JP2008214322A - 毛髪処理剤組成物 - Google Patents

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Abstract

【課題】毛髪処理をした後の毛髪に滑らかさを与え、かつ毛髪を柔らかい仕上がりとすることができる毛髪処理剤を提供しようとするものである。
【解決手段】 一般式(1)で表されるアルキレンオキサイド付加型のノニオン性界面活性剤(A)、並びに一般式(2)で表されるカチオン性界面活性剤(B1)、一般式(3)で表されるカチオン性界面活性剤(B2)および一般式(4)で表されるカチオン性界面活性剤(B3)からなる群から選ばれる1種以上のカチオン性界面活性剤(B)を含有する毛髪処理剤組成物である。
【化8】

式中、R1は酸素原子を介在していてもよい炭素数6〜30の脂肪族または脂環式炭化水素基;AOは炭素数2〜6のアルキレンオキシ基;mおよびnはアルキレンオキサイドの平均付加モル数を表すm+nが0.5〜35となるような0以上の数である。
【選択図】なし

Description

本発明は毛髪処理剤組成物、さらに詳しくは、ジオールから誘導されるノニオン性界面活性剤及びカチオン性界面活性剤を含有する毛髪処理剤組成物に関するものである。
従来、毛髪処理剤組成物(例えばヘアリンス、ヘアトリートメントなど)としては第4級アンモニウム塩等のカチオン性界面活性剤と、高級アルコール、流動パラフィンおよびシリコーン油等の油分を含有する組成物が用いられてきた(特許文献−1参照)。さらに、ポリオキシアルキレンアルキルエーテルなどのHLB6以上のノニオン性界面活性剤を配合した透明リンス剤(特許文献−2参照)、ヒドロキシアルキル多価アルコールエーテル化合物を配合したヘアコンディショニング剤(特許文献−3参照)も提案されている。しかしながら、これらは毛髪処理をした後の毛髪に滑らかさは与えられるものの、仕上がりが硬くなったりする問題点があった。
特開2004−292391号公報 特開2002−53441号公報 特開2004−161651号公報
本発明は毛髪処理をした後の毛髪に滑らかさを与え、かつ毛髪を柔らかい仕上がりとすることができる毛髪処理剤を提供しようとするものである。
本発明者らは、上記の課題を解決すべく鋭意検討した結果、本発明に至った。
すなわち本発明は、一般式(1)で表されるアルキレンオキサイド付加型のノニオン性界面活性剤(A)、並びに一般式(2)で表されるカチオン性界面活性剤(B1)、一般式(3)で表されるカチオン性界面活性剤(B2)および一般式(4)で表されるカチオン性界面活性剤(B3)からなる群から選ばれる1種以上のカチオン性界面活性剤(B)を含有する毛髪処理剤組成物である。
式中、R1は酸素原子を介在していてもよい炭素数6〜30の脂肪族または脂環式炭化水素基;AOは炭素数2〜6のアルキレンオキシ基;mおよびnはアルキレンオキサイドの平均付加モル数を表すm+nが0.5〜35となるような0以上の数である。
[式中、R2、R5は炭素数10〜26の脂肪族炭化水素基、または炭素数10〜26脂環式炭化水素基であり、R3およびR4は水素原子、炭素数1〜4のアルキル基または炭素数1〜4のヒドロキシアルキル基であり、k、lは0または1、X-はハロゲン原子アニオン、有機酸アニオンまたは超強酸アニオンである。]
[式中、R6、R10、R11はラノリン脂肪酸残基もしくは炭素数10〜26の脂肪酸残基であり、p、q、rは1〜4の整数、R7、R8、R9、R12、R13は水素原子または炭素数1〜4のアルキル基、ヒドロキシアルキル基、Y-およびZ-はハロゲン原子アニオン、有機酸アニオンまたは超強酸アニオンである。]
本発明の毛髪処理剤組成物を用いて毛髪を処理すると、処理した後の毛髪に滑らかさを与え、かつ仕上がりの感触が柔らかく良好であり、また生分解性に優れた毛髪処理剤組成物であるため、環境にも優しい。
本発明におけるノニオン性界面活性剤(A)は、一般式(1)で表され、一般式(5)で示されるジオールにアルキレンオキサイドを付加して得られる。
一般式(1)および(5)において、R1は、通常、炭素数6〜30、好ましくは8〜20、さらに好ましくは10〜16の脂肪族または脂環式炭化水素基を表し、炭化水素基は1個以上の酸素原子を介在していてもよい。
