JP2008200132A - サンド装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】遊技者の顔画像を高精細に撮像することで、信頼性の高い不正行為情報を効率良く取得することが可能な低コストのサンド装置を提供する。
【解決手段】遊技機2,4に隣接して設置されるサンド装置6,8であって、遊技機で遊技を行っている遊技者を撮像し、撮像して得られる遊技者の顔を特定する顔画像データを出力する撮像手段(CCDカメラ42)と、遊技者が遊技機で遊技を行った際の遊技に関する情報を取得する取得手段と、取得手段で取得した遊技に関する情報に基づいて、不正条件に合致するか否かを判別する判別手段と、判別手段の判別結果に基づいて、撮像手段を作動させるか否かを設定する設定手段とを備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は、遊技機に隣接して設置されるサンド装置に関し、特に不正遊技者の顔画像を取得する技術に関する。
例えばパチンコやパチスロなどの遊技機が設置された遊技場には、不正遊技者を検出するための各種のシステムが構築されている。その一例として特許文献1に開示されたシステムは、遊技場を移動する遊技者の位置を検出し、その検出位置に基づいて当該遊技者の顔画像を取得すると共に、その遊技者が遊技を行った遊技機を特定することで、不正行為の検知及び防止を図っている。
特開2005−312510号公報
ところで、上述したようなシステムにおいて、遊技者の位置検出や顔画像の取得には、複数台のカメラを遊技場の天井などに設置する必要があり、その設置に要する費用がかかるため、システム全体の低コスト化には一定の限界がある。また、遊技場を移動する遊技者は常に一定の速度で移動するとは限らず、その移動速度は不規則に変化する。かかる状況下での撮像では、被写体となる不正遊技者に対して常にピントを合わせ続けることは困難である。この結果、不正遊技者の顔を高精細に撮像することができなくなってしまう場合があり、その場合、信頼性の高い不正行為情報を取得することが困難になってしまう。更に、撮像した顔画像の遊技者がどの遊技機で遊技したかを確認するには、手間や時間がかかるため、不正行為を効率良く検知することは困難である。
そこで、本発明は、このような問題を解決するためになされており、その目的は、不正遊技者の顔を高精細に撮像することで、信頼性の高い不正行為情報を効率良く取得することが可能な低コストのサンド装置を提供することにある。
このような目的を達成するために、第1の発明は、遊技機に隣接して設置されるサンド装置であって、前記遊技機で遊技を行っている遊技者を撮像し、撮像して得られる当該遊技者の顔を特定する顔画像データを出力する撮像手段(例えばCCDカメラ)と、前記遊技者が前記遊技機で遊技を行った際の遊技に関する情報を取得する取得手段(例えばCPU)と、前記取得手段で取得した前記遊技に関する情報に基づいて、不正条件に合致するか否かを判別する判別手段(例えばCPU)と、前記判別手段の判別結果に基づいて、前記撮像手段を作動させるか否かを設定する設定手段(例えばCPU)とを備えている。
第1の発明によれば、不正遊技者の顔を高精細に撮像することができるため、信頼性の高い不正行為情報を効率良く取得することができる。また、撮像手段をはじめ各種手段をサンド装置に集約して備えることができるため、装置の製造コストを大幅に低減することができる。
第2の発明において、前記設定手段は、前記判別手段で判別された前記不正条件に合致したときに、前記撮像手段を作動させることを設定する。
第2の発明によれば、不正条件に合致したときに撮像手段を作動させることで、不正遊技者の顔を特定する顔画像データを効率的に出力することができるため、信頼性の高い不正行為情報を効率良く取得することができる。
第3の発明において、前記判別手段で判別された前記不正条件に合致したときに、その旨の情報(例えば、文字情報、音声情報、動画・静止画情報)を報知する不正報知手段を備えている。
第3の発明によれば、不正行為情報を遊技場側へ報知することで、不正行為の検知及び防止を迅速且つ的確に行うことができる。
第4の発明において、前記遊技に関する情報には、前記遊技機の回転時間、使用金額、遊技時間が含まれる。
第4の発明によれば、不正条件を細分化することで、不正分析能力を向上させることができるため、信頼性の高い不正行為情報を取得することができる。
本発明によれば、不正遊技者の顔を高精細に撮像することで、信頼性の高い不正行為情報を効率良く取得することが可能な低コストのサンド装置を実現することができる。
以下、本発明の一実施の形態に係るサンド装置について添付図面を参照して説明する。
