JP2008213233A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】インクジェットプリンタにおいて、装置全体のスケールアップを伴うことなく簡便な構成で、スターローラによる記録紙の排紙ローラへの押圧を向上させて、排紙ローラに対する記録紙の滑りを防止する。
【解決手段】第2搬送機構32は、記録紙10と当接する当接部36aと、シャフト部36bとを有し、回転駆動される排紙ローラ36と、当接部36aの各々に対向して設けられたスターローラ37と、スターローラ37を排紙ローラ36の側に付勢状態で回転自在に張架支持するコイルばね軸38と、ローラ保持プレート39とを備える。スターローラ37は、金属製のホイール部37aと樹脂製の軸受部37bをアウトサート成形により一体化される。ホイール部37aを強磁性体材料でプレス加工して形成し、シャフト部36bの軸心部であって、軸線方向において当接部36aが位置する箇所には、永久磁石36cをインサート成形により埋設する。
【選択図】図3

Description

本発明は、インクジェットプリンタなどの画像形成装置に関し、特に、その記録紙搬送機構に用いられる排紙ローラ及びスターローラに関する。
一般に、記録紙にプリントヘッドからインクを吐出させて画像を形成するインクジェットプリンタでは、筐体内部に、給紙トレイに充填された記録紙をプリントヘッドの近傍に搬送する第1搬送部と、プリントヘッドによって画像が形成された記録紙を排紙トレイに搬送する第2搬送部が設けられている。吐出されたインクは、記録紙が第2搬送部を通過する際に完全に乾燥していないため、形成された画像を損傷しないように、第2搬送部は、記録紙の画像形成面の裏面に対して面接触し、モータにより回転駆動される排紙ローラと、記録紙の画像形成面に対して点接触し、排紙ローラの回転に従属して回転されるスターローラ等で構成されている。
このスターローラは、多くの場合、特許文献1及び特許文献2に示されるように、コイルばねによって、排紙ローラの側に付勢状態で回転自在に張架支持され、記録紙を排紙ローラに押圧している。また、排紙ローラにおいて、記録紙と当接する当接部は、高弾性であって、表面の摩擦力が大きいゴム材等で形成されている。この結果、記録紙が排紙ローラとスターローラに確実に狭持され、その搬送が行われる。
ところで、上述のようなインクジェットプリンタにおいて、長期使用や連続使用を行うと、排紙ローラの当接部におけるゴム材等の劣化や、コイルばね等の弾性力の低下によって、排紙ローラに記録紙を押圧する力が低下する。そのため、排紙ローラに対して記録紙が滑ってしまう虞があり、記録紙の搬送ができなくなったり、モータのトルクをさらに上げるようにデューティが制御されて、制御回路及びモータにかかる負荷が大きくなったりする可能性がある。さらに、近年のプリント速度の向上に伴って、記録紙の搬送も高速化され、上記問題は、一層顕著化されている。
このような中、特許文献3には、シート排出部から排出されたシートを排出トレイ上にスタックするシートスタック装置において、排出されたシートを受け止めた後、下降及び退避動作を伴って排出トレイにシートを受け渡すシート支え機構をパンタグラフ機構で構成し、その動作と連動するシート押さえ機構を、パンタグラフ機構に新たに配設したマグネット及び金属棒による吸着力を利用して構成したものが開示されている。
また、特許文献4には、プリンタ本体に対して回動自在に設けられたメインスタッカと、このメインスタッカから引き出されるサブスタッカで構成されたスタッカにおいて、装置本体側とサブスタッカのそれぞれに永久磁石を設け、非使用状態では磁石の吸着力によりサブスタッカがメインスタッカに保持され、使用状態では磁石の反発力によりサブスタッカがメインスタッカから進出するようにしたものが開示されている。
ここで、上述のインクジェットプリンタでは、その筐体内部に、多くの部品が密集して取り付けられていると共に、画像形成装置の小型化が進み、その筐体の高さ、奥行及び幅寸法はより小さくすることが求められている。従って、排紙ローラへの押圧の低下を防ぐため、磁気的な吸着力を利用する場合、上述のように磁石や磁石と吸着する磁性体材料を新たな別部品として第2搬送部に設けることはスペース上に非常に困難である。
実登3069489号公報 特開2005−170590号公報 特開2003−182920号公報 特開2005−170615号公報