1が炭素数6未満では十分なコンディショニング性が得られないため、仕上がりの感触が劣り、炭素数が30を超えると、仕上がりが重くなり、まとまらない。
1のうちの脂肪族炭化水素基としては、直鎖または分岐のアルキル基(n−ヘキシル基、n−ヘプチル基、n−オクチル、n−デシル、ドデシル、テトラデシル、ヘキサデシル、オクタデシル、アイコシル、ドコシル、3,5,7−トリメチルオクチル基等)および直鎖または分岐のアルケニル基(1−ヘキセニル、1−デセニル、6−ドデセニル、オレイル基等)などが挙げられる。
1のうちの脂環式炭化水素基としては、シクロアルキル基(シクロヘキシル等)、アルキルシクロヘキシル基(プロピルシクロヘキシル基、オクチルシクロヘキシル基等)、シクロアルキルアルキル基(シクロヘキシルブチル基、シクロヘキシルオクチル基等)およびシクロアルケニル基(2−シクロヘキセニル基)などが挙げられる。
1のうちの酸素原子を介在している炭化水素基としては、3−デシルオキシメチル、3−ラウリルオキシメチル、セチルオキシメチル、3−ステアリルオキシメチルおよび6−セチルオキシヘキシル基などが挙げられる。
一般式(1)におけるAOで示される炭素数2〜6のアルキレンオキシ基としては、エチレンオキシ基、1,2−プロピレンオキシ基、1,3−プロピレンオキシ基、1,2−ブチレンオキシ基、1,4−ブチレンオキシ基および1,6−へキシレンオキシ基などが挙げられる。AOのうち、毛髪処理剤として用いたときの仕上がりの感触の観点から好ましいのはエチレンオキシ基、1,2−プロピレンオキシ基およびこれらの併用である。
(A)は、通常のアルキレンオキサイド付加物と同様に1分子当たりのアルキレンオキサイドの付加モル数に分布を有しており、(A)のアルキレンオキサイドの平均付加モル数は0.5〜35である。
また、(A)中のアルキレンオキサイドの付加モル数が0の化合物(一般式(5)で表されるジオール)の含有量は、(A)の重量に基づいて50重量%未満である。
上記のように付加モル数に分布を有することと、一般式(5)で表されるジオールの含有量が50重量%未満であるという特徴により、本発明の毛髪処理剤組成物は、従来の毛髪処理剤に比べて、毛髪の柔らかさと良好な仕上がり感が得られる。
(A)は、上記のようにアルキレンオキサイドの付加モル数に分布を有するが、その分布を構成するそれぞれの化合物は、好ましくは0〜80モル、さらに好ましくは0〜30モル、特に好ましくは0〜20モルの化合物を含み、それらのうちの好ましくは3種以上、洗髪後の毛髪の柔らかさの観点から好ましくは3〜30種、さらに好ましくは3〜20種の化合物のからなる。
一般式(1)において、mおよびnは、(A)における2つのポリオキシアルキレン鎖[(AO)mおよび(AO)n]におけるそれぞれの鎖のアルキレンオキシドの平均付加モル数を表す。
mおよびnは、(A)のアルキレンオキサイドの平均付加モル数を表すm+nが0.5〜35、毛髪処理したときの仕上がりの感触の観点から、好ましくはm+nが1〜20、さらに好ましくはm+nが1〜10となるような0以上の数、好ましくは0〜35の数、さらに好ましくは0〜20の数である。
(A)は、(A)中においてアルキレンオキサイドの付加モル数が0の化合物は、処理後の毛髪に柔らかい感触が得られるという観点から50重量%未満、好ましくは40重量%未満、さらに好ましくは30重量%未満である。
(AO)mおよび(AO)nにおけるAOは同一でも異なっていてもよい。また、2種以上のAOを使用する場合は、ランダム付加、ブロック付加およびこれらの併用のいずれでもよい。
(A)におけるアルキレンオキサイドの付加モル数の分布は、試料を過剰のフェニルイソシアネート(試薬特級)と反応させて水酸基をラベル化した後、液体クロマトグラフィーによって、下記の条件で測定することができる。
機 種;島津製作所製 LC−10ADVP
カラム:μ−Porasil(Waters)
移動相;2%イソプロピルアルコール/ブチルクロライド〜
32%イソプロピルアルコール/ブチルクロライド
までグラディエント
検出器;UV(240nm)
温 度;40℃
各付加モル数のピークの面積をそれぞれ該当する付加モル数の化合物の分子量で割ったときの値の比から、各付加モル数の重量比を知ることができ、それに基づいて重量%を算出できる。
本発明における(A)は、通常のアルキレンオキサイド付加反応によって製造することができる。
