JPWO2013121530A1 - 電子部品供給装置 - Google Patents

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Abstract

テープ化部品70を送り出すことで供給位置において電子部品を供給するテープフィーダ74と、テープフィーダを着脱可能に保持するテープフィーダ保持台100とを備えた電子部品供給装置32において、テープフィーダ保持台によって保持されたテープフィーダをテープフィーダ保持台から離脱する方向である離脱方向に移動させるテープフィーダ移動機構130を備えるように構成する。このように構成することで、テープフィーダ全体を離脱方向、つまり、オペレータに接近する方向に移動させることが可能となり、テープフィーダを容易にテープフィーダ保持台から取り外すことが可能となる。

Description

本発明は、電子部品供給装置、特に、テープフィーダによって電子回路部品を供給する電子部品供給装置に関するものである。
テープフィーダは、キャリアテープに形成された多数の収容凹部に電子回路部品(以下、「電子部品」と略す場合がある)が収容されるテープ化部品を送り出すことにより所定の位置で電子部品を供給する構造とされている。テープフィーダの多くは、テープ化部品を巻回した状態で保持する保持具と、その保持具からテープ化部品が上端面に引き出され、その上端面において電子部品を供給する本体部とによって構成されており、本体部が、ベース上に設けられたテープフィーダ保持台に着脱可能とされている。
上記構造のテープフィーダを備えた電子部品供給装置(以下、「供給装置」と略す場合がある)では、テープフィーダ保持台は、通常、複数台のテープフィーダを隣接した状態で保持することが可能とされており、複数種類の電子部品を供給することが可能とされている。ただし、複数台のテープフィーダが隣接してテープフィーダ保持台に保持された状態では、隣り合う2台のテープフィーダの隙間は殆ど無いことが多く、隣接するテープフィーダの電子部品の交換作業は非常に困難となっている。このことに鑑みて、下記特許文献に記載の供給装置では、テープ化部品を保持する保持具が本体部に対して移動可能とされており、保持具を本体部に対して移動させることで、容易に電子部品を交換することが可能とされている。
特開2007−299903号公報
上記特許文献に記載の供給装置によれば、保持具の本体部に対する移動によって、容易に電子部品を交換することが可能となっている。しかしながら、同種の電子部品を補充する際等であれば、保持具のみの移動で対応することは可能であるが、サイズの異なる電子部品に交換する際等には、テープフィーダ自体を交換することもある。また、テープフィーダのメンテナンス時等には、テープフィーダをテープフィーダ保持台から取り外す必要がある。さらに言えば、保持具の本体部に対する移動では、保持具の移動量は比較的小さいため、電子部品の交換作業は、依然として困難である場合が多い。本発明は、そのような実情に鑑みてなされたものであり、テープフィーダを容易にテープフィーダ保持台から取り外すことが可能な供給装置を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、本願の請求項1に記載の電子部品供給装置は、キャリアテープに形成された多数の収容凹部に電子部品が収容されるテープ化部品を送り出すことで供給位置において電子部品を供給するテープフィーダと、前記テープフィーダを着脱可能に保持するテープフィーダ保持台と、そのテープフィーダ保持台によって保持された前記テープフィーダを、前記テープフィーダ保持台から離脱する方向である離脱方向に移動させるテープフィーダ移動機構とを備えることを特徴とする。
また、請求項2に記載の電子部品供給装置は、請求項1に記載の電子部品供給装置において、前記テープフィーダ保持台が、(a)前記テープフィーダの下縁部をスライド可能に保持するスライド部と、(b)前記テープフィーダの前記テープ化部品の送り出し方向の側の側壁面が取り付けられる側壁面取付部とを有し、前記側壁面が前記側壁面取付部に取り付けられることで、前記テープフィーダを保持し、前記テープフィーダ移動機構が、前記側壁面が前記側壁面取付部に取り付けられた状態の前記テープフィーダを、前記側壁面取付部から離れる方向にスライドさせることで、前記テープフィーダを前記離脱方向に移動させることを特徴とする。
また、請求項3に記載の電子部品供給装置は、請求項2に記載の電子部品供給装置において、前記テープフィーダが、(a)前記テープ化部品を巻回した状態で保持する保持具と、(b)その保持具から引き出された前記テープ化部品が上端面に延在させられ、前記保持具の側とは反対側の端部に位置する前記供給位置において電子部品を供給する本体部とを有し、前記スライド部が、前記本体部の下端部をスライド可能に保持することを特徴とする。
また、請求項4に記載の電子部品供給装置は、請求項1ないし請求項3のいずれか1つに記載の電子部品供給装置において、当該電子部品供給装置が、複数の前記テープフィーダと、前記テープフィーダ移動機構の作動を制御する制御装置とを有し、前記制御装置が、前記複数のテープフィーダのうちの前記テープフィーダ保持台から取り外すべきものを決定するテープフィーダ決定部を有し、そのテープフィーダ決定部によって決定されることを条件として、前記テープフィーダを前記離脱方向に移動させるように、前記テープフィーダ移動機構の作動を制御することを特徴とする。
