、507.5〜602.5nmである。この範囲の波長領域は、主波長520nmの発光スペクトルの発光強度を有する波長領域である495〜555nmおよび主波長650nmの発光スペクトルの発光強度を有する波長領域である590〜710nmの間の波長領域を補い、連続したスペクトルを得ることができる。
また、ピーク波長が510〜530nmの緑色蛍光体と620〜650nmの赤色蛍光体と555±5nmの黄色蛍光体を混合した蛍光体を使用する実施形態においては、温度による発光ピーク強度の変化の度合いを、蛍光体の温度特性を表す指標(温度特性指標)として使用し、この指標の値が近い、すなわち温度特性指標の差が一定の値以下となるように蛍光体を組み合わせて配合することが好ましい。
より具体的には、各色の蛍光体のうちで、発光ピーク強度の温度による変化が最も小さい蛍光体の発光ピーク強度比(所定の温度例えば80℃における発光ピーク強度a/常温における発光ピーク強度a)をA、発光ピーク強度の温度による変化が最も大きい蛍光体の発光ピーク強度比(所定の温度例えば80℃における発光ピーク強度b/常温における発光ピーク強度b)をBとするとき、AおよびBを温度特性指標として用い、これらの値の差(A−B)を、温度80℃で0.15以下(15%以下)、温度100℃で0.2以下(20%以下)、温度120℃で0.3以下(30%以下)、温度170℃で0.35以下(35%以下)にすることが好ましい。なお、発光ピーク強度比を求める基準の温度である常温は、20〜30℃の範囲で適宜設定した温度である。
そして、このように発光ピーク強度比の差(A−B)が前記値以下である蛍光体を組み合わせて配合することにより、温度変化により生じる発光色(色温度および平均演色評価数Ra)の変化を抑えることができる。
さらに、ピーク波長が510〜530nmの緑色蛍光体と620〜650nmの赤色蛍光体と555±5nmの黄色蛍光体を混合した蛍光体を使用する実施形態においては、各色の蛍光体の種類(すなわちピーク波長)および配合組成の決定において、発光装置からの白色光が、規格値より低い色温度を有しかつduvの値が+0.002〜+0.004の範囲になるように調整することが好ましい。その理由を以下に説明する。なお、duvは、発光装置からの発光(白色光)の色ずれを、色度図における黒体輻射の軌跡からの偏差として表したものである。
すなわち、緑色蛍光体(例えばピーク波長520nm)と赤色蛍光体(例えばピーク波長650nm)と黄色蛍光体(例えばピーク波長555nm)のそれぞれにおいて、温度による発光色度の変化は、緑色蛍光体が最も大きく、蛍光体温度が上昇すると発光色度はCIE色度図のx値およびy値が低下する方向(青色光の色度に向かう方向)に変化する。そして、このような緑色蛍光体の発光色の変化により、前記3色の蛍光体が混合された蛍光体層を有するLEDランプから発せられる白色光の色度は、色温度が上昇し偏差(duv)の値が減少する方向にシフトする。したがって、初期の色温度を規格値より低めに設定し、かつ偏差(duv)の値を+側で0.002〜0.004の範囲に設定することにより、蛍光体の温度が上昇したときに、所望の色温度で偏差(duv)の値が0あるいは0に極めて近い白色光、すなわち色ずれのない白色光を得ることができる。
蛍光体を含む蛍光体層は、前記の蛍光体、例えば3種類の蛍光体を、シリコーン樹脂やエポキシ樹脂のような透明樹脂に加えて混合・分散させた層として形成される。発光素子の外側を覆うように形成することができるが、発光素子を直接覆うようにして透明樹脂層を形成し、その上に前記した蛍光体を含む層を設けることも可能である。
請求項1記載の発光装置によれば、蛍光体からの発光スペクトルが、波長510〜530nmの範囲の発光ピークおよび波長620〜650nmの範囲の発光ピークとともに、比視感度が非常に高い波長555±5nmの範囲にも発光ピークを有しているので、エネルギー変換効率が高いため、高い演色性を維持しつつ、高い発光効率を得ることができる。
請求項2記載の発光装置によれば、蛍光体の発光スペクトルにおけるそれぞれの発光ピークを容易に調整できるので、高演色性を維持しつつ、より高い発光効率を得ることができる。
請求項3記載の発光装置によれば、エネルギー変換効率をより高めることができるため、高い演色性を維持しつつ、より高い発光効率を得ることができる。
請求項4記載の発光装置によれば、高演色性を維持しつつ、より高い発光効率を得ることができるうえに、温度変化により生じる発光の色温度および平均演色評価数Raの変化を抑えることができる。
請求項5記載の発光装置によれば、蛍光体の温度が上昇したときにも、色ずれがなく高演色性で高い発光効率の白色光を得ることができる。
