JPH07328216A - パチンコ機用監視カメラ - Google Patents

パチンコ機用監視カメラ

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Publication number
JPH07328216A
JPH07328216A JP6144133A JP14413394A JPH07328216A JP H07328216 A JPH07328216 A JP H07328216A JP 6144133 A JP6144133 A JP 6144133A JP 14413394 A JP14413394 A JP 14413394A JP H07328216 A JPH07328216 A JP H07328216A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pachinko machine
housing
surveillance camera
pachinko
camera
Prior art date
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Pending
Application number
JP6144133A
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English (en)
Inventor
Minoru Fujii
実 藤井
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CHIYUUGAI OPUTORONIKUSU KK
Original Assignee
CHIYUUGAI OPUTORONIKUSU KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 パチンコ機と使用者との間にでき易い死角を
なくし、不正行為が最も行なわれる部分にある被写体を
より的確かつ合理的に撮影でき、しかも外観的な違和感
も生じないパチンコ機用監視カメラを提供することにあ
る。 【構成】 下部側に設けられた玉入れ用上皿8およびこ
の上皿内のパチンコ玉を打ち出す操作ノブ9を有するパ
チンコ機1を対象とするものであって、パチンコ機の上
部側にあってパチンコ機1前面側に突出状態に取り付け
られるとともに、少なくともその下面側の一部が透視部
3aに形成されているハウジング3を有し、ハウジング
1の内部に監視カメラ4を略下向き状態で、かつ透視部
3aに対応して収納配置した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パチンコ店における防
犯設備の改良に関し、特に不正行為をより的確に撮影可
能にしたパチンコ機用監視カメラに関する。
【0002】
【従来技術】最近はパチンコ店でも、他の店や設備と同
様にセキュリティシステムとしての監視カメラシステム
が採用されつつあり、店内に設置されたパチンコ機の使
用状態を屋内上部に取り付けられた監視カメラで捉え
て、監視室においてモニタ部のディスプレイ上に表示し
て不正行為等を監視するようにしている。なお、パチン
コ関係ではその不正手口が磁石、セルロイド、合鍵等の
道具を用いるものから電波発生機等を用いるというよう
にハイテク化の傾向にあるため、いわゆるゴト師に対す
るメカ的対策とともに監視カメラの重要性も高まってい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来のパ
チンコ店において、屋内上部側に設けられた監視カメラ
によって不正行為を捉える場合には、多数のパチンコ機
が通路の両側に密に併設されている状態となっており、
客である使用者が椅子にかけて各パチンコ機の前面に対
座すると、屋内上部側に設けられる監視カメラの視界が
制約されて、パチンコ機の前面下部側が使用者の存在に
より死角になり易い。このような制約はパチンコ機同士
の間隔が狭いことに加え、隣接するパチンコ機が全て使
用されている状態ではなおさらである。したがって、例
えば、不正行為をより的確に映し出すため屋内上部側の
監視カメラの設置台数を多くする方式も採られるが、こ
の方式でもパチンコ機と使用者との間にあって使用者の
手の動き等を確実に捉えることに限界があり、監視カメ
ラの高性能化の恩恵もあまり得ることができなかった。
【0004】なお、この種の監視カメラは、CCDカメ
ラの如く高性能化とともに小型軽量化が進んでおり、露
出状態で設置される場合にも違和感が少なくなってき
