JP2008208373A - オルガニルオキシ基を有する有機ケイ素化合物の製造法 - Google Patents

オルガニルオキシ基を有する有機ケイ素化合物の製造法 Download PDF

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Abstract

【課題】反応時間が非常に長く、そのため混合に際して通常生じる温度より高い温度が必要とされ、もしくは触媒を付加的な処理工程において除去または不活性化させなければならないほど必要とされる触媒濃度が高いという欠点を有さない製造法。
【解決手段】亜鉛キレート(C1)と、塩基性窒素を含有する化合物(C21)およびアルコール(C22)からなる群から選択される少なくとも1つの添加物質(C2)とを含有する配合物(C)の存在下で少なくとも1つのシラノール基を有する有機ケイ素化合物(A)を少なくとも2つのオルガニルオキシ基を含有する化合物(B)と反応させることを特徴とする、オルガニルオキシ基を有する有機ケイ素化合物の製造法によって解決される。
【選択図】なし

Description

本発明は、亜鉛キレートおよびアミンおよび/またはアルコールを含有する触媒系の存在下でオルガニルオキシ基を有する有機ケイ素化合物を製造するための方法、ならびに室温で架橋する材料における該化合物の使用に関する。
チタネートおよび場合によりアミンを用いたシラノールとアルコキシシランとからのシロキサン結合の製造は久しい以前から公知である。これに関して、例えばUS−A3,504,051が参照される。アルコキシ末端ポリジメチルシロキサンの製造のために、種々の酸とアミンとの組み合わせ、例えばFR2,604,713における有機酸とアミン、US−A4,515,932におけるルイス酸とアミンまたはEP−A304701におけるギ酸とアミンとの組み合わせも記載されている。US−A5,055,502においては、アルコキシ末端ポリジメチルシロキサンを製造するための触媒として亜鉛キレートの使用が記載される。
US−A3,504,051 FR2,604,713 US−A4,515,932 EP−A304701 US−A5,055,502
これら全ての製造法は特定の欠点を有する:たいてい反応時間は非常に長く、そのため混合に際して通常生じる温度より高い温度が必要とされ、もしくは触媒を付加的な処理工程において除去または不活性化させなければならないほど必要とされる触媒濃度が高い。多数の系は黄変しやすく、または特定の組成物中でのみ安定性である。
本発明の対象は、亜鉛キレート(C1)と、塩基性窒素を含有する化合物(C21)およびアルコール(C22)からなる群から選択される少なくとも1つの添加物質(C2)とを含有する配合物(C)の存在下で少なくとも1つのシラノール基を有する有機ケイ素化合物(A)を少なくとも2つのオルガニルオキシ基を含有する化合物(B)と反応させることを特徴とする、オルガニルオキシ基を有する有機ケイ素化合物の製造法である。
本発明に従って使用されるシラノール基を有する有機ケイ素化合物(A)は、有利には式
(OH)SiO(4−a−b)/2 (I)、
[式中、
Rは、同一のまたは種々のSiC結合された、場合により置換された炭化水素基を意味し、
aは、0、1、2または3、有利には1または2であり、かつ
bは、0、1または2、有利には0または1であり、
ただし、a+bからの合計は≦4であり、かつ1分子当たりbが0でない式(I)の少なくとも1つの単位が存在している]の単位を含有するものである。
本発明に従って使用される有機ケイ素化合物(A)はシラン、すなわちa+b=4である式(I)の化合物と同様またシロキサン、すなわちa+b≦3である式(I)の単位を含有する化合物であってもよい。有利には、本発明に従って使用される有機ケイ素化合物はオルガノポリシロキサン、殊に式(I)の単位から成るものである。
本発明の範囲において概念のオルガノポリシロキサンには、ポリマーのシロキサン、オリゴマーのシロキサンと同様またダイマーのシロキサンも併せて包含されるべきである。
Rのための例は、アルキル基、例えばメチル基、エチル基、n−プロピル基、イソプロピル基、1−n−ブチル基、2−n−ブチル基、イソブチル基、tert−ブチル基、n−ペンチル基、イソペンチル基、ネオペンチル基、tert−ペンチル基;ヘキシル基、例えばn−ヘキシル基;ヘプチル基、例えばn−ヘプチル基;オクチル基、例えばn−オクチル基およびイソオクチル基、例えば2,2,4−トリメチルペンチル基;ノニル基、例えばn−ノニル基;デシル基、例えばn−デシル基;ドデシル基、例えばn−ドデシル基;オクタデシル基、例えばn−オクタデシル基;シクロアルキル基、例えばシクロペンチル基、シクロヘキシル基、シクロヘプチル基およびメチルシクロヘキシル基;アルケニル基、例えばビニル基、1−プロペニル基および2−プロペニル基;アリール基、例えばフェニル基、ナフチル基、アントリル基およびフェナントリル基;アルカリール基、例えばo−、m−、p−トリル基;キシリル基およびエチルフェニル基;およびアラルキル基、例えばベンジル基、α−およびβ−フェニルエチル基である。
置換された基Rのための例は、ハロゲンアルキル基、例えば3,3,3−トリフルオロ−n−プロピル基、2,2,2,2',2',2'−ヘキサフルオロイソプロピル基、ヘプタフルオロイソプロピル基およびハロゲンアリール基、例えばo−、m−およびp−クロロフェニル基;ならびにγ官能基化プロピル基、例えば3−アミノプロピル基、3−(2−アミノエチル)アミノプロピル基、3−グリシドキシプロピル基、3−メルカプトプロピル基および3−メタクリルオキシプロピル基である。
