JP2008199765A - 起動回路及びスイッチング制御回路 - Google Patents

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眞一 山本
Yasunari Noguchi
康成 野口
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芳夫 藤村
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Abstract

【課題】消費電流を削減する。
【解決手段】起動回路は、負荷と接続されるとともに入力電極に入力電圧が印加され、負荷の導電を制御する第1トランジスタと、入力電極に入力電圧が印加される第2トランジスタと、入力電圧より低い制御電圧を入力電圧から生成し、第2トランジスタの制御電極に制御電圧を印加する制御電圧生成回路と、を備え、第2トランジスタの出力電極から出力される電流によって、第1トランジスタのオンオフを制御する制御回路が起動される。
【選択図】図1

Description

本発明は、起動回路及びスイッチング制御回路に関する。
様々な電子機器に対する所望の駆動電圧を生成するために、スイッチング電源装置が用いられている。図4は、トランスを用いたスイッチング電源装置の一般的な構成例を示す図である。スイッチング電源装置は、トランス100、パワーMOSFET101、制御回路102、電圧検出回路103、フォトカプラ104、ダイオード105,106、抵抗R1、及びキャパシタC1,C2を含んで構成されている。
端子DCINには、例えば交流電圧を整流して生成された直流電圧が印加される。この直流電圧は、トランス100の一次コイルL1の一端に印加されるとともに、抵抗R1の一端に印加されている。抵抗R1の他端は、制御回路102の端子VCCに接続されるとともに、キャパシタC1の一端に接続されている。スイッチング電源装置の起動時には、端子DCINに印加された直流電圧によって抵抗R1を介して端子VCC及びキャパシタC1に例えば1mA程度の起動電流が流れ込む。そして、制御回路102は、起動電流によってキャパシタC1に充電された電圧を駆動源として、パワーMOSFET101のスイッチング制御を開始する。
パワーMOSFET101のスイッチング制御により、トランス100の一次コイルL1に電流が発生し、この電流の変化に伴ってトランス100の二次コイルL2に発生する電流がダイオード105で整流されてキャパシタC2が充電される。同様に、トランス100の三次コイルL3に発生する電流がダイオード106で整流されてキャパシタC1が充電され、制御回路102を駆動するための電圧が安定的に確保される。
キャパシタC2が充電されて生成される電圧は、端子DCOUTから出力電圧として出力される。電圧検出回路103は、この出力電圧を検出し、検出した出力電圧が所望レベルより高くなるとフォトカプラ104のフォトダイオード104aに電流を流して発光させる。そして、フォトダイオード104aが発光することにより、フォトカプラ104のフォトトランジスタ104bが導通し、制御回路102の端子FBには接地電圧が印加される。制御回路102は、端子FBの電位が接地レベルになったことを検出するとパワーMOSFET101をオフとする。つまり、端子DCOUTから出力される出力電圧の電圧レベルに応じてパワーMOSFET101のスイッチングデューティーが制御されることにより、所望レベルの出力電圧が出力されることとなる。
特開2005−204393号公報
前述したように、スイッチング電源装置の起動時には、制御回路102の駆動電圧を生成するための起動電流が抵抗R1を介して制御回路102の端子VCCに流れ込む。そして、パワーMOSFET101のスイッチング制御が開始された後には、三次コイルL3及びダイオード106を介してキャパシタC1に充電された電圧によって制御回路102が駆動される。
ところで、制御回路102の端子VCCに印加される電圧は、制御回路102が備えるツェナーダイオード等の働きにより例えば10Vを超えないようになっている。したがって、三次コイルL3及びダイオード106を介してキャパシタC1に充電された電圧によって制御回路102が駆動を開始した後も、抵抗R1を1mA程度の起動電流が流れ続けることとなり、電流が無駄に消費されてしまう。