また、請求項5に記載の電子部品供給装置は、請求項4に記載の電子部品供給装置において、前記テープフィーダ決定部によって決定された1以上の前記テープフィーダが、表示装置に表示されることを特徴とする。
また、請求項6に記載の電子部品供給装置は、請求項4または請求項5に記載の電子部品供給装置において、当該電子部品供給装置が、前記テープフィーダ決定部によって決定された1以上の前記テープフィーダのうちの前記テープフィーダ保持台から実際に取り外すものを選択するための選択ボタンを有し、前記制御装置が、前記選択ボタンによって選択されることを条件として、前記テープフィーダを前記離脱方向に移動させるように、前記テープフィーダ移動機構の作動を制御することを特徴とする。
請求項1に記載の供給装置は、テープフィーダ保持台に保持された状態のテープフィーダを、離脱方向に移動させるためのテープフィーダ移動機構を備えている。これにより、テープフィーダ全体を離脱方向、つまり、オペレータに接近する方向に移動させることが可能となり、テープフィーダを容易にテープフィーダ保持台から取り外すことが可能となる。
また、請求項2に記載の供給装置では、テープフィーダ保持台の構造が具体的に限定されており、テープフィーダをスライドさせることで、テープフィーダが離脱方向に移動させられる。これにより、テープフィーダを容易に移動させることが可能となる。
また、請求項3に記載の供給装置では、テープフィーダの構造が具体的に限定されており、テープフィーダ移動機構によって保持具と本体部とが一体的に移動させられることが、明確化されている。
また、請求項4に記載の供給装置では、複数のテープフィーダのうちのテープフィーダ保持台から取り外すべきものを決定し、その決定されたテープフィーダが、テープフィーダ移動機構によって移動させられる。つまり、テープフィーダは、テープフィーダ保持台から取り外されることを前提として、テープフィーダ移動機構によって離脱方向に移動させられる。したがって、請求項4に記載の供給装置では、テープフィーダ全体を離脱方向に移動させる効果が充分に発揮される。
また、請求項5に記載の供給装置では、テープフィーダ決定部において決定されたテープフィーダが制御装置に表示される。これにより、取り外すことが望ましいテープフィーダを、オペレータは確認することが可能となり、便利である。
また、請求項6に記載の供給装置では、テープフィーダ決定部において決定されたテープフィーダの中からオペレータによって選択されたものが、テープフィーダ移動機構によって離脱方向に移動させられる。これにより、実際に取り外すテープフィーダを、オペレータの意思に従って決定することが可能となり、供給装置の実用性を向上させることが可能となる。具体的には、例えば、テープフィーダ決定部において隣接する2台のテープフィーダが決定された場合に、その隣接する2台のテープフィーダが離脱方向に移動させられると、移動させられた2台のテープフィーダは、移動後の位置において隣接する虞があり、移動させられた2台のテープフィーダであってもテープフィーダ保持台から取り外し難いことがある。このような場合に、請求項6に記載の供給装置であれば、まず、隣接する2台のテープフィーダのうちの一方を選択し、その一方を取り外した後に、他方を選択するといった手法を採用することが可能となる。これにより、供給装置の実用性が向上する。
本発明の実施例である電子部品供給装置が取り付けられた電子部品装着装置を示す斜視図である。 図1に示す電子部品供給装置のテープフィーダの一部および、そのテープフィーダによって送り出されるテープ化部品を示す平面図である。 図1に示す電子部品供給装置を示す斜視図である。 図3に示す電子部品供給装置を示す断面図である。 図4に示す電子部品供給装置のテープフィーダがテープフィーダ移動機構によって取外し位置に移動された状態を示す断面図である。 複数のテープフィーダのうちの1台のテープフィーダが取外し位置に移動された状態を示す斜視図である。 図1に示す電子部品装着装置の備える制御装置を示すブロック図である。 変形例1の電子部品供給装置を示す断面図である。 変形例2の電子部品供給装置を示す断面図である。 変形例3の電子部品供給装置を示す断面図である。
以下、本発明を実施するための形態として、本発明の実施例および変形例を、図を参照しつつ詳しく説明する。
<電子部品装着装置の構成>
図1に、電子部品装着装置(以下、「装着装置」と略す場合がある)10を示す。その図は、装着装置10の外装部品の一部を取り除いた斜視図である。装着装置10は、1つのシステムベース12と、そのシステムベース12の上に互いに隣接されて並んで配列された2つの電子部品装着機(以下、「装着機」と略す場合がある)16とを含んで構成されており、回路基板に電子部品を装着する作業を行うものとされている。なお、以下の説明において、装着機16の並ぶ方向をX軸方向とし、その方向に直角な水平の方向をY軸方向と称する。
装着装置10の備える装着機16の各々は、主に、フレーム部20とそのフレーム部20に上架されたビーム部22とを含んで構成された装着機本体24と、回路基板をX軸方向に搬送するとともに設定された位置に固定する搬送装置26と、その搬送装置26によって固定された回路基板に電子部品を装着する装着ヘッド28と、ビーム部22に配設されて装着ヘッド28をX軸方向およびY軸方向に移動させる移動装置30と、フレーム部20の前方に配設され装着ヘッド28に電子部品を供給する電子部品供給装置(以下、「供給装置」と略す場合がある)32とを備えている。
