JP2008213143A - スローアウェイ工具 - Google Patents

スローアウェイ工具 Download PDF

Info

Publication number
JP2008213143A
JP2008213143A JP2008159680A JP2008159680A JP2008213143A JP 2008213143 A JP2008213143 A JP 2008213143A JP 2008159680 A JP2008159680 A JP 2008159680A JP 2008159680 A JP2008159680 A JP 2008159680A JP 2008213143 A JP2008213143 A JP 2008213143A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
throw
tool
away
tip
angle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2008159680A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4854708B2 (ja
Inventor
Koichi Kato
孝一 加藤
Kimiaki Fuku
公彰 冨久
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shibaura Machine Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Machine Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Machine Co Ltd filed Critical Toshiba Machine Co Ltd
Priority to JP2008159680A priority Critical patent/JP4854708B2/ja
Publication of JP2008213143A publication Critical patent/JP2008213143A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4854708B2 publication Critical patent/JP4854708B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Milling Processes (AREA)

Abstract

【課題】適正な逃げ角を取ることができることと、底刃を使用するフライスカッタ仕様のような場合に、工具の回転外周面側に位置する辺部が工具回転軸線に対して大きい角度を持たないことを両立してコーナ数が最も多い長寿命のスローアウェイ工具用チップを用いたスローアウェイ工具を提供すること。
【解決手段】スローアウェイ工具において、側面形状が7角形であるスローアウェイ工具用チップ10が工具本体2に取り付けられている。
【選択図】 図3