請求項6乃至9記載の発光装置によれば、平均演色評価数Raが高く発光効率が高い白色光を得ることができる。
したがって、本発明によれば、従来に比べて平均演色評価数Raを向上させつつ、発光効率を向上させることが可能な発光装置を提供することができる。また、平均演色評価数Raの低下をおさえ、発光効率を向上させることができるため、光色、すなわち色温度についても、種々の平均演色評価数Raの仕様において、各色温度のラインナップをそろえることができる。
以下、本発明を実施するための形態について、図面を参照して説明する。図1は、本発明の発光装置をLEDに適用した実施形態の構成を示す断面図、図2は、図1に示すLEDランプの複数個を、例えば一平面上に3行3列のマトリックス状に配置したLEDモジュールの一例を示す平面図、図3は、図2のA−A´線断面図である。
図1に示すLEDランプ1は、発光素子として、青色発光タイプのLEDチップ2を有している。このLEDチップ2は、回路パターン3を有する基板4上に搭載されている。基板4としては、放熱性と剛性を有するアルミニウム(Al)やニッケル(Ni)、ガラスエポキシ樹脂などから成る平板が用いられ、この基板4上に電気絶縁層5を介して陰極側と陽極側の回路パターン3がそれぞれ形成されている。回路パターン3は、CuとNiの合金やAuなどから構成されている。
そして、LEDチップ2の底面電極が一方の電極側の回路パターン3の上に配置されて電気的に接続され、上面電極が他方の電極側の回路パターン3に、金線のようなボンディングワイヤ6を介して電気的に接続されている。LEDチップ2の電極接続構造としては、フリップチップ接続構造を適用することもできる。これらの電極接続構造によれば、LEDチップ2の前面への光取出し効率が向上する。
基板4上には、凹部7を有する樹脂製などのフレーム8が設けられている。凹部7を有するフレーム8は、例えばPBT(ポリブチレンテレフタレート)、PPA(ポリフタルアミド)、PC(ポリカーボネート)などの合成樹脂から構成され、凹部7内にLEDチップ2が配置され、収容されている。そして、LEDチップ2が収容された凹部7内には、波長510〜530nmの範囲に発光ピークを有する第1の蛍光体(緑色蛍光体)と、波長620〜650nmの範囲に発光ピークを有する第2の蛍光体(赤色蛍光体)と、波長555±5nmの範囲に発光ピークを有する第3の蛍光体(黄色蛍光体)との計3種類の蛍光体を、透明樹脂に混合し分散させた蛍光体含有樹脂が塗布・充填されており、LEDチップ2はこのような蛍光体含有樹脂層9により覆われている。透明樹脂としては、例えばシリコーン樹脂やエポキシ樹脂などが用いられる。
緑色蛍光体は、例えばRE(Al,Ga)12:Ce蛍光体(REは、Y、GおよびLaから選ばれる少なくとも1種を示す。)などのYAG蛍光体、AESiO:Eu蛍光体(AEは、Sr、Ba、Caなどのアルカリ土類元素を示す。)やCaScSi12:Ce蛍光体などのケイ酸塩蛍光体、サイアロン系蛍光体(例えば、CaXSiAlZON:Eu2+)、およびCaSc:Ce蛍光体などの中から選択される。赤色蛍光体としては、LaS:Eu蛍光体のような酸硫化物蛍光体、窒化物系蛍光体(例えば、AESi:Eu2+やCaAlSiN:Eu2+)などが用いられるが、特に限定されるものではない。黄色蛍光体は、例えばRE(Al,Ga)12:Ce蛍光体(REは、Y、GdおよびLaから選ばれる少なくとも1種を示す。)などのYAG蛍光体、(Tb,Al)12:Ce蛍光体などのTAG蛍光体、サイアロン系蛍光体(例えば、CaSiAlON:Eu2+)、AESiO:Eu蛍光体(AEは、Sr、Ba、Caなどのアルカリ土類元素を示す。)やSrSi:Eu2+蛍光体などのケイ酸塩蛍光体などの中から、蛍光体の特性や用途に応じて選択される。各黄色蛍光体の特性としては、YAG蛍光体は、青色光により励起されて得られる発光スペクトルのピークは高くなるが、半値幅が広く(ブロードな発光ピークとなり)、全体としての発光効率はやや低下するので、発光効率の点ではTAG蛍光体、サイアロン系蛍光体およびケイ酸塩蛍光体が好ましい。すなわち、TAG蛍光体、サイアロン系蛍光体およびケイ酸塩蛍光体は、発光スペクトルの半値幅が狭く、発光効率が良好である。なお、YAG蛍光体は、湿度に対する発光効率などの変化が小さい点で好ましく、サイアロン系蛍光体などの窒化物系蛍光体は、温度に対する発光効率などの変化が小さい点で好ましい。
