JP2001220043A - シート処理方法およびシート処理装置 - Google Patents

シート処理方法およびシート処理装置

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JP2001220043A
JP2001220043A JP2000366524A JP2000366524A JP2001220043A JP 2001220043 A JP2001220043 A JP 2001220043A JP 2000366524 A JP2000366524 A JP 2000366524A JP 2000366524 A JP2000366524 A JP 2000366524A JP 2001220043 A JP2001220043 A JP 2001220043A
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sheet
moving
leading edge
roller assembly
processing apparatus
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JP2000366524A
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Kevin Bokelman
ケビン・ボーケルマン
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HP Inc
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  • Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
  • Separation, Sorting, Adjustment, Or Bending Of Sheets To Be Conveyed (AREA)
  • Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)
  • Conveyance By Endless Belt Conveyors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 シート処理装置でシート媒体を処理する方法
を提供する。 【解決手段】 個別媒体シートを第１の位置２４からシ
ート処理装置の処理位置まで移動させるステップ、処理
位置で媒体シートの第１の面側を処理するステップ、シ
ートを処理位置から移動させてシートの前縁をシート移
動ローラ組立体５０の全般に半径方向に突出する表面に
係合させるステップ、移動ローラ組立体５０を所定方向
に回転させて表面に、前縁が移動するにつれて、前縁を
処理位置から移動ローラ組立体と第１および第２のシー
ト案内２７，２９との間に延びるシート送給経路を形成
する二つのニップの一方に移動させるステップ、ニップ
の所定の一方でシートの反対面側を掴み、移動ローラ組
立体５０を、シートをローラ組立体と関連案内との間に
引く方向に回転させてシートを処理位置から処理済みシ
ート位置３４の方に移動させるステップを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、紙、ベラム、透明
画紙などのような平らで柔軟な媒体の個別カットシート
を、媒体の印刷シートのようなシートを入力位置から所
要位置まで送給するための種々の分岐を有する移動経路
を通して移動させることに関する。例示の目的で、ただ
し限定しないが、本発明を、走査位置までおよび走査位
置を通して走査すべき文書シートのスタックから走査済
みシートを積み重ねておく走査済み文書位置まで延長し
ているシート移動経路を有する文書走査装置に関して説
明する。更に詳細に記せば、本発明は、二重走査装置ま
たはプリンタにおいてシートを案内し移動させることに
関するものであり、この場合、媒体シートの一方の側を
最初に走査しまたは印刷してから、必要なら、個別シー
トをひっくり返して走査または印刷領域に戻し、シート
の他の側を走査または印刷することができる。本発明の
教示を一般に、柔軟媒体シートを所定経路に移動させな
ければならないどんな事務機械にも適用できる。
【０００２】
【従来の技術】ここで使用するかぎり、用語「シート処
理装置」はしたがって、広く、ただし必ずしも限定はし
ないが、プリンタ、孤立文書複写機、ファクシミリ機
械、文書走査機械、およびこのような機械の組合せを包
