JP6026924B2 - 送信装置、受信装置、通信システム、送信方法、及び受信方法 - Google Patents

送信装置、受信装置、通信システム、送信方法、及び受信方法 Download PDF

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Description

本発明は、送信装置、受信装置、通信システム、送信方法、及び受信方法に関する。
従来、ミキサ、LO信号発振器、周波数オフセット推定器、及び復調器を備える受信装置が知られている(例えば特許文献1参照)。ミキサは、受信信号とLO(Local Oscillator)信号を乗算し、受信信号をベースバンド信号に周波数変換する。LO信号発振器は、所定の周波数の情報に周波数オフセット補正情報を加え、LO信号を発生する。周波数オフセット推定器は、所定の周波数の情報と受信信号の中心周波数の周波数差を推定し、周波数オフセット情報を生成する。復調器は、ベースバンド信号を復調する。
特開2000−22576号公報
特許文献1では、受信装置の低消費電力化が困難であった。
本開示は、上記従来の事情に鑑みてなされたものであり、受信装置の消費電力を削減できる送信装置、受信装置、通信システム、送信方法、及び受信方法を提供する。
本開示の送信装置は、データ信号を変調して送信信号を生成する変調部を備え、前記変調部は、搬送波における第1の周波数と第2の周波数との周波数差に、前記データ信号を割り当てて変調する送信装置であって、前記変調部は、前記データ信号に基づいて、前記第1の周波数に応じた第1の変調信号を生成し、前記第2の周波数に応じた第2の変調信号を生成する変調信号生成部と、前記変調信号生成部により生成された前記第1の変調信号と前記第2の変調信号とに応じて、前記送信信号を生成する送信信号生成部と、を備え、前記変調信号生成部は、前記データ信号が第1のデータと第2のデータのいずれかであって、前記データ信号が前記第1のデータである場合には、前記第1の周波数は第1の無線通信チャネルの中心周波数よりも所定周波数高く、かつ、前記第2の周波数は第2の無線通信チャネルの中心周波数よりも前記所定周波数低い、とする制御を行い、前記データ信号が前記第2のデータである場合には、前記第1の周波数は前記第1の無線通信チャネルの中心周波数よりも前記所定周波数低く、かつ、前記第2の周波数は前記第2の無線通信チャネルの中心周波数よりも前記所定周波数高い、とする制御を行うことを特徴とする。
本発明によれば、受信装置の消費電力を削減できる。
第1の実施形態における送信装置の構成例を示すブロック図 (A),(B)第1の実施形態における高周波信号の送信周波数スペクトラムの一例を示す模式図 第1の実施形態における受信装置の構成例を示すブロック図 (A),(B)第1の実施形態における1つのチャネルを使用した場合の受信信号の二乗演算後の周波数スペクトラムの一例を示す模式図 (A),(B)第1の実施形態における2つのチャネルを使用した場合の受信信号の二乗演算後の周波数スペクトラムの一例を示す模式図 第2の実施形態における送信装置の構成例を示すブロック図 (A),(B)第2の実施形態におけるベースバンド信号の送信周波数スペクトラムの一例を示す模式図 (A),(B)第2の実施形態における高周波信号の送信周波数スペクトラムの一例を示す模式図 第2の実施形態における受信装置の構成例を示すブロック図 (A)〜(C)第2の実施形態におけるLO信号発振器の周波数精度の低さを説明する模式図 (A),(B)LO信号を用いて周波数変換された受信IF信号の周波数スペクトラムの一例を示す模式図 第3の実施形態における送信装置の構成例を示すブロック図 (A)〜(C)従来の受信装置が受信した信号の受信周波数スペクトラムを示す模式図
以下、本開示の実施形態について、図面を参照して説明する。
(本開示の一形態を得るに至った経緯)
近年、例えば機器間の状態又はセンシング情報を自立して収集するセンサ間の無線ネットワークが注目されている。この無線ネットワークは、例えば、M2M(Machine to Machine)通信を行うシステム又はセンサ無線ネットワークシステムを含む。
無線ネットワークに用いられるセンサ無線端末は、無自覚又は無拘束であるほど有効であるので、一層の小型化、軽量化、又は電池駆動による数年単位の長時間動作が求められる。特に、センサ無線端末の動作時間のみならず、センサ無線端末自体のサイズ又は重量は、電池容量に支配的である。センサ無線端末のサイズ又は重量を変更せず、動作時間を延長するためには、センサ無線端末全体の消費電力を低減することが重要となる。
センサ無線端末は、主に、マイクロコントローラ部、センサ部、パワーコントロール部、及び無線部により構成される。特に、無線部は、基地局からの制御情報を常時受信するために常時動作しており、消費電力への寄与度が大きい。センサ無線端末による受信時消費電力は、例えば数十ミリワットオーダーである。
次に、特許文献1に記載された受信装置について説明する。
特許文献1の受信装置は、アンテナ、LNA(Low Noise Amplifier:低雑音増幅器)、ミキサ、LO信号発振器、フィルタ、周波数オフセット推定器、及び復調器を備える。
図13(A)〜(C)は、特許文献1に記載された受信装置における受信信号の周波数スペクトラムの変化を示す模式図である。
図13(A)では、アンテナにより受信した受信信号は、周波数変調されており、中心周波数が周波数f、例えばデータ0がf=f−df、例えばデータ1がf=f+dfである。受信信号は、ミキサにより周波数fLOのLO信号と乗算され、図13(B)に示すように、ベースバンド周波数fBB=f−fLOを中心周波数とした信号に変換される。