有利には基Rは、場合によりハロゲン原子、アミノ基、エーテル基、エステル基、エポキシ基、メルカプト基、シアノ基または(ポリ)グリコール基で置換されている、炭素原子1〜18個を有する炭化水素基であり、その際、(ポリ)グリコール基はオキシエチレン単位および/またはオキシプロピレン単位から構成されている。とりわけ有利には基Rは、炭素原子1〜8個を有する炭化水素基、殊にメチル基である。
有利には有機ケイ素化合物(A)は、少なくとも2つのシラノール基を有する有機ケイ素化合物である。
有利には有機ケイ素化合物(A)は、本質的に線状のオルガノポリシロキサンである。
本発明に従って使用される式(I)のポリマーは、有利には10〜10mPasの粘度を、とりわけ有利には1000〜350000mPasの粘度をそのつど25℃で有する。
本発明に従って使用される有機ケイ素化合物(A)のための例は、
HO(Si(CHO)29〜1000Si(CH(CHNH
HO(Si(CHO)29〜1000Si(CH(OH)、
HO(Si(CHO)29〜1000Si(CH
HO(Si(CHO)0〜100Si(CH(CHO(CHCH(CH)O)10〜1000(CH(Si(CHO)0〜100Si(CH(OH)、
HO(Si(CHO)3〜500Si(O)[(Si(CHO)3〜500H]および
HO(Si(CHO)3〜500Si(CH)(O)[(Si(CHO)3〜500H]であり、
その際、HO(Si(CHO)30〜1000Si(CH(CHNH
HO(Si(CHO)30〜1000Si(CH(OH)、
HO(Si(CHO)30〜1000Si(CHおよび
HO(Si(CHO)3〜500Si(CH)(O)[(Si(CHO)3〜500H]が有利であり、かつHO(Si(CHO)30〜1000Si(CH(OH)がとりわけ有利である。
成分(A)は市販の生成物であり、もしくは化学において慣用の方法に従って製造可能である。
本発明に従って使用されるオルガニルオキシ基を有する化合物(B)は、有利には式
(OR(OH)SiO(4−c−d−e)/2 (II)、
[式中、
は、同じまたは異なっていてよく、かつ基Rのために記載された意味を有し、
は、同じまたは異なっていてよく、かつ酸素原子により中断されていてよい、場合により置換された炭化水素基を意味し、
cは、0、1、2または3であり、
dは、0、1、2、3または4であり、かつ
eは、0または1、有利には0であり、
ただし、c+d+eからの合計は≦4であり、かつ1分子当たり少なくとも2つの基−ORが存在している]の単位を含有するものである。
本発明に従って使用される有機ケイ素化合物(B)はシラン、すなわちc+d+e=4である式(II)の化合物と同様またシロキサン、すなわちc+d+e≦3である式(II)の単位を含有する化合物であってもよい。有利には、本発明に従って使用される化合物(B)は式(II)のシランであり、その際、dはその時に有利には3または4である。
基Rのための例は、基Rのために記載された例である。
有利には基Rは、メチル基、エチル基、n−プロピル基、イソプロピル基、1−n−ブチル基、2−n−ブチル基、イソブチル基、tert−ブチル基、フェニル基およびビニル基であり、その際、メチル基およびビニル基がとりわけ有利である。
基Rのための例は、基Rのために記載された例である。
有利には基Rは、メチル基、エチル基およびイソプロピル基であり、その際、メチル基がとりわけ有利である。
有利には化合物(B)は、少なくとも3つのオルガニルオキシ基を有する有機ケイ素化合物である。
本発明に従って使用される化合物(B)のための例は、メチルトリメトキシシラン、ジメチルジメトキシシラン、テトラメトキシシラン、ビニルトリメトキシシラン、メチルビニルジメトキシシラン、メチルトリエトキシシラン、テトラエトキシシラン、フェニルトリメトキシシラン、n−ブチルトリメトキシシラン、イソブチルトリメトキシシランおよびtert−ブチルトリメトキシシラン、ならびにそれらの部分加水分解物であり、その際、メチルトリメトキシシラン、テトラメトキシシラン、ビニルトリメトキシシラン、メチルビニルジメトキシシラン、メチルトリエトキシシラン、テトラエトキシシランおよびn−ブチルトリメトキシシランが有利であり、ならびにメチルトリメトキシシラン、テトラメトキシシラン、ビニルトリメトキシシラン、テトラエトキシシランおよびn−ブチルトリメトキシシランがとりわけ有利である。
成分(B)は市販の生成物であり、もしくは化学において慣用の方法に従って製造可能である。
本発明による方法の場合、成分(B)はそのつど化合物(A)におけるSi−OH基のモル量に対して、有利には1〜100倍モル過剰で、とりわけ有利には2〜50倍モル過剰で使用される。
本発明による方法の場合、配合物(C)はそのつど成分(A)および(B)の全量に対して、有利には5〜10000質量ppm、とりわけ有利には100〜3000質量ppmの量で使用される。
本発明に従って使用される亜鉛キレート(C1)は、有利には式(III)
Figure 2008208373
[式中、
、RおよびRは、そのつど互いに無関係に、同じまたは異なっていてよく、かつ水素原子、場合により置換された炭化水素基またはオルガニルオキシ基を意味する]のものである。
