JP2008205009A - 電子回路部品供給装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】位置決め基台の構造を有効に利用してトレイ支持板を取り付けることができる電子回路部品供給装置を提供する。
【解決手段】位置決め基台102に50本の位置決め溝120を互いに平行に形成し、テープフィーダ148,トレイ支持板支持部材150,空トレイ受け支持部材152,154,カバー支持部材156を択一的に位置決めし、位置決め基台102に固定する。支持部材150,152にトレイ支持板212を支持させてトレイにより電子回路部品を供給させ、支持部材152,154により空トレイ受け350を支持させ、空になったトレイを受けさせる。テープフィーダ148,支持部材150〜156の択一的な位置決めにより、テープフィーダ148,トレイの両方が電子回路部品を供給したり、支持板の幅を異ならせ、トレイの数を異ならせる等、構成の異なる電子回路部品供給装置18を容易に得ることができる。
【選択図】図3

Description

本発明は、電子回路部品供給装置に関するものであり、特に、部品供給トレイによる電子回路部品の供給に関するものである。
部品供給トレイにより電子回路部品を供給するトレイ型の電子回路部品供給装置は、例えば、下記特許文献1に記載されているように、従来、よく知られている。特許文献1に記載の電子回路部品供給装置は、トレイ型部品供給装置と、フィーダにより電子回路部品を供給するフィーダ型部品供給装置との少なくとも一方により電子回路部品を供給可能な装置とされている。そのため、供給装置本体には、フィーダを位置決めするためのピンが複数設けられ、それらピンの各々により位置決めされて複数のフィーダが一直線状に並んでセットされる。供給装置本体にはまた、トレイ型部品供給装置のトレイホルダがフィーダと共に取り付けられ、あるいはトレイホルダのみが取り付けられる。トレイホルダには、幅が供給装置本体の幅に等しいフルサイズホルダおよび幅が供給装置本体の半分であるハーフサイズホルダ等、幅を異にする複数種類のトレイホルダがあり、フィーダと部品供給トレイとによって電子回路部品を供給する場合には、例えば、ハーフサイズホルダが供給装置本体に取り付けられ、部品供給トレイのみによって電子回路部品を供給する場合には、フルサイズホルダが供給装置本体に取り付けられる。トレイホルダのテーブル上には複数の部品供給トレイが平面状に並べられ、突き当て部,突き当てピンおよびクランプ装置を用いて位置決めされ、固定される。
実用新案登録第2581063号公報
しかしながら、特許文献1に記載の電子回路部品供給装置においては、トレイホルダの供給装置本体への取付け方が記載されていない。
本発明は、位置決め基台を備え、その位置決め基台の構造を有効に利用してトレイ支持板を取り付けることができる電子回路部品供給装置の提供を課題として為されたものである。
上記の課題は、電子回路部品供給装置を、(a)同じ構造の第1位置決め部が3つ以上並べて設けられた位置決め基台と、(b)その位置決め基台の前記3つ以上の第1位置決め部の2つ以上にそれぞれ位置決めされる2つ以上の第1支持部材と、(c)それら2つ以上の第1支持部材のうち位置決め基台にそれぞれ位置決めされた2つ以上の第1支持部材に支持されるとともに、複数の電子回路部品を平面状に並べて収容する部品供給トレイを支持する支持面を備えたトレイ支持板とを含むものとすることにより解決される。
第1位置決め部は、トレイ支持板を支持する第1支持部材のみを位置決めする専用の位置決め部でもよく、第1支持部材以外の部材も位置決めする汎用の位置決め部でもよい。
第1支持部材は、3つ以上の第1位置決め部のうちの任意の1つにより位置決めされ、少なくとも2つによってトレイ支持板を支持する。第1支持部材の数,位置決め位置の設定により、例えば、位置決め基台に幅が異なる複数種類のトレイ支持板を選択的に位置決めすることができ、あるいは複数のトレイ支持板を位置決めすることができ、あるいはトレイ支持板の位置を第1位置決め部の並び方向において適宜に設定することができ、あるいはフィーダ等、部品供給トレイ以外の部材と共に位置決め基台に位置決めする等、種々の態様で電子回路部品の供給を行うことができる。
発明の態様
以下に、本願において特許請求が可能と認識されている発明(以下、「請求可能発明」という場合がある。請求可能発明は、少なくとも、請求の範囲に記載された発明である「本発明」ないし「本願発明」を含むが、本願発明の下位概念発明や、本願発明の上位概念あるいは別概念の発明を含むこともある。)の態様をいくつか例示し、それらについて説明する。各態様は請求項と同様に、項に区分し、各項に番号を付し、必要に応じて他の項の番号を引用する形式で記載する。これは、あくまでも請求可能発明の理解を容易にするためであり、請求可能発明を構成する構成要素の組み合わせを、以下の各項に記載されたものに限定する趣旨ではない。つまり、請求可能発明は、各項に付随する記載,実施例の記載等を参酌して解釈されるべきであり、その解釈に従う限りにおいて、各項の態様にさらに他の構成要素を付加した態様も、また、各項の態様から構成要素を削除した態様も、請求可能発明の一態様となり得るのである。
なお、以下の各項において、(1)項が請求項1に相当し、(3)項が請求項2に、(6)項が請求項3に、(9)項が請求項4に、(10)項が請求項5に、(11)項が請求項6に、それぞれ相当する。
(1)同じ構造の第1位置決め部が3つ以上並べて設けられた位置決め基台と、
その位置決め基台の前記3つ以上の第1位置決め部の2つ以上にそれぞれ位置決めされる2つ以上の第1支持部材と、
それら2つ以上の第1支持部材のうち前記位置決め基台にそれぞれ位置決めされた2つ以上の第1支持部材に支持されるとともに、複数の電子回路部品を平面状に並べて収容する部品供給トレイを支持する支持面を備えたトレイ支持板と
を含む電子回路部品供給装置。
(2)前記位置決め基台と前記第1支持部材との少なくとも一方が、前記第1位置決め部により位置決めされた前記第1支持部材を前記位置決め基台に固定する第1固定装置を備えた(1)項に記載の電子回路部品供給装置。
位置決め基台と第1支持部材とのいずれか一方が第1固定装置を備えるようにしてもよく、両方が第1固定装置を備えるようにしてもよい。後者の場合、位置決め基台と第1支持部材とがそれぞれ別の第1固定装置を備え、それら複数の第1固定装置により第1支持部材が位置決め基台に固定されるようにしてもよく、位置決め基台と第1支持部材とがそれぞれ第1固定装置の一部ずつを備え、それら一部ずつの共同により第1支持部材が位置決め基台に固定されるようにしてもよい。位置決め基台と第1支持部材とが複数の第1固定装置のそれぞれ一部ずつを備えるようにすることも可能である。
第1支持部材の位置決め基台への固定により、トレイ支持板の位置が安定し、部品供給トレイが安定して電子回路部品を供給することができる。
(3)前記トレイ支持板が前記位置決め基台にそれぞれ位置決めされた2つ以上の前記第1支持部材に着脱可能に支持される(1)項または(2)項に記載の電子回路部品供給装置。
トレイ支持板は第1支持部材に固定され、あるいは一体に設けられて着脱不能とされてもよい。しかし、トレイ支持板が第1支持部材に着脱可能に支持されれば、例えば、第1支持部材に幅が異なる複数種類のトレイ支持板を選択的に支持させることができ、第1支持部材が汎用の支持部材になり、装置コストを低減することができる。
(4)前記第1支持部材が、前記トレイ支持板を位置決めする第2位置決め部を備えた(3)項に記載の電子回路部品供給装置。
トレイ支持板は、第1支持部材を介して位置決め基台により位置決めされることとなり、その位置が決まり、部品供給トレイからの電子回路部品の取出しが容易となる。
