JP2008204790A - 車両用灯具およびその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】バルブをレンズ側から覆って遮光するフードをハウジングに設ける場合であっても生産効率を向上できる車両用灯具およびその製造方法の提供。
【解決手段】反射面15を形成するハウジング16と、ハウジング16に設けられるバルブ18と、反射面15を覆うレンズ20とを備え、バルブ18をレンズ20側から覆って遮光するフード41をハウジング16に設けてなるもので、フード41の側部に開口部48を設け、反射面15およびフード41の表面にアルミニウム蒸着層39,53を形成する。
【選択図】図2

Description

本発明は、車両用灯具およびその製造方法に関する。
車両用灯具として、反射面を形成するハウジングと、このハウジングに設けられるバルブと、ハウジングの反射面を覆うレンズとを備え、さらに、バルブを覆うようにハウジングにドーム型のフードを設けたものがある(例えば、特許文献1参照)。このフードには、バルブと対向する対向面に、バルブからレンズの方向への光を遮光する遮光面である反射面が例えば塗装により形成されている。この反射面は、レンズを介してのバルブの直視を規制するものである。
特開平8−113078号公報
しかしながら、上記技術においては、フードの側部では光を透過させる必要があるため、反射面の塗装時に、フードの側部に反射面を形成しないようにマスキングを施す必要があり、さらに塗装後にこのマスキングを除去しなければならず、生産効率が悪いという課題があった。
したがって、本発明は、バルブをレンズ側から覆って遮光するフードをハウジングに設ける場合であっても生産効率を向上できる車両用灯具およびその製造方法の提供を目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に係る発明は、反射面(例えば実施形態における反射面15)を形成するハウジング(例えば実施形態におけるハウジング16)と、該ハウジングに設けられるバルブ(例えば実施形態におけるバルブ18)と、前記反射面を覆うレンズ(例えば実施形態におけるレンズ20)とを備え、前記バルブを前記レンズ側から覆って遮光するフード(例えば実施形態におけるフード41)を前記ハウジングに設けてなる車両用灯具(例えば実施形態におけるサイドターンシグナルランプ12)であって、前記フードの側部に開口部(例えば実施形態における開口部48)を設け、前記反射面および前記フードの表面にアルミニウム蒸着層(例えば実施形態におけるアルミニウム蒸着層39,53)を形成してなることを特徴としている。
請求項2に係る発明は、請求項1に係る発明において、前記フードが透明材で形成されていることを特徴としている。
請求項3に係る発明は、請求項1または2に係る発明において、前記反射面は、一の直線方向に長い形状をなしており、前記開口部は、前記フードにおける前記反射面の長さ方向の位置に形成されていることを特徴としている。
請求項4に係る発明は、請求項1乃至3のいずれか一項に係る発明において、前記ハウジングは、前記反射面を形成するハウジング本体(例えば実施形態におけるハウジング本体27)と前記フードとが別体で構成され、前記フードを前記ハウジング本体に取り付けた状態でアルミニウム蒸着処理が施されることで前記アルミニウム蒸着層が形成されていることを特徴としている。
請求項5に係る発明は、反射面を形成するハウジングと、該ハウジングに設けられるバルブと、前記反射面を覆うレンズとを備え、前記バルブを前記レンズ側から覆って遮光するフードを前記ハウジングに設けてなる車両用灯具の製造方法であって、側部に開口部を有する前記フードを備えた前記ハウジングに対して、前記反射面および前記フードの表面にアルミニウム蒸着処理を施すことを特徴としている。
請求項1に係る発明によれば、バルブをレンズ側から覆って遮光するフードをハウジングに設ける際に、フードの側部に開口部を設けてハウジングの反射面およびフードの表面にアルミニウム蒸着層を形成するため、フードの側部ではハウジングの反射面に光を照射するための光路を開口部によって確保できることになり、フードの側部に遮光面を形成しないようにマスキングを施す必要がなくなる。したがって、フードに対するマスキングの施工工程および除去工程が不要となるため、生産効率を向上できる。
また、フードの側部の光路確保を開口部で行うため、ハウジングの反射面およびフードの表面にアルミニウム蒸着層を一度に形成することが可能になる。したがって、さらに生産効率を向上できる。