炭化水素基R、RおよびRのための例は、そのつど互いに無関係に、基Rおよび基−ORのために記載された例である。R、RおよびRが置換された炭化水素基である場合、置換基として、そのつど互いに無関係に、ハロゲン原子、アミノ基、エーテル基、エステル基、エポキシ基、メルカプト基、シアノ基または(ポリ)グリコール基が有利であり、その際、(ポリ)グリコール基はオキシエチレン単位および/またはオキシプロピレン単位から構成されている。
有利には基RおよびRは、互いに無関係に、水素原子、R’が、場合により置換された炭化水素基、例えばメトキシ基、エトキシ基、イソプロポキシ基、ブトキシ基およびフェノキシ基、および場合により置換された炭素原子1〜18個を有する炭化水素基、とりわけ有利にはメチル基、エチル基、フェニル基、トリフルオロメチル基、基(CHC−、Ph−CH−または(CHCH−、殊にメチル基、エチル基、(CHC基または(CHCH基(そのつどPhはフェニル基に同じである)に同じである基−OR’である。
有利には基Rは、水素原子ならびに場合により置換された炭素原子1〜18個を有する炭化水素基であり、とりわけ有利には水素原子ならびにメチル基およびエチル基であり、殊に水素原子である。
式(II)中で表されてはいないが、R、RおよびRの2つは一緒に二官能性の、場合により置換された炭素原子5〜12個を有する炭化水素基を示しうる。RおよびRは一緒に1つの環、例えば1,3−シクロヘプタンジオンまたは1,3−シクロヘキサンジオンを形成しうる。RおよびRは一緒に1つの環、例えばサリチル酸エステル、例えばサリチル酸ベンジルエステル、サリチル酸フェニルエステル、サリチル酸エチルエステル、サリチル酸−(2−エチルヘキシル)−エステル、2−ヒドロキシベンズアルデヒド、または例えば2−アセチル−シクロペンタノン、2−アセチル−シクロヘキサノンまたは2−アセチル−1,3−シクロヘキサンジオンを形成しうる。
本発明に従って使用される亜鉛キレート(C1)のための例は、亜鉛ビス(ヘキサフルオロアセチルアセトネート)、亜鉛ビス(1,3−ジフェニル−1,3−プロパンジオネート)、亜鉛ビス(1−フェニル−5−メチル−1,3−ヘキサンジオネート)、亜鉛ビス(1,3−シクロヘキサンジオネート)、亜鉛ビス(2−アセチル−シクロヘキサノネート)、亜鉛ビス(2−アセチル−1,3−シクロヘキサンジオネート)、亜鉛ビス(エチルサリチレート)、亜鉛ビス(ジエチルマロネート)、亜鉛ビス(エチルアセトアセテート)、亜鉛ビス(ベンジルサリチレート)、亜鉛ビス(アセチルアセトネート)および亜鉛ビス(2,2,6,6−テトラメチル−3,5−ヘプタンジオネート)であり、その際、亜鉛ビス(アセチルアセトネート)および亜鉛ビス(2,2,6,6,−テトラメチル−3,5−ヘプタンジオネート)が有利である。
成分(C1)は市販の生成物であり、もしくは化学において慣用の方法に従って製造可能である。
本発明に従って使用される配合物(C)は、亜鉛キレート(C1)を1〜80質量%の量で、とりわけ有利には5〜60質量%の量で、殊に10〜50質量%の量で含有する。
本発明に従って使用される配合物(C)中に場合により含有される塩基性窒素を有する化合物(C21)は、有利には式
NR (IV)、
[式中、
は、同じまたは異なっていてよく、かつ水素原子、または場合によりヒドロキシ基、ハロゲン原子、アミノ基、エーテル基、エステル基、エポキシ基、メルカプト基、シアノ基または(ポリ)グリコール基で置換されている炭化水素基を意味し、その際、(ポリ)グリコール基はオキシエチレン単位および/またはオキシプロピレン単位から構成されており、ただし、式(IV)中では多くても2つのRしか水素原子の意味を有さない]の化合物、脂肪族環状アミン、例えばピペリジンおよびモルホリン、ならびに式
Si(OR10(4−k−l−m)/2 (V)、
[式中、
は、同じまたは異なっていてよく、かつ1価の場合により置換されたSiC結合された、塩基性窒素を含まない有機基を意味し、
10は、同じまたは異なっていてよく、かつ水素原子、または場合により置換された炭化水素基を意味し、
Aは、同じまたは異なっていてよく、かつ1価のSi結合された、塩基性窒素を有する基を意味し、
kは、0、1、2または3であり、
lは、0、1、2、3または4であり、かつ
mは、0、1、2または3であり、
ただし、k+l+mからの合計が4以下であり、かつ1分子当たり少なくとも1つの基Aが存在している]の単位を含有する、少なくとも1つの塩基性窒素を有する有機基を有する有機ケイ素化合物から成る群から選択されたものである。
本発明に従って使用される有機ケイ素化合物(C21)はシラン、すなわちk+l+m=4である式(V)の化合物と同様またシロキサン、すなわちk+l+m≦3である式(V)の単位を含有する化合物であってもよい。本発明に従って使用される有機ケイ素化合物がオルガノポリシロキサンである場合、式(V)の単位から成るものが有利である。
およびRのための例は、そのつど互いに無関係に、場合により置換された炭化水素基におけるRのために記載された例である。
は、有利には炭素原子1〜18個を有する炭化水素基であり、その際、エチル基、n−プロピル基、イソプロピル基、n−ブチル基、イソブチル基、sec−ブチル基、2−エチルヘキシル基、シクロヘキシル基、1−メチルヘプチル基およびn−オクチル基がとりわけ有利であり、殊にn−ブチル基が有利である。
は、有利には炭素原子1〜18個を有する炭化水素基であり、その際、メチル基、エチル基およびn−プロピル基がとりわけ有利であり、殊にメチル基が有利である。
場合により置換された炭化水素基R10のための例は、Rのために記載された例である。
