JP2008218858A - 回路板 - Google Patents

回路板 Download PDF

Info

Publication number
JP2008218858A
JP2008218858A JP2007056740A JP2007056740A JP2008218858A JP 2008218858 A JP2008218858 A JP 2008218858A JP 2007056740 A JP2007056740 A JP 2007056740A JP 2007056740 A JP2007056740 A JP 2007056740A JP 2008218858 A JP2008218858 A JP 2008218858A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
conductor
circuit board
circuit
surface side
coating layer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2007056740A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhiko Kudo
和彦 工藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Bakelite Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Bakelite Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Bakelite Co Ltd filed Critical Sumitomo Bakelite Co Ltd
Priority to JP2007056740A priority Critical patent/JP2008218858A/ja
Publication of JP2008218858A publication Critical patent/JP2008218858A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Structure Of Printed Boards (AREA)

Abstract

【課題】画像処理を精度よく読み取ることが可能な回路板を提供すること。
【解決手段】基材210と、基材210の両面側に導体回路130、150が形成され、一方の面側には導体回路130と独立した画像処理によって位置決めを行う略円形の形状を有する導体部110を備え、導体部110表面には金属被覆層112が施され、基材210には、導体部110に達する穴が他方の面側から形成され、また、穴はブラインドビア115を形成し、導体部110と、他方の面側の導体回路150とが、ブラインドビア115を介して電気的に接続されていることを特徴とする回路板100である。
【選択図】図1

Description

本発明は、回路板に関する。
薄型軽量という特長を生かして、電子機器内にはフレキシブル回路板が多用されている。フレキシブル回路板は、一般には以下のようにして作成される。まず、基材としてポリイミド樹脂フィルムと、金属箔として一般的に銅箔とを貼り合せた、フレキシブル回路板用積層板を用意する。次に、銅箔をエッチング等によりパターンニングし導体回路を形成する。
次に、絶縁被覆層として、予め導体回路露出個所を打抜き金型等を用いて取り除いた、ポリイミド樹脂フィルムの一方の面に熱硬化性接着剤が塗布されたカバーレイフィルムを導体回路側に貼り合せる。最後に、必要により露出した部分にめっきを施したり、強度が必要な部分に補強板を貼着したりする。そして、基準となる認識マークにドリルやパンチング等で基準穴を設けこの基準穴を利用して製品を加工している(例えば特許文献1)。
しかし、近年、高密度化することによって、加工する際に用いる認識マークをより精度よく画像処理して読み取る必要がでてきた。
特開平05−138595号公報
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、画像処理を精度よく読み取ることが可能な回路板を提供することである。
このような目的は、下記(1)〜(3)の本発明により達成できる。
(1)基材と、前記基材の両面側に導体回路が形成され、一方の面側には前記導体回路と独立した画像処理によって位置決めを行う略円形の形状を有する導体部を備え、前記導体部表面には金属被覆層が施されていることを特徴とする回路板、
(2)前記基材には、前記導体部に達する孔が他方の面側から形成されている上記(1)に記載の回路板、
(3)前記孔はブラインドビアを形成し、前記導体部と、他方の面側の導体回路とが、ブラインドビアを介して電気的に接続されている上記(1)または(2)に記載の回路板、
(4)前記金属被覆層は、電気めっき法により形成されている上記(1)ないし(3)のいずれかに記載の回路板、である。
本発明によれば、画像処理を精度よく読み取ることが可能な回路板を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図を用いて説明する。
図1は、本発明による回路板の好適な実施形態を示す平面図(a)と断面図(b)である。
本発明の回路板100は、基材210と、基材210の両面側に導体回路130、150が形成され、一方の面側には導体回路130と独立した画像処理によって位置決めを行う略円形の形状を有する導体部110を備え、導体部110表面には金属被覆層112が施されている。