本発明は上記課題を鑑みてなされたものであり、消費電流を削減可能な起動回路及びスイッチング制御回路を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の起動回路は、負荷と接続されるとともに入力電極に入力電圧が印加され、前記負荷の導電を制御する第1トランジスタと、入力電極に前記入力電圧が印加される第2トランジスタと、前記入力電圧より低電圧の制御電圧を前記入力電圧から生成し、前記第2トランジスタの制御電極に前記制御電圧を印加する制御電圧生成回路と、を備え、前記第2トランジスタの出力電極から出力される電流によって、前記第1トランジスタのオンオフを制御する制御回路が起動されることとする。
そして、前記制御電圧生成回路は、一端が前記第2トランジスタの前記入力電極側と接続され、他端が前記第2トランジスタの前記制御電極側と接続される抵抗と、カソードが前記第2トランジスタの前記制御電極側と接続され、アノードが接地側と接続される定電圧ダイオードと、を含んで構成されることとすることもできる。
また、前記抵抗は、入力電極が前記第2トランジスタの前記入力電極側と接続され、制御電極及び出力電極が前記第2トランジスタの前記制御電極側と接続される第3トランジスタであることとすることもできる。
さらに、前記第1及び第2トランジスタは、それぞれ、同一のシリコン基板上に形成された複数のMOSFETセルの一部分のセルにより構成され、前記制御電圧生成回路は、前記第1及び第2トランジスタとともに集積化されてなることとすることもできる。
また、前記第1〜第3トランジスタは、それぞれ、同一のシリコン基板上に形成された複数のMOSFETセルの一部分のセルにより構成され、前記制御電圧生成回路は、前記第1〜第3トランジスタとともに集積化されてなることとすることもできる。
また、本発明のスイッチング制御回路は、負荷と接続されるとともに入力電極に入力電圧が印加され、前記負荷の導電を制御する第1トランジスタと、入力電極に前記入力電圧が印加される第2トランジスタと、前記入力電圧より低い制御電圧を前記入力電圧から生成し、前記第2トランジスタの制御電極に前記制御電圧を印加する制御電圧生成回路と、前記第1トランジスタのオンオフを制御する制御回路と、を備え、前記第2トランジスタの出力電極から出力される電流によって、前記制御回路が起動されることとする。
消費電流を削減可能な起動回路及びスイッチング制御回路を提供することができる。
==回路構成==
図1は、本発明の一実施形態であるスイッチング電源装置の構成例を示す図である。スイッチング電源装置は、トランス10、起動回路11、制御回路12、電圧検出回路13、フォトカプラ14、ダイオード15〜17、及びキャパシタC1,C2を含んで構成されている。
トランス10は、一次コイルL1、二次コイルL2及び三次コイルL3を備えており、一次コイルL1及び三次コイルL3と、二次コイルL2との間は絶縁されている。トランス10においては、一次コイルL1に流れる電流の変化に応じて、二次コイルL2及び三次コイルL3に電流が発生する。一次コイルL1は、一端に端子DCINを介して直流の入力電圧が印加され、他端が起動回路11の端子Dと接続されている。この入力電圧は、例えば商用の交流電圧を整流して得られた電圧である。二次コイルL2は、一端がダイオード15を介してキャパシタC2の一端と接続され、他端がキャパシタC2の他端と接続されている。三次コイルL3は、一端がダイオード16を介してキャパシタC1の一端と接続され、他端が接地されている。
起動回路11は、スイッチング電源装置の起動時に制御回路12に対して起動電流を生成するとともに、一次コイルL1の導電を制御する集積回路であり、NチャネルMOSFET20,21、抵抗R1、及びゲート保護ダイオード23を含んで構成されている。なお、抵抗R1及びゲート保護ダイオード23が、本発明の制御電圧生成回路に相当する。また、起動回路11を集積回路ではなくディスクリートにより構成することも可能である。
NチャネルMOSFET20(第1トランジスタ)は、ドレインが端子Dを介して一次コイルL1の他端と接続され、ソースが端子Sを介して接地され、ゲートには制御回路12から出力される信号が端子Gを介して入力されている。
NチャネルMOSFET21(第2トランジスタ)は、ドレインが端子Dを介して一次コイルL1の他端と接続され、ソースが端子Oと接続されている。
抵抗R1は、一端がNチャネルMOSFET21のドレインと接続され、他端がNチャネルMOSFET21のゲートと接続されている。
ゲート保護ダイオード23は、互いに逆向きに接続されたツェナーダイオード23a及びツェナーダイオード23b(定電圧ダイオード)により構成されている。ツェナーダイオード23aは、アノードがNチャネルMOSFET21のゲートと接続され、カソードがツェナーダイオード23bのカソードと接続されている。そして、ツェナーダイオード23bは、アノードが端子TDを介して接地されている。ゲート保護ダイオード23は、静電気等によってNチャネルMOSFET21のゲートに高電圧が印加されてNチャネルMOSFET21が破壊されることを防止する。また、一次コイルL1を介して端子Dに入力電圧が印加される場合においては、NチャネルMOSFET21のゲートに印加される電圧(制御電圧)が、ツェナーダイオード23aの順方向電圧及びツェナーダイオード23bの降伏電圧に応じた所定電圧となる。