(5)前記第1支持部材と前記トレイ支持板との少なくとも一方が、前記第2位置決め部により位置決めされた前記トレイ支持板を前記第1支持部材に固定する第2固定装置を備えた(4)項に記載の電子回路部品供給装置。
第1固定装置についての前記説明が第2固定装置についても当てはまる。
(6)それぞれ1種類ずつの電子回路部品を保持して部品供給部から1個ずつ順次供給する複数のフィーダを含み、前記第1位置決め部がそれら複数のフィーダと前記第1支持部材とを択一的に位置決めするものである(1)項ないし(5)項のいずれかに記載の電子回路部品供給装置。
フィーダとしては、例えば、テープフィーダ,スティックフィーダ,バルクフィーダ等、種々の態様のフィーダが採用可能である。
前記第1固定装置は、前記フィーダを前記位置決め基台に固定するフィーダ固定装置と同一の構造を有するものとされることが望ましい。
本項の電子回路部品供給装置によれば、フィーダと部品供給トレイとの少なくとも一方によって電子回路部品を供給することができる。第1支持部材を、フィーダにより電子回路部品を供給する電子回路部品供給装置の位置決め基台のフィーダ位置決め部によって位置決めされるものとすることにより、フィーダ型電子回路部品供給装置の位置決め基台を容易にトレイ型電子回路部品供給装置の位置決め基台としても使用することができる。
(7)前記位置決め基台に、前記第1位置決め部が互いに等間隔に6以上設けられた(1)項ないし(6)項のいずれかに記載の電子回路部品供給装置。
第1位置決め部は10以上あるいは20以上設けられることが望ましい。
(8)前記3つ以上の第1位置決め部が前記位置決め基台の上面に互いに平行に形成された3本以上の位置決め溝を含む(1)項ないし(7)項のいずれかに記載の電子回路部品供給装置。
(9)前記トレイ支持板として、互いに幅を異にする複数種類のトレイ支持板を含む(1)項ないし(8)項のいずれかに記載の電子回路部品供給装置。
例えば、トレイ支持板上に、複数の部品供給トレイが幅方向に並べて支持される場合、部品供給トレイの並び数を異ならせることができる。あるいは、幅が異なる複数種類の部品供給トレイによって電子回路部品を供給することができる。
(10)前記3つ以上の第1位置決め部の少なくとも2つに位置決めされる2つ以上の第2支持部材と、
それら2つ以上の第2支持部材のうち前記位置決め基台上に位置決めされた2つに支持され、前記トレイ支持板に支持された部品供給トレイの空になったものを受ける空トレイ受けと
を含む(1)項ないし(9)項のいずれかに記載の電子回路部品供給装置。
空トレイ受けは、実施例の項において説明するように、底がなく、空トレイ受けの下側開口に対向して設けられた空トレイ収容器に空トレイを導くシュータとしてもよく、あるいは底を有し、空トレイを収容する空トレイ収容器としてもよい。
位置決め基台にトレイ支持板と共に空トレイ受けを取り付ければ、位置決め基台とは別に空トレイ受けを設ける場合に比較して、電子回路部品供給装置をコンパクトに構成することができ、あるいは部品供給対象装置の電子回路部品供給装置が設けられる部分以外の部分に空トレイ受けを設けなくて済み、部品供給対象装置をコンパクトに構成することができる。
(11)前記空トレイ受けが前記第2支持部材に着脱可能に支持される(10)項に記載の電子回路部品供給装置。
空トレイ受けは第2支持部材に固定され、あるいは一体に設けられて着脱不能とされてもよい。しかし、空トレイ受けが第2支持部材に着脱可能に支持されれば、例えば、第2支持部材に幅が異なる複数種類の空トレイ受けを選択的に支持させることができ、第2支持部材が汎用の支持部材となり、装置コストを低減することができる。
(12)前記位置決め基台上に位置決めされた前記2つの第2支持部材が、それぞれ、本体部と、各本体部の他方の第2支持部材の本体部に対向する側面からそれぞれ他方の第2支持部材側へ突出して設けられた支持部とを備え、それら2つの支持部により前記空トレイ受けを支持する(11)項に記載の電子回路部品供給装置。
(13)前記空トレイ受けの少なくとも一部と前記第2支持部材の前記支持部との少なくとも一方が強磁性材料から成り、他方が、その強磁性材料から成る部分を磁力により吸着する磁石を有する(12)項に記載の電子回路部品供給装置。
磁石は、永久磁石でも、電磁石でもよい。
空トレイ受けを磁力によって容易に第2支持部材に固定し、固定を解除して取り外すことができる。
(14)前記第2支持部材の前記本体部が前記第1支持部材を兼ねる(12)項または(13)項に記載の電子回路部品供給装置。
第2支持部材は、第1支持部材に支持部が付加されたものでもよく、第1支持部材とは構造を異にする第2支持部材専用のものにトレイ支持板を支持する機能が付加されたものでもよい。前者の場合、メーカが量産効果を享受することができるが、さらに、支持部を第1支持部材に着脱可能とすれば、第1支持部材を第2支持部材の本体部として使用することが可能となり、ユーザが設備コスト低減効果を享受することができる。
(15)前記空トレイ受けとして、幅の異なる複数種類の空トレイ受けを含み、それら空トレイ受けが選択的に前記第2支持部材に支持される(10)項ないし(14)項のいずれかに記載の電子回路部品供給装置。
例えば、部品供給トレイの幅に応じた空トレイ受けを支持させ、部品供給トレイの幅の変更に対応させることができる。あるいは、位置決め基台のトレイ支持板が支持されていない部分全体を占める状態で空トレイ受けを設け、空トレイ受け領域を広くし、空トレイの受けが容易になったり、受け数を増やしたりすることができる。
(16)前記トレイ支持板の前記支持面上において前記部品供給トレイを位置決めするトレイ位置決め装置を含む(1)項ないし(15)項のいずれかに記載の電子回路部品供給装置。
部品供給トレイが位置決めされれば、部品供給トレイに収容される電子回路部品の位置が決まり、その取出しが容易になる。
(17)前記位置決め基台が、3個以上の車輪を備えた台車に設けられた (1)項ないし(16)項のいずれかに記載の電子回路部品供給装置。
電子回路部品供給装置を移動させることができ、例えば、電子回路部品供給装置が設けられる作業システム、例えば、電子回路部品の回路基板への装着を行う電子回路部品装着システムが設けられた場所とは別の場所において部品供給トレイを支持させたりすることができる。
以下、請求可能発明の実施例を、図を参照しつつ詳しく説明する。なお、請求可能発明は、下記実施例の他、上記〔発明の態様〕の項に記載された態様を始めとして、当業者の知識に基づいて種々の変更を施した態様で実施することができる。
図1に示す電子回路部品装着システムは、システム本体を構成するベッド10と、ベッド10上に設けられ、回路基板12を搬送する基板搬送装置14と、回路基板12を保持する基板保持装置16と、請求可能発明の一実施例としての電子回路部品供給装置18と、電子回路部品供給装置18から電子回路部品を受け取り、基板保持装置16に保持された回路基板12に装着する装着装置20と、制御装置22とを含んでいる。本実施例の電子回路部品供給装置18は、対回路基板作業システムの一種である電子回路部品装着システムに設けられ、部品供給対象装置である装着装置20に電子回路部品を供給する。
回路基板12は基板搬送装置14により、その電子回路部品が装着される部品装着面が水平な姿勢で搬送され、図示を省略する停止装置によって予め定められた作業位置において停止させられるとともに、ベッド10の作業位置に対応する部分に位置を固定して設けられた基板保持装置16により、部品装着面が水平な姿勢で保持される。基板搬送装置14による回路基板12の搬送方向(図1においては左右方向)をX軸方向とする。
