JP2003092492A - 部品供給装置および部品供給方法 - Google Patents

部品供給装置および部品供給方法

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JP2003092492A
JP2003092492A JP2001282670A JP2001282670A JP2003092492A JP 2003092492 A JP2003092492 A JP 2003092492A JP 2001282670 A JP2001282670 A JP 2001282670A JP 2001282670 A JP2001282670 A JP 2001282670A JP 2003092492 A JP2003092492 A JP 2003092492A
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component
pallet
feeders
feeder
pallets
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Application number
JP2001282670A
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English (en)
Inventor
Shinsuke Suhara
信介 須原
Yukio Ueno
由紀夫 上野
Yukihiro Fukao
幸弘 深尾
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Fuji Corp
Original Assignee
Fuji Machine Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K13/00Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or adjusting assemblages of electric components
    • H05K13/04Mounting of components, e.g. of leadless components
    • H05K13/0417Feeding with belts or tapes

Abstract

(57)【要約】 【課題】 電気部品装着システムの部品供給装置におい
て、フィーダ交換作業の能率向上を図るとともに、フィ
ーダ搭載の自由度を向上させる。 【解決手段】 電子部品装着システム12の部品供給装
置14において、複数のフィーダを搭載可能なパレット
134を、可動テーブル130に着脱可能に搭載する。
フィーダの交換が必要になった場合には、パレット13
4ごと交換する。可動テーブル130にパレット134
を複数搭載可能とする。さらに、それら複数のパレット
134を互いに幅を異にするものとし、必要なフィーダ
の数に適合する大きさのパレット134を選択して、1
つまたは複数搭載する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電気部品装着システ
ムの部品供給装置に関するものであり、特に、それぞれ
1種類ずつの電気部品(電子部品を含む)を供給する複
数のフィーダを並べ、それらフィーダから選択的に電気
部品を供給するタイプの部品供給装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】電気部品装着システムの一種に、1枚の
回路基板に装着すべき複数種類の電気部品をそれぞれ1
種類ずつ複数のフィーダに保持させ、それらフィーダを
並べて支持台に支持させ、それらフィーダのうちで今回
電気部品を供給すべきものと部品受け取り位置にある装
着ヘッドとの位置を合わせて順次電気部品を供給させ、
回路基板に装着させる形式のものがある。この形式の電
気部品供給システムにおいては、電気部品を装着すべき
回路基板の種類が変われば、それに応じて支持台上のフ
ィーダを変更することが必要であり、この段取替え作業
をいかに能率よく行い得るようにするかが、装着作業全
体の能率を向上させる上で重要な問題である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題,課題解決手段および効
果】支持台が電気部品装着システムの本体に取り外し不
能に取り付けられている場合には、その支持台に対する
フィーダの交換作業の間、システム全体を停止させてお
く必要があり、装着作業の能率が低下するとともに、高
価なシステムの稼動率が低下する不都合が生じる。本発
明は、この不都合をできる限り解消し、電気部品装着シ
ステムによる電気部品装着作業の能率を向上させること
を課題としてなされたものであり、本発明によって、下
記各態様の部品供給方法および部品供給装置が得られ
る。各態様は請求項と同様に、項に区分し、各項に番号
を付し、必要に応じて他の項の番号を引用する形式で記
載する。これは、あくまでも本発明の理解を容易にする
ためであり、本明細書に記載の技術的特徴およびそれら
の組合わせが以下の各項に記載のものに限定されると解
釈されるべきではない。また、一つの項に複数の事項が
記載されている場合、それら複数の事項を常に一緒に採
用しなければならないわけではない。一部の事項のみを
選択して採用することも可能なのである。
【0004】なお、以下の各項において、(1)項が請求
項1に相当し、(3)項が請求項2に、(7)項が請求項3
に、(8)項が請求項4に、(12)項が請求項5にそれぞれ
相当する。
【0005】(1)部品供給装置から供給される電気部
品を基板保持装置に保持された回路基板に装着する電気
部品装着システムの前記部品供給装置であって、支持台
と、それぞれ1種類ずつの電気部品を供給する複数のフ
ィーダを並べて保持し、前記支持台に着脱可能に取り付
けられるパレットであって、前記フィーダの並び方向の
寸法である幅が互いに異なる複数種類のパレットとを含
む部品供給装置。
【0006】支持台は供給装置本体に取り外し不能に設
けられても、取り外し可能に設けられてもよい。後者の
場合は、支持台を供給装置本体から取り外すよりパレッ
トを支持台から取り外す方が容易とされることが望まし
い。なお、「支持台が供給装置本体に取り外し不能に設
けられる」とは、溶接等により文字通り取り外し不能に
設けられる場合は勿論、例えば、多数のボルトにより固
定されている場合のように、長時間をかければ取り外し
得るが、電気部品装着システムの日常の使用状態では取
り外されることが予定されていない場合も含むものとす
る。さらに付言すれば、パレットに保持されるフィーダ
の幅がすべて同じである場合には、パレットの幅が大き
ければ保持させ得るフィーダの数も当然大きいこととな
るが、フィーダの幅が複数種類に異なれば、幅の大きい
パレットの方が幅の小さいパレットより当然多数のパレ
ットを保持させ得るとは限らず、同じかあるいは逆にな
ることもあり得る。
【0007】支持台から取り外し可能なパレットにフィ
ーダを保持させ、パレットごと支持台に対して着脱すれ
ば、複数のフィーダのパレットへの着脱作業を電気部品
装着システムの外部で行うことができる。そのため、シ
ステムの作動中にフィーダの着脱作業を行うことがで
き、フィーダの交換が必要になった場合には、パレット
ごと交換すればよく、フィーダ交換作業を短時間で終了
することができ、電気部品装着作業の能率と、高価な電
気部品装着システムの稼動率とを向上させることができ
る。