10は、有利には水素原子、および場合により窒素と酸素で置換された炭素原子1〜18個を有する炭化水素基であり、とりわけ有利には水素原子、および炭素原子1〜3個を有する炭化水素基であり、殊に水素原子、メチル基およびエチル基である。
基Aのための例は、式HNCH−、HN(CH−、HN(CH−、HN(CHNH(CH−、HN(CHNH(CH−、HN(CHNH(CHNH(CH−、HCNH(CH−、CNH(CH−、HCNH(CH−、CNH(CH−、HN(CH−、HN(CH−、H(NHCHCH−、CNH(CHNH(CH−、シクロ−C11NH(CH−、シクロ−C11NH(CH−、(CHN(CH−、(CHN(CH−、(CN(CH−、シクロ−C11NH−、CHCHCH(CH)NH−および(CN(CH−の基である。
有利にはAは、HN(CH−、HN(CHNH(CH−、HCNH(CH−、CNH(CH−、シクロ−C11NH−、CHCHCH(CH)NH−およびシクロ−C11NH(CH−基であり、その際、HN(CHNH(CH−およびシクロ−C11NH(CH−基がとりわけ有利である。
式(V)の単位を含有する有機ケイ素化合物がシランである場合、kは、有利には0、1または2、とりわけ有利には0または1であり、lは、有利には1または2、とりわけ有利には1であり、かつmは、有利には1、2または3、とりわけ有利には2または3であり、ただし、k+l+mからの合計は4に同じである。
本発明に従って場合により使用される式(V)のシランのための例は、HN(CH−Si(OCH、HN(CH−Si(OC、HN(CH−Si(OCHCH、HN(CH−Si(OCCH、HN(CHNH(CH−Si(OCH、HN(CHNH(CH−Si(OC、HN(CHNH(CH−Si(OCHCH、HN(CHNH(CH−Si(OCCH、(CHSi−NH−Si(CH、HN(CHNH(CH−Si(OH)、HN(CHNH(CH−Si(OH)CH、HN(CHNH(CHNH(CH−Si(OCH、HN(CHNH(CHNH(CH−Si(OC、シクロ−C11NH(CH−Si(OCH、シクロ−C11NH(CH−Si(OC、シクロ−C11NH(CH−Si(OCHCH、シクロ−C11NH(CH−Si(OCCH、シクロ−C11NH(CH−Si(OH)、シクロ−C11NH(CH−Si(OH)CH、(CHSi(NHCH(CH)CHCH、(シクロ−C11NH)−Si−CH、(CHCH(CH)CHNH)Si−CH、HN((CH−Si(OCHおよびHN((CH−Si(OCならびにそれらの部分加水分解物であり、その際、HN(CHNH(CH−Si(OCH、HN(CHNH(CH−Si(OC、HN(CHNH(CH−Si(OCHCH、HN(CHNH(CH−Si(OCCH、HN(CHNH(CH−Si(OH)、HN(CHNH(CH−Si(OH)CH、シクロ−C11NH(CH−Si(OCH、シクロ−C11NH(CH−Si(OC、シクロ−C11NH(CH−Si(OCHCH、シクロ−C11NH(CH−Si(OCCH、シクロ−C11NH(CH−Si(OH)ならびにシクロ−C11NH(CH−Si(OH)CHが有利であり、かつHN(CHNH(CH−Si(OCH、HN(CHNH(CH−Si(OCHCH、シクロ−C11NH(CH−Si(OCH、シクロ−C11NH(CH−Si(OCHCH、HN(CHNH(CH−Si(OH)およびHN(CHNH(CH−Si(OH)CHならびにそのつどそれらの部分加水分解物がとりわけ有利である。
式(V)の単位を含有する有機ケイ素化合物がオルガノポリシロキサンである場合、kの平均値は、有利には0.5から2.5の間に、とりわけ有利には1.4から2.0の間にあり、lの平均値は、有利には0.01から1,0の間に、とりわけ有利には0.01から0.6の間にあり、かつmの平均値は、有利には0から2.0の間に、とりわけ有利には0から0.2の間にあり、ただし、k、lおよびmからの合計は3以下である。
本発明に従って場合により使用される式(V)の単位を含有するシロキサンのための例は、
N(CH−Si(OCH−O−Si(CH)(OCH
N(CH−Si(OC−O−Si(CH)(OCH
N(CH−Si(OC−O−Si(CH)(OC
N(CH−Si(OCH)(CH)−O−Si(CH)(OCH
N(CH−Si(OCH)(CH)−O−Si(OCH
N(CH−Si(OC)(CH)−O−Si(OCH
N(CHNH(CH−Si(OCH−O−Si(CH)(OCH
N(CHNH(CH−Si(OC−O−Si(CH)(OCH
N(CHNH(CH−Si(OC−O−Si(CH)(OC
N(CHNH(CH−Si(OCH)(CH)−O−Si(CH)(OCH
N(CHNH(CH−Si(OCH)(CH)−O−Si(OCH
N(CHNH(CH−Si(OC)(CH)−O−Si(OCH
シクロ−C11NH(CH−Si(OCH−O−Si(CH)(OCH
シクロ−C11NH(CH−Si(OC−O−Si(CH)(OCH
シクロ−C11NH(CH−Si(OC−O−Si(CH)(OC
シクロ−C11NH(CH−Si(OCH)(CH)−O−Si(CH)(OCH
シクロ−C11NH(CH−Si(OCH)(CH)−O−Si(OCH
シクロ−C11NH(CH−Si(OC)(CH)−O−Si(OCH
N(CH−Si(OCH−(O−Si(CH0〜100−(O−Si(CH)−(CHNH0〜100−O−Si(OCH−(CHNH
N(CHNH(CH−Si(OCH−(O−Si(CH0〜100−(O−Si(CH)−(CHNH(CHNH0〜100−O−Si(OCH−(CHNH(CHNH
N(CH−Si(OCHCH−(O−Si(OCHCH1〜100−(O−Si(OCHCH)(CHNH0〜100−O−Si(OCHCH−(CHNH