例えば一般式(5)で表されるジオールに、アルカリ性触媒(アルカリ金属水酸化物、アルカリ土類金属水酸化物、アルカリ土類金属酸化物など)または酸触媒(硫酸、塩酸などの無機酸、BF3などのルイス酸など)を使用して、温度90〜180℃、圧力0.3MPa以下で所定量のアルキレンオキサイドを圧入しながら反応させて得られる。
また、(A)は、通常のアルキレンオキサイド付加反応によっても製造できるが、特開2002−114844号公報に記載の製造法における特定の触媒( Hammetの酸度関数による酸強度H0が−30.0〜−11.0の酸またはその金属塩、並びに シュレディンガーの波動方程式における最低空軌道が−10〜−3である金属の強酸塩など)を使用する製造法であってもよい。
本発明におけるカチオン性界面活性剤(B)は、一般式(2)で表される(B1)、一般式(3)で表される(B2)および一般式(4)で表される(B3)からなる群から選ばれる1種以上のカチオン性界面活性剤である。
一般式(2)で示されるカチオン性界面活性剤(B1)におけるR2、R5は炭素数10〜26の脂肪族炭化水素基、または炭素数10〜26脂環式炭化水素基であり、好ましいのは炭素数10〜26のアルキル基であり、さらに好ましいのは直鎖アルキル基、特にn−ヘキサデシル基、n−オクタデシル基およびn−ドコシル基である。
炭素数が10未満では、十分なコンディショニング性が得られないため、仕上がりの感触が劣り、炭素数が26を超えると、仕上がりが硬くなり、ゴワつく。
炭素数10〜26のアルキル基には直鎖アルキル基と分岐アルキル基が含まれる。
直鎖アルキル基としてはn−デシル基、n−ウンデシル基、n−ドデシル基、n−トリデシル基、n−テトラデシル基、n−ペンタデシル基、n−ヘキサデシル基、n−ヘプタデシル基、n−オクタデシル基、n−ノナデシル基、n−エイコシル基、n−ヘンエイコシル基、n−ドコシル基、n−トリコシル基、n−テトラコシル基、n−ペンタコシル基およびn−ヘキサコシル基などがあげられる。
分岐アルキル基の分岐の位置はα〜ωまでのいずれの位置でもよく、分岐の数も1〜12個のいずれでもよい。
分岐アルキル基としてはイソデシル基、イソウンデシル基、イソドデシル基、イソトリデシル基、イソテトラデシル基、イソペンタデシル基、イソヘキサデシル基、イソヘプタデシル基、イソオクタデシル基、イソノナデシル基、イソエイコシル基、イソドコシル基、イソヘキサコシル基、およびオレフィン(炭素数3〜4:プロピレン、ブテン)のオリゴマー由来の合成アルコールの残基などが挙げられる。
また、直鎖アルキル基と分岐アルキル基の混合物としてはオキソアルコールの残基などが挙げられる
炭素数10〜26の脂環式炭化水素基としては、単環式炭化水素基(ブチルシクロヘキシル、ヘキシルシクロヘキシル、オクチルシクロヘキシル、ノニルシクロヘキシル基などのシクロアルキル基)および多環式炭化水素基(アダマンチル基など)が挙げられる。
一般式(2)におけるR3およびR4は水素原子、炭素数1〜4のアルキル基または炭素数1〜4のヒドロキシアルキル基である。炭素数1〜4のアルキル基としては、メチル基、エチル基、プロピル基およびブチル基が、また炭素数1〜4のヒドロキシアルキル基としては、ヒドロキシメチル基、ヒドロキシエチル基、ヒドロキシプロピル基およびヒドロキシブチル基があげられる。これらのうちR3として好ましいのは、毛髪を処理したときの仕上がりの感触の観点から炭素数1〜2のアルキル基であり、特に好ましいのはメチル基である。一方、R4として好ましいのは水素原子または炭素数1〜2のアルキル基であり、特に好ましいのは水素原子である。
一般式(2)中のk、lは0または1であり、処理した後の毛髪が柔らかくなることから、好ましいのは0である。
-としては、ハロゲン原子アニオン、有機酸アニオンまたは超強酸アニオンなどが挙げられる。
ハロゲン原子には、フッ素、塩素、臭素およびヨウ素が含まれ、好ましいのは塩素、臭素、特に好ましいのは塩素である。
