JP2008199411A - 周波数切替装置装置及びこれを利用したrfidシステム、距離測定装置 - Google Patents

周波数切替装置装置及びこれを利用したrfidシステム、距離測定装置 Download PDF

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Abstract

【課題】簡単な機器構成で送信周波数の高速切替えと、位相雑音の少ない通信とを同時に達成しうる周波数切替装置とRFIDシステムを提供する。
【解決手段】直交ミキサ14において周波数(f0)の搬送波をI信号、Q信号で変調し、この変調後の信号を送信するRFIDリーダライタ1において、その送信周波数を切り替えるのにあたり、上記I信号、Q信号としてSin(2πf1・t)、Cos(2πf1・t)という周波数(f1)の直交信号を用い、該直交信号の周波数を制御することにより搬送波の周波数(f0)を変更し、RFIDリーダライタ1の送信周波数を切替えるようにする。
【選択図】図1

Description

本発明は、PSK(Phase shift keying)変調のように、搬送波をI相、Q相のベースバンド信号で変調し、変調後の信号を送信する無線通信機において、その送信周波数を切替える周波数切替装置、及びこれを利用したRFIDシステム、距離測定装置に関する。
無線通信機の一種であるRFIDリーダライタとRFIDタグとの間で通信を行うRFIDシステムが広く利用されている。UHF帯RFIDシステムでは、電波干渉を防止するため、送信周波数を一定の規則に従い高速に切替えて通信を行う、いわゆる周波数ホッピングの採用が必要とされる。
周波数ホッピングの実現のため、従来のRFIDリーダライタでは、その内部発信機としてPLL(Phase Locked Loop)回路を用い、PLL回路の周波数設定値を変更することによって送信周波数の切替えを行うようにしている(例えば、特許文献1参照)。
図13はPLL回路を用いた従来のRFIDリーダライタの送信回路の説明図であり、図14はPLL回路の一般的な回路構成図である。
図13の送信回路50において、PLL回路51(図14参照)はVCO(Voltage Control Oscillator)により発信周波数を可変に設定でき、設定された周波数の搬送波を出力する。ベースバンド信号生成部52はデジタルデータ列からIQ平面におけるI相とQ相のベースバンド信号(以下、I相のベースバンド信号を「I信号」、Q相のベースバンド信号を「Q信号」という)を生成する。
電池レスのRFIDタグを使用したRFIDシステムの場合、上記ベースバンド信号生成部52で生成されるI信号、Q信号は、RFIDリーダライタとRFIDタグとの通信のプロトコルに従って変化する。
すなわち、RFIDタグに対して応答信号(以下「タグ応答信号」という)の送信を要求するときは、例えば“001011…”のようなR/W要求信号のデジタルデータ列からI信号、Q信号を生成する。この一方、RFIDタグからのタグ応答信号を受信するときは、RFIDタグへの電力供給のみとなるため、連続搬送波のCW信号を形成するための“111111”というデジタルデータ列からI信号、Q信号を生成する。つまり、タグ応答信号の受信時にベースバンド信号生成部52で生成されるI信号、Q信号は、いずれも全て1(ALL 1)となる。
そして、PLL回路51から出力された搬送波は直交ミキサ55に入力される。またベースバンド信号生成部52で生成されたI信号、Q信号は、DA変換器53A、53Bでアナログ変換された後、ローパスフィルタ54A、54Bを通して直交ミキサ55に入力される。
直交ミキサ55では、搬送波をI信号、Q信号で変調し、この変調後の信号がアンプ56とバンドパスフィルタ57を介して送信アンテナ58から送信される。
上記構成からなる従来のRFIDリーダライタ50において、送信信号の周波数(送信周波数)を切替える場合は、PLL回路51のVCO(図14参照)で発信周波数の設定を変更する。これによりPLL回路51から出力される搬送波の周波数が変更され、送信周波数がその変更後の周波数に切替わる。
ところで、PLL回路51はその発信周波数をデジタル的に設定できるという利点がある。しかしながら、PLL回路51は図14のようにVCO、分周器、位相比較器、ループフィルタを含む帰還回路によって実現されているため、PLL回路51を用いた従来のRFIDリーダライタ50によると、送信周波数の安定に時間がかかるという問題点(図15(b)参照)と、位相雑音が発生するという問題点(図15(a)参照)とがトレードオフの関係で存在し、周波数ホッピングのために送信周波数を高速に切替えるという目的と、位相雑音の少ない通信を行うという目的を同時に達成することはできない。
すなわち、図14に示したPLL回路51において、ループフィルタの時定数を大きくすれば位相雑音は小さくなるが、ループ時間が長くなるため送信周波数の安定のための安定時間が長くかかり、高速に送信周波数を切替えることができない。逆に、ループフィルタの時定数を小さくすればループ時間が短くなるため送信周波数の高速切替えは可能となるが、位相雑音が大となり、位相雑音の少ない通信を行うことができないというものである。
ところで、上記のような位相雑音を低減する手段として位相雑音のキャンセル回路を用いる方法も考えられるが、この方法によるとキャンセル回路の分だけ回路構成が複雑になるという問題点がある。
WO 2006/095463