装着装置20は、図1に示すように、ヘッドユニット30およびヘッド移動装置32を含む。ヘッド移動装置32は、ヘッドユニット30と、基板保持装置16に保持された回路基板12とを、部品装着面に平行な方向に相対移動させる相対移動装置であり、本電子回路部品装着システムにおいては、部品装着面に平行な平面内において互いに直交する2方向であって、X軸方向および水平面内においてX軸方向と直交するY軸方向にヘッドユニット30を移動させる。そのため、ヘッド移動装置32は、X軸方向移動装置34およびY軸方向移動装置36を含む。
X軸方向移動装置34は、図1に示すように、可動部材としてのX軸スライド40およびX軸スライド移動装置42を含む。X軸スライド移動装置42は、駆動源たるX軸移動用モータ44,送りねじたるボールねじ46およびナット(図示省略)を含み、X軸スライド40をX軸方向に平行な任意の位置へ移動させる。Y軸方向移動装置36は、X軸スライド40上に設けられ、可動部材としてのY軸スライド52およびY軸スライド移動装置54を含む。Y軸スライド移動装置54は、駆動源たるY軸移動用モータ56,ボールねじおよびナット(図示省略)を含み、Y軸スライド52をY軸方向に平行な任意の位置へ移動させる。X軸移動用モータ44およびY軸移動用モータ56は、電動モータの一種であり、回転角度の精度の良い制御が可能な電動回転モータの一種であるサーボモータであって、エンコーダ付きのサーボモータにより構成されている。サーボモータに代えてステップモータを用いてもよい。また、駆動源としてリニアモータを用いてもよい。
ヘッドユニット30は、図1に示すように、Y軸スライド52上に設けられ、ヘッド移動装置32により水平面内の任意の位置へ移動させられる。ヘッドユニット30は、ヘッド保持装置60と作業ヘッドとを含み、ヘッド移動装置32は、ヘッド保持装置60を移動させ、作業ヘッドを移動させる。作業ヘッドの1つが部品保持ヘッドの一種である部品装着ヘッドとしての部品吸着ヘッド62である。本装着装置20においてヘッド保持装置60は、例えば、特開平6−291490号公報に記載されているように、負圧によって部品吸着ヘッド62を吸着し、保持するものとされており、詳細な図示および説明は省略する。部品吸着ヘッド62は吸着ノズル(図示省略)を保持し、電子回路部品を負圧によって吸着し、保持する。
本装着装置20においては、種類を異にする部品吸着ヘッド62、例えば、吸着ノズル82の吸着管の直径を異にする複数種類の部品吸着ヘッド62が用意され、装着する電子回路部品の形状,寸法等に応じて選択的にヘッド保持装置60により保持される。これら複数種類の部品吸着ヘッド62は、例えば、図1に示すように、ベッド10に基板搬送装置14の上方に位置する状態で設けられたヘッド収納装置64に収納されている。
ヘッドユニット30は、ヘッド昇降装置70(図1参照)により昇降させられるとともに、ヘッド回転装置72(図1参照)により、その鉛直な軸線まわりに回転させられる。これら装置70,72はそれぞれ、例えば、サーボモータを駆動源とし、ヘッドユニット30を上下方向において任意の位置へ移動させ、正逆両方向に任意の角度、回転させる。Y軸スライド52にはまた、回路基板12に設けられた基準マークを撮像するマーク撮像装置74が設けられ、X軸スライド40には、部品吸着ヘッド62により保持された電子回路部品を撮像する部品撮像装置76が設けられている。
前記電子回路部品供給装置18は、例えば、図1に示すように、基板搬送装置14に対してY軸方向の一方の側に設けられている。基板搬送装置14のY軸方向の両側にそれぞれ、電子回路部供給装置18を設けてもよい。電子回路部品供給装置18は、それぞれ部品供給具の一種である部品供給トレイによっても、フィーダによっても電子回路部品を供給し得る装置とされている。
電子回路部品供給装置18は、図2に示すように、台車100と、台車100に設けられた位置決め基台102とを含む。台車100は、車体104と、車体104に回転可能に取り付けられた3個以上、例えば、4個の車輪106(図2には3個、図示されている)とを含み、車体104に設けられた1対の取手108を作業者が持って台車100を動かすことにより、電子回路部品供給装置18を移動させることができる。
位置決め基台102は台車100に水平に設けられ、図3に示すように、その後部に、位置決め基台102の上面114に開口し、台車100の幅方向ないし左右方向に貫通する係合溝116が形成されている。係合溝116は、図6に示すように、横断面形状が長方形状を成し、その台車100の幅方向に平行で前側を向いた溝側面が鉛直な係合面118を構成している。位置決め基台102にはまた、図3および図6に示すように、その上面の係合溝116より前側の部分に、前後方向に延びる3本以上、例えば、50本の位置決め溝120が互いに平行に、かつ、適宜の間隔を隔てて、本実施例では等間隔であって、幅が最小のテープフィーダが、できる限り小さい隙間を隔てて取り付けられる間隔で並べて形成されている。位置決め基台102にはさらに、図3に示すように、上面114の係合溝116より後側の部分に、50本の位置決め溝120の各々に対応して案内溝122が形成されている。
上記50本の位置決め溝120はそれぞれ、横断面形状が逆T字形を成すT溝であり、係合溝116に開口して設けられている。また、位置決め溝120の係合溝116側の部分は、図3に示すように、係合溝116側ほど幅が大きくされ、案内部124が設けられている。案内溝122は、位置決め基台102の後面と係合溝116とに開口して、位置決め基台102の前後方向に平行に設けられ、その幅は、案内部124の広い方の溝幅よりやや大きくされている。なお、位置決め基台102の幅方向の両側にはそれぞれ、図3に示すように、被連結部材ないし被位置決め部材126が設けられている。被位置決め部材126はブロック状を成し、その前部には位置決め穴128が、鉛直方向に延び、上方に開口する状態で形成されている。
台車100にはまた、図3および図6に示すように、位置決め基台102の前部に位置決め壁130が設けられている。位置決め壁130は、台車100の幅方向であって、電子回路部品供給装置18の幅方向に延び、壁面が鉛直な姿勢で設けられており、その後面であって位置決め基台102側の側面131には、図4に示すように、前記3本以上の位置決め溝120の各々に対応する部分にそれぞれ、位置決め穴132,134およびコネクタ部136が上下方向に並んで設けられている。位置決め穴132,134およびコネクタ部136はそれぞれ、位置決め溝120の形成ピッチと等しいピッチで3個以上、50個ずつ設けられているのである。位置決め穴132は横断面形状が正円の円形穴とされ、位置決め穴134は上下方向に長い長穴とされており、いずれも中心線が前後方向に平行に延びる状態で設けられている。これら位置決め穴132,134は上下方向に距離を隔てて設けられ、それらの間にコネクタ部136が設けられている。なお、図4においては、煩雑さを避けるために、位置決め穴132,134およびコネクタ部136は一部が図示されている。
上記50本の位置決め溝120はそれぞれ、図3および図4に示すように、フィーダの一種である複数のテープフィーダ148,第1支持部材としてのトレイ支持板支持部材150,第2支持部材としての空トレイ受け支持部材152およびカバー支持部材156を択一的に位置決めするものである。位置決め溝120にはテープフィーダ148が直接位置決めされ、位置決め溝120はフィーダ位置決め部であり、位置決め基台102はフィーダ型電子回路部品供給装置の位置決め基台を構成するが、トレイ支持板支持部材150等を位置決めし、それらに後述するトレイ支持板を支持させることにより、トレイ型電子回路部品供給装置の位置決め基台としても使用することができる。
