JP2008217068A - ネットワークシステムと通信装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 多機能機にユーザがキーワードを入力する作業をアシストすることができる技術を提供すること。
【解決手段】 PC20は、ユーザによって入力されたキーワードをインターネット2上の検索エンジン4,6に送信して検索結果を取得する検索処理を実行することが可能である。キーワードサーバ40は、PC20によって検索処理が実行されたキーワードを累積して記憶する。キーワードサーバ40は、自身が記憶しているキーワード群の中から、多機能機60に入力された文字を含むキーワード群を特定する。多機能機60は、キーワードサーバ40によって特定されたキーワード群を表示することが可能である。多機能機60は、ユーザによって選択されたキーワードをインターネット2上の検索エンジン4,6に送信して検索結果を取得する検索処理を実行することが可能である。
【選択図】 図1

Description

本発明は、キーワードを検索エンジンに送信して検索結果を取得する検索処理を実行するための技術に関する。
インターネットを利用した検索が広く行なわれている。例えば、パーソナルコンピュータ(以下では「PC」と呼ぶ)は、キーボードに入力されたキーワードをインターネット上の検索エンジンに送信することができる。検索エンジンは、PCから送信されたキーワードを含むインターネット上のサイトを検索する。検索エンジンは、検索結果をPCに送信する。PCは、検索結果を表示することができる。
上述したように、ユーザは、キーボード等を操作することによってデバイスにキーワードを入力することができる。また、例えば、下記の特許文献1には、音声によってデバイスにキーワードを入力する技術が開示されている。ユーザは、キーボード等を操作しなくても、マイクに向かってキーワードを発声することによってキーワードを入力することができる。ユーザは、キーワードを容易に入力することができる。
特開2005−148199号公報
上述したように、デバイスにキーワードを入力するための様々な技術が存在する。これらの技術は、確かに有用ではあるが、最善の手法であるとは限らない。本発明は、検索を実行するためのキーワードをユーザがデバイスに入力する作業をアシストすることによって、従来と異なる手法を利用してデバイスにキーワードを入力することを可能とする技術を提供する。この技術が提供されることによって、ユーザがキーワードを入力する作業の負担を軽減することができる。
本明細書によって開示される1つの技術は、第1通信装置と、第1通信装置と別体に構成されている第2通信装置と、キーワードサーバとを備えるネットワークシステムである。なお、上記のキーワードサーバは、第1通信装置に内蔵されていてもよいし、第2通信装置に内蔵されていてもよいし、各通信装置と別体に構成されていてもよい。
第1通信装置は、第1入力許容装置と第1検索処理実行装置とを有する。第1入力許容装置は、キーワードを入力することを許容する。例えば、第1入力許容装置は、ユーザによって操作される操作装置(キーボード、マウス、操作パネル等)であってもよい。また、第1入力許容装置は、音声によってキーワードを入力することを許容するものであってもよい。第1検索処理実行装置は、第1入力許容装置に入力されたキーワードをネットワーク上の検索エンジン(例えばインターネットやLAN上の検索エンジン)に送信して検索結果を取得する検索処理を実行することが可能である。
キーワードサーバは、キーワードデータベースとキーワード特定装置とを有する。キーワードデータベースは、第1通信装置によって検索処理が実行されたキーワードを累積して記憶する。キーワード特定装置は、第2通信装置に入力された文字をキーとしてキーワードデータベースを検索することによって、当該文字を含むキーワードを特定する。
第2通信装置は、第2入力許容装置と第2検索処理実行装置とを有する。第2入力許容装置は、少なくとも1つの文字を入力することを許容する。例えば、第2入力許容装置は、ユーザによって操作される操作装置(キーボード、マウス、操作パネル等)であってもよい。また、例えば、第2入力許容装置は、音声によってキーワードを入力することを許容するものであってもよい。第2検索処理実行装置は、キーワードサーバによって特定されたキーワードをネットワーク上の検索エンジンに送信して検索結果を取得する検索処理を実行することが可能である。
上記のネットワークシステムでは、第1通信装置において検索されたキーワード群がキーワードサーバに蓄積される。ユーザは、所望のキーワードを構成する文字を第2通信装置に入力することができる。この文字を含むキーワードがキーワードサーバによって特定される。例えば、第2通信装置に「a」という文字が入力された場合、その「a」を含むキーワードがキーワードサーバによって特定される。第2通信装置は、キーワードサーバによって特定されたキーワードについて検索処理を実行することができる。ユーザは、第1通信装置において検索されたキーワードについて第2通信装置において再び検索する際に、そのキーワードを構成する全ての文字を入力する必要がない。このシステムは、第2通信装置にユーザがキーワードを入力する作業をアシストすることができる。ユーザがキーワードを入力する作業の負担を軽減することができる。
例えば、上記のシステムは、第2通信装置にキーワードを入力する作業に手間がかかる場合に特に効果的である。例えば、第1通信装置がキーボードを備えている場合、ユーザは、キーボードを利用して第1通信装置に容易にキーワードを入力することができる。一方において、第2通信装置がキーボードを備えていない場合(例えばテンキーを利用してキーワードを入力する必要がある場合)、ユーザは、第2通信装置にキーワードを入力しにくい。上記のシステムは、第2通信装置にユーザがキーワードを入力する作業をアシストすることができるために、このような状況において効果的に機能する。
第2入力許容装置は、検索エンジンの種類を選択することを許容してもよい。この場合、第2検索処理実行装置は、キーワードサーバによって特定されたキーワードを、第2入力許容装置において選択された検索エンジンに送信して検索結果を取得する検索処理を実行することが可能であってもよい。
この構成によると、ユーザは、第2通信装置において所望の検索エンジンを利用して検索することができる。
キーワードデータベースは、第1通信装置によって検索処理が実行されたキーワードと、そのキーワードの送信先の検索エンジンの種類とを対応づけて記憶してもよい。この場合、キーワード特定装置は、第2通信装置に入力された文字と、第2通信装置において選択された検索エンジンの種類とをキーとしてキーワードデータベースを検索することによって、当該文字を含むとともに当該検索エンジンの種類に対応づけられているキーワードを特定してもよい。