本発明は上記問題点を解決するためになされたもので、その目的は、簡単な機器構成で送信周波数の高速切替えと、位相雑音の少ない通信とを同時に達成しうる周波数切替装置及びこれを利用したRFIDシステム、距離測定装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の周波数切替装置は、搬送波をI信号、Q信号で変調し、変調後の信号を送信する無線通信機の周波数切替装置であって、上記周波数切替装置は、上記I信号、Q信号としてSin信号、Cos信号などの直交信号を用い、該直交信号の周波数を制御することにより上記搬送波の周波数を変更し、上記無線通信機の送信周波数を切替えるようにしたことを特徴とする。
本発明のRFIDシステムは、上記周波数切替装置によって送信周波数を切替え、周波数ホッピングを行うことを特徴とする。
本発明のRFIDシステムは、上記周波数切替装置によって送信周波数を第1と第2の周波数に切替えてRFIDタグまでの距離の測定を行うRFIDシステムであって、本RFIDシステムは、上記第1の周波数の信号に関するRFIDタグからの返信信号の位相変化量を求める手段と、前記第2の周波数の信号に関するRFIDタグからの返信信号の位相変化量を求める手段と、これらの位相変化量と上記各周波数の値とからRFIDタグとの距離を求める手段とを含むことを特徴とする。尚、その距離は後述する数8の式によって求められる。また、上記各位相変化量は後述する数6、数7の式によってそれぞれ求められる。
また、上記周波数切替装置において、上記送信周波数の切替えは、1つの通信フレーム内で行われるように構成してもよい。
上記周波数切替装置は、周波数の異なるI信号、Q信号を生成するときに必要なI信号データ、Q信号データを、それぞれの周波数ごとに格納したIQ信号テーブルを備え、そのIQ信号テーブルを制御信号により切替えることによって、上記搬送波の周波数を変更し、上記無線通信機の送信周波数を切替えるように構成してもよい。
上記周波数切替装置は、I信号テーブル、Q信号テーブルとして、Sin信号、Cos信号を出力するためのSin信号テーブル、Cos信号テーブルを備え、そのサンプリング周波数を切替えることによって、上記搬送波の周波数を変更し、上記無線通信機の送信周波数を切替えるように構成してもよい。
上記サンプリング周波数の生成と切替えは低周波のPLL回路によって行われるように構成することができる。
上記サンプリング周波数の生成と切替えは分周回路によって行われるように構成してもよい。
本発明の距離測定装置は、上記周波数切替装置によって送信周波数を第1と第2の周波数に切替えてRFIDタグまでの距離の測定を行う距離測定装置であって、本距離測定装置は、上記第1の周波数の信号に関するRFIDタグからの返信信号の位相変化量を求める手段と、前記第2の周波数の信号に関するRFIDタグからの返信信号の位相変化量を求める手段と、これらの位相変化量と上記各周波数の値とからRFIDタグとの距離を求める手段とを含むことを特徴とする。尚、その距離は後述する数8の式によって求められる。また、上記各位相変化量は後述する数6、数7の式によってそれぞれ求められる。
前記「I信号、Q信号」とは、ベースバンド信号をIQ平面におけるI相とQ相のベースバンド信号に分けたものである。
前記「無線通信機」の中には、RFIDリーダライタ、RFIDリーダ、RFIDライタその他の無線通信機が含まれる。
前記「I信号、Q信号」として用いられる「直交信号」の中には、+Sin(2πf1・t)、+Cos(2πf1・t)の組み合わせ、−Sin(2πf1・t)、+Cos(2πf1・t)の組み合わせが含まれる。ここで、前記「f1」は周波数、「t」は時刻である。
前記「搬送波をI信号、Q信号で変調し」とは、少なくとも下記(A)(B)の内容を含む。
(A) 搬送波の周波数を(f0)とし、直交信号として上記+Sin(2πf1・t)、+Cos(2πf1・t)の組み合わせを用いた場合は、下記式1左辺の演算によって直交信号による搬送波の変調が行われ、その演算結果として下記式1右辺のような周波数(f0+f1)の搬送波が得られ、その周波数(f0+f1)の送信信号が出力される。
(B) 搬送波の周波数を(f0)とし、直交信号として上記−Sin(2πf1・t)、+Cos(2πf1・t)の組み合わせを用いた場合は、下記式2左辺の演算によって直交信号による搬送波の変調が行われ、その演算結果として下記式2右辺のような周波数(f0−f1)の搬送波が得られ、その周波数(f0−f1)の送信信号が出力される。
本発明によると、上記の如く、送信周波数の切替えに用いられていたPLL回路を廃止し、I信号、Q信号としてSin信号、Cos信号などの直交信号を用い、該直交信号の周波数を制御することにより搬送波の周波数を変更し、無線通信機の送信周波数を切替える構成を採用した。このため、送信周波数の高速切換えを行っても、PLL回路のように位相雑音が増大することはなく、よって、送信周波数の高速切替えと位相雑音の少ない通信とを同時に達成しうる周波数切替装置とRFIDシステムを提供することができ、また、位相雑音のキャンセル回路も不要であり、機器構成の簡略化も図れる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、添付した図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は本発明を適用したRFIDシステムの構成図であり、同図のRFIDシステムは無線通信機としてのRFIDリーダライタ1とRFIDタグ2との間でデータの送受信を行うシステムである。
RFIDタグ2は、無線通信用IC、記憶部、およびRFIDリーダライタとの間で電波を介して無線通信を行うためのアンテナなどを備えて構成される。この種のRFIDタグ2としては、電池などの電源を有しておらず、RFIDリーダライタ1から電波で送電された電力によって回路が動作し、RFIDリーダライタ1と無線通信を行うパッシブタイプのものが使用される。