テープフィーダ148は、図5に示すように、部品保持テープ160により1種類の電子回路部品を保持して部品供給部から1個ずつ順次、供給するものであり、特開2004−47951公報に記載のテープフィーダと同様に構成されており、簡単に説明する。テープフィーダ148は、フィーダ本体162,フィーダ本体162に設けられたテープ保持装置たるリール保持装置164,テープ送り装置166,カバーテープ剥離装置168,フィーダ固定装置170および制御装置172等を含む。リール保持装置164に保持されたリール174から繰り出された部品保持テープ160はテープ送り装置166により送られるとともに、キャリヤテープからカバーテープが剥がされ、収容凹部に収容された電子回路部品が順次、テープフィーダ148の前端部に設けられた部品供給部に位置決めされ、部品吸着ヘッド62により取り出される。
フィーダ本体162は幅の狭い板状を成し、その底面の前部には、図5に示すように、レール180が前後方向ないし長手方向に延びる状態で設けられている。レール180は、横断面形状が逆T字形の突条を成し、被位置決め部を構成している。また、フィーダ本体162の前面には、1対の位置決め突起182,184およびコネクタ部186が突設されている。位置決め突起182,184はそれぞれ、横断面形状が円形を成し、フィーダ本体162の長手方向に平行な姿勢で上下方向に距離を隔てて設けられ、それらの間にコネクタ部186が設けられている。位置決め突起182,184は、その先端部に、先端ほど直径が漸減するテーパ状の案内部が設けられている。また、位置決め突起182,184のうち、下側の位置決め突起184の方が上側の位置決め突起182より長くされている。
フィーダ固定装置170は、テープフィーダ148を位置決め基台102に固定する装置であり、フィーダ本体162のレール180より後側の部分であって、フィーダ本体162の幅方向においてはレール180と同じ位置の部分に、下方ほど後方へ向かう向きに傾斜した方向に移動可能に設けられた係合部材190と、係合部材190を移動させる移動装置192とを含む。移動装置192は、係合部材190を本体162の底面から突出する向きに付勢する付勢手段の一種である弾性部材としての圧縮コイルスプリング194と、操作部材たる操作レバー196と、その操作レバー196と係合部材190とを連結する連結部材としてのワイヤ198とを含む。係合部材190は、スプリング194の付勢により、図5に実線で示すように、その先端部がフィーダ本体162の底面から突出し、前記係合溝116の係合面118に係合してテープフィーダ148を位置決め基台102に固定する固定位置と、操作レバー196の操作によりスプリング194の付勢力に抗して後退させられ、係合面118との係合を解除されてテープフィーダ148の位置決め基台102からの離脱を許容する解除位置とに移動させられる。
前記トレイ支持板支持部材150は、図4に示すように、部品供給トレイ210(以後、トレイ210と略称する)を支持するトレイ支持板212(以後、支持板212と略称する)を支持するものである。これらトレイ210および支持板212はそれぞれ、未だ公開されていないが、本出願人に係る特願2006−280081の明細書に記載の部品供給トレイおよびトレイ支持板と同様に構成されており、簡単に説明する。
支持板212は、図6および図8に示すように板状を成し、その底面には、1対のレール220が設けられている。これらレール220はそれぞれ、支持板212の前後方向に延びる長手形状を成し、図4に示すように、支持板212の底面に固定されるとともに、底面から直角に突出させられた後、底面に固定された部分と対向する向きに曲げられ、突出部の横断面形状が鉤形を成す。また、支持板212の前面には、図6および図8に示すように、1対の突部222が支持板212の幅方向に距離を隔てて設けられている。これら突部222にはそれぞれ、前方に開口させられるとともに、上下方向に貫通する凹部224が設けられている。さらに、支持板212の後面には、1対の係合部材226が幅方向に離れたて固定され、係合部を構成している。係合部材226は、図8に示すように、支持板212から下方へ延び出させられ、その延出端部が上方へU字形に湾曲させられて係合部228が設けられている。
支持板212は、表層部が磁性材料により作られ、その表層部により支持板212の水平な支持面240が構成される。支持面240には、図8に示すように、その前端部に、幅方向に平行に延びるガイドバー242が設けられ、案内部を構成している。ガイドバー242は、支持面240に直角な位置決め面244を有する。また、ガイドバー242の支持面240に平行な上面には、その長手方向に沿って目盛246が設けられている。
トレイ210は、図6および図8に示すように板状に形成され、平面視の形状が概して長方形あるいは正方形状を成し、複数の収容部たる収容凹部(図示省略)がマトリックス状に形成され、それら収容凹部の各々に電子回路部品が収容され、トレイ210により平面状に並べて支持されている。形状,寸法,収容される電子回路部品の種類,最大収容数等を異にする複数種類のトレイ210が用意され、回路基板12に装着される電子回路部品の種類,数等に応じて適宜のトレイ210が支持板212により支持される。トレイ210は、収容凹部を含む一平面に平行な方向の移動を規制され、互いに位置決めされた状態で複数枚、重ねることができるように形成されている。
トレイ210は、図8に示すように、トレイ支持板212の支持面240上に位置決め部材としてのL形定規260により、幅方向および支持面240に平行な平面内において幅方向と直交する方向(前後方向)に位置決めされ、電子回路部品供給装置18がベッド10に取り付けられて電子回路部品を供給する状態では、X軸方向およびY軸方向において位置決めされた状態で支持される。L形定規260は、底面に複数の永久磁石262が間隔を隔てて埋設されており、表層部が磁性材料製である支持板212の任意の位置に磁力によって固定される。L形定規260は、ガイドバー242に当接させられてY軸方向の位置を決められ、X軸方向においては目盛246の数値により指示された位置に固定される。トレイ210は、L形定規260によって位置決めされるとともに、複数の拘束部材264によって移動を規制され、支持板212上に移動不能に支持される。拘束部材264は、底面の少なくとも一部に永久磁石を備え、支持板210の支持面240の任意の位置に磁力によって固定される。ガイドバー242,目盛246およびL形定規260が、支持面240上においてトレイ210を位置決めするトレイ位置決め装置を構成している。
電子回路部品供給装置18は、支持板212の他、互いに幅を異にする複数種類の支持板を含む。例えば、図9,図11および図12にそれぞれ示す支持板270,272,274は、トレイ210を最大2〜4枚、幅方向に並べて支持可能な幅を有する。支持板270,272,274は、支持板212と幅は異なっても構成は同じであり、同じ作用を成す構成要素には同一の符号を付して対応関係を示し、説明を省略する。但し、支持板270,272はそれぞれ、幅方向の両端部にそれぞれレール220が設けられているが、支持板274は、幅方向において支持板272と同じ位置にレール220が設けられ、一方のレール220は支持板274の幅方向における端より中央側の部分に設けられている。また、支持板272,274にはそれぞれ、その後端部に同様のカバー276が設けられている。
前記トレイ支持板支持部材150を説明する。
トレイ支持板支持部材150の本体300は、幅の狭い長手形状を成し、図6に示すように、その底面にレール302が設けられ、前面に位置決め突起304,306,信号発生部307が設けられ、支持部材固定装置308により位置決め基台102に固定される。これらレール302,位置決め突起304,306および信号発生部307は、前記テープフィーダ148のレール180,位置決め突起182,184およびコネクタ部186と同様の形状,寸法を有し、位置決め突起304,306は、上下方向において位置決め突起182,184と同じ距離を隔てて設けられ、それらの間に信号発生部307が設けられている。支持部材固定装置308もテープフィーダ148のフィーダ固定装置170と同様に構成されており、同じ作用を成す構成要素には同一の符号を付して対応関係を示し、説明を省略する。なお、図6においてトレイ支持板支持部材150は、本体300の一方の側板部が除かれた状態が図示されている。
