JPH09321893A - Dtmf信号を用いた情報データ伝送方法 - Google Patents

Dtmf信号を用いた情報データ伝送方法

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JPH09321893A
JPH09321893A JP15472796A JP15472796A JPH09321893A JP H09321893 A JPH09321893 A JP H09321893A JP 15472796 A JP15472796 A JP 15472796A JP 15472796 A JP15472796 A JP 15472796A JP H09321893 A JPH09321893 A JP H09321893A
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JP
Japan
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information data
sequence
dtmf signal
transmitted
tone
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JP15472796A
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English (en)
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Hiroyasu Ishikawa
博康 石川
Hideo Kobayashi
英雄 小林
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KDDI Corp
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Kokusai Denshin Denwa KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 DTMF信号を利用する情報データ通信シス
テムにおける疎通率低下の問題を大幅に改善可能な情報
データ伝送方法を提供する。 【解決手段】 伝送されるの16進のプッシュボタン番
号系列に対して各々異なる4ビット符号を割り当ててお
き、送信側においては、16進のプッシュボタン番号系
列を用いて伝送される情報データ系列を4ビット符号に
より情報データビット系列に変換した後、変換した情報
データビット系列に対して誤り検出符号を施して送信
し、受信側においては、判定した受信データ系列に対し
て誤り検出符号を用いて受信誤りの有無を検査し、誤り
が検出された場合には送信側から同じ情報データビット
系列を再度伝送するように要求する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ポケットベルを用
いたメッセージ通信、留守番電話への外出先からの問い
合わせ、各種クレジットカードのカード番号、及び暗証
番号の伝送等に利用されているDTMF(Dual T
one Multi Frequency)信号を使用
可能なあらゆる情報データ伝送通信システムにおける情
報データ伝送方法に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、DTMF信号は、プッシュボタン
による電話番号の送信以外に、低速の情報伝送を目的と
したデータ通信媒体として広い分野で利用されている。
例えば、ポケットベルを用いたメッセージ通信、留守番
電話への外出先からの問い合わせ、各種クレジットカー
ドのカード番号、及び暗証番号の伝送等に利用されてい
る。
【0003】このような低速の情報データ通信を行う方
法としては、プッシュボタン付き電話を利用するもの
と、専用のDTMF信号発生器(図13のオートダイア
ラ146)を利用するものとの2種類の方法がある。プ
ッシュボタン付き電話を用いたDTMF信号の送信は、
電話機内部に組み込まれたトーン信号発生器から直接的
に電話回線を通じて送信されることから、受信側での誤
りは通常問題とならない。しかしながら、20桁以上の
数字をプッシュボタンで入力する際には、利用者の利便
性に劣ることと、及び利用者の誤入力が問題となってい
る。
【0004】これに対して、近年、音声カップラを利用
してDTMF信号を発生するオートダイアラ装置が広く
普及してきている。表1には、ITU−TRec.V.
19で勧告されているDTMF信号伝送で利用されてい
るデュアルトーンの周波数とそれに対応する16進キャ
ラクタの関係を示す。表2には、主要なデュアルトーン
の信号伝送仕様を示す。
【0005】
【表1】
【0006】
【表2】
【0007】一方、DTMF信号の受信機は、一般に、
図13のような構成で実現されている。同図において、
130は送信側の電話機、131は各電話機130に接