ユーザがキーワードに応じて検索エンジンを使い分けることがある。例えば、工学用語のキーワード(例えば「XYZ」)については第1検索エンジンが利用され、経済用語のキーワード(例えば「XXX」)については第2検索エンジンが利用されることがある。この場合、キーワードデータベースは、キーワード「XYZ」と第1検索エンジンとを対応づけて記憶するとともに、キーワード「XXX」と第2検索エンジンとを対応づけて記憶する。ユーザは、第2通信装置を利用してキーワード「XYZ」について検索する際に、第1検索エンジンを選択することができるとともに、そのキーワード「XYZ」を構成する文字「X」を入力することができる。この場合、キーワードサーバは、選択された第1検索エンジンと入力された文字「X」をキーとしてキーワードデータベースを検索することによって、キーワード「XYZ」を特定することができる。この場合、第2検索エンジンに対応づけられているキーワード「XXX」は特定されない。この構成によると、ユーザによって選択された検索エンジンの種類に応じてキーワードの候補を絞り込むことができる。第2通信装置にユーザがキーワードを入力する作業を強力にアシストすることができる。
ユーザは、所定のキーワードについて所望の検索結果が得られなかった場合に、異なる検索エンジンを利用して同じキーワードについて再び検索することがある。この場合に同じキーワードをユーザが再び入力する必要がないように、以下の構成を採用してもよい。
即ち、第2通信装置は、第2検索処理実行装置によって前回に検索処理が実行されたキーワードを記憶する前回キーワード記憶装置と、第2検索処理実行装置によって前回に検索処理が実行されたキーワードの送信先の検索エンジンの種類を記憶する前回検索エンジン記憶装置とをさらに有していてもよい。この場合、第2検索処理実行装置は、第2入力許容装置において今回に選択された検索エンジンの種類が前回検索エンジン記憶装置に記憶されている検索エンジンの種類と異なる場合に、前回キーワード記憶装置に記憶されているキーワードを今回に選択された検索エンジンに送信して検索結果を取得する検索処理を実行することが可能であってもよい。
この構成によると、ユーザは、同じキーワードについて異なる検索エンジンを利用して再び検索する際に、キーワードを入力する必要がない。ユーザがキーワードを入力する作業の負担を軽減することができる。
キーワードデータベースに多数のキーワードが蓄積されている場合、第2通信装置に入力された文字を含む複数のキーワードがキーワードサーバよって特定される可能性がある。この場合、複数のキーワードの中から1つのキーワードをユーザが選択することができるように、以下の構成を採用してもよい。
即ち、キーワード特定装置は、第2通信装置に入力された文字をキーとしてキーワードデータベースを検索することによって、当該文字を含むキーワード群を特定してもよい。この場合、第2通信装置は、キーワードサーバによって特定されたキーワード群を表示する表示装置をさらに有していてもよい。第2入力許容装置は、表示装置に表示されたキーワード群の中から1つのキーワードを選択することを許容してもよい。第2検索処理実行装置は、第2入力許容装置において選択されたキーワードをネットワーク上の検索エンジンに送信して検索結果を取得する検索処理を実行してもよい。
第2通信装置は、第2検索処理実行装置によって取得された検索結果を印刷することが可能である印刷装置を有するプリンタであってもよい。
一方において、第2通信装置は、他の種類のデバイス(例えばPC)であってもよい。
キーワードサーバは、第1通信装置と別体に構成されているとともに、第2通信装置と別体に構成されていてもよい。
一方において、キーワードサーバは、第1通信装置に内蔵されていてもよいし、第2通信装置に内蔵されていてもよい。
上記の第2通信装置の単体も、新規で有用な通信装置である。この通信装置は、以下のように表現することができる。即ち、この通信装置は、別の通信装置によって検索処理が実行されたキーワードを累積して記憶するキーワードサーバに接続されて利用されるものであり、入力許容装置とキーワード取得装置と検索処理実行装置とを備える。入力許容装置は、少なくとも1つの文字を入力することを許容する。キーワード取得装置は、入力許容装置に入力された文字を含むキーワードをキーワードサーバから取得する。検索処理実行装置は、キーワード取得装置によって取得されたキーワードをネットワーク上の検索エンジンに送信して検索結果を取得する検索処理を実行することが可能である。
上記の通信装置を実現するためのコンピュータプログラムも有用である。このコンピュータプログラムは、通信装置に搭載されるコンピュータに、以下の各処理を実行させる。
(1)上記の通信装置に入力された文字を含むキーワードをキーワードサーバから取得するキーワード取得処理。
(2)キーワード取得処理で取得されたキーワードをネットワーク上の検索エンジンに送信して検索結果を取得する検索処理。
また、キーワードサーバを内蔵している第2通信装置も、新規で有用な通信装置である。この通信装置は、以下のように表現することができる。即ち、この通信装置は、別の通信装置に接続されて利用されるものであり、キーワードデータベースと入力許容装置とキーワード特定装置と検索処理実行装置とを備える。キーワードデータベースは、別の通信装置によって検索処理が実行されたキーワードを累積して記憶する。入力許容装置は、少なくとも1つの文字を入力することを許容する。キーワード特定装置は、入力許容装置に入力された文字をキーとしてキーワードデータベースを検索することによって、当該文字を含むキーワードを特定する。検索処理実行装置は、キーワード特定装置によって特定されたキーワードをネットワーク上の検索エンジンに送信して検索結果を取得する検索処理を実行することが可能である。
上記の通信装置を実現するためのコンピュータプログラムも有用である。このコンピュータプログラムは、通信装置に搭載されるコンピュータに、以下の各処理を実行させる。
(1)別の通信装置によって検索処理が実行されたキーワードを所定の記憶領域に累積して記憶させるキーワード記憶処理。
(2)上記の通信装置に入力された文字をキーとして上記の所定の記憶領域を検索することによって、当該文字を含むキーワードを特定するキーワード特定処理。
(3)キーワード特定処理で特定されたキーワードをネットワーク上の検索エンジンに送信して検索結果を取得する検索処理。
