JP2008215134A - 発電システムの制御方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】発電システム1は、発電機11を商用電源100と系統連系させたときに、発電機11に負荷101が加えられるよう構成してある。発電システム1を始動する際には、電磁弁62を閉じて主燃料ガスF1を用いた運転を開始するステップと、電磁弁62を開けてガスエンジン2への副燃料ガスF2の供給を開始して、2燃料混焼運転を開始するステップと、発電機11の商用電源100との系統連系を開始するステップとを順次行う。発電システム1を停止する際には、発電機11の商用電源100との系統連系を遮断するステップと、電磁弁62を閉じてガスエンジン2への副燃料ガスF2の供給を遮断するステップとを順次行う。
【選択図】図1
Description
また、上記2種類の燃料を混合して燃焼を行うガスエンジンにおいては、都市ガス等の主燃料ガスを用いて運転を開始し、ガスエンジンの出力が安定した後に、バイオガス等の副燃料ガスの投入を開始している。
そのため、ガスエンジンの出力が著しく不安定になるおそれがあり、ひいてはガスエンジンの耐久性に悪影響を与えるおそれがある。
該ガスエンジンの出力によって作動させる発電機と、
燃焼用空気が供給される空気配管と、
バイオガス等の副燃料ガスが供給される副燃料配管と、
該副燃料配管に設けた電磁弁と、
該電磁弁が閉じているときには、上記空気配管から流入する上記燃焼用空気を通過させる一方、上記電磁弁が開いているときには、上記空気配管から流入する上記燃焼用空気に、上記副燃料配管から流入する上記副燃料ガスを混合して、第1混合気を作り出す第1ミキサーと、
主燃料ガスが供給される主燃料配管と、
該主燃料配管に設けたスロットルバルブと、
上記第1ミキサーから流入する上記燃焼用空気又は上記第1混合気に、上記主燃料配管から上記スロットルバルブによる流量調整後の上記主燃料ガスを混合して、第2混合気を作り出す第2ミキサーと、
上記ガスエンジンからの排ガスを利用し、上記第2ミキサーから流入する上記第2混合気を圧縮して、圧縮混合気を作り出す過給機と、
該過給機から流入する上記圧縮混合気を、上記複数の気筒へ分岐させて供給する吸気マニホールドと、
上記発電機の発電出力が目標出力になるよう上記スロットルバルブの開度を調整する制御コンピュータとを有しており、
上記発電機の発電出力を商用電源と系統連系させたときに、当該発電機に負荷が加えられるよう構成した発電システムの制御方法であって、
該発電システムを始動する際には、上記電磁弁を閉じて上記主燃料ガスを用いた主燃料単独運転を開始する始動ステップと、上記電磁弁を開けて上記ガスエンジンへの上記副燃料ガスの供給を開始して、上記主燃料ガスと上記副燃料ガスとを用いた2燃料混焼運転を開始する副燃料供給開始ステップと、上記発電機の上記商用電源との系統連系を開始する系統連系開始ステップとを順次行い、
上記発電システムを停止する際には、上記発電機の上記商用電源との系統連系を遮断する系統連系遮断ステップと、上記電磁弁を閉じて上記ガスエンジンへの上記副燃料ガスの供給を遮断する副燃料供給遮断ステップとを順次行うことを特徴とする発電システムの制御方法にある(請求項1)。
本発明の発電システムを始動する際には、始動ステップとして、電磁弁を閉じて主燃料ガスを用いた主燃料単独運転を開始する。この主燃料単独運転は、ガスエンジン(及び発電機)の回転速度が商用電源の周波数(50Hz又は60Hz)と同期する略一定の回転速度になるまで行うことができる。
また、副燃料ガスの供給を開始したときには、ガスエンジン(及び発電機)の回転速度が瞬時に上昇し、第1ミキサーへの燃焼用空気の吸込量が増加するため、空気比が小さくなる(ガスリッチになる)ことが緩和される。なお、このときには、ガスエンジンも無負荷状態にあり、ガスエンジンの回転速度は素早く略一定の回転速度に復帰することができる。