実施形態のLEDランプ1では、印加された電気エネルギーがLEDチップ2で主波長が420〜480nm(例えば460nm)の青色光に変換されて放射され、放射された青色光は、蛍光体含有樹脂層9中に含有された緑色蛍光体と赤色蛍光体と黄色蛍光体の計3種類からなる蛍光体で、より長波長の光に変換される。そして、LEDチップ2から放射される青色光とこれらの蛍光体の発光色とに基づく色である白色光がLEDランプ1から放出される。
そして、実施形態のLEDランプ1においては、蛍光体からの発光スペクトルが、波長510〜530nmの範囲の発光ピークおよび波長620〜650nmの範囲の発光ピークとともに、従来のLEDランプ1の発光スペクトルには存在しなかった、比視感度が非常に高い主波長が550±5nmの発光ピークを有しているので、エネルギー変換効率が高いため、発光効率を向上させることができる。
また、実施形態のLEDランプ1において、蛍光体からの発光スペクトルが、波長520nm付近に発光ピークを有する緑色、波長650nm付近に発光ピークを有する赤色および波長555nm付近に発光ピークを有する黄色が混色される場合には、色再現性が高いため、一般照明用のLEDランプとしての用途の他に、映像用の光源、例えば液晶表示装置のバックライト用光源としても好適に使用することができる。
さらに、ピーク波長が510〜530nmの緑色蛍光体と620〜650nmの赤色蛍光体と555±5nmの黄色蛍光体を混合した蛍光体を使用する実施形態において、各色の蛍光体のうちで、発光ピーク強度の温度による変化が最も小さい蛍光体と最も大きい蛍光体の発光ピーク強度比A,B(所定の温度における発光ピーク強度/常温における発光ピーク強度)の差(A−B)を、温度80℃で15%以下、温度100℃で20%以下、温度120℃で30%以下、温度170℃で35%以下にすることが好ましい。そして、このように発光ピーク強度比の差(A−B)が前記値以下である蛍光体を組み合わせて配合することにより、温度が変化することにより生じる発光色(色温度および平均演色評価数Ra)の変化を抑えることができる。
ここで、ピーク波長520nmの緑色蛍光体とピーク波長650nmの赤色蛍光体、およびピーク波長555nmの黄色蛍光体について、前記発光ピーク強度比を各温度で求めた結果を図4に示す。なお、蛍光体の温度は、蛍光体粉体の温度を測定したものであり、蛍光体粉体をヒータで加熱することにより、蛍光体温度を30℃〜200℃まで変化させた。また、蛍光体の発光ピーク強度は、発光スペクトルを分光光度計(日本分光社製;FP−6500)を用いて測定した。そして、各蛍光体の発光ピーク強度比を、30℃での発光ピーク強度を1とした相対値として求めた。
また、蛍光体温度が80℃、100℃、120℃、150℃および170℃の各温度において、発光ピーク強度の温度による変化が最も小さい蛍光体である黄色蛍光体の発光ピーク強度比Aと、発光ピーク強度の温度による変化が最も大きい蛍光体である緑色蛍光体の発光ピーク強度比Bとの差(A−B)を算定した。結果を表2に示す。
Figure 2008218998
図4に示すグラフおよび表2から、ピーク波長520nmの緑色蛍光体とピーク波長650nmの赤色蛍光体、およびピーク波長555nmの黄色蛍光体とを混合した蛍光体においては、黄色蛍光体の発光ピーク強度比Aと緑色蛍光体の発光ピーク強度比Bとの差(A−B)が、温度80℃で15%以下、温度100℃で20%以下、温度120℃で30%以下、温度170℃で35%以下になっており、赤色蛍光体を含めた3色の蛍光体の発光ピーク強度比が一定の範囲内に入り、近似した温度特性を有していることがわかる。そして、このよう温度特性が近似した蛍光体を組み合わせて使用したLEDランプにおいては、温度変化による発光色(色温度および平均演色評価数Ra)の変化を抑えることができる。
さらに、ピーク波長が510〜530nmの緑色蛍光体と620〜650nmの赤色蛍光体と555±5nmの黄色蛍光体を混合した蛍光体を使用する実施形態においては、各色の蛍光体の種類(すなわちピーク波長)および配合組成の決定において、発光装置からの白色光が、規格値より低い色温度を有しかつduvの値が+0.002〜+0.004の範囲になるように調整することが好ましい。
図5は、ピーク波長520nmの緑色蛍光体とピーク波長650nmの赤色蛍光体、およびピーク波長555nmの黄色蛍光体のそれぞれについて、蛍光体温度を室温(30℃)から200℃まで変化させたときの発光色度の変化を、CIE色度図に示したものである。