続された電話回線、132及び133は電話回線131
に接続された受信機内に設けられており低域側及び高域
側のトーン周波数群を分離する帯域通過フィルタ(BP
F)、134は同じく受信機内に設けられており各トー
ン信号を分離するフィルタバンクである。フィルタバン
ク134内には、中心周波数がそれぞれ697Hz、7
70Hz、852Hz、941Hz、1209Hz、1
336Hz、1477Hz、1633HzであるBPF
135〜142が設けられており、BPF135〜13
8は低域側のBPF132の出力に、BPF139〜1
42は高域側のBPF133の出力にそれぞれ接続され
ている。図13において、さらに、143は受信機内に
設けられている信号検出器、144は同じく受信機内に
設けられている論理回路、146は送信側の電話機13
0の近傍に置かれたDTMF信号発生器である。
【0008】なお、図13において、BPF132及び
133、並びにBPF135〜142は、アナログフィ
ルタ又はディジタルフィルタで実現されている。また、
信号検出器143では、各トーン周波数を中心に持つB
PFの出力電力があらかじめ決められているスレッショ
ルド値を越えたときにトーン信号が受信されたと判断し
ている。ここで、スレッショルド値は、送信されたトー
ン信号を誤って検出する確率を十分小さく抑えるため
に、一般的に厳しい値が設定されている。この厳しいス
レッショルド設定値により、誤り接続の確率を十分小さ
く抑えることを可能としている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来のこのようなDT
MF信号の受信機によると、オートダイアラを用いてD
TMF信号が送信された際に、オートダイアラ装置の形
状、受話器の形状、及び利用者の操作法に大きく依存し
て受信側で検出誤りが発生し、疎通率が大きく劣化して
しまう。更に、オートダイアラを受話器に接触させてト
ーン信号を送信する際に、受話器の周囲で発生する雑音
がトーン信号に付加され、受信側での検出特性を劣化さ
せる大きな要因となっている。
【0010】更に、現在利用されているDTMF信号の
受信機では、トーン信号の検出誤りによる誤接続を積極
的に排除することを目的に、信号検出のためのスレッシ
ョルド値を厳しい値に設定している。従って、ある程度
の信号レベルでトーン信号が受信できたとしても、その
受信レベルがスレッショルド値を越えないため、送信側
では何度も繰り返して同じ情報データ系列から構成され
るDTMF信号を伝送しなければならない可能性があ
る。この場合、通信回線の利用効率が極端に低下すると
ともに、通信回線品質の状況によってはDTMF信号を
用いた情報伝送が全く行えないという事態に陥る可能性
もある。
【0011】一方、信号検出のためのスレッショルド値
を緩和すれば、従来排除されていたDTMF信号を検出
することが可能となるが、この場合、送信した情報デー
タ系列に対して誤ったデータ系列が検出される確率が高
くなる。誤ったデータ系列が検出されると、システム側
では誤り情報データ系列に対応する処理が開始されるた
め、送信側に位置するユーザと受信側であるシステム側
との誤接続を引き起こす可能性がある。このような誤接
続はセキュリティの問題上、絶対に許されるものではな
いため、誤検出の可能性が極めて低いスレッショルド値
を結果的に使用しなければならず、前述した問題は依然
として解決することができない。
【0012】従って本発明の目的は、このようなDTM
F信号を利用する情報データ通信システムにおける疎通
率低下の問題を大幅に改善可能な情報データ伝送方法を
提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ため、本発明によれば、伝送される{0、1、2、3、
4、5、6、7、8、9、*、#、A、B、C、D}の
16進のプッシュボタン番号系列に対して各々異なる4
ビット符号を割り当てておき、送信側においては、16
進のプッシュボタン番号系列を用いて伝送される情報デ
ータ系列を4ビット符号により情報データビット系列に
変換した後、変換した情報データビット系列に対して誤
り検出符号を施して送信し、受信側においては、判定し
た受信データ系列に対して誤り検出符号を用いて受信誤
りの有無を検査し、誤りが検出された場合には送信側か
ら同じ情報データビット系列を再度伝送するように要求
するDTMF信号を用いた情報データ伝送方法が提供さ
れる。
【0014】このように、誤り検出符号を利用すること
により、従来のDTMF信号受信装置が持つ受信性能を
大幅に改善できる。さらに、DTMF信号の検出用に設
定されているスレショルド値を緩和することができ、こ
れまで検出が不可能であったDTMF信号をも検出する
ことが可能となる。これにより、DTMF信号を用いた
情報データ伝送システムの総合的な疎通率の大幅な改善
を図ることができる。
【0015】4ビット符号を、DTMF信号の構成要素