ここでは、以下の実施例に記載の技術の特徴の一部を列挙する。
(形態1)第1通信装置は、キーボードを備えているPCである。
(形態2)第2通信装置は、少なくとも印刷機能を有する多機能機である。多機能機は、キーボードを備えておらず、複数の操作キー(例えばテンキー)を有している。
(形態3)キーワードサーバは、第2通信装置に入力された文字に前方一致するキーワード(群)をキーワードデータベースから特定する。
(形態4)キーワードサーバを内蔵している上記の第1通信装置も、新規で有用な通信装置である。この通信装置は、以下のように表現することができる。即ち、この通信装置は、別の通信装置に接続されて利用されるものであり、入力許容装置と検索処理実行装置とキーワードデータベースとキーワード特定装置とキーワード送信装置とを備える。入力許容装置は、キーワードを入力することを許容する。検索処理実行装置は、入力許容装置に入力されたキーワードをネットワーク上の検索エンジンに送信して検索結果を取得する検索処理を実行することが可能である。キーワードデータベースは、検索処理実行装置によって検索処理が実行されたキーワードを累積して記憶する。キーワード特定装置は、別の通信装置に入力された文字をキーとしてキーワードデータベースを検索することによって、当該文字を含むキーワードを特定する。キーワード送信装置は、キーワード特定装置によって特定されたキーワードを別の通信装置に送信する。
(形態5)また、上記の(形態4)の通信装置を実現するためのコンピュータプログラムも有用である。このコンピュータプログラムは、通信装置に搭載されるコンピュータに、以下の各処理を実行させる。
(1)上記の通信装置に入力されたキーワードをネットワーク上の検索エンジンに送信して検索結果を取得する検索処理。
(2)上記の検索処理が実行されたキーワードを所定の記憶領域に累積して記憶させるキーワード記憶処理。
(3)別の通信装置に入力された文字をキーとして上記の所定の記憶領域を検索することによって、当該文字を含むキーワードを特定するキーワード特定処理。
(4)キーワード特定処理で特定されたキーワードを別の通信装置に送信する送信処理。
(第1実施例)
図面を参照して本発明の実施例を説明する。図1は、本実施例のネットワークシステム10の構成を簡単に示す。ネットワークシステム10は、PC20とキーワードサーバ40と多機能機60とインターネット2等を備える。PC20とキーワードサーバ40と多機能機60は、それぞれ別体に構成されている。PC20とキーワードサーバ40と多機能機60は、HUBやルータ等を介してLANもしくはWANに接続されており、相互に通信可能である。インターネット2上には、複数の検索エンジン4,6等が存在する。
(PCの構成)
図2は、PC20の構成を示す。PC20は、モニタ22と操作装置24とハードディスク26と制御装置30とネットワークインターフェイス32を有する。モニタ22は、様々な情報を表示することができる。操作装置24は、ユーザによって操作されるキーボードとマウスを有する。ユーザは、操作装置24を操作することによって、様々な情報や指示をPC20に入力することができる。ハードディスク26は、様々な情報を記憶することができる。本実施例のハードディスク26は、検索エンジンリスト28を記憶することができる。検索エンジンリスト28は、検索エンジン4,6等のURLを含んでいる。検索エンジンリスト28は、ユーザによって設定されたものである。制御装置30は、予め設定されているプログラムに従って様々な処理を実行し、PC20の動作を統括的に制御する。制御装置30が実行する処理の内容は、後で詳しく説明する。ネットワークインターフェイス32には、ネットワークケーブル12が接続されている。図1に示されるように、ネットワークケーブル12は、HUBやルータ等を介してインターネット2に接続されている。PC20は、ネットワークインターフェイス32を介してインターネット通信を実行することが可能である。また、ネットワークケーブル12は、HUBやルータ等を介してキーワードサーバ40に接続されている。PC20は、ネットワークインターフェイス32を介してキーワードサーバ40と通信可能である。
(キーワードサーバの構成)
図3は、キーワードサーバ40の構成を示す。キーワードサーバ40は、キーワードデータベース42と制御装置44とネットワークインターフェイス46を有する。図4は、キーワードデータベース42の記憶内容の一例を示す。キーワードデータベース42は、検索エンジンの種類50とキーワード52とを対応づけて記憶することができる。検索エンジンの種類50は、検索エンジンのURL(Uniform Resource Locator)によって特定される。キーワードデータベース42にどのようにして情報が記憶されるのかについては、後で詳しく説明する。制御装置44は、予め設定されているプログラムに従って様々な処理を実行し、キーワードサーバ40の動作を統括的に制御する。制御装置44が実行する処理の内容は、後で詳しく説明する。ネットワークインターフェイス46には、ネットワークケーブル12が接続されている。図1に示されるように、ネットワークケーブル12は、HUBやルータ等を介してPC20に接続されている。キーワードサーバ40は、ネットワークインターフェイス46を介してPC20と通信可能である。また、ネットワークケーブル12は、HUBやルータ等を介して多機能機60に接続されている。キーワードサーバ40は、ネットワークインターフェイス46を介して多機能機60と通信可能である。
(多機能機の構成)
図5は、多機能機60の構成を示す。多機能機60は、表示装置62と操作装置64と印刷装置66と記憶装置68と制御装置70とネットワークインターフェイス72を有する。表示装置62は、様々な情報を表示することができる。操作装置64は、ユーザによって操作される複数のキー(テンキー、スタートキー、キャンセルキー、検索ボタン等)を有する。操作装置64は、キーボードやマウスによって構成されるものではない。ユーザは、操作装置64を操作することによって、様々な情報や指示を多機能機60に入力することができる。印刷装置60は、印刷データに基づいて印刷媒体に印刷することができる。印刷データは、多機能機60の外部(例えばインターネット2)から送られてくるものであってもよい。また、印刷データは、多機能機60が備えている図示省略のスキャナによって生成されたものであってもよい。記憶装置68は、様々な情報を記憶することができる。記憶装置68に記憶される情報の内容については、必要に応じて後で説明する。制御装置70は、予め設定されているプログラムに従って様々な処理を実行し、多機能機60の動作を統括的に制御する。制御装置70が実行する処理の内容は、後で詳しく説明する。ネットワークインターフェイス72には、ネットワークケーブル12が接続されている。図1に示されるように、ネットワークケーブル12は、HUBやルータ等を介してキーワードサーバ40に接続されている。多機能機60は、ネットワークインターフェイス72を介してキーワードサーバ40と通信可能である。また、ネットワークケーブル12は、HUBやルータ等を介してインターネット2に接続されている。多機能機60は、ネットワークインターフェイス72を介してインターネット通信を実行することが可能である。