加えて、フードの側部の光路確保を開口部で行うため、例えばレンズを無色の透明材としバルブを橙色等の着色のものを用いる場合であっても、バルブがフードの影に入り、目立たなくなる。したがって、外観性を向上できる。つまり、フードの側部の光路確保部分が開口部でなく透明材であると、この部分のレンズ効果によってバルブに外光が多く届き、バルブが目立ってしまうが、このようなフードの側部へのバルブの映り込みを開口部とすることで防止できる。
請求項2に係る発明によれば、フードが透明材で形成されていることで、フードの表面のアルミニウム蒸着層を反射面にすることができる。したがって、フードで遮光した光が開口部を介してハウジングの反射面で反射することになり、光量を確保することができる。
請求項3に係る発明によれば、一の直線方向に長い形状のハウジングの反射面の長さ方向の位置にフードの開口部が形成されているため、バルブの光を反射面の面積が大きい方向に有効に照射することができる。したがって、反射面の全体で光量を確保することができる。
また、特にバルブが目立ちやすい反射面の長さ方向と直交する方向をフードの側部で覆うことができるため、外観性を効果的に向上できる。
請求項4に係る発明によれば、ハウジングが、別体のハウジング本体とフードとで構成される場合に、フードをハウジング本体に取り付けた状態でアルミニウム蒸着処理を施すことで反射面およびフードの表面に一度にアルミニウム蒸着層を形成する。したがって、ハウジング本体とフードとが別体であっても、生産効率を向上できる。
請求項5に係る発明によれば、側部に開口部を有するフードを備えたハウジングに対して、ハウジングの反射面およびフードの表面にアルミニウム蒸着処理を施すため、フードの側部ではハウジングの反射面に光を照射するための光路を開口部によって確保できることになり、フードの側部に遮光面を形成しないようにマスキングを施す必要がなくなる。したがって、フードに対するマスキングの施工工程および除去工程が不要となるため、生産効率を向上できる。
本発明の一実施形態の車両用灯具およびその製造方法を図面を参照して以下に説明する。
図1は、車両10の側面を示すもので、その側部のフロントフェンダ11に本実施形態の車両用灯具であるサイドターンシグナルランプ12が設けられている。このサイドターンシグナルランプ12は、フロントフェンダ11の前輪13よりも後側の上部に設けられており、車両前後方向に長く上下方向に短い形状をなしている。
このサイドターンシグナルランプ12は、図2〜図4に示す構造をなしており、反射面15を形成するハウジング16と、ハウジング16に着脱可能に設けられるソケット17と、ソケット17に着脱可能に保持されることでハウジング16にソケット17を介して設けられるバルブ18と、ソケット17とハウジング16との間に介装されるシール部材19と、ハウジング16を覆うレンズ20とを有している。ここで、バルブ18は橙色に着色された有色バルブで、レンズ20は無色の透明となっている。
ハウジング16は、一の直線方向に長い略長方形状をなす皿型の底部形成部23と、この底部形成部23の長さ方向の中間部に底部形成部23と直交して一方に突出するように形成された略筒状の筒状部24と、筒状部24における底部形成部23の長さ方向一側の外面から底部形成部23に沿って外側に延出した後に、底部形成部23の方向に屈曲して延出する取付片部25と、底部形成部23の取付片部25とは反対側の端部近傍から筒状部24と同側に突出した後、筒状部24から離れる方向に屈曲して突出する係止片部26とを有するハウジング本体27を備えている。
底部形成部23は、その長さ方向に長い略長方形状をなして湾曲面状に凹む凹部30と凹部30の周囲からほぼ平坦に延出する環状の板部31とを有している。ここで、凹部30のレンズ20側の表面が、光源であるバルブ18の光を反射する上記した反射面15を構成することになり、よって、この反射面15も凹部30と同様に一の直線方向に長い略長方形状をなしている。
上記した係止片部26は、底部形成部23の板部31に形成されており、上記した取付片部25の先端部もこの板部31に対向している。これら板部31、係止片部26および取付片部25は、サイドターンシグナルランプ12をフロントフェンダ11に取り付けるためのものである。
筒状部24は、筒状をなして底部形成部23に繋がる筒状本体部34と、この筒状本体部34の内周面の底部形成部23とは反対側から内側に延出する内フランジ部35と、筒状本体部34の内周面の底部形成部23側から内側に突出する係止爪部36とを有している。筒状本体部34も、底部形成部23の長さ方向に長い略長方形状をなしている。