である2つのトーン周波数のうち、一方のトーン周波数
が共通でありかつ他方のトーン周波数が互いに隣接トー
ン周波数の関係にあるプッシュボタン番号の組み合わせ
に対して、互いに1ビットの差異となるようにあらかじ
め設定することが好ましい。これにより、DTMF信号
を用いた情報データ伝送方法において最も発生の可能性
が高い、2つのトーン周波数のうち1つのトーン周波数
を受信時に誤判定する事象の検出確率を大幅に改善する
ことができる。
【0016】本発明によれば、さらに、受信側におい
て、スライディング離散フーリエ変換(S−DFT)技
術を用いて、送信側から伝送された情報データ系列に対
応するDTMF信号の2つのトーン周波数を検出するD
TMF信号を用いた情報データ伝送方法が提供される。
【0017】このようにS−DFT技術を用いて、送信
側から伝送された情報データ系列に対応するDTMF信
号の2つのトーン周波数を高精度に検出することによ
り、従来方法であるフィルタバンクを用いたトーン信号
検出方法の不検出・誤検出特性を向上させ、通信回線の
疎通率を大幅に改善することができる。即ち、DTMF
信号の検出用に設定されているスレショルド値を緩和す
ることができ、これまで検出が不可能であったDTMF
信号をも検出することが可能となる。これにより、DT
MF信号を用いた情報データ伝送システムの総合的な疎
通率の大幅な改善を図ることができる。
【0018】S−DFT技術を用いて検出した複数の出
力値を同時に用いて補間法を適用することにより、送信
側から伝送されたDTMF信号のトーン周波数を推定す
ることが好ましい。これにより、2つのトーン周波数を
高精度に検出することができる。
【0019】本発明によればさらに、伝送される{0、
1、2、3、4、5、6、7、8、9、*、#、A、
B、C、D}の16進のプッシュボタン番号系列に対し
て各々異なる4ビット符号を割り当てておき、送信側に
おいては、16進のプッシュボタン番号系列を用いて伝
送される情報データ系列を4ビット符号により情報デー
タビット系列に変換した後、変換した情報データビット
系列に対して誤り検出符号を施して送信し、受信側にお
いては、スライディング離散フーリエ変換(S−DF
T)技術を用いて、送信側から伝送された情報データ系
列に対応するDTMF信号の2つのトーン周波数を検出
判定し、検出判定した受信データ系列に対して誤り検出
符号を用いて受信誤りの有無を検査し、誤りが検出され
た場合には送信側から同じ情報データビット系列を再度
伝送するように要求するDTMF信号を用いた情報デー
タ伝送方法が提供される。
【0020】このように誤り検出符号を利用することに
より、従来のDTMF信号受信装置が持つ受信性能を大
幅に改善できることが期待できる。しかも、スライディ
ング離散フーリエ変換技術を利用してDTMF信号を構
成する2つのトーン信号の電力を同時に、かつ、独立に
測定するとともに、各トーン信号が有する周波数を高精
度に測定することにより、これら2種類の情報を用いて
トーン信号の検出特性を改善することができる。さら
に、DTMF信号の検出用に設定されているスレショル
ド値を緩和することができ、これまで検出が不可能であ
ったDTMF信号をも検出することが可能となる。これ
により、DTMF信号を用いた情報データ伝送システム
の総合的な疎通率の大幅な改善を図ることができる。
【0021】4ビット符号を、DTMF信号の構成要素
である2つのトーン周波数のうち、一方のトーン周波数
が共通でありかつ他方のトーン周波数が互いに隣接トー
ン周波数の関係にあるプッシュボタン番号の組み合わせ
に対して、互いに1ビットの差異となるようにあらかじ
め設定することが好ましい。これにより、DTMF信号
を用いた情報データ伝送方法において最も発生の可能性
が高い、2つのトーン周波数のうち1つのトーン周波数
を受信時に誤判定する事象の検出確率を大幅に改善する
ことができる。
【0022】S−DFT技術を用いて検出した複数の出
力値を同時に用いて補間法を適用することにより、送信
側から伝送されたDTMF信号のトーン周波数を推定す
ることが好ましい。これにより、2つのトーン周波数を
高精度に検出することができる。
【0023】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の一実施形態とし
て、誤り検出符号を用いてDTMF信号を伝送する情報
データ伝送システムの構成を概略的に示すブロック図で
ある。この実施形態では、誤り検出符号として、CRC
(Cyclic Redundancy Check)
符号を想定している。
【0024】同図において、10は送信側の電話機、1
1は各電話機10に接続された電話回線、12及び13
は電話回線11に接続された受信機内に設けられており
低域側及び高域側のトーン周波数群を分離する帯域通過
フィルタ(BPF)、14は同じく受信機内に設けられ
ており各トーン信号を分離するフィルタバンクである。
フィルタバンク14内には、中心周波数がそれぞれ69