回路板100を構成する基材210としては、例えば樹脂フィルム基材等が挙げられる。樹脂フィルム基材としては、例えばポリイミド樹脂フィルム、ポリエーテルイミド樹脂フィルム、ポリアミドイミド樹脂フィルム等のポリイミド樹脂系樹脂フィルム、ポリアミド樹脂フィルム等のポリアミド樹脂系フィルム、ポリエステル樹脂フィルム等のポリエステル樹脂系フィルムが挙げられる。このうち、弾性率と耐熱性を向上させる観点から、特にポリイミド樹脂系フィルムが好ましく用いられる。
基材210の厚さは、特に限定されないが、5〜50μmが好ましく、特に12.5〜25μmが好ましい。厚さがこの範囲内であると、特に屈曲性に優れる。
一方の面側の導体回路130、150は、基材210の両面側に形成されている。基材210の両面に接合された銅箔に対し例えばエッチングを施すことにより、所望の導体回路130、150を形成する。また、一方の面側には、略円形状の導体部110が形成されている。この導体部110は、周囲の一方の面側の導体回路130とは離間し島状に独立している。そして、導体部110の基材210面側の一部の領域が除かれ穴を形成している。基材210面側から露出している導体部110は、他の面側の導体回路150と、ブラインドビア115で電気的に接続されている。
金属被覆層112は、金、銀、ニッケル、錫、鉛、亜鉛、ビスマス、アンチモン、銅からなる郡より選択される少なくとも一種の金属または金属を含む合金で構成されている。導体部110は、一方の面側の導体回路130とは電気的に非導通であるが、他方の面側の導体回路150とは、ブラインドビア115を通して電気的に接続されており、導体部110の表面に電気めっきをする際に給電を受けることが出来る。
それぞれの面側の導体回路は、さらに表面の一部を残して表面被覆層で覆われていてもよい。表面被覆層は、絶縁性樹脂フィルムと接着剤で構成されるカバーレイフィルムでもよいし、熱硬化性樹脂を含む液状体の樹脂組成物をスクリーン印刷法などにより形成し加熱硬化してもよい。画像処理によって正確な位置決めのためには、導体部110の面は、表面被覆層で覆わず、金属被覆層112の面が露出することが好ましい。
本発明の実施形態による回路板の製造方法は、特に限定はされるものではなく、一般に知られている両面回路板の製造方法によってることが出来る。
次に、本実施形態に係る回路板の効果について、従来例と比較しながら説明する。図2は、従来例を示したもので、一方の面側に形成されている導体部110と一方の面側の導体回路130がめっきリード120を介して接続されている。導体部110の表面の金属被覆層はめっきリード120を介して一方の面側の導体回路130から給電を受け電気めっきされる。この形態では、導体部110は略円形に形成されているものの、めっきリード120との接合線は円形から形状がずれている。このため、画像処理によって導体部110を略円形として円形の中心点を計算する際に誤差を生じてしまい正確な中心を測定することが困難であった。
一方、その対策として、図3に示すように、図2の回路板からめっきリード120を除去した回路板が用いられている。平面図から見たとき本実施形態と同じ形状になるが、基材210に穴が形成されていないため、電気めっきによって導体部110の第一の面側に電気めっきを付けることができず、さらに、電気めっき浴液に汚染され、導体部110の表面が酸化されている。そのため、画像処理で導体部110表面の光の反射率が不均一となり略円形の導体部110の中心を正確に計算することが困難であった。めっき浴液の汚染を防ぐため表面に表面被覆層を設けると表面の酸化は防止できるものの、導体部110表面の反射率が低下するため正確な中心を測定することが困難であった。
それに対して、本発明の実施形態に示すように(図1)導体部110は一方の面側の導体回路130から独立しているものの、他方の面側の導体回路150と基材210に設けられた穴にブラインドビア115が設けられ電気的に接続されており給電できる。そのため、導体部110の表面は金属被覆層で覆われており均一な表面を形成している。その結果、画像処理によって導体部110を略円形として円形の中心点を正確に計算することが可能となるという効果を得ることができる。
本発明の実施形態である回路板の平面図と断面図をを示す図である。 従来の回路板の平面図と断面図を示す図である。 従来の回路板の平面図と断面図を示す図である。
符号の説明
100 回路板
110 導体部
112 金属被覆層
115 ブラインドビア
120 めっきリード
130 一方の面側の導体回路
150 他方の面側の導体回路
210 基材