有機酸としては炭素数1〜20のモノアルキル硫酸エステル、炭素数1〜20のモノアルキルリン酸エステル、炭素数2〜20のカルボン酸、炭素数2〜20のヒドロキシカルボン酸等が挙げられ、具体的にはモノアルキル硫酸エステルとしてメチル硫酸エステル、エチル硫酸エステル、プロピル硫酸エステル、ブチル硫酸エステル、ラウリル硫酸エステル等が挙げられ、モノアルキルリン酸エステルとして、モノエチルリン酸エステル、モノブチルリン酸エステル、モノラウリルリン酸エステル等が挙げられ、カルボン酸として、酢酸、プロピオン酸、酪酸、カプリン酸、ラウリン酸等が挙げられ、ヒドロキシカルボン酸として、乳酸、クエン酸、グリコール酸、ヒドロキシラウリン酸等が挙げられる。これらのうち、好ましくはメチル硫酸エステル、エチル硫酸エステルが挙げられる。
超強酸は、100%硫酸より強い酸強度を有する酸(「超強酸・超強塩基」田部浩三、野依良治著、講談社サイエンティフィック刊、p1参照)であり、Hammettの酸度関数(H0)が100%硫酸の−11.93以下のものであり、プロトン酸、およびプロトン酸/ルイス酸の組み合わせからなる酸が挙げられる。プロトン酸の具体例としては、トリフルオロメタンスルホン酸(H0=−14.10)、ペンタフルオロエタンスルホン酸(H0=−14.00)などが挙げられる。プロトン酸/ルイス酸の組み合わせに用いられるプロトン酸としては、ハロゲン化水素(フッ化水素、塩化水素、臭化水素、ヨウ化水素など)が挙げられ、ルイス酸としては三フッ化硼素、五フッ化リン、五フッ化アンチモン、五フッ化砒素、五フッ化タウリンなどが挙げられる。プロトン酸/ルイス酸の組み合わせは任意であるが、組み合わせて得られる超強酸の具体例としては、四フッ化硼素酸、六フッ化リン酸、塩化フッ化硼素酸、六フッ化アンチモン酸、六フッ化砒酸、六フッ化タウリンなどが挙げられる。
一般式(2)で示されるカチオン性界面活性剤(B1)の具体例には、一般式(2)におけるそれぞれの基が表1に示される基である化合物が挙げられる。
これらのうち好ましいのは、No.1およびNo.3である。
一般式(3)で表される(B2)におけるR6および一般式(4)で表される(B3)におけるR10、R11はラノリン脂肪酸残基もしくは炭素数10〜26の脂肪酸残基であり、(B1)における炭素数10〜26のアルキル基およびヒドロキシアルキル基として挙げられたものより炭素数が1個ずつ少ない構造の基が挙げられる。
一般式(3)におけるR7、R8、R9および一般式(4)におけるR12、R13は水素原子、炭素数1〜4のアルキル基または炭素数1〜4のヒドロキシアルキル基であり、炭素数1〜4のアルキル基としては、メチル基、エチル基、プロピル基およびブチル基、また炭素数1〜4のヒドロキシアルキル基としては、ヒドロキシメチル基、ヒドロキシエチル基、ヒドロキシプロピル基およびヒドロキシブチル基が挙げられる。
これらのうち好ましいのは、炭素数1〜2のアルキル基であり、特に好ましいのはメチル基である。
一般式(3)におけるpおよび一般式(4)におけるq、rは1〜4の整数であり、好ましくは2である。
(B2)におけるY-および(B3)におけるZ-としては、一般式(2)で表される(B1)におけるX-と同じものが挙げられ、好ましいものも同じである。
一般式(3)で示されるカチオン性界面活性剤(B2)および一般式(4)で示されるカチオン性界面活性剤(B3)の具体例としては、エチル硫酸ラノリン脂肪酸プロピルエステルエチルジメチルアンモニウム塩、パルミチン酸プロピルエステルトリメチルアンモニウムクロリド、ステアリン酸プロピルエステルトリメチルアンモニウムクロリド、ジステアリン酸エチルエステルジエチルアンモニウム乳酸塩およびその他に特許3049413号公報記載のものなどが挙げられる。
本発明における(A)と(B)の重量比(A)/(B)は、好ましくは1/0.02〜10であり、さらに好ましくは1/0.05〜5、特に好ましくは1/0.1〜2である。(B)が10以下であれば、毛髪処理したときに柔らかい仕上がりとなり、0.02以上であれば、十分に軽い仕上がりとなる。また(B)を含むことにより、(A)および(B)を含む毛髪処理剤は生分解性が相乗的に良好になる。
本発明の毛髪処理剤組成物は上記の(A)および(B)以外に、さらに油分を本発明の効果が損なわれない範囲において含有していてもよい。
油分としては、炭素数10〜26の高級アルコール(天然もしくは合成の1価アルコールおよび2〜6価アルコール)、炭化水素類およびシリコーン油からなる群から選ばれる1種以上の油分(C)が挙げられる。