7Hz、770Hz、852Hz、941Hz、120
9Hz、1336Hz、1477Hz、1633Hzで
あるBPF15〜22が設けられており、BPF15〜
18は低域側のBPF12の出力に、BPF19〜22
は高域側のBPF13の出力にそれぞれ接続されてい
る。図1において、さらに、23は受信機内に設けられ
ている信号検出器、24は同じく受信機内に設けられて
いる論理回路、25は同じく受信機内に設けられている
CRC誤り検出器、26は送信側の電話機10の近傍に
置かれており、CRC符号化器を内蔵するDTMF信号
発生器である。
【0025】なお、図1において、BPF12及び1
3、並びにBPF15〜22は、アナログフィルタ又は
ディジタルフィルタで実現されている。また、信号検出
器23では、各トーン周波数を中心に持つBPFの出力
電力があらかじめ決められているスレッショルド値を越
えたときにトーン信号が受信されたと判断している。こ
のスレッショルド値は、図13の従来技術におけるスレ
ッショルド値よりかなり緩い値に設定されている。
【0026】送信側のDTMF信号発生器26における
誤り検出符号化方式としては、表1に示す16進法で定
義された16種類のキャラクタに対して、表3に示され
る4ビットの系列を割り当てることが行われている。表
3では、2つのトーン周波数のうち1つが同じ周波数
で、かつ、もう1つのトーン信号が隣接周波数の関係に
ある最も誤りやすい組み合わせとなるDTMF信号に対
応した4ビットの系列に対して、ハミング距離が最大1
ビットとなるように符号化されている。
【0027】
【表3】
【0028】表3に示した4ビット系列に割り当てた一
例が、図2に相関図として表わされている。
【0029】同図において、円で囲まれているキャラク
タ“1”、“2”、“3”、“4”、“5”、“6”、
“7”、“8”、“9”、“0”、“*”、“#”、
“A”、“B”、“C”及び“D”はプッシュボタン番
号を表し、それらを接続している線は各キャラクタに割
り当てられているDTMF信号の2つのトーン周波数の
うちの、一方が同じ周波数であり、他方のトーン信号が
互いに隣接周波数の関係にあるキャラクタ番号の組み合
わせであることを表している。
【0030】例えば、図2におけるキャラクタ“5”
は、“2”、“4”、“6”、“8”に誤る確率が大き
い。即ち、キャラクタ“5”に割り当てられている2つ
の周波数のうち、低域の周波数(770Hz)が同じ
で、かつ高域の周波数(1336Hz)が隣接の関係と
なるキャラクタ“4”及び“6”と、キャラクタ“5”
に割り当てられている2つの周波数のうち、高域の周波
数(1336Hz)が同じで、かつ低域の周波数(77
0Hz)が隣接の関係となるキャラクタ“2”及び
“8”とがキャラクタ“5”に誤って検出される可能性
が最も高い。なお、デュアルトーンで送信される2つの
周波数を同時に誤検出する確率は非常に小さいため、無
視できるものと考えられる。
【0031】図2に示す4ビットの割り当て方法の他
に、割り当て方の位置関係を単に入れ替えた図3に示す
ような誤り検出符号の割り当て方法を用いてもよい。
【0032】上述したように、表3に示す4ビットは、
互いに誤り易い関係にあるキャラクタがトーン周波数の
検出誤りによって間違って判定されたとしても、4ビッ
ト中の誤りが最大1ビットとなるように割り当てられて
いるという特徴を有している。ここで、CRC符号化
は、16進のキャラクタに対応した4ビットの系列に対
して行うことになる。例えば、冗長ビットが16ビット
のCRC符号を利用する場合には、以下に示される符号
化を実施することになる。 送信電話番号:0492−78−7850 表3を利用したディジット系列 ここで、上述の40ビットのディジット系列に対する多
項式表現をM(x)で表し、16ビットの冗長ビット系
列を生成する生成多項式をG(x)で表すこととする。
更に、16ビットの冗長ビットR(x)を次の式(1)
の演算により求める。 F(x)=M(x)x16+R(x) =G(x)Q(x) (1) ただし、 M(x)=a0 +a1 x+a22 +……+a3939i :40ビットのディジット系列(電話番号に相
当) Q(x):M(x)x16をG(x)で割った商 R(x):M(x)x16をG(x)で割った剰余(冗長
ビット) G(x)=x16+x12+x5 +1 上述の操作で16ビットの冗長ビットR(x)は以下の
ように決定される。 結局、以下のキャラクタ系列に相当するデュアルトーン
系列が送信されることになる。 0492787850#A38
【0033】このように、従来方式による10桁の送信
に対して、誤り検出符号を用いたDTMF信号による情
報データ伝送方法を利用する場合には、4桁の冗長を含
む合計14桁の送信が必要となる。受信側では、CRC
誤り検出器25において、送信された14桁に対して送
信側と同様に表3の関係から、まず4ビットを単位とし
たディジット系列に変換し、総計56ビットの系列を求