Claims (4)

  1. 基材と、前記基材の両面側に導体回路が形成され、一方の面側には前記導体回路と独立した画像処理によって位置決めを行う略円形の形状を有する導体部を備え、前記導体部表面には金属被覆層が施されていることを特徴とする回路板。
  2. 前記基材には、前記導体部に達する穴が他方の面側から形成されている請求項1に記載の回路板。
  3. 前記穴はブラインドビアを形成し、前記導体部と、他方の面側の導体回路とが、ブラインドビアを介して電気的に接続されている請求項1または2に記載の回路板。
  4. 前記金属被覆層は、電気めっき法により形成されている請求項1ないし3のいずれかに記載の回路板。
JP2007056740A 2007-03-07 2007-03-07 回路板 Pending JP2008218858A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007056740A JP2008218858A (ja) 2007-03-07 2007-03-07 回路板

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007056740A JP2008218858A (ja) 2007-03-07 2007-03-07 回路板

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2008218858A true JP2008218858A (ja) 2008-09-18

Family

ID=39838516

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007056740A Pending JP2008218858A (ja) 2007-03-07 2007-03-07 回路板

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2008218858A (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10294541A (ja) * 1997-04-16 1998-11-04 Japan Aviation Electron Ind Ltd 表面自動実装用プリント基板のフェデューシャルマーク構造
JP2002076542A (ja) * 2000-08-23 2002-03-15 Canon Inc プリント回路基板
JP2003209330A (ja) * 2002-01-15 2003-07-25 Ube Ind Ltd 両面回路基板及びその製造方法

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10294541A (ja) * 1997-04-16 1998-11-04 Japan Aviation Electron Ind Ltd 表面自動実装用プリント基板のフェデューシャルマーク構造
JP2002076542A (ja) * 2000-08-23 2002-03-15 Canon Inc プリント回路基板
JP2003209330A (ja) * 2002-01-15 2003-07-25 Ube Ind Ltd 両面回路基板及びその製造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4865453B2 (ja) 配線回路基板およびその製造方法
US7971353B2 (en) Production method of a wired circuit board
US20050272276A1 (en) Wired circuit board and connection structure of wired circuit board
US20050284657A1 (en) Double-sided printed circuit board without via holes and method of fabricating the same
JP4799902B2 (ja) 配線回路基板および配線回路基板の製造方法
US8647517B2 (en) Producing method of suspension board with circuit
JP4740312B2 (ja) 配線回路基板集合体シート
JP2019160929A (ja) 配線基板およびその製造方法
CN112040629B (zh) 电路板及其制作方法
JP6033878B2 (ja) 部品内蔵基板の製造方法
JP4863076B2 (ja) 配線基板及びその製造方法
JP4203425B2 (ja) 両面型回路配線基板の製造方法
JP2009141129A (ja) フレキシブルプリント配線板およびその製造方法
JP2008218858A (ja) 回路板
JP4549807B2 (ja) 多層プリント配線板の製造方法、多層プリント配線板及び電子装置
JP4123637B2 (ja) フィルムキャリアの製造方法
KR20140071771A (ko) 인쇄회로기판 및 이의 제조방법
JP2008034661A (ja) 回路基板、その製造方法およびそれを用いた電子機器
JP2008141033A (ja) 多層プリント配線板およびその製造方法
KR20170083833A (ko) 인쇄회로기판
JP2022178991A (ja) 配線基板及び配線基板の製造方法
JP2006049587A (ja) プリント配線板及びその製造方法
KR101231343B1 (ko) 인쇄회로기판 및 그의 제조 방법
JP2007066927A (ja) フレキシブルプリント回路板
JPH04349693A (ja) プリント配線板のスルーホール加工方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090930

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110620

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110816

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20110930

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111014

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20120410