図1には、本実施の形態のサンド装置が配設された遊技場のシステム構成例が示されており、当該遊技場には、複数の種類(機種)の遊技機が設置されている。この場合、遊技機としては、弾球式遊技機(例えば、パチンコ機)や回胴式遊技機(例えば、パチスロ機、スロットマシン)などを適用することができるが、ここでは遊技機の一例として、パチスロ機2及びパチンコ機4を想定する。
図1に示すように、パチスロ機2及びパチンコ機4には、それぞれ、所定のサンド装置(パチスロ機用サンド装置6、パチンコ機用サンド装置8)が1台ずつ隣接して設置されている。各々のサンド装置6,8は、例えば当該サンド装置6,8のシステム管理や売上管理を行うユニットコントローラ10に対して通信可能に接続されている。なお、ユニットコントローラ10は、遊技場毎に設置されており、各サンド装置6,8を管理する管理会社のサーバ12に対して所定のネットワークN(例えば、LAN(Local Area Network)、インターネットなど)を介して通信可能(例えば、売上の通知可能)に接続されている。
各々のサンド装置6,8には、例えば遊技場のカード発行機(図示しない)で発行されたプリペイドカードや、遊技場の登録カウンタ(図示しない)で入会を希望する者に発行される会員カードを受付可能なカード挿入口(例えば6a,8a)、及び紙幣を投入可能な紙幣投入口(例えば6b,8b)などが設けられている。遊技者は、会員カード(プリペイドカード)や所定金額の紙幣をカード挿入口6a,8aや紙幣投入口6b,8bに投入することで、遊技に必要な遊技媒体(メダル、遊技球)の貸し出しを受けることができる。
この場合、パチスロ機用サンド装置6では、図示しないホッパ駆動モータによってホッパを駆動させることで、メダルタンクから所定数のメダルが受皿6cに払い出される。一方、パチンコ機用サンド装置8では、図示しない払出装置(ソレノイド)を駆動させることで、所定数の遊技球がパチンコ機4の上皿4aに払い出される。この後、遊技者は、払い出された遊技媒体(メダル、遊技球)を使用して遊技を行うことになる。その際、遊技機2,4から出力された遊技に関する情報(例えば、遊技機の回転時間、使用金額、遊技時間、或いは、大当りやビッグボーナスの回数など)は、ホールコンピュータHPによって各々の遊技機2,4毎に管理される。
ここで、遊技機とサンド装置とが併設された具体的な構成について、パチンコ機用サンド装置8とパチンコ機4を例にとって説明する。
図2及び図3に示すように、サンド装置8は、上述したカード挿入口8aや紙幣投入口8bのほかに硬貨投入口8cを備えており、遊技者は、例えばカード挿入口8aにプリペイドカード(会員カード)を挿入したり、或いは紙幣投入口8bや硬貨投入口8cに所定金額の貨幣(紙幣、硬貨)を投入したりすることにより、遊技に必要な遊技媒体(即ち、遊技球)の貸し出しを受けて遊技を行うことができる。
また、サンド装置8には、プリペイドカード(会員カード)がカード挿入口8aに挿入された状態で発光するカード挿入中ランプ8d、プリペイドカード(会員カード)に記録された各種情報を読み取るカードR/W14、紙幣投入口8bや硬貨投入口8cに投入された貨幣(紙幣、硬貨)の真贋を識別する貨幣識別機16、紙幣投入口8bや硬貨投入口8cから貨幣(紙幣、硬貨)が投入されたことを検知する貨幣投入検知センサ18、サンド装置8の作動状態を表示する状態表示ランプ20が設けられており、これらは全てCPU22で制御されている。なお、かかる制御は、例えばROM24に記憶されている制御プログラムがRAM26を作業領域としてCPU22で実行される。このとき、貨幣識別機16により貨幣(紙幣、硬貨)が贋物であると識別された場合、その贋物紙幣は紙幣投入口8bから返却される。また、その贋物硬貨は図示しないセレクタにより選別されて硬貨返却口8eから返却される。
なお、サンド装置8は、図示しないケーブルを介してパチンコ機4と接続されており、当該ケーブルを介して各種交信が行われるようになっている。例えばパチンコ機4の球貸し操作パネル4bを操作すると、サンド装置8のCPU22とパチンコ機4の払出・発射制御基板28との間で球貸し処理に関する信号(BRDY,BRQ,PRDY,EXS)が交信される。このとき、払出・発射制御基板28のCPU30が払出装置32を駆動制御することで、払出装置32から所定数の遊技球がパチンコ機4の上皿4aに払い出される。