RFIDリーダライタ1は、通信制御手段3、通信手段4、距離測定手段5を含んで構成される。
通信制御手段3は、ベースバンド信号生成部6と周波数制御部7を備えるとともに、距離測定手段5への処理開始の指令を実行する図示しないハードウェア資源、ソフトウエア資源を備える。
ベースバンド信号生成部6は、I信号、Q信号(IQ平面におけるI相とQ相のベースバンド信号)を生成し送信部8へ出力する。出力されるI信号、Q信号は、RFIDリーダライタ1とRFIDタグ2との通信のプロトコルに従って変化する。
すなわち、RFIDタグ2に対してタグ応答信号の送信を要求する時は、例えば“001011…”のようなR/W要求信号のデジタルデータ列からI信号、Q信号を生成し出力する。この一方、RFIDタグ2からのタグ応答信号を受信する時は、RFIDタグ2への電力供給を目的として連続搬送波のCW信号を送信するために、I信号、Q信号としてSin信号、Cos信号などの直交信号を生成し出力する。このような直交信号の一例として、本実施形態においてはSin(2πf1・t)、Cos(2πf1・t)を採用したが、これに限定されることはない。
周波数制御部7は、上記のような直交信号の周波数(f1)を設定したり、その設定を変更するなど、周波数の制御を行う。
通信手段4は、RFIDタグ2に対して電波を送信する送信部8と、RFIDタグ2からの電波を受信する受信部9を含んで構成される。
送信部8は、発信器11、DA変換器12A、12B、ローパスフィルタ13A、13B、直交ミキサ14、アンプ15、バンドパスフィルタ16からなる送信回路を備え、図7(a)に示す処理、I信号、Q信号で搬送波を変調する処理、変調後の信号を増幅し送信アンテナか10から出力する処理を行う。
発信器11は周波数(f0)の搬送波を出力する。この搬送波の周波数(f0)は図2に示したように、RFIDシステムで使用可能なチャンネルの周波数f0である。
発信器11から出力された周波数(f0)の搬送波は直交ミキサ14に入力される。ベースバンド信号生成部6で生成し出力されたI信号、Q信号も、DA変換器12A、12Bでアナログ変換された後、ローパスフィルタ13A、13Bを通して直交ミキサ14に入力される。
直交ミキサ14は、周波数(f0)の搬送波をI信号、Q信号で変調し、変調後の信号がアンプ15とバンドパスフィルタ16を介して送信アンテナ10から送信される。
直交ミキサ14での変調は、I信号とQ信号のそれぞれに周波数(f0)の搬送波を乗算し、その乗算結果を加算するという演算処理を行うものであり、このような変調の演算処理は、例えば図3に示す機器構成の直交ミキサ14によって実現することができる。
図3の直交ミキサ14において、これを構成する位相調整器14Aは発信器11から出力された周波数(f0)の搬送波の位相を90°シフトする。また、第1の乗算器14Bは発信器11から出力された周波数(f0)の搬送波とI信号とを乗算する。第2の乗算器14Cは上記のように位相調整器14Aで位相を調整した周波数(f0)の搬送波とQ信号とを乗算する。加算器14Dは各乗算器14B、14Cからの乗算結果を加算する。
上記のような機器構成の直交ミキサ14において、I信号、Q信号として、例えばSin(2πf1・t)、Cos(2πf1・t)という周波数(f1)の直交信号が入力された場合は、下記式1の左辺の演算が行われ、その演算結果として、下記式1の右辺のように周波数(f0+f1)のSin信号が直交ミキサ14で作られる。
Figure 2008199411
また、I信号、Q信号として、例えば−Sin(2πf1・t)、Cos(2πf1・t)という周波数(f1)の直交信号が入力された場合には、下記式2の左辺の演算が行われ、その演算結果として、下記式2の右辺のように周波数(f0−f1)のSin信号が直交ミキサ14で作られる。
Figure 2008199411
要するに、本実施形態のRFIDリーダライタ1は、I信号、Q信号としてSin(2πf1・t)、Cos(2πf1・t)又は−Sin(2πf1・t)、Cos(2πf1・t)のような周波数(f1)の直交信号を直交ミキサ6に入力すると、そのI信号、Q信号によって周波数(f0)の搬送波を変調し、変調後の信号として周波数(f0+f1)又は(f0−f1)の搬送波が得られ、その周波数(f0+f1)又は(f0−f1)の送信信号が送信アンテナ10から出力されるというものである。このときのRFIDリーダライタ1の送信周波数は(f0+f1)又は(f0−f1)であり、上記直交信号の周波数(f1)の設定を周波数制御部7が変更することによって、RFIDリーダライタ1の送信周波数が別の送信周波数に切り替わる。
本実施形態のRFIDリーダライタ1を例えば日本国内で使用する場合には、国内の電波法との関係から、発信器11の周波数(f0)を953.1MHzに固定し、かつ、I信号、Q信号として入力される直交信号の周波数(f1)として、周波数制御部7が200kHz、400kHz、600kHz、又は800kHzのいずれか一つを選択して順番に設定するように構成される。
そのように構成すれば、図2のようにRFIDシステムで使用可能な送信周波数を生成することができるとともに、RFIDリーダライタ1の送信周波数を高速に切替える周波数ホッピングを容易に実現することができ、その実現にPLL回路は必要としない。尚、本RFIDシステムを外国で使用する場合は、当該国の電波法との関係から、発信器11の周波数(f0)と直交信号の周波数(f1)は適宜変更される。