本体300にはまた、図6に示すように、その上部に位置決めレール310が前後方向に延びる状態で設けられるとともに、位置決めレール310の前側に位置決め突部312が鉛直方向に突設されている。位置決め突部312は、図8に示すように、横断面形状が円形を成す。本体300にはさらに、その前端部であって、位置決め突部312より前側にストッパ部材314が取り付けられている。ストッパ部材314は、図6に示すように、本体300の上方へ突出させられるとともに、その突出端部は位置決め突部312の上方へ延び出させられ、その位置決め突部312と対向する下面は、本体300の前方側ほど下方へ傾斜させられた傾斜面316とされている。
さらに、本体300の後端部には、図4および図6に示すように、支持板212をトレイ支持板支持部材150に固定する第2固定装置としての支持板固定装置320が設けられている。支持板固定装置320は、本体300に軸(図示省略)により、幅方向に平行な軸線まわりに回動可能に取り付けられたレバー322と、レバー322に、レバー322の回動軸線と平行な軸線まわりに回動可能に取り付けられた係合リング324と、レバー322と軸との間に設けられ、レバー322を本体300側へ付勢するばね(図示省略)とを含む。
前記空トレイ受け支持部材152,154を説明する。
空トレイ受け支持部材152,154は、空になったトレイ210を受ける空トレイ受け350を支持する部材である。本実施例の空トレイ受け350は、図4,図7および図8に示すように、底がなく、シュータとされ、空トレイ受け支持部材152,154により支持される被支持部352と、トレイ210が投入されるシュータ部354とを含み、強磁性材料、例えば、鉄により作られ、前記トレイ210の幅よりやや大きい幅を有する。
被支持部352は、図7および図8に示すように、平板状を成し、図7に示すように、その底面の前部に1対の係合部材356が幅方向に距離を隔てて設けられている(図7には、一方の係合部材356のみが図示されている)。これら係合部材356はそれぞれ、被支持部352の底面から直角に突出させられた後、後方へ曲げられて鉤形を成す。被支持部352の後部にシュータ部354が設けられている。シュータ部354の上部開口360は、前後方向において下部開口362より広く、上部開口360から下部開口362にかけて、下方ほど後方に向かうに向きに傾斜させられた案内面364が形成されている。
台車100には、下部開口362に対向して空トレイ収容箱(図示省略)が着脱可能に設けられ、下部開口362から排出された空トレイが収容されるようにされている。さらに、空トレイ受け350の後端部には、図7および図8に示すように、カバー366が、空トレイ受け350の幅方向に平行な軸線まわりに回動可能に取り付けられている。このカバー366は、図4および図8に示すように、空トレイ受け350の幅より長く、空トレイ受け350から側方へ延び出させられている。
電子回路部品供給装置18は、空トレイ受け350を始めとし、幅の異なる複数種類の空トレイ受けを含む。例えば、図11に示す空トレイ受け368は、幅が空トレイ受け350より広く、トレイ210、2枚分より大きい幅を有する。空トレイ受け368のその他の構成は、空トレイ受け350と同じであり、同じ作用を成す構成要素には同一の符号を付して対応関係を示し、説明を省略する。
空トレイ受け支持部材152,154は、図8に示すように、互いに左右対称であるが、構造は同じであり、空トレイ受け支持部材154を代表的に説明する。
空トレイ受け支持部材154の本体部370には、図3,図7および図8に示すように、レール372,位置決め突起374,376,信号発生部377および支持部材固定装置378が設けられている。本体部370は、トレイ支持板支持部材150の本体300と同様に長手形状を成す部分と、その長手形状部分より長さが短く、長手形状部分の前部に幅方向に隣接して設けられた短形状部分とを備え、その短形状部分にレール372等が設けられている。これらレール372,位置決め突起374,376および信号発生部377は、前記テープフィーダ148のレール180,位置決め突起184,186およびコネクタ部188と同様の形状,寸法を有し、位置決め突起374,376の間に信号発生部377が設けられている。支持部材固定装置378はフィーダ固定装置170と同様に構成されており、同じ作用を成す構成要素には同一の符号を付して対応関係を示し、説明を省略する。
また、本体部370の上記長手形状部分には、図4および図7に示すように、その上部にレール380,前端部に位置決め突部382,ストッパ部材384が設けられるとともに、後端部に第2固定装置としての支持板固定装置386が設けられている。これらレール380,位置決め突部382,ストッパ部材384および支持板固定装置386は、トレイ支持板支持部材150の位置決めレール310,位置決め突部312,ストッパ部材314および支持板固定装置320と同様に構成されており、同じ作用を成す構成要素には同一の符号を付して対応関係を示し、説明を省略する。なお、図4に示すように、レール380は、空トレイ受け支持部材152,154においてそれぞれ、本体部370の幅方向において同じ側へ突出させられて設けられている。空トレイ受け支持部材152,154のいずれについても、レール380には、支持板212の1対のレール220のうち、幅方向において同じ側に設けられたレール220が嵌合されるからである。
さらに、本体部370の前部には、図3および図4に示すように、本体部370の前記レール372等が設けられた短形状部分の側面から、長手形状部分とは反対側へ突出して支持部400が設けられている。支持部400は、空トレイ受け支持部材152,154が位置決め基台102に位置決めされた状態において、空トレイ受け支持部材154の本体部370の、左右対称である空トレイ受け支持部材152の本体部370に対向する側面から、空トレイ受け支持部材152側へ突出して設けられているのである。支持部400は、図7に示すように、前記レール380より低い位置に設けられ、本体部370の短形状部分の支持部400に対応する部分は、支持部400に合わせて低くされている。支持部400の前部側の部分は水平に延びる水平部402とされ、後端部は、後方ほど下方へ向かう向きに傾斜させられた傾斜部404とされている。傾斜部404は、空トレイ受け350の案内面364の、被支持部352側の部分に対応する傾斜を有する。水平部402には、その前端部に突条の係合部406が設けられ、後端部に支持突部408が突設されている。支持突部408は円柱状を成し、ゴムあるいはその類似物等、弾性材料により形成され、緩衝性を有する。傾斜部404には、その上面に複数個の永久磁石410が傾斜部404の傾斜に沿って設けられている。
前記カバー支持部材156は、図4に示すように、位置決め基台102にテープフィーダ148が取り付けられるとき、テープフィーダ148を覆うカバー430を支持する部材である。カバー支持部材156は、詳細な図示および説明は省略するが、本体432,位置決めレール434,1対の位置決め突起436(図3参照。図3には、1つのみ図示されている),信号発生部(図示省略),固定装置(図示省略)およびカバー取付部438を備え、前記トレイ支持板支持部材150および空トレイ受け支持部材152,154と同様にして位置決め基台102に位置決めされ、固定される。