【0008】その上、幅が異なる複数種類のパレットを
準備すれば、例えば、1枚の回路基板に対して供給すべ
き電気部品のように、1群として扱うべき電気部品の種
類に応じて適切な幅のパレットを選択することが可能と
なり、電気部品装着システムにおけるフィーダ搭載の自
由度が増す効果が得られる。例えば、電気部品を複数種
類の回路基板に共通に装着されるものと、各回路基板に
特有のものとに分け、それぞれを別のパレットに保持さ
せ、回路基板の種類が変わったときは、各回路基板に特
有の電気部品を供給するフィーダを保持させたパレット
のみを交換することができる。また、複数種類の回路基
板に共通の電気部品を供給するフィーダを保持させたパ
レットにおいては、供給すべき電気部品がなくなり、交
換が必要となるフィーダが出易いため、そのパレットの
みを、予めフィーダを保持させておいた別のパレットと
交換することも可能である。その場合、パレットをすべ
て同じ幅のものとすることも可能であるが、互いに幅を
異にする複数種類のパレットを準備すれば、複数種類の
回路基板に共通に装着される電気部品を供給するフィー
ダ群と、各回路基板に特有の電気部品を供給するフィー
ダ群とにそれぞれ適した幅のパレットを選択して使用す
ることが可能であり、電気部品装着システムにおけるフ
ィーダ搭載の自由度が増す効果が得られる。
【0009】また、1群のフィーダを複数のパレットに
保持させ、それら複数のパレットからなる1群のパレッ
ト上のフィーダに、共同で1枚の回路基板用の電気部品
を供給させることが可能であり、その場合に、幅が互い
に同じであるパレット(幅の小さいものであることが望
ましい)組合わせ数を変更することによって、搭載可能
なフィーダ数を変えることも可能であるが、幅が複数種
類に異なるパレットを組み合わせれば、搭載可能なフィ
ーダ数を一層多彩に変えることが可能となる。
【0010】また、支持台が固定で、装着ヘッドが各フ
ィーダの位置へ移動して電気部品を受け取る形式の電気
部品装着システムにおいて、複数群の電気部品を供給す
る複数群のフィーダをそれぞれ別のパレットに保持さ
せ、それら複数のパレットを共に支持台に取り付けて、
回路基板の種類が変わるのに応じて別個のパレットのフ
ィーダから電気部品を供給させることができ、その場合
に、複数のパレットとして、複数のフィーダ群の大きさ
に適した幅のパレットを選択できれば、限られた幅の支
持台上に可及的に多くのフィーダを搭載することができ
る。
【0011】さらに、支持台が、その上に搭載されてい
るフィーダの並び方向と平行な方向に移動し、次に電気
部品を供給すべきフィーダを予め定められた部品供給位
置へ順次位置決めする形式の電気部品装着システムにお
いて、支持台に、1群のフィーダを保持したパレットの
みを取り付け、その場合に、パレットをその1群のフィ
ーダを取り付け得るものの中で最小のものとすれば、支
持台と共に移動させるべき質量をできる限り小さくし
て、部品供給装置の振動,騒音を低減することができ
る。
【0012】(2)前記複数のパレットが、それぞれ保
持し得る前記フィーダの数が互いに異なる複数種類のも
のを含む (1)項に記載の部品供給装置。 (3)前記複数のパレットが幅が3種類以上に異なるパ
レットを含む (1)項または (2)項に記載の部品供給装
置。パレットの幅(フィーダ並び方向の寸法)の種類が
多ければ多いほど、支持台のパレット取付領域の幅(支
持台のパレットが取り付けられる領域のフィーダ並び方
向の寸法)の選択の自由度が増す。
【0013】(4)前記複数のパレットとして、前記支
持台に同時には取り付け不可能な数のパレットを含む
(1)項ないし (3)項のいずれかに記載の部品供給装置。
本項の部品供給装置においては、取り付け得る最大限の
パレットを支持台に取り付けた後にも、未だ取り付けら
れないで残っているパレットが存在することになり、複
数のパレットの中から選択されたパレットが支持台に取
り付けられることとなる。
【0014】(5)前記複数のフィーダを含み、それら
フィーダがテープフィーダとバルクフィーダとの少なく
とも一方を含む (1)項ないし (4)項のいずれかに記載の
部品供給装置。テープフィーダは、キャリヤテープの多
数の収容凹部の各々に電気部品が1個ずつ収容され、キ
ャリヤテープが送られることにより電気部品が1個ずつ
部品供給部に位置決めされるものであり、バルクフィー
ダはばら積状態で部品収容部に収容された電気部品が何
らかの手段により一列に整列させられ、並び方向に送ら
れて1個ずつ部品供給部に位置決めされるものである。
これらテープフィーダやバルクフィーダは、上記部品供
給部が1本の線(直線が普通であるが、円弧等の曲線と
されることも可能である。)に沿って並ぶ状態でパレッ
トに搭載される。
【0015】(6)前記支持台と供給装置本体との間に
設けられ、支持台を前記フィーダの並び方向と平行な方
向に移動可能に保持する案内装置と、前記支持台を前記
案内装置の案内方向に移動させ、それら複数のフィーダ
のうちの任意のものを予め定められた供給位置に位置決
めする支持台移動装置とを含む (1)項ないし (5)項のい
ずれかに記載の部品供給装置。
【0016】(7)前記支持台が複数台、前記フィーダ
の並び方向に平行な方向に並んで、かつ、少なくとも1
台の支持台が部品供給領域において移動し、少なくとも
別の1台が前記部品供給領域において移動中の1台と干
渉することなく静止し続けられる状態で配設された (1)
項ないし (6)項のいずれかに記載の部品供給装置。本項
の部品供給装置においては、一部の可動供給テーブルが
電気部品の供給を続けている間に、静止し続けている可
動供給テーブルについてパレットの交換作業を行うこと
ができる。
【0017】(8)部品供給装置から供給される電気部
品を基板保持装置に保持された回路基板に装着する電気
部品装着システムにおける部品供給方法であって、それ
ぞれ1種類ずつの電気部品を供給する複数のフィーダを
並べて保持させた少なくとも1つのパレットを支持台に
取り付け、その少なくとも1つのパレットに保持させた
フィーダから電気部品を供給させる第1供給工程と、前
記支持台の前記フィーダの並び方向の寸法である幅が、
前記第1供給工程における幅とは異なる領域にパレット
を取り付け、そのパレットに保持させたフィーダから電
気部品を供給させる第2供給工程とを含むことを特徴と
する部品供給方法。
【0018】本項の部品供給方法において使用される複
数のパレットは幅がすべて同じものでもよく、互いに異
なるものでもよい。前者の場合には、各パレットの幅を
1つの支持台に複数のパレットを取り付け得る大きさと
することが必要であるが、後者の場合には、1つの支持
台には1つのパレットが装着可能であるのみであっても
差し支えない。前者の場合には、例えば、1つの支持台
に1つのパレットを取り付けた状態と2つのパレットを
取り付けた状態とで、支持台のパレットが取り付けられ
る領域の幅を変えることができ、後者の場合は、幅の相
異なるパレットを支持台に取り付けることにより上記領
域の幅を変えることができる。前記 (2)〜 (6)項等に記
載の特徴は本項の部品供給方法においても採用可能であ
る。
【0019】(9)前記第1供給工程と前記第2供給工
程との少なくとも一方において、複数のパレットを取り
付ける (8)項に記載の部品供給方法。 (10)前記複数のパレットとして、前記フィーダを保
持させ得る数と前記幅との少なくとも一方が互いに異な
る複数種類のパレットを使用する (9)項に記載の部品供
給方法。 (11)前記第1供給工程と前記第2供給工程とで前記
支持台に取り付ける前記パレットの数を互いに異ならせ