(各デバイスの処理の概要)
続いて、上記の各デバイス20,40,60が実行する処理の概要を説明する。図6は、各デバイス20,40,60が実行する処理のタイムチャートを示す。ユーザは、PC20の操作装置24(図2参照)を操作することによって、検索エンジン(例えば検索エンジン4(図1参照))を選択することができる。また、ユーザは、所望のキーワードをPC20に入力することができる。PC20は、ユーザによって入力されたキーワードを選択された検索エンジンに送信して検索結果を取得する検索処理を実行することができる。PC20は、検索処理を実行した場合に、キーワード登録要求(A1)をキーワードサーバ40に送信する。次いで、PC20は、検索処理が実行された検索エンジンとキーワードをキーワードサーバ40に送信する(A2)。これにより、キーワードサーバ40は、検索エンジンとキーワードを対応づけてキーワードデータベース42(図4参照)に記憶することができる。
ユーザは、多機能機60の操作装置64(図5参照)を操作することによって、検索エンジンを選択することができる。また、ユーザは、所望のキーワードを構成する先頭のテキスト(少なくとも1文字)を多機能機60に入力することができる。多機能機60は、テキストが入力された場合に、キーワード送信要求(B1)をキーワードサーバ40に送信する。次いで、多機能機60は、選択された検索エンジンと入力されたテキストをキーワードサーバ40に送信する(B2)。キーワードサーバ40は、多機能機60から送信された検索エンジンとテキストをキーとしてキーワードデータベース42を検索することによって、キーワード群を特定する。キーワードサーバ40は、特定されたキーワード群を多機能機60に送信する(B3)。多機能機60は、キーワードサーバ40から送信されたキーワード群を表示することができる。ユーザは、操作装置64を操作することによって、表示されているキーワード群の中から1つのキーワードを選択することができる。この場合、多機能機60は、ユーザによって選択されたキーワードを選択された検索エンジンに送信して検索結果を取得する検索処理を実行することができる。
(PCが実行する処理)
続いて、PC20が実行する処理の内容を詳しく説明する。図7は、PC20が実行するキーワード収集処理のフローチャートを示す。上述したように、PC20のハードディスク26は、検索エンジンリスト28(図2参照)を記憶している。検索エンジンリスト28は、複数の検索エンジンのURLを含んでいる。ユーザは、操作装置24を操作することによって、インターネット2上のいずれかの検索エンジンにアクセスすることができる。PC20の制御装置30は、検索エンジンリスト28に含まれるいずれかのURL(検索エンジン)にユーザがアクセスすることを監視している(S10)。いずれかのURLにユーザがアクセスした場合、制御装置30は、S12でYESと判断する。この場合、制御装置30は、アクセスされたURL(検索エンジン)をハードディスク26に一時的に記憶させる(S14)。
ユーザは、操作装置24を操作することによって、所望のキーワードを入力することができる。制御装置30は、ユーザによってキーワードが入力されることを監視している(S16)。キーワードが入力されずに検索エンジンに対するアクセスが終了した場合、制御装置30は、S16でNOと判断する。この場合、制御装置30は、S10に戻って検索エンジンに対するアクセスを監視する。一方において、キーワードが入力された場合、制御装置30は、S16でYESと判断する。この場合、制御装置30は、入力されたキーワードを現在アクセスしている検索エンジンに送信して検索結果を取得する検索処理を実行する(S18)。フローチャートでは図示省略しているが、制御装置30は、S18の検索処理で取得された検索結果をモニタ22(図2参照)に表示することができる。
制御装置30は、検索処理が実行されたキーワードをハードディスク26に一時的に記憶させる(S20)。次いで、制御装置30は、キーワード登録要求をキーワードサーバ40に送信する(S22(図6のA1参照))。続いて、制御装置30は、S14で記憶された検索エンジンとS20で記憶されたキーワードをキーワードサーバ40に送信する(S24(図6のA2参照))。これにより、キーワード収集処理が終了する。
(キーワードサーバが実行する処理)
(メイン処理)
続いて、キーワードサーバ40が実行する処理の内容を詳しく説明する。図8は、キーワードサーバ40が実行するメイン処理のフローチャートを示す。キーワードサーバ40の制御装置44(図3参照)は、PC20から送信されたキーワード登録要求(図6のA1、図7のS22参照)を受信したのか否かを監視している(S30)。ここでYESの場合、制御装置44は、キーワード登録処理を実行する(S32)。キーワード登録処理の内容は、後で詳しく説明する。また、制御装置44は、多機能機60から送信されたキーワード送信要求(図6のB1、後述する図12のS106参照)を受信したのか否かを監視している(S34)。ここでYESの場合、制御装置44は、キーワード送信処理を実行する(S36)。キーワード送信処理の内容は、後で詳しく説明する。
(キーワード登録処理)
図9は、図8のS32のキーワード登録処理のフローチャートを示す。制御装置44は、PC20から送信された検索エンジンのURLとキーワード(図6のA2、図7のS24参照)を受信する(S40)。制御装置44は、S40で受信された検索エンジンのURLがキーワードデータベース42(図3参照)に存在するのか否かを判断する(S42)。ここでNOの場合、制御装置44は、S40で受信された検索エンジンのURLをキーワードデータベース42に記憶させる(S44)。S44を終えると、S48に進む。一方において、S42でYESの場合、制御装置44は、S40で受信された検索エンジンのURLとS40で受信されたキーワードとが対応づけられた情報がキーワードデータベース42に存在するのか否かを判断する(S46)。ここでYESの場合、キーワード登録処理を終了する。一方において、S46でNOの場合、S48に進む。