高級アルコールとしては、天然もしくは合成の1価アルコールおよび2〜6価アルコール:デシルアルコール、ドデシルアルコール、トリデシルアルコール、ミリスチルアルコール、セチルアルコール、ステアリルアルコール、イソステアリルアルコール、ベヘニルアルコール、1,3−ドデカンジオール、1,3−ヘキサデカンジオールなどが挙げられる。
炭化水素類としては、流動パラフィン、ワセリン、スクワランなどが挙げられる。
シリコーン油としては、メチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサンなどが挙げられる。
油分としては、その他特開平2002−53444号公報、特開平2003−95891号公報等に記載の油分も挙げられる。
(A)と(C)の重量比(A)/(C)は、好ましくは1/0.1〜20、さらに好ましくは1/0.3〜15、特に好ましくは1/0.5〜10である。
(C)が20以下であれば、(A)の効果が発揮しやすい。
本発明の毛髪処理剤組成物における重量比(A)/(B)/(C)は、好ましくは1/0.02〜10/0.1〜20、さらに好ましくは1/0.05〜5/0.3〜15、特に好ましくは1/0.1〜2/0.5〜10である。
1/0.02〜10/0.1〜20であれば、毛髪処理後の髪が柔らかく、良好な仕上がりとなる効果が特に発揮しやすい。
本発明の毛髪処理剤組成物は、さらに必要により、水、アニオン性界面活性剤、他のノニオン性界面活性剤、両性界面活性剤、他のカチオン性界面活性剤、炭素数1〜6のアルコール、保湿剤、コンディショニング剤、着色料、香料、防腐剤、抗菌剤およびpH調整剤からなる群から選ばれる1種以上を含有してなる。
アニオン界面活性剤としては、炭素数8〜24の炭化水素系エーテルカルボン酸またはその塩、[(ポリ)オキシエチレン(重合度=1〜100:重合度はオキシエチレン基の平均モル数を表す。以下同様)ラウリルエーテル酢酸ナトリウム、(ポリ)オキシエチレン(重合度=1〜100)ラウリルスルホコハク酸2ナトリウム等]、炭素数8〜24の炭化水素系硫酸エステル塩[ラウリル硫酸ナトリウム、(ポリ)オキシエチレン(重合度=1〜100)ラウリル硫酸ナトリウム、(ポリ)オキシエチレン(重合度=1〜100)ラウリル硫酸トリエタノールアミン、(ポリ)オキシエチレン(重合度=1〜100)ヤシ油脂肪酸モノエタノールアミド硫酸ナトリウム、]、炭素数8〜24の炭化水素系スルホン酸塩[ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム等]及び炭素数8〜24の炭化水素系リン酸エステル塩[ラウリルリン酸ナトリウム、(ポリ)オキシエチレン(重合度=1〜100)ラウリルエーテルリン酸ナトリウム等]、脂肪酸塩[ラウリン酸ナトリウム、ラウリン酸トリエタノールアミン等]、アシル化アミノ酸塩[ヤシ油脂肪酸メチルタウリンナトリウム、ヤシ油脂肪酸ザルコシンナトリウム、ヤシ油脂肪酸ザルコシントリエタノールアミン、N−ヤシ油脂肪酸アシル−L−グルタミン酸トリエタノールアミン、N−ヤシ油脂肪酸アシル−L−グルタミン酸ナトリウム、ラウロイルメチル−β−アラニンナトリウム等]が挙げられる。
他のノニオン性界面活性剤としては、脂肪族系アルコール(炭素数8〜24)アルキレンオキサイド(炭素数2〜8)付加物(重合度=1〜100)(但し、上記(A)以外のもの)、(ポリ)オキシアルキレン(炭素数2〜8、重合度=1〜100)高級脂肪酸(炭素数8〜24)エステル[モノステアリン酸ポリエチレングリコール(重合度=20)]、ジステアリン酸ポリエチレングリコール(重合度=30)等]、多価(2価〜10価またはそれ以上)アルコール脂肪酸(炭素数8〜24)エステル[モノステアリン酸グリセリン、モノステアリン酸エチレングリコール、モノラウリン酸ソルビタン等]、(ポリ)オキシアルキレン(炭素数2〜8,重合度=1〜100)多価(2価〜10価またはそれ以上)アルコール高級脂肪酸(炭素数8〜24)エステル[モノラウリン酸ポリオキシエチレン(重合度=10)ソルビタン、ポリオキシエチレン(重合度=50)ジオレイン酸メチルグルコシド等]、脂肪酸アルカノールアミド[1:1型ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド、1:1型ラウリン酸ジエタノールアミド等]、(ポリ)オキシアルキレン(炭素数2〜8、重合度=1〜100)アルキル(炭素数1〜22)フェニルエーテル、(ポリ)オキシアルキレン(炭素数2〜8、重合度=1〜100)アルキル(炭素数8〜24)アミノエーテルおよびアルキル(炭素数8〜24)ジアルキル(炭素数1〜6)アミンオキシド[ラウリルジメチルアミンオキシド等]等が挙げられる。