搬送装置26は、2つのコンベア装置40,42を備えており、それら2つのコンベア装置40,42は、互いに平行、かつ、X軸方向に延びるようにフレーム部20のY軸方向での中央部に配設されている。2つのコンベア装置40,42の各々は、電磁モータ(図7参照)44によって各コンベア装置40,42に支持される回路基板をX軸方向に搬送する構造とされている。さらに、コンベア装置40,42の各々は、基板保持装置(図7参照)46を有しており、所定の位置において回路基板を固定的に保持する構造とされている。
また、装着ヘッド28は、搬送装置26によって保持された回路基板に対して電子部品を装着するものであり、下面に電子部品を吸着する吸着ノズル50を有している。吸着ノズル50は、負圧エア,正圧エア通路を介して正負圧供給装置(図7参照)52に通じており、負圧にて電子部品を吸着保持し、僅かな正圧が供給されることで保持した電子部品を離脱する構造とされている。さらに、装着ヘッド28は、吸着ノズル50を昇降させるノズル昇降装置(図7参照)54および吸着ノズル50をそれの軸心回りに自転させるノズル自転装置(図7参照)56を有しており、保持する電子部品の上下方向の位置および電子部品の保持姿勢を変更することが可能とされている。なお、吸着ノズル50は、装着ヘッド28に着脱可能とされており、電子部品のサイズ,形状等に応じて変更することが可能とされている。
移動装置30は、その装着ヘッド28をフレーム部20上の任意の位置に移動させるものであり、装着ヘッド28をX軸方向に移動させるためのX軸方向スライド機構(図示省略)と、装着ヘッド28をY軸方向に移動させるためのY軸方向スライド機構(図示省略)とを備えている。Y軸方向スライド機構は、Y軸方向に移動可能にビーム部22に設けられたY軸スライダ(図示省略)と、駆動源としての電磁モータ(図7参照)64とを有しており、その電磁モータ64によって、Y軸スライダがY軸方向の任意の位置に移動可能とされている。また、X軸方向スライド機構は、X軸方向に移動可能にY軸スライダに設けられたX軸スライダ66と、駆動源としての電磁モータ(図7参照)68とを有しており、その電磁モータ68によって、X軸スライダ66がX軸方向の任意の位置に移動可能とされている。そして、そのX軸スライダ66に装着ヘッド28が取り付けられることで、装着ヘッド28は、移動装置30によって、フレーム部20上の任意の位置に移動可能とされている。なお、装着ヘッド28は、X軸スライダ66にワンタッチで着脱可能とされており、種類の異なる作業ヘッド、例えば、ディスペンサヘッド等に変更することが可能とされている。
また、供給装置32は、ベースとしてのフレーム部20の前方側の端部に配設されており、フィーダ型の供給装置とされている。供給装置32は、電子部品がテーピング化されたテープ化部品(図2参照)70をリール72に巻回させた状態で収容する複数のテープフィーダ74と、それら複数のテープフィーダ74の各々に収容されているテープ化部品70を送り出す複数の送出装置(図7参照)76とを有しており、テープ化部品70から電子部品を装着ヘッド28への供給位置に順次供給する構造とされている。
テープ化部品70は、図2に示すように、多数の収容凹部78および送り穴80が等ピッチで形成されたキャリアテープ82と、収容凹部78に収容される電子部品84と、キャリアテープ82の電子部品84が収容された収容凹部78を覆うトップカバーテープ86とから構成されている。一方、テープフィーダ74は、図3および図4に示すように、そのテープ化部品70が巻回されるリール72を保持するリール保持部88と、そのリール72から引き出されたテープ化部品70が上端面に延在させられるフィーダ本体90とから構成されている。
フィーダ本体90内部には、図4に示すように、テープ化部品70のキャリアテープ82に形成された送り穴80に係合するスプロケット92が内蔵されており、そのスプロケット92が送出装置76によって回転させられることで、キャリアテープ82にトップカバーテープ86が貼着された状態のテープ化部品70が、フィーダ本体90の上端面において、リール72から離間する方向に送り出される。そして、剥離装置(図示省略)によって、キャリアテープ82からトップカバーテープ86が剥ぎ取られることで、フィーダ本体90の上端面の先端部に位置する供給位置において、電子部品84が収容された収容凹部78が順次解放され、その解放された収容凹部78から電子部品84が吸着ノズル50によって取り出される。
また、テープフィーダ74は、フレーム部20の前方側の端部に固定的に設けられたテープフィーダ保持台100に着脱可能とされている。テープフィーダ保持台100は、フレーム部20の上面に設けられたスライド部102と、そのスライド部102の搬送装置26に近い側の端部に立設された立設面部106とから構成されている。スライド部102には、Y軸方向に延びるように複数のスライド溝108が形成されており、それら複数のスライド溝108の各々に、テープフィーダ74のフィーダ本体90の下縁部に取り付けられたレール109を嵌合させた状態でスライドさせることが可能とされている。そして、フィーダ本体90の下縁部を嵌合させた状態で立設面部106に接近させる方向にスライドさせることで、フィーダ本体90のテープ化部品70の送り出し方向の側の側壁面110が立設面部106に取り付けられる。