受信部9は、2組のアンプ18A、18Bとミキサ19A、19Bからなる受信回路を備え、受信アンテナ17で受信した受信信号、すなわちタグ応答信号の増幅、復調などの処理を行うほか、タグ応答信号のプレアンブル部を検出する機能なども備える。
受信アンテナ17で受信したタグ応答信号は2つの経路に分岐し、各アンプ18A、18Bを介して各ミキサ19A、19Bにそれぞれ入力される。
そして、一方のミキサ19Aにおいては、発信器11からの周波数(f0)の搬送波も入力され、この搬送波とアンプ18Aからのタグ応答信号(受信信号)とを掛け合わせることによって、I相の受信信号(以下「受信・I信号」という)を生成し、距離測定手段5へ出力する。
他方のミキサ19Bにおいては、発信器11から出力された周波数(f0)の搬送波の位相を位相シフト部20で90°ずらしたものも入力され、この90°位相のずれた搬送波とアンプ18Bからのタグ応答信号(受信信号)とを掛け合わせることによって、Q相の受信信号(以下「受信・Q信号」という)を生成し、距離測定手段5へ出力する。
また、距離測定手段5は、RFIDタグ2から受信したタグ応答信号(受信信号)に基づいて、RFIDリーダライタ1からRFIDタグ2までの距離を算出する処理を行うものであって、本実施形態では上記2つのミキサ19A、19Bから入力された受信・I信号と受信・Q信号に基づいて当該距離を算出する。距離の算出は具体的には以下のように行われる。
(距離の算出の具体例)
本具体例においては、RFIDリーダ1は、図4(a)のようにR/W要求信号とその後に続くCW信号とからなる通信フレームFを用いて、RFIDタグ2との間で通信を行うものとする。
また、RFIDリーダライタ1は、通信フレームFを使用してR/W要求信号を2回送信し、それぞれのR/W要求信号の後に続くCW信号の送信周波数をf、fのように異ならせるものとする。
すなわち、RFIDリーダライタ1は、1回目のR/W要求信号の送信時には第1の送信周波数fでその後に続くCW信号を送信し、2回目のR/W要求信号の送信時には第1の周波数fとは異なる第2の送信周波数fでその後に続くCW信号を送信するものとする。
そして、RFIDタグ2においては、1回目のR/W要求信号を受信したときはその後に続いて受信するCW信号の周波数、すなわち第1の送信周波数fにて図4(b)のタグ応答信号を返信し、また、2回目のR/W要求信号を受信したときはその後に続いて受信するCW信号の周波数、すなわち第2の送信周波数fにて同図(b)のタグ応答信号を返信するものとする。タグ応答信号は同図(b)のようにプレアンブル部とデータ部とにより構成される。
以上の前提条件の下、RFIDリーダライタ1の受信アンテナ17からRFIDタグ2までの往復距離を2rとした場合、この2rの往復距離を伝搬して受信アンテナ17で受信される信号、すなわちRFIDタグ2からの返信信号(タグ応答信号)は、第1の送信周波数をfとすると、次式で表される。
Figure 2008199411
上式において、tは時間、s(t)は第1の送信周波数であるfによって伝送される信号、D(t)はベースバンド信号、Aは搬送信号自体の振幅、φは上記2rの往復距離を信号が伝搬することによる位相の変化量を、それぞれ示している。
そして、第1のミキサ19Aで生成される受信・I信号をI(t)とし、第2のミキサ19Bで生成される受信・Q信号をQ(t)とすると、I(t)とQ(t)はそれぞれ次式で表される。
Figure 2008199411
Figure 2008199411
以上より、受信・I信号と受信・Q信号に基づいて、第1の送信周波数fの信号の位相変化量φは、次の式で求められる。
Figure 2008199411
同様に、受信・I信号と受信・Q信号に基づいて、第2の送信周波数fの信号の位相変化量φは、次の式で求められる。
Figure 2008199411
以上のようにして、距離測定手段5は、受信・I信号と受信・Q信号からそれぞれの送信周波数f、fの信号の位相変化量φ、φを取得する。距離測定手段5は、その位相変化量φ1、φに基づいて、RFIDリーダライタ1の受信アンテナ17からRFIDタグ2までの距離rを次の式によって算出する。
Figure 2008199411
図5は、図4(a)の通信フレームFを使用してR/W要求信号を2回送信し、それぞれのR/W要求信号の後に続くCW信号の送信周波数をf、fのように異ならせる方式によって、距離の測定を行うときの処理動作のフローチャート図であり、以下、このフローチャート図を基に本方式による距離測定の処理動作を説明する。
尚、以下の処理動作説明においては、説明の便宜上、ベースバンド信号生成部6で生成される直交信号の周波数f1には、(f11)と(f12)という異なる2つの周波数があるものとする。
また、第1の送信周波数fは、発信器11の周波数(f0)と直交信号の周波数(f11)とを加算したもの(f0+f11)とし、第2の送信周波数fは、発信器11の周波数(f0)と、直交信号の周波数(f12)とを加算したもの(f0+f12)とする。
本方式による距離測定処理が開始されると、初めに、周波数制御部7がベースバンド信号生成部6に(f11)という直交信号の周波数を設定する(ステップ40)。
次に、ベースバンド信号生成部6がR/W要求信号のデジタルデータ列からI信号、Q信号を生成し、生成されたI信号、Q信号がDA変換器12A、12Bとローパスフィルタ13A、13Bを介して直交ミキサ14に入力される。そして、入力されたI信号、Q信号で搬送波を変調した後の信号、すなわちR/W要求信号が、直交ミキサ14からアンプ15とバンドパスフィルタ16を介して送信アンテナ10より外部へ送信される(ステップ41)。