図5のグラフからわかるように、温度による発光色度の変化は、緑色蛍光体が最も大きく、蛍光体温度が上昇すると発光色度はx値およびy値が低下する方向(青色光の色度に向かう方向)に大きく変化する。そして、このような緑色蛍光体の発光色度の変化により、前記3色の蛍光体が混合された蛍光体層を有するLEDランプからの発光の色度は、矢印で示すようにシフトする。その結果、LEDランプ1から発せられる白色光の色温度が上昇し、偏差(duv)の値が減少する。したがって、以下の表3に示すように、初期の色温度を規格値より低めに設定し、かつ偏差(duv)の値を+側で0.002〜0.004の範囲に設定することにより、蛍光体の温度が上昇したときに、所望の色温度を有しかつ偏差(duv)が0あるいは0に極めて近い白色光、すなわち色ずれのない白色光を得ることができる。
Figure 2008218998
さらに、実施形態のLEDランプ1において、青色光のピーク波長である460nmの発光強度に対する波長555±5nmの発光強度の比Cを、色温度が2750〜3150Kで1.25〜1.45、色温度が4000〜4400Kで0.9〜1.0、色温度が4750〜5250Kで0.6〜0.8、色温度が6150〜7150Kで0.3〜0.6の範囲に調整することにより、高い演色性を維持しつつ、より高い発光効率を得ることができる。上記色温度でCの値が前記範囲を外れた場合には、高演色性で高い発光効率の発光を得ることができない。
なお、上記実施形態では、LEDランプ1をマトリックス状に複数個配置したLEDモジュール21について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば複数個のLEDランプ1を1列状に配置して形成してもよく、さらにLEDランプ1は単数でもよい。
図6および図7は、本発明の第2の実施形態に係わるLEDパッケージを形成する発光装置を示している。図6は、この発光装置の平面図であり、図7は、図6に示す発光装置をF−F線に沿って切断した縦断面図である。なお、図6および図7おいて、第1の実施形態に関する図面と同様の構成要素については同じ参照数字を用いて、その説明を簡略化または省略する。
図6および図7に示す発光装置(LEDランプ)1は、パッケージ基板例えば装置基板4と、反射層31と、回路パターン3と、複数好ましくは多数の半導体発光素子(例えば青色LEDチップ)と、接着層32と、リフレクタ34と、蛍光体含有樹脂層9と、光拡散部材33とを備えて形成されている。蛍光体含有樹脂層9は封止部材としても機能する。装置基板4は、金属または絶縁材、例えば合成樹脂製の平板からなり、発光装置1に必要とされる発光面積を得るために、所定形状例えば長方形状をなしている。装置基板4を合成樹脂製とする場合、例えば、ガラス粉末入りのエポキシ樹脂等で形成することができる。装置基板4を金属製とする場合は、この装置基板4の裏面からの放熱性が向上し、装置基板4の各部温度を均一にすることができ、同じ波長域の光を発する半導体発光素子2の発光色のばらつきを抑制することができる。なお、このような作用効果を奏する金属材料としては、10W/m・K以上の熱伝導性に優れた材料、具体的にはアルミニウムまたはその合金を例示することができる。
反射層31は、所定数の半導体発光素子2を配設し得る大きさであって、例えば、装置基板4の表面全体に被着されている。反射層31は、400〜740nmの波長領域で85%以上の反射率を有する白色の絶縁材料により構成することができる。このような白色絶縁材料としては、接着シートからなるプリプレグ(pre-preg)を使用することができる。このようなプリプレグは、例えば、酸化アルミニウム等の白色粉末が混入された熱硬化性樹脂をシート基材に含浸させて形成することができる。反射層31はそれ自体の接着性により、装置基板4の表面となる一面に接着される。
回路パターン3は、各半導体発光素子2への通電要素として、反射層31の装置基板4が接着された面とは反対側の面に接着されている。この回路パターン3は、例えば各半導体発光素子2を直列に接続するために、装置基板4および反射層31の長手方向に所定間隔ごとに点在して2列に形成されている。一方の回路パターン3の列の一端側に位置する端側回路パターン3aには、給電パターン部3cが一体に連続して形成され、同様に他方の回路パターン3の列の一端側に位置する端側回路パターン3aには、給電パターン部3dが一体に連続して形成されている。給電パターン部3c,3dは反射層31の長手方向一端部に並べて設けられ、互いに離間して反射層31により絶縁されている。これらの給電パターン部3c,3dのそれぞれに、電源に至る図示しない電線が個別に半田付け等で接続されるようになっている。