その立設面部106には、コネクタ接続部112が設けられている。一方、立設面部106に取り付けられるテープフィーダ74の側壁面110には、コネクタ114が設けられたおり、テープフィーダ74の側壁面110が立設面部106に取り付けられた際に、コネクタ114がコネクタ接続部112に接続されるようになっている。また、テープフィーダ74の側壁面110には、コネクタ114を上下方向に挟むように1対の立設ピン116が設けられており、テープフィーダ保持台100の立設面部106のコネクタ接続部112を上下方向に挟むように形成された1対の嵌合穴118に嵌合されるようになっている。これにより、テープフィーダ74は、供給位置において電子部品を供給可能な状態でテープフィーダ保持台100によって保持される。なお、スライド部102に形成された複数のスライド溝108の各々には、テープフィーダ74を嵌合させることが可能となっており、テープフィーダ保持台100には、図1に示すように、複数のテープフィーダ74がY軸方向に並んだ状態で保持されるようになっている。
また、テープフィーダ74のフィーダ本体90には、図4に示すように、フィーダ本体90の側壁面110が立設面部106に取り付けられた状態で、テープフィーダ74をテープフィーダ保持台100にロックするためのロック機構120が設けられている。ロック機構120は、励磁状態においてソレノイドピン122が突出するソレノイド124を備えており、ソレノイド124は、ソレノイドピン122が下方に向かって突出するようにフィーダ本体90の内部に配設されている。ソレノイドピン122は、励磁状態において、レール109に形成された貫通穴126を挿通して、フィーダ本体90の下方に突出する。テープフィーダ保持台100のスライド部102には、側壁面110が立設面部106に取り付けられた状態で貫通穴126と同軸となるように、挿入穴128が形成されており、その挿入穴128に、貫通穴126を挿通したソレノイドピン122が挿入される。これにより、ロック機構120は、ソレノイド124が励磁状態とされ、ソレノイドピン122が挿入穴128に挿入されることで、テープフィーダ74をテープフィーダ保持台100にロックすることが可能となっている。なお、ソレノイド124が消磁状態とされている場合には、ソレノイドピン122は、挿入穴128から抜け出し、貫通穴126内部に収容されるようになっている。
テープフィーダ74のフィーダ本体90には、さらに、テープフィーダ74をテープフィーダ保持台100から離脱させる方向である離脱方向、具体的にいえば、フィーダ本体90の側壁面110がテープフィーダ保持台100の立設面部106から離れる方向にスライドさせるためのスライド機構130が設けられている。スライド機構130は、励磁状態においてソレノイドピン132が突出するソレノイド134を備えており、ソレノイド134は、励磁状態においてソレノイドピン132が側壁面110から外部に向かって突出するようにフィーダ本体90の内部に配設されている。
このような構造により、ロック機構120のソレノイド124が消磁状態とされるとともに、スライド機構130のソレノイド134が励磁状態とされることで、図5に示すように、テープフィーダ74のテープフィーダ保持台100へのロックが解除され、側壁面110の外部に向かって突出したソレノイドピン132の先端が立設面部106に当接する。これにより、テープフィーダ74を離脱方向にスライドさせ、オペレータに近い位置に移動させることが可能となり、オペレータがテープフィーダ74を容易にテープフィーダ保持台100から取り外すことが可能となる。特に、複数のテープフィーダ74が隣接した状態でテープフィーダ保持台100に保持されている際には、テープフィーダ74のテープフィーダ保持台100からの取り外しが容易となる。
詳しく言えば、テープフィーダ保持台100には、上述したように、複数のテープフィーダ74がX軸方向に並んだ状態で保持されるようになっている。複数のテープフィーダ74が隣接してテープフィーダ保持台100に保持された状態において、隣り合う2台のテープフィーダ74の隙間は殆どなく、その隙間は、指さえも挿入し難いほど狭い。このため、複数のテープフィーダ74を隣接した状態で保持するテープフィーダ保持台100からテープフィーダ74を取り外すことは困難となっている。さらに言えば、複数のテープフィーダ74を隣接した状態で保持するテープフィーダ保持台100からテープフィーダ74を取り外そうとすると、そのテープフィーダ74の隣のテープフィーダ74にオペレータの指が触れてしまう。このため、例えば、装着作業中にテープフィーダ74の交換等を行う際に、交換等の予定されていないテープフィーダ74にオペレータの指が触れることで、装着作業が妨げられる場合がある。