これに続いて、ベースバンド信号生成部6がSin(2πf11・t)、Cos(2πf11・t)という設定された周波数(f11)の直交信号を生成し、その周波数(f11)の直交信号がI信号、Q信号として同様に直交ミキサ14に入力される。そして、入力されたI信号、Q信号で周波数(f0)の搬送波を変調した後の信号、すなわち(f0+f11)という第1の送信周波数のCW信号が、同様に送信アンテナ10より外部へ送信される(ステップ42)。
以上のように送信されたR/W要求信号をRFIDタグ2が受信し、RFIDタグ2はその後に続いて受信するCW信号の送信周波数(f0+f11)にてタグ応答信号を返信する。
一方、RFIDリーダライタ1では、第1の送信周波数(f0+f11)のタグ応答信号を受信アンテナ17で受信し、そのタグ応答信号が受信部9に入力され、受信部9はその入力されたタグ応答信号(受信信号)から受信・I信号と受信Q信号を生成する(ステップ43)。
そして、距離測定手段5が、その受信・I信号と受信・Q信号、並びに上記数6の式を使用して、第1の送信周波数(f0+f11)の信号の位相変化量φを取得する(ステップ44)。
その後、RFIDリーダライタ1では、タグ応答信号の受信処理を終了し(ステップ45)、位相変化量の取得処理を終了した後(ステップ46)、第1の送信周波数(f0+f11)でのCW信号の送信を停止し(ステップ47)、一つの通信フレームによる通信を終了する。
次に、通信制御手段3が、受信すべき全ての周波数のタグ応答信号、すなわち本例においては(f0+f11)および(f0+f12)という2つの周波数のタグ応答信号を全て受信したか否かを判定する(ステップ48)。
上記ステップ48において、全て受信していると判定した場合は、通信制御手段3からの処理開始の指令により、距離測定手段5が、前記数7の式と、第1の送信周波数(f0+f11)の信号の位相変化量φおよび第2の送信周波数(f0+f12)の信号の位相変化量φとから、距離rを算出する(ステップ48のY、ステップ49)。
この一方、上記ステップ48において、全て受信していないと判定した場合は、上記数7の式による距離rの算出に必要な位相変化量を全て取得していないから、ステップ40の処理に戻り(ステップ48のN)、足りない位相変化量を取得する。
すなわち、ステップ48から戻ったステップ40では、周波数制御部7が、受信していないタグ応答信号の周波数をベースバンド信号生成部6に設定する。以上の処理動作においては周波数(f11)のタグ応答信号は受信しているが、周波数(f12)のタグ応答信号は受信していないから、その周波数(f12)がベースバンド信号生成部6に設定され、その周波数(f12)の直交信号が直交ミキサ14に入力される。このため、その入力されたI信号、Q信号で周波数(f0)の搬送波を変調した後の信号の周波数は、(f0+f12)という第2の周波数になる。
従って、RFIDリーダライタ1の送信アンテナ10からは、ステップ41で送信される2回目のR/W要求信号に続けて、ステップ42で上記のような第2の送信周波数(f0+f12)のCW信号を送信することになる。また、この第2の送信周波数(f0+f12)のCW信号を受信したRFIDタグ2は、第2の送信周波数(f0+f12)にてタグ応答信号を返信する。
そして、第2の送信周波数(f0+f12)のタグ応答信号を受信したRFIDリーダライタ1は、ステップ44でそのタグ応答信号(受信信号)から受信・I信号と受信Q信号を生成し、その受信・I信号と受信・Q信号並びに上記数6の式を使用して、第2の送信周波数(f0+f12)の信号の位相変化量φを取得する。
以上の説明においては、図4(a)の通信フレームを使用してR/W要求信号を2回送信し、それぞれのR/W要求信号の後に続くCW信号の送信周波数を(f0+f11)や(f0+f12)のように異なる周波数とすることによって、距離の測定を行うようにしたが、R/W要求信号とCW信号とからなる1つの通信フレーム内でCW信号の送信周波数を(f0+f11)や(f0+f12)のように異なる周波数に切替え変更する構成を採用することもできる。
このような構成によると、1つの通信フレーム内で送信周波数の切替えがあるから、1つの通信フレームを1回送信するだけで上記のような距離の測定が可能となる。
図6は、1つの通信フレーム内で送信周波数を切り替える方式によって距離の測定を行うときの処理動作のフローチャート図であり、以下、このフローチャート図を基に本方式による距離測定の処理動作を説明する。
尚、以下の処理動作説明においても、説明の便宜上、ベースバンド信号生成部6で生成される直交信号の周波数f1には、(f11)と(f12)という異なる2つの周波数があるものとし、また、第1の送信周波数fは、発信器11の周波数(f0)と直交信号の周波数(f11)とを加算したもの(f0+f11)とし、第2の送信周波数fは、発信器11の周波数(f0)と、直交信号の周波数(f12)とを加算したもの(f0+f12)とする。
本方式による距離測定処理が開始されると、初めに、周波数制御部7がベースバンド信号生成部6に(f11)および(f12)という直交信号の周波数をその順に設定する(ステップ50)。
次に、ベースバンド信号生成部6がR/W要求信号のデジタルデータ列からI信号、Q信号を生成し、生成されたI信号、Q信号がDA変換器12A、12Bとローパスフィルタ13A、13Bを介して直交ミキサ14に入力される。そして、入力されたI信号、Q信号で搬送波を変調した後の信号、すなわちR/W要求信号が、直交ミキサ14からアンプ15とバンドパスフィルタ16を介して送信アンテナ10より外部へ送信される(ステップ51)。