パチンコ機4では、ハンドルレバー34を操作すると、ソレノイド(図示しない)が作動し、遊技球がガイドレール(図示しない)に沿って遊技領域に打ち出されることで遊技が行われる(通常遊技状態)。通常遊技状態において、例えば一般入賞口(図示しない)に遊技球が入賞すると、メイン基板36から払出・発射制御基板28に所定コマンドが送信され、そのコマンドに基づいて払出・発射制御基板28のCPU30が払出装置32を駆動制御することにより、払出装置32から所定数の遊技球が上皿4aに払い出される。また、例えば始動入賞口に(図示しない)に遊技球が入賞して所定の図柄が揃うと、遊技者に有利な特定遊技状態(例えば、大当りとなった特賞遊技状態、確変となった確変遊技状態など)となり、同様の払出制御を経て所定数の遊技球が払い出される。
かかる遊技状態において、パチンコ機4(メイン基板36)から出力された遊技に関する情報(例えば、遊技機の回転時間、使用金額、遊技時間、或いは、図柄の可変数、大当り回数(特賞回数)、確変回数など)は、ホールコンピュータHP(図1)に送信され、ここでパチンコ機4毎に管理される。また、当該遊技に関する情報は、サンド装置8にも送信され、後述する不正行為の分析データとして利用される。なお、パチンコ機4には、ランプ38やスピーカ40が設けられており、遊技状態に応じて、例えばランプ38から光による演出が行われたり、スピーカ40から音による演出が行われたりする。
ところで、上述した遊技状態に際し、不正な遊技が行われた場合、遊技場内の多数の遊技者の中から不正な遊技を行った遊技者(不正遊技者)を特定し、不正行為情報を取得する必要がある。そのためには、遊技場内の多数の遊技者の中から不正遊技者を判別し、その不正遊技者の顔を高精細に撮像すれば良い。これにより、信頼性の高い不正行為情報を効率良く取得することができるため、不正行為を迅速且つ的確に検知して、その防止を図ることができる。
このため、図1〜図4に示すように、本実施の形態のサンド装置は、遊技機(パチスロ機2、パチンコ機4)で遊技を行っている遊技者を撮像し、撮像して得られる遊技者の顔を特定する顔画像データを出力する撮像手段と、遊技者が遊技機2,4で遊技を行った際の遊技に関する情報を取得する取得手段と、取得手段で取得した遊技に関する情報に基づいて、不正条件に合致するか否かを判別する判別手段と、判別手段の判別結果に基づいて、撮像手段を作動させるか否かを設定する設定手段とを備えている。
撮像手段は、サンド装置6,8に設けられ、当該サンド装置6,8に併設された遊技機2,4で遊技を行っている遊技者を撮像することができる。なお、パチンコ機4は、当該パチンコ機4で遊技を行っている遊技者から見て向って左側のサンド装置8とケーブル(図示しない)で接続され、相互に交信可能となっている。従って、パチンコ機4で遊技を行っている遊技者は、当該遊技者から見て向って左側のサンド装置8に設けられた撮像手段によって撮像されることになる。これに対して、パチスロ機2とパチスロ機用サンド装置6との位置関係は、左右逆になるため(図1)、パチスロ機2で遊技を行っている遊技者は、当該遊技者から見て向って右側のサンド装置6に設けられた撮像手段によって撮像されることになる。
また、撮像手段としては、例えばCCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal-Oxide Semiconductor)などの撮像素子(光電変換素子)を内蔵した各種カメラを適用することができるが、ここでは一例としてCCDカメラ42を想定する。この場合、CCDカメラ42は、その撮像方向を遊技機2,4で遊技を行っている遊技者に向けて固定した状態でサンド装置6,8に位置決めすることが可能である。この場合、CCDカメラ42の撮像領域は、遊技機2,4で遊技を行っている遊技者の少なくとも顔を含めた領域に予め調整される。なお、遊技者の顔の位置は、その背丈に応じて多少の違いはあるが、遊技機2,4前方の一定範囲に規定することができる。従って、かかる範囲を網羅するようにCCDカメラ42の撮像領域を予め調整することで、遊技機2,4で遊技を行っている遊技者の顔を確実に撮像することができる。
また、CCDカメラ42のスペックとして、例えばその被写界深度を浅く(小さく)設定することで、遊技者の背景をぼかすことができるため、当該遊技者の顔を鮮明に撮像することができる。この場合、被写界深度を浅く(小さく)するには、例えば長焦点のレンズを使って、その絞りを解放(明るい)に設定すれば良い。また、例えばCCDカメラ42の解像度を高く設定することで、遊技者の顔を高精細に撮像することができるため、CCDカメラ42から高画質で信頼性の高い顔画像データを出力することができる。これにより、顔画像データに基づいて、遊技者の顔を間違い無く特定することができる。なお、被写界深度や解像度は、例えばCCDカメラ42の使用目的や使用環境に応じて任意に設定されるため、ここでは特に限定しない。