このようなことに鑑みて、本装着機16で採用されている供給装置32では、スライド機構130の作動により、側壁面110が立設面部106に取り付けられた状態のテープフィーダ74を離脱方向にスライドさせることが可能となっている。このため、複数のテープフィーダ74が隣接してテープフィーダ保持台100に保持されている場合であっても、図6に示すように、複数のテープフィーダ74のうちの交換等の対象となるテープフィーダ74を、オペレータに近い位置に移動させることが可能となる。つまり、交換等の対象となるテープフィーダ74を、電子部品を供給可能な通常位置から、取り外しが容易な取外し位置に移動させることが可能となる。これにより、交換等の対象となっていないテープフィーダ74にオペレータの指が触れることなく、交換等の対象となっているテープフィーダ74を容易にテープフィーダ保持台100から取り外すことが可能となっている。
また、装着機16は、マークカメラ(図7参照)140およびパーツカメラ(図1,7参照)142を備えている。マークカメラ140は、下方を向いた状態でX軸スライダ66の下面に固定されており、移動装置30によって移動させられることで、回路基板の表面を任意の位置において撮像することが可能となっている。一方、パーツカメラ142は、上を向いた状態でフレーム部20の搬送装置26と供給装置32との間に設けられており、装着ヘッド28の吸着ノズル50によって吸着保持された電子部品を撮像することが可能となっている。マークカメラ140によって得られた画像データおよび、パーツカメラ142によって得られた画像データは、画像処理装置144(図7参照)において処理され、回路基板に関する情報,基板保持装置46による回路基板の保持位置誤差,吸着ノズル50による電子部品の保持位置誤差等が取得される。
さらに、装着機16は、図7に示すように、制御装置150を備えている。制御装置150は、CPU,ROM,RAM等を備えたコンピュータを主体とするコントローラ152と、上記電磁モータ44,64,68,基板保持装置46,正負圧供給装置52,ノズル昇降装置54,ノズル自転装置56,送出装置76,ソレノイド124,134の各々に対応する複数の駆動回路154とを備えている。コントローラ152には、各駆動回路154を介して搬送装置,移動装置等の駆動源が接続されており、搬送装置,移動装置等の作動を制御することが可能とされている。また、コントローラ152には、マークカメラ140およびパーツカメラ142によって得られた画像データを処理する画像処理装置144が接続されている。
さらに、コントローラ152には、制御回路156を介して、表示装置160が接続されている。表示装置160は、装着機16による作業に関する情報、具体的には、後に詳しく説明するテープフィーダ74の交換作業に関する情報等を表示するものであり、タッチパネル式の表示装置とされている。なお、表示装置160には、そのテープフィーダ74の交換作業時に使用される選択ボタン162が表示されるようになっており、その選択ボタン162の操作結果がコントローラ152に入力されるようになっている。
<電子部品装着装置による対基板作業>
装着装置10では、上述した構成によって、コンベア装置40,42に保持された回路基板に対して、装着ヘッド28によって対基板作業としての装着作業を行うことが可能とされている。具体的に説明すれば、まず、コンベア装置40,42によって、回路基板を装着作業位置まで搬送するとともに、その位置において回路基板を固定的に保持する。次に、移動装置30によって、装着ヘッド28を回路基板上に移動させ、マークカメラ140によって、回路基板を撮像する。その撮像により回路基板の種類,コンベア装置40,42による回路基板の保持位置誤差が取得される。その取得された回路基板の種類に応じた電子部品を、供給装置32のテープフィーダ74によって供給し、その電子部品の供給位置に、装着ヘッド28を移動装置30によって移動させる。これにより、装着ヘッド28の吸着ノズル50によって電子部品が吸着保持される。続いて、電子部品を保持した状態の装着ヘッド28を、移動装置30によってパーツカメラ142上に移動させ、パーツカメラ142によって、装着ヘッド28に保持された電子部品を撮像する。その撮像により電子部品の保持位置誤差が取得される。そして、移動装置30によって、装着ヘッド28を回路基板上の装着位置に移動させ、装着ヘッド28によって、回路基板および電子部品の保持位置誤差に基づいて吸着ノズル50を自転させた後に,電子部品が装着される。
<回路基板の種類変更に伴うテープフィーダの交換>
装着装置10では、上述したようにして回路基板に対して電子部品の装着作業が実行されるが、様々な種類の回路基板に装着作業を実行することが可能となっている。つまり、回路基板の種類を交換して、異なる種類の回路基板に対して装着作業を行うことが可能とされている。具体的には、例えば、第1回路基板に対して第1〜第4電子部品を装着する第1装着作業の実行が終了した後に、第1回路基板とは種類の異なる第2回路基板に対して第4〜第7電子部品を装着する第2装着作業を実行することが可能とされている。そして、第2装着作業の実行が終了した後に、第2回路基板とは種類の異なる第3回路基板に対して第1電子部品および第4〜6電子部品を装着する第3装着作業を実行することが可能とされている。
ちなみに、第1〜第7電子部品が収容された7個のテープ化部品70は、順に、第1〜第7テープフィーダ74のリール72に巻回されており、第1〜第7テープフィーダ74は、第1装着作業が行われる前に、隣接した状態で番号順に並んで、テープフィーダ保持台100に装着されている。本装着装置10では、回路基板の種類を変更する際に、このように装着された第1〜第7テープフィーダ74の中から変更後に行われる作業に必要無い電子部品を収容するテープフィーダ74を表示装置160に表示し、その表示されたテープフィーダ74の中から実際にテープフィーダ保持台100から取り外すテープフィーダ74を、オペレータが選択可能となっている。