具体的には、この負荷追従運転を行う際には、第1ミキサーにおいて、燃焼用空気と副燃料ガスとの第1混合気が作り出され、第2ミキサーにおいて、第1混合気と主燃料ガスとの第2混合気が作り出される。次いで、過給機において、第2混合気が圧縮されて圧縮混合気が作り出され、この圧縮混合気が吸気マニホールドを経由してガスエンジンにおける複数の気筒に供給される。そして、制御コンピュータによってスロットルバルブの開度を調整して、ガスエンジンへの主燃料ガスの供給流量を調整することにより、発電機を目標出力で作動させることができる。
また、本発明においては、スロットルバルブ以外に開度を制御するバルブを用いる必要がなく、発電システムの機械的及び電気的構造が簡単であり、その制御が容易である。
該ガスエンジンの出力によって作動させる発電機と、
燃焼用空気が供給される空気配管と、
主燃料ガスが供給される主燃料配管と、
該主燃料配管に設けたスロットルバルブと、
上記空気配管から流入する上記燃焼用空気に、上記主燃料配管から上記スロットルバルブによる流量調整後の上記主燃料ガスを混合して、第1混合気を作り出す第1ミキサーと、
バイオガス等の副燃料ガスが供給される副燃料配管と、
該副燃料配管に設けた電磁弁と、
該電磁弁が閉じているときには、上記第1ミキサーから流入する上記第1混合気を通過させる一方、上記電磁弁が開いているときには、上記第1ミキサーから流入する上記第1混合気に、上記副燃料配管から流入する上記副燃料ガスを混合して、第2混合気を作り出す第2ミキサーと、
上記ガスエンジンからの排ガスを利用し、上記第2ミキサーから流入する上記第2混合気を圧縮して、圧縮混合気を作り出す過給機と、
該過給機から流入する上記圧縮混合気を、上記複数の気筒へ分岐させて供給する吸気マニホールドと、
上記発電機の発電出力が目標出力になるよう上記スロットルバルブの開度を調整する制御コンピュータとを有しており、
上記発電機の発電出力を商用電源と系統連系させたときに、当該発電機に負荷が加えられるよう構成した発電システムの制御方法であって、
該発電システムを始動する際には、上記電磁弁を閉じて上記主燃料ガスを用いた主燃料単独運転を開始する始動ステップと、上記電磁弁を開けて上記ガスエンジンへの上記副燃料ガスの供給を開始して、上記主燃料ガスと上記副燃料ガスとを用いた2燃料混焼運転を開始する副燃料供給開始ステップと、上記発電機の上記商用電源との系統連系を開始する系統連系開始ステップとを順次行い、
上記発電システムを停止する際には、上記発電機の上記商用電源との系統連系を遮断する系統連系遮断ステップと、上記電磁弁を閉じて上記ガスエンジンへの上記副燃料ガスの供給を遮断する副燃料供給遮断ステップとを順次行うことを特徴とする発電システムの制御方法にある(請求項3)。
そして、本発明は、上記第1の発明に対して、主燃料ガスと副燃料ガスとの混合順序に関する構成が異なる以外は、第1の発明と同様である。
それ故、本発明の発電システムの制御方法によっても、主燃料ガスと副燃料ガスとを用いてガスエンジンを運転し、発電機を商用電源と系統連系させる場合に、特別な制御を行うことなく、ガスエンジンを安定して運転することができる。
第1、第2の発明において、上記主燃料ガスとしては、メタン等を含有する都市ガス(13A等)を用いることができる。また、上記副燃料ガスとしては、有機性廃棄物(家畜糞尿、生ゴミ、有機性残さ、下水汚泥等)を発酵させて生成したバイオガス、木質系廃棄物(工場端材、建築廃材等)を熱分解させて発生させたバイオガス、工場等で発生する副生ガス等の燃料ガスを用いることができる。また、これ以外にも、副燃料ガスとしては、主燃料ガスと異なる一般的なガス体燃料を用いることもできる。
(実施例1)