本電子回路部品装着システムは、空になったトレイ210を支持板212の支持面240から持ち上げて空トレイ受け350に投入し、支持板212から除去する空トレイ除去装置450を備えている。空トレイ除去装置450は、図7に示すように、負圧によりトレイ210を吸着して保持する作業ヘッドたるトレイ保持ヘッドとしてのトレイ吸着ヘッド452を含む。トレイ吸着ヘッド452は、前記部品吸着ヘッド62と択一的にヘッド保持装置60によって負圧により吸着されて保持され、ヘッド移動装置32により移動させられるとともに、ヘッド昇降装置70,ヘッド回転装置72により昇降,回転させられる。トレイ吸着ヘッド452は、前記部品吸着ヘッド62と共にヘッド収納装置64に収納される。空トレイ除去装置450およびヘッド収納装置64は、前記特願2006−280081の明細書に記載の空トレイ除去装置およびヘッド収納装置64と同様に構成されており、詳細な図示および説明は省略する。
本電子回路部品装着システムはまた、支持板212の支持面240上に複数枚重ねられたトレイ210のうち最上のものの高さを検出するトレイ高さ検出装置(図示省略)を備えている。トレイ高さ検出装置は、作業ヘッドとしての高さ検出ヘッドを備え、高さ検出ヘッドは、前記トレイ吸着ヘッド452および部品吸着ヘッド62と共に前記ヘッド収納装置64に収納され、必要に応じてヘッド保持装置60により択一的に負圧により吸着されて保持される。トレイ高さ検出装置は、前記特願2006−280081の明細書に記載のトレイ高さ検出装置と同様に構成されており、図示および説明を省略する。
以上のように構成された電子回路部品装着システムの電子回路部品供給装置18は、位置決め基台102に取り付ける部品供給具の選択により、テープフィーダ148によってもトレイ210によっても電子回路部品を供給することができる。テープフィーダ148とトレイ210とのいずれによって電子回路部品を供給するかや、電子回路部品を供給するテープフィーダ148,トレイ210の種類,数は、回路基板12に装着される電子回路部品の種類,数等に応じて設定され、その設定に応じて作業者はテープフィーダ148とトレイ210との少なくとも一方を位置決め基台102に取り付ける。また、トレイ210によって電子回路部品を供給する場合、空トレイ受け350を位置決め基台102に取り付けることもある。まず、図4および図8に示すように、1つのトレイ210および複数のテープフィーダ148により電子回路部品を供給するとともに、空トレイ受け350を位置決め基台102に取り付ける場合を例に取って説明する。
位置決め基台102に位置決めされるテープフィーダ148の数,位置は予め設定され、作業者はその設定に従って位置決め基台102に複数のテープフィーダ148を支持させる。テープフィーダ148の取付け時には、作業者は、フィーダ固定装置170の操作レバー196を操作し、係合部材190をスプリング194の付勢力に抗して解除位置へ退避させた状態で、台車100の後ろ側からテープフィーダ148のレール180を案内溝122に嵌合し、さらに前進させて案内部124を通って位置決め溝120に嵌合する。フィーダ本体162の前端部が位置決め壁130の側面131に当接するまでテープフィーダ148を前進させ、位置決め突起182,184を位置決め穴132,134に嵌合するとともに、コネクタ部186をコネクタ部136に接続する。そして、操作レバー196に加えていた力を解除し、係合部材190をスプリング194に付勢させ、係合面118に係合させてテープフィーダ148を位置決め基台102に固定する。テープフィーダ148は、フィーダ本体162が位置決め基台102の上面114上に載置されて下方から支持され、レール180の位置決め溝120への嵌合,位置決め突起182,184の位置決め穴132,134への嵌合,係合部材190の係合面118への係合により、幅方向および前後方向に位置決めされるとともに、浮上がりを防止された状態で位置決め基台102に固定される。また、コネクタ部136,186の接続により、テープフィーダ148の制御装置172と電子回路部品装着システムの制御装置22との間における通信および電源(図示省略)からの電力供給が行われる。
トレイ210は支持板212に支持されて、位置決め基台102に取り付けられる。支持板212は、図8に示すように、トレイ支持板支持部材150および空トレイ受け支持部材152を用いて位置決め基台102に取り付けられる。空トレイ受け支持部材152は、図3,図4および図8に示すように、本体部370に位置決めレール380,位置決め突部382,ストッパ部材384および支持板固定装置386が設けられて、トレイ支持板支持部材150を兼ねており、支持板212を位置決めして固定することができる。したがって、支持部材固定装置378は第1固定装置でもあり、第2支持部材を位置決め基台に固定する第3固定装置でもある。また、永久磁石410が空トレイ受け固定装置を構成している。
支持部材150,152を位置決めする位置決め溝120は、支持板212の幅に応じて選定され、例えば、トレイ支持板支持部材150は、図4および図8に示すように、1番端の位置決め溝120により位置決めされ、空トレイ受け支持部材152は、トレイ支持板支持部材150を位置決めする位置決め溝120から離れた別の位置決め溝120により位置決めされる。トレイ支持板支持部材150の位置決め基台102への取付けは、テープフィーダ148の位置決め基台102への取付けと同様に行われる。作業者は、支持部材固定装置308の操作レバー196を操作し、係合部材190をスプリング194の付勢力に抗して解除位置へ退避させた状態で、位置決め基台102の後方側からレール302を案内溝122に嵌合し、さらに案内部124を通って位置決め溝120に嵌合し、位置決め突起304,306を位置決め穴132,134に嵌合するとともに、信号発生部307をコネクタ部186に接続する。トレイ支持板支持部材150は、本体300の前端面が位置決め壁130の側面131に当接するまで前進させられる。その後、作業者が操作レバー196に加えていた力を解除すれば、係合部材190がスプリング194の付勢により固定位置へ移動させられて係合面118に係合させられ、トレイ支持板支持部材150は、レール302,位置決め突起304,306の位置決め溝120,位置決め穴132,134への嵌合,本体300の側面131への当接,係合部材190の係合面118への係合により、幅方向,前後方向に位置決めされるとともに、浮上がりを防止された状態で位置決め基台102に固定される。
信号発生部307は、コネクタ部186との接続により、信号を制御装置22に送信する。この信号の送信の有無により、例えば、トレイ支持板支持部材150が位置決め基台102に取り付けられたか否かが制御装置22において確認される。また、信号発生部307が接続されるコネクタ部186の位置により、トレイ支持板支持部材150が選定された位置決め溝120により位置決めされているか否かがわかる。あるいは信号発生部307により、位置決め基台102に取り付けられた支持部材の種類を表す信号が発生させられるようにすれば、位置決め基台102にトレイ支持板支持部材150が取り付けられたか否かを確認することができる。
空トレイ受け支持部材152の位置決め基台102への取付けは、トレイ支持板支持部材150の位置決め基台102への取付けと同様に行われ、レール372,位置決め突起374,376がそれぞれ、位置決め溝120,位置決め穴132,134に嵌合され、信号発生部377がコネクタ部186に接続されるとともに、支持部材固定装置378により位置決め基台102に固定され、幅方向,前後方向に位置決めされるとともに、浮上がりを防止された状態で位置決め基台102に固定される。50本の位置決め溝120がそれぞれ第1位置決め部を構成し、レール180,302,372が第1被位置決め部を構成している。位置決め溝120と共に、位置決め穴132,134が第1位置決め部を構成していると考えることもでき、その場合には、位置決め壁130も位置決め基台を構成することとなり、また、位置決め突起182,184,304,306,374,376もレール180,302,372と共に第1被位置決め部を構成することとなる。
