JP2008198358A - 電流遮断装置及び電流遮断装置の操作方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】電流遮断装置において、ユーザの機械的な操作に応じて電源と負荷との間の電流を遮断するマニュアル遮断装置における火花の発生を抑制することである。
【解決手段】マニュアル遮断装置であるサービスプラグ装置50は、リレーと共に、燃料電池と負荷との間に直列に配置され、ケース52と、サービスプラグ70と、回転ロック板58と、リミットスイッチ64とで構成される。回転ロック