なお、初期状態では送信装置の基準周波数と受信周波数とが一致していない。そのため、周波数オフセット推定器により周波数オフセットfOFSTを推定し、周波数オフセットfOFSTによりLO信号を補正する。これにより、図13(C)に示すように、f’BBが所望の周波数(図13(C))となり、復調部によりデータ信号を復調していた。
特許文献1に記載された受信装置では、ミキサ、LO信号発振器、及び周波数オフセット推定器が必要となる。例えばLO信号発振器を高精度に設計した場合、受信時消費電力を例えばマイクロワットオーダーとすることは困難であり、受信装置の低消費電力化が困難であった。
以下、受信装置の消費電力を削減できる送信装置、受信装置、通信システム、送信方法、及び受信方法について説明する。
以下の実施形態における送信装置及び受信装置は、例えば、機器間の状態又はセンシング情報を自立して収集するセンサ間の無線ネットワークに含まれる。この無線ネットワークは、例えば、M2M(Machine to Machine)通信を行うシステム又はセンサ無線ネットワークシステムを含む。
以下の実施形態では、例えば、送信装置及び受信装置の変調方式として、周波数変調方式(FSK:Frequency Shift Keying)を想定する。
周波数変調を用いる場合、例えば振幅変調と比較すると、自然現象による振幅変動(例えばフェージング)が復調特性に与える影響が小さい。また、周波数変調信号は信号電力が小さい低包絡線信号であり、送信装置おいて電力消費が大きいパワーアンプの電力効率が高い。また、受信装置においても、振幅変動が復調特性に影響しないので、受信時のゲイン制御が容易である。
以下の実施形態では、送信装置及び受信装置が図示しない通信回線により接続され、通信システムを形成する。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態における送信装置10の構成例を示すブロック図である。送信装置10は、ビット反転部101、周波数制御部102A,102B、周波数シンセサイザ103A,103B、混合器104、パワーアンプ105、及びアンテナ106を備える。
ビット反転部101、周波数制御部102A,102B、周波数シンセサイザ103A,103B、混合器104、及びパワーアンプ105は、データ信号を変調して送信信号を生成する変調部として機能する。
ビット反転部101は、データ信号を入力し、データ信号をビット反転し、反転データ信号を周波数制御部102Bに出力する。ビット反転では、例えば、データ0(データ信号が「0」)を入力した場合にはデータ1(データ信号が「1」)を出力し、データ1を入力した場合にはデータ0を出力する。
周波数制御部102Aは、データ信号を入力する。周波数制御部102Aは、データ信号の所定の中心周波数fCAに対して、データ信号のビット情報(例えば「0」又は「1」)に応じて所定の周波数偏差dfを加算又は減算することにより、周波数fmodAを算出する。周波数制御部102Aは、周波数fmodAの情報を周波数シンセサイザ103Aへ出力する。
例えば、入力されるデータ信号が「0」の場合、周波数fmodA=fCA−dfとなり、入力されるデータ信号が「1」の場合、周波数fmodA=fCA+dfとなる。中心周波数fCAのチャネルは、第1の無線通信チャネルの一例である。
周波数制御部102Bは、反転データ信号を入力する。周波数制御部102Bは、データ信号の所定の中心周波数fCBに対して、反転データ信号のビット情報に応じて所定の周波数偏差dfを加算又は減算することにより、周波数fmodBを算出する。周波数制御部102Bは、周波数fmodBの情報を周波数シンセサイザ103Bへ出力する。
例えば、入力される反転データ信号が「」の場合、周波数fmodB=fCB+dfとなり、入力される反転データ信号が「」の場合、周波数fmodB=fCB−dfとなる。中心周波数fCBのチャネルは、第2の無線通信チャネルの一例である。
従って、搬送波における周波数fmodB=fCB+dfと周波数fmodA=fCA−dfとの差分に、データ0が付加される(割り当てられる)とも言える。周波数fmodB=fCB−dfと周波数fmodA=fCA+dfとの差分に、データ1が付加されるとも言える。
周波数シンセサイザ103Aは、周波数制御部102Aからの周波数fmodAの情報を入力し、周波数fmodAに応じた周波数の高周波信号を出力する。周波数制御部102Aは、時間経過とともに変動する(時間的に変動する)周波数fmodAにより周波数変調された高周波信号を、混合器104に出力する。周波数シンセサイザ103Aは、変調信号生成部、第1変調信号生成部の一例である。周波数fmodAに応じた周波数の高周波信号は、第1の変調信号の一例である。
周波数シンセサイザ103Bは、周波数制御部102Bからの周波数fmodBの情報を入力し、周波数fmodBに応じた周波数の高周波信号を出力する。周波数制御部102Bは、時間的に変動する周波数fmodBにより周波数変調された高周波信号を混合器104に出力する。周波数シンセサイザ103Bは、変調信号生成部、第2変調信号生成部の一例である。周波数fmodBに応じた周波数の高周波信号は、第2の変調信号の一例である。
周波数シンセサイザ103A,103Bの方式は、例えば、PLL(Phase Locked Loop)方式である。
混合器104は、周波数シンセサイザ103A,103Bからの2つの高周波信号を入力し、2つの高周波信号の合成信号をパワーアンプ105へ出力する。
パワーアンプ105は、混合器104からの合成信号を入力し、所定の利得に応じて増幅された高周波信号をアンテナ106に出力する。
アンテナ106は、パワーアンプ105からの増幅された高周波信号を入力し、高周波数信号を無線信号として送信する。無線信号は、送信信号の一例である。
2つの周波数シンセサイザ103A,103Bを用いることにより、中心周波数が周波数fCA,fCBの2つの無線チャネルにおいて、それぞれの中心周波数からの周波数偏差がdfである2つの周波数変調信号を同時に発生させることが可能となる。