S48では、制御装置44は、S40で受信された検索エンジンのURLとS40で受信されたキーワードとを対応づけてキーワードデータベース42に記憶させる。例えば、S44を経てS48が実行される場合、制御装置44は、S44で新たに記憶された検索エンジンのURLに対応づけて、S40で受信されたキーワードを記憶させる。一方において、S46を経てS48が実行される場合、制御装置44は、キーワードデータベース42に記憶されているURL(S40で受信された検索エンジンのURL)に対応づけて、S40で受信されたキーワードを記憶させる。S48を終えると、キーワード登録処理が終了する。
(キーワード送信処理)
図10は、図8のS36のキーワード送信処理のフローチャートを示す。制御装置44は、多機能機60から送信された検索エンジンのURLとテキスト(図6のB2、後述する図12のS108参照)を受信する(S60)。制御装置44は、S60で受信された検索エンジンのURLがキーワードデータベース42に存在するのか否かを判断する(S62)。ここでNOの場合、キーワード送信処理が終了する。一方において、S62でYESの場合、制御装置44は、S60で受信された検索エンジンのURLとS60で受信されたテキストとをキーとしてキーワードデータベース42を検索することによって、当該検索エンジンのURLに対応づけられていて当該テキストを含むキーワード群を特定する(S64)。なお、制御装置44は、S64の処理において、S60で受信されたテキストに前方一致するキーワード群を特定する。例えば、S60で受信されたテキストが「a」である場合、制御装置44は、「a」が先頭に配置されているキーワード群を特定する。
続いて、制御装置44は、S64で特定されたキーワード群からキーワード候補情報を生成する(S66)。例えば、制御装置44は、S64で特定されたキーワード群を多機能機60において表示可能なデータ形式に変換する。また、例えば、制御装置44は、S64で特定されたキーワードの数が所定数を越える場合に、所定数のキーワードのみによって候補情報を生成してもよい。次いで、制御装置44は、S66で生成された候補情報(キーワード群)を多機能機60に送信する(S68(図6のB3参照))。これにより、キーワード送信処理が終了する。
(多機能機が実行する処理)
(メイン処理)
続いて、多機能機60が実行する処理の内容を詳しく説明する。図11は、多機能機60が実行するメイン処理のフローチャートを示す。多機能機60の操作装置64(図5参照)は、検索ボタンを有する。ユーザは、検索ボタンを操作することができる。多機能機60の制御装置70(図5参照)は、検索ボタンが押されることを監視している(S80)。ここでYESの場合、制御装置70は、キーワード入力処理(S82)と検索情報取得処理(S84)を実行する。これらの処理の内容は、後で詳しく説明する。一方において、検索ボタン以外のキーが操作された場合、制御装置70は、S80でNOと判断する。この場合、制御装置70は、操作されたキーの種類に応じて他の処理を実行する(S86)。
(キーワード入力処理)
図12は、図11のS82のキーワード入力処理のフローチャートを示す。上記のS80で検索ボタンが操作されると、制御装置70は、検索エンジンのリストを表示装置62(図5参照)に表示させる。図14は、検索エンジンのリストの表示例を示す。なお、図14では、各検索エンジンのURLが表示されているが、その代わりに各検索エンジンの名称が表示されてもよい。ユーザは、操作装置64を操作することによって、カーソル80を上下に移動させることができる。これにより、ユーザは、1つの検索エンジンを選択することができる。制御装置70は、ユーザによって検索エンジンが選択されるまで待機する(S100)。検索エンジンが選択されると、制御装置70は、図15に例示される画面を表示装置62に表示させる。ユーザは、操作装置64(例えばテンキー)を操作することによって、所望のキーワードを構成する先頭のテキストを入力することができる。制御装置70は、ユーザによってテキストが入力されるまで待機する(又は後述するスタートキーが操作されるまで待機する)(S102)。ユーザによってテキストが入力されると、制御装置70は、S104においてテキストが入力されたと判断する。この場合、S106に進む。
S106では、制御装置70は、キーワード送信要求をキーワードサーバ40に送信する(図6のB1参照)。続いて、制御装置70は、S100で選択された検索エンジンとS102で入力されたテキストをキーワードサーバ40に送信する(S108(図6のB2参照))。この結果、キーワードサーバ40からキーワード候補情報(図10のS68参照)が多機能機60に送信されることになる。多機能機60は、キーワード候補情報を受信する(S110)。制御装置70は、S110で受信されたキーワード候補情報を表示装置62に表示させる。図15には、S102において「け」が入力された場合のキーワード候補情報92の一例が示されている。ユーザは、操作装置64を操作することによって、カーソル94を上下に移動させることができる。これにより、ユーザは、1つのキーワードを選択することができる。ユーザによってキーワードが選択されなかった場合、制御装置70は、S114でNOと判断する。この場合、制御装置70は、S102に戻ってユーザの入力を監視する。ユーザは、操作装置64を操作することによって、「け」に続くテキストを入力することができる。例えば、ユーザは、「けん」と入力することができる。この場合、制御装置70は、S108で「けん」という2文字のテキストをキーワードサーバ40に送信する。多機能機60は、キーワードサーバ40から送信された新たなキーワード候補情報(「けん」という2文字のテキストを含むキーワード群)を受信し(S110)、その新たなキーワード候補情報を表示する(S112)。
一方において、S114においてユーザによって1つのキーワードが選択された場合、S116に進む。S116では、制御装置70は、選択されたキーワードを記憶装置68(図5参照)に一時的に記憶させる。図16は、キーワードが選択された場合の表示例を示す。ユーザは、この表示を見ることによって、自身が選択(入力)したキーワード100を認識することができる。この状態において、ユーザは、操作装置64のスタートキーを操作することができる。この場合、制御装置70は、S104でYESと判断してS118に進む。S118では、制御装置70は、ユーザによって入力されたキーワード(S116で記憶されたキーワード)をカレントキーワードとして記憶する。これにより、キーワード入力処理が終了する。