本発明は、上記問題を解決するためになされたものであり、装置全体のスケールアップを伴うことなく簡便な構成で、スターローラによる記録紙の排紙ローラへの押圧を向上させることにより、排紙ローラに対する記録紙の滑りを防止できる画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために請求項1の発明は、記録紙を保持する給紙トレイと、この給紙トレイに保持された記録紙を所定の経路に沿って搬送する記録紙搬送機構と、この記録紙搬送機構により搬送される記録紙に画像を形成する画像形成部と、外部から入力される画像データを基に前記記録紙搬送機構及び前記画像形成部を制御する制御部とを備え、前記記録紙搬送機構は、前記給紙トレイに保持された記録紙を前記画像形成部に搬送する第1搬送機構と、前記画像形成部により画像が形成された記録紙を装置外部に搬送する第2搬送機構と、前記第1搬送機構及び前記第2搬送機構を駆動させるフィードモータとを有し、前記画像形成部は、インクが充填されたインクカートリッジと、このインクカートリッジが装着され、記録紙の搬送方向に直交する主走査方向に往復移動するキャリッジと、このキャリッジを駆動するキャリッジ駆動モータとを有し、インクを記録紙に吐出させることにより画像形成を行い、前記第2搬送機構は、記録紙の幅寸法に収まるように主走査方向に沿って所定の間隔で複数配置され、記録紙と当接する当接部と、この当接部が圧入されるシャフト部とを含み、前記フィードモータによって回転駆動される排紙ローラと、この排紙ローラの上方に、前記シャフト部に沿って前記当接部の各々に対向して設けられた複数のスターローラと、このスターローラを前記排紙ローラの側に付勢状態で回転自在に張架支持する複数のコイルばね軸と、前記排紙ローラ及び前記コイルばね軸を支持するローラ保持プレートとを有しており、前記スターローラは、記録紙と点接触するように放射状の尖形形状に形成された金属製のホイール部と、前記コイルばね軸が挿入される樹脂製の軸受部をアウトサート成形により一体化することにより形成されており、前記ホイール部により記録紙が前記当接部に押圧され、記録紙を狭持して搬送する画像形成装置において、前記ホイール部は、強磁性体材料をプレス加工して形成されており、前記シャフト部は、樹脂性であると共に、その軸心部であって、その軸線方向において前記当接部が位置する箇所に、円筒状の永久磁石がインサート成形により埋設されており、前記永久磁石の磁力によって前記スターローラが前記排紙ローラの側に引き寄せられ、記録紙を前記排紙ローラにさらに押圧させ、排紙ローラに対して記録紙が滑るのを防止したものである。
請求項2の発明は、記録紙に画像を形成する画像形成部と、給紙トレイに保持された記録紙を前記画像形成部に搬送する第1搬送機構と、前記画像形成部により画像が形成された記録紙を装置外部に搬送する第2搬送機構とを備え、前記第2搬送機構は、所定の間隔で複数配置されて記録紙と当接する当接部と、この当接部が圧入されて回転駆動されるシャフト部とを含んだ排紙ローラと、前記当接部の各々に対向して設けられた複数のスターローラとを有しており、前記スターローラは、前記排紙ローラの側に付勢状態で回転自在に張架支持され、記録紙を前記当接部に押圧する画像形成装置において、前記シャフト部の軸心部のうち、前記当接部が位置する箇所には、永久磁石が設けられており、前記スターローラは、前記永久磁石に吸着されるように形成されており、前記永久磁石の磁力によって前記スターローラが前記排紙ローラの側に引き寄せられ、記録紙を前記排紙ローラにさらに押圧させ、排紙ローラに対して記録紙が滑るのを防止したものである。
請求項1の発明によれば、永久磁石の磁力によってスターローラが排紙ローラの側に引き寄せられ、記録紙を排紙ローラにさらに押圧させ、排紙ローラに対して記録紙が滑るのを防止することができる。そのため、記録紙の搬送を確実に行うことができると共に、制御部がフィードモータのトルクを上げるようにデューティを制御する機会が減少するので、フィードモータ及び制御部に設けられたアナログASICにかかる負荷を低減させることができる。また、本発明の構成にあたって、永久磁石及び強磁性体材料をインサート成形及びアウトサート成型等の射出成形によって従来と同じサイズの部品に組み込んでいるので、装置全体のスケールアップを伴うことなく簡便に構成することができる共に、安価に大量生産が可能である。さらに、シャフト部の慣性モーメントの増加を抑えることができ、フィードモータ及びアナログASICにかかる負荷が小さい。
請求項2の発明によれば、永久磁石の磁力によってスターローラが排紙ローラの側に引き寄せられ、記録紙を排紙ローラにさらに押圧させ、排紙ローラに対して記録紙が滑るのを防止することができる。そのため、記録紙の搬送を確実に行うことができる。また、本発明の構成にあたって、永久磁石及び強磁性体材料を従来と同じサイズの部品に組み込んでいるので、装置全体のスケールアップを伴うことなく簡便に構成することができる。