図2は、起動回路11を構成するNチャネルMOSFETのセル構造の一例を示す図である。図2に示すように、ドレイン電極となるN+基板30の上に形成されたNエピタキシャル層31の表面側に、絶縁層32を介してゲート電極33が形成されている。また、Nエピタキシャル層31の表面側には、ゲート電極33をマスクとしてP型領域34及びN型領域35が形成されている。そして、P型領域34及びN型領域35は金属電極であるソース電極36と接続されている。起動回路11は、このようなNチャネルMOSFETのセルが1つのチップ上に例えば数千から数万程度並列に形成されて構成されているものである。そして、例えば、NチャネルMOSFET20は、起動電流1mA程度の大電流を流す必要があり、多数のセルによって構成される。一方、NチャネルMOSFET21は、0.1mA程度の小電流を流せば十分であり、その他の少量のセルを用いて構成されればよい。
制御回路12は、NチャネルMOSFET20のオンオフを制御することにより、端子DCOUTから出力される電圧を所望レベルとする集積回路である。制御回路12の端子VCCは、ダイオード17を介してNチャネルMOSFET21のソースと接続されている。また、端子VCCは、キャパシタC1の一端と接続されている。また、端子OUTは、起動回路11の端子Gを介してNチャネルMOSFET20のゲートと接続され、端子FBは、フォトカプラ14のフォトトランジスタ14bのコレクタと接続され、端子GNDは接地されている。制御回路12は、端子VCCに印加される電圧を駆動電圧としてNチャネルMOSFET20のスイッチングを行う。また、制御回路12は、端子FBの電圧レベルに基づいてNチャネルMOSFET20のスイッチングデューティーを調整することにより、出力電圧が所望レベルとなるように制御する。
電圧検出回路13は、キャパシタC2の両端間の電圧、すなわち出力電圧の電圧レベルを検出し、出力電圧の電圧レベルが所望レベルを超えるとフォトカプラ14のフォトダイオード14aに電流を流して発光させる。
フォトカプラ14は、フォトダイオード14a及びフォトトランジスタ14bにより構成されており、フォトダイオード14aが発光することによりフォトトランジスタ14bが導通する。フォトトランジスタ14bは、コレクタが制御回路12の端子FBと接続され、エミッタが接地されている。したがって、フォトダイオード14aが発光してフォトトランジスタ14bが導通すると、制御回路12の端子FBに接地電圧が印加されることとなる。
ダイオード15は、アノードが二次コイルL2の一端と接続され、カソードがキャパシタC2の一端と接続されている。つまり、二次コイルL2において発生する電流はダイオード15により整流されてキャパシタC2に蓄積されることとなる。
ダイオード16は、アノードが三次コイルL3の一端と接続され、カソードがキャパシタC1の一端と接続されている。つまり、三次コイルL3において発生する電流はダイオード16により整流されてキャパシタC1に蓄積されることとなる。
ダイオード17は、アノードが起動回路11の端子Oと接続され、カソードがキャパシタC1の一端と接続されている。このダイオード17は、NチャネルMOSFET21がオンの際にNチャネルMOSFET21に電流が逆流することを防止する。つまり、このダイオード17は、三次コイルL3からの電圧供給が始まると、NチャネルMOSFET21からの電圧供給を止めるために設けられている。
==動作==
図1に例示したスイッチング電源装置の動作について説明する。スイッチング電源装置が起動されると、一次コイルL1を介して起動回路11の端子Dに入力電圧が印加される。これにより、NチャネルMOSFET21のゲートに印加される電圧(制御電圧)は、ゲート保護ダイオード23に応じた電圧となる。そして、スイッチング電源装置の起動時にはキャパシタC1が充電されておらず、NチャネルMOSFET21のソースに印加される電圧が低いため、NチャネルMOSFET21がオンとなり、例えば1mA程度の電流が端子Oを介して制御回路12の端子VCC及びキャパシタC1に向かって流れることとなる。ここで、例えば、端子Dに印加される入力電圧を130V、ゲート保護ダイオード23の働きによりNチャネルMOSFET21のゲートに印加される電圧を10V、抵抗R1の抵抗値を1.2MΩとすると、抵抗R1を流れる電流は0.1mAとなる。