める。次に、56ビットの系列に対してCRC誤り検出
を実施する。ここで、誤り検出は56ビットの受信系列
に対してG(x)で割り算を行い、剰余の有無で判断す
ることになる。以上の操作により、誤りが検出されなけ
れば4桁の冗長を排除した残り10桁を受信番号として
出力する。これに対して、受信信号に誤りが検出された
場合には、受信した情報データ系列の全てを排除するこ
とになる。なお、冗長ビットが16ビットのCRC符号
の誤り検出能力は、1ブロック内の3ビットまでの誤り
と、奇数ビットの誤りの全てを検出する能力を持つ。ま
た、4ビット以上の偶数ビット誤りに対しては、1/2
15の確率で誤りを検出することが可能である。
【0034】以上のように、本実施形態によれば、CR
C符号の持つ強力な誤り検出能力を利用することによ
り、従来のDTMF信号受信方法の有する受信性能を大
幅に改善できることができる。本実施形態では、送信側
のオートダイアラ(DTMF信号発生器)26にCRC
符号化器を付加する必要があるが、符号化器は非常に小
型な既存のチップを容易に利用可能であることから装置
化の際に符号化器付加の与える影響は小さいものと予想
される。また、受信側では、前述したように、信号検出
器23で設定されているスレッショルド値を緩和すると
同時に、判定出力データの誤り検出を行うCRC誤り検
出器25を付加しているが、このようなCRC検出器は
汎用のチップで容易に実現可能である。
【0035】図4は、本発明の他の実施形態として、受
信側にS−DFTを用いたDTMF信号を伝送する情報
データ伝送システムの構成を概略的に示すブロック図で
ある。
【0036】同図において、40は送信側の電話機、4
1は各電話機40に接続された電話回線、42及び43
は受信機内に設けられておりアナログ/ディジタル(A
/D)変換器58を介して電話回線41に接続されてい
る低域側及び高域側のトーン周波数群を分離する帯域通
過フィルタ(BPF)、44は同じく受信機内に設けら
れており各トーン信号を分離するフィルタバンクであ
る。フィルタバンク44内には、中心周波数がそれぞれ
697Hz、770Hz、852Hz、941Hz、1
209Hz、1336Hz、1477Hz、1633H
zであるスライディング離散フーリエ変換(S−DF
T)回路45〜52が設けられており、S−DFT回路
45〜48は低域側のBPF42の出力に、S−DFT
回路49〜52は高域側のBPF43の出力にそれぞれ
接続されている。図4において、さらに、57は受信機
内に設けられているディジタル信号処理部、56は送信
側の電話機40の近傍に置かれているDTMF信号発生
器である。なお、図4の実施形態において、BPF42
及び43並びにS−DFT回路45〜52は、ディジタ
ルフィルタで実現されている。
【0037】図1に示すDTMF信号受信機では、フィ
ルタ操作を行う部分がそれぞれのトーン信号の周波数を
中心周波数として持つ複数のディジタル又はアナログフ
ィルタにより構成されていた。これに対して、図4の実
施形態では、このフィルタ操作をS−DFT技術を用い
て行っている。ここで、S−DFT技術とは、入力され
る時間軸上の信号に対してサンプル点毎に周波数軸上の
信号を求めることを可能とするスペクトル解析技術であ
る。ここで、時間軸上のN点を一括してN点の周波数軸
上の信号に変換する従来のDFT操作と、時間軸上のサ
ンプル点毎に周波数軸上の信号に変換するS−DFT操
作の相違点が図5に示されている。
【0038】DFT操作で得られる周波数軸上の信号
は、DFTの基本単位であるセルが持つ帯域幅と同等の
BPFを通過した信号の周波数軸上の信号と等価であ
る。即ち、DFT操作は、セルが持つ帯域幅を基本とす
るフィルタバンク操作と等価である。特に、S−DFT
は任意の周波数を中心に持つセルを通過した信号の電力
値をサンプル点毎に求めることが可能であるという特徴
を有している。これは、図1で示したトーン信号用BP
FをS−DFTにより実現することが可能であることを
意味している。
【0039】図4において、電話機40を介して電話回
線41により伝送されるDTMF信号は、A/D変換器
58でディジタルのサンプル値に変換された後、低域の
周波数群、及び高域の周波数群をそれぞれ通過させる2
つのBPF42及び43に入力される。ここで、低域及
び高域のBPF42及び43の帯域幅は、0.5kHz
程度である。各BPF出力は、8種類の中心周波数(6
97Hz、770Hz、852Hz、941Hz、12
09Hz、1336Hz、1477Hz、1633H
z)をそれぞれ有するS−DFT回路45〜52に入力
される(低域、高域ごとに4種類)。ここで、Iサンプ
ル目の時間軸上の信号(実数)をy(I)、Iサンプル
目の時刻における周波数kのスペクトル値(複素数)を
k (I)とおくとYk (I)は、
【数1】 で表され、この式の回路構成は図6として与えられる。
なお、図6の回路で示した演算は、サンプル単位で実行