本例の発電システム1は、図1に示すごとく、複数の気筒21を備えたガスエンジン2の出力によって発電機11を作動させるよう構成してある。この発電システム1は、都市ガス等の主燃料ガスF1をガスエンジン2へ供給する主燃料供給系と、バイオガス等の副燃料ガスF2をガスエンジン2へ供給する副燃料供給系とを有しており、主燃料ガスF1と副燃料ガスF2とを混焼させてガスエンジン2を運転するよう構成してある。
また、第2ミキサー7Bの下流側には、ガスエンジン2からの排ガスGを利用し第2ミキサー7Bから流入する第2混合気M2を圧縮して圧縮混合気M3を作り出す過給機3と、過給機3から流入する圧縮混合気M3を複数の気筒21へ分岐させて供給する吸気マニホールド22とが接続してある。また、発電システム1は、電子制御ユニット等の制御コンピュータ8によって制御可能であり、スロットルバルブ51の開度は、制御コンピュータ8によって、発電機11の発電出力が目標出力になるよう制御される。
図3に示すごとく、本例の発電システム1の制御方法において、発電システム1を始動する際には、電磁弁62を閉じて主燃料ガスF1を用いた主燃料単独運転を開始する始動ステップ(ステップS101)と、電磁弁62を開けてガスエンジン2への副燃料ガスF2の供給を開始して、主燃料ガスF1と副燃料ガスF2とを用いた2燃料混焼運転を開始する副燃料供給開始ステップ(S102)と、発電機11の商用電源100との系統連系を開始する系統連系開始ステップ(S103)とを順次行う。また、発電システム1を停止する際には、発電機11の商用電源100との系統連系を遮断する系統連系遮断ステップ(S107)と、電磁弁62を閉じてガスエンジン2への副燃料ガスF2の供給を遮断する副燃料供給遮断ステップ(S108)とを順次行う。
本例においては、図1に示すごとく、ガスエンジン2において2燃料混焼運転を行い、発電システム1を運転する際には、制御コンピュータ8により発電機11の目標出力に応じてスロットルバルブ51の開度を調整して、第2ミキサー7Bへの主燃料ガスF1の流入量が決定されると共に、ガスエンジン2の出力に応じて過給機3の回転数が変化し、過給機3の回転数に応じて第1ミキサー7Aへの燃焼用空気Aの流入量が決定され、かつ燃焼用空気Aの流入量に応じて第1ミキサー7Aへの副燃料ガスF2の流入量が決定される。
本例の制御コンピュータ8は、発電機11の発電出力を電力計81によって測定し、この発電出力が目標出力になるようスロットルバルブ51の開度を調整して、フィードバック制御を行うよう構成してある。なお、制御コンピュータ8は、ガスエンジン2の回転数が目標回転数になるようスロットルバルブ51の開度を調整することもできる。
本例のスロットルバルブ51は、制御コンピュータ8からの指令を受け、主燃料ガスF1を通過させる通過口に配設したバルブ本体511を、アクチュエータ512によって動作させて、上記通過口の開度を調整するよう構成されている。
また、本例の第2ミキサー7Bも、第1ミキサー7Aと同様の構成を有しており、メイン通路70を通過する第1混合気M1に主燃料ガスF1を混合するよう構成されている。
また、本例の副燃料配管6には、圧力レギュレータ61の下流側に、副燃料配管6を開閉することができる電磁弁62が設けてある。この電磁弁62は、他の制御コンピュータ等によって動作可能であり、ガスエンジン2において、主燃料ガスF1と副燃料ガスF2とを用いて混焼させて運転を行う際には、常時、副燃料配管6を開けた状態にあり、ガスエンジン2において、主燃料ガスF1のみを燃焼させて運転を行う際には、副燃料配管6を閉じるよう構成してある。
空気配管4の入口部には、ガスエンジン2への異物混入を防止するためのエアフィルター41が配設してある。そして、発電システム1を長期間稼働させる際には、空気配管4におけるエアフィルター41の下流側においては、エアフィルター41に生じた詰まりによって大気圧よりも若干負圧になっている。
また、圧力レギュレータ61による副燃料ガスF2の圧力の設定により、副燃料ガスF2中に、水素やブタン等のノッキングを起こしやすいガスが含まれる場合には、ノッキングを回避するために副燃料ガスF2の混合割合を、所定の割合以下に抑えることができる。