回路パターン3は以下に説明する手順で形成される。まず、未硬化の前記熱硬化性樹脂が含浸されたプリプレグからなる反射層31を装置基板4上に貼付けた後、反射層31上にこれと同じ大きさの銅箔を貼付ける。次に、こうして得た積層体を加熱するとともに加圧して、熱硬化性樹脂を硬化させることによって、装置基板4と銅箔を反射層31に圧着し接着を完了させる。次いで、銅箔上にレジスト層を設けて、銅箔をエッチング処理した後に、残ったレジスト層を除去することによって、回路パターン3を形成する。銅箔からなる回路パターン3の厚みは例えば35μmである。
図7に示すように、半導体発光素子2は、例えば窒化物半導体を用いてなるダブルワイヤー型のLEDチップからなり、透光性を有する素子基板2bの一面に半導体発光層2aを積層して形成されている。素子基板2bは、例えばサファイア基板で作られている。この素子基板2bの厚みは、回路パタ−ン3より厚く、例えば90μmとする。
半導体発光層2aは、素子基板2bの主面上に、バッファ層、n型半導体層、発光層、p型クラッド層、p型半導体層を順次積層して形成されている。発光層は、バリア層とウェル層を交互に積層した量子井戸構造をなしている。n型半導体層にはn側電極が設けられ、p型半導体層上にはp側電極が設けられている。この半導体発光層2aは、反射膜を有しておらず、厚み方向の双方に光を放射できる。
各半導体発光素子2は、装置基板4の長手方向に隣接した回路パターン3間にそれぞれ配置され、白色の反射層31の同一面上に接着層32により接着されている。具体的には、半導体発光層2aが積層された素子基板2bの一面と平行な他面が、接着層32により反射層31に接着されている。この接着により、回路パターン3および半導体発光素子2は反射層31の同一面上で直線状に並べられるので、この並び方向に位置した半導体発光素子2の側面と回路パターン3とは、近接して対向するように設けられている。接着層32の厚みは、例えば5μm以下とすることができる。接着層32には、例えば5μm以下の厚みで光透過率が70%以上の透光性を有した接着剤、例えばシリコーン樹脂系の接着剤を好適に使用できる。
図6および図7に示すように、各半導体発光素子2の電極と半導体発光素子2の両側に近接配置された回路パターン3とは、ボンディングワイヤ6で接続されている。さらに、前記2列の回路パターン3列の他端側に位置された端側回路パターン3b同士も、ボンディングワイヤ6で接続されている。したがって、この実施形態の場合、各半導体発光素子2は直列に接続されている。以上の装置基板4、反射層31、回路パターン3、各半導体発光素子2、接着層32、およびボンディングワイヤ6により、発光装置1の面発光源が形成されている。
リフレクタ34は、一個一個または数個の半導体発光素子2ごとに個別に設けられるものではなく、反射層31上の全ての半導体発光素子2を包囲する単一のものであり、例えば長方形の枠で形成されており、半導体発光素子2は前記枠で形成された凹部7内に配置されている。リフレクタ34は反射層31に接着止めされていて、その内部に複数の半導体発光素子2および回路パターン3が収められているとともに、前記一対の給電パターン部3c、3dはリフレクタ34の外部に位置されている。リフレクタ34は、例えば合成樹脂で成形することができ、その内周面は反射面となっている。リフレクタ34の反射面は、AlやNi等の反射率の高い金属材料を蒸着またはメッキして形成することができる他、可視光の反射率の高い白色塗料を塗布して形成することができる。あるいは、リフレクタ34の成形材料中に白色粉末を混入して、リフレクタ34自体を可視光の反射率が高い白色にすることもできる。前記白色粉末としては、酸化アルミニウム、酸化チタン、酸化マグネシウム、硫酸バリウム等の白色フィラーを用いることができる。なお、リフレクタ34の反射面は、発光装置1の照射方向に次第に開くように形成することが望ましい。
蛍光体含有樹脂層9は、前記第1の実施形態と同様に、3種類の蛍光体を混合した液状の熱硬化性樹脂をディスペンサ等の注入装置を用いて、反射層31表面および一直線上に配列された各半導体発光素子2およびボンディングワイヤ6等を満遍なく埋めるようにして充填し、加熱により熱硬化性樹脂を硬化させることにより形成されている。
反射層31表面とボンディングワイヤ6との間に流れ込んだ液状の透明樹脂は、毛細管現象等により各半導体発光素子2およびボンディングワイヤ6に行きわたり、その膜厚等がほぼ均一になっており、蛍光体も透明樹脂にほぼ均一に分散している。このように構成される第2の実施形態においても、十分に高い平均演色評価数Raの値を確保することができるので、高い演色性を有している。また、エネルギー効率の向上を図ることができ、高い発光効率を得ることができる。