する必要がある。ここで、サンプリング周波数を8kH
zと仮定するとDFTの基本帯域幅Δfは以下のように
求められる。
【0040】例えば、表2のトーン信号の伝送仕様か
ら、トーン信号の継続時間を最短の30msを想定する
と、この区間に存在するサンプル数は、 N=240(samples) (3) となる。従って、DFTの基本帯域幅Δfは、 Δf=8kHz/240=33.33Hz (4) で与えられる。ここで、kと周波数軸の信号の関係は図
7のように表される。従って、例えばk=10の場合に
はΔf=333.33Hzという値になる。
【0041】次に、トーン周波数697Hz、770H
z、…をDFTのセルの中心に設定するためには、以下
の操作を行う必要がある。例えば、トーン周波数=69
7Hzを例に取ると、 697Hz=k×Δf=20.91×Δf (5) より、k=20.91と設定することにより周波数=6
97Hzを中心に持つセルのスペクトル信号を図8のよ
うに求めることができる。
【0042】次に、伝送仕様からトーン信号の送信機の
周波数安定度を考慮すると、1つのトーン信号に対して
3個のS−DFT回路が必要となることを示す。トーン
信号の周波数安定度は、各トーンに対して±1.8%の
誤差を許容できるように規定されている。従って、周波
数が697Hzのトーン信号に対しては、図9のように
±12.546Hzの周波数オフセットが発生する可能
性がある。なお、トーン信号の最高周波数は1633H
zであるため、この場合には図10に示すように±2
9.394Hzの周波数オフセットが発生する。ここ
で、トーン周波数が697Hzの場合には、697Hz
を中心に持つセル1個で周波数変動に対処できるが、高
域群のトーン信号に対しては最低3個のセルを考慮する
必要がある。また、後述する周波数推定法においては、
トーン周波数が697Hzの場合でもセル3個のS−D
FT回路が必要となる。図11はトーン周波数が697
Hzの場合のS−DFT回路の構成例を示す。なお、他
のトーン周波数に対しても同様の手法によりS−DFT
回路を構成することができる。
【0043】次に、時間軸上で表現されたトーン信号
と、トーン信号の入力ポイントにおけるS−DFTの出
力値の関係を図12に示す。同図から、S−DFTの出
力値は、トーン信号の入力時から上昇し始め、S−DF
Tで想定している観測時間長(DFTのサンプル数)に
相当するトーン信号が入力された時点で最大の出力を得
ることができる。なお、S−DFT出力はトーン信号の
終わりに近づくにつれて減少する。トーン信号検出用受
信機としてS−DFTを用いる利点は、各サンプル点ご
とに受信トーン信号の周波数推定が可能となる点であ
る。特に、トーン信号の受信電力レベルと推定周波数の
情報とを共に利用することにより検出能力を改善するこ
とができる。
【0044】一般に、トーン信号の持つ周波数値は、ト
ーン信号の継続時間である30ms程度の間ではほぼ一
定であると考えられる。これに対して、音声、雑音、自
然界の雑音等の非希望波は時間とともに周波数値は変化
する。この特徴を利用することにより、トーン信号と非
希望波とを区別することが可能となる。また、DTMF
信号は、予め定められた2周波が同時に伝送される。従
って、この2周波と同一の周波数成分を持つ希望波以外
の信号が同時に発生する確率は非常に小さいと考えられ
る。即ち、同時に送信されてきた2種類のトーン信号の
電力と周波数を同時に観測することにより、検出確率を
大幅に改善することが期待できる。ここで、各サンプル
点ごとの周波数は、3個のセルの出力値を用いて以下の
ように推定することができる。
【0045】まず、各サンプル毎に得られる3個のS−
DFT回路の出力値をYk 、Yk-1、Yk+1 とし、その
絶対値を|Yk |、|Yk-1 |、|Yk+1 |で各々表
す。ここで、トーン信号の推定周波数は、以下の演算式
を用いて導出できる。 (ケース1) |Yk |>|Yk+1 |>|Yk-1 |の場合 f=Δf{k+r/(1+r)} ただし、r=|Yk+1 |/|Yk | (ケース2) |Yk |>|Yk-1 |>|Yk+1 |の場合 f=Δf{k−r/(1+r)} ただし、r=|Yk-1 |/|Yk | (ケース3) |Yk-1 |が最大値の場合 f=Δf{k−1/(1+r)} ただし、r=|Yk |/|Yk-1 | (ケース4) |Yk+1 |が最大値の場合 f=Δf{k+1/(1+r)} ただし、r=|Yk |/|Yk+1
【0046】上述の手順で補間された周波数の推定精度
は入力信号のS/Nの関数となるが、S/Nが10dB
程度の場合はセル帯域の1/10程度の精度で周波数を
推定可能である。
【0047】図4に示すディジタル信号処理部57で
は、各S−DFT回路45〜52の出力を監視し、各出
力があるスレッショルド値を越えた場合には、その時点
から周波数を推定し、推定された周波数がある決められ
た時間長で同じ値を示した場合にトーン信号が受信され
たと判断する。ここで、誤り検出符号を用いたDTMF