具体的には、例えば、装着作業の対象となる回路基板が第1回路基板から第2回路基板に変更される際には、第2装着作業で必要無い第1〜第3電子部品を収容する第1〜第3テープフィーダ74が、テープフィーダ保持台100から取り外すべきテープフィーダ74として、コントローラ152のテープフィーダ決定部(図7参照)170において決定される。そして、その決定された第1〜第3テープフィーダ74が表示装置160に表示され、さらに、第1〜第3テープフィーダ74のうちのいずれか1つを選択するための選択ボタン162も表示される。
そして、オペレータが、表示された第1〜第3テープフィーダ74の選択ボタン162によって、実際に取り外すテープフィーダ74を選択することで、その選択されたテープフィーダ74に対応するスライド機構130の作動が、コントローラ152のスライド機構制御部(図7参照)172において制御され、その選択されたテープフィーダ74が、図6に示すように、取外し位置にスライドされる。これにより、取外し位置にスライドされたテープフィーダ74を容易にテープフィーダ保持台100から取り外すことが可能となる。
なお、オペレータは、表示された第1〜第3テープフィーダ74の選択ボタン162のうちから何れのものでも選択することが可能であるが、第2装着作業の実行後に実行される第3装着作業において第1電子部品が用いられることから、第1電子部品を収容する第1テープフィーダ74とは、異なる第2テープフィーダ若しくは,第3テープフィーダの選択ボタン162が選択されると考えられる。
また、選択ボタン162は、ラジオボタンとされており、複数のボタンのうちの1つのものしか選択できないようになっている。つまり、テープフィーダ74の取外し位置への移動は、1台毎に行われるようになっており、複数のテープフィーダ74が、取外し位置で隣接することを防止することが可能となっている。具体的には、上述の例のように、第2テープフィーダ若しくは,第3テープフィーダの選択ボタン162が選択されると考えられる場合に、2つのボタンが選択可能であると、第2テープフィーダおよび第3テープフィーダが、取外し位置にスライドされ、取外し位置において隣接することがある。取外し位置で隣接する2台のテープフィーダ74の隙間は、通常位置で隣接する2台のテープフィーダ74の隙間と同じであり、非常に狭く、取外し位置にスライドされたテープフィーダ74であってもテープフィーダ保持台100から取り外し難い。したがって、選択ボタン162がラジオボタンとされることで、取外し位置において複数のテープフィーダ74が隣接するという事態を回避することが可能となる。
なお、スライド機構130によってテープフィーダ74がスライドされる位置を取外し位置と言っているが、取外し位置にスライドされたテープフィーダ74は、必ずテープフィーダ保持台100から取り外される必要はなく、取外し位置のテープフィーダ74若しくは、取外し位置から離脱方向にスライドされたテープフィーダ74に、スプライシング作業,リール交換作業等を行うことも可能である。
また、取外し位置にスライドされたテープフィーダ74に対する作業は、オペレータによる手動の作業だけでなく、リール自動交換装置、フィーダ自動交換装置等のリール72,テープフィーダ74等を自動で交換可能な装置によって行うことも可能である。
また、上記説明では、選択ボタン162は、ラジオボタンとされており、複数のボタンのうちの1つのものしか選択できないようになっているが、複数のボタンを同時に選択可能なものであってもよい。複数のボタンを同時に選択可能な選択ボタンであれば、複数のテープフィーダを取外し位置にスライドさせることが可能となり、作業性を向上させることが可能となる。また、上記選択ボタン162は、表示装置160に表示されるようになっているが、テープフィーダ74の各々に対応して設けられてもよい。
<変形例>
上記実施例のスライド機構130はテープフィーダ74に設けられているが、テープフィーダ保持台100にスライド機構を設けてもよく、テープフィーダ保持台100にスライド機構が設けられた供給装置を、変形例1の供給装置180として、図8に示す。また、ソレノイド134以外の機器等を利用したスライド機構を採用することが可能であり、ギヤ機構を利用したスライド機構が設けられた供給装置を、変形例2の供給装置190として、図9に示し、弾性体を利用したスライド機構が設けられた供給装置を、変形例3の供給装置200として、図10に示す。各変形例の供給装置180,190,200は、スライド機構を除いて、上記実施例の供給装置32と同様の構成であるため、上記供給装置32と同様の機能の構成要素については、同じ符号を用いて説明を省略あるいは簡略に行うものとする。
変形例1の供給装置180のスライド機構182は、図8に示すように、上記実施例のスライド機構130のソレノイド134と同じ構造のソレノイド184を有しており、テープフィーダ保持台100の立設面部106内部に設けられている。ソレノイド184は、励磁状態においてソレノイドピン186が立設面部106の内部から離脱方向に向かって突出するようになっており、ソレノイドピン186の先端部が、励磁状態においてテープフィーダ74の側壁面110に当接するようになっている。