次に、本発明の実施例およびその評価結果について記載する。
実施例1、比較例1,2
実施例1では、波長520nmに発光ピークを有する緑色蛍光体(YAG蛍光体)と、波長650nmに発光ピークを有する赤色蛍光体(窒化物系蛍光体)と、波長555nmに発光ピークを有する半値幅が95nmの黄色蛍光体(酸化物蛍光体)とを、それぞれシリコーン樹脂中に以下の表4に示す配合比(シリコーン樹脂に対する配合割合;重量%)で混合し、分散させた。また、比較例1では、半値幅が85nmの波長540nmに発光ピークを有する黄色蛍光体を、比較例2では半値幅が105nmの波長570nmに発光ピークを有する黄色蛍光体をそれぞれ使用し、これらの黄色蛍光体と、波長520nmに発光ピークを有する緑色蛍光体(YAG蛍光体)と、波長650nmに発光ピークを有する赤色蛍光体(窒化物系蛍光体)とを、表2に示す配合比でそれぞれシリコーン樹脂中に混合して、分散させた。なお、参考例1は波長555nmに発光ピークを有する黄色蛍光体を表2に示す配合で使用したものである。同様に、参考例2は波長540nmおよび波長570nmにそれぞれ発光ピークを有する2種類の黄色蛍光体を、参考例3は波長540nmおよび波長570nmにそれぞれ発光ピークを有する2種類の黄色蛍光体と、波長650nmに発光ピークを有する赤色蛍光体を、そして参考例4は、波長570nmに発光ピークを有する黄色蛍光体と、波長650nmに発光ピークを有する赤色蛍光体を、表2に示す配合でそれぞれ使用したものである。
次に、こうして得られた蛍光体含有シリコーン樹脂を、開口径3mmの凹部8内に充填した後、シリコーン樹脂を硬化させて蛍光体含有樹脂層を形成し、図1に示す構成を有するLEDランプ1を作成した。なお、蛍光体含有樹脂層9の光路長は1.0mmとした。光路長は、LEDチップの上面より光取り出し側の蛍光体含有樹脂層の厚さをいう。
こうして実施例1および比較例1,2で得られたLEDランプを発光させ、発光の色温度と平均演色評価数Raおよび発光効率をそれぞれ測定した。色温度と平均演色評価数Raは分光光度計(大塚電子製の瞬間分光光度計MCPD−7000)を用いて測定し、発光効率はゴニオメーター(富士光電工業株式会社製GMT−1)を用いて測定した。これらの測定結果を表4に示す。なお、発光効率は表4の参考例2のLEDランプの発光効率を100%としたときの相対値である。表中、100+は、100(%)を超えることを表す。また、分光光度計(大塚電子製の瞬間分光光度計MCPD−7000)を用いて測定されたこれらのLEDランプの発光スペクトルのうち、実施例1で得られたLEDランプの発光スペクトルを、図8に示す。
Figure 2008218998
表4から明らかなように、実施例1で得られたLEDランプは、波長520nmの発光ピークと波長650nmの発光ピークとともに、波長555nmにも発光ピークを有する蛍光体を含有しているので、高演色性の発光が得られ、平均演色評価数Raを向上させることができる。特に、実施例1で得られたLEDランプは、比較例1,2と同様の色温度および平均演色評価数Raにおいても、発光効率が90%と、極めて高い発光効率を有している。
なお、表4の参考例3のように、波長520nmに発光ピークを有する緑色蛍光体を使用せず、波長540nmに発光ピークを有する黄色蛍光体と波長570nmに発光ピークを有する黄色蛍光体の2種類の黄色蛍光体を使用することによっても、良好な発光効率および平均演色評価数Raを得ることができるが、このような蛍光体を使用する場合には、平均演色評価数Raをさらに向上させることが難しく、平均演色評価数Raが80の他に、90、95などのラインナンップをそろえることが難しい。また、参考例3のように2種類の黄色蛍光体を使用する場合には、参考例2のように波長555nmに発光ピークを有する黄色蛍光体の1種類を使用する場合と比較して発光効率が低下するので、色温度、特に高い色温度でのラインナップをそろえることが難しい。
実施例2、比較例3
実施例2においては、さらに高い平均演色評価数Ra90を得るために、実施例1に対して、表2に示すように、波長520nmの発光ピークを有する緑色蛍光体および波長650nmの発光ピークを有する赤色蛍光体の配合比率を増加させ、波長555nmの発光ピークを有する黄色蛍光体の配合比率を減少させて使用した。また、比較例3においても、同様に比較例1に対して波長520nmの発光ピークを有する緑色蛍光体および波長650nmの発光ピークを有する赤色蛍光体の配合比率を増加させ、波長570nmの発光ピークを有する黄色蛍光体の配合比率を減少させて使用した。そして、これらの蛍光体をそれぞれシリコーン樹脂中に配合し、表4に示す配合比(シリコーン樹脂に対する配合割合;重量%)で混合し、分散させた。次に、こうして得られた蛍光体含有シリコーン樹脂を、実施例1及び比較例2と同様に、開口径3mmの凹部8内に充填した後、シリコーン樹脂を硬化させて蛍光体含有樹脂層9を形成し、図1に示す構成を有するLEDランプ1を作成した。