る (8)項ないし(10)項に記載の部品供給方法。
【0020】(12)部品供給装置から供給される電気
部品を基板保持装置に保持された回路基板に装着する電
気部品装着システムにおける部品供給方法であって、支
持台に、それぞれ1種類ずつの電気部品を供給する複数
のフィーダを並べて保持させた複数のパレットを取り付
け、それらパレットに保持させたフィーダから電気部品
を供給させる第1供給工程と、前記複数のパレットのう
ち一部のもののみを、予め複数のフィーダを保持させて
おいた別のパレットと交換するパレット交換工程と、少
なくともその交換したパレットに保持させたフィーダか
ら電気部品を供給させる第2供給工程とを含むことを特
徴とする部品供給方法。交換したパレットを含む複数の
パレットのフィーダから電気部品を供給させるのが普通
であるが、特殊な実施形態として、交換したパレットの
みのフィーダから電気部品を供給させることも可能であ
り、例えば、装着すべき電気部品の種類が多い電気回路
の製造の途中に、装着すべき電気部品の種類が少ない電
気回路を少量生産する必要が生じた場合等に有効であ
る。前記 (2)〜 (6),(10),(11)項等に記載の特徴は本
項の部品供給方法においても採用可能である。
【0021】
【発明の実施の形態】本発明の一実施形態である電子部
品装着システムを図に基づいて説明する。図1におい
て、符号10は電気部品装着システムの一種である電子
部品装着システム12のベースである。ベース10上に
は、部品供給装置14,部品装着装置16,および基板
保持装置たるプリント配線板保持装置18が設けられ、
電子部品装着システム12を構成している。
【0022】プリント配線板保持装置18は、回路基板
の一種であるプリント配線板40を水平に保持し、基板
保持装置移動装置たるXYテーブル44により、前記X
Y座標面上の任意の位置へ移動させられる。XYテーブ
ル44は、X軸スライド駆動用モータ48および送りね
じとしてのボールねじ50により、ガイドレール52を
含む案内装置により案内されてX軸方向に移動させられ
るX軸スライド54と、そのX軸スライド54上におい
てY軸スライド駆動用モータ56および送りねじとして
のボールねじ58によりガイドレール60を含む案内装
置により案内されてY軸方向に移動させられるY軸スラ
イド62とを備えている。
【0023】プリント配線板保持装置18は、Y軸スラ
イド62上に設けられ、プリント配線板40を下方から
水平な姿勢で支持する。プリント配線板40の表面66
(図2参照)ないし上面には、電子部品が装着される複
数の被装着位置ないし被装着面が予め設定されており、
プリント配線板保持装置18の移動により、被装着位置
が順次、後述する部品装着装置16の装着位置に対応す
る位置に位置決めされる。
【0024】プリント配線板40の表面66には、複
数、本実施形態においては2個の基準マーク68が設け
られている。プリント配線板保持装置18により保持さ
れたプリント配線板40の基準マーク68は、撮像装置
たる基準マークカメラ70により撮像される。基準マー
クカメラ70は、図示は省略するが、部品装着装置16
のフレームに設けられた保持部材により保持されてお
り、静止して下向きに設けられ、基準マーク68を上方
から撮像する。
【0025】部品装着装置16は、特公平7−3648
0号公報に記載されている電子部品装着装置と同様のも
のであり、ここにおいては図2に基づいて要部のみを説
明する。この部品装着装置16は図示を省略するフレー
ムに一軸線、本実施形態においては、垂直な軸線のまわ
りに回転可能に保持された回転軸80,回転軸80の下
端部に固定された回転体たる間欠回転盤82,間欠回転
盤82を間欠回転させる間欠回転装置84および間欠回
転盤82に搭載された複数組、本実施形態においては1
6組の部品装着ユニット86を備えている。
【0026】間欠回転装置84は、駆動源たる間欠回転
用モータ(図示省略)および回転伝達装置92を含む。
回転伝達装置92は、本実施形態においては、ローラギ
ヤ94およびローラギヤカム96を含み、間欠回転用モ
ータの回転が間欠回転運動に変換されて回転軸80に伝
達され、間欠回転盤82が間欠回転させられる。
【0027】16組の部品装着ユニット86は間欠回転
盤82に、間欠回転盤82の回転軸線を中心とする一円
周上に等角度間隔に設けられ、部品供給装置14からの
電子部品の受取りやプリント配線板40への電子部品の
装着等が並行して行われるようになっている。16組の
部品装着ユニット86はそれぞれ、ノズル保持体100
と、ノズル保持体100に保持された複数種類、本実施
形態では3種類の吸着ノズル102とを備えている。
【0028】ノズル保持体100は、ロッド104およ
び連結部材105により間欠回転盤82に、間欠回転盤
82の回転軸線に平行な方向に昇降可能に取り付けられ
るとともに、カムフォロワ106により円筒カム107
に係合させられており、間欠回転盤82の間欠回転に伴
って昇降させられる。ノズル保持体100は連結部材1
06に対して、間欠回転盤82の回転軸線に平行な回動
軸線まわりに回動可能であり、その回動により複数の吸
着ノズル102のいずれかが択一的に使用位置に位置決
めされる。使用位置に位置決めされた吸着ノズル102
には負圧が供給され、吸着管108において電子部品を
吸着する。本実施形態では、使用位置に位置決めされた
吸着ノズル102と、ノズル保持体100の、使用位置
に位置決めされた吸着ノズル102を保持する部分とが
部品保持装置110を構成している。ノズル保持体10
0の、使用位置に位置決めされた吸着ノズル102を保
持する部分が部品保持装置を構成していると考えてもよ
く、複数の吸着ノズル102の各々が部品保持装置を構
成し、部品保持装置は48個あり、部品装着ユニットが
部品保持装置を3つずつ備えていると考えてもよい。
【0029】使用位置に位置決めされた吸着ノズル10
2を含む16個の部品保持装置110は、間欠回転盤8
2の間欠回転に伴って共通の旋回軸線、すなわち間欠回
転盤82の回転軸線のまわりに旋回させられ、その旋回
軌跡上の16の位置で停止させられる。本実施形態で
は、間欠回転盤82および間欠回転装置84が部品保持
装置旋回装置112を構成している。
【0030】上記16の停止位置には、部品供給装置1
4に対応して予め設定された部品受取位置,部品保持位
置ないし部品吸着位置、部品姿勢検出位置、部品姿勢修
正位置、プリント配線板保持装置16に対応して予め設
定された部品装着位置、ノズル選択位置等が含まれる。
【0031】部品受取位置および部品装着位置にはそれ
ぞれ、図示は省略するが、押下装置が設けられている。
吸着ノズル102は、付勢手段の一種であるスプリング
(図示省略)の付勢により上方へ付勢されており、使用
位置に位置決めされた吸着ノズル102を押下装置が上
記付勢に抗して押し下げ、電子部品を受け取らせ、装着
させるようにされている。吸着ノズル102の吸着管1
08は、図示を省略する切換弁装置が切換操作されるこ
とにより、電子部品の吸着時には負圧源(図示省略)に
連通させられて負圧が供給され、電子部品の装着時に
は、大気に解放され、あるいは正圧が供給されて電子部
品を開放する。
【0032】部品姿勢検出位置には、撮像装置たる部品
カメラ116が設けられ、姿勢検出装置を構成してい
る。部品カメラ116は、本実施形態ではCCDカメラ
により構成されるとともに、被写体の二次元像を一挙に
取得する面撮像装置とされ、吸着ノズル102に保持さ
れた電子部品のシルエット像を撮像する。部品カメラ1
16が電子部品の正面像を撮像するようにしてもよい。