図2(A)はデータ0の場合の送信周波数スペクトラムの一例を示す模式図である。図2(B)はデータ1の場合の送信周波数スペクトラムの一例を示す模式図である。
図2(A)では、データ0の場合、周波数スペクトラムは周波数fCA−dfと周波数fCB+dfとに存在し、2つの周波数差はfCB−fCA+2*dfとなる。図2(B)より、データ1の場合、周波数スペクトラムは周波数fCA+dfと周波数fCB−dfとに存在し、2つの周波数差はfCB−fCA−2*dfとなる。
なお、中心周波数fCAは、中心周波数fCBより高周波であってもよい。この場合、中心周波数差はfCA−fCBとなる。
図3は、第1の実施形態における受信装置20の構成例を示すブロック図である。
受信装置20は、アンテナ301、LNA302、二乗演算部303、フィルタ304、及び復調部305を備える。
LNA302、二乗演算部303、フィルタ304、及び復調部305は、受信信号を復調してデータ信号を取得する復調部としての機能を有する。
アンテナ301は、空中に送信された無線信号を受信し、受信信号をLNA302に出力する。受信信号にはデータ信号が含まれる。
LNA302は、アンテナ301からの受信信号を入力し、所定の利得値に応じて信号を増幅し、増幅信号を二乗演算部303に出力する。
二乗演算部303は、LNA302からの増幅信号を入力し、増幅信号の二乗を算出し、二乗信号をフィルタ304に出力する。二乗演算部303は、相互変調成分導出部の一例である。
二乗演算部303は、1つの中心周波数がfの1つの無線チャネルにおいて周波数偏差dfにより変調された周波数変調信号(増幅信号)を二乗した場合、以下の(式1)に示す二乗信号を導出する。
cos(2*π*(f±df)*t)
=(1+cos(2*π*2*(f±df)*t))/2 ・・・(式1)
なお、アスタリスク「*」は乗算を示す。
データ信号が「0」の場合には図4(A)、データ信号が「1」の場合には図4(B)に示すように、二乗信号として直流成分及び高調波成分が現れる。従って、ベースバンド近傍には直流成分以外の成分が現れないので、周波数変調信号(データ信号「1」又は「0」)を識別できない。
二乗演算部303は、送信装置10により発生する中心周波数がfCA,fCBの2つの無線チャネルにおいて周波数偏差dfにより変調された2つの周波数変調信号を二乗した場合、直流成分、2倍高調波成分、及び相互変調成分を含む二乗信号を導出する。例えば、二乗演算部303は、図2(A)に示した周波数fCA−df,fCB+dfの合成信号(増幅信号)を二乗した場合、以下の(式2)に示す二乗信号を導出する。
{cos(2*π*(fCA−df)*t)+cos(2*π*(fCB+df)*t)}
=cos(2*π*(fCA−df)*t)
+2cos(2*π*(fCA−df)*t)cos(2*π*(fCB+df)*t)
+cos(2*π*(fCB+df)*t)
=cos(2*π*(fCA−df)*t)
+cos(2*π*(fCB−fCA+2*df)*t)
+cos(2*π*(fCA+fCB+2*df)*t)
+cos(2*π*(fCB+df)*t)
=1+cos(2*π*2*(fCA−df)*t)/2
+cos(2*π*(fCB−fCA+2*df)*t)
+cos(2*π*(fCA+fCB+2*df)*t)
+cos(2*π*2*(fCB+df)*t)/2 ・・・(式2)
つまり、図5(A)に示すように、周波数fCA+df,fCB−dfの合成信号を二乗した二乗信号から、直流成分及び2倍高調波成分を除くと、cos(2*π*(fCB−fCA+2*df)*t)の成分が残る。cos(2*π*(fCB−fCA+2*df)*t)は、相互変調成分である。
同様に、図5(B)に示すように、周波数fCA+df,fCB−dfの合成信号を二乗した二乗信号から、直流成分及び2倍高調波成分を除くと、cos(2*π*(fCB−fCA−2*df)*t)が残る。cos(2*π*(fCB−fCA−2*df)*t)は、相互変調成分である。
従って、二乗信号の相互変調成分(相互変調信号)に着目すると、中心周波数fCB−fCA、周波数偏差2*dfにより周波数変調された信号と捉えることが可能となる。
従来のミキサを用いた周波数変換では、送信側と受信側との基準周波数が異なるので、周波数オフセットが発生する。一方、受信装置20により復調される相互変調信号の中心周波数は、周波数fCB−fCAであり、送信装置10により発生する2つの無線チャネルの中心周波数差である。この中心周波数差は、同じ送信装置10により信号が生成される場合、一定となる。従って、送信装置10及び受信装置20における周波数ずれが発生せず、周波数オフセット推定を省略できる。
二乗演算部303は、振幅変調(例えばOOK:On Off keying)方式に用いられる包絡線検波部に相当し、低消費電力により動作できる。
フィルタ304は、二乗演算部303からの二乗信号を入力する。フィルタ304は、二乗信号の相互変調成分が発生する周波数帯域を通過させるよう、二乗信号をフィルタリングし、帯域制限信号を復調部305に出力する。相互変調成分が発生する周波数帯域とは、中心周波数fCB−fCA、帯域幅2*df以上の周波数帯域である。
復調部305は、フィルタ304からの帯域制限信号を入力する。復調部305は、中心周波数fCB−fCA、周波数偏差2*dfの帯域制限信号に対する復調動作をすることにより、データ信号を復調する。つまり、復調部305の復調対象は、送信装置10の変調パラメータとしての中心周波数fCA又はfCB、周波数偏差dfの周波数変調信号とは異なる。復調部305は、相互変調成分復調部の一例である。