ハウジング本体27は、以上の形状をなしており、その基材38が合成樹脂(例えばPC:ポリカーボネート樹脂)で一体成形され、この基材38の底部形成部23のレンズ20側に、図1および図2に太線で示すアルミニウム蒸着層39が形成されて構成されている(後述する)。
また、ハウジング16は、ハウジング本体27とは別体で、ハウジング本体27の筒状部24の内側に嵌合されるドーム型のフード41を有している。このフード41は、図5に示すように、互いに間隔をあけて略平行に配置される一対の嵌合脚部43と、これら嵌合脚部43の同側同士を、互いに離間した位置でそれぞれ連結する一対の架橋部44と、これら架橋部44のそれぞれの中間部から嵌合脚部43とは反対に延出する一対の延出側部45と、これら延出側部45の嵌合脚部43とは反対側同士を連結するように設けられるフード本体部46と、それぞれが一方の嵌合脚部43と一対の架橋部44のこの嵌合脚部43側とを繋ぐように延在する一対の底板部47とを有している。
そして、フード41が上記構造をなすことで、一対の延出側部45の近接する縁部同士の間はそれぞれ略等脚台形状の開口部48とされている。つまり、フード41の側部に開口部48が形成されている。
嵌合脚部43には、それぞれにフード本体部46とは反対方向に抜ける複数のスリット50が形成されており、また、一方の嵌合脚部43の外側の側面には、一段凹む係止凹部51が形成されている。フード41は一対の嵌合脚部43においてハウジング本体27の筒状本体部34の内側に嵌合させられることになり、嵌合時に係止凹部51に係止爪部36が係止されることで、ハウジング本体27からの抜けが規制される。
フード41がハウジング本体27に取り付けられた状態で、一対の底板部47は、図2に示すように底部形成部23の凹部30と略連続面をなす。また、この状態で一対の延出側部45は、底部形成部23の幅方向におけるフード41の両側に配置され、一対の開口部48は底部形成部23の長さ方向におけるフード41の両側に配置される。ここで、一対の延出側部45は、図5に示すように互いの間隔がフード本体部46側ほど狭くなるように若干傾斜しており、しかも外側に凸で湾曲する形状をなしている。また、フード本体部46は、外側に凸の球面状をなしている。加えて、フード41がハウジング本体27に取り付けられた状態で、フード41には、図2および図4に示すように凹部30と同様に一の直線方向に長い形状をなす反射面15の長さ方向の両側位置に開口部48が形成されている。
フード41は、以上の形状をなしており、その基材52が無色の透明材である合成樹脂(例えばPC:ポリカーボネート樹脂)で一体成形され、この基材52のレンズ20側の表面に、遮光面となる、図1および図2に太線で示すアルミニウム蒸着層53が形成されて構成されている(後述する)。
ソケット17は、長さ方向の一側にバルブ18が着脱可能に取り付けられるバルブ取付部55が設けられ、長さ方向の他側に図示略のハーネスが着脱可能に取り付けられるハーネス取付部56が設けられている。また、ソケット17は、バルブ取付部55の外周面に複数の係合爪部57が形成され、バルブ取付部55の係合爪部57よりもハーネス取付部56側にフランジ部58が形成されている。このソケット17は、バルブ取付部55を先方としてハウジング本体27にレンズ20とは反対側から挿入されることになり、挿入後回転させられることで係合爪部57が内フランジ部35のレンズ20側に係合する。このとき、フランジ部58が内フランジ部35との間に配置されるリング状のシール部材19を押圧することになり、シール部材19の弾性力でソケット17の回転を規制して係合爪部57の内フランジ部35への係合状態を維持する。
以上のソケット17は、合成樹脂(例えばPBT:ポリブチレンテレフタレート樹脂)を主体として構成されている。
レンズ20は、一の直線方向に長い略長方形状をなしており、外側に凸の湾曲面状をなすとともに適宜のレンズカットが施されたレンズ本体部60と、レンズ本体部60の外周縁部からレンズ本体部60の凸方向とは反対に突出する係合縁部61とを有しており、レンズ本体部60の係合縁部61側には略平坦な接合面62が形成されている。
このレンズ20は、無色の透明材である合成樹脂(例えばPMMA:メタクリル酸メチル樹脂)で一体成形されている。