具体的には、本例の発電システム1においては、副燃料配管6に設けた圧力レギュレータ61によって、第1ミキサー7Aへの副燃料ガスF2の流入量を調整しておき、ガスエンジン2への主燃料ガスF1と副燃料ガスF2との合計供給流量に対する副燃料ガスF2の供給流量の割合を、ガスエンジン2において安定運転ができる所定の割合を超えない範囲内で初期設定しておく。
なお、上記初期設定を行うときには、圧力レギュレータ61によって設定圧力に調整し、副燃料配管6に設けた手動バルブの開度を調整して流量の微調整を行うことができる。
こうして、ガスエンジン2への主燃料ガスF1の供給流量が増加したときには、ガスエンジン2への燃焼用空気A及び副燃料ガスF2の供給流量も増加させることができる。
こうして、ガスエンジン2への主燃料ガスF1の供給流量が減少したときには、ガスエンジン2への燃焼用空気A及び副燃料ガスF2の供給流量も減少させることができる。
また、副燃料ガスF2の熱量が変動した場合、又は発電機11に対する負荷101が変動してガスエンジン2の出力が変動する場合においても、ガスエンジン2への主燃料ガスF1と副燃料ガスF2との合計供給熱量に対する副燃料ガスF2の供給熱量の割合が、ガスエンジン2において安定運転ができる所定の割合を超えないようにすることができる。そのため、2燃料混焼運転を行う際に、ガスエンジン2の運転が不安定になってしまうことを防止することができる。
具体的には、本例の発電システム1を始動する際には、始動ステップ(図3のステップS101)として、電磁弁62を閉じて主燃料ガスF1を用いた主燃料単独運転を開始する。このとき、発電機11の発電出力は、商用電源100との系統連系を遮断した状態にある。また、主燃料単独運転は、ガスエンジン2(及び発電機11)の回転速度が商用電源100の周波数(50Hz又は60Hz)と同期する略一定の回転速度になるまで行う。そして、発電機11の周波数及び電圧を定格値まで立ち上げる。
また、副燃料ガスF2の供給を開始したときには、ガスエンジン2(及び発電機11)の回転速度が瞬時に上昇し、第1ミキサー7Aへの燃焼用空気Aの吸込量が増加するため、空気比が小さくなる(ガスリッチになる)ことが緩和される。なお、このときには、ガスエンジン2も無負荷状態にあり、ガスエンジン2の回転速度は素早く略一定の回転速度に復帰することができる。
また、本例においては、スロットルバルブ51以外に開度を制御するバルブを用いる必要がなく、発電システム1の機械的及び電気的構造が簡単であり、その制御が容易である。
本例は、図4に示すごとく、燃焼用空気Aと主燃料ガスF1とを混合した第1混合気M1に、副燃料ガスF2を混合して第2混合気M2を作り出すよう構成した例である。
本例の発電システム1も、都市ガス等の主燃料ガスF1をガスエンジン2へ供給する主燃料供給系と、バイオガス等の副燃料ガスF2をガスエンジン2へ供給する副燃料供給系とを有している。
また、本例の圧力レギュレータ61は、その設定圧力を調整するパイロット部611が、配管612によって第1ミキサー7Aと第2ミキサー7Bとを接続する吸気配管12に接続してある。
また、本例の発電システム1の制御方法においても、上記実施例1と同様に、発電システム1を始動する際には、上記始動ステップ、副燃料供給開始ステップ、系統連系開始ステップを順次行い、発電システム1を停止する際には、上記系統連系遮断ステップ、副燃料供給遮断ステップを順次行う。
本確認試験においては、発電システム1を始動する際に、発電機11の商用電源100との系統連系を開始する前に、ガスエンジン2への副燃料ガスF2の供給を開始した場合(試験1)と、発電システム1を停止する際に、発電機11の商用電源100との系統連系を遮断した後に、ガスエンジン2への副燃料ガスF2の供給を遮断した場合(試験2)とについて、ガスエンジン2及び発電機11における運転状況の変化について確認した。