ところで、サンド装置6,8に併設された遊技機2,4には、遊技機2,4毎に異なる台番号が割り振られており、CCDカメラ42から出力される顔画像データには、遊技機2,4毎の台番号を特定可能な台番号データや、撮像年月日、撮像時間などの撮像日時データも重畳することができる。これにより、CCDカメラ42で撮像した遊技者が遊技を行っている遊技機2,4をリアルタイムに把握(特定)することができると共に、当該遊技者が過去に遊技を行った遊技機2,4の履歴を正確に把握(特定)することができる。なお、台番号データや撮像日時データが重畳された顔画像データは、容量の大きな情報となるため、その保存場所の記憶容量をある程度大きくする必要がある。この場合、保存場所としては、例えばサンド装置6,8やホールコンピュータHPのハードディスク(図示しない)を適用しても良いし、或いは、保存用のデータベース(図示しない)を遊技場に別途構築しても良い。
また、CCDカメラ42には、各種カメラ会社で既に開発済みの顔認識機能を搭載することが好ましい。ここで、顔認識機能とは、被写体の中から人の顔を認識し、そこに自動的に焦点(ピント)を合わせると共に、露出も調整する機能である。これにより、例えば図4(a)に示すように、CCDカメラ42の撮像領域42f内に被写体Hが入り込むと、その被写体Hの顔の大きさに合わせたフレームFが自動的に設定され、フレームF内の顔にピントが合った状態となる。そして、例えば図4(b)に示すように、被写体Hが動いて顔の位置が変化した場合でも、これに追従してフレームFが自動的に移動するため、被写体Hの顔に対して常にピントの合った状態が維持される。これにより、任意のタイミングで撮像が行われた場合でも、不正遊技者(被写体)の顔を高精細に撮像することができる。
取得手段は、遊技機としてパチンコ機4を想定すると、遊技者がパチンコ機4で遊技を行った際に、メイン基板36から出力された遊技に関する情報(例えば、遊技機の回転時間、使用金額、遊技時間、或いは、図柄の可変数、大当り回数(特賞回数)、確変回数など)を取得する。ここで、取得手段として、例えばパチンコ機用サンド装置8のCPU22を適用すると、メイン基板36から出力された遊技に関する情報は、サンド装置8のCPU22に取り込まれる。このとき、CPU22に取り込まれた遊技に関する情報は、当該CPU22の例えばメモリ(図示しない)に保存される。
判別手段は、遊技機としてパチンコ機4を想定すると、サンド装置8のCPU22に取り込まれた遊技に関する情報に基づいて、所定の不正条件に合致するか否かを判別する。この場合、判別手段としては、サンド装置8に判別回路(図示しない)を別途構築しても良いし、CPU22を適用しても良い。一例としてCPU22を適用すると、不正条件に合致するか否かの判別は、例えばROM24に記憶されている判別プログラムがRAM26を作業領域としてCPU22で実行される。
ここで、不正条件は、例えば遊技機の回転時間、使用金額、遊技時間、図柄の可変数、大当り回数(特賞回数)、確変回数などの遊技に関する情報に基づいて任意に設定することができる。例えば操作パネル4bにより玉貸しを受けて遊技を行った際の“使用金額”を不正条件として設定した場合を想定すると、判別手段では、例えば入金額と貸し玉数とが一致しているか否かが判別される。この場合、例えば入金額「100円」で貸し出される玉数は、1玉4円とすると25玉である。しかし、実際に使用された玉数が30玉だった場合、入金額と貸し玉数とが不一致となる。このとき、入金額以上の玉数が使用されたことが判別手段によって判別され、これにより、不正条件に合致したものと判別することができる。
また、例えば遊技者がパチンコ機4で遊技を行っている“遊技時間”を不正条件として設定した場合を想定すると、判別手段では、例えば玉を1発打ち出す際のソレノイドの作動時間に貸し玉数を乗算した時間をカウントする。この場合、玉を1発打ち出す際のソレノイドの作動時間Sを仮に一定であるとすると、貸し玉数が例えば25発であれば、25玉発射させる際に要する基準遊技時間は最大で「25×S」と算出される。しかし、最初の玉貸し(25発)後に更なる玉貸し操作が行われること無く、実際の使用玉数が例えば30発だった場合、実動遊技時間は「30×S」となり、基準遊技時間を越えてしまう。このとき、貸し玉数以上の玉数が打ち出されたことで、判別手段によって「30S>25S」であると判別され、これにより、不正条件に合致したものと判別することができる。