これに続いて、ベースバンド信号生成部6が、設定された最初の周波数の直交信号、すなわちSin(2πf11・t)、Cos(2πf11・t)という最初の周波数(f11)の直交信号を生成し、周波数(f11)の直交信号がI信号、Q信号として同様に直交ミキサ14に入力される。そして、この入力されたI信号、Q信号で周波数(f0)の搬送波を変調した後の信号、すなわち(f0+f11)という第1の送信周波数のCW信号が、同様に送信アンテナ10より外部へ送信される(ステップ52)。
以上のように送信されたR/W要求信号をRFIDタグ2が受信し、RFIDタグ2はその後に続いて受信するCW信号の送信周波数(f0+f11)にてタグ応答信号を返信する。
一方、RFIDリーダライタ1では、第1の送信周波数(f0+f11)のタグ応答信号を受信アンテナ17で受信し、そのタグ応答信号が受信部9に入力される。そして、受信部9はその入力されたタグ応答信号のプレアンブル部を検出してタグ応答信号の受信処理を開始し、タグ応答信号(受信信号)から受信・I信号と受信Q信号を生成する(ステップ53)。
そして、距離測定部5が、その受信・I信号と受信・Q信号、並びに上記数6の式を使用して、第1の送信周波数(f0+f11)の信号の位相変化量φを取得する(ステップ54)。
次に、第1の送信周波数(f0+f1)のCW信号を送信してから一定時間後、ベースバンド信号生成部6が、設定された次の周波数の直交信号、すなわちSin(2πf12・t)、Cos(2πf12・t)という次の周波数(f12)の直交信号を生成し、周波数(f12)の直交信号がI信号、Q信号として同様に直交ミキサ14に入力される。そして、この入力されたI信号、Q信号で周波数(f0)の搬送波を変調した後の信号、すなわち(f0+f12)という第2の送信周波数のCW信号が、同様に送信アンテナ10より外部へ送信される(ステップ55)。
以上のように第2の送信周波数(f0+f12)で送信されたCW信号をRFIDタグ2が受信すると、RFIDタグ2はその第2の送信周波数(f0+f12)にてタグ応答信号を返信する。
一方、RFIDリーダライタ1では、第2の送信周波数(f0+f12)のタグ応答信号を受信アンテナ17で受信し、そのタグ応答信号が受信部9に入力され、受信部9はその入力されたタグ応答信号(受信信号)から受信・I信号と受信Q信号を生成する(ステップ56)。
そして、距離測定部5が、その受信・I信号と受信・Q信号並びに上記数6の式を使用して、第2の送信周波数(f0+f12)の信号の位相変化量φを取得する(ステップ57)。
その後、RFIDリーダライタ1では、タグ応答信号の受信処理を終了し(ステップ58)、CW信号の送信を停止し(ステップ59)、一つの通信フレームによる通信を終了する。そして、距離測定手段5が、上記のように取得した2つの位相変化量φ、φと、上記数7の式とを使用して、距離rを計算し(ステップ60)、この一連の距離測定処理を終了する。
図7(a)は上記RFIDリーダライタ1の送信部8における処理の流れを示したフローチャート図、同図(b)は上記RFIDリーダライタ1の受信部9における処理の流れを示したフローチャート図である。
本実施形態のRFIDリーダライタ1は、例えばその電源スイッチがONになると、図7(a)の処理を開始し、最初に、キャリアセンスを行い(ステップ10)、使用チャンネルを決定する(ステップ11)。そして、決定した使用チャンネルがLSBかどうかを判定する(ステップ12)。
上記ステップ12において、LSBであると判定した場合には、ベースバンド信号生成部6において、後述する図9の一連の処理が行われることにより、I信号、Q信号として−Sin(2πf1・t)、+Cos(2πf1・t)という周波数(f1)の直交信号を生成、出力し、その周波数(f1)の直交信号がI信号、Q信号としてDA変換器12A、12Bとローパスフィルタ13A、13Bを介して直交ミキサ14に出力される(ステップ13)。
一方、上記ステップ12において、LSBでないと判定した場合、つまり、USBである場合には、ベースバンド信号生成部6において、後述する図9の一連の処理が行われることにより、I信号、Q信号として+Sin(2πf1・t)、+Cos(2πf1・t)という周波数(f1)の直交信号を生成、出力し、その周波数(f1)の直交信号がI信号、Q信号として同様に直交ミキサ14に出力される(ステップ14)。
その後、受信処理の終了かどうかを判定し、受信処理が終了している場合には、この図7(a)の処理を終了するが、受信処理が終了していない場合には、ステップ12の処理へ戻り、受信処理の終了まで上記のようなI信号、Q信号の生成と出力を継続する(ステップ12〜15)。
上記ステップ14において出力された−Sin(2πf1・t)、+Cos(2πf1・t)がI信号、Q信号として直交ミキサ14に入力されると、そのI信号、Q信号によって発信器11からの周波数(f0)の搬送波が変調され、変調後の信号として周波数(f0−f1)の搬送波が得られ、周波数(f0−f1)の送信信号が送信アンテナ10から出力される。
一方、上記ステップ14において出力された+Sin(2πf1・t)、+Cos(2πf1・t)がI信号、Q信号として直交ミキサ14に入力された場合は、変調後の信号として周波数(f0+f1)の搬送波が得られ、周波数(f0+f1)の送信信号が送信アンテナ10から出力される。