(検索情報取得処理)
図13は、図11のS84の検索情報取得処理のフローチャートを示す。検索情報取得処理は、図12のS118に続いて実行される。制御装置70は、S118で記憶されたカレントキーワードを図12のS100で選択された検索エンジンに送信する。制御装置70は、検索エンジンの検索結果を取得して表示する(S132)。図17は、検索結果の表示例を示す。図17は、「検索」というカレントキーワードについての検索結果を示す。表示装置62には、「検索」というキーワードを含む複数のサイトのリスト102が表示される。図13のフローチャートでは図示省略しているが、ユーザは、操作装置64のスタートキーを操作することによって、リスト102を印刷することができる。この場合、ユーザは、印刷媒体に印刷されたリスト102を見ることができる。また、ユーザは、操作装置64を操作することによって、カーソル104を上下に移動させることができる。これにより、ユーザは、1つのサイトを選択することができる。この場合、制御装置70は、選択されたサイトを表示する(S134)。フローチャートでは図示省略しているが、ユーザは、操作装置64のスタートキーを操作することによって、選択されたサイトを印刷することができる。なお、制御装置70は、ユーザによって1つのサイトが選択された場合に、そのサイトを自動的に印刷するようにしてもよい。S134でサイトを表示(又は印刷)すると、検索情報取得処理が終了する。
第1実施例のネットワークシステム10について詳しく説明した。このシステム10では、PC20において検索されたキーワード群がキーワードサーバ40に蓄積される。ユーザは、所望のキーワードを構成するテキストを多機能機60に入力することができる。このテキストに前方一致するキーワードがキーワードサーバ40によって特定される。多機能機60は、キーワードサーバ40によって特定されたキーワードについて検索処理を実行することができる。ユーザは、PC20において検索されたキーワードについて多機能機60において再び検索する際に、そのキーワードを構成する全てのテキストを入力する必要がない。このシステム10は、多機能機60にユーザがキーワードを入力する作業をアシストすることができる。このために、多機能機60のようなキーボードを備えていないデバイスにユーザがキーワードを入力する作業の負担を軽減させることができる。
また、ユーザは、多機能機60において所望の検索エンジンを利用して検索を実行することができる。非常に便利である。特に、キーワードサーバ40は、PC20において検索処理が実行された検索エンジンの種類とキーワードとを対応づけて記憶する。キーワードサーバ40は、多機能機60において選択された検索エンジンの種類に対応づけられているキーワード群からキーワード候補情報を作成することができる。このシステム10によると、多機能機60において選択された検索エンジンの種類に応じてキーワード候補情報を絞り込むことができる。多機能機60にユーザがキーワードを入力する作業を強力にアシストすることができる。
(第2実施例)
続いて、本発明の第2実施例を説明する。ここでは、第1実施例と異なる点を説明する。本実施例は、多機能機60が実行する処理の内容が第1実施例と異なる。本実施例の多機能機60の記憶装置68(図5参照)は、フラグ(ON又はOFF)と、前回に検索処理が実行された検索エンジンのURL(以下では「前回検索エンジン」と呼ぶ)とを記憶することができる。これらの情報がどのようにして記憶されて利用されるのかについて、以下で詳しく説明する。
(多機能機が実行する処理)
(メイン処理)
図18は、本実施例の多機能機60が実行するメイン処理のフローチャートを示す。多機能機60の電源がONされると、制御装置70は、記憶装置68に記憶されているフラグをOFFに設定するとともに前回検索エンジンをクリアする(S170)。制御装置70は、操作装置64の検索ボタンが押されることを監視している(S180)。ここでYESの場合、制御装置70は、キーワード入力処理(S182)と検索情報取得処理(S184)を実行する。一方において、検索ボタン以外のキーが操作された場合、制御装置70は、S180でNOと判断する。この場合、制御装置70は、操作されたキーの種類に応じて他の処理を実行する(S186)。
(キーワード入力処理)
図19は、図18のS182のキーワード入力処理のフローチャートを示す。制御装置70は、ユーザによって検索エンジンが選択されるまで待機する(S200)。検索エンジンが選択されると、制御装置70は、選択された検索エンジンが記憶装置68に記憶されている前回検索エンジンに一致するのか否かを判断する(S201)。ここでYESの場合、S202に進む。S202からS216の処理は、第1実施例(図12のS102からS116の処理)と同様である。このために、S202からS216についての説明を省略する。また、S204においてスタートキーが操作された場合にカレントキーワードが記憶される点も、第1実施例(図12のS118)と同様である。このカレントキーワードについて検索処理が実行される点(図20のS230,S232)も、第1実施例(図13のS130,S132)と同様である。
S201でNOの場合、制御装置70は、記憶装置68に記憶されているフラグがONであるのか否かを判断する(S220)。ここでNOの場合、S202に進む。一方において、S220でYESの場合、記憶装置68に記憶されているカレントキーワードを表示する(S222)。ここで表示されるキーワードは、S224で記憶されて前回に検索処理(図20のS230,S232)が実行されたものである。S222を終えると、S214に進む。ユーザは、表示されているカレントキーワードを選択し(S214でYES)、スタートキーを操作することができる(S204で「スタートキー」)。この場合、制御装置70は、S214で選択されたカレントキーワードを再びカレントキーワードとして記憶する(S224)。このカレントキーワードを利用して次に説明する検索情報取得処理が実行されることになる。
(検索情報取得処理)
図20は、図18のS184の検索情報取得処理のフローチャートを示す。S230とS232の処理は、第1実施例(図13のS130とS132)と同様である。S234では、制御装置70は、S232で表示されたサイトのリストから1つのサイトがユーザによって選択されたのか否かを判断する。ここでYESの場合、制御装置70は、選択されたサイトを表示(又は印刷)する(S236)。続いて、制御装置70は、記憶装置68に記憶されているフラグをOFFに設定する(S238)。一方において、S234でNOの場合、制御装置70は、現在の検索エンジンのURL(S200で選択された検索エンジンのURL)を記憶装置68に記憶する(S240)。これにより、前回検索エンジンが記憶装置68に記憶されることになる。次いで、制御装置70は、記憶装置68に記憶されているフラグをONに設定する(S242)。S238又はS242を終えると、検索情報取得処理が終了する。