Description

この発明は、スローアウェイ工具用チップを用いたスローアウェイ工具に関するものである。
シャンク部を含む工具本体に超硬チップが交換可能にクランプされるクランプ工具として、3角形、4角形、菱形の超硬チップ(スローアウェイチップ)の各コーナを順次使用するスローアウェイ工具はよく知られている。スローアウェイ工具には、フライスカッタ、エンドミル等がある。
現状のスローアウェイチップは、通常、片面のみの使用で、再研磨されずに使い捨てされるから、使用回数を増やすためには、チップ形状を多角形状にし、一つのチップのコーナ数が多いことがよい。
しかし、チップのコーナ数が多くなると、すなわち、多角数が増えると、その多角数に応じて隣接片間の角度が小さくなるため、適正な逃げ角を取れなくなり、切削効率を犠牲にすることになる。
また、スローアウェイチップの制限、特に、底刃を使用するフライスカッタ仕様のスローアウェイ工具では、スローアウェイチップの一つの辺部を底刃とした場合に、工具の回転外周面側に位置する辺部が工具回転軸線に対して大きい角度を持たないことが要求される。これは、その角度が大きいと、工具の回転外周面側に位置する辺部(コーナ部)が外側に出っ張る量が増え、この出張り部分とワークとの干渉回避のために、コーナ切削性が低下するからである。
この発明は、上述の如き問題点を解消するためになされたもので、適正な逃げ角を取ることができることと、底刃を使用するフライスカッタ仕様のような場合に、工具の回転外周面側に位置する辺部が工具回転軸線に対して大きい角度を持たないことを両立してコーナ数が最も多い長寿命のスローアウェイ工具用チップを用いるスローアウェイ工具を提供することを目的としている。
上述の目的を達成するために、この発明によるスローアウェイ工具において、側面形状が7角形であるスローアウェイ工具用チップが工具本体に取り付けられていることを特徴としている。このスローアウェイ工具用チップの側面形状は正7角形とすることができる。
この発明によるスローアウェイ工具用チップは、更に、両側面が互いに平行面とされ、表裏反転して使用できるリバーシブルタイプであることを特徴としている。
本発明によれば、側面形状が7角形であるスローアウェイ工具用チップを工具本体に取付けることにより、スローアウェイ工具用チップが、適正な逃げ角を取ることができることと、底刃を使用するフライスカッタ仕様のような場合に、工具の回転外周面側に位置する辺部が工具回転軸線に対して大きい角度を持たないことが両立してコーナ数が多く、耐久時間が長い長寿命チップとなり、経済性の向上に併せて省資源化が図られる。
以下に添付の図を参照してこの発明の実施の形態を詳細に説明する。図1〜図4はこの発明によるスローアウェイ工具用チップ(以下、チップと略称する)を有するスローアウェイ工具およびチップの一つの実施の形態を示している。
スローアウェイ工具は、シャンク部1を有する工具本体2と、工具本体2にボルト3によって着脱可能に固定されたクランプ爪4によってクランプされたチップ10とにより構成されている。このスローアウェイ工具は、フライスカッタとして構成され、チップ10は、工具本体2の先端部に、120度の回転角をもって3個設けられている。
チップ10は、超硬合金等により側面形状が正7角形をなす多角形に形成されており、7個の辺部11〜11と、7個のコーナ部12〜12を有しており、両側面13a、13bが互いに平行面になっている。このチップ10の隣接する辺部間の角度(内角)θは略128度58分程度であり、図4に示されているように、切削刃角βを45度に設定すると、底逃げ角αを6.42度に確保できる。
チップ10は、正7角形であるから、隣接する辺部間の外側の角度が略128度58分程度で、底逃げ角αを適正角に設定でき、この取付角度において、工具の回転外周面側に位置する辺部(図3(a)では辺部11)が工具回転軸線Xに対して大きい角度を持つことがなく、コーナ部(図3(a)では辺部12)の出張り量tは小さい値に止められる。
これにより、チップ10は、適正な逃げ角αを取ることができることと、底刃を使用するフライスカッタ仕様のような場合に、工具の回転外周面側に位置する辺部が工具回転軸線に対して大きい角度を持たないことを両立してコーナ数7になり、しかも、両側面13a、13bが互いに平行面になっていることにより、表裏反転して使用できるリバーシブルタイプとなり、7×2のコーナ数が得られるようになり、使用可能時間(耐久時間)が長い長寿命チップになる。
また、両側面13a、13bが互いに平行面であることにより、チップ10の全体形状が単純なものになり、チップ製作性がなく、ユーザサイドでも、簡単に再研磨して再使用することも可能になる。
この発明によるスローアウェイ工具用チップを有するスローアウェイ工具の一つの実施の形態を示す全体図である。 この発明によるスローアウェイ工具用チップを有するスローアウェイ工具の拡大先端面図である。 (a)はこの発明によるスローアウェイ工具用チップの一つの実施の形態を示す側面図、(b)は同じくそれの端面図である。 切削角度βを45度に設定すると、底逃げ角αを6.42度に確保できることを示す説明図である。
符号の説明
1 シャンク部
2 工具本体
3 ボルト
4 クランプ爪
10 チップ
11〜11 辺部
12〜12 コーナ部

Claims (4)

  1. スローアウェイ工具において、側面形状が7角形であるスローアウェイ工具用チップが工具本体に取り付けられていることを特徴とするスローアウェイ工具。
  2. スローアウェイ工具において、側面形状が正7角形であるスローアウェイ工具用チップが工具本体に取り付けられていることを特徴とするスローアウェイ工具。
  3. 前記スローアウェイ工具用チップは、両側面が互いに平行面であることを特徴とする請求項1又は2記載のスローアウェイ工具。
  4. 前記スローアウェイ工具用チップは、底逃げ角を有するように前記工具本体に取り付けられていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一に記載のスローアウェイ工具。
JP2008159680A 2008-06-18 2008-06-18 スローアウェイ工具 Expired - Lifetime JP4854708B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008159680A JP4854708B2 (ja) 2008-06-18 2008-06-18 スローアウェイ工具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008159680A JP4854708B2 (ja) 2008-06-18 2008-06-18 スローアウェイ工具