ここで、以上に述べたサイドターンシグナルランプ12を製造する場合、ハウジング本体27、フード41、ソケット17、レンズ20をそれぞれ個別に射出成形等で成形する。
そして、ハウジング本体27にフード41を取り付け係止凹部51に係止爪部36を係止した状態で、これらハウジング本体27およびフード41に対して一度にアルミニウム蒸着処理を、特に後でレンズ20で覆われる表面側を主体として施すことになる。すると、ハウジング本体27の凹部30の反射面15を含む底部形成部23の表面にアルミニウム蒸着層39が、フード41のハウジング本体27から露出する部分(フード本体部46および一対の延出側部45)の表面にもアルミニウム蒸着層53が、一度のアルミニウム蒸着処理で同時に形成される。
このようにしてアルミニウム蒸着層39,53が形成されたハウジング16の表面側にレンズ20を溶着あるいは接着で固定する。このとき、レンズ20は、その係合縁部61の内側にハウジング16を収容し、その接合面62をハウジング16の板部31に当接させた状態で固定される。この固定状態で、レンズ20はハウジング16の反射面15を全面的に覆うことになる。
そして、バルブ18およびシール部材19が取り付けられたソケット17を、ハウジング16にレンズ20とは反対側から挿入して、フランジ部58と内フランジ部35とでシール部材19を押し潰しながら、回転させることで係合爪部57を内フランジ部35のレンズ20側に係合させる。これにより、バルブ18が取り付けられたソケット17がハウジング16に取り付けられ、その結果、バルブ18がハウジング16に設けられる。このとき、ハウジング16に設けられたフード41は、フード本体部46および一対の延出側部45でバルブ18をレンズ20側から所定距離離間した位置で覆ってアルミニウム蒸着層53で遮光する。勿論、フード41が無色の透明材からなるため、アルミニウム蒸着層53はバルブ18の光を反射する反射面にもなる。
以上のようにして組み立てられたサイドターンシグナルランプ12は、ハーネス取付部56に車体側の図示略のハーネスを接続した状態で、フロントフェンダ11の図2に示す取付穴64の周縁部の一側をハウジング16の板部31と係止片部26との間に挟んだ状態で、ハウジング16の取付片部25を変形させながらフロントフェンダ11の取付穴64の周縁部の他側に押し込み、取付片部25がフロントフェンダ11の裏側に回ると取付片部25と板部31とで周縁部の他側を挟持することになって、フロントフェンダ11に取り付けられる。この取り付け状態で、サイドターンシグナルランプ12は、図1に示すように車両前後方向に長い横長の状態となり、反射面15も同じ横長の状態になって、フード41の開口部48は車両前後方向の両側に配置される。
そして、バルブ18はそのレンズ20側が、表面がアルミニウム蒸着層53とされたフード本体部46および一対の延出側部45で覆われることでレンズ20を介しての直視が規制されることになり、バルブ18が発光すると、バルブ18の光は、フード本体部46および一対の延出側部45では遮光され、フード41の開口部48を介してフード41の外に出てハウジング16の反射面15で反射し、レンズ20のレンズカットで配光が制御されて外に発光する。また、フード本体部46および一対の延出側部45のアルミニウム蒸着層53で遮光されたバルブ18の光は、フード41が透明材からなるため、アルミニウム蒸着層53で反射し、さらにフード41の開口部48を介してフード41の外に出てハウジング16の反射面15で反射して、レンズ20のレンズカットで配光が制御されて外に発光する。
以上に述べた本実施形態によれば、バルブ18をレンズ20側から覆って遮光するフード41をハウジング16に設ける際に、フード41の側部に開口部48を設けてハウジング16の反射面15およびフード41の表面にアルミニウム蒸着層39,53を形成するため、フード41の側部ではハウジング16の反射面15に光を照射するための光路を開口部48によって確保できることになり、フード41の側部に遮光面を形成しないようにマスキングを施す必要がなくなる。したがって、フード41に対するマスキングの施工工程および除去工程が不要となるため、生産効率を向上できる。
また、フード41の側部の光路確保を開口部48で行うため、ハウジング16の反射面15およびフード41の表面にアルミニウム蒸着層39,53を一度に形成することが可能になる。したがって、さらに生産効率を向上できる。
