JP2008210709A - 反射鏡及びこの反射鏡を備えた照明器具 - Google Patents

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Nobuyuki Kanatsuji
信之 金辻
Motoko Kita
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Abstract

【課題】フィラメント像等の光源像の照射面への現出を効果的に抑制してより均一な照明光を得ることができる反射鏡を提供する。
【解決手段】凹状の反射面50aを有する略ドーム形の反射鏡本体50を有し、その後部中心に配置された光源からの光を前記反射面50aにより反射させる反射鏡5において、前記反射面50aに、横断面形状が凸状または凹状の複数の散光用筋条部11…を形成し、前記各散光用筋条部11…は、光軸方向から見て、前記反射面50aの内周側50bから外周側に延び、かつ、前記反射面50aの径方向に対して交差するように配置する。
【選択図】 図2

Description

この発明は、各種光源の反射用に使用される反射鏡及びこの反射鏡を備えた照明器具に関する。
一般的な照明器具における反射鏡は、略ドーム状の反射鏡本体の後部中心に配置されたフィラメント電球等の光源からの光を前記反射面により反射させて所定方向へ出射させるようになっている。
このような反射鏡において反射面が単なる鏡面であると、光源がフィラメント電球等の場合には、照射面に光源像としてフィラメント像が現出する傾向がある。
このような光源像の現出を抑制する手段として、従来より、反射鏡の反射面にディンプル模様を形成する方法が提案されている。
また、従来、反射鏡の反射面に多数の縦溝を放射状に配置した技術も提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−10906号公報
しかしながら、このような従来技術によって光源像等の現出を低減することはできるものの、より効果的に抑制するにあたってはさらなる改善が望まれるところである。
また、近年、複数の元素を封入した高輝度放電ランプであるHID(High Discharge Lamp)が各種分野で普及しているが、このHIDランプでは、封入元素が比重の違いによって偏在することによって、照射面に色むらが発生する場合がある。このため、HID等を光源とする場合にもより均一な照明光を得ることのできる技術が望まれている。
この発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、光源像の現出等を効果的に抑制してより均一な照明光を得ることができる反射鏡及びこの反射鏡を備えた照明器具を提供することを課題としている。
上記課題は、以下の手段によって解決される。
[1]凹状の反射面を有する略ドーム形の反射鏡本体を有し、その後部中心に配置された光源からの光を前記反射面により反射させる反射鏡において、
前記反射面には、横断面形状が凸状または凹状の複数の散光用筋条部が形成されるとともに、
前記各散光用筋条部は、光軸方向から見て、前記反射面の内周側から外周側に延び、かつ、前記反射面の径方向に対して交差するように配置されていることを特徴とする反射鏡。
[2]前記散光用筋条部は、光軸方向から見て、前記反射面の径方向の任意の直線に対し、異なる角度で交差する複数の前記散光用筋条部が存在するように配置されている前項1に記載の反射鏡。
[3]前記各散光用筋条部は、光軸方向から見て曲線状に形成されている前項1または2に記載の反射鏡。
[4]前項1〜3のいずれかに記載の反射鏡を備えていることを特徴とする照明器具。
前項[1]の発明によれば、光源から反射面に向かう光は、複数の散光用筋条部によって反射されるが、各散光用筋条部の横断面形状が凸状または凹状であるから、各散光用筋条部の幅方向の各位置で光の反射方向が異なる。さらに、このような各散光用筋条部は、光軸方向から見て反射面の径方向に対して交差するように配置されているため、各散光用筋条部に到達した光は、反射面の径方向に対して斜めにねじれた方向に反射することになる。これにより光源から各方向に出射された光をそれぞれ反射鏡による光照射面の全域に散光させることができる。したがって、例えば、フィラメント像等の光源像の現出を効果的に抑制してより均一な照明光を得ることができる。また、光出射方向によって色が異なる高輝度放電ランプを光源に適用した場合でも、光照射面における光の色ムラの発生を低減することができる。