両性界面活性剤としては、ベタイン型両性界面活性剤[ヤシ油脂肪酸アミドプロピルジメチルアミノ酢酸ベタイン、ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン、2−アルキル−N−カルボキシメチル−N−ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン、ラウリルヒドロキシスルホベタイン、ラウロイルアミドエチルヒドロキシエチルカルボキシメチルベタインヒドロキシプロピルリン酸ナトリウム等]、アミノ酸型両性界面活性剤[β−ラウリルアミノプロピオン酸ナトリウム等]が挙げられる。
(B)以外のカチオン性界面活性剤としては、アルキル(炭素数1〜4)硫酸高級脂肪酸アミノアルキル(炭素数2〜4)トリアルキル(炭素数1〜4)アンモニウム塩[(エチル硫酸ラノリン脂肪酸アミノプロピルエチルジメチルアンモニウム等)]等が挙げられる。
さらには、米国特許第4,331,447号明細書に記載のアニオン性界面活性剤、両性界面活性剤、カチオン性界面活性剤およびノニオン性界面活性剤も挙げられる。
炭素数1〜6のアルコールとしては、1価アルコール(メタノール、エタノール、イソプロピルアルコール、n−ブチルアルコールなど)および2〜4価の多価アルコール(エチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、1,3−ブタンジオールおよびジグリセリンなど)が挙げられる。
保湿剤としては、グリセリン、ポリエチレングリコール、ソルビトール、乳酸ナトリウム、ピロリドンカルボン酸ナトリウム、ヒアルロン酸ナトリウムなどが挙げられる。
コンディショニング剤としては重量平均分子量500〜500万の範囲のカチオン化セルロース、カチオン化グアーガム、シリコーン類、ポリエチレングリコール、ポリアクリル酸ナトリウム、ヒドロキシエチルセルロース、タンパク質誘導体、セラミド類、擬似セラミド類、18−メチルエイコサン等の直鎖状又は分枝状の炭素数16〜40の脂肪酸、ヒドロキシ酸、パンテノール等が挙げられる。
着色料としては、特には限定されないが、青色1号、青色2号、緑色3号、赤色1号等が挙げられ、化粧品に使用することができるものは、全て使用可能である。
香料としては、d−リモネン、β−カリオフィレン、シス−3−ヘキセノール、リナロール、ファルネソール、β−フェニルエチルアルコール,2,6−ノナジエナール、シトラール、α−ヘキシルシンナミックアルデヒド、β−イオノン、l−カルボン、シクロペンタデカノン、リナリルアセテート、ベンジルベンゾエート、γ−ウンデカラクトン、オイゲノール、ローズオキサイド、インドール、フェニルアセトアルデヒドジメチルアセタール、オーランチオール、シンアミックアルデヒド、メチルヨノン等が挙げられる。
防腐剤としては安息香酸、安息香酸塩類、サリチル酸、サリチル酸塩類、フェノール、ソルビン酸、ソルビン酸塩類、パラオキシ安息香酸エステル、クロルクレゾール、デヒドロ酢酸、デヒドロ酢酸塩、レゾルシン、ヘキサクロロフェン、イソプロピルメチルフェノール、オルトフェニルフェノール、塩化ベンザルコニウム、塩酸クロルヘキシジン、ビサボロール、ハロカルバン、トリクロロカルバニド、グルコン酸クロルヘキシジン、臭化アルキルイソキノリニウム、フェノキシエタノール、塩酸アルキルジアミノエチルグリシンなどが挙げられる。
抗菌剤としては、ポリヘキサメチレンビグアニリド、グルクロン酸クロルヘキシジン、ポリリジン、および2−(4−チオシアノメチルチオ)ベンズイミダゾールなどが挙げられる。
pH調整剤としては、クエン酸、乳酸などが挙げられる。
本発明の毛髪処理剤組成物の固形分(水以外の成分)の重量に基づく上記添加物の含有量は以下の通りである。
他のノニオン性界面活性剤の含有量は、好ましくは20%以下(以下において、特に限定しない限り%は重量%を表す)、さらに好ましくは15%以下、また、アニオン性界面活性剤は、好ましくは15%以下、さらに好ましくは10%以下である。他のカチオン性界面活性剤は、好ましくは30%以下、さらに好ましくは25%以下である。両性界面活性剤は、好ましくは30%以下、さらに好ましくは25%以下である。