このように、送信装置10は、2つの無線チャネルのうち、一方の無線チャネルのデータ信号と、他方の無線チャネルのデータ信号が反転された反転データ信号と、を周波数変調し、高周波信号を送信する。
送信装置10によれば、データ信号を2つの周波数の周波数差に割り当てるので、受信装置20において、二乗演算による相互変調成分を用いて復調できる。従って、受信装置20において、低消費電力化が困難なLO信号発振器を備える必要がなく、高周波信号を復調する受信装置20の消費電力を削減できる。
また、2つの無線チャネルにおけるデータ信号及び反転データ信号を用いることで、受信装置20において、直流成分、高調波成分とは別に、相互変調成分が出現させることができる。周波数変調の場合、信号振幅に差がないので、直流成分を用いてデータ信号のビット情報を識別できないが、相互変調成分を用いることによりビット情報を識別できる。高調波成分を用いて復調する場合、受信装置20の回路規模が大きくなるが、相互変調成分を用いることにより、高周波よりも低い周波数帯において復調できるので、回路規模の増大を防止できる。
また、受信装置20において相互変調成分を用いて復調することにより、送信装置10及び受信装置20間の周波数オフセットが発生しないので、周波数オフセット推定が不要となり、更に消費電力を削減できる。
また、受信装置20は、2つの無線チャネルのうち一方の無線チャネルのデータ信号と他方の無線チャネルの反転データ信号とを周波数変調した信号に対して、二乗演算することにより発生する相互変調成分を復調する。この場合、包絡線検波方式に代表される低電力により実現可能な二乗演算部303により周波数変換する。
受信装置20によれば、受信信号が2つの周波数の周波数差に割り当てられたデータ信号を含むので、受信信号に基づく相互変調成分を発生できる。相互変調成分を用いて復調することにより、低消費電力化が困難なLO信号発振器が不要であり、周波数変調信号を復調する受信装置20の消費電力を削減できる。また、相互変調成分を用いて復調することにより、送信装置10及び受信装置20間の周波数オフセットが発生しないので、周波数オフセット推定が不要となり、更に消費電力を削減できる。
(第2の実施形態)
図6は、第2の実施形態における送信装置10Bの構成例を示すブロック図である。送信装置10Bは、周波数変調部601、ミキサ602、周波数シンセサイザ603、パワーアンプ604、及びアンテナ605を備える。
周波数変調部601は、データ信号を入力し、データ信号に応じて中心周波数(fCB−fCA)/2、周波数偏差dfの周波数変調信号を導出する。周波数変調部601は、導出された周波数変調信号の複素信号における実数軸信号を送信I信号として出力し、この複素信号における虚数軸信号を送信Q信号として出力する。
周波数シンセサイザ603は、所定の周波数の情報を入力し、所定の周波数のトーン信号であるLO信号を発生させ、LO信号をミキサ602に出力する。
ミキサ602は、周波数変調部601からの送信I信号と周波数シンセサイザ603からのLO信号とを入力する。ミキサ602は、送信I信号とLO信号とを乗算することにより、高周波信号をパワーアンプ604に出力する。
ここで、送信装置10Bは、送信Q信号を意図的に用いない。送信Q信号を含まない周波数変調信号は、IQ平面における実数軸上を振動するので、IQ平面を通常回転する周波数成分の他に、逆回転する周波数成分が存在する。つまり、図7(A),(B)に示すように、周波数変調信号の周波数スペクトラムは、正の周波数成分の他に、負の周波数成分を有する。負の周波数成分は、正の周波数成分の周波数位置と原点対称の位置に存在する。負の周波数成分の振幅は、正の周波数成分の振幅と同一である。
図7(A)では、周波数変調信号の周波数成分が(fCB−fCA)/2+dfを含む場合、周波数[−(fCB−fCA)/2−df]の位置に、負の周波数成分が発生する。図7(A)は、例えばデータ信号がデータ0の場合を示す。
また、図7(B)では、周波数変調信号の周波数成分が(fCB−fCA)/2−dfを含む場合、周波数[−(fcB−fcA)/2+df]の位置に、負の周波数成分が発生する。図7(B)は、例えばデータ信号がデータ1の場合を示す。
なお、送信Q信号を用いて、送信I信号を用いなくてもよい。
ミキサ602は、送信I信号、つまり正及び負の周波数成分を有する周波数変調信号を周波数変換し、高周波信号を導出する。図7(A)に示した周波数変調信号の場合、図8(A)に示す周波数fCA−df,fCB+df,の位置に、高周波信号の周波数スペクトラムが発生する。例えば、周波数fCA−dfの成分を含む高周波信号は、第1の変調信号の一例であり、周波数fCB+dfの成分を含む高周波信号は、第2の変調信号の一例である。また、図7(B)に示す周波数変調信号の場合、図8(B)に示す周波数fCB+df,fCB−dfの位置に、高周波信号の周波数スペクトラムが発生する。即ち、ミキサ602は、周波数変調信号に(fCA+fCB)/2を乗算して周波数変換し、高周波信号を得る。
従って、周波数fCB+dfと周波数fCA−dfとの差分に、例えばデータ0が付加されるとも言える。周波数fCB−dfと周波数fCA+dfとの差分に、データ1が付加されるとも言える。
パワーアンプ604は、ミキサ602からの高周波信号を入力し、所定の利得に応じて増幅し、増幅された高周波信号をアンテナ605に出力する。
アンテナ605は、パワーアンプ604からの増幅された高周波信号を入力し、高周波信号を無線信号として送信する。
図9は、第2の実施形態における受信装置20Bの構成例を示すブロック図である。受信装置20Bは、アンテナ901、ミキサ902、LO信号発振器903、IF−LNA904、二乗演算部905、フィルタ906、及び復調部907を備える。
アンテナ901は、空中に送信された無線信号を受信し、受信信号をミキサ902に出力する。