た。しかし、パチンコ店のような遊技場では、その設置
状態が店内雰囲気に大きく影響するため、その存在が極
力分かりにくいことが好ましい。
【0005】本発明の目的は、監視カメラの設置箇所に
ついて検討を重ねてきた結果、従来のようにパチンコ機
と使用者との間にでき易い死角をなくし、不正行為が最
も行なわれる部分にある被写体をより的確かつ合理的に
撮影でき、しかも外観的な違和感も生じないパチンコ機
用監視カメラを提供することにある。本発明の他の目的
は以下の内容説明とともに明らかにする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的は、本発明の要
部である、下部側に設けられた玉入れ用上皿およびこの
上皿内のパチンコ玉を打ち出す操作ノブを有するパチン
コ機を対象とするパチンコ機用監視カメラにおいて、
前記パチンコ機の上部側にあってパチンコ機前面側に突
出状態に取り付けられるとともに、少なくともその下面
側の一部が透視部に形成されているハウジングを有し、
このハウジングの内部に前記監視カメラを略下向き状態
で、かつ前記透視部に対応して収納配置することによ
り、達成される。
【0007】この本発明構成において、前記ハウジング
は、パチンコ機の上部側に取り付けられるスイッチ付き
ランプのハウジングを兼用することが好ましい。また、
本発明構成において、前記透視部が、ハウジングの下面
側部分に開口形成された穴部、ハウジングの下面側部分
に一体に形成されたスモークレンズであってもよい。さ
らに、本発明構成において、前記監視カメラはレンズ部
および固体撮像素子からなり、その撮影方向を可変する
ためのチルト機構を有していることがより好ましい。
【0008】
【作用】以上の本発明構成によれば、パチンコ機用監視
カメラは、上部側のハウジング内にあって略下向きに収
納配置されており、ハウジングの下面側部分に形成され
た透視部(穴部またはスモークレンズ等)を介して被写
体を撮影する。この構成では、視界がパチンコ機の前面
側にあって上から下向きに確保されるので、使用者の体
等に遮られることなく少なくともそのパチンコ機に行な
われる不正行為等を的確に捉えることが可能となり、視
界が隣接するパチンコ機およびその使用者等により遮ら
れるなどということもない。また、仮に、前記ハウジン
グに透視部として穴部またはスモークレンズを設けた場
合でも、そのらがハウジング下面側部分であることか
ら、これを通して内部の監視カメラ自体が目視されると
いうことがない。
【0009】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例を図面を参照し
つつ説明する。第1図は本発明を適用した監視カメラシ
ステムの一実施例をを示す模式図、図2は図1のパチン
コ機を側面から見た図である。同図に示す監視カメラシ
ステムは、パチンコ店において多数のパチンコ機1が隣
接配置されている状態を想定しており、各パチンコ機1
の上部側に設置されるランプ2のハウジング3内に設け
られた監視カメラ4と、コントロールボックス5と、専
用モニタ部6と、一般モニタ部7などを備え、ハウジン
グ3内の監視カメラ4によって各パチンコ機1の使用者
の手など撮影し、その画像を専用モニタ部6や、一般モ
ニタ部7上に表示させたり、記録させたりする。
【0010】なお、パチンコ機1の構造は、下部側にあ
ってガラス面の下に設けられた玉入れ用上皿8と、上皿
8に入れられたパチンコ玉を打ち出す操作ノブ9と、上
皿8に溜ったパチンコ玉を玉抜きレバーを介して入れる
下皿10とを有し、また、上部側にあってガラス面の上
に設けられたフラッシュランプ11と、フラッシュラン
プ11の上側に設けられて故障時などに係員に知らせる
トラブル用スイッチ12付きのランプ2等を有してい
る。また、スイッチ12は、オンの信号によりコントロ
ールボックス5を経由してトラブル表示部13にあって
パチンコ台番号別に設けられた認識部等が作動表示す
る。これらは従来と同じ。
【0011】前記ランプ2には、図示していないがその
ハウジング3の前面側に各パチンコ機1の台番号等が表
示されている。ハウジング3はプラスチックからなり、
図3に示す如く下面側部分に設けられた所定大の穴部3
aを有している。ハウジング3の内部には、スイッチ1
2のオン・オフ等により点滅される複数個の電球14が
設けられるとともに、図3および図4に示す如く中間部
位に監視カメラ4が取付ブラケット15を介して開口部
3aと対抗して略下向きの状態に取り付けられている。
なお、ハウジング3の穴部3aは、単に所定大の穴を開