炭素数1〜6のアルコールおよび保湿剤の含有量は、それぞれ好ましくは20%以下、さらに好ましくは15%以下である。
着色料、香料、防腐剤および抗菌剤の含有量は、それぞれ好ましくは10%以下、さらに好ましくは5%以下である。
本発明の毛髪処理剤組成物における水の含有量は、毛髪処理剤組成物の重量に基づいて、通常99%以下、好ましくは30〜99%、さらに好ましくは50〜97%である。また、本発明の毛髪処理剤組成物の固形分濃度(水以外の成分の割合)は、通常1〜100%、好ましくは1〜70%、さらに好ましくは3〜50%である。
本発明の毛髪処理剤組成物の製造方法としては、例えば以下の方法が挙げられる。
(i):(A)、(B)および必要により使用とされる他の成分を加熱しながら均一なるまで混合し、攪拌しながら水を加えて乳化する方法、および
(ii):(B)を水に加熱溶解させて(B)の水溶液を調製し、該(B)の水溶液に、(A)と必要により添加される他の成分を加熱して得られる混合液を加えて乳化する方法。
本発明の毛髪処理剤組成物はヘアーシャンプー、ヘアーリンス、ヘアーコンディショナー、またはヘアートリートメントとして使用できる。またその形態は、液体、ペースト、固体、または粉末など特に限定されないが、液体またはペーストが使いやすく好ましい。
毛髪処理剤組成物の配合処方(ヘアリンス)は例えば以下の通りである。
・ノニオン性界面活性剤(A) 0.1〜20%
・カチオン性界面活性剤(B) 0.1〜20%
・油分(C)(シリコーン等) 0.1〜20%
・保湿剤(グリセリン等) 0.03〜15%
・香料 0.01〜5%
・着色料 0.01〜5%
・防腐剤 0.01〜5%
・水 10〜80%
(合計100%)
本発明の毛髪処理剤組成物の使用方法は特に限定されず、例えば5〜15gを一旦、湯に溶解後、毛髪に処理する方法、濡らした毛髪に直接塗布する方法などが挙げられる。
本発明の毛髪処理剤組成物は、さらにボディーシャンプー、洗顔料などの皮膚洗浄剤としても好適に使用され、さらには、化粧水、乳液、クリーム、美容液、パック、マスク、保湿用ジェルなどのスキンケア用化粧品;ファンデーション、口紅、アイライナー、マスカラ、アイシャドー、眉墨、ネールトリートメントなどのメイクアップ用化粧品;食器用洗剤、衣料用柔軟剤などの家庭用洗剤としても用いることができる。
<実施例>
以下、実施例を以て本発明を具体的に説明するが、本発明はこれらに限定されない。以下、部は重量部を意味する。
(A)におけるアルキレンオキサイドの付加モル数の分布は、試料を過剰のフェニルイソシアネート(試薬特級)と反応させて水酸基をラベル化した後、前述の液体クロマトグラフィーによって、下記の条件で測定した。
機 種;島津製作所製 LC−10ADVP
カラム:μ−Porasil(Waters)
移動相;2%イソプロピルアルコール/ブチルクロライド〜
32%イソプロピルアルコール/ブチルクロライドまでグラディエント
検出器;UV(240nm)
温 度;40℃
各付加モル数のピークの面積をそれぞれ該当する付加モル数の化合物の分子量で割ったときの値の比を各付加モル数の重量比とし、その値に基づいて各付加モル数の重量%を算出した。
実施例1〜6、並びに比較例1〜5
1Lガラス製ビーカーに表2及び表3記載の(X)の成分を80℃にて加熱混合し、別途80℃にて加熱混合した(Y)の成分を攪拌しながら加えて乳化させ、クエン酸にてpHを5.5に調製した(クエン酸の添加量はいずれも0.01部以下)。攪拌を継続しながら自然冷却し、実施例および比較例のヘアリンスを得た。なお、表2および表3の配合量はいずれも有効成分としての配合量である。
表2及び表3中の記号は以下の通り。
(a1):1,2−ドデカンジオールのエチレンオキサイド平均4.0モル付加物[一般式(1)における平均付加モル数m+nが4.0であって、アルキレンオキサイドの付加モル数が0〜12の化合物からなり、付加モル数が0の化合物は12重量%である。]
(a2):1,2−ドデカンジオールのプロピレンオキサイド平均3.0モル付加物[一般式(1)における平均付加モル数m+nが3.0であって、アルキレンオキサイドの付加モル数が0〜10の化合物からなり、付加モル数が0の化合物は20重量%である。]
(b1):前記表1のNo.1のカチオン性界面活性剤