Si(OCHCH−(O−Si(OCHCH0〜100−(O−Si(OCHCH)(CHNH1〜100−O−Si(OCHCHおよび
シクロ−C11NH(CH−Si(OCH−(O−Si(CH0〜100−(O−Si(CH)−(CHNHシクロ−C110〜100−O−Si(OCH−(CHNHシクロ−C11である。
有利には成分(C21)は、HN(CH−Si(OCH、HN(CH−Si(OC、HN(CH−Si(OCHCH、HN(CH−Si(OCCH、HN(CHNH(CH−Si(OCH、HN(CHNH(CH−Si(OC、HN(CHNH(CH−Si(OCHCH、(CHSi(NHCH(CH)CHCH、HN(CH−Si(OCH−(O−Si(CH0〜100−(O−Si(CH)−(CHNH0〜100−O−Si(OCH−(CHNH、HN(CHNH(CH−Si(OCH−(O−Si(CH0〜100−(O−Si(CH)−(CHNH(CHNH0〜100−O−Si(OCH−(CHNH(CHNH、HN(CH−Si(OCHCH−(O−Si(OCHCH1〜100−(O−Si(OCHCH)(CHNH0〜100−O−Si(OCHCH−(CHNH、Si(OCHCH−(O−Si(OCHCH0〜100−(O−Si(OCHCH)(CHNH1〜100−O−Si(OCHCH、(シクロ−C11NH)Si−CH、(CHCH(CH)CHNH)Si−CH、CHCH(CH)CHNH、シクロ−C11NH、(CHCHN(CHNH、(CH(CHN(CHNH、CHCHCHCHNH、CH(CHNH、(CHCH(CHNH、(CHCH(CH)CH)NH、(シクロ−C11NH、(CHCHCHCHNH、(CH(CHNH、((CHCH(CHNH、(CHCHCHCHN、(CH(CHNおよび((CHCH(CHNであり、その際、(CHCHCHCHNHがとりわけ有利である。
成分(C21)は市販の生成物であり、もしくは化学において慣用の方法に従って製造可能である。
本発明に従って使用される配合物(C)中に場合により含有されるアルコール(C22)は、有利には1価のアルコールである。
有利には本発明に従って場合により使用されるアルコール(C22)は、式
11OH (VI)、
[式中、
11は、同じまたは異なっていてよく、かつ炭素原子1〜18個を有する炭化水素基を意味する]のものである。
有利にはR11は、炭素原子1〜6個を有する炭化水素基、とりわけ有利にはメチル基、エチル基、イソプロピル基およびn−プロピル基、殊にメチル基である。
本発明に従って使用されるアルコール(C22)のための例は、メタノール、エタノール、イソプロパノールおよびn−プロパノールであり、その際、メタノールおよびエタノールが有利でありかつ、メタノールがとりわけ有利である。
成分(C22)は市販の生成物であり、もしくは化学において慣用の方法に従って製造可能である。
本発明による方法において使用される添加物質(C2)は、アミン(C21)のみまたはアルコール(C22)のみであってもよくまたはアミンとアルコールとからの混合物であってもよい。
本発明による方法において使用される添加物質(C2)は、有利にはアミン(C21)である。
本発明に従って使用される配合物(C)が添加物質(C21)を含有する場合、これはそのつど成分(A)および(B)の全量に対して、有利には3〜2000質量ppm、とりわけ有利には20〜1000質量ppmの量である。
本発明に従って使用される配合物(C)が添加物質(C22)を含有する場合、これはそのつど成分(A)および(B)の全量に対して、有利には100〜6000質量ppm、とりわけ有利には500〜3000質量ppmの量である。
本発明による方法の場合、個々の成分は任意の順序で、かつこれまで公知の方法において互いに混合してよい。いくつかの成分から、予備混合物(Vormischungen)、例えば成分(B)と(C)からの混合物も製造されえ、それらは次いで他の成分と混合される。個々の構成成分はまた混合プロセスの開始と同時にまたは混合プロセス中に存在してもよく、もしくは供給してもよい。そうして、例えば成分(B)の一部または配合物(C)をまず1〜60分、そのつどの他の構成成分の混合後に添加してもよい。
本発明による方法において使用される成分は、そのつどそのような成分の1種類であってもよいのと同様またそのつどの成分の少なくとも2種類からの混合物であってもよい。
本発明による方法は、有利には付加的な加熱なしに周囲温度もしくは個々の成分の混合に際して生じる温度で実施される。有利にはこれは、10〜60℃、とりわけ有利には15〜40℃の温度である。
本発明による方法は、有利には周囲雰囲気の圧力で、すなわち900〜1100hPaで実施される;しかしまた超過圧力でも処理されえ、例えば絶対圧力1100から3000hPaの間の圧力で、殊に連続的な処理方法にて、例えばこれらの圧力が、閉じられた系にてポンプ供給に際しての圧力によってかつ使用される材料の蒸気圧によって、高められた温度で生じる場合に処理されうる。
本発明による方法は、有利には湿気の排除下で、例えば乾燥された空気または窒素中で実施される。
本発明による方法は−所望される場合−保護ガス、例えば窒素下で実施してよい。
本発明による方法に際して、反応の終了後に反応混合物は揮発除去されえ、その際、揮発除去は真空を用いて同一の装置中でまたは後接続された装置中で、不活性ガスを供給してまたは供給しないで、室温または高められた温度で実施される。易揮発性構成成分は、有利にはアルコール、メタノールまたはエタノールである。
本発明による方法は、連続的にまたは不連続的に実施されうる。