LO信号発振器903は、所定の周波数の情報を入力し、所定の周波数のトーン信号であるLO信号(局部発振信号)を発生させ、LO信号をミキサ902に出力する。
なお、LO信号発振器903により発生させるLO信号の周波数精度は数%であり、通常求められる周波数精度の数〜数十ppmと比べて低い。従って、LO信号発振器903は、マイクロワットオーダーの低消費電力により動作できる。
ミキサ902は、アンテナ901からの受信信号とLO信号発振器903からのLO信号を入力する。ミキサ902は、受信信号とLO信号とを乗算することにより、高周波信号である受信信号をIF(Intermediate Frequency:中間周波数)帯信号に周波数変換し、受信IF信号をIF−LNA904に出力する。この中間周波数帯域は、所定周波数帯域の一例である。
IF−LNA904は、ミキサ902からの受信IF信号を入力し、所定の利得値に応じて受信IF信号を増幅し、増幅IF信号を二乗演算部905に出力する。受信信号をRF(Radio Freqency)帯(高周波帯)ではなくIF帯において増幅することにより、低消費電力により信号を増幅できる。
二乗演算部905は、IF−LNA904からの増幅IF信号を入力し、増幅IF信号の二乗を導出し、二乗信号をフィルタ906に出力する。
フィルタ906は、二乗演算部905からの二乗信号を入力し、二乗信号の相互変調成分が発生する周波数帯域を通過させるよう二乗信号をフィルタリングし、帯域制限信号を復調部907に出力する。相互変調成分が発生する周波数帯域とは、中心周波数fCB−fCA、帯域幅2*df以上の周波数帯域である。
復調部907は、フィルタ906からの帯域制限信号を入力する。復調部907は、中心周波数fCB−fCA、周波数偏差2*dfの帯域制限信号に対する復調動作をすることにより、データ信号を復調する。つまり、復調部907の復調対象は、送信装置10Bの変調パラメータとしての中心周波数fCA又はfCB、周波数偏差dfの周波数変調信号とは異なる。
次に、一般的な受信装置による復調について説明する。
LO信号発振器が発生するLO信号は周波数精度が低いので、中心周波数は安定しない不確定な状態となる。例えば、図10(A)では、LO信号の周波数fLOは、時間経過に伴ってfLO→f’LO→f’’LOと変化する可能性があり、周波数偏差dfを超えて変化する可能性がある。従って、LO信号により周波数変換された受信信号は、図10(B)に示すように、中心周波数fIFが時間経過に伴って変動する可能性がある。
図10(C)は、IF帯の中心周波数が2つの周波数fIF,f’’IFとなり、2つの周波数差がfIF−f’’IF=2*dfとなる場合の、受信IF信号の周波数スペクトラムの一例を示す模式図である。
図10(C)では、データ0を表す周波数偏差が−dfとなる信号が、IF帯の中心周波数が周波数fIFに変換された場合の周波数成分fIF−dfが示されている。また、図10(C)では、データ1を表す周波数偏差が+dfとなる信号が、IF帯の中心周波数が周波数f’’IFに変換された場合の周波数成分f’’IF−dfが示されている。図10(C)では、周波数成分fIF−df,f’’IF−dfは、一致する。この場合、復調部は、データ信号を正しく復調できない。
このように、LO信号発振器は、周波数精度が低く、2つのチャネルの周波数成分が重複して復調精度が劣化することがあるので、高い周波数精度のLO信号を用いることが多い。この場合、受信装置は消費電力が増加する。
次に、受信装置20Bによる復調について説明する。
受信装置20Bは、中心周波数が周波数fCA,fCBである2つの無線チャネルにおいて、周波数偏差がdfである2つの周波数変調信号を含む無線信号を受信する。また、受信装置20Bは、周波数精度が低いLO信号により受信信号を受信IF信号に周波数変換する。
図11(A)は、LO信号fLOを用いて周波数変換された受信IF信号の周波数スペクトラムの一例を示す模式図である。図11(A)では、便宜上4つの周波数スペクトラムが描かれているが、実際には、周波数fCA+fIF−df及び周波数fCB+fIF+df、又は、周波数fCA+fIF+df及び周波数fCB+fIF−df、の2つの周波数成分が存在する。
また、図11(B)は、LO信号f’’LOを用いて周波数変換された受信IF信号の周波数スペクトラムの一例を示す模式図である。
図11(A),(B)に示すように、絶対的な受信IF信号の周波数はLO信号によって決まるが、2つのチャネルの中心周波数の周波数差は、IF帯に周波数変換する前の周波数差(fcB−fcA)と同じである。従って、二乗演算部905が受信IF信号を二乗することにより発生する相互変調成分は、中心周波数fCB−fCA、周波数偏差2*dfにより周波数変調された受信IF信号と捉えられる。更に、LO信号の時間変化によらず、常に同じ周波数に相互変調成分が発生する。
従って、受信装置20Bは、周波数精度が低いLO信号発振器903を備えるが、常に同じ周波数に相互変調成分が発生するので、相互変調成分を復調することにより、復調精度の低下を防止できる。
このように、送信装置10Bは、送信I信号及び送信Q信号のいずれか一方を用いることにより、特別に2つ目のチャネルを設けることなく、送信I信号の正側の周波数成分に対応する負側の周波数成分を生成する。この2つの周波数成分を周波数変換することにより、中心周波数が周波数fCA,fCBの2つの無線チャネルにおいて、周波数偏差がdfである2つの周波数変調信号を発生させる。
送信装置10Bによれば、データ信号1つに対して2つのデータ信号を作成し、2つ目のチャネルを設けるための機能ブロックが不要であるので、送信装置10Bの処理負荷を低減できる。また、2つのチャネルの周波数成分を用いて周波数変調信号を生成するので、受信装置20Bにおいて相互変調成分を用いて高精度に復調できる。