このような構造により、変形例1の供給装置180では、ロック機構120のソレノイド124が消磁状態とされるとともに、スライド機構182のソレノイド184が励磁状態とされることで、テープフィーダ74のテープフィーダ保持台100へのロックが解除され、立設面部106の外部に突出したソレノイドピン186によって、テープフィーダ74を取外し位置にスライドさせることが可能となっている。
また、変形例2の供給装置190のスライド機構192は、図9に示すように、ラック194と、そのラック194に噛合するピニオンギヤ196と、そのピニオンギヤ196を回転させる電磁モータ(図示省略)とを有している。ラック194の一端部には、突起部198が形成されており、その突起部198がスライド溝108に嵌合するテープフィーダ74のレール109の端部に引っ掛けられた状態で、ラック194はスライド溝108の下方に配設されている。ラック194は、スライド溝108に沿って移動可能とされており、電磁モータの駆動によってピニオンギヤ196が回転することで、ラック194は離脱方向に移動する。
このような構造により、変形例2の供給装置190では、ロック機構120のソレノイド124が消磁状態とされるとともに、電磁モータが駆動されることで、テープフィーダ74のテープフィーダ保持台100へのロックが解除され、テープフィーダ74のレール109の端部に突起部198が引っ掛けられた状態のラック194によって、テープフィーダ74を取外し位置にスライドさせることが可能となっている。
また、変形例3の供給装置200では、スライド機構202が、図10に示すように、スライド溝108内に設けられたコイルスプリング204と、ロック機構120とによって構成されている。具体的には、コイルスプリング204は、スライド溝108の端部とテープフィーダ74のレール109の端部との間に圧縮された状態でスライド溝108内に設けられており、コイルスプリング204の弾性力によって、テープフィーダ74が離脱方向に向かって付勢されている。そして、テープフィーダ74が、ロック機構120によってテープフィーダ保持台100にロックされている状態では、テープフィーダ74の側壁面110がテープフィーダ保持台100の立設面部106に取り付けられた状態が維持されるが、ロック機構120のソレノイド124が消磁状態とされ、テープフィーダ74のテープフィーダ保持台100へのロックが解除されることで、コイルスプリング204の弾性力によって、テープフィーダ74を取外し位置にスライドさせることが可能となっている。
ちなみに、上記実施例および変形例において、電子部品供給装置32,180,190,200は、電子部品供給装置の一例であり、電子部品供給装置32,180,190,200のテープフィーダ74、テープフィーダ保持台100,スライド機構130,182,192,202は、テープフィーダ、テープフィーダ保持台,テープフィーダ移動機構の一例である。そのテープフィーダ保持台100のスライド部102,立設面部106は、スライド部,側壁面取付部の一例であり、テープフィーダ74のリール保持部88,フィーダ本体90,側壁面110は、保持具,本体部,側壁面の一例である。また、制御装置150は、制御装置の一例であり、制御装置150のテープフィーダ決定部170は、テープフィーダ決定部の一例である。さらに、表示装置160,選択ボタン162は、表示装置,選択ボタンの一例である。
なお、本発明は、上記実施例および変形例に限定されるものではなく、当業者の知識に基づいて種々の変更、改良を施した種々の態様で実施することが可能である。具体的には、例えば、上記テープフィーダ決定部170では、次作業に必要のない電子部品が収容されたテープフィーダを、取り外すべきテープフィーダとして決定しているが、種々の手法に従って取り外すべきテープフィーダを決定してもよい。具体的には、例えば、収容されている電子部品の数が所定の数以下となったテープフィーダを、取り外すべきテープフィーダとして決定してもよい。また、メンテナンスが必要なテープフィーダ、例えば、何らかのトラブルが生じているテープフィーダを、取り外すべきテープフィーダとして決定してもよい。
また、上記テープフィーダ決定部170による決定に関わらず、オペレータの意思だけに従って、取り外すべきテープフィーダを選択し、その選択されたテープフィーダを、テープフィーダ移動機構によって取外し位置に移動させてもよい。つまり、テープフィーダ保持台100に装着される全てのテープフィーダに対応して選択ボタンを設け、選択ボタンによって選択されたテープフィーダのテープフィーダ移動機構を作動させるように構成してもよい。
また、上記実施例および変形例では、コントローラ152のテープフィーダ決定部170において決定された取り外すべきテープフィーダ74が表示装置160に表示されると、オペレータの意思に従って、実際に取り外すテープフィーダ74を決定しているが、コントローラ152において実際に取り外すテープフィーダ74を決定してもよい。さらに言えば、実際に取り外すテープフィーダ74の順番をもコントローラ152において決定してもよい。