加えて、フード41の側部の光路確保を開口部48で行うため、レンズ20を無色の透明材としバルブ18を橙色等の着色のものを用いる場合等であっても、図6に示すように、バルブ18がフード41の影に入り、目立たなくなる。したがって、外観性を向上できる。つまり、フード41の側部の光路確保部分が開口部48でなく透明材であると、この部分のレンズ効果によってバルブ18に外光が多く届き、バルブ18が目立ってしまうが、このようなフード41の側部へのバルブ18の映り込みを開口部48とすることで防止できる。
さらに、フード41が無色の透明材で形成されていることで、フード41の表面のアルミニウム蒸着層53を反射面にすることができる。したがって、フード41で遮光した光がアルミニウム蒸着層53で反射し、開口部48を介してハウジング16の反射面15で反射することになり、光量を確保することができる。
加えて、一の直線方向に長い形状のハウジング16の反射面15の長さ方向の位置にフード41の開口部48が形成されているため、バルブ18の光を反射面15の面積が大きい方向に有効に照射することができる。したがって、反射面15の全体で光量を確保することができる。
さらに、特にバルブ18が目立ちやすい反射面15の長さ方向と直交する方向をフード41の延出側部45で覆うことができるため、外観性を効果的に向上できる。しかも、バルブ18の上下を延出側部45で覆うため、最も頻度が高い、人が車両の側方に立って上から見下ろす際の視線に対してバルブ18を延出側部45で覆うことができ、外観性をさらに向上できる。
また、ハウジング16が、別体のハウジング本体27とフード41とで構成される場合に、フード41をハウジング本体27に取り付けた状態でアルミニウム蒸着処理を施すことで反射面15およびフード41の表面に一度にアルミニウム蒸着層39,53を形成するため、ハウジング本体27とフード41とが別体であっても、生産効率を向上できる。
なお、以上においては、車両用灯具として、車体側部に横長に配置されるサイドターンシグナルランプ12を例にとり説明したが、他の種々の車両用灯具に適用可能である。例えば、リヤコンビネーションランプ等にも適用可能であり、その際に縦長に配置しても良い。このときフード41の開口部48は上下に配置される。
本発明の一実施形態の車両用灯具が適用された車両を示す側面図である。 本発明の一実施形態の車両用灯具を示す長さ方向に沿う断面図である。 本発明の一実施形態の車両用灯具を示す幅方向に沿う断面図である。 本発明の一実施形態の車両用灯具のハウジングを示す正面図である。 本発明の一実施形態の車両用灯具のフードを示す斜視図である。 本発明の一実施形態の車両用灯具を示すレンズを省略した斜視図である。
符号の説明
12 サイドターンシグナルランプ(車両用灯具)
15 反射面
16 ハウジング
18 バルブ
20 レンズ
27 ハウジング本体
39,53 アルミニウム蒸着層
41 フード
48 開口部

Claims (5)

  1. 反射面を形成するハウジングと、該ハウジングに設けられるバルブと、前記反射面を覆うレンズとを備え、
    前記バルブを前記レンズ側から覆って遮光するフードを前記ハウジングに設けてなる車両用灯具であって、
    前記フードの側部に開口部を設け、
    前記反射面および前記フードの表面にアルミニウム蒸着層を形成してなることを特徴とする車両用灯具。
  2. 前記フードが透明材で形成されていることを特徴とする請求項1記載の車両用灯具。
  3. 前記反射面は、一の直線方向に長い形状をなしており、
    前記開口部は、前記フードにおける前記反射面の長さ方向の位置に形成されていることを特徴とする請求項1または2記載の車両用灯具。
  4. 前記ハウジングは、前記反射面を形成するハウジング本体と前記フードとが別体で構成され、
    前記フードを前記ハウジング本体に取り付けた状態でアルミニウム蒸着処理が施されることで前記アルミニウム蒸着層が形成されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項記載の車両用灯具。
  5. 反射面を形成するハウジングと、該ハウジングに設けられるバルブと、前記反射面を覆うレンズとを備え、前記バルブを前記レンズ側から覆って遮光するフードを前記ハウジングに設けてなる車両用灯具の製造方法であって、
    側部に開口部を有する前記フードを備えた前記ハウジングに対して、前記反射面および前記フードの表面にアルミニウム蒸着処理を施すことを特徴とする車両用灯具の製造方法。
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