そして、支持板212をトレイ支持板支持部材150および空トレイ受け支持部材152に支持させる。図4に示すように、支持板212に設けられた1対のレール220を、支持部材150,152の後方側から位置決めレール310,380に嵌合し、前進させる。支持板212の前面に設けられた1対の突部222が、図6に示すようにストッパ部材314,384の各傾斜面316に当接させられて支持板212の前進が止められるとともに、図6および図8に示すように、1対の凹部224が位置決め突部312,382に嵌合させられる。この状態で1対の係合部材226の係合部228にそれぞれ、支持板固定装置320,386の各係合リング324を掛け、レバー322を操作して支持板212を位置決め基台102に固定する。レバー322は、ばねにより本体300側へ付勢され、係合リング324を係合部228に掛けられた状態に保つ。支持板212は、1対のレール220においてレール310,380上に載置されて下方から支持され、突部222と傾斜面316との係合,1対の凹部224の各々の位置決め突部312,382との嵌合により、支持部材150,152に、幅方向および前後方向において位置決めされるとともに、浮上がりを防止された状態で固定される。そして、図8に示すように、支持板212の支持面240の所定の位置にL形定規260を取り付け、トレイ210を、支持面240上のL形定規260によって決められる位置に載置するとともに、拘束部材264により拘束する。位置決めレール310,380,ストッパ部材314,384,位置決め突部312,382が第2位置決め部を構成し、レール220,突部222,凹部224が第2被位置決め部を構成している。支持板212は、作業者が支持板固定装置320,386による固定を解除し、支持部材150,152の後方側へ水平な姿勢を保って移動させることにより、位置決めが解除され、支持部材150,152から取り外すことができる。
空トレイ受け350は、図8に示すように、空トレイ受け支持部材152,154を用いて位置決め基台102に取り付けられる。空トレイ受け支持部材154は、空トレイ受け支持部材152を位置決めする位置決め溝120に対して、空トレイ受け350の幅に応じた距離、離れて位置する位置決め溝120により位置決めされ、位置決め基台102に固定される。この位置決めおよび固定は、空トレイ受け支持部材152の位置決めおよび固定と同様に行われる。なお、前記トレイ支持板支持部材150,空トレイ受け支持部材152,154はそれぞれ、作業者が支持部材固定装置308,378による固定を解除した状態で、位置決め基台102の後方側へ水平な姿勢を保って移動させることにより、位置決めが解除され、位置決め基台102から取り外すことができる。
空トレイ受け支持部材154の取付け後、空トレイ受け350を、空トレイ受け支持部材152,154の間に入れる。この際、図7に示すように、1対の係合部材356を、空トレイ受け支持部材152,154の各支持部400に設けられた係合部406に引っ掛けつつ、被支持部352を支持突部408上に載置するとともに永久磁石410上に載置し、空トレイ受け350は磁力によって空トレイ受け支持部材152,154に固定され、それら支持部材152,154の各支持部400により支持される。空トレイ受け支持部材152,154の支持部400は、図7に示すように、レール372より下方に設けられており、空トレイ受け350は、空トレイ受け支持部材152,154により支持された状態では、トレイ支持板支持部材150および空トレイ受け支持部材152によって支持された支持板212より下方に位置することとなる。そのため、支持板212および空トレイ受け350はいずれも、空トレイ受け支持部材152によって支持されるが、図4および図8に示すように、互いに干渉することなく、幅方向において少なくとも一部が重なった状態で支持される。なお、カバー366は、空トレイ受け350に対して回動させられ、図4に示すように、空トレイ受け350,トレイ210および支持板212の後部を覆い、作業者がそれらに触ることがないようにされる。空トレイ受け350は、永久磁石410から離間させられつつ、係合部材356が係合部406との係合から外され、支持部材152,154から外される。
テープフィーダ148により電子回路部品を供給する場合、カバー支持部材156が位置決め台102に取り付けられ、カバー430が取り付けられる。カバー支持部材156も、トレイ支持板支持部材150等と同様に、位置決め溝120により位置決めされて、固定装置により位置決め基台102に固定される。所定のテープフィーダ148,トレイ210,空トレイ受け350の取付け後、台車100を動かして電子回路部品供給装置18を移動させ、電子回路部品装着システムに取り付ける。この際、1対の被位置決め部材126が電子回路部品装着システムに設けられた駆動装置(図示省略)によって持ち上げられ、位置決め穴128に位置決めピン(図示省略)が嵌合され、電子回路部品供給装置18は位置決めされた状態でベッド10に連結される。
回路基板12への電子回路部品の装着時には、部品吸着ヘッド62がヘッド保持装置60により保持され、ヘッド移動装置32により移動させられて電子回路部品供給装置18から電子回路部品を取り出し、基板保持装置16へ移動させられて回路基板12に装着する。トレイ210により電子回路部品が供給される場合、トレイ210が支持板212上に複数枚、積み重ねられるのであれば、1番上のトレイ210から電子回路部品が取り出される。電子回路部品がなくなれば、トレイ210は空トレイ収容箱に収容される。この場合、ヘッド保持装置60はヘッド収納装置64へ移動させられ、部品吸着ヘッド62を一旦、ヘッド収納装置64に収納し、空トレイ除去ヘッド452を保持する。そして、空トレイ除去ヘッド452は、空になったトレイ210上へ移動させられるとともに昇降させられ、トレイ210を吸着し、持ち上げて空トレイ受け350の上部開口360上へ移動させられ、トレイ210を開放してシュータ部354に投入する。投入されたトレイ210は、案内面364に案内されて下部開口362へ落下し、下部開口362から空トレイ収容箱へ落下し、収容される。
空になったトレイ210が除去され、次に最上段に位置することとなったトレイ210について、その上面の高さが検出され、電子回路部品の取出し時における部品吸着ヘッド62の下降距離の制御等に使用される。高さ検出時には、ヘッド保持装置60が高さ検出ヘッドを保持する。トレイ高さ検出装置によるトレイ210の高さの検出は、前記特願2006−280081の明細書に記載されており、説明を省略する。
図9に示す支持板270を位置決め基台102に取り付け、トレイ210を支持させる場合を説明する。支持板270は、図9および図10に示すように、トレイ210を幅方向に2枚並べて支持することができる幅であって、前記支持部材150,152,154により支持された状態での支持板212および空トレイ受け350の幅とほぼ等しい幅を有し、支持板212,空トレイ受け350を支持するために位置決めされた支持部材150,154に対応する状態となる箇所にそれぞれ、レール220が設けられている。また、空トレイ受け350は支持板212より下方に設けられ、支持板270とは干渉しないため、電子回路部品が装着される回路基板12の種類が変わり、段取替えが行われるとき、支持板が支持板212から支持板270に替えられるのであれば、支持板212は支持部材150,152から取り外されるが、図9および図10に示すように、支持部材150,152,154および空トレイ受け350は、位置決め基台102に取り付けられたままとされ、支持板270はトレイ支持板支持部材150および空トレイ受け支持部材154により、空トレイ受け350全体を覆う状態で支持される。そのため、段取替えに要する手間が少なくて済み、容易にかつ迅速に行われる。支持板が支持板270から支持板212に変えられるときも同様である。なお、カバー366は支持板270より後方に位置し、支持板270およびトレイ210を後方から覆う。