更に、例えば“遊技機の回転時間”を不正条件として設定した場合を想定すると、判別手段では、例えば大当り抽選が行われた回数をカウントする。この場合、スタートチャッカ(始動入賞口)に1発入賞した際に大当り抽選が行われる回転時間Tを仮に一定であるとすると、貸し玉数が例えば25発であれば、その全ての玉がスタートチャッカに入賞した際に大当り抽選が行われる基準回転時間は最大で「25×T」と算出される。しかし、最初の玉貸し(25発)後に更なる玉貸し操作が行われること無く、実際に入賞した玉数が例えば30発だった場合、実動回転時間は「30×T」となり、基準回転時間を越えてしまう。このとき、貸し玉数以上の玉数が入賞したことで、判別手段によって「30T>25T」であると判別され、これにより、不正条件に合致したものと判別することができる。
設定手段は、遊技機としてパチンコ機4を想定すると、判別手段(CPU22)の判別結果に基づいて、撮像手段(CCDカメラ42)を作動させるか否かを設定する。ここで、設定手段としては、サンド装置8に設定回路(図示しない)を別途構築しても良いし、CPU22を適用しても良い。一例としてCPU22を適用すると、撮像手段(CCDカメラ42)を作動させるか否かの設定は、例えばROM24に記憶されている設定プログラムがRAM26を作業領域としてCPU22で実行される。この場合、設定手段(CPU22)は、判別手段(CPU22)で判別された上記不正条件に合致したときに、撮像手段(CCDカメラ42)を作動させることを設定する。
次に、上述した本実施の形態のサンド装置の動作について説明する。なお、ここでは一例として、パチンコ機4に併設されたパチンコ機用サンド装置8を想定する。また、不正条件については、遊技者が操作パネル4bにより25玉の玉貸しを受けて遊技を行った際の“使用金額”を不正条件として設定した場合を想定する。この場合、判別手段(CPU22)では、例えば入金額と貸し玉数とが一致しているか否かが判別される。
遊技者がパチンコ機4のハンドルレバー34(図2)を操作すると、払出・発射制御基板28(図3)によってソレノイド(図示しない)が作動し、1発ずつ遊技球が遊技領域に打ち出される。このとき、払出・発射制御基板28からソレノイド作動信号(遊技に関する情報)が順次出力され、サンド装置8の取得手段(CPU22)に入力される。ここで、貸し玉数が25玉であれば、取得手段(CPU22)には、ソレノイド作動信号が25回入力される。
この間、判別手段(CPU22)は、入力されたソレノイド作動信号に基づいて、入金額と貸し玉数とが一致しているか否かを判別する。そして、実際には取得手段(CPU22)に例えば30回のソレノイド作動信号が入力された場合、判別手段(CPU22)は、入金額と貸し玉数とが一致していないと判別する。即ち、判別手段(CPU22)によって入金額以上の玉数が使用されたことが判別され、これにより、不正条件に合致したものと判別される。この場合、サンド装置8による玉貸し操作に際して何等かの不正行為があったもの判定され、その結果、当該サンド装置8に併設されたパチンコ機4で遊技を行っている遊技者が不正遊技者H(図5)であることが特定される。
このとき、設定手段(CPU22)は、判別手段(CPU22)で判別された上記不正条件に合致したことをトリガとして、撮像手段(CCDカメラ42)を作動させることを設定する。これに同期して、CCDカメラ42は、当該パチンコ機4で遊技を行っている不正遊技者H(図5)を撮像する。この場合、不正遊技者Hから見て向って左側のCCDカメラ42の撮像領域42(図4(a))は、遊技機4で遊技を行っている不正遊技者Hの少なくとも顔を含めた領域に予め調整されており、不正遊技者Hが動いて顔の位置が変化した場合でも、フレームF内の顔にピントが合った状態となっている(図4(b))。
これにより、任意のタイミングで撮像した場合でも、不正遊技者Hの顔をブレ無く高精細に撮像することができる。このとき、CCDカメラ42からは、不正行為情報として、遊技者の顔を特定することが可能な高画質で信頼性の高い顔画像データが出力される。この場合、不正行為情報には、不正遊技者Hの顔を特定する顔画像データと共に、当該顔画像データに重畳された台番号データや撮像日時データを含めることができる。従って、かかる信頼性の高い不正行為情報を取得することで、不正遊技者Hの顔、及び、当該不正遊技者Hが遊技を行ったパチンコ機4や不正遊技を行った日時などをリアルタイムで並びにその履歴を正確に且つ効率良く把握(特定)することができる。
また、撮像手段(CCDカメラ42)をはじめ取得手段や判別手段並びに設定手段などの各種手段(CPU22)をサンド装置8に集約して備えることができる。この場合、従来のように複数台のカメラを遊技場の天井などに設置する必要が無くなり、装置の製造コストを大幅に低減することができる。また、撮像手段(CCDカメラ42)や各種手段(CPU22)のメンテナンスを行う場合でも、サンド装置8毎に個別に行うことが可能であり、それに要する手間や時間もかからないため、メンテナンス費用を抑えることができる。