【0033】部品姿勢修正位置には部品姿勢修正装置
(図示省略)が設けられている。部品姿勢修正装置は、
使用位置に位置決めされた吸着ノズル102をその軸線
まわりに回転させ、電子部品の軸線まわりの位置である
回転位置の誤差を修正する。ノズル選択位置にはノズル
選択装置(図示省略)が設けられ、ノズル保持体100
を回動させ、3つの吸着ノズル102のいずれかが択一
的に使用位置を位置決めする。
【0034】部品供給装置14を説明する。部品供給装
置14は、図1に示すように、第一部品供給テーブル1
20,第二部品供給テーブル122と、それら部品供給
テーブル120,122をそれぞれ移動させる部品供給
テーブル移動装置124を備えている。
【0035】第一および第二部品供給テーブル120,
122は支持台の一種である可動テーブル130を備
え、その可動テーブル130に、複数のフィーダ132
を保持したパレット134(図5参照)が取り付けられ
る。パレット134には、複数のフィーダ132がそれ
ぞれ、それらの供給部が一線、本実施形態ではX軸方向
(図1においては左右方向)に平行な一直線に沿って並
ぶ姿勢で着脱可能に固定され、それらフィーダ132お
よびパレット134が可動テーブル130と共同して部
品供給テーブル120,122を構成する。パレット1
34については、後に詳細に説明する。
【0036】第一,第二部品供給テーブル120,12
2の各可動テーブル130はそれぞれ、X軸方向に平行
に配設されたガイドレール138に移動可能に支持され
ている。2つの可動テーブル130は、複数のフィーダ
132の各供給部がその上に位置する一直線に沿って移
動するようにガイドレール138に案内されている。ガ
イドレール138は第一,第二部品供給テーブル12
0,122に共用であり、第一部品供給テーブル120
の複数の供給部が並ぶ一直線と、第二部品供給テーブル
122の複数の供給部が並ぶ一直線とは同一直線上に位
置する。
【0037】2つの可動テーブル130にはそれぞれ、
ナット140が固定されるとともに、それぞれ送りねじ
たるボールねじ142が螺合されている。ボールねじ1
42は、それぞれX軸方向に平行な軸線まわりに回転可
能かつ軸方向に移動不能にベース10に取り付けられる
とともに、駆動源たる専用のテーブル駆動用モータ14
4によって回転させられ、第一,第二部品供給テーブル
120,122の各可動テーブル130をそれぞれ独立
に、複数のフィーダ132の複数の供給部が並ぶ方向
(図示の例ではX軸方向)に移動させ得るようになって
いる。ナット140,ボールねじ142およびテーブル
駆動用モータ144等が部品供給テーブル移動装置12
4を構成している。なお、図1においては、第一部品供
給テーブル120のフィーダ132の図示が省略されて
ナット140が図示され、第二部品供給テーブル122
のフィーダ132が図示されて、ナット140の図示が
省略されている。第一および第二部品供給テーブル12
0,122は、部品装着装置16に電子部品を供給する
部品供給位置が共通に設定されるとともに、一方の部品
供給テーブルが部品供給位置にある際に、その部品供給
テーブルに他方の部品供給テーブルが干渉しない退避位
置が部品供給位置に対して互いに反対側に設定されてい
る。
【0038】本実施形態においては、フィーダ132に
より供給される電子部品はテープ化電子部品150とさ
れている。テープ化電子部品150は、図4に示すよう
に、キャリヤテープ152に等間隔に形成された収容凹
部154に1個ずつの電子部品156が収容され、カバ
ーテープ158で覆われたものである。テープ化電子部
品150は、図3に示すように、供給リール164に巻
き付けられており、フィーダ本体166の後部(電子部
品装着装置とは反対側の端部)に固定された電子部品保
持具の一種であるリール保持具168により保持されて
いる。リール保持具168については本発明とは直接関
係がないので説明を省略する。
【0039】フィーダ本体166は、概して細長い板状
を成し、部品供給テーブル120,122上に長手方向
と厚さ方向とが水平となる姿勢で立てて設置される。テ
ープ化電子部品150はフィーダ本体166の上面に載
せられると共に、カバー170が被せられ、送り装置1
72によってX軸方向と直交し、フィーダ本体166の
長手方向であるY軸方向に一定ピッチずつ送られる。フ
ィーダ本体166の長手方向をフィーダ132の前後方
向と称し、厚さ方向を左右方向あるいは幅方向と称す
る。前後方向は、テープ化電子部品150の送り方向で
もある。送り装置172は、本発明とは直接関係がない
ので詳細な説明を省略するが、テープ化電子部品150
をカバー170と共に送る一方、カバー170の後退時
にはテープ化電子部品150が送られず、送りのための
準備が行なわれるようにされている。
【0040】フィーダ本体166にはまた、カバーテー
プ巻取装置180がブラケット182によって取り付け
られている。カバーテープ巻取装置180は、テープ化
電子部品150が送られるときには、巻取りリール18
4が静止していて、カバーテープ158を巻き取らず、
送り装置172において送りのための準備が行われると
きに巻取りリール184が回転してカバーテープ158
を巻き取るように構成されている。
【0041】上記送り装置172およびカバーテープ巻
取装置180は、間欠回転用モータを駆動源とする駆動
装置により駆動される。間欠回転用モータの回転が、図
示しないカム,カムフォロワ等により構成される運動変
換機構により昇降部材の昇降運動(図示省略)に変換さ
れ、昇降部材の昇降によりブラケット182に取り付け
られた入力バー186が昇降させられて、送り装置17
2およびカバーテープ巻取装置180が作動させられる
のである。これらテープ化電子部品150の送りやカバ
ーテープ158の巻取りは本発明とは直接関係がないた
め、詳細な説明は省略する。
【0042】上記フィーダ132をパレット134に取
り付けるフィーダ取付装置を説明する。パレット134
に、図6に示すように複数のスロット200が等間隔に
形成され、それらスロット200のそれぞれに上記フィ
ーダ132が着脱可能に取り付けられる。本実施形態に
おいては、図5に示すように、第一部品供給テーブル1
20の可動テーブル130に2つのパレット134が取
付可能とされており、一方のパレット134に30個の
スロット200が形成され、他方のパレット134に4
0個のスロット200が形成されている。パレット13
4のフィーダ132の並び方向の長さである幅が互いに
異なるように形成されており、それ以外の構成について
は2つのパレット134について共通しているので、以
下、一方のパレット134について代表して説明する。
【0043】本実施形態においては、第一および第二部
品供給テーブル120,122の両方について、2つの
パレット134がそれぞれ取り付けられ、互いに共通の
種類のフィーダ132が搭載されている。各部品供給テ
ーブル120,122に搭載された2つのパレット13
4は、複数のフィーダ132について、複数種類のプリ
ント配線板40に共通に電子部品を供給するフィーダ1
32を主に支持するものと、各プリント配線板40に特
有の電子部品を供給するフィーダ132を主に支持する
ものとに分けられる。
【0044】フィーダ本体166の下面には、図3に示
すように、フィーダ本体166の幅に等しい幅を有する
板状の取付部材210がボルトによって固定されてい
る。フィーダ本体166はアルミニウム合金製とされて
軽量化が図られているが、取付部材210は機械構造用
炭素鋼鋼材S50C製とされて焼入れされている。取付