また、比較のために、発電システム1を始動する際に、発電機11の商用電源100との系統連系を開始した後に、ガスエンジン2への副燃料ガスF2の供給を開始した場合(比較試験1)と、発電システム1を停止する際に、発電機11の商用電源100との系統連系を遮断する前に、ガスエンジン2への副燃料ガスF2の供給を遮断した場合(比較試験2)とについても、ガスエンジン2及び発電機11における運転状況の変化について確認した。
図5、図7、図9、図11は、横軸に時間(秒)をとり、縦軸に、スロットルバルブ51の開度(%)、発電機11の電力、ガスエンジン2の回転速度をとって、発電システム1の始動時又は停止時におけるこれらの変化を示すグラフである。なお、発電機11の電力、ガスエンジン2の回転速度は、いずれも定格値に対する割合(対定格%)で示す。
このように、発電機11の商用電源100との系統連系を開始する前に、ガスエンジン2への副燃料ガスF2の供給を開始した場合(試験1)には、ガスエンジン2における空気比の急激な低下がなく、ガスエンジン2の運転が不安定になることを防止できることがわかる。
このように、発電機11の商用電源100との系統連系を遮断した後に、ガスエンジン2への副燃料ガスF2の供給を遮断した場合(試験2)には、ガスエンジン2における空気比の急激な上昇がなく、ガスエンジン2の運転が不安定になることを防止できることがわかる。
このように、発電機11の商用電源100との系統連系を開始した後に、ガスエンジン2への副燃料ガスF2の供給を開始した場合(比較試験1)には、ガスエンジン2における空気比の急激な低下があり、ガスエンジン2の運転が不安定になることがわかる。また、ガスエンジン2の運転が安定状態に戻るまでに長い時間を要していることがわかる。
このように、発電機11の商用電源100との系統連系を遮断する前に、ガスエンジン2への副燃料ガスF2の供給を遮断した場合(比較試験2)には、ガスエンジン2における空気比の急激な上昇があり、ガスエンジン2の運転が不安定になることがわかる。また、ガスエンジン2の運転が安定状態に戻るまでに長い時間を要していることがわかる。
101 負荷
1 発電システム
11 発電機
2 ガスエンジン
21 気筒
22 吸気マニホールド
3 過給機
4 空気配管
5 主燃料配管
51 スロットルバルブ
6 副燃料配管
61 圧力レギュレータ
62 電磁弁
7A 第1ミキサー
7B 第2ミキサー
71 ベンチュリー
8 制御コンピュータ
A 燃焼用空気
F1 主燃料ガス
F2 副燃料ガス
M1 第1混合気
M2 第2混合気
M3 圧縮混合気
G 排ガス
Claims (4)
- 複数の気筒を備えたガスエンジンと、
該ガスエンジンの出力によって作動させる発電機と、
燃焼用空気が供給される空気配管と、
バイオガス等の副燃料ガスが供給される副燃料配管と、
該副燃料配管に設けた電磁弁と、
該電磁弁が閉じているときには、上記空気配管から流入する上記燃焼用空気を通過させる一方、上記電磁弁が開いているときには、上記空気配管から流入する上記燃焼用空気に、上記副燃料配管から流入する上記副燃料ガスを混合して、第1混合気を作り出す第1ミキサーと、
主燃料ガスが供給される主燃料配管と、
該主燃料配管に設けたスロットルバルブと、
上記第1ミキサーから流入する上記燃焼用空気又は上記第1混合気に、上記主燃料配管から上記スロットルバルブによる流量調整後の上記主燃料ガスを混合して、第2混合気を作り出す第2ミキサーと、
上記ガスエンジンからの排ガスを利用し、上記第2ミキサーから流入する上記第2混合気を圧縮して、圧縮混合気を作り出す過給機と、
該過給機から流入する上記圧縮混合気を、上記複数の気筒へ分岐させて供給する吸気マニホールドと、
上記発電機の発電出力が目標出力になるよう上記スロットルバルブの開度を調整する制御コンピュータとを有しており、