更に、不正条件として“使用金額”を設定することで、不正分析能力を向上させることができるため、取得する不正行為情報の信頼性を高めることができる。この場合、不正条件として“遊技時間”や“遊技機の回転時間”などの他の条件を付加したり、或いは、任意に組合せたりすることで、更に不正分析能力が向上し、その結果、取得する不正行為情報の信頼性をより一層高めることができる。なお、不正条件は、上述した実施の形態に限定されることは無く、例えば遊技の内容や種類に応じて任意に設定することができることは言うまでも無い。
ところで、上述したように取得した不正行為情報(例えば、顔画像データ、台番号データ、撮像日時データなど)は、不正行為の検知及び防止を図るために、遊技場側へ報知することが好ましい。そこで、本実施の形態のサンド装置6,8には、判別手段で判別された不正条件に合致したときに、その旨の情報を報知する不正報知手段が設けられている。図3には、パチンコ機用サンド装置8に構築された不正報知手段の一例が示されている。
図3に示すように、サンド装置8には、不正報知手段として不正報知出力回路44が増設されており、CCDカメラ42から不正行為情報(例えば、顔画像データ、台番号データ、撮像日時データなど)が出力されたとき、不正報知出力回路44からは、不正条件に合致した旨の情報が遊技場側へ報知される。この場合、不正条件に合致した旨の情報は、例えば遊技場側のシステム環境や使用目的などに適合するように、例えば文字情報、音声情報、動画・静止画情報などに変換して報知することができる。
例えば「○月○日、午後○時○分、遊技台番号○○のパチンコ機で不正行為あり」といった文字情報や、その不正遊技者の顔の静止画情報を遊技場側のモニタへ報知したり、同様の内容を示す情報を遊技場の従業員が携帯しているインカム(通話装置)に音声で報知したりすることができる。また、現在遊技中の不正遊技者の動画情報を遊技場側のモニタへ報知することもできる。更に、このような不正条件に合致した旨の情報をホールコンピュータHPに一括して報知して管理するようにしても良い。
これにより、不正が行われている遊技台まで従業員が直接足を運ぶこと無く、リアルタイムに不正遊技者の不正行為を遠隔で監視することができる。この結果、遊技場側の負担を少なくしつつ、不正行為の検知及び防止を迅速且つ的確に行うことができる。なお、不正報知手段として不正報知出力回路44をサンド装置8に増設する代わりに、例えばROM24に不正報知出力プログラムを記憶させ、CCDカメラ42から不正行為情報が出力されたときに、RAM26を作業領域として当該不正報知出力プログラムをCPU22で実行するようにしても良い。
なお、上述した実施の形態では、撮像手段(CCDカメラ42)をサンド装置6,8に設けた構成を例示したが、これに限定されることは無く、不正遊技者を撮像できれば任意の場所に撮像手段(CCDカメラ42)を設けることができる。例えば図1に示すように、遊技場に設置された計数機46やPOS端末48にそれぞれ撮像手段(CCDカメラ42)を設けて、該当する不正遊技者の顔を撮像するようにしても良い。
ここで、計数機46には、賞球受付口46aや計数表示器46b、例えば会員カードやビジターカードなどを受け付けるカード挿入口46cが設けられている。この場合、例えばカード挿入口46cに会員カード(ビジターカード)を挿入した状態で、獲得した賞球を賞球受付口46aに流し込むことで、合計の賞球数を計数表示器46bに表示させることができると共に、獲得玉数が印刷されたレシート(図示しない)が発行される。
このとき、上述したような不正条件に合致した旨の情報がサンド装置6,8からホールコンピュータHPに報知されて一括管理されていれば、会員カード(ビジターカード)に記録された情報をホールコンピュータHPに問い合わせることで、当該遊技者が不正遊技者に該当するか否を照合することができる。そして、照合が一致している場合、例えばホールコンピュータHPから計数機46に作動信号を出力し、撮像手段(CCDカメラ42)を作動させることで、不正遊技者の顔を撮像することができる。これにより、計数時における不正事実の証拠写真として信頼性の高い不正行為情報を取得することができる。
また、POS端末48は、計数機46で発行されたレシートを読み込ませるための景品交換処理装置48aと、景品交換処理の結果を遊技者に表示する表示装置48bとを備えており、表示装置48bには、景品交換の内容を表示する表示器48cと、会員カード(ビジターカード)を受け付けるためのカード挿入口48dが設けられている。この場合、レシートを持参した遊技者からレシートを受け取った従業員が、当該レシートをPOS端末48に読み込ませることで、遊技者が希望する景品と交換することができる。