制御回路12は、NチャネルMOSFET21から出力される起動電流によって起動され、例えばHレベルの割合(デューティー)が50%の所定周波数のスイッチングパルスを出力端子OUTから出力する。制御回路12からスイッチングパルスが出力されることにより、NチャネルMOSFET20がオンオフされ、一次コイルL1を流れる電流に変化が生じる。そして、一次コイルL1の電流変化に応じて二次コイルL2に発生する電流がダイオード15で整流され、キャパシタC2が充電されて出力電圧が上昇する。また、一次コイルL1の電流変化に応じて三次コイルL3に発生する電流がダイオード17で整流され、キャパシタC1が充電され、制御回路12の駆動電圧となる。
キャパシタC2が充電されて出力電圧が所望レベル(例えば5.0V)を超えると、電圧検出回路13は、フォトダイオード14aに電流を流して発光させる。そして、フォトダイオード14aから発せれられた光によってフォトトランジスタ14bがオンとなり、制御回路12の端子FBに接地電圧が印加される。制御回路12は、端子FBに印加される電圧が接地レベルになると、端子OUTから出力するスイッチングパルスをLレベルに変化させる。スイッチングパルスがLレベルに変化すると、NチャネルMOSFET20がオフとなり、出力電圧が下降することとなる。そして、制御回路12はスイッチングパルスの周波数に応じた所定のタイミングでスイッチングパルスをHレベルに変化させる。つまり、フォトカプラ14を用いた帰還制御によりスイッチングパルスのデューティーが調整され、出力電圧が所望レベルとなるように制御される。
また、キャパシタC1が三次コイルL3からの電流により充電されて制御回路12の端子VCCに印加される電圧が上昇するにしたがって、NチャネルMOSFET21のソースの電圧も上昇していく。そして、NチャネルMOSFET21のゲート・ソース間電圧がNチャネルMOSFET21の閾値電圧より低くなると、NチャネルMOSFET21はオフとなり、制御回路12への起動電流は停止する。
==他の形態==
図3は、起動回路の他の構成例を示す図である。起動回路40は、図1に示した起動回路11における抵抗R1の代わりに、NチャネルMOSFET41を有している。NチャネルMOSFET41は、ドレインがNチャネルMOSFET21のドレインと接続され、ゲート及びソースがNチャネルMOSFET21のゲートと接続されている。つまり、NチャネルMOSFET41は、ゲート・ソース間電圧がゼロであるため電流を通しにくい状態であり、抵抗値の高い抵抗とみなすことができる。また、NチャネルMOSFET41についても、NチャネルMOSFET20,21と同一チップ上に形成された複数のセルによって構成されている。起動回路40内のその他の構成については、起動回路11と同様である。なお、起動回路40を集積回路ではなくディスクリートにより構成することも可能である。
以上、本発明の一実施形態について説明した。前述したように、起動回路11,40を用いることにより、NチャネルMOSFET21を介して制御回路12に対して出力される1mA程度の起動電流は、スイッチング動作が開始されてNチャネルMOSFET21のソースの電圧が上昇することに伴って停止する。つまり、抵抗R1またはNチャネルMOSFET41を介して微量の電流は流れ続けるものの、起動電流が停止されることにより、消費電流を削減することが可能となる。
また、ツェナーダイオード23b(定電圧ダイオード)を用いることにより、NチャネルMOSFET21のゲートに印加される電圧(制御電圧)をツェナーダイオード23bの降伏電圧に応じた所定電圧とすることが可能となる。なお、本実施形態ではNチャネルMOSFET21のゲートに印加される電圧を生成するためにゲート保護ダイオード23(ツェナーダイオード23b)を用いたが、ゲート保護ダイオード23の代わりに抵抗を用いることとしてもよい。この場合、抵抗R1の抵抗値と、ゲート保護ダイオード23の代わりに設けられる抵抗の抵抗値との比に応じた電圧がNチャネルMOSFET21のゲートに印加されることとなる。ただし、ゲート保護ダイオード23を用いることにより、NチャネルMOSFET21のゲートに印加される電圧を入力電圧によらず所定電圧とすることが可能となり、NチャネルMOSFET21の動作を安定させることができる。また、ゲート保護ダイオード23を用いることにより静電破壊を防止することも可能となる。
さらに、起動回路40に示したように、抵抗R1の代わりにNチャネルMOSFET41を用いることもできる。