上記発電機の発電出力を商用電源と系統連系させたときに、当該発電機に負荷が加えられるよう構成した発電システムの制御方法であって、
該発電システムを始動する際には、上記電磁弁を閉じて上記主燃料ガスを用いた主燃料単独運転を開始する始動ステップと、上記電磁弁を開けて上記ガスエンジンへの上記副燃料ガスの供給を開始して、上記主燃料ガスと上記副燃料ガスとを用いた2燃料混焼運転を開始する副燃料供給開始ステップと、上記発電機の上記商用電源との系統連系を開始する系統連系開始ステップとを順次行い、
上記発電システムを停止する際には、上記発電機の上記商用電源との系統連系を遮断する系統連系遮断ステップと、上記電磁弁を閉じて上記ガスエンジンへの上記副燃料ガスの供給を遮断する副燃料供給遮断ステップとを順次行うことを特徴とする発電システムの制御方法。 - 請求項1において、上記副燃料配管には、圧力レギュレータが設けてあり、
上記第1ミキサーにおいては、上記電磁弁が開いているときには、上記空気配管から流入する上記燃焼用空気がベンチュリーを通過する際に生じる吸引力に応じて、上記副燃料配管から上記圧力レギュレータによる圧力設定後の上記副燃料ガスが流入することにより、当該燃焼用空気に当該副燃料ガスを混合して、上記第1混合気を作り出すことを特徴とする発電システムの制御方法。 - 複数の気筒を備えたガスエンジンと、
該ガスエンジンの出力によって作動させる発電機と、
燃焼用空気が供給される空気配管と、
主燃料ガスが供給される主燃料配管と、
該主燃料配管に設けたスロットルバルブと、
上記空気配管から流入する上記燃焼用空気に、上記主燃料配管から上記スロットルバルブによる流量調整後の上記主燃料ガスを混合して、第1混合気を作り出す第1ミキサーと、
バイオガス等の副燃料ガスが供給される副燃料配管と、
該副燃料配管に設けた電磁弁と、
該電磁弁が閉じているときには、上記第1ミキサーから流入する上記第1混合気を通過させる一方、上記電磁弁が開いているときには、上記第1ミキサーから流入する上記第1混合気に、上記副燃料配管から流入する上記副燃料ガスを混合して、第2混合気を作り出す第2ミキサーと、
上記ガスエンジンからの排ガスを利用し、上記第2ミキサーから流入する上記第2混合気を圧縮して、圧縮混合気を作り出す過給機と、
該過給機から流入する上記圧縮混合気を、上記複数の気筒へ分岐させて供給する吸気マニホールドと、
上記発電機の発電出力が目標出力になるよう上記スロットルバルブの開度を調整する制御コンピュータとを有しており、
上記発電機の発電出力を商用電源と系統連系させたときに、当該発電機に負荷が加えられるよう構成した発電システムの制御方法であって、
該発電システムを始動する際には、上記電磁弁を閉じて上記主燃料ガスを用いた主燃料単独運転を開始する始動ステップと、上記電磁弁を開けて上記ガスエンジンへの上記副燃料ガスの供給を開始して、上記主燃料ガスと上記副燃料ガスとを用いた2燃料混焼運転を開始する副燃料供給開始ステップと、上記発電機の上記商用電源との系統連系を開始する系統連系開始ステップとを順次行い、
上記発電システムを停止する際には、上記発電機の上記商用電源との系統連系を遮断する系統連系遮断ステップと、上記電磁弁を閉じて上記ガスエンジンへの上記副燃料ガスの供給を遮断する副燃料供給遮断ステップとを順次行うことを特徴とする発電システムの制御方法。 - 請求項3において、上記副燃料配管には、圧力レギュレータが設けてあり、
上記第2ミキサーにおいては、上記電磁弁が開いているときには、上記第1ミキサーから流入する上記第1混合気がベンチュリーを通過する際に生じる吸引力に応じて、上記副燃料配管から上記圧力レギュレータによる圧力設定後の上記副燃料ガスが流入することにより、当該第1混合気に当該副燃料ガスを混合して、上記第2混合気を作り出すことを特徴とする発電システムの制御方法。
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