例えば、多機能機60において第1検索エンジンを利用して検索された場合の検索結果が、ユーザが望むものではないことがある。この場合、ユーザは、検索結果のサイトのリストの中からサイトを選択しない(S234でNO)。この場合、多機能機60は、第1検索エンジンのURL(前回検索エンジン)を記憶し(S240)、フラグをONに設定する(S242)。この状況において、ユーザは、検索エンジンを変えて同じキーワードについて検索するために、第2検索エンジンを選択することができる(S200)。この場合、S201でNOと判断され、S220でYESと判断される。これにより、前回に検索処理が実行されたキーワード(カレントキーワード)が表示される(S222)。ユーザは、表示されているカレントキーワードを選択することができる(S214)。この結果、多機能機60は、同じキーワードについて第2検索エンジンを利用して検索処理を実行することになる(S230,S232)。本実施例では、多機能機60において同じキーワードについて検索エンジンを変えて再び検索する際に、ユーザがキーワードを再び入力する必要がない。ユーザがキーワードを入力する作業の負担を大幅に軽減することができる。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示にすぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。上記した実施例の変形例を以下に列挙する。
(変形例1)上記の各実施例では、キーワードサーバ40が、PC20と別体に構成されているとともに、多機能機60と別体に構成されている。しかしながら、キーワードサーバは、多機能機に内蔵されていてもよい。この場合、図21の構成を採用することができる。即ち、多機能機160は、第1実施例の場合と同様の構成の各装置162,164,166,168,170,172に加えて、キーワードデータベース142を有する。多機能機160は、第1実施例のPC20と同様の構成を有するPC120にネットワークケーブル112を介して接続されている。また、多機能機160は、ネットワークケーブル112を介してインターネット2に接続されている。PC120は、ネットワークケーブル112を介してインターネット2に接続されている。
キーワードデータベース142は、PC120において検索処理が実行されたキーワードと検索エンジンを対応づけて記憶する。制御装置170は、操作装置164において選択された検索エンジンと入力されたテキストとをキーとしてキーワードデータベース142を検索することによって、キーワード群(キーワード候補情報)を特定することができる。制御装置170は、キーワード候補情報を表示装置162に表示させる。ユーザは、表示装置162に表示されているキーワード候補情報の中から1つのキーワードを選択することができる。これにより、制御装置170は、選択されたキーワードを選択された検索エンジンに送信して検索結果を取得する検索処理を実行することができる。また、本変形例の構成を利用して第2実施例の各処理を実行することもできる。本変形例のPC120や多機能機160によって実行される各処理は、上記した第1実施例や第2実施例の各フローチャート(図7〜図13、図18〜図20)に若干の変更を加えることによって実現することができる。
(変形例2)キーワードサーバは、PCに内蔵されていてもよい。この場合、PCがキーワードデータベースを有することになる。本変形例のPCや多機能機によって実行される各処理は、上記した第1実施例や第2実施例の各フローチャート(図7〜図13、図18〜図20)に若干の変更を加えることによって実現することができる。
(変形例3)PC20以外のデバイスを利用してシステムを構成することができる。例えば、PC20の代わりに多機能機を利用してシステムを構成してもよい。この場合、2つの多機能機とキーワードサーバによってシステムが構成されることになる。また、多機能機60以外のデバイスを利用してシステムを構成することができる。例えば、多機能機60の代わりにPCを利用してシステムを構成してもよい。この場合、2つのPCとキーワードサーバによってシステムが構成されることになる。
(変形例4)上記の各実施例は、インターネット上の検索エンジンを利用している。しかしながら、上記の各実施例は、インターネット上の検索エンジンを必ずしも利用する必要はなく、LAN上の検索エンジンを利用してもよい。即ち、各実施例に記載されている技術は、インターネットに接続されておらずLANのみによって構成されるシステムにおいても実現することができる。
また、本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成するものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
実施例のネットワークシステムの概略図を示す。 PCの構成を示す。 キーワードサーバの構成を示す。 キーワードデータベースの記憶内容の一例を示す。 多機能機の構成を示す。 各デバイスが実行する処理のタイムチャートを示す。 PCのキーワード収集処理のフローチャートを示す。 キーワードサーバのメイン処理のフローチャートを示す。 キーワードサーバのキーワード登録処理のフローチャートを示す。 キーワードサーバのキーワード送信処理のフローチャートを示す。 多機能機のメイン処理のフローチャートを示す。 多機能機のキーワード入力処理のフローチャートを示す。 多機能機の検索情報取得処理のフローチャートを示す。 検索エンジンを選択するための画面の例を示す。 キーワードを入力するための画面の例を示す。 入力されたキーワードを表示する画面の例を示す。 検索結果を表示する画面の例を示す。 多機能機のメイン処理のフローチャートを示す(第2実施例)。 多機能機のキーワード入力処理のフローチャートを示す(第2実施例)。 多機能機の検索情報取得処理のフローチャートを示す(第2実施例)。 変形例の構成を示す。
符号の説明
2:インターネット
4,6:検索エンジン
10:ネットワークシステム
20:PC
40:キーワードサーバ
60:多機能機

Claims (11)