本発明を実施するための最良の実施形態に係る画像形成装置の一例であるインクジェットプリンタについて図面を参照して説明する。図1はインクジェットプリンタ1の概略構成を示す。インクジェットプリンタ1は、記録紙10を保持する給紙トレイ2と、この給紙トレイ2に保持された記録紙10を搬送する記録紙搬送機構3と、この記録紙搬送機構3によって搬送された記録紙10に画像を形成する画像形成部4と、この画像形成部4によって画像が形成された記録紙10が堆積される排紙トレイ5と、記録紙搬送機構3及び画像形成部4を収容する筐体6と、記録紙搬送機構3及び画像形成部4の制御を司る制御部7等で構成されている。給紙トレイ2は筐体6の前面下方に位置し、排紙トレイ5は筐体6の背面に位置している。
記録紙搬送機構3は、図中の矢印Aで示す記録紙搬送方向(副走査方向)に記録紙10を搬送するものであり、給紙トレイ2に保持された記録紙10を画像形成部4による画像形成位置まで搬送する第1搬送機構と、画像形成部4によって画像が形成された記録紙10を排紙トレイ5に搬送する第2搬送機構32と、第1搬送機構31及び第2搬送機構32を駆動するためのフィードモータ33等で構成される。フィードモータ33には、制御が容易なDCモータが用いられている。
画像形成部4は、インクが充填されたインクカートリッジ41と、インクカートリッジ41を支持しながら、副走査方向に直交する主走査方向に往復移動するキャリッジ42と、キャリッジ42を駆動するキャリッジ駆動モータ43等で構成されている。インクカートリッジ41の下面には、記録紙10にインクを吐出するプリントヘッド44が設けられている。キャリッジ42は、主走査方向に平行に配設されたシャフト45によって往復移動自在に支持される。キャリッジ駆動モータ43の出力は、ベルト等を介してキャリッジ42に伝達される。
制御部7は、例えばCPU、ROM、RAMあるいはこれらの機能を一体化したアナログASIC(application specific integrated circuit)71で構成されており、画像を形成するために、パーソナルコンピュータなどの外部装置から送信されてくる画像データを用いて、フィードモータ33、キャリッジ駆動モータ43及びプリントヘッド44を制御する。具体的には、フィードモータ33を制御して記録紙10を副走査方向に一定速度で搬送し、キャリッジ駆動モータ43を制御して所定の範囲でキャリッジを主走査方向に往復駆動させる。これにより、キャリッジ42上に設けられたプリントヘッド44を、記録紙10上の画像形成範囲の上端から下端にかけて1ラインずつ又は数ラインずつ平行移動させることができる。さらに、フィードモータ33及びキャリッジ駆動モータ43の駆動に同期させて、プリントヘッド44を制御する。例えば、画像データが「黒」を示す位置に向けて黒インクの液滴を飛翔させ、記録紙10にインクを付着させる。逆に画像データが「白」を示す位置には、インクの液滴を飛翔させず、記録紙10にインクを付着させない。他の色についても同様である。このようにして、画像データに応じて、記録紙10上の所定の位置に所定の色の液滴を付着させ、あるいは付着させないことにより、記録紙10上に画像を形成することが可能となる。
第1搬送機構31はプリントヘッド44の上流側に、第2搬送機構32はプリントヘッド44の下流側にそれぞれ配設されている。第1搬送機構31は、給紙トレイ2に載置された記録紙10を装置本体の内部に送出するピックローラ34と、ピックローラ34によって送出された記録紙10をプリントヘッド44の側に送出する給紙ローラ35aと、記録紙10を給紙ローラ35aに押圧する押圧ローラ35b等で構成されている。
図2及び図3は本インクジェットプリンタ1の第2搬送機構32の構成を示す。第2搬送機構32は、記録紙10の画像形成面の裏側に位置する排紙ローラ36と、この排紙ローラ36の上方に設けられたスターローラ37と、このスターローラ37を排紙ローラ36の側に付勢状態で回転自在に張架支持するコイルばね軸38と、排紙ローラ36及びコイルばね軸38を支持するローラ保持プレート39とを有している。