こうして実施例2および比較例3で得られたLEDランプを発光させ、実施例1と同様に、発光の色温度と平均演色評価数Raおよび発光効率をそれぞれ測定した。これらの測定結果を表4に示す。なお、発光効率は表4の参考例2のLEDランプの発光効率を100%としたときの相対値である。また、分光光度計(大塚電子製の瞬間分光光度計MCPD−7000)を用いて測定されたこれらのLEDランプの発光スペクトルのうち、実施例2で得られたLEDランプの発光スペクトルを、図9に示す。
表4の測定結果から、以下のことがわかる。実施例2で得られたLEDランプは、波長520nmの発光ピークと波長650nmの発光ピークとともに、波長555nmにも発光ピークを有する蛍光体を含有しているので、高演色性の発光が得られ、平均演色評価数Raを向上させることができる。すなわち、実施例2で得られたLEDランプは、比較例3で得られたLEDランプと比較して、平均演色評価数Raが90と極めて高い演色性を維持しつつ、かつ発光効率が75%と十分に高い発光効率を有している。
実施例3,4および比較例4,5
実施例3,4においては、実施例1に対して、3000(K)の色温度および平均演色評価数Ra80または90を得るために、表4に示すように、波長520nmの発光ピークを有する緑色蛍光体、波長650nmの発光ピークを有する赤色蛍光体および波長555nmの発光ピークを有する黄色蛍光体の配合比率を増加させて使用した。また、比較例4,5においても、同様に比較例2に対して波長520nmの発光ピークを有する緑色蛍光体、波長650nmの発光ピークを有する赤色蛍光体および波長555nmの発光ピークを有する黄色蛍光体の配合比率を増加させて使用した。そして、これらの蛍光体をそれぞれシリコーン樹脂中に配合し、表4に示す配合比(シリコーン樹脂に対する配合割合;重量%)で混合し、分散させた。次に、こうして得られた蛍光体含有シリコーン樹脂を、実施例1及び比較例2と同様に、開口径3mmの凹部8内に充填した後、シリコーン樹脂を硬化させて蛍光体含有樹脂層9を形成し、図1に示す構成を有するLEDランプ1を作成した。
こうして実施例3,4および比較例4,5で得られたLEDランプを発光させ、実施例1と同様に、発光の色温度と平均演色評価数Raおよび発光効率をそれぞれ測定した。これらの測定結果を表4に示す。なお、発光効率は表4の参考例4のLEDランプの発光効率を100%としたときの相対値である。また、分光光度計(大塚電子製の瞬間分光光度計MCPD−7000)を用いて測定されたこれらのLEDランプの発光スペクトルのうち、実施例3で得られたLEDランプの発光スペクトルを図10に、実施例4で得られたLEDランプの発光スペクトルを図11に示す。
表4の測定結果から、以下のことがわかる。実施例3,4で得られたLEDランプは、波長520nmの発光ピークと波長650nmの発光ピークとともに、波長555nmにも発光ピークを有する蛍光体を含有しているので、高演色性の発光が得られ、平均演色評価数Raを向上させることができる。すなわち、実施例3で得られたLEDランプは、比較例4で得られたLEDランプと比較して、平均演色評価数Raが80以上と高い演色性を維持しつつ、かつ、発光効率が83%と高い発光効率を達成することができる。また、実施例4で得られたLEDランプは、比較例5で得られたLEDランプと比較して、平均演色評価数Raが88.9と極めて高い演色性を維持しつつ、かつ、発光効率が74%と高い発光効率を有している。
さらに、実施例1〜4で得られたLEDランプについて、波長555nmの発光強度と波長460nmの発光強度との比Cをそれぞれ求めた。結果を、色温度、発光効率、平均演色評価数Raとともに表5に示す。
Figure 2008218998
表5から、波長555nmの発光強度と波長460nmの発光強度との比Cを、色温度が3000Kで1.25〜1.45の範囲に調整し、色温度が5000Kで0.6〜0.8の範囲に調整することにより、平均演色評価数Raが高く高発光効率の白色光を得ることができることがわかる。