口形成する以外にその穴部3aに透視可能なスモークレ
ンズを装着したり、あるいはハウジング3の下部側部分
をスモークレンズ(透明なプラスチック等)で一体に形
成することも可能である。要は、監視カメラ4がここを
通じてパチンコ機1の下部側を透視出来ればよく、穴部
3aに限定されない。
【0012】前記監視カメラ4は、固定焦点式のレンズ
部16と、このレンズ部16によって得られた光学画像
を電気信号に変換する固体撮像素子17と、固体撮像素
子17が装着された基板18と、基板18にフイルムケ
ーブル21aを介して接続された制御部19と、レンズ
部16の撮影方向を可変するチルト機構20とを備え、
ハウジング3に形成された開口部3aを介してパチンコ
機1の前面下部側にある被写体を撮影する。また、制御
部19は、基板18上の固体撮像素子17を駆動した
り、レンズ部16の絞りを調整したりする制御基板であ
り、これら駆動や制御を行なって撮影動作を行わせると
ともに、得られたビデオ信号をケーブル21bを介して
コントロールボックス5に供給する。
【0013】また、前記チルト機構20は、互いに直角
な方向に回転自在に接続される2つのリング22、23
を有し、前記レンズ部16の外周部を保持して、このレ
ンズ部16を上下左右に傾倒自在に支持する。加えて、
前記取付ブラケット15に取り付けられる2つのモータ
24,25および2つの軸受26,27と、これらモー
タ24,25および軸受26,27によって各々直角な
方向に回転駆動される2つのU字形アーム28,29
と、一端が基板18の背面に固定され、他端がU字形ア
ーム28,29の交差部に形成される各スリットを貫通
するレバー30とを備えており、前記ケーブル21を介
して供給される駆動信号に応じてレンズ部16の外周部
を中心にしてその後方側を矢印A、B方向へ傾倒させ、
レンズ部16の撮影方向を変える。
【0014】また、前記コントロールボックス5は、装
置各部に電源を供給したり、これら装置各部を制御した
り、チルト機構20を作動制御するように構成されてお
り、また電源スイッチ(図示略)がオンされたとき、監
視カメラ4に電源を供給して、これをオンさせるととも
に、この監視カメラ4から出力されるビデオ信号を取り
込んで、専用モニタ部6、または一般モニタ部7のう
ち、不図示の切替えスイッチ等で指定された方あるいは
両方へ供給する。専用モニタ部6は、コントロールボッ
クス5からビデオ信号が供給されたとき、このビデオ信
号によって示される画像を表示する。この場合、専用モ
ニタ部6は画面上例えば16分割され、16台の監視カ
メラ4に対応して各分割部にそれぞれの画像を表示す
る。また、一般モニタ部7は、ビデオレコーダを有して
おり、コントロールボックス5からビデオ信号が供給さ
れたとき、これをパチンコ台番号別に日付や時間ととも
に表示したり、記録したりする。
【0015】このように、この実施例においては、パチ
ンコ機1の上部側に設けられるハウジング3内に監視カ
メラ4を下向き状態に収納配置し、ハウジング3の下面
部分に設けられた穴部3aあるいはスモークレンズを通
じて撮影するようにしたので、通常状態においてパチン
コ機1を使用している使用者や他の客に目視されること
がない。また、監視カメラ4はその撮影角度的に図1の
左側パチンコ機1と図2に示す如く不正行為が最も行な
われると思われる箇所を容易に充足することができ、そ
のパチンコ機1の使用者や他の客によって妨げられると
いうことがなくなる。
【0016】また、監視カメラ4はチルト機構20を有
し、これを駆動して撮影方向を変えることができるの
で、例えば図1の右側に示す如く撮影角度的に右側のパ
チンコ機1に限らず、隣接する左右のパチンコ機1も監
視することができる。したがって、監視カメラ4の必要
個数は、例えば、3台のパチンコ機1に1台というよう
に複数機を同時に監視することも可能でありより少なく
できる。
【0017】しかも、前記ハウジング3はランプ2用の
ものを兼用しているので、経済性に優れている。但し、
本発明はこれに限られず、専用のハウジング構成にする
ことができ、また、前記フラッシュランプ11のハウジ
ングに適用することも可能である。フラッシュランプ1
1のハウジングの場合にはその突出量を多少大きく改良
することが好ましい。このように、本発明は、この実施
例に何ら制約されるものではなく、特許請求の範囲以外
の構成については既存の技術を適用することができるも
のである。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のパチンコ