具体的には、例えば、テープフィーダ74に収容されている電子部品の種類,テープフィーダ74自体の種類等を考慮して、同じ種類の電子部品,テープフィーダ74が連続するように、実際に取り外すテープフィーダ74の順番をコントローラ152において決定してもよい。電子部品やテープフィーダ74は、通常、種類毎に保管されているため、このようにテープフィーダ74の取り外す順番を決定することで、オペレータによる保管場所での電子部品等の取出作業,収納作業を効率よく行うことが可能となる。また、テープフィーダ74の取り外し,スプライシング,リール交換等の種々の作業のうちで優先度の高い作業、緊急度の高い作業の順番に、実際に取り外すテープフィーダ74を決定してもよい。そして、1台のテープフィーダに対する作業が終了した後に、コントローラ152によって決定された順番に従って、順次、テープフィーダ74が取外し位置に移動させられる。この際、例えば、電子部品の交換作業等が終了したテープフィーダ74のコネクタ114がコネクタ接続部112に接続され、テープフィーダ74,電子部品の正誤確認等の所定のチェックが終了すると、コントローラ152によって、そのテープフィーダ74に対する作業の完了が認識され、次に取り外すべきテープフィーダ74が移動されるように構成してもよい。
また、上記実施例および変形例では、ソレノイド,ギヤ機構,弾性体を利用したテープフィーダ移動機構が採用されているが、種々の構造のものを採用することが可能である。具体的には、例えば、ロボットアーム等を利用してテープフィーダを移動させるように構成してもよい。このロボットアームは、テープフィーダの移動専用に設けられてもよく、また、移動装置30とX軸スライダ66に取り付けられる作業ヘッドとを、ロボットアームとして機能させてもよい。具体的には、作業ヘッドの一部をテープフィーダに接触させた状態で離脱方向に移動させるように、移動装置30の作動を制御することで、移動装置30と作業ヘッドとによってテープフィーダを取外し位置に移動させることが可能となる。
32:電子部品供給装置 74:テープフィーダ 88:リール保持部(保持具) 90:フィーダ本体(本体部) 100:テープフィーダ保持台 102:スライド部 106:立設面部(側壁面取付部) 110:側壁面 130:スライド機構(テープフィーダ移動機構) 150:制御装置 160:表示装置 162:選択ボタン 170:テープフィーダ決定部 180;電子部品供給装置 182:スライド機構(テープフィーダ移動機構) 190;電子部品供給装置 192:スライド機構(テープフィーダ移動機構) 200;電子部品供給装置 202:スライド機構(テープフィーダ移動機構)

Claims (6)

  1. キャリアテープに形成された多数の収容凹部に電子部品が収容されるテープ化部品を送り出すことで供給位置において電子部品を供給するテープフィーダと、
    前記テープフィーダを着脱可能に保持するテープフィーダ保持台と、
    そのテープフィーダ保持台によって保持された前記テープフィーダを、前記テープフィーダ保持台から離脱する方向である離脱方向に移動させるテープフィーダ移動機構と
    を備えた電子部品供給装置。
  2. 前記テープフィーダ保持台が、
    (a)前記テープフィーダの下縁部をスライド可能に保持するスライド部と、(b)前記テープフィーダの前記テープ化部品の送り出し方向の側の側壁面が取り付けられる側壁面取付部とを有し、前記側壁面が前記側壁面取付部に取り付けられることで、前記テープフィーダを保持し、
    前記テープフィーダ移動機構が、
    前記側壁面が前記側壁面取付部に取り付けられた状態の前記テープフィーダを、前記側壁面取付部から離れる方向にスライドさせることで、前記テープフィーダを前記離脱方向に移動させる請求項1に記載の電子部品供給装置。
  3. 前記テープフィーダが、
    (a)前記テープ化部品を巻回した状態で保持する保持具と、(b)その保持具から引き出された前記テープ化部品が上端面に延在させられ、前記保持具の側とは反対側の端部に位置する前記供給位置において電子部品を供給する本体部とを有し、
    前記スライド部が、前記本体部の下端部をスライド可能に保持する請求項2に記載の電子部品供給装置。
  4. 当該電子部品供給装置が、
    複数の前記テープフィーダと、前記テープフィーダ移動機構の作動を制御する制御装置とを有し、
    前記制御装置が、
    前記複数のテープフィーダのうちの前記テープフィーダ保持台から取り外すべきものを決定するテープフィーダ決定部を有し、そのテープフィーダ決定部によって決定されることを条件として、前記テープフィーダを前記離脱方向に移動させるように、前記テープフィーダ移動機構の作動を制御する請求項1ないし請求項3のいずれか1つに記載の電子部品供給装置。
  5. 前記テープフィーダ決定部によって決定された1以上の前記テープフィーダが、表示装置に表示される請求項4に記載の電子部品供給装置。
  6. 当該電子部品供給装置が、
    前記テープフィーダ決定部によって決定された1以上の前記テープフィーダのうちの前記テープフィーダ保持台から実際に取り外すものを選択するための選択ボタンを有し、
    前記制御装置が、
    前記選択ボタンによって選択されることを条件として、前記テープフィーダを前記離脱方向に移動させるように、前記テープフィーダ移動機構の作動を制御する請求項4または請求項5に記載の電子部品供給装置。
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