また、受信装置20Bは、LO信号発振器903とミキサ902とを用いて、受信信号(RF帯信号)をIF帯信号に周波数変換する。これにより、IF帯において低消費電力により信号を増幅し、受信信号のSN比を改善できる。
また、受信装置20Bは、増幅IF信号を二乗することにより発生する相互変調成分を復調する。この場合、包絡線検波方式に代表される低電力により実現可能な二乗演算部905により発生する相互変調成分を復調する。これにより、周波数精度の低いLO信号発振器903の影響を排除して周波数変換でき、周波数変調信号を復調するための受信装置20Bの消費電力を削減できる。
なお、本実施形態の受信装置は、受信装置20Bではなく、第1の実施形態において説明した受信装置20でもよい。
なお、受信装置20Bを、第1の実施形態における受信装置に適用してもよい。
(第3の実施形態)
第3の実施形態では、例えば、OFDM変調方式(Orthogonal Frequency Division Multiplexing:直交周波数分割多重方式)を採用する。
図12は、第3の実施形態における送信装置10Cの構成例を示すブロック図である。送信装置10Cは、データマップ部1201及びIFFT(Inverse Fast Fourier Transform:高速フーリエ逆変換)部1202を備える。また、送信装置10Cは、ミキサ1203A,1203B、周波数シンセサイザ1204、90度移相器1205、混合器1206、パワーアンプ1207、及びアンテナ1208を備える。
データマップ部1201は、データ信号を入力し、データ信号に応じて2つのサブキャリアへ信号を配置し、サブキャリア情報をIFFT部へ出力する。例えば、データ信号が「0」の場合、周波数fCA−df,fCB+dfのサブキャリアの振幅を「1」とし、他のサブキャリアの振幅を「0」とする。また、例えば、データ信号が「1」の場合、周波数fCA+df,fCB−dfのサブキャリアの振幅を「1」とし、他のサブキャリアの振幅を「0」とする。
つまり、データマップ部1201は、第1の実施形態の周波数変調に用いる周波数と同じ周波数位置のサブキャリアに、データ信号をマッピングする。また、周波数fmodB=fCB+dfと周波数fmodA=fCA−dfとの差分に、データ0が付加されるとも言える。周波数fmodB=fCB−dfと周波数fmodA=fCA+dfとの差分に、データ1が付加されるとも言える。
IFFT部1202は、データマップ部1201からのサブキャリア情報を入力する。IFFT部1202は、サブキャリア情報に対してIFFTすることより、周波数軸信号であるサブキャリア情報を、時間軸信号であるベースバンド複素信号に変換する。IFFT部1202は、ベースバンド複素信号における実数軸信号を送信I信号として、ミキサ1203Aに出力する。IFFT部1202は、ベースバンド複素信号における虚数軸信号を送信Q信号として、ミキサ1203Bへ出力する。送信I信号は、第1の変調信号の一例であり、送信Q信号は、第2の変調信号の一例である。
周波数シンセサイザ1204は、所定の周波数の情報を入力し、所定の周波数のトーン信号であるLO信号を発生させ、LO信号をミキサ1203A及び90度移相器1205に出力する。
90度移相器1205は、周波数シンセサイザ1204からのLO信号を入力する。90度移相器1205は、LO信号に対して90度位相差の信号である90度位相差LO信号を発生させ、90度位相差LO信号をミキサ1203Bに出力する。
ミキサ1203Aは、IFFT部1202からの送信I信号と周波数シンセサイザ1204からのLO信号とを入力し、送信I信号とLO信号とを乗算することにより、高周波I信号を混合器1206に出力する。
ミキサ1203Bは、IFFT部1202からの送信Q信号と90度移相器1205からの90度位相差LO信号とを入力し、送信Q信号と90度位相差LO信号とを乗算することにより、高周波Q信号を混合器1206に出力する。
混合器1206は、ミキサ1203Aからの高周波I信号とミキサ1203Bからの高周波Q信号とを入力し、高周波I信号と高周波Q信号との合成信号をパワーアンプ1207へ出力する。
パワーアンプ1207は、混合器1206からの合成信号を入力し、所定の利得に応じて増幅し、増幅された高周波信号をアンテナ1208に出力する。
アンテナ1208は、パワーアンプ1207からの増幅された高周波信号を入力し、高周波信号を無線信号として送信する。
本実施形態の受信装置は、先に説明した受信装置20又は受信装置20Bと同様であるので、説明を省略する。
このように、送信装置10Cは、2つの無線チャネルにおいて反転されていないデータ信号が乗せられるサブキャリア及び反転されたデータ信号が乗せられるサブキャリアに信号を乗せ、周波数変換して、高周波信号を送信する。この場合、IFFTを用いることにより、中心周波数が周波数fCA、fCBの2つの無線チャネルにおいて、周波数偏差がdfである2つの周波数変調信号を発生させる。
送信装置10Cによれば、受信装置20において、二乗演算による相互変調成分を用いて復調できる。従って、受信装置20において、低消費電力化が困難なLO信号発振器を備える必要がなく、高周波信号を復調する受信装置20の消費電力を削減できる。また、受信装置20において、相互変調成分を用いて復調することにより、送信装置10及び受信装置20間の周波数オフセットが発生しないので、周波数オフセット推定が不要となり、更に消費電力を削減できる。
なお、受信装置20Bの場合には、第2の実施形態において説明した効果が得られる。
各実施形態における送信装置又は受信装置によれば、周波数変調信号を復調する受信装置の消費電力を低減できる。また、送信装置又は受信装置を含むセンサ無線ネットワークシステムを省電力化できる。
本開示は、上記実施形態の構成に限られるものではなく、特許請求の範囲で示した機能、または本実施形態の構成が持つ機能が達成できる構成であれば、どのようなものであっても適用可能である。