このとき、上述したような不正条件に合致した旨の情報がサンド装置6,8からホールコンピュータHPに報知されて一括管理されていれば、会員カード(ビジターカード)に記録された情報をホールコンピュータHPに問い合わせることで、当該遊技者が不正遊技者に該当するか否を照合することができる。そして、照合が一致した場合、例えばホールコンピュータHPからPOS端末48に作動信号を出力し、撮像手段(CCDカメラ42)を作動させることで、不正遊技者の顔を撮像することができる。これにより、景品交換時における不正事実の証拠写真として信頼性の高い不正行為情報を取得することができる。
また、上述した実施の形態では、撮像手段(CCDカメラ42)の撮像方向を遊技機2,4で遊技を行っている遊技者に向けて固定した場合を想定したが、撮像方向を調整できるように構成しても良い。例えば図5に示すように、不正遊技者Hがパチンコ機4で不正遊技を行っている場合、上述した実施の形態では、不正遊技者Hから見て向って左側のサンド装置8の撮像手段(CCDカメラ42)で撮像を行っている。この場合、不正遊技者Hから見て向って右側のサンド装置8の撮像手段(CCDカメラ42a)の撮像方向を調整し、当該不正遊技者Hに向けて位置決めする。
ここで、CCDカメラ42aの撮像方向を調整する方法としては、例えばCCDカメラ42aに内蔵されたレンズ(図示しない)をアクチュエータ(図示しない)で移動させ、不正遊技者H方向に位置決めすれば良い。アクチュエータとしては、市販されている例えばボイスコイルモータやピエゾモータ、DCモータなどを適用することができる。なお、アクチュエータを作動させる方法としては、遊技場に設置された管理システム(図示しない)によって、各サンド装置8に組み込まれたアクチュエータを遠隔操作するようにしても良いし、或いは、ホールコンピュータHPの端末からキー入力によって、各サンド装置8に組み込まれたアクチュエータを作動させても良い。
また、レンズの移動量(角度)は、移動後のレンズによって規定されるCCDカメラ42aの撮像領域が、例えば図4(a)に示したCCDカメラ42の撮像領域42fと略一致するように設定すれば良い。このような状態で左右のCCDカメラ42,42aで撮像すると、各CCDカメラ42,42aから出力された顔画像データに基づいて、不正遊技者Hの顔を立体的に表すことが可能な顔画像データを取得することができる。この場合、平面的な顔画像データからでは確認することが困難な顔の凹凸や輪郭などの特徴部分をリアルに表わすことができる。これにより、更に信頼性の高い不正行為情報を取得することができる。
ところで、上述した実施の形態では、不正遊技者Hの顔を撮像する回数について特に言及しなかったが、同一の不正遊技者Hの顔を複数回に亘って撮像するようにしても良い。こうすることで、不正遊技者Hの顔を更に詳細に特定することができる。更に、不正遊技者Hが何度も不正を繰り返すような場合、その時々の顔画像データを取得して、データベース化することで、当該不正遊技者Hの不正履歴を管理することができる。これにより、不正行為を迅速且つ的確に検知して、その防止を図ることができる。
なお、同一の不正遊技者Hの顔を複数回に亘って撮像した場合、それぞれの顔画像データをばらばらに管理するよりも、同一の不正遊技者毎の履歴として一括して管理する方が効率的である。そのためには、複数の顔画像データが互いに同一人物の顔画像であることを判定する必要がある。例えば遊技場で過去に不正遊技を行った不正遊技者が、再び当該遊技場に来店して不正遊技を行ったとき、同一人物であるか否かの判定は、過去に取得した不正遊技者の顔画像データと新たに取得した顔画像データを比較して行われる。この場合、同一人物であっても来店時の服装が異なっている場合には、顔の特徴部分の差異を比較して同一人物であるか否かの判定が行われることになる。その際、比較判定処理としては、既に知られている既存の顔認識処理法を適用すれば良い。
ここで、パチンコ機用サンド装置8(図3)における比較判定処理の一例について、図6(a),(b)を参照して説明する。なお、この比較判定処理では、過去に取得した不正遊技者の顔画像データは、ホールコンピュータHP(図1)のハードディスク(図示しない)に保存され、不正遊技者毎に対応付けて管理されているものとする。また、当該比較判定処理の一連の動作は、例えばサンド装置8のROM24に記憶されている比較判定プログラムがRAM26を作業領域としてCPU22で実行される。