  1. 第1通信装置と、第1通信装置と別体に構成されている第2通信装置と、キーワードサーバとを備えるネットワークシステムであり、
    第1通信装置は、
    キーワードを入力することを許容する第1入力許容装置と、
    第1入力許容装置に入力されたキーワードをネットワーク上の検索エンジンに送信して検索結果を取得する検索処理を実行することが可能である第1検索処理実行装置を有し、
    キーワードサーバは、
    第1通信装置によって検索処理が実行されたキーワードを累積して記憶するキーワードデータベースと、
    第2通信装置に入力された文字をキーとしてキーワードデータベースを検索することによって、当該文字を含むキーワードを特定するキーワード特定装置を有し、
    第2通信装置は、
    少なくとも1つの文字を入力することを許容する第2入力許容装置と、
    キーワードサーバによって特定されたキーワードをネットワーク上の検索エンジンに送信して検索結果を取得する検索処理を実行することが可能である第2検索処理実行装置を有する
    ネットワークシステム。
  2. 第2入力許容装置は、検索エンジンの種類を選択することを許容し、
    第2検索処理実行装置は、キーワードサーバによって特定されたキーワードを、第2入力許容装置において選択された検索エンジンに送信して検索結果を取得する検索処理を実行することが可能である
    ことを特徴とする請求項1のネットワークシステム。
  3. キーワードデータベースは、第1通信装置によって検索処理が実行されたキーワードと、そのキーワードの送信先の検索エンジンの種類とを対応づけて記憶し、
    キーワード特定装置は、第2通信装置に入力された文字と、第2通信装置において選択された検索エンジンの種類とをキーとしてキーワードデータベースを検索することによって、当該文字を含むとともに当該検索エンジンの種類に対応づけられているキーワードを特定する
    ことを特徴とする請求項2のネットワークシステム。
  4. 第2通信装置は、第2検索処理実行装置によって前回に検索処理が実行されたキーワードを記憶する前回キーワード記憶装置と、第2検索処理実行装置によって前回に検索処理が実行されたキーワードの送信先の検索エンジンの種類を記憶する前回検索エンジン記憶装置とをさらに有し、
    第2検索処理実行装置は、第2入力許容装置において今回に選択された検索エンジンの種類が前回検索エンジン記憶装置に記憶されている検索エンジンの種類と異なる場合に、前回キーワード記憶装置に記憶されているキーワードを今回に選択された検索エンジンに送信して検索結果を取得する検索処理を実行することが可能である
    ことを特徴とする請求項2又は3のネットワークシステム。
  5. キーワード特定装置は、第2通信装置に入力された文字をキーとしてキーワードデータベースを検索することによって、当該文字を含むキーワード群を特定し、
    第2通信装置は、キーワードサーバによって特定されたキーワード群を表示する表示装置をさらに有し、
    第2入力許容装置は、表示装置に表示されたキーワード群の中から1つのキーワードを選択することを許容し、
    第2検索処理実行装置は、第2入力許容装置において選択されたキーワードをネットワーク上の検索エンジンに送信して検索結果を取得する検索処理を実行する
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれかのネットワークシステム。
  6. 第2通信装置は、第2検索処理実行装置によって取得された検索結果を印刷することが可能である印刷装置を有するプリンタである
    ことを特徴とする請求項1から5のいずれかのネットワークシステム。
  7. キーワードサーバは、第1通信装置と別体に構成されているとともに、第2通信装置と別体に構成されている
    ことを特徴とする請求項1から6のいずれかのネットワークシステム。
  8. 別の通信装置によって検索処理が実行されたキーワードを累積して記憶するキーワードサーバに接続される通信装置であり、
    少なくとも1つの文字を入力することを許容する入力許容装置と、
    入力許容装置に入力された文字を含むキーワードをキーワードサーバから取得するキーワード取得装置と、
    キーワード取得装置によって取得されたキーワードをネットワーク上の検索エンジンに送信して検索結果を取得する検索処理を実行することが可能である検索処理実行装置と
    を備える通信装置。
  9. 別の通信装置によって検索処理が実行されたキーワードを累積して記憶するキーワードサーバに接続される通信装置のためのコンピュータプログラムであり、
    そのコンピュータプログラムは、前記通信装置に搭載されるコンピュータに、以下の各処理、即ち、
    前記通信装置に入力された文字を含むキーワードをキーワードサーバから取得するキーワード取得処理と、
    キーワード取得処理で取得されたキーワードをネットワーク上の検索エンジンに送信して検索結果を取得する検索処理と
    を実行させることを特徴とするコンピュータプログラム。
  10. 別の通信装置に接続される通信装置であり、
    別の通信装置によって検索処理が実行されたキーワードを累積して記憶するキーワードデータベースと、
    少なくとも1つの文字を入力することを許容する入力許容装置と、
    入力許容装置に入力された文字をキーとしてキーワードデータベースを検索することによって、当該文字を含むキーワードを特定するキーワード特定装置と、
    キーワード特定装置によって特定されたキーワードをネットワーク上の検索エンジンに送信して検索結果を取得する検索処理を実行することが可能である検索処理実行装置と
    を備える通信装置。
  11. 別の通信装置に接続される通信装置のためのコンピュータプログラムであり、
    そのコンピュータプログラムは、前記通信装置に搭載されるコンピュータに、以下の各処理、即ち、
    別の通信装置によって検索処理が実行されたキーワードを所定の記憶領域に累積して記憶させるキーワード記憶処理と、
    前記通信装置に入力された文字をキーとして前記所定の記憶領域を検索することによって、当該文字を含むキーワードを特定するキーワード特定処理と、
    キーワード特定処理で特定されたキーワードをネットワーク上の検索エンジンに送信して検索結果を取得する検索処理と
    を実行させることを特徴とするコンピュータプログラム。
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