部材210のフィーダ132の前後方向に隔たった箇所
にはそれぞれ、第一位置決め突部212,214が突設
されている。これら第一位置決め突部212,214は
断面形状が矩形の突条であり、取付部材210より幅が
狭く、取付部材210の幅方向の中央部に突設されてい
る。
【0045】取付部材210の前端部上面には、上方に
向かうほど後方に傾斜するフィーダ側傾斜面が形成され
ている。また、取付部材210の後部には、第二位置決
め突部216が設けられている。第二位置決め突部21
6は、第一位置決め突部212,214と同じ幅を有す
る板状を成し、取付部材210から下方へ、すなわちフ
ィーダ本体166とは反対側へ直角に延び出させられて
いる。第二位置決め突部216の突出方向の中間部に
は、後面に開口し、フィーダ132の幅方向に平行な中
心線を有する部分円筒面状の係合面が形成されている。
また、第二位置決め突部216の突出端部には、突出端
に向かうほど前方へ傾斜する案内面が形成されている。
【0046】パレット134の本体部218はアルミニ
ウム合金製とされているが、その本体部218の上面の
前部および後部にはそれぞれ、第一フィーダ位置決め板
220,222がY軸方向に平行に延びて固定されてい
る。これら第一フィーダ位置決め板220,222は、
取付部材210と同様に、機械構造用炭素鋼鋼材S50
C製とされて焼入れされている。図6に示すように、こ
れら第一フィーダ位置決め板220,222の上面に、
それぞれY軸方向に延びる第一位置決め溝224,22
6が形成されており、それら溝224,226の形成ピ
ッチはフィーダ132の取付ピッチに等しくされてい
る。第一位置決め溝224,226は、第一位置決め突
部212,214の幅よりごく僅かに広い幅を有すると
共に、深さが第一位置決め突部212,214の突出長
さより大きくされている。第一フィーダ位置決め板22
0,222の上面がフィーダ132を支持する支持面を
構成している。
【0047】パレット134の本体部218の前面の上
端部には、S50C製で焼入れされたストッパ板228
が固定されている。ストッパ板228は、本体部218
のX軸方向の長さにほぼ等しい長さの板状を成し、それ
の上端部は第一フィーダ位置決め板160より上方へ突
出させられている。その突出部には取付部材210の上
方へ延び出す突条が設けられ、その突条の下面は、上方
に向かうに従ってフィーダの後方へ向かう向きに傾斜さ
せられ、前述の取付部材210のフィーダ側傾斜面に対
応した取付台側傾斜面とされている。
【0048】本体部218の後面の前記上面より下側の
部分には、前記第一フィーダ位置決め板220,222
とは別の第二フィーダ位置決め板230が固定されてい
る。この第二フィーダ位置決め板230もS50C製で
焼入れされており、その上部には、複数の第二位置決め
溝232がフィーダ132の取付ピッチと等しいピッチ
で形成されている。第二位置決め溝232は、前記第二
位置決め突部216の幅より僅かに広い幅を有する。上
記第一および第二位置決め溝224,226,232が
互いに共同してフィーダ132を取り付けるスロット2
00を構成している。
【0049】以上のように構成される各スロット200
の後方に係合部材240が設けられている。係合部材2
40は、第二位置決め板230の後面に沿って設けら
れ、上記第二位置決め突部216の係合面に係合する係
合部を備える。第二位置決め突部216に弾性部材たる
圧縮コイルスプリング242(以下、単にスプリングと
称する)が設けられ、そのスプリング242により係合
部が本体部218に接近する向きに付勢されている。し
たがって、スロット200にフィーダ132が取り付け
られれば、係合部材240は、スプリング242の付勢
力に抗して係合部材240とパレット134との間に第
二位置決め突部216が進入することを許容し、第二位
置決め突部216の前記係合面が係合部材240の係合
部と対向すれば、スプリング242の付勢力により係合
部が係合面に押し付けられる。このことにより、フィー
ダ132がパレット134上に固定される。
【0050】次に、パレット134を可動テーブル13
0に取り付けるパレット取付装置について説明する。図
5に示すように、可動テーブル130上に複数個、本実
施形態においては3個のガイド部材250,252,2
54が設けられている。それらガイド部材250,25
2,254は、可動テーブル130の幅方向の両端部に
配設された片側ガイド250,254と、それらの間で
あって上記第一パレット134と第二パレット134と
の装着領域の境界部に配設された両側ガイド252とを
備える。
【0051】ガイド部材250,252,254はフィ
ーダ132の長手方向に平行な方向たるY軸方向に沿っ
て延びる形状とされている。可動テーブル130の両端
部に上面と側面とに開口してY軸方向に延びる切欠25
8が形成され、その切欠258内に上記片側ガイド25
0,254が配設されている。切欠258は、片側ガイ
ド250,254の上部が可動テーブル130の上面よ
り上側に突出する深さに形成され、片側ガイド250,
254が図示しないボルト等により可動テーブル130
に固定されている。一方、装着領域の境界部に位置する
両側ガイド252は可動テーブル130の上面に図示し
ないボルトにより着脱可能に配設されている。両側ガイ
ド252を固定するために、可動テーブル130の上面
に開口するボルト穴が、上記境界部に沿って複数箇所形
成されている。ボルト穴は境界部以外にも形成されてお
り、両側ガイド252は、可動テーブル130上におけ
る取付位置が変更可能とされている。取り付け位置を変
更することにより幅の異なる種々のパレット134を取
り付けることができる。
【0052】各ガイド部材250,252,254の側
面であって、隣接するガイド部材250,252,25
4と対向する面が、パレット134を案内する案内面2
60とされており、その案内面260に係合溝262が
形成されている。係合溝262の下側面は可動テーブル
130の上面と高さが一致するように形成されており、
両側ガイド252の係合溝262の下側面は可動テーブ
ル130の上面によって構成されている。パレット13
4は、それらガイド部材250,252,254にほぼ
隙間なく挟まれることにより、可動テーブル130に対
するX軸方向における位置が位置決めされるとともに、
Y軸方向への相対移動が案内される。
【0053】パレット134の本体部218の下側に脚
部272が固定的に設けられている。本体部218の上
部に前記スロット200が30個又は40個形成され、
脚部272は、それらスロット200の多いパレット1
34のものほど幅が広くされている。脚部272は、本
体部218より幅が小さく、互いに対向する前記案内面
260にほぼ隙間なく嵌合する大きさとされている。脚
部272は、ガイド部材250より高く形成され、パレ
ット134が可動テーブル130に取り付けられて、脚
部272の底面274が可動テーブル130の上面に接
触した状態においてガイド部材250,252,254
とパレット134の本体部218とが互いに干渉しない
ようにされている。脚部272の両側面に、上記係合溝
262に摺動可能に嵌合する係合凸部276が形成され
ている。本実施形態においては、係合凸部276が脚部
272の本体部より、対摩耗性,硬度等機械的特性の優
れた材料で構成され、本体部に固定されて、脚部272
の一部として機能するようにされている。係合凸部27
6は係合溝262にほぼ隙間なく、かつ、摺動可能に嵌
合される厚さに形成されており、パレット134が可動