(b2):ステアリン酸エチルエステルトリメチルアンモニウムクロリド[一般式(3)において、R6がn−ヘプタデシル基、R7、R8およびR9がメチル基、pが2、Y-が塩素アニオンであるカチオン性界面活性剤]
(b3):ジステアリン酸エチルエステルジメチルアンモニウムクロリド[一般式(4)において、R10およびR11がn−ヘプタデシル基、R12およびR13がメチル基、qおよびrが2、Z-が塩素アニオンであるカチオン性界面活性剤]
女性10名のパネラーが、市販シャンプーで洗髪した後、実施例1〜6および比較例1〜5で調製したヘアリンス10gを毛髪に塗布し、30秒間放置して40℃のお湯で30秒間すすぎ流した。タオルで毛髪の水分を除き、ドライヤーの温風で乾燥した後のなめらかさ、柔らかさ及び仕上がりの軽やかさについて次の基準で官能評価を行った。10名の評価点の合計を表4に示す。
判定基準
なめらかさ
3点: 非常に指どおりがよくなめらかである
2点: 少し指が毛髪に引っかかる感じがある
1点: 指が毛髪に引っかかりなめらかでない
柔らかさ
3点: 非常に柔らかい
2点: 少し柔らかい
1点: 硬さがある
仕上がりの軽やかさ
3点: 仕上がりが非常に軽やかである
2点: 仕上がりに少し重さを感じる
1点: 仕上がりが非常に重い
実施例1〜6および比較例1〜5で調製したヘアリンスの40ppm界面活性剤水溶液を調製し、OECD化学品テストガイドラインの301A Die−Away法に準拠し生分解性試験を行い、溶存有機炭素から求めた分解率を表4に示す。70%以上の分解率であれば、易分解性であるとされている。
本発明の毛髪処理剤組成物は、例えば、毛髪処理剤(ヘアコンディショナー、ヘアリンス、ヘアトリートメント、ヘアーシャンプーなど)に好適に使用され、さらには、スキンケア用化粧品(化粧水、乳液、クリーム、美容液、パック、マスク、保湿用ジェルなど)、メイクアップ用化粧品(ファンデーション、口紅、アイライナー、マスカラ、アイシャドー、眉墨、ネールトリートメントなど)、毛髪洗浄剤(ヘアシャンプーなど)、皮膚洗浄剤(ボディシャンプー、洗顔クリームなど)食器用洗剤、家庭用洗剤(衣料用柔軟剤など)としても用いることができる。

Claims (4)

  1. 一般式(1)で表されるアルキレンオキサイド付加型のノニオン性界面活性剤(A)、並びに一般式(2)で表されるカチオン性界面活性剤(B1)、一般式(3)で表されるカチオン性界面活性剤(B2)および一般式(4)で表されるカチオン性界面活性剤(B3)からなる群から選ばれる1種以上のカチオン性界面活性剤(B)を含有する毛髪処理剤組成物。
    [式中、R1は酸素原子を介在していてもよい炭素数6〜30の脂肪族または脂環式炭化水素基;AOは炭素数2〜6のアルキレンオキシ基;mおよびnはアルキレンオキサイドの平均付加モル数を表すm+nが0.5〜35となるような0以上の数である。]
    [式中、R2、R5は炭素数10〜26の脂肪族炭化水素基、または炭素数10〜26脂環式炭化水素基であり、R3およびR4は水素原子、炭素数1〜4のアルキル基または炭素数1〜4のヒドロキシアルキル基であり、k、lは0または1、X-はハロゲン原子アニオン、有機酸アニオンまたは超強酸アニオンである。]
    [式中、R6、R10、R11はラノリン脂肪酸残基もしくは炭素数10〜26の脂肪酸残基であり、p、q、rは1〜4の整数、R7、R8、R9、R12、R13は水素原子または炭素数1〜4のアルキル基、ヒドロキシアルキル基、Y-およびZ-はハロゲン原子アニオン、有機酸アニオンまたは超強酸アニオンである。]
  2. (A)と(B)の重量比(A)/(B)が1/0.02〜10である請求項1記載の毛髪処理剤組成物。
  3. さらに、炭素数10〜26の高級アルコール、シリコーンおよび流動パラフィンからなる群から選ばれる1種以上の油分(C)を含有してなる請求項1または2記載の毛髪処理剤組成物。
  4. さらに、水、アニオン性界面活性剤、他のノニオン性界面活性剤、両性界面活性剤、他のカチオン性界面活性剤、炭素数1〜6のアルコール、保湿剤、コンディショニング剤、着色料、香料、防腐剤および抗菌剤からなる群から選ばれる1種以上を含有してなる請求項1〜3のいずれか記載の毛髪処理剤組成物。
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