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001064434A Division JP2002263943A (ja) 2001-03-08 2001-03-08 スローアウェイ工具用チップ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008213143A true JP2008213143A (ja) 2008-09-18
JP4854708B2 JP4854708B2 (ja) 2012-01-18

Family

ID=39833791

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008159680A Expired - Lifetime JP4854708B2 (ja) 2008-06-18 2008-06-18 スローアウェイ工具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4854708B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015128817A (ja) * 2014-01-08 2015-07-16 サンドビック インテレクチュアル プロパティー アクティエボラーグ ミーリング工具

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104551184A (zh) * 2014-12-31 2015-04-29 苏州用朴合金工具有限公司 一种硬质合金面铣刀

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01125112A (ja) * 1987-11-10 1989-05-17 Seiko Electronic Components Ltd 水晶振動子の支持構造
JPH07237024A (ja) * 1994-02-28 1995-09-12 Mitsubishi Materials Corp 切削工具
JPH0839306A (ja) * 1994-07-29 1996-02-13 Mitsubishi Materials Corp スローアウェイチップ
JP2000503911A (ja) * 1996-01-26 2000-04-04 サンドビック アクティエボラーグ 切削インサートの割り出し

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01125112A (ja) * 1987-11-10 1989-05-17 Seiko Electronic Components Ltd 水晶振動子の支持構造
JPH07237024A (ja) * 1994-02-28 1995-09-12 Mitsubishi Materials Corp 切削工具
JPH0839306A (ja) * 1994-07-29 1996-02-13 Mitsubishi Materials Corp スローアウェイチップ
JP2000503911A (ja) * 1996-01-26 2000-04-04 サンドビック アクティエボラーグ 切削インサートの割り出し

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015128817A (ja) * 2014-01-08 2015-07-16 サンドビック インテレクチュアル プロパティー アクティエボラーグ ミーリング工具

Also Published As

Publication number Publication date
JP4854708B2 (ja) 2012-01-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5403167B2 (ja) 刃先交換式切削工具
JP6042911B2 (ja) 突出する横当接面を有する割出し可能な両面−ネガティブ切削インサートおよび切削工具
JP6330913B2 (ja) 切削インサート及び刃先交換式回転切削工具
JP2018503525A (ja) ミーリングインサートおよびミーリング工具
JP2007038319A (ja) スローアウェイチップ
JP2009262319A (ja) ドリル用インサートおよびインサートドリル
JP2010515591A5 (ja)
JP6365701B2 (ja) 切削インサート及び刃先交換式切削工具
JP6217045B2 (ja) フライス加工用切削インサート
JPWO2014148515A1 (ja) 切削インサート及び刃先交換式切削工具
JP2008229744A (ja) 切削インサートおよびインサート着脱式転削工具
JP2010280056A (ja) 切削インサート及び切削工具、並びにそれを用いた被削材の切削方法
WO2014021314A1 (ja) 切削インサートおよび刃先交換式切削工具
JP4854708B2 (ja) スローアウェイ工具
JP5218811B2 (ja) スローアウェイチップ
JP2006181702A (ja) 刃先交換式チップとそれを用いたエンドミル
JP4231497B2 (ja) 刃先交換式ドリル
JP4335112B2 (ja) 深孔切削用ドリルヘッド
JP2007237302A (ja) ピンミラーカッター
JP5483872B2 (ja) 切削インサートおよび切削工具ならびにそれらを用いた切削方法
JP2006231424A (ja) フライス工具およびスローアウェイインサート
JP2008254127A (ja) 切削インサート
JP2006088332A (ja) スローアウェイチップおよびスローアウェイ式切削工具
JP2002263943A (ja) スローアウェイ工具用チップ
JPWO2016039347A1 (ja) 刃先交換式回転切削工具

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080716

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110224

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110405

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110525

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20111018

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20111025

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141104

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4854708

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

EXPY Cancellation because of completion of term