テーブル130から浮き上がることを防止する。
【0054】パレット134は、可動テーブル130の
Y軸方向における一方の端部から、係合凸部276がガ
イド部材250,252,254の係合溝262に係合
させられ、案内面260により案内されて可動テーブル
130上を取り付け位置に向かってY軸方向に移動させ
られる。可動テーブル130のY軸方向の他方の端部
に、図7に示すストッパ部材280が設けられており、
パレット134は、そのストッパ部材280に当接する
ことにより、Y軸方向におけるそれ以上の移動を阻止さ
れる。さらに、図7に示すように、可動テーブル130
にパレット134と係合してパレット134がストッパ
部材280から遠ざかる向きに移動することを防止する
抜け出し防止装置290が複数設けられ、ストッパ部材
280と共同してパレット134を可動テーブル130
上の取付位置に位置決めする位置決め装置を構成してい
る。以下、詳細に説明する。
【0055】可動テーブル130に、それを厚さ方向に
貫通する雌ねじ穴292が複数、X軸方向に沿って形成
され、雄ねじ部を有する係合体294がそれぞれ螺合さ
れている。係合体294は、略円柱状に形成された本体
296を備え、本体296のパレット134から遠い側
の端部である下端部に工具係合部298を備え、ここに
図示しない工具を係合させて回転させられる。本体29
8に、パレット134に対向する上端部に開口する保持
穴300が形成されている。保持穴300内に、弾性部
材たる圧縮コイルスプリング302(以下単にスプリン
グと称する)が配設され、その上に鋼球304が配設さ
れている。鋼球304は、スプリング302により保持
穴300から抜け出す向きに付勢されているが、保持穴
300は開口近傍部において径が縮小させられており、
鋼球304の一部が保持穴300から突出することは許
容するが、鋼球304全体が保持穴300から抜け出す
ことは防止されている。さらに、本体296の上部が、
上端に近づくほど外径が小さくなる部分円錐状に形成さ
れている。以上のように構成された係合体294が、可
動テーブル130の上面から鋼球304のみ突出するよ
うに軸方向位置が調節された後、固定部材306が係合
体294の下側から雌ねじ穴292に螺合され、本体2
96の後端面に当接されられることにより、係合体29
4が自由に回転することを防止する。
【0056】パレット134の、ストッパ部材280に
当接した状態において鋼球304と対向する部位に係合
溝310が形成されている。係合溝310は、X軸方向
に平行な垂直面に対して互いに対称となる向きに傾斜す
る2つの傾斜面312,314により形成されている。
ストッパ部材280に近い側の傾斜面312が可動テー
ブル130に近づくほどストッパ部材280に近づく向
きに傾斜する傾斜面であって、前記鋼球304と係合す
る係合面312とされている。パレット134がストッ
パ部材280に当接した状態において、係合溝310の
中心が係合体294の中心よりストッパ部材280から
遠い側に位置するように形成されており、係合面312
が鋼球304と係合する一方、反対側の傾斜面314は
鋼球304に接触しないようにされている。係合溝31
0は、上記複数の係合部材294に共通に形成されてお
り、それら係合体294と係合溝310とが互いに共同
して抜け出し防止装置290を構成している。
【0057】パレット134が可動テーブル130上を
Y軸方向に相対移動させられ係合体294の上方に達す
れば、鋼球304がスプリング302の付勢力に抗して
押し下げられてパレット134の前端部が上方を通過す
ることを許容し、パレット134がストッパ部材280
に当接して係合体94と係合溝310とが互いに対向す
る状態となれば、鋼球304がスプリング302の付勢
力により突出させられて鋼球304が係合面312と係
合する。鋼球304と係合面312との斜面の効果によ
り、パレット134がストッパ部材280に向かって付
勢され、パレット134が抜け出すことが防止される。
ただし、パレット134が作業者により強く引かれれ
ば、係合面312により鋼球304が押し下げられ、パ
レット134の引き出しが許容される。
【0058】上記電子部品装着システムは、図示しない
制御装置により制御される。制御装置は、CPU,RO
M,RAMおよびそれらを接続するバスを有するコンピ
ュータを主体として構成される。バスには、さらに、入
出力インタフェースが接続され、駆動回路を介して、前
記各駆動モータに接続されている。各駆動モータに、回
転を検出するエンコーダが接続され、制御装置に伝達さ
れるようにされている。コンピュータのROMには、電
子部品装着作業を制御するメインプログラムを始めとす
る種々のプログラムが格納されている。
【0059】本電子部品装着システム12による電子部
品装着作業は、まだ公開されていないが、本出願人によ
る特願2001−220967号などに記載されてお
り、本発明とは直接関係がないので詳細な説明を省略す
る。
【0060】例えば、電子部品装着作業中に、第一また
は第二部品供給テーブル120,122のいずれかにつ
いて、供給すべき電子部品がなくなる等フィーダ132
を交換する必要が生じれば、そのフィーダ132を支持
している可動テーブル130が前記部品供給位置から退
避位置へ移動させられる。例えば、第一部品供給テーブ
ル120についてフィーダ132を交換する必要が生じ
たとすれば、第一部品供給テーブル120が退避位置に
退避させられるとともに、第二部品供給テーブル122
が部品供給領域に移動させられて部品装着装置16に電
子部品156を供給可能な状態とされる。
【0061】作業者は、第一部品供給テーブル120の
パレット134をY軸方向に沿ってストッパ部材280
から遠ざかる向きに引き出して、可動テーブル130か
ら取り外す。作業者によりパレット134が強く引かれ
れば、前述の抜け出し防止装置290の鋼球304がス
プリング302の付勢力に抗して押し下げられ、パレッ
ト134の引き出しが許容される。次に、作業者は、必
要なフィーダ132を予め搭載して準備しておいた別の
パレット134を可動テーブル130に取り付ける。パ
レット134の脚部272の係合凸部276が係合溝2
62に係合させられて、パレット134がガイド部材2
50,252,254に沿って押しこまれれば、抜け出
し防止装置290の鋼球304が押し下げられてパレッ
ト134の移動が許容され、パレット134の前端部が
ストッパ部材280に当接すれば、係合溝310が係合
体94に対向するように位置させられるので、鋼球30
4がスプリング302の付勢力により突出させられ、係
合面312に係合する。鋼球304と係合面312の斜
面の効果により、パレット134がストッパ部材280
に押し付けられた状態となり、パレット134が可動テ
ーブル130に固定される。以上で、1回のパレット1
34脱着作業が終了する。
【0062】本電子部品装着システム12によれば、予
めパレット134にフィーダ132を保持させることに
より、フィーダ交換作業を能率よく実行することができ
る。さらに、1つの可動テーブル130に複数のパレッ
ト134を取付可能とすることにより、各パレット13
4を軽量化し、そのことによっても交換作業を容易にす
ることができる。なお、フィーダ132を交換する際に
パレット134を交換することは不可欠ではなく、パレ
ット134に搭載されたフィーダ132の一部を交換し
て同じパレット134を取り付けてもよいし、パレット
134が可動テーブル130に取り付けられた状態でフ
ィーダ132の脱着作業を実行することも可能である。