含するつもりである。
【０００３】
【課題を解決するための手段】本発明は、シート処理装
置でシート媒体を処理する方法を提供する。この方法
は、 ａ）個別媒体シートを第１の位置から前記シート処理装
置の処理位置まで移動させるステップ、 ｂ）前記処理位置で媒体シートの第１の面側を処理する
ステップ、 ｃ）前記シートを前記処理位置から移動させて、前記シ
ートの前縁をシート移動ローラ組立体の全般に半径方向
に突出する移動表面に係合させるステップ、 ｄ）前記移動ローラ組立体を所定方向に回転させて、前
記前縁が移動するにつれて、前記前縁を前記処理位置か
ら前記移動ローラ組立体と第１および第２のシート案内
との間に延びるシート送給経路を形成する二つのニップ
の一方に移動させるステップ、 ｅ）前記ニップの前記所定の一方にある前記シートの反
対面側を掴み、前記移動ローラ組立体を、前記シートを
前記ローラ組立体と関連案内との間に引いて前記シート
を前記処理位置から処理済みシート位置の方に移動させ
る方向に回転させるステプ、を備えている。
【０００４】装置に関して、本発明は、シート媒体入力
位置、シート媒体処理位置、処理済みシート媒体位置、
および前記入力位置から前記処理位置を通って前記処理
済みシート位置まで延びる媒体移動経路を形成するシー
ト案内、個別媒体シートを前記経路に沿って移動させる
シート移動手段を備えており、前記媒体移動経路は、シ
ート入力経路と第１および第２のシート出力経路との間
のシート経由空間を備え、前記シート移動手段は、前記
経由空間に、前記シートの前縁に係合し、前記前縁を前
記出力経路の一方または他方に移動させるよう設置およ
び構成された周辺シート案内面を有する回転可能に駆動
されるシート移動ローラ組立体、およぴ前記移動ローラ
組立体を反対方向に回転させて前記シートの前記前縁を
所定の出力経路におよび前記出力位置の方に移動させる
動力駆動機構を備えている。
【０００５】
【発明の実施の形態】図１ａ〜図４は、文書走査装置１
０の同じ概略側面立面図であり、貫通する個別文書シー
トの通路を示している。この装置１０は、単一シート走
査用の全般的に平らで水平に広がっているガラステーブ
ルまたはプラテン面１２およびその一端にそれを通して
走査すべき移動文書を通常どおり装置の走査構成要素に
より見ることができる領域１４を備えている。傾斜枠２
０は、文書入力トレイまたは文書送りトレイ２２を支持
しており、走査構成要素に送るべき文書のスタック２４
を保持している。枠２０の傾斜面または案内２６および
枠の複数の静止媒体シート案内２７，２８，２９はとも
に、媒体スタック２４から走査領域１４まで、次に走査
ローラ４０および文書出力シート移動ローラ組立体５０
を通って、トレイ３４が走査済み文書のスタックを受け
るために設けられている走査済み文書出力位置まで延長
するシート媒体経路を形成している。個別シートをスタ
ック２４から走査領域１４に送る装置は、傾斜媒体支持
体または送りトレイ２２、上部および下部媒体撮みロー
ラ３０，３２、および共通に所有する同時係属中の出願
（出願番号Ｕ．Ｓ．０９／４５２，８３２）に説明され
ているように、ローラ３０，３２を同じ前進回転方向に
（たとえば、時計回りに）移動させて最上部シートを撮
み、同じ逆方向で（たとえば、反時計回りに）移動させ
て最下部シートを撮む適切な駆動機構を備えている。
【０００６】図５および図６はそれぞれ、その軸方向に
沿って離間した位置に複数のローラ５４が取り付けられ
ている回転可能シャフト５２を備えた移動ローラ組立体
５０の端部立面図および斜視図を示している。各ローラ
５４は、他のローラ５４と好適に同じであり、全般的に
半径方向に突出する突起５６が形成されている円筒面か
ら構成された突起付き表面を備えている。突起５６は、
好適に円周上に等間隔に設けられ、したがって突起５６
の間に軸方向に広がる空間または溝５８が形成されてい
る。突起付きローラ５４の各々は、シャフト５２に取り
付けられ、シャフト５２とともに且つ、突起を長手方向
に整列させて回転するので、突起間の溝５８もシャフト
５２の長さ方向に沿って互いに整列されている。
【０００７】ここに使用するかぎり、用語「突起付き表
面」は、ローラまたはローラに巻かれたベルトの適当に
粗い表面を意味し、この粗い面は、その上に全般に軸方
向へ延びる溝を形成しており、その溝の幅および深さ
は、溝に係合する紙または他の材料のシートの前縁を係
合させてローラの回転方向に移動させるのに適してい
る。溝はたとえば、ローラまたはベルトの表面の軸方向