このように本発明の実施例においては、波長520nmに発光ピークを有する緑色蛍光体と波長650nmに発光ピークを有する赤色蛍光体に波長555nmの発光ピークを有する黄色蛍光体を使用することにより、平均演色評価数Raが一般蛍光灯並みの80の他に、高い演色性である90、95においても、高い発光効率を有するLEDランプが得られることがわかる。
また、種々の色温度、例えば昼光色から電球色の範囲である、6700K、5000K、4200K、3000Kなどの色温度においても、高い平均演色評価数Raおよび高い発光効率を有するLEDランプが得られることがわかる。
本発明の発光装置をLEDランプに適用した第1の実施形態の構成を示す断面図である。 図1に示すLEDランプを複数配置したLEDモジュールの一例を示す平面図である。 図2のA−A´線断面図である。 緑色蛍光体と赤色蛍光体および黄色蛍光体について、発光ピーク強度比を各温度で求めた結果を示すグラフである。 緑色蛍光体と赤色蛍光体および黄色蛍光体について、蛍光体温度を室温から200℃まで変化させたときの発光色度の変化を示すグラフである。 本発明の発光装置の第2の実施形態に係わる発光装置の平面図である。 図6のF−F´線断面図である。 本発明の実施例1で得られたLEDランプの発光スペクトルを示すグラフである。 本発明の実施例2で得られたLEDランプの発光スペクトルを示すグラフである。 本発明の実施例3で得られたLEDランプの発光スペクトルを示すグラフである。 本発明の実施例4で得られたLEDランプの発光スペクトルを示すグラフである。 励起波長に対する発光の主波長と半値幅との関係を示すグラフである。
符号の説明
1…LEDランプ、2…LEDチップ、3…回路パターン、4…基板、6…ボンディングワイヤ、7…凹部、8…フレーム、9…蛍光体含有樹脂層。

Claims (9)

  1. 青色光を放射する発光素子と;
    前記発光素子から放射される青色光により励起されて、波長510〜530nm、波長620〜650nmおよび波長555±5nmにそれぞれピークを有する光を発光する蛍光体を含有する蛍光体層と;
    を具備することを特徴とする発光装置。
  2. 前記蛍光体が、波長510〜530nmに発光ピークを有する緑色蛍光体と、波長620〜650nmに発光ピークを有する赤色蛍光体と、波長555±5nmに発光ピークを有する黄色蛍光体と
    をそれぞれ含有することを特徴とする請求項1記載の発光装置。
  3. 前記蛍光体において、波長555±5nmの発光ピークの半値幅は95〜115nmであることを特徴とする請求項1又は2記載の発光装置。
  4. 前記緑色蛍光体、前記赤色蛍光体および前記黄色蛍光体のうちで、発光ピーク強度の温度による変化が最も小さい蛍光体の発光ピーク強度比(所定の温度における発光ピーク強度/常温における発光ピーク強度)Aと、発光ピーク強度の温度による変化が最も大きい蛍光体の前記発光ピーク強度比Bとの差(A−B)が、80℃、100℃、120℃および170℃の各温度で、それぞれ15%以下、20%以下、30%以下および35%以下であることを特徴とする請求項2記載の発光装置。
  5. 規格値より低い色温度を有し、かつ黒体輻射の軌跡からの偏差(duv)が+0.002〜+0.004である白色光を発光することを特徴とする請求項4記載の発光装置。
  6. 色温度が2750〜3150Kであり、波長555±5nmの発光ピーク強度の前記青色光の発光ピーク強度に対する比Cが1.25〜1.45である白色光を発光することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項記載の発光装置。
  7. 色温度が4000〜4400Kであり、波長555±5nmの発光ピーク強度の前記青色光の発光ピーク強度に対する比Cが0.9〜1.0である白色光を発光することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項記載の発光装置。
  8. 色温度が4750〜5250Kであり、波長555±5nmの発光ピーク強度の前記青色光の発光ピーク強度に対する比Cが0.6〜0.8である白色光を発光することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項記載の発光装置。
  9. 色温度が6150〜7150Kであり、波長555±5nmの発光ピーク強度の前記青色光の発光ピーク強度に対する比Cが0.3〜0.6である白色光を発光することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項記載の発光装置。
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