前項[2]の発明によれば、反射面の径方向の任意の直線に対し、複数の散光用筋条部が異なる角度で交差するため、光源から任意の径方向に出射した光が交差角度の異なる複数の散光用筋条部に到達してそれぞれ異なる方向に反射される。このため、より一層光源像の現出を効果的に抑制してより均一な照明光を得ることができる。また、光出射方向によって色が異なる高輝度放電ランプを光源に適用した場合でも、光照射面における光の色ムラの発生をより一層低減することができる。
前項[3]の発明によれば、各散光用筋条部を曲線状に形成するため、その全体曲率や、径方向位置毎での曲率を適宜設定することにより、好適な散光状態を容易に実現することができる。
前項[4]の発明によれば、光源像の現出等を効果的に抑制してより均一な照明光を得ることができる照明器具を提供することができる。
以下、この発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、この発明の実施形態に係る反射鏡を備えた照明器具を示す一部破断側面図である。
図1において、この照明器具は、器具本体1の後端部1aが、基台2上に立設された支持体3の上端部3aに軸体3bを介して首振り可能に支持されている。
この器具本体1の前部1bは照明部ケースとして構成されており、光源4を保持するソケット(図示せず)、光源4からの光を反射させて所定方向へ出射させる反射鏡5などが収容されている。
なお、前部1bの開口端部には、前面ガラス保持用のキャップ6が着脱可能に装着されている。
前記反射鏡5における本体50は、凹状の反射面50aが、例えば光軸を含む断面形状が放物線形状の略ドーム形に成形されており、その後端部50bは前記光源4のソケットへの装着を妨げないように筒孔部で構成されている。
なお、反射鏡本体50は、反射面50aの形状は、放物線形状の断面に限らず、断面形状が楕円形状の略ドーム形等であってもよい。
また、このような反射鏡本体50は、たとえばガラス材料から形成することができるが、これに限らず、例えばアルミニウムなどの金属や合成樹脂等から構成しても良い。
この反射鏡本体50の反射面50aには、図2〜図4に示すように、横断面形状が凸状の、例えば連続的な曲面からなる凸曲面状の複数の散光用筋条部11…が形成されている。
これら散光用筋条部11…は、光軸方向から見て、それぞれ反射面50aの内周側(反射鏡5の後端側)50bから外周側(反射鏡5の前縁側)まで延びるように配置されている。
また、各散光用筋条部11…は、光軸方向から見たとき、反射面50aの内周側50bでは反射面50aの径方向にほぼ平行で、外周側に向かうにつれて径方向に対する傾斜角度が大きくなる連続的な曲線状に形成されている。
各散光用筋条部11…は、このような形状に形成されることで、光軸方向から見て、反射面50aの周方向について所定の角度範囲に属する径方向の直線と交差するようになっている。
また、このような散光用筋条部11…が、反射面50aの全周方向において、光軸を取り囲むように多数配置されていることで、図5に示すように、反射面50aの径方向の任意の直線Lに対し、異なる角度で交差する複数の散光用筋条部11…が存在するようになっている。
なお、本明細書において、直線Lと散光用筋条部11…の交差角度とは、散光用筋条部11…の稜線または隣接する散光用筋条部11,11間の境界線(谷線)が直線Lと交差する部位における、前記稜線または境界線の接線と直線Lとのなす角度をいうものとする。
このような構成における照明器具においては、光源4からの光が反射鏡5の反射面50aに到達し、各散光用筋条部11…の表面において反射して、所定方向へ出射される。
このとき各散光用筋条部11…は横断面形状が凸状であるから、各筋条部11…の幅方向の各位置に入射した光はそれぞれ異なる角度で反射して出射する。
とくに、各散光用筋状部11…の横断面形状は、連続的に傾斜角度が変化する曲面状に形成されているから、幅方向の各位置に入射した光はその位置の僅かな違いに応じて連続的に異なる角度で反射して出射する。
さらに、このような各散光用筋条部11…は、光軸方向から見て反射面50aの径方向に対して交差するように配置されているため、各散光用筋条部11…に到達した光は、反射面50aの径方向に対して斜めにねじれた方向に反射することになる。