本発明による方法の有利な一実施態様に従って、ポリマー(A)は連続的にダイナミックミキサーを用いて、シラン(B)、亜鉛キレート(C1)およびアルコール(C22)からの混合物と混合され、かつ貯蔵サイロまたは滞留区間(Verweilstrecke)内にポンプ供給される。反応帯域中では約1.5barの絶対圧力が占めている。後処理、例えば不活性化または揮発除去は行われない。温度はポリマー(A)の出発温度に本質的に依存し、かつ20〜60℃の範囲にある。しかしまた成分(A)の製造直後に(B)と(C)からの混合物を計量供給してもよく、その際、温度はたしかに80〜120℃の範囲にあるが、しかしながらその後に混合物は、有利には60℃を下回る温度に冷却される。
本発明による方法の他の有利な一実施態様は、ポリマー(A)と、シリコーン可塑剤、およびシラン(B)、亜鉛キレート(C1)およびアミン(C21)からの混合物とを攪拌槽中でディソルバー攪拌機(Dissolver-rueher)により窒素下で混合するという点、および有利には反応混合物を貯蔵タンク内に充填するという点にある。
本発明による方法のさらに他の有利な一実施態様は、ポリマー(A)と、シラン(B)、亜鉛キレート(C1)およびアミン(C21)からの混合物とを攪拌槽中でディソルバー攪拌機により窒素下で混合するという点、引き続き反応混合物を10〜50mbarの絶対圧力で揮発除去するという点、ならびに有利には貯蔵タンク内に充填するという点にある。
本発明による方法に従って、多数のオルガニルオキシ基を有する有機ケイ素化合物が製造されうる。その際、純粋なシランと同様またシランの混合物も使用されうる。
本発明に従って製造されるオルガニルオキシ基を有する有機ケイ素化合物のための例は、
(MeO)(Me)SiO(Si(CHO)30〜1000Si(CH(CHNH
(MeO)(Me)SiO(Si(CHO)30〜1000Si(CHOSi(Me)(OMe)
(MeO)(Me)SiO(Si(CHO)30〜1000Si(CHOSi(Me)(OMe)、
(MeO)(Vi)SiO(Si(CHO)30〜1000Si(CHOSi(Me)(OMe)
(EtO)(Vi)SiO(Si(CHO)30〜1000Si(CHOSi(Me)(OMe)
(MeO)(Me)SiO(Si(CHO)30〜1000Si(CHOSi(OMe)
(EtO)SiO(Si(CHO)30〜1000Si(CHOSi(OEt)
(MeO)(Me)SiO(Si(CHO)30〜1000Si(CH
(MeO)(Me)SiO(Si(CHO)1〜100Si(CH(CHO(CHCH(CH)O)10〜1000(CH(Si(CHO)1〜100Si(CH(OSi(Me)(OMe))、
(MeO)(Me)SiO(Si(CHO)3〜500Si(O)[(Si(CHO)3〜500Si(Me)(OMe)および(MeO)(Me)SiO(Si(CHO)3〜500Si(CH)(O)[(Si(CHO)3〜500Si(Me)(OMe)である。
本発明に従って製造される有機ケイ素化合物は、有利にはケイ素原子10〜10000個、とりわけ有利には100〜2000個を有するものである。
本発明に従って製造されるオルガニルオキシ基を有する有機ケイ素化合物は全ての目的のために使用されえ、そのためにこれまでもオルガニルオキシ基を有する有機ケイ素化合物が用いられてきた。
殊に、それらは縮合反応によって架橋可能な材料の製造のために適している。
縮合反応によって架橋可能な材料の製造のために本発明に従って製造されるオルガニルオキシ基を有する有機ケイ素化合物の他に通常用いられる構成成分(E)は、成分(B)で記載されているのと同じ化合物であってもよい架橋剤、縮合触媒、接着促進剤、充填剤、可塑剤、安定剤、着色剤、抗カビ剤およびレオロジー添加剤の群から選択されたものである。構成成分(E)は、文献中ですでに多数のものが記載されている。これに関して、例えばDE−A102004014217、DE−A102004014216、DE10121514およびDE10158520が指摘され、これらは本発明の開示内容に含まれるべきである。
これらの構成成分(E)は、本発明に従って使用される構成成分(A)、(B)および(C)の攪拌後すぐに添加してよく、そうしてベースポリマーとしての本発明に従って製造されるオルガニルオキシ基を有する有機ケイ素化合物を有する架橋可能な材料が反応容器中で製造されうる。しかし構成成分(E)は、本発明に従って製造されるオルガニルオキシ基を有する有機ケイ素化合物の中間貯蔵後にも数分から数ヶ月まで添加してもよい。
本発明による方法のさらに他の有利な一変法に従って、ポリマー(A)は、シリコーン可塑剤と、シラン(B)、亜鉛キレート(C1)およびアミン(C21)からの混合物とペーストミキサー中でプロペラ攪拌機および掻き取り器により、乾燥された空気下で攪拌される。10〜30分後にさらに他の通常の構成成分、例えば縮合触媒、接着促進剤、充填剤、可塑剤、安定剤、着色剤、抗カビ剤およびレオロジー添加剤を、縮合反応によって架橋可能な材料の製造のために添加してよく、かつ材料中で均一に分散される。不活性の構成成分、例えば着色剤、抗カビ剤およびレオロジー添加剤は、より良好な分散のためにポリマー(A)の前に装入してよい。
本発明による方法は、簡単な方法でオルガニルオキシ基を有する有機ケイ素化合物を製造することができるという利点を有する。
さらに本発明による方法は、すでに僅かな量の配合物(C)によって付加的な加熱なしに、硬化可能な材料の製造のために使用可能であるオルガニルオキシ末端有機ケイ素化合物の迅速な製造が可能になるという利点を有する。