排紙ローラ36は、記録紙10と当接する当接部36aと、この当接部36aが圧入されるシャフト部36bとを備えている。排紙ローラ36は、また、シャフト部36bの一端に設けられる歯車36c等を介して、フィードモータ33によって回転駆動される。当接部36aは、A4、B5、はがき等の各種記録紙10の幅寸法に収まるように主走査方向に沿って2箇所配置されており、記録紙10の画像形成面の裏面と確実に面接触ができるように、高弾性であって、表面の摩擦力が大きいゴム材等で形成されている。シャフト部36bは、樹脂製であり、その軸心部には、軸線方向において当接部36aが位置する箇所に渡る、一本の円筒状の永久磁石36dがインサート成形により埋設されている。ここで、永久磁石とは、外部から磁場や電流の供給を受けることなく磁石としての性質を比較的長期にわたって保持し続ける磁石であり、例えば、アルニコ磁石、フェライト磁石、ネオジウム磁石、サマリウムコバルト磁石等が挙げられる。本実施形態で用いる永久磁石36dとしては、保磁力が高く、軽量化、小型化及び低コスト化に対応できるフェライト磁石又はネオジウム磁石が適している。
スターローラ37は、当接部36aの各々に対向して2箇所設けられている。また、スターローラ37は、記録紙10と点接触するように所定のピッチで放射状の尖形形状に形成された金属製のホイール部37aと、コイルばね軸38が挿入される樹脂製の軸受部37bをアウトサート成形により一体化することにより形成されている。ホイール部37aは、軸受部37bの両端側に、尖形形状の位相を1/2ピッチずらした状態で1箇所づつ配置されている。このようにホイール部37aと記録紙10を短い間隔で接触させるように構成するのは、ホイール部37aが記録紙10に当接する際の振動を低減し、記録紙10の振動による画質の低下を防止するためである。また、ホイール部37aは、板厚0.1mm程度の強磁性の金属板をプレス加工して形成されている。このように板厚を0.1mm程度まで小さくするのは、記録紙10との接触面積を小さくし、インクの乾燥が不十分なときに、スターローラ37の接触によりインクのにじみが生じるのを低減するためである。強磁性の金属板としては、材料強度、材料コストや加工容易性等を鑑みてフェライト系又はマルテンサイト系のSUS材等が適している。
ローラ保持プレート39は樹脂製であって、その両端側が同じく樹脂製の筐体6にボルト39a等で固定されている。ローラ保持プレート39には、コイルばね軸38の両端に対応する位置において、コイルばね軸38の端部を係合し得るように、鍵状のばね係合部39bが形成されている。ローラ保持プレート39の裏面には、下方に突起した回転支持部39cが形成されており、排紙ローラ36を回転自在に軸支している。
上記のように構成された第2搬送機構32の記録紙の搬送動作について説明する。記録紙10が第2搬送機構32の搬送ローラ及びスターローラ37間に送入されると、図3の矢印に示すように、スターローラ37はコイルばね軸38によって排紙ローラ36の側に付勢され、さらに永久磁石36dの磁力によって排紙ローラ36の側に引き寄せられているので、記録紙10は排紙ローラ36に押圧される。この状態で排紙ローラ36が回転すると、スターローラ37はその回転に連動して回転されるので、記録紙10は搬送ローラ及びスターローラ37に挟圧されて搬送される。その際、形成された画像を損傷しないように、排紙ローラ36は記録紙10の画像形成面に対して面接触し、スターローラ37は記録紙10の画像形成面に対して点接触する。
以上のような構成を有する本実施形態のインクジェットプリンタ1によれば、長期使用や連続使用による排紙ローラ36の当接部36aにおけるゴム材等の劣化やコイルばね等の弾性力の低下によって、排紙ローラ36に記録紙10を押圧する力が低下しても、スターローラ37は永久磁石36dの磁力によって常に排紙ローラ36の側に引き寄せられるため、排紙ローラ36に対して記録紙10が滑るのを防止することができ、記録紙10の搬送を確実に行うことができる。さらに、制御部7がフィードモータ33のトルクを上げるようにデューティを制御する機会が減少するので、フィードモータ33及びアナログASIC71にかかる負荷を低減させることができる。また、本発明の構成にあたって、永久磁石36d及び強磁性体材料をそれぞれインサート成形及びアウトサート成型等の射出成形によって従来と同じサイズの部品に組み込んでいるので、装置全体のスケールアップを伴うことなく簡便に構成することができる共に、安価に大量生産が可能であり、製造コストを抑えられる。さらに、シャフト部36bの慣性モーメントの増加を抑えることができ、フィードモータ33及びアナログASIC71にかかる負荷が小さい。
なお、本発明は、上記実施形態の構成に限られず、発明の趣旨を変更しない範囲で種々の変形が可能である。例えば、排紙ローラ36の当接部36aを主走査方向に沿って2箇所より多く配置し、それに伴って、スターローラ37を当接部36aの各々に対向して複数個設けたものであってもよい。また、スターローラ37が永久磁石36dに吸着されればよいので、スターローラ37をすべて強磁性体材料で形成したものであってもよい。さらに、永久磁石36dは、シャフト部36bの軸線方向において当接部36aが位置する箇所に配設されていればよいので、当接部36aの幅寸法の応じた長さの永久磁石36dを、その箇所ごとに設けたものであってもよい。