上述した実施の形態と同様に、不正条件に合致したとき(T1)、CCDカメラ42を作動させて不正遊技者H(図5)を撮像する(T2)。このとき、不正遊技者Hの新たな顔画像データを取得したとき(T3)、サンド装置8の例えばCPU22がホールコンピュータHPに顔画像データの問い合わせを行って顔認証処理を実行する(T4,T5)。ここでは、ホールコンピュータHPに保存されている多数の不正遊技者の顔画像データと新たに取得した顔画像データとを照合し、一致するか否かが判定される(T6)。なお、照合を行う作業領域としては、例えばサンド装置8のRAM26でも良いし、或いは、ホールコンピュータHPのRAM(図示しない)を利用しても良い。
そして、既にホールコンピュータHPに保存されている多数の顔画像データの中に、新たに取得した顔画像データと一致するものがあると判定されたとき、その顔画像データに対応する不正遊技者が特定される。このとき、新たに取得した顔画像データは、その特定した不正遊技者に対応した不正遊技情報として、ホールコンピュータHPのハードディスク(図示しない)に保存される(T7)。これにより、同一の不正遊技者が行った不正遊技の履歴を一括して管理することが可能となり、その結果、不正行為を迅速且つ的確に検知して、その防止を図ることができる。
なお、上述した比較判定処理における顔認証処理法としては、既に知られた種々の方法を適用することができるが、ここでは一例として図6(b)に示すように、顔画像データを明領域と暗領域とに分離する2値化処理法を採用する。
顔認証処理では、新たに取得した顔画像データ(新データ)とホールコンピュータHPに保存されている顔画像データ(旧データ)に対して閾値を設定し、その各データを明領域と暗領域とに分離(2値化処理)する(P1)。ここで、明領域には、顔の肌に相当する部分が含まれ、暗領域には、それ以外の顔の部分(髪の毛、眉毛、髭など)が含まれる。なお、閾値の設定処理としては、例えばモード法、p−タイル法、判別分析2値化法などを適用すれば良い。
続いて、暗領域の各画素に対して分離度フィルタを適用し、その分離度を算出した後(P2)、当該分離度の局所最大点を特徴点候補として抽出する(P3)。ここで、特徴点候補には、例えば瞳孔、鼻孔、鼻頂、口端、目頭、目尻、眉端などが含まれる。そして、部分空間法を用いたパターン照合により、各特徴点候補の位置や形状などに基づいて、新データ及び旧データの特徴点を絞り込む(P4)。
次に、特徴点に基づいて2次元アフィン変換を実行することで、新データ及び旧データに含まれる顔画像を認識する(P5)。そして、双方のデータの顔画像に基づいて、特徴点が互いに一致するか否か照合した後(P6)、その照合結果を出力する(P7)。
なお、このような比較判定処理は、サンド装置以外に、例えば計数機46やPOS端末48でも行うことができるように構成することが可能である。
本発明の一実施の形態に係るサンド装置が遊技機に併設された遊技場のシステム構成を示す図。 遊技機に併設されたサンド装置の外観形状を示す斜視図。 遊技機に併設されたサンド装置の内部構成を示すブロック図。 (a)は、撮像手段の撮像領域内において、被写体の顔に合わせてフレームが設定された状態を示す図、(b)は、被写体の顔の位置が変化した際に、これに追従してフレームが移動した状態を示す図。 サンド装置が併設された遊技機で遊技者が遊技を行っている状態を示す図。 (a)は、比較判定処理の動作フローを示す図、(b)は、顔認証処理の動作フローを示す図。
符号の説明
2 パチスロ機
4 パチンコ機
6 パチスロ機用サンド装置
8 パチンコ機用サンド装置
42 CCDカメラ(撮像手段)

Claims (4)

  1. 遊技機に隣接して設置されるサンド装置であって、
    前記遊技機で遊技を行っている遊技者を撮像し、撮像して得られる前記遊技者の顔を特定する顔画像データを出力する撮像手段と、
    前記遊技者が前記遊技機で遊技を行った際の遊技に関する情報を取得する取得手段と、
    前記取得手段で取得した前記遊技に関する情報に基づいて、不正条件に合致するか否かを判別する判別手段と、
    前記判別手段の判別結果に基づいて、前記撮像手段を作動させるか否かを設定する設定手段とを備えていることを特徴とするサンド装置。
  2. 前記設定手段は、前記判別手段で判別された前記不正条件に合致したときに、前記撮像手段を作動させることを設定することを特徴とする請求項1に記載のサンド装置。
  3. 前記判別手段で判別された前記不正条件に合致したときに、その旨の情報を報知する不正報知手段を備えていることを特徴とする請求項2に記載のサンド装置。
  4. 前記遊技に関する情報には、前記遊技機の回転時間、使用金額、遊技時間が含まれることを特徴とする請求項1に記載のサンド装置。
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