本発明による方法は、製造されるオルガニルオキシ基を有する有機ケイ素化合物が、場合による貯蔵後にも濁りを有さず、それにより透明な硬化可能な材料の製造のために最適に使用可能であるという利点を有する。
本発明による方法は、本発明に従って製造されるオルガニルオキシ基を有する有機ケイ素化合物が、製造後すぐに、事前の単離または後処理、例えば中和、ろ過または不活性化なしに高い温度によって、架橋可能な材料の製造のために使用することができるという利点を有する。
さらに本発明による方法は、かき混ぜた後の粘度(混合粘度)が実際にはもはや変化せず、それによりさらなる処理に際して、例えば一時的なまたは漸次的な粘度上昇による付加的な問題が発生しないという利点を有する。
後続する例の中で、部および百分率の全てのデータは、他に規定されない限り質量に対するものである。他に規定されない場合、以下の例は周囲雰囲気の圧力で、すなわち約1000hPaで、かつ室温、すなわち約20℃、もしくは室温での反応物質の合一に際して付加的な加熱または冷却なしに生じる温度で実施される。例の中で記載される全ての粘度データは25℃の温度に対するものであるべきである。
以下において、シラノール基の極めて大部分が存在しないこと(Si−OH含量は30質量ppmより小さい)に対する製造されたアルコキシ末端ポリジメチルシロキサンの判定は、いわゆるチタネート−迅速試験(Titanat-Schnelltest)に基づいて実施される:
製造されたポリマー(例えば、反応前にSi結合されたOH基2.5mgを含有して有するもの)とイソプロピルチタネート(例えば0.1g)をへらで3分かき混ぜた。上へと引き出した試料が細い糸状で下へと伸びる場合、試料は極めて大部分がシラノール不含である。上へと引き出した試料がちぎれる場合、ポリマー試料はなお30質量ppmを上回るSi結合されたOH基を含有する。
例1
75000mPa・sの粘度を有するα,ω−ジヒドロキシポリジメチルシロキサン750g、1000mPa・sの粘度を有するトリメチルシリル末端ブロック化ポリジメチルシロキサン135g、メチルトリメトキシシラン10.3g、ビニルトリメトキシシラン5.2g、亜鉛アセチルアセトネート水和物0.16g(Sigma−Aldrich Co社(ドイツ)から商業的に得られる)およびジブチルアミン0.32g(Sigma−Aldrich Co社(ドイツ)から商業的に得られる)を、遊星ミキサー中で湿気の排除下で10分、250rpmにて攪拌した。60分後、シラノール基はもはや検出されえなかった。
例2
例1の中で記載された処理方法を、75000mPa・sの粘度を有するα,ω−ジヒドロキシポリジメチルシロキサン750gの代わりに20000mPa・sの粘度を有するα,ω−ジヒドロキシポリジメチルシロキサン750gを使用するという変更を加えて繰り返す。120分後、シラノール基はもはや検出されえなかった。
例3
例1の中で記載された処理方法を、250rpmで攪拌するのではなく500rpmで攪拌するという変更を加えて繰り返す。その際、温度は35℃に上昇した。40分後、シラノール基はもはや検出されえなかった。
例4
例1の中で記載された処理方法を、ジブチルアミン0,32gの代わりに[3−(2−アミノエチルアミノ)−プロピル]−トリメトキシシラン0.64g(Sigma−Aldrich Co社(ドイツ)から商業的に得られる)を使用するという変更を加えて繰り返す。60分後、シラノール基はもはや検出されえなかった。
例5
例1の中で記載された処理方法を、トリメチルシリル末端ブロック化ポリジメチルシロキサンの代わりに、305〜325℃の沸点範囲、64%のパラフィン系炭素割合、36%のナフテン系炭素割合および0.1%を下回る芳香族炭素割合(DIN51378に従って測定)を有する同一量の炭化水素混合物を使用するという変更を加えて繰り返す。120分後、シラノール基はもはや検出されえなかった。
例6
例1の中で記載された処理方法を、メチルトリメトキシシラン10.3gおよびビニルトリメトキシシラン5.2gの代わりにテトラエチルオルトシリケート24.0g(Sigma−Aldrich Co社(ドイツ)から商業的に得られる)を使用するという変更を加えて繰り返す。72時間後、シラノール基はもはや検出されえなかった。
例7
例1の中で記載された処理方法を、ジブチルアミン0.32gの代わりにメタノール1.44g(Sigma−Aldrich Co社(ドイツ)から商業的に得られる)を使用するという変更を加えて繰り返す。24時間後、シラノール基はもはや検出されえなかった。
例8
例1の中で記載された処理方法を、亜鉛アセチルアセトネート水和物0.16gの代わりに同一量の亜鉛ヘキサフルオロアセチルアセトネート二水和物、98%(Sigma−Aldrich Co社(ドイツ)から商業的に得られる)を使用するという変更を加えて繰り返す。120分後、シラノール基はもはや検出されえなかった。
例9
例1の中で記載された処理方法を、亜鉛アセチルアセトネート水和物0.16gの代わりに同一量の亜鉛ビス(2,2,6,6−テトラメチル−3,5−ヘプタンジオネート)、97%(Sigma−Aldrich Co社(ドイツ)から商業的に得られる)を使用するという変更を加えて繰り返す。30分後、シラノール基はもはや検出されえなかった。
比較例1
例1の中で記載された処理方法を、ジブチルアミンを使用しないという変更を加えて繰り返す。48時間後、シラノール基はもはや検出されえなかった。
比較例2