機用監視カメラにあっては、ハウジング内にあって略下
向きに収納配置された監視カメラがハウジングの下面側
部分に形成された透視部(穴部またはスモークレンズ
等)を介して被写体を撮影するので、監視カメラの視界
がパチンコ機の前面側にあって上から下向きに確保され
ることとなり、使用者の体等に遮られることなく少なく
ともそのパチンコ機に行なわれる不正行為等、つまりパ
チンコ機本体部の前面側において使用者の手等を的確に
捉えることができ、従来の監視カメラに対して隣接する
パチンコ機およびその使用者等により遮られるなどとい
う不具合がなくなる。また、仮に、ハウジングに透視部
として穴部やスモークレンズを設けた場合でも、その穴
部やスモークレンズがハウジング下面側部分であること
から、通常、そこを通してハウジング内の監視カメラ自
体が目視されるということもなく、違和感を与えること
がない点からも優れている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるパチンコ機用監視カメラの一実施
例を示す模式図である。
【図2】図1のパチンコ機等を側面から見た模式図であ
る。
【図3】図1のランプハウジング内の要部を示す部分断
面図である。
【図4】図1の監視カメラを示す概略分解斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 パチンコ機 2 ランプ 3 ハウジング 3a 穴部(透視部) 4 監視カメラ 8 玉入れ用上皿 9 操作ノブ 16 レンズ部 17 固体撮像素子 20 チルト機構

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下部側に設けられた玉入れ用上皿および
    この上皿内のパチンコ玉を打ち出す操作ノブを有するパ
    チンコ機を対象とするパチンコ機用監視カメラにおい
    て、 前記パチンコ機の上部側にあってパチンコ機前面側に突
    出状態に取り付けられるとともに、少なくともその下面
    側の一部が透視部に形成されているハウジングを有し、
    このハウジングの内部に前記監視カメラを略下向き状態
    で、かつ前記透視部に対応して収納配置したことを特徴
    とするパチンコ機用監視カメラ。
  2. 【請求項2】 前記ハウジングが、パチンコ機の上部側
    に取り付けられるスイッチ付きランプのハウジングであ
    る請求項1に記載のパチンコ機用監視カメラ。
  3. 【請求項3】 前記透視部が、ハウジングの下面側部分
    に開口形成された穴部である請求項1に記載のパチンコ
    機用監視カメラ。
  4. 【請求項4】 前記透視部が、ハウジングの下面側部分
    に一体に形成されたスモークレンズからなる請求項1に
    記載のパチンコ機用監視カメラ。
  5. 【請求項5】 前記監視カメラがレンズ部および固体撮
    像素子からなり、その撮影方向を可変するためのチルト
    機構を有している請求項1から4の何れかに記載のパチ
    ンコ機用監視カメラ。
JP6144133A 1994-06-03 1994-06-03 パチンコ機用監視カメラ Pending JPH07328216A (ja)

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JP6144133A JPH07328216A (ja) 1994-06-03 1994-06-03 パチンコ機用監視カメラ

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JP (1) JPH07328216A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6641484B2 (en) * 2001-09-21 2003-11-04 Igt Gaming machine including security data collection device
JP2008200132A (ja) * 2007-02-16 2008-09-04 Aruze Corp サンド装置
JP2018057524A (ja) * 2016-10-04 2018-04-12 株式会社三洋物産 遊技場用システム
JP2019030454A (ja) * 2017-08-08 2019-02-28 株式会社三洋物産 遊技場用システム

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040213