本発明の一実施形態に係るインクジェットプリンタを示す側面図。 (a)は、同インクジェットプリンタの第2搬送機構を示す平面図、(b)はその立面図。 図2(a)のB部を示す平面図、(b)はその立面図、(c)はその断面図。
符号の説明
1 インクジェットプリンタ
2 給紙トレイ
3 記録紙搬送機構
4 画像形成部
5 排紙トレイ
7 制御部
10 記録紙
31 第1搬送機構
32 第2搬送機構
33 フィードモータ
36 排紙ローラ
36a 当接部
36b シャフト部
36d 永久磁石
37 スターローラ
37a ホイール部
37b 軸受部
38 コイルばね軸
39 ローラ保持プレート
41 インクカートリッジ
42 キャリッジ
43 キャリッジ駆動モータ

Claims (2)

  1. 記録紙を保持する給紙トレイと、この給紙トレイに保持された記録紙を所定の経路に沿って搬送する記録紙搬送機構と、この記録紙搬送機構により搬送される記録紙に画像を形成する画像形成部と、外部から入力される画像データを基に前記記録紙搬送機構及び前記画像形成部を制御する制御部とを備え、
    前記記録紙搬送機構は、前記給紙トレイに保持された記録紙を前記画像形成部に搬送する第1搬送機構と、前記画像形成部により画像が形成された記録紙を装置外部に搬送する第2搬送機構と、前記第1搬送機構及び前記第2搬送機構を駆動させるフィードモータとを有し、
    前記画像形成部は、インクが充填されたインクカートリッジと、このインクカートリッジが装着され、記録紙の搬送方向に直交する主走査方向に往復移動するキャリッジと、このキャリッジを駆動するキャリッジ駆動モータとを有し、インクを記録紙に吐出させることにより画像形成を行い、
    前記第2搬送機構は、
    記録紙の幅寸法に収まるように主走査方向に沿って所定の間隔で複数配置され、記録紙と当接する当接部と、この当接部が圧入されるシャフト部とを含み、前記フィードモータによって回転駆動される排紙ローラと、
    この排紙ローラの上方に、前記シャフト部に沿って前記当接部の各々に対向して設けられた複数のスターローラと、
    このスターローラを前記排紙ローラの側に付勢状態で回転自在に張架支持する複数のコイルばね軸と、
    前記排紙ローラ及び前記コイルばね軸を支持するローラ保持プレートとを有しており、
    前記スターローラは、記録紙と点接触するように放射状の尖形形状に形成された金属製のホイール部と、前記コイルばね軸が挿入される樹脂製の軸受部をアウトサート成形により一体化することにより形成されており、
    前記ホイール部により記録紙が前記当接部に押圧され、記録紙を狭持して搬送する画像形成装置において、
    前記ホイール部は、強磁性体材料をプレス加工して形成されており、
    前記シャフト部は、樹脂性であると共に、その軸心部であって、その軸線方向において前記当接部が位置する箇所に、円筒状の永久磁石がインサート成形により埋設されており、
    前記永久磁石の磁力によって前記スターローラが前記排紙ローラの側に引き寄せられ、記録紙を前記排紙ローラにさらに押圧させ、排紙ローラに対して記録紙が滑るのを防止したことを特徴とする画像形成装置。
  2. 記録紙に画像を形成する画像形成部と、給紙トレイに保持された記録紙を前記画像形成部に搬送する第1搬送機構と、前記画像形成部により画像が形成された記録紙を装置外部に搬送する第2搬送機構とを備え、
    前記第2搬送機構は、所定の間隔で複数配置されて記録紙と当接する当接部と、この当接部が圧入されて回転駆動されるシャフト部とを含んだ排紙ローラと、
    前記当接部の各々に対向して設けられた複数のスターローラとを有しており、
    前記スターローラは、前記排紙ローラの側に付勢状態で回転自在に張架支持され、記録紙を前記当接部に押圧する画像形成装置において、
    前記シャフト部の軸心部のうち、前記当接部が位置する箇所には、永久磁石が設けられており、
    前記スターローラは、前記永久磁石に吸着されるように形成されており、
    前記永久磁石の磁力によって前記スターローラが前記排紙ローラの側に引き寄せられ、記録紙を前記排紙ローラにさらに押圧させ、排紙ローラに対して記録紙が滑るのを防止したことを特徴とする画像形成装置。
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