また、起動回路11は、一次コイルL1の導電を制御するNチャネルMOSFET20を構成する基板上に集積化して形成することができる。これにより、例えば図4に示した従来のスイッチング電源装置における外付け抵抗R1が不要となる。したがって、スイッチング電源装置を構成する際の部品点数の削減や設計の容易化が実現される。なお、従来の制御回路102に外付け抵抗R1を内蔵させることも可能であるが、この場合、制御回路102を高耐圧とする必要が生じ、コストの増加を招くこととなる。一方、一次コイルL1の導電を制御するMOSFETを含むチップは元々高耐圧に設計されているため、起動回路11を集積化することによって新たに高耐圧プロセスが必要になるわけではなく、コストの増加を抑制することが可能である。
また、起動回路40についても、集積回路とすることができる。これにより、起動回路11の場合と同様に、スイッチング電源装置を構成する際の部品点数の削減や設計の容易化を実現することが可能となる。
なお、上記実施例は本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物も含まれる。
本発明の一実施形態であるスイッチング電源装置の構成例を示す図である。 起動回路を構成するNチャネルMOSFETのセル構造の一例を示す図である。 起動回路の他の構成例を示す図である。 トランスを用いたスイッチング電源装置の一般的な構成例を示す図である。
符号の説明
10 トランス
11,40 起動回路
12 制御回路
13 電圧検出回路
14 フォトカプラ
14a フォトダイオード
14b フォトトランジスタ
15〜17 ダイオード
20,21,41 NチャネルMOSFET
23 ゲート保護ダイオード
23a,23b ツェナーダイオード
30 N+基板
31 Nエピタキシャル層
32 絶縁層
33 ゲート電極
34 P型領域
35 N型領域
36 ソース電極
L1 一次コイル
L2 二次コイル
L3 三次コイル
C1,C2 キャパシタ
R1 抵抗

Claims (6)

  1. 負荷と接続されるとともに入力電極に入力電圧が印加され、前記負荷の導電を制御する第1トランジスタと、
    入力電極に前記入力電圧が印加される第2トランジスタと、
    前記入力電圧より低電圧の制御電圧を前記入力電圧から生成し、前記第2トランジスタの制御電極に前記制御電圧を印加する制御電圧生成回路と、
    を備え、
    前記第2トランジスタの出力電極から出力される電流によって、前記第1トランジスタのオンオフを制御する制御回路が起動されること、
    を特徴とする起動回路。
  2. 請求項1に記載の起動回路であって、
    前記制御電圧生成回路は、
    一端が前記第2トランジスタの前記入力電極側と接続され、他端が前記第2トランジスタの前記制御電極側と接続される抵抗と、
    カソードが前記第2トランジスタの前記制御電極側と接続され、アノードが接地側と接続される定電圧ダイオードと、
    を含んで構成されることを特徴とする起動回路。
  3. 請求項2に記載の起動回路であって、
    前記抵抗は、入力電極が前記第2トランジスタの前記入力電極側と接続され、制御電極及び出力電極が前記第2トランジスタの前記制御電極側と接続される第3トランジスタであること、
    を特徴とする起動回路。
  4. 請求項1又は2に記載の起動回路であって、
    前記第1及び第2トランジスタは、それぞれ、同一のシリコン基板上に形成された複数のMOSFETセルの一部分のセルにより構成され、
    前記制御電圧生成回路は、前記第1及び第2トランジスタとともに集積化されてなること、
    を特徴とする起動回路。
  5. 請求項3に記載の起動回路であって、
    前記第1〜第3トランジスタは、それぞれ、同一のシリコン基板上に形成された複数のMOSFETセルの一部分のセルにより構成され、
    前記制御電圧生成回路は、前記第1〜第3トランジスタとともに集積化されてなること、
    を特徴とする起動回路。
  6. 負荷と接続されるとともに入力電極に入力電圧が印加され、前記負荷の導電を制御する第1トランジスタと、
    入力電極に前記入力電圧が印加される第2トランジスタと、
    前記入力電圧より低い制御電圧を前記入力電圧から生成し、前記第2トランジスタの制御電極に前記制御電圧を印加する制御電圧生成回路と、
    前記第1トランジスタのオンオフを制御する制御回路と、
    を備え、
    前記第2トランジスタの出力電極から出力される電流によって、前記制御回路が起動されること、
    を特徴とするスイッチング制御回路。
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