信号送信方法と同様にスレッショルド値を低めに設定す
ることにより、トーン信号の検出能力を高め、引き続き
実施される周波数の推定操作で、誤検出確率の劣化を抑
えることが可能となる。以上説明したように、トーン信
号のS−DFT出力値、並びに周波数情報を利用するこ
とにより、従来の電力値だけを利用していた受信機に比
べて検出能力を大幅に改善することが可能になると考え
られる。
【0048】最後に、周波数推定を開始するスレッショ
ルド値の設定方法の例について簡単に説明する。 (1)マニュアルによるスレッショルドレベルの設定す
る手法(手法1) 電話回線の状態にかかわらず、マニュアル設定されたス
レッショルドレベル(瞬時スペクトル)を、図4の信号
検出器の何れかが越えたとき周波数推定を開始する。な
お、スレッショルド値は、カットアンドトライ方法によ
り事前に決定することが可能である。 (2)ノイズレベルに対する信号電力レベル差で設定す
る手法(手法2) 時刻tに得られるS−DFT出力レベルL(i)が、時
刻t0 に得られたS−DFT出力レベルL0 (i)に対
して[X]dBのレベル差を生じた場合、周波数推定を
開始する。ただし、i=1〜24はS−DFTの出力ポ
ート番号に相当し、24個のS−DFT出力の何れか2
つの出力が同時に設定レベル差を越えた場合に周波数推
定の手順が起動される。 (3)その他のスレッショルド値の設定手法 伝送路の品質の特徴が異なる回線群ごとに最適なスレッ
ショルド値をニューラルネット等により事前に学習させ
ておき、システム側ではいかなる品質の伝送路に対して
も自動的に対処可能としておく。
【0049】以上述べた実施形態は全て本発明を例示的
に示すものであって限定的に示すものではなく、本発明
は他の種々の変形態様及び変更態様で実施することがで
きる。従って本発明の範囲は特許請求の範囲及びその均
等範囲によってのみ規定されるものである。
【0050】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明では、
伝送されるの16進のプッシュボタン番号系列に対して
各々異なる4ビット符号を割り当てておき、送信側にお
いては、16進のプッシュボタン番号系列を用いて伝送
される情報データ系列を4ビット符号により情報データ
ビット系列に変換した後、変換した情報データビット系
列に対して誤り検出符号を施して送信し、受信側におい
ては、判定した受信データ系列に対して誤り検出符号を
用いて受信誤りの有無を検査し、誤りが検出された場合
には送信側から同じ情報データビット系列を再度伝送す
るように要求するように構成されている。このように、
誤り検出符号を利用することにより、従来のDTMF信
号受信装置が持つ受信性能を大幅に改善できる。
【0051】さらに、本発明では、受信側において、S
−DFT技術を用いて、送信側から伝送された情報デー
タ系列に対応するDTMF信号の2つのトーン周波数を
検出するDTMF信号を用いている。このように、S−
DFT技術により、DTMF信号のトーン周波数の検出
特性を大幅に改善することができる。
【0052】その結果、DTMF信号の検出用に設定さ
れているスレショルド値を緩和することができ、これま
で検出が不可能であったDTMF信号をも検出すること
が可能となる。従って、DTMF信号を用いた情報デー
タ伝送システムの総合的な疎通率の大幅な改善を図るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態として、誤り検出符号を用
いてDTMF信号を伝送する情報データ伝送システムの
構成を概略的に示すブロック図である。
【図2】図1の実施形態におけるDTMF信号に対する
誤り検出符号の割り当て方法の一例を示す図である。
【図3】図1の実施形態におけるDTMF信号に対する
誤り検出符号の割り当て方法の他の例を示す図である。
【図4】本発明の他の実施形態として、受信側にS−D
FTを用いたDTMF信号を伝送する情報データ伝送シ
ステムの構成を概略的に示すブロック図である。
【図5】従来のDFTと図4の実施形態で使用するS−
DFTとの相違点を示す図である。
【図6】図4の実施形態で使用するS−DFTの周波数
kにおける周波数軸信号を求める回路の構成例を示す図
である。
【図7】図4の実施形態で使用するS−DFTの周波数
kと周波数軸信号の関係を示す図である。
【図8】図4の実施形態で使用するS−DFTにおいて
特定の周波数を中心とするkの設定方法の一例を示す図
である。
【図9】DTMF信号の周波数安定度により発生する周
波数オフセット量の計算例を示す図である。
【図10】DTMF信号の周波数安定度により発生する
周波数オフセット量がセル帯域幅を越える現象を示す図
である。
【図11】周波数オフセット量に対処可能な図4の実施
形態で利用するS−DFTの回路構成例を示す図であ
る。
【図12】図4の実施形態で使用するS−DFTにおけ
る入力信号とS−DFT出力信号の関係を示す図であ