さらにまた、このような散光用筋状部11…は、反射面50aの径方向の任意の直線に対し、複数の散光用筋条部11…が異なる角度で交差するように配置されているため、光源4から任意の径方向に出射した光が、交差角度の異なる複数の散光用筋条部11…に到達してそれぞれ異なる方向に反射されることになる。
すなわち、図5に示すように、前記光源4からの光のうち、ある径方向の仮想線L上を進む光に着目すると、仮想線Lに対して異なる角度で交差する散光用筋条部11毎に、光の入射方向である仮想線Lと散光用筋条部11…との交差角度に応じた様々な方向へ出射することになる。
以上の作用が相俟って、本実施形態によれば、光源4から各方向に出射された光をそれぞれ反射鏡50による光照射面の全域に散光させることができる。
したがって、例えば、フィラメント像等の光源像の現出を効果的に抑制してより均一な照明光を得ることができる。
また、光源4として、例えば、光出射方向によって色が異なる高輝度放電ランプを使用した場合でも、封入原子の比重の違いによって出射方向で色が異なって現れるのが前記散光によって効果的に抑制されることになり、光照射面における光の色ムラの発生を低減して、違和感のない照明光を得ることができる。
また、この実施形態では、各散光用筋条部11…を曲線状に形成したため、その全体曲率や、径方向位置毎での曲率を適宜設定することにより、好適な散光状態を容易に実現することができる。
なお、前記散光用筋条部11は、横断面形状が凸状のものに限られるものではなく、図6に示すように、横断面形状が凹状の散光用筋条部21…であっても上記と同様の効果を奏するものである。
また、前記散光筋条部11の横断面形状は、曲面状でなく、三角形状等、横断面形状が直線状の辺を有する形状から構成したり、あるいは直線状の部位を有する形状から構成してもよい。
また、前記実施形態では、反射面50aの径方向に対して交差するように曲線状に傾斜した散光用筋条部11…を反射面50aの外側ほど径方向に対する傾斜角度が大きくなる曲線状に形成したが、曲率を一定としても、あるいは反射面50aの内側ほど傾斜角度が大きくなる曲線状(渦巻き状)に形成しても良い。
さらに散光用筋条部11…は、反射面50aの径方向に対して交差しているならば、曲線状のものに限らず、例えば図7に示すように、直線状の散光用筋条部31…として構成してもよい。
この発明の実施形態に係る反射鏡が適用された照明器具を示す一部破断側面図である。 同反射鏡を示す正面図である。 図1のA−A線に沿った反射鏡の断面図である。 反射鏡の反射面における複数の散光用筋条部を示す斜視図である。 反射面における、ある径方向の仮想線L上で入射する光と各散光用筋条部との交差角度の違いの説明図である。 散光用筋条部の横断面形状の他の例を示す斜視図である。 散光用筋条部の他の例を示す反射鏡の一部の正面図である。
符号の説明
4 光源
5 反射鏡
11,21,31 散光用筋条部
50 反射鏡本体
50a 反射面

Claims (4)

  1. 凹状の反射面を有する略ドーム形の反射鏡本体を有し、その後部中心に配置された光源からの光を前記反射面により反射させる反射鏡において、
    前記反射面には、横断面形状が凸状または凹状の複数の散光用筋条部が形成されるとともに、
    前記各散光用筋条部は、光軸方向から見て、前記反射面の内周側から外周側に延び、かつ、前記反射面の径方向に対して交差するように配置されていることを特徴とする反射鏡。
  2. 前記散光用筋条部は、光軸方向から見て、前記反射面の径方向の任意の直線に対し、異なる角度で交差する複数の前記散光用筋条部が存在するように配置されている請求項1に記載の反射鏡。
  3. 前記各散光用筋条部は、光軸方向から見て曲線状に形成されている請求項1または2に記載の反射鏡。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載の反射鏡を備えていることを特徴とする照明器具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011171062A (ja) * 2010-02-17 2011-09-01 Stanley Electric Co Ltd 反射鏡

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JP2002231024A (ja) * 2001-01-30 2002-08-16 Kokubu Denki Co Ltd 照明器具

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