なお、支持板270にトレイ210を支持させて電子回路部品を供給させる場合、テープフィーダ148によっても電子回路部品を供給するのであれば、位置決め基台102に別の空トレイ受けを設けるスペースが残らず、空トレイは、電子回路部品装着システムの電子回路部品供給装置18とは別の箇所に設けられた空トレイ受けにより受けられるようにされる。
図11に示す支持板272を位置決め基台102に取り付け、トレイ210を支持させて電子回路部品を供給させる場合、テープフィーダ148は取り付けず、トレイ210のみによって電子回路部品を供給させるのであれば、支持板272と共に、幅の広い空トレイ受け368が位置決め基台102に取り付けられる。支持板272は、トレイ支持板支持部材150および空トレイ受け支持部材152によって位置決め基台102に取り付けられ、空トレイ受け368は空トレイ受け支持部材152,154によって位置決め基台102に取り付けられる。トレイ支持板支持部材150および空トレイ受け支持部材154はそれぞれ、両端の位置決め溝120により位置決めされ、空トレイ受け支持部材152は、支持板272の空トレイ受け368側の端を支持するとともに、空トレイ受け368の支持板272側の端を支持するように位置決め溝120が選択され、位置決めされる。
図12に示す支持板274を位置決め基台102に取り付け、トレイ210に電子回路部品を供給させる場合、支持板274は、支持板272を支持するために位置決め基台102に取り付けられたトレイ支持板支持部材150および空トレイ受け支持部材152により支持される。そのため、段取替えが行われ、支持板272によりトレイ210を支持し、電子回路部品を供給させる状態から、支持板274によりトレイ210を支持し、電子回路部品を供給させる状態に替えられるとき、支持板272は取り外されるが、支持部材150,152,154および空トレイ受け368は位置決め基台102に取り付けられたままとされ、支持板274は、図12および図13に示すように、空トレイ受け368と干渉することなく、その一部を覆う状態で支持部材150,152により支持される。空トレイ受け368の残りの部分は上方に開放され、空になったトレイ210が投入される。また、トレイ210を支持する支持板が支持板274から支持板272に変わる場合にも、支持板およびトレイ210を交換するのみでよく、容易にかつ迅速に段取替えが行われる。
このように、テープフィーダ148,トレイ支持板支持部材150,空トレイ受け部材152,154を択一的に位置決め溝120に位置決めさせることにより、電子回路部品の供給がテープフィーダ148のみにより行われ、あるいはトレイ210のみにより行われ、あるいは両方により行われ、あるいは電子回路部品を供給するトレイ210の数が異ならされたり、空トレイ受け350が設けられる等、構成の変更が容易にかつ迅速に行われる電子回路部品供給装置18が得られる。
請求可能発明の実施例である電子回路部品供給装置を備えた電子回路部品部品装着システムを概略的に示す平面図である。 上記電子回路部品供給装置を示す斜視図である。 上記電子回路部品供給装置の位置決め基台を示す平面図である。 上記位置決め基台を示す正面図である。 上記電子回路部品供給装置を構成するテープフィーダを示す側面図である。 上記位置決め基台に取り付けられるトレイ支持板支持部材をトレイおよび支持板と共に示す側面図である。 上記位置決め基台に取り付けられる空トレイ受け支持部材および空トレイ受けを示す側面図である。 上記位置決め基台に支持板および空トレイ受けが取り付けられた状態を示す平面図である。 上記位置決め基台に別の支持板および空トレイ受けが取り付けられた状態を示す平面図である。 図9に示す支持板および空トレイ受けが位置決め基台に取り付けられた状態を示す正面図である。 上記位置決め基台に更に別の支持板および空トレイ受けが取り付けられた状態を示す平面図である。 上記位置決め基台に更に別の支持板および空トレイ受けが取り付けられた状態を示す平面図である。 図12に示す支持板および空トレイ受けが位置決め基台に取り付けられた状態を示す正面図である。
符号の説明
12:回路基板 18:電子回路部品供給装置 20:装着装置 62:部品吸着ヘッド 100:台車 102:位置決め基台 106:車輪 120:位置決め溝 148:テープフィーダ 150:トレイ支持板支持部材 152,154:空トレイ受け支持部材 210:部品供給トレイ 212:トレイ支持板 220:レール 222:突部 224:凹部 226:係合部材 240:支持面 270,272,274:支持板 300:本体 302:レール 304,306:位置決め突起 308:支持部材固定装置 310:位置決めレール 312:位置決め突部 314:ストッパ部材 320:支持板固定装置 350,368:空トレイ受け 370:本体部 372:レール 374,376:位置決め突起 378:支持部材固定装置 380:位置決めレール 382:位置決め突部 384:ストッパ部材 386:支持板固定装置 410:永久磁石

Claims (6)

  1. 同じ構造の第1位置決め部が3つ以上並べて設けられた位置決め基台と、
    その位置決め基台の前記3つ以上の第1位置決め部の2つ以上にそれぞれ位置決めされる2つ以上の第1支持部材と、
    それら2つ以上の第1支持部材のうち前記位置決め基台にそれぞれ位置決めされた2つ以上の第1支持部材に支持されるとともに、複数の電子回路部品を平面状に並べて収容する部品供給トレイを支持する支持面を備えたトレイ支持板と
    を含むことを特徴とする電子回路部品供給装置。
  2. 前記トレイ支持板が前記位置決め基台にそれぞれ位置決めされた2つ以上の前記第1支持部材に着脱可能に支持されることを特徴とする請求項1に記載の電子回路部品供給装置。
  3. それぞれ1種類ずつの電子回路部品を保持して部品供給部から1個ずつ順次供給する複数のフィーダを含み、前記第1位置決め部がそれら複数のフィーダと前記第1支持部材とを択一的に位置決めするものであることを特徴とする請求項1または2に記載の電子回路部品供給装置。
  4. 前記トレイ支持板として、互いに幅を異にする複数種類のトレイ支持板を含むことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の電子回路部品供給装置。
  5. 前記3つ以上の第1位置決め部の少なくとも2つに位置決めされる2つ以上の第2支持部材と、
    それら2つ以上の第2支持部材のうち前記位置決め基台上に位置決めされた2つに支持され、前記トレイ支持板に支持された部品供給トレイの空になったものを受ける空トレイ受けと
    を含むことを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の電子回路部品供給装置。
  6. 前記空トレイ受けが前記第2支持部材に着脱可能に支持されることを特徴とする請求項5に記載の電子回路部品供給装置。
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