に延びる離間した連続隆起により、またはローラまたは
ベルトの表面の軸方向に延びる離間した凹み突起の列に
より、または円筒形のローラ面またはベルトに切り込ま
れた溝により形成さている。用語「ローラ」は、単一の
細長いローラおよび共通のシャフトまたは軸にある二つ
以上の軸方向に離して設けられたローラと機械的に同等
のものを包含するつもりである。
【０００８】また、図６で見られるように、離間した二
つの駆動ローラ６０は、離れた位置でシャフトに取り付
けられ、紙または他の媒体のシートをシート周縁の内側
に係合させている。図６には二つの駆動ローラ６０が示
されているが、シート処理装置で扱われる媒体シートの
幅により、単一または三つ以上の駆動ローラが使用可能
であり、したがって駆動ローラ６０の数は重要でない。
また、移動ローラ組立体は、好適には複数の細長いリブ
７０および円周リング７２を備え、必要に応じて媒体シ
ートに支持を与えることもできる。
【０００９】図５で見られるように、それぞれ移動ロー
ラ組立体５０の上下に設置されたピンチローラ６２およ
び６４は、駆動ローラ６０に接線方向に係合して移動ロ
ーラ組立体５０の上下にニップおよび媒体シート送給経
路を設けている。上部ピンチローラ６２は図６の斜視図
で示されているが、下部ローラ６４は図５だけで見られ
る。下部ピンチローラ６４は、各駆動ローラ６０と係合
して設けられていることが理解されよう。好適には、ピ
ンチローラ６２，６４は、移動ローラ組立体５０の直径
の反対側に離して設置されているが、そうすることが不
可欠ではない。また、駆動ローラ６０の直径は、好適に
は突起付きローラ５４の直径よりもわずかに小さいこと
にも注目される。適切な動力駆動機構（図示せず）が設
けられており、突起付き表面ローラ５４および駆動ロー
ラ６０を含む移動ローラ組立体を必要に応じて時計回り
または反時計回りに回転させている。
【００１０】図６に示す構成において、突起付きローラ
５４の円筒面は、駆動ローラ６０が主として媒体のシー
トを駆動ローラ６０と対向ピンチローラ６２，６４との
間に形成されたニップを通して移動させるのに使用され
るから、媒体シートの面に横断的に係合するよう特別に
設計する必要はない。したがって、駆動ローラ６０およ
びピンチローラ６２，６４には、媒体シートを掴み、通
常どおりニップを通して移動させる牽引面が設けられ
る。図示した構成では、ピンチローラ６２，６４は、ば
ねで片寄せられて駆動ローラ６０と係合し、移動ローラ
組立体５０および駆動ローラ６０が回転するときだけ回
転できるアイドラを備えている。
【００１１】離間設置されたローラ５４，６０は、同一
である必要はなく、共通軸上にある幾つかのローラ５４
は突起付き表面を有することができ、他のローラ６０は
必ずしも突起付きではないが、ピンチローラ６２，６４
と係合してそれを通して媒体シートを駆動できるニップ
を形成するのに適する摩擦面を有するシート駆動ローラ
を備えることができる。突起付きローラは、必要なら、
それと係合するピンチローラを備え、それにより突起付
きローラが二つとも媒体シートの前縁をニップの方に案
内し、次いでシートを突起付きローラと関連ピンチロー
ラとの間のニップを通して移動させることが考えられて
いる。
【００１２】表面接触している対向ローラは、周知のよ
うにそれらの間に媒体シート移動ニップを形成するの
で、用語「ローラ」は、ローラの周りに掛けられた対向
する連続ベルトまたは共にニップを形成する対向ローラ
およびベルトのような、ニップを形成する対向表面を有
する機械的代替品を含むようにするつもりであり、特別
にそのように規定する。
【００１３】図１は、紙または他の媒体のシートの、対
向撮みローラ３０，３２によるスタック２４の上または
下からの最初の移動を示している。図１に示した位置で
は、紙の前縁が進行してしまっており、文書駆動ローラ
４０によりシート処理位置１４を通して駆動されてお
り、シートの前縁が静止案内２８，２９の間に形成され
たシート移動経路内の所定位置に到達してしまってい
る。文書駆動ローラ４０により移動するシートの前縁が
移動ローラ組立体５０に近付くにつれて、タイミング回
路が動力駆動機構を作動させ、移動ローラ組立体５０を
図１に示したように反時計回りに回転させる。媒体シー
トの前縁が連続して移動すると、前縁がローラ５４の突
起付き表面に係合するので、全般に半径方向に延びてい
る突起５６および溝５８がシートの前縁に係合してこれ
を静止案内２８から下方で静止案内２７と移動ローラ組
立体との間の下部出力経路に移動させ、シートの前縁が
下部ピンチローラ６４と駆動ローラ６０との間のニップ