上記実施形態では、本開示をハードウェアで構成する場合を例にとって説明したが、本開示はハードウェアとの連携においてソフトウェアでも実現することも可能である。
また、上記実施形態の説明に用いた各機能ブロックは、典型的には集積回路であるLSIとして実現される。これらは個別に1チップ化されてもよいし、一部または全てを含むように1チップ化されてもよい。ここでは、LSIとしてもよいし、集積度の違いにより、IC、システムLSI、スーパーLSI、ウルトラLSIと呼称してもよい。
また、集積回路化の手法はLSIに限るものではなく、専用回路または汎用プロセッサで実現してもよい。例えば、LSI製造後にプログラムすることが可能なFPGA(Field Programmable Gate Array)、LSI内部の回路セルの接続、又は、設定を再構成可能なリコンフィギュラブル・プロセッサを利用してもよい。
さらには、半導体技術の進歩又は派生する別技術によりLSIに置き換わる集積回路化の技術が登場すれば、当然、その技術を用いて機能ブロックの集積化を行ってもよい。バイオ技術の適用等が可能性としてありえる。
(本開示の一形態の概要)
本開示の第1の送信装置は、
データ信号を変調して送信信号を生成する変調部を備え、
前記変調部は、搬送波における第1の周波数と第2の周波数との周波数差に、前記データ信号を割り当てて変調する。
本開示の第2の送信装置は、第1の送信装置であって、
前記変調部は、
前記データ信号に基づいて、前記第1の周波数に応じた第1の変調信号を生成し、前記第2の周波数に応じた第2の変調信号を生成する変調信号生成部と、
前記変調信号生成部により生成された前記第1の変調信号と前記第2の変調信号とに応じて、前記送信信号を生成する送信信号生成部と、
を備え、
前記第1の周波数は第1の無線通信チャネルの中心周波数よりも所定周波数高く、かつ、前記第2の周波数は第2の無線通信チャネルの中心周波数よりも前記所定周波数低い、又は、前記第1の周波数は前記第1の無線通信チャネルの中心周波数よりも前記所定周波数低く、かつ、前記第2の周波数は前記第2の無線通信チャネルの中心周波数よりも前記所定周波数高い。
本開示の第3の送信装置は、第2の送信装置であって、
前記変調信号生成部は、
前記データ信号に応じて、前記第1の周波数を用いて周波数変調し、前記第1の変調信号を生成する第1変調信号生成部と、
前記データ信号が反転された反転データ信号に応じて、前記第2の周波数を用いて周波数変調し、前記第2の変調信号を生成する第2変調信号生成部と、
を備える。
本開示の第4の送信装置は、第2の送信装置であって、
前記変調信号生成部は、前記データ信号が周波数変調された信号に対応する複素信号におけるI信号及びQ信号のいずれか一方の正の周波数成分を用いて周波数変調し、前記第1の変調信号を生成し、前記I信号及びQ信号のいずれか一方の負の周波数成分を用いて周波数変調し、前記第2の変調信号を生成する送信装置。
本開示の第5の送信装置は、第2の送信装置であって、
前記変調信号生成部は、前記第1の周波数に位置する第1のサブキャリアを用いて、前記第1の変調信号を生成し、前記第2の周波数に位置する第2のサブキャリアを用いて、前記第2の変調信号を生成する送信装置。
本開示の第6の受信装置は、受信信号を復調してデータ信号を取得する復調部を備え、
前記復調部は、搬送波における第1の周波数と第2の周波数との周波数差に前記データ信号が割り当てられた前記受信信号を復調する。
本開示の第7の受信装置は、第6の受信装置であって、
前記復調部は、
前記受信信号が二乗された二乗信号の相互変調成分を導出する相互変調成分導出部と、
前記二乗信号の相互変調成分を復調する相互変調成分復調部と、
を備える。
本開示の第8の受信装置は、第7の受信装置であって、
前記相互変調成分導出部は、前記受信信号を二乗する二乗演算部を含む。
本開示の第9の受信装置は、第7又は第8の受信装置であって、
局部発振信号を生成する局部発振部と、
前記受信信号と前記局部発振信号とに基づいて、所定周波数帯域の信号に周波数変換する周波数変換部と、
前記周波数変換部により周波数変換された前記所定周波数帯域の信号を増幅する増幅部と
を備え、
前記相互変調成分導出部は、前記増幅部により増幅された前記所定周波数帯域の信号が二乗された前記二乗信号の相互変調成分を導出する。
本開示の第10の通信システムは、
搬送波における第1の周波数と第2の周波数との周波数差にデータ信号を割り当てて変調することにより、送信信号を生成し、前記送信信号を送信する送信装置と、
前記送信信号を受信して復調し、前記データ信号を取得する受信装置と、
を備える。
本開示の第11の送信方法は、
送信装置における送信方法であって、
データ信号を変調して送信信号を生成する変調ステップを有し、
前記変調ステップでは、搬送波における第1の周波数と第2の周波数との周波数差に、前記データ信号を割り当てて変調する。
本開示の第12の受信方法は、
受信装置における受信方法であって、
受信信号を復調してデータ信号を取得する復調ステップを有し、
前記復調ステップでは、搬送波における第1の周波数と第2の周波数との周波数差に前記データ信号が割り当てられた前記受信信号を復調する。
本発明は、受信装置の消費電力を削減できる送信装置、受信装置、送信方法、及び受信方法等に有用である。
10,10B,10C 送信装置
20,20B 受信装置
101 ビット反転部
102A,102B 周波数制御部
103A,103B 周波数シンセサイザ
104 混合器
105 パワーアンプ
106 アンテナ
301 アンテナ
302 LNA
303 二乗演算部
304 フィルタ
305 復調部
601 周波数変調部
602 ミキサ
603 周波数シンセサイザ
604 パワーアンプ
605 アンテナ
901 アンテナ
902 ミキサ