例1の中で記載された処理方法を、亜鉛アセチルアセトネート水和物0.16gの代わりに同一量のアルミニウムアセチルアセトネート(Sigma−Aldrich Co社(ドイツ)から商業的に得られる)を使用するという変更を加えて繰り返す。72時間後、シラノール基はなお変わらず検出されえた。
比較例3
例1の中で記載された処理方法を、亜鉛アセチルアセトネート水和物0.16gの代わりに同一量のジルコニウム(IV)アセチルアセトネート、98%(Sigma−Aldrich Co社(ドイツ)から商業的に得られる)を使用するという変更を加えて繰り返す。72時間後、シラノール基はなお変わらず検出されえた。
比較例4
例1の中で記載された処理方法を、亜鉛アセチルアセトネート水和物0.16gの代わりに同一量の亜鉛オクトエート(Acima社(スイス)からMETATINTM Catalyst Zn−18の名称で商業的に得られる)を使用するという変更を加えて繰り返す。72時間後、シラノール基はなお変わらず検出されえた。
例10
75000mPa・sの粘度を有するα,ω−ジヒドロキシポリジメチルシロキサン408g、1000mPa・sの粘度を有するトリメチルシリル末端ブロック化ポリジメチルシロキサン185g、メチルトリメトキシシラン11.2g、ビニルトリメトキシシラン11.2g、亜鉛アセチルアセトネート水和物(Merck社(ドイツ)から商業的に得られる)0.09gおよびジブチルアミン(Merck社(ドイツ)から商業的に得られる)0.35gを、遊星ミキサー中で湿気の排除下で15分、250rpmにて攪拌した。引き続き、アミノプロピルトリエトキシシラン1部と37%のエトキシ含量を有するメチルトリエトキシシラン加水分解物1部との反応により製造される接着促進剤12.5g、オクチルホスホン酸1.1gおよびアミノプロピルトリメトキシシラン4.5gをさらに加えかつ5分攪拌する。引き続き、バッチ(Ansatz)を150m/gの比表面積を有するヒュームドシリカ(Wacker Chemie AGのHDK(R)V15の名称で商業的に得られる)63g、700mPa・sの粘度を有するポリエチレングリコールポリプロピレングリコール−コポリマー1.4g、およびジ−n−ブチル亜鉛ジアセテートとテトラエトキシシランの反応によって製造される亜鉛触媒2.5gの均一な混合によって完全なものにする。最後に混合物を5分、約100mbar(絶対圧力)で攪拌し、かつ気密して充填しかつ貯蔵する。
そのように得られた材料を2mmの厚みでPEフィルム上に施与し、かつ23℃/50%相対湿度で貯蔵した。7日間の硬化後、モジュールを0.40MPaによる伸び率100%にて測定した。
さらに材料の一部をアルミニウム管に充填し、かつ50℃で貯蔵した。表1の中に示される予備貯蔵(Vorlagerung)後に、そのつど材料の試料をPEフィルム上に2mmの厚みで施与し、かつ23℃/50%相対湿度で貯蔵した。これらの条件下で、24時間後の膜形成時間および粘着性を判定した。結果は表1の中に見られる。
Figure 2008208373
比較例5
例10の中で記載された処理方法を、ジブチルアミンを使用しないという変更を加えて繰り返す。材料は、約100mbar絶対圧力での引き続く混合に際して固くなり、かつさらに処理することができなかった。

Claims (5)

  1. オルガニルオキシ基を有する有機ケイ素化合物の製造法において、亜鉛キレート(C1)と、塩基性窒素を含有する化合物(C21)およびアルコール(C22)からなる群から選択される少なくとも1つの添加物質(C2)とを含有する配合物(C)の存在下で少なくとも1つのシラノール基を有する有機ケイ素化合物(A)を少なくとも2つのオルガニルオキシ基を含有する化合物(B)と反応させることを特徴とする、オルガニルオキシ基を有する有機ケイ素化合物の製造法。
  2. シラノール基を有する有機ケイ素化合物(A)が式
    (OH)SiO(4−a−b)/2 (I)、
    [式中、
    Rは、同一のまたは種々のSiC結合された、場合により置換された炭化水素基を意味し、
    aは、0、1、2または3であり、かつ
    bは、0、1または2であり、
    ただし、a+bからの合計は≦4であり、かつ1分子当たりbが0でない式(I)の少なくとも1つの単位が存在している]の単位を含有する化合物であることを特徴とする、請求項1記載の方法。
  3. オルガニルオキシ基を有する化合物(B)が式
    (OR(OH)SiO(4−c−d−e)/2 (II)、
    [式中、
    は、同じまたは異なっていてよく、かつ基Rのために記載された意味を有し、
    は、同じまたは異なっていてよく、かつ酸素原子により中断されていてよい、場合により置換された炭化水素基を意味し、
    cは、0、1、2または3であり、
    dは、0、1、2、3または4であり、かつ
    eは、0または1であり、
    ただし、c+d+eからの合計は≦4であり、かつ1分子当たり少なくとも2つの基−ORが存在している]の単位を含有する化合物であることを特徴とする、請求項1または2記載の方法。
  4. 配合物(C)を、成分(A)と(B)の全量に対して5〜10000質量ppmの量で使用することを特徴とする、請求項1から3までのいずれか1項記載の方法。
  5. 配合物(C)が亜鉛キレート(C1)を1〜80質量%の量で含有することを特徴とする、請求項1から4までのいずれか1項記載の方法。
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