に係合してシートを移動ローラ組立体５０の右下に移動
させ続け、シートを完全に処理位置１４および文書駆動
ローラ４０から向こうに、図２で見られる処理済みシー
ト位置またはトレイ３４の方に移動させる。
【００１４】図３では移動ローラ組立体５０の回転方向
が逆になっており、ローラ組立体５０が今度は、シート
の後縁が駆動ローラ６０と下部ピンチローラ６４との間
のニップを通過するまで時計方向に回転するようになっ
ている。これにより、シートが面を逆向きにして処理位
置１４の方に戻るので、今度は文書シートの別の面側を
走査しまたはその上に印刷できることになる。シートの
第２の面側を走査または印刷中に、文書駆動ローラ４０
は時計回りに回転し続けるので、再びシートがシート処
理領域４０を通って移動し、最後にシートの前縁（前に
は後縁であった）がローラ５４の突起付き表面に接触
し、それにより突起５６および溝５８がシートの前縁に
係合して持ち上げる。したがって、それを駆動ローラ６
０と上部ピンチローラ６２との間に形成された上部ニッ
プの方に案内するので、文書シートは、今度は二重走査
または二重印刷されてしまっているが、駆動ローラ６０
と上部ピンチローラ６２との間の上部ニップを通って移
動ローラ組立体５０の上を通過できる。
【００１５】その最も広い局面で、本発明には、突起付
き表面を有するローラまたはベルト５４を使用して移動
媒体シートの前縁に係合し、これを、図示した構成で
は、移動ローラ組立体５０の上下にある二つの出力経路
の一つに移動させることが関係している。もちろん本発
明の原理は、適切なわずかの修正を行えばその平らな表
面を非水平経路において移動するシート媒体の処理に適
用できることが明らかであるから、それらの教示を水平
向き移動ローラ組立体５０に限定する必要があるという
理由はない。図示した好適実施形態では、別々の駆動ロ
ーラ６０および関連ピンチローラ６２，６４がシート
を、移動ローラ組立体５０の回転方向により、所定の上
側または下側で移動ローラ組立体５０を通過して移動さ
せている。駆動ローラ６０をピンチローラに係合する代
わりに、一定の媒体および目的について、別々の駆動ロ
ーラを全く不要にしてピンチローラ６２，６４を個別突
起付き表面ローラ５４の直径の反対側に好適に整列させ
て設置することが考えられる。更に、ピンチローラ６
２，６４をすべての場合に不可欠にしなくてよいことが
考えられている。突起付き表面ローラ上の全般に半径方
向に突出する突起５６は、必要に応じて、静止案内２
７，２９と滑動可能に係合させて突起と静止案内との間
に移動ローラ組立体５０の回転方向により媒体シートが
通過するニップを形成する大きさおよび構成にすること
ができる。この場合に、静止案内自身は、主として静止
している間、突起５６に接線方向に接する弾力的に片寄
せられた部分を設けて移動シート媒体をそれらの間に挟
むことができる。弾力的片寄せにより本質的に他の場合
には静止案内と考えられている案内２７，２９がわずか
に移動することが理解される。媒体経路の側方から側方
へ延長している連続溝５８を有する単一突起付き表面ロ
ーラ５４は、このような機能を満たすよう構成すること
ができる。
【００１６】当業者は、移動ローラ組立体５０をプラス
チックまたは他の軽量材料から成形または他の場合にも
製作できること、および突起５６および溝５８を適切な
大きさの成形品に一体的に形成して紙の前縁を移動ロー
ラ組立体の反対側にある所要ニップに案内するというそ
の所期の機能を行わせることができることを認識するで
あろう。必要な時に必要な回転方向へ移動ローラ組立体
５０を回転させるための適切な駆動装置の細目は当業者
の技巧の範囲に十分入り、したがってここでは説明しな
い。
【００１７】当業者は、上に図示し説明した好適実施形
態に様々な付加修正を行い得ることおよび保護の範囲は
特許請求の範囲の語法によってのみ限定されることを認
識するであろう。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の教示を取り入れた文書走査装置を通過
する媒体シートの進行を順を追って示す側面立面図であ
る。
【図２】本発明の教示を取り入れた文書走査装置を通過
する媒体シートの進行を順を追って示す側面立面図であ
る。
【図３】本発明の教示を取り入れた文書走査装置を通過
する媒体シートの進行を順を追って示す側面立面図であ
る。
【図４】本発明の教示を取り入れた文書走査装置を通過
する媒体シートの進行を順を追って示す側面立面図であ
る。
【図５】媒体シート経由空間および可逆移動ローラ組立