以上のようにRFIDリーダライタ1から周波数(f0−f1)又は(f0+f1)の送信信号が出力されると、RFIDタグ2に電力が供給され、RFIDタグ2はタグ応答信号の送信が可能となる。一方、RFIDリーダライタ1は、RFIDタグ2から送信されたタグ応答信号を受信アンテナ17で受信し、その送信部9で図7(b)に示す処理を行う。すなわち、受信したタグ応答信号からプリアンブル部を検出し(ステップ30)、タグ応答信号の復調処理を行った後(ステップ31)、受信完了かどうかを判定し(ステップ31)、受信完了であると判定した場合にはこの図7(b)の処理を終了するが、受信完了でないと判定した場合にはステップ31の処理に戻る。
図8(a)は、ベースバンド信号生成部6において、I信号、Q信号を生成、出力するときに利用されるIQ信号テーブルの一例の説明図である。
同図(a)に示したIQ信号テーブルTaは、200kHz、400kHz、600kHz、800KHzという周波数ごとに設けられるとともに、その各周波数のI信号、Q信号を生成するときに必要となるI信号データDI、Q信号データDQを格納したものであって、これらのIQ信号テーブルTaは、例えばベースバンド信号生成部6の図示しない記憶部に設けられる。
上記IQ信号テーブルTa内のI信号データDI、Q信号データDQは、図8(b)のようなSin波形W1、Cos波形W2を所定のサンプリング周波数によって規定されるサンプリング間隔Fsでサンプリングしたものである。例えば、IQ信号テーブルTaのT_No=1に格納されているSin(2πf1*t0)、Cos(2πf1*t0)というI信号データ、Q信号データは、周波数f1(f1=200kHz、400kHz、600kHz、800KHz)のSin波形とCos波形をt0時にサンプリングしたときの振幅である。
そして、図9の一連の処理は、上述した図8(a)のIQ信号テーブルを使用してSin(2πf1・t)、Cos(2πf1・t)という周波数(f1)の直交信号からなるI信号、Q信号を生成するときの処理を示したものである。
図9の一連の処理によると、例えば、200kHzのI信号、Q信号を生成する場合には、最初にf1=200kHzのIQ信号テーブルTaを選択し、そのIQ信号テーブルTaのT_No=1に格納されているI信号データ、Q信号データをDA変換器12A、12Bへ出力する(ステップ20)。
次に、そのT_No=1に1を加算してT_No=2とし(ステップ21)、T_No=nであるかどうかを判定する(ステップ22)。
上記ステップ22において、T_No=nであると判定した場合には、それを1で初期化する、すなわちT_No=1としてから(ステップ23)、この図9の一連の処理を終了する。一方、T_No=nでないと判定した場合は、同様に図9の一連の処理を終了する。そして、この図9の一連の処理が終了した後は、図7のステップ15の処理に移行する。
したがって、この図9の一連の処理(ステップ20〜23)は、図7のステップ15において受信終了と判定されるまで、同図のステップ13または14のサブルーチンとして繰り返し実行される。
これにより、RFIDタグ2からのタグ応答信号を受信する時には、ベースバンド信号生成部6からDA変換器12A、12Bに対して、IQ信号テーブルTa内のI信号データDA、Q信号データDQがT_No=1、2…nの順に出力され、Sin(2πf1・t)、Cos(2πf1・t)という周波数(f1)の直交信号からなるI信号、Q信号が生成される。
また、前記ステップ20におけるIQ信号テーブルTaの選択は周波数制御部7からの制御信号によって行われる。例えば、上記例のように200kHzのI信号、Q信号を生成し出力する場合には、周波数制御部7からベースバンド信号生成部6に対する制御信号として200kHzという設定値が出力される。これにより、f1=200kHzのIQ信号テーブルTaが選択され、200kHzのI信号、Q信号が生成、出力される。
この場合、発信器11の周波数(f0)を953.1MHzとすれば、RFIDリーダライタ1の送信アンテナ10から出力される送信信号の周波数(送信周波数)は、上記式(1)または式(2)より953.3MHzまたは952.9MHzになる。
RFIDリーダライタ1の送信周波数の切替時には、周波数制御部7からベースバンド信号生成部6に対する制御信号として、所定のタイミングで周波数(f1)の設定値(本実施形態において200kHz、400kHz、600kHz、800KHzのうち選択された一つ)が出力される。例えば、かかる制御信号として400kHzの周波数設定値が出力された場合、送信周波数は上述の式(1)または式(2)より953.5MHzまたは952.7MHに切替わる。
また、送信周波数を切替える他の方式としては、図10(a)のI信号テーブル、Q信号テーブルとして、Sin信号、Cos信号を出力するためのSin信号テーブル、Cos信号テーブルを使用し、そのサンプリング周波数を切替え変更する方式を採用することもできる。
この方式は、図10(b)、(c)のように、サンプリング周波数の切替え変更によってSin信号、Cos信号のサンプリング間隔Fsを短縮又は延長し、図10(b)のような800kHzのSin信号W1、Cos信号W2や、同図(c)のような400kHzのSin信号W1、Cos信号W2を生成するものである。
サンプリング周波数の切替え変更によって、例えば、図10(b)のような800kHzのSin信号W1、Cos信号W2がI信号、Q信号としてDA変換器12A、12Bとローパスフィルタ13A、13Bを介して直交ミキサ14に入力された場合には、上記式(1)より953.1MHzの送信周波数が得られる。また、サンプリング周波数の切替え変更によって、図10(c)のような400kHzのSin信号W1、Cos信号W2がI信号、Q信号として同様に直交ミキサ14に入力された場合、上記式(1)より送信周波数は952.7MHに切り替わる。