【0063】本実施形態においては、例えば、複数種類
のプリント配線板40に電子部品を装着する場合に、そ
れらプリント配線板40に共通に電子部品を供給するフ
ィーダ132を保持させたパレット134においては、
供給すべき電子部品がなくなり、交換が必要となるフィ
ーダ132が出易いため、そのパレット134のみを、
予めフィーダ132を保持させておいた別のパレット1
34と交換することが可能である。一方、各プリント配
線板40に特有の電子部品を供給するフィーダ132を
保持させたパレット134については、プリント配線板
40の種類が変わるのに応じて、別の種類の電子部品を
供給可能なフィーダ132が予め搭載されたパレット1
34と交換することが可能である。
【0064】本実施形態においては、1つの可動テーブ
ル130に対して2つの幅の異なるパレット134を取
り付けるようにされているが、それらパレット134の
うち一方のみを取り付けてもよい。例えば、装着すべき
電子部品156の種類が少ない場合には、図8(a)に示
すように、30個のスロット200を有するパレット1
34にそれらフィーダ132を保持させて可動テーブル
130に取り付ければよい。電子部品156の種類の数
が30より多くて40以下である場合には、図8(b)に
示すように、40個のスロット200を有するパレット
134にフィーダ132を保持させて可動テーブル13
0に取り付ければよく、さらに、電子部品156の種類
が40を超えている場合に、前述のように両方のパレッ
ト134を用いるようにすれば、部品供給テーブル12
0,122により移動させるべき質量を可及的に小さく
する上で有益である。さらに、30個のスロット200
を有するパレット134を複数用意して、図8(c)に示
すように、部品供給テーブル120,122に2個ずつ
搭載するようにしてもよい。その場合には、ガイド部材
のうち両側ガイド252を2つと片側ガイド250,2
54のいずれか一方とを配設して、あるいは3つの両側
ガイド252を配設してパレット134を可動テーブル
130に取り付ける取付領域(搭載領域)を設定する。
【0065】さらに、3つ以上のパレット134を搭載
するようにしてもよい。比較的幅の小さいパレット13
4を複数用意して電子部品の種類に応じてパレット13
4の数を変更するようにしてもよい。具体的には、例え
ば、図8(d)に示すように、20個のスロット200を
有するパレット134を複数用意して同時期に最大で3
つのパレット134を搭載するようにしてもよいし、2
0個のスロット200を有するパレット134と30個
のスロット200を有するパレット134とを組み合わ
せることにより、フィーダ132の搭載可能量を最大と
してもよい。それら場合にも、適数の両側ガイド252
をそれぞれのパレット134の幅に適合するように配設
し、パレット装着領域を設定することが望ましい。
【0066】前記実施形態においては、可動テーブル1
30のガイド部材252の位置を付け替え、追加するこ
とにより、パレット装着領域を変更するようにされてい
たがフィーダ支持台を、可動テーブルと、可動テーブル
に対して取外し可能なパレット保持部材とを含むように
構成し、予め種々のパレット装着領域が設定された複数
種類のパレット保持部材を用意して、今回取り付けるべ
きパレット134に適したパレット保持部材を選択して
可動テーブルに取り付け、それにパレット134を取り
付けるようにしてもよい。両側ガイド252の可動テー
ブル130上における固定位置を可変にしてもよい。
【0067】さらに、前記複数のパレット134を搭載
する場合に、今回の装着対象材たるプリント配線板40
に装着される電子部品156を供給するフィーダ132
のみを保持するパレット134を搭載してもよいが、近
い将来にプリント配線板40の種類が変更されて装着す
べき電子部品156の種類が変更されることが予測され
る場合に、それら次回の被装着物たる電子部品156を
供給するフィーダ132の搭載されたパレット134を
も可動テーブル130に搭載するようにしてもよい。
【0068】また、装着すべき電子部品156の種類が
多いプリント配線板40の製造の途中に、装着すべき電
子部品156の種類が少ないプリント配線板を少量生産
する必要が生じた場合等に、複数のパレット134のう
ち一部のもののみを別のパレットと交換し、少量生産の
プリント配線板への電子部品の装着が終了した後、可動
テーブル130上のパレット134の構成を元に戻すこ
とにより、パレット交換作業を必要最小限に抑えること
も可能である。
【0069】前記実施形態においては、フィーダ132
の幅が一定とされていたが、異なる幅のフィーダ132
を用いてもよい。その場合には、その幅に適合するスロ
ット200を備えるパレット134を用意してもよい
が、1つのフィーダ132を複数のスロット200に跨
るように取り付けることにより、共通のパレット134
を利用することが望ましい。
【0070】前記実施形態においては、フィーダ132
がテープ化電子部品150を保持して電子部品156を
供給するテープフィーダとされていたが、それ以外のフ
ィーダとしてもよく、具体的には、例えば、図9に示す
ように電子部品156をバルク状に保持して供給するバ
ルクフィーダ350としてもよい。このバルクフィーダ
350は、本出願人による特開平2000−24418
6号公報に記載されているものとほぼ同じであるので、
簡単に説明するが、ケース352に収容室が設けられ、
電子部品156が収容されている。そのケース352に
排出促進筒354が昇降可能に設けられ、これの昇降に
より収容室内の電子部品156の排出が促進される。排
出された電子部品156を部品供給位置へ搬送する部品
搬送装置356が設けられ、その部品搬送装置356の
ベルト358上に、前記排出された電子部品156が載
置されて部品供給位置へ搬送される。部品搬送装置35
6および排出促進筒354は前記間欠回転用モータを駆
動源とする昇降部材358により駆動される。
【0071】さらに、前記実施形態においては、フィー
ダ132がX軸方向に並んで可動テーブル130に搭載
され、可動テーブル130の移動により任意のフィーダ
132が部品供給位置に位置決めされて、部品装着装置
16に電子部品156が供給されるようになっていた
が、支持台が移動不能に設けられてもよい。具体的には
例えば、図10に示すように、いわゆるXYテーブル型
の電子部品装着システム400において、複数のフィー
ダ132を備える部品供給装置402を移動不能に設け
ることができる。以下、簡単に説明する。
【0072】本電子部品装着システム400は、上記部
品供給装置402と、部品供給装置402から電子部品
156を受け取ってプリント配線板40に装着する部品
装着装置404と、プリント配線板40をX軸方向に搬
送する配線板コンベヤ408とを備える。
【0073】本実施形態においてプリント配線板40
は、配線板コンベヤ408により水平な姿勢で搬送さ
れ、図示を省略する停止装置によって予め定められた部
品装着位置において停止させられるとともに、図示を省
略する配線板保持装置により保持される。本実施形態に
おいてプリント配線板408は、電子部品156が装着
される被装着面が水平な姿勢で支持される。
【0074】部品装着装置404は、電子部品156を
吸着保持する保持ヘッド410が互いに直交するX軸方
向およびY軸方向の成分を有する方向に移動して電子部
品156を搬送し、プリント配線板40の表面ないし上
面である被装着面に装着するものとされている。そのた
め、図10に示すように、配線板コンベヤ408のY軸