体の拡大側面立面図である。
【図６】図１の走査装置に使用され、一連の離間して同
軸に設置された突起付き表面ローラおよび駆動ローラを
備えた移動ローラ組立体の斜視図である。
【符号の説明】 ２４ 第１の位置 ２６〜２９ シート案内 ３０，３２ シート移動手段 ３４ 処理済みシート媒体位置 ４０ 媒体処理位置 ５０ シート移動ローラ組立体 ５４ 案内ローラ ５６ 突起 ５８ 溝 ６０ 駆動ローラ ６２，６４ ピンチローラ

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 シート処理装置でシート媒体を処理する
    方法において、 ａ）個別媒体シートを第１の位置から前記シート処理装
    置の処理位置まで移動させるステップ、 ｂ）前記処理位置で媒体シートの第１の面側を処理する
    ステップ、 ｃ）前記シートを前記処理位置から移動させて前記シー
    トの前縁をシート移動ローラ組立体の全般に半径方向に
    突出する表面に係合させるステップ、 ｄ）前記移動ローラ組立体を所定方向に回転させて前記
    表面に、前記前縁が移動するにつれて、前記前縁を前記
    処理位置から前記移動ローラ組立体と第１および第２の
    シート案内との間に延びるシート送給経路を形成する二
    つのニップの一方に移動させるステップ、 ｅ）前記ニップの所定の一方で前記シートの反対面側を
    掴み、前記移動ローラ組立体を、前記シートを前記ロー
    ラ組立体と関連案内との間に引く方向に回転させて前記
    シートを前記処理位置から処理済みシート位置の方に移
    動させるステップ、を備えていることを特徴とする方
    法。
  2. 【請求項２】 前記シートの前記前縁を前記ローラ組立
    体の周面にある半径方向へ延びる溝に係合させるステッ
    プを備えていることを特徴とする請求項１に記載の方
    法。
  3. 【請求項３】 前記シートの前記前縁を、各々が少なく
    とも一つの前記溝を有する前記組立体の、離間して軸方
    向に整列している溝付きローラに係合させ、それにより
    前記前縁が前記溝にて前記ニップの前記一方に向かって
    移動するようにするステップを備えていることを特徴と
    する請求項２に記載の方法。
  4. 【請求項４】 更に、 ｆ）前記シートの後縁が前記所定のニップを通過する前
    に、前記移動ローラ組立体の回転方向を逆にし、前記シ
    ートを面を逆向きにして前記処理位置まで送り戻し、前
    記文書シートの第２の面側を処理するステップ、 ｇ）前記シートの前記第２の面側を前記処理位置で処理
    し、前記シートを前記処理位置から移動させて前記シー
    トの前縁を前記シート移動ローラ組立体の前記表面に係
    合さるステップ、 ｈ）前記移動ローラ組立体を所定方向に回転させて前記
    表面に、前記シートの前記前縁が移動するにつれて、前
    記シートの前記前縁を前記処理位置から前記ニップの他
    方へ移動させるステップ、 ｉ）前記ニップの前記他方で前記移動シートの反対面側
    を掴み、前記移動ローラ組立体を回転させて前記シート
    を前記ローラ組立体と関連案内との間に引き、前記シー
    トを前記処理位置から前記処理済みシート位置に移動さ
    せるステップ、を備えていることを特徴とする請求項１
    に記載の方法。
  5. 【請求項５】 更に、前記移動ローラ組立体と係合して
    いる前記シートを前記移動ローラ組立体の上方および下
    方にある垂直方向に離間している出力経路において、前
    記ニップを形成するよう前記移動ローラ組立体と係合し
    ている垂直方向に離間しているピンチローラを用いて移
    動させるステップを備えているいることを特徴とする請
    求項１に記載の方法。
  6. 【請求項６】 シート媒体処理装置であって、シート媒
    体入力位置、シート媒体処理位置、処理済みシート媒体
    位置、および前記入力位置から前記処理位置を通って前
    記処理済みシート位置まで延びる媒体移動経路を形成す
    るシート案内、個別媒体シートを前記経路に沿って移動
    させるシート移動手段を備えており、前記媒体移動経路
    は、シート入力経路と第１および第２のシート出力経路
    との間にシート経由空間を備え、前記シート移動手段
    は、前記経由空間に、前記シートの前縁と係合して前記
    前縁を前記出力経路の一方または他方に移動させるよう