903 LO信号発振器
904 IF−LNA
905 二乗演算部
906 フィルタ
907 復調部
1201 データマップ部
1202 IFFT部
1203A,1203B ミキサ
1204 周波数シンセサイザ
1205 90度移相器
1206 混合器
1207 パワーアンプ
1208 アンテナ

Claims (10)

  1. データ信号を変調して送信信号を生成する変調部を備え、
    前記変調部は、搬送波における第1の周波数と第2の周波数との周波数差に、前記データ信号を割り当てて変調する送信装置であって、
    前記変調部は、
    前記データ信号に基づいて、前記第1の周波数に応じた第1の変調信号を生成し、前記第2の周波数に応じた第2の変調信号を生成する変調信号生成部と、
    前記変調信号生成部により生成された前記第1の変調信号と前記第2の変調信号とに応じて、前記送信信号を生成する送信信号生成部と、
    を備え、
    前記変調信号生成部は、前記データ信号が第1のデータと第2のデータのいずれかであって、
    前記データ信号が前記第1のデータである場合には、前記第1の周波数は第1の無線通信チャネルの中心周波数よりも所定周波数高く、かつ、前記第2の周波数は第2の無線通信チャネルの中心周波数よりも前記所定周波数低い、とする制御を行い、
    前記データ信号が前記第2のデータである場合には、前記第1の周波数は前記第1の無線通信チャネルの中心周波数よりも前記所定周波数低く、かつ、前記第2の周波数は前記第2の無線通信チャネルの中心周波数よりも前記所定周波数高い、とする制御を行うことを特徴とする、送信装置。
  2. 請求項1に記載の送信装置であって、
    前記変調信号生成部は、
    前記データ信号に応じて、前記第1の周波数を用いて周波数変調し、前記第1の変調信号を生成する第1変調信号生成部と、
    前記データ信号が反転された反転データ信号に応じて、前記第2の周波数を用いて周波数変調し、前記第2の変調信号を生成する第2変調信号生成部と、
    を備える送信装置。
  3. 請求項1に記載の送信装置であって、
    前記変調信号生成部は、前記データ信号が周波数変調された信号に対応する複素信号におけるI信号及びQ信号のいずれか一方の正の周波数成分を用いて周波数変調し、前記第1の変調信号を生成し、前記I信号及びQ信号のいずれか一方の負の周波数成分を用いて周波数変調し、前記第2の変調信号を生成する送信装置。
  4. 請求項1に記載の送信装置であって、
    前記変調信号生成部は、前記第1の周波数に位置する第1のサブキャリアを用いて、前記第1の変調信号を生成し、前記第2の周波数に位置する第2のサブキャリアを用いて、前記第2の変調信号を生成する送信装置。
  5. 受信信号を復調してデータ信号を取得する復調部を備え、
    前記復調部は、搬送波における第1の周波数と第2の周波数との周波数差に前記データ信号が割り当てられた前記受信信号を復調する受信装置であって、
    前記復調部は、
    前記受信信号が二乗された二乗信号の相互変調成分を導出する相互変調成分導出部と、
    前記二乗信号の相互変調成分を復調する相互変調成分復調部と、
    を備える受信装置。
  6. 請求項5に記載された受信装置であって、
    前記相互変調成分導出部は、前記受信信号を二乗する二乗演算部を含む受信装置。
  7. 請求項5または6に記載された受信装置であって、更に、
    局部発振信号を生成する局部発振部と、
    前記受信信号と前記局部発振信号とに基づいて、所定周波数帯域の信号に周波数変換する周波数変換部と、
    前記周波数変換部により周波数変換された前記所定周波数帯域の信号を増幅する増幅部と
    を備え、
    前記相互変調成分導出部は、前記増幅部により増幅された前記所定周波数帯域の信号が二乗された前記二乗信号の相互変調成分を導出する受信装置。
  8. 送信信号を送信する請求項1記載の送信装置と、
    前記送信装置から送信された前記送信信号を受信する請求項5記載の受信装置と、
    を備える通信システム。
  9. 搬送波における第1の周波数と第2の周波数との周波数差に、データ信号を割り当てて変調することにより、送信信号を生成、送信する送信方法であって、
    前記データ信号に基づいて、前記第1の周波数に応じた第1の変調信号を生成し、前記第2の周波数に応じた第2の変調信号を生成する変調信号生成ステップと、
    前記変調信号生成ステップにより生成された前記第1の変調信号と前記第2の変調信号とに応じて、前記送信信号を生成する送信信号生成ステップと、を有し、
    前記変調信号生成ステップは、前記データ信号が第1のデータと第2のデータのいずれかであって、
    前記データ信号が前記第1のデータである場合には、前記第1の周波数は第1の無線通信チャネルの中心周波数よりも所定周波数高く、かつ、前記第2の周波数は第2の無線通信チャネルの中心周波数よりも前記所定周波数低い、とする制御を行い、
    前記データ信号が前記第2のデータである場合には、前記第1の周波数は前記第1の無線通信チャネルの中心周波数よりも前記所定周波数低く、かつ、前記第2の周波数は前記第2の無線通信チャネルの中心周波数よりも前記所定周波数高い、とする制御を行うことを特徴とする、送信方法。
  10. 搬送波における第1の周波数と第2の周波数との周波数差にデータ信号が割り当てられた受信信号を復調する受信方法であって、
    前記受信信号を二乗した二乗信号の相互変調成分を導出する相互変調成分導出ステップと、
    前記二乗信号の相互変調成分を復調する相互変調成分復調ステップと、
    を備える受信方法。
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