上記のようなサンプリング周波数の生成と切替えについては、例えば図11のように低周波のPLL回路を使用する方式や、図12のように分周回路を用いる方式を採用することができるが、これらの方式に限定されることはない。
本発明を適用したRFIDシステムの構成図。 UHF帯RFIDシステムで使用可能なチャンネルの周波数の説明図。 直交ミキサの機器構成図。 (a)は通信フレームの説明図、(b)はタグ応答信号の説明図。 図4(a)の通信フレームを使用してR/W要求信号を2回送信し、それぞれのR/W要求信号の後に続くCW信号の送信周波数を異ならせる方式によって、距離の測定を行うときの処理動作のフローチャート図。 1つの通信フレーム内で送信周波数を切り替える方式によって距離の測定を行うときの処理動作のフローチャート図。 (a)はRFIDリーダライタの送信部における処理の流れを示したフローチャート図、(b)はその受信部における処理の流れを示したフローチャート図。 (a)はIQ信号テーブルの一例の説明図、(b)はSin波形、Cos波形を所定のサンプリング周波数でサンプリングした状態の説明図。 図8(a)のIQ信号テーブルを使用してSin(2πf1・t)、Cos(2πf1・t)という周波数(f1)の直交信号からなるI信号、Q信号を生成するときの一連の処理を示したフローチャート図。 (a)はSin信号、Cos信号を出力するためのSin信号テーブル、Cos信号テーブルを使用し、そのサンプリング周波数を切替える方式の説明図、(b)はSin信号、Cos信号を所定のサンプリング周波数でサンプリング状態の説明図、(c)は(b)とは異なるサンプリング周波数でSin信号、Cos信号をサンプリングした状態の説明図。 低周波のPLL回路を使用してサンプリング周波数の生成と切替えを行う方式の説明図。 分周回路を使用してサンプリング周波数の生成と切替えを行う方式の説明図。 従来のRFIDリーダライタの送信回路の説明図。 PLL回路の一般的な回路構成図。 位相雑音と送信周波数の安定時間の関係の説明図。
符号の説明
1 RFIDリーダライタ
2 RFIDタグ
3 通信制御手段
4 通信手段
5 距離測定手段
6 ベースバンド信号生成部
7 周波数制御部
8 送信部
9 受信部
10 送信アンテナ
11 発信器
12A、12B DA変換器
13A、13B ローパスフィルタ
14 直交ミキサ
14A 位相調整器
14B、14C 乗算器
14D 加算器
15 アンプ
16 バンドパスフィルタ
17 受信アンテナ
18A、18B アンプ
19A、19B ミキサ
20 位相シフト部

Claims (9)

  1. 搬送波をI信号、Q信号で変調し、変調後の信号を送信する無線通信機の周波数切替装置であって、
    上記周波数切替装置は、
    上記I信号、Q信号としてSin信号、Cos信号などの直交信号を用い、該直交信号の周波数を制御することにより上記搬送波の周波数を変更し、上記無線通信機の送信周波数を切替えるようにしたこと
    を特徴とする周波数切替装置。
  2. 請求項1に記載の周波数切替装置によって送信周波数を切替え、周波数ホッピングを行うことを特徴とするRFIDシステム。
  3. 請求項1に記載の周波数切替装置によって送信周波数を第1と第2の周波数に切替えてRFIDタグまでの距離の測定を行うRFIDシステムであって、
    上記RFIDシステムは、
    上記第1の周波数の信号に関するRFIDタグからの返信信号の位相変化量を求める手段と、
    前記第2の周波数の信号に関するRFIDタグからの返信信号の位相変化量を求める手段と、
    これらの位相変化量と上記各周波数の値とからRFIDタグとの距離を求める手段とを含む
    ことを特徴とするRFIDシステム。
  4. 上記送信周波数の切替えは、1つの通信フレーム内で行われることを特徴とする請求項1に記載の周波数切替装置。
  5. 上記周波数切替装置は、周波数の異なるI信号、Q信号を生成するときに必要なI信号データ、Q信号データを、それぞれの周波数ごとに格納したIQ信号テーブルを備え、そのIQ信号テーブルを制御信号により切替えることによって、上記搬送波の周波数を変更し、上記無線通信機の送信周波数を切替えることを特徴とする請求項1に記載の周波数切替装置。
  6. 上記周波数切替装置は、I信号テーブル、Q信号テーブルとして、Sin信号、Cos信号を出力するためのSin信号テーブル、Cos信号テーブルを備え、そのサンプリング周波数を切替えることによって、上記搬送波の周波数を変更し、上記無線通信機の送信周波数を切替えることを特徴とする請求項1に記載の周波数切替装置。
  7. 上記サンプリング周波数の生成と切替えは低周波のPLL回路によって行われることを特徴とする請求項6に記載の周波数切替装置。
  8. 上記サンプリング周波数の生成と切替えは分周回路によって行われることを特徴とする請求項6に記載の周波数切替装置。
  9. 請求項1に記載の周波数切替装置によって送信周波数を第1と第2の周波数に切替えてRFIDタグまでの距離の測定を行う距離測定装置であって、
    上記距離測定装置は、
    上記第1の周波数の信号に関するRFIDタグからの返信信号の位相変化量を求める手段と、
    前記第2の周波数の信号に関するRFIDタグからの返信信号の位相変化量を求める手段と、
    これらの位相変化量と上記各周波数の値とからRFIDタグとの距離を求める手段とを含む
    ことを特徴とする距離測定装置。
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