    設置および構成された周辺シート案内面を有する回転可
    能に駆動されるシート移動ローラ組立体、および前記移
    動ローラ組立体を反対方向に回転させて前記シートの前
    記前縁を所定の出力経路におよび前記出力位置の方に移
    動させる動力駆動機構を備えていることを特徴とするシ
    ート処理装置。
  7. 【請求項７】 前記移動ローラ組立体の前記シート案内
    面は、軸方向に延びる溝により突起状になっていること
    を特徴とする請求項６に記載のシート処理装置。
  8. 【請求項８】 前記移動ローラ組立体は、離間した位置
    で媒体シートの前縁に係合する軸方向に整列した溝を有
    する一連の軸方向に離間設置されたシート案内ローラを
    備えていることを特徴とする請求項７に記載のシート処
    理装置。
  9. 【請求項９】 前記移動ローラ組立体は更に、前記溝を
    有する前記ローラと軸方向に整列した少なくとも一つの
    シート駆動ローラ、および前記駆動ローラと表面係合し
    て媒体シートの前縁を受け且つ前記前縁を前記出力経路
    の第１の方に移動させるニップを形成するピンチローラ
    を備えていることを特徴とする請求項８に記載のシート
    処理装置。
  10. 【請求項１０】 更に、前記駆動ローラの少なくとも二
    つおよびそれと前記移動ローラ組立体に沿う離間位置で
    係合しているピンチローラが媒体シートの前縁を受け、
    前記前縁を前記出力経路の第１の方に導くための軸方向
    に整列したニップを形成していることを特徴とする請求
    項９に記載のシート処理装置。
  11. 【請求項１１】 前記移動ローラ組立体は更に、前記駆
    動ローラと表面係合して媒体シートの前縁を受け、前記
    前縁を前記出力経路の第２の経路で移動させるための第
    ２のニップを形成する第２のピンチローラを備えている
    ことを特徴とする請求項９に記載のシート処理装置。
  12. 【請求項１２】 前記移動ローラ組立体は更に、前記駆
    動ローラと表面係合して媒体シートの前縁を受け、前記
    前縁を前記出力経路の第２の経路で移動させるための第
    ２のニップを形成する第２のピンチローラを備えている
    ことを特徴とする請求項１０に記載のシート処理装置。
  13. 【請求項１３】 更に、少なくとも二つの前記駆動ロー
    ラおよびそれと前記移動ローラ組立体に沿う離間位置で
    係合し、媒体シートの前縁を受けて前記前縁を前記出力
    経路の第２の経路で移動させるための軸方向に整列した
    第２のニップを形成する第２のピンチローラを備えてい
    ることを特徴とする請求項１２に記載のシート処理装
    置。
  14. 【請求項１４】 前記突起付きローラは前記シートの前
    記前縁を前記移動ローラ組立体の上下で前記ニップの方
    に移動させ、前記駆動ローラは、前記シートを垂直方向
    に離間した出力経路で前記出力位置の方に移動させるこ
    とを特徴とする請求項１３に記載のシート処理装置。
  15. 【請求項１５】 更に、前記ピンチローラに近接し、媒
    体シートの前縁を前記ニップまで案内する静止案内を備
    えていることを特徴とする請求項１４に記載のシート処
    理装置。
  16. 【請求項１６】 前記ピンチローラは、前記駆動ローラ
    に係合するよう片寄せられていることを特徴とする請求
    項１５に記載のシート処理装置。
  17. 【請求項１７】 更に、前記処理位置で前記シートを走
    査する走査装置を備えていることを特徴とする請求項１
    ６に記載のシート処理装置。
  18. 【請求項１８】 前記シート移動手段は、前記入力位置
    で個別媒体シートをスタックから前記移動経路に送り込
    むシートフィーダを備えていることを特徴とする請求項
    １７に記載のシート処理装置。
  19. 【請求項１９】 更に、前記処理位置で前記シートに印
    刷する印刷装置を備えていることを特徴とする請求項１
    ６に記載のシート処理装置。
  20. 【請求項２０】 前記シート移動手段は、前記入力位置
    で個別媒体シートをスタックから前記移動経路に送り込
    むシートフィーダを備えていることを特徴とする請求項
    １９に記載のシート処理装置。
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