る。
【図13】フィルタバンクを用いてDTMF信号を伝送
する情報データ伝送システムの構成を概略的に示すブロ
ック図である。
【符号の説明】
10、40 電話機 11、41 電話回線 12、13、15〜22、42、43 BPF 14、44 フィルタバンク 45〜52 S−DFT回路 23 信号検出器 24 論理回路 25 CRC誤り検出器 26 CRC符号化器を内蔵するDTMF信号発生器 56 DTMF信号発生器 57 ディジタル信号処理部 58 A/D変換器

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 伝送される16進のプッシュボタン番号
    系列に対して各々異なる4ビット符号を割り当ててお
    き、送信側においては、前記16進のプッシュボタン番
    号系列を用いて伝送される情報データ系列を前記4ビッ
    ト符号により情報データビット系列に変換した後、該変
    換した情報データビット系列に対して誤り検出符号を施
    して送信し、受信側においては、判定した受信データ系
    列に対して前記誤り検出符号を用いて受信誤りの有無を
    検査し、誤りが検出された場合には前記送信側から同じ
    情報データビット系列を再度伝送するように要求するこ
    とを特徴とするDTMF信号を用いた情報データ伝送方
    法。
  2. 【請求項2】 前記4ビット符号を、DTMF信号の構
    成要素である2つのトーン周波数のうち、一方のトーン
    周波数が共通でありかつ他方のトーン周波数が互いに隣
    接トーン周波数の関係にあるプッシュボタン番号の組み
    合わせに対して、互いに1ビットの差異となるようにあ
    らかじめ設定することを特徴とする請求項1に記載の方
    法。
  3. 【請求項3】 受信側において、スライディング離散フ
    ーリエ変換(S−DFT)技術を用いて、送信側から伝
    送された情報データ系列に対応するDTMF信号の2つ
    のトーン周波数を検出することを特徴とするDTMF信
    号を用いた情報データ伝送方法。
  4. 【請求項4】 S−DFT技術を用いて検出した複数の
    出力値を同時に用いて補間法を適用することにより、送
    信側から伝送されたDTMF信号のトーン周波数を推定
    することを特徴とする請求項3に記載の方法。
  5. 【請求項5】 伝送される16進のプッシュボタン番号
    系列に対して各々異なる4ビット符号を割り当ててお
    き、送信側においては、前記16進のプッシュボタン番
    号系列を用いて伝送される情報データ系列を前記4ビッ
    ト符号により情報データビット系列に変換した後、該変
    換した情報データビット系列に対して誤り検出符号を施
    して送信し、受信側においては、スライディング離散フ
    ーリエ変換(S−DFT)技術を用いて、送信側から伝
    送された情報データ系列に対応するDTMF信号の2つ
    のトーン周波数を検出判定し、該検出判定した受信デー
    タ系列に対して前記誤り検出符号を用いて受信誤りの有
    無を検査し、誤りが検出された場合には前記送信側から
    同じ情報データビット系列を再度伝送するように要求す
    ることを特徴とするDTMF信号を用いた情報データ伝
    送方法。
  6. 【請求項6】 前記4ビット符号を、DTMF信号の構
    成要素である2つのトーン周波数のうち、一方のトーン
    周波数が共通でありかつ他方のトーン周波数が互いに隣
    接トーン周波数の関係にあるプッシュボタン番号の組み
    合わせに対して、互いに1ビットの差異となるようにあ
    らかじめ設定することを特徴とする請求項5に記載の方
    法。
  7. 【請求項7】 S−DFT技術を用いて検出した複数の
    出力値を同時に用いて補間法を適用することにより、送
    信側から伝送されたDTMF信号のトーン周波数を推定
    することを特徴とする請求項5又は6に記載の方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6101245A (en) * 1999-04-08 2000-08-08 Gilai (Goudsmit); David Joseph Dial verifier, especially for facsimile transmission
JP2004534421A (ja) * 1999-03-29 2004-11-11 ユージン ジスキー アナログ及びディジタルの信号及びデータを圧縮する方法及び装置
WO2014141646A1 (ja) * 2013-03-11 2014-09-18 パナソニック株式会社 送信装置、受信装置、通信システム、送信方法、及び受信方法

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