方向における両側にはそれぞれ送りねじたるボールねじ
412がX軸方向に並行に設けられるとともに、X軸ス
ライド416に設けられたナット(図示省略)の各々に
螺合されており、これらボールねじ412がそれぞれ、
駆動源たるX軸スライド移動用モータ414によって同
期回転させられることにより、X軸スライド416がX
軸に平行な方向の任意の位置へ移動させられる。以上、
ナット,ボールねじ412およびX軸スライド移動用モ
ータ414等がX軸スライド移動装置418を構成して
いる。
【0075】X軸スライド416上には、送りねじたる
ボールねじ(図示省略)がY軸方向に並行に設けられる
とともに、Y軸スライド420のナット(図示省略)が
螺合されている。このボールねじが駆動源たるY軸スラ
イド移動用モータ422によりギヤ424,426を介
して回転させられることにより、Y軸スライド420が
案内部材たる一対のガイドレール428に案内されてY
軸方向に平行な任意の位置に移動させられる。以上、ナ
ット,ボールねじおよびY軸スライド移動用モータ42
2がY軸スライド移動装置430を構成し、前記X軸ス
ライド416,X軸スライド移動装置418およびY軸
スライド420とともに移動装置たるXYロボット43
2を構成しており、保持ヘッド410はXYロボット4
32により、水平面内の任意の位置へ移動させられる。
【0076】部品供給装置402は、配線板コンベヤ4
08のY軸方向における両側に、電子部品156を供給
する第一部品供給テーブル440および第二部品供給テ
ーブル442を備えている。それら第一および第二部品
供給テーブル440,442はそれぞれ、移動不能に設
けられた支持台としての固定テーブル444を備え、固
定テーブル444上に複数のフィーダ132を保持する
パレット134が複数搭載される。複数のフィーダ13
2は、各供給部がX軸方向に平行な一直線に沿って並ぶ
状態で搭載されている。
【0077】本電子部品装着システム400において
も、固定テーブル444に複数のパレット134が搭載
可能とされており、準備されたパレット134のうち装
着すべき電子部品156を供給するフィーダ132を保
持しているパレット134が固定テーブル444に搭載
される。ここで、パレット134は、今回の電子部品装
着作業に必要な分だけ固定テーブル444に搭載される
ようにしてもよいが、パレット134の装着領域に余裕
がある場合には、次に装着すべき電子部品156のフィ
ーダ132を保持しているパレット134を予め搭載す
ることにより、パレット134の脱着作業の回数を低減
させることができる。
【0078】以上、本発明のいくつかの実施形態を詳細
に説明したが、これらは例示に過ぎず、本発明は、前記
〔発明が解決しようとする課題,課題解決手段および効
果〕の項に記載された態様を始めとして、当業者の知識
に基づいて種々の変更、改良を施した形態で実施するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態である電子部品装着システ
ムを示す平面図である。
【図2】上記システムにおける部品装着装置を示す側面
図(一部断面)である。
【図3】上記システムにおけるフィーダを示す側面図で
ある。
【図4】上記フィーダに保持されるテープ化電子部品を
示す平面図である。
【図5】上記システムにおける部品供給装置の要部を示
す側面図(一部断面)である。
【図6】上記部品供給装置のパレットを示す平面図であ
る。
【図7】上記部品供給装置のパレットを可動テーブルに
搭載する際の抜け出し防止装置を示す側面断面図であ
る。
【図8】上記パレットの可動テーブルへの搭載状態を概
念的に示す平面図である。
【図9】別のフィーダを示す側面図である。
【図10】別の電子部品装着システムを示す平面図であ
る。
【符号の説明】
10:ベース 12:電子部品装着システム
14:部品供給装置 16:部品装着装置 18:プリント配線板保持装
置 40:プリント配線板 44:XYテーブ
ル 120:第一部品供給テーブル 122:第二部品供給テーブル 124:部品供給
テーブル移動装置 130:可動テーブル 132:フィーダ 1
34:パレット 150:テープ化電子部品 250,252,25
4:ガイド部材 258:切欠 260:案内面 262:係合
溝 280:ストッパ部材 290:抜け出し
防止装置 350:バルクフィーダ 400:電子部品装着システム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 深尾 幸弘 愛知県知立市山町茶碓山19番地 富士機械 製造株式会社内 Fターム(参考) 5E313 AA02 AA11 AA15 AA23 DD02 DD14 DD22 DD49 DD50 EE02 EE03 EE24 EE25 EE37 FF01 FF24 FF28 FF31 FG01

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 部品供給装置から供給される電気部品を
    基板保持装置に保持された回路基板に装着する電気部品
    装着システムの前記部品供給装置であって、 支持台と、 それぞれ1種類ずつの電気部品を供給する複数のフィー
    ダを並べて保持し、前記支持台に着脱可能に取り付けら
    れるパレットであって、前記フィーダの並び方向の寸法
    である幅が互いに異なる複数種類のパレットとを含む部
    品供給装置。
  2. 【請求項2】 前記複数のパレットが3種類以上のパレ
    ットを含む請求項1に記載の部品供給装置。
  3. 【請求項3】 前記支持台が複数台、前記フィーダの並
    び方向に平行な方向に並んで、かつ、少なくとも1台の
    支持台が部品供給領域において移動し、少なくとも別の
    1台が前記部品供給領域において移動中の1台と干渉す
    ることなく静止し続けられる状態で配設された請求項1
    または2に記載の部品供給装置。
  4. 【請求項4】 部品供給装置から供給される電気部品を
    基板保持装置に保持された回路基板に装着する電気部品
    装着システムにおける部品供給方法であって、 それぞれ1種類ずつの電気部品を供給する複数のフィー
    ダを並べて保持させた少なくとも1つのパレットを支持
    台に取り付け、その少なくとも1つのパレットに保持さ
    せたフィーダから電気部品を供給させる第1供給工程
    と、 前記支持台の前記フィーダの並び方向の寸法である幅
    が、前記第1供給工程における幅とは異なる領域にパレ
    ットを取り付け、そのパレットに保持させたフィーダか
    ら電気部品を供給させる第2供給工程とを含むことを特
    徴とする部品供給方法。
  5. 【請求項5】 部品供給装置から供給される電気部品を
    基板保持装置に保持された回路基板に装着する電気部品
    装着システムにおける部品供給方法であって、 支持台に、それぞれ1種類ずつの電気部品を供給する複
    数のフィーダを並べて保持させた複数のパレットを取り
    付け、それらパレットに保持させたフィーダから電気部
    品を供給させる第1供給工程と、 前記複数のパレットのうち一部のもののみを、予め複数
    のフィーダを保持させておいた別のパレットと交換する
    パレット交換工程と、 少なくともその交換したパレットに保持させたフィーダ
    から電気部品を供給させる第2供給工程とを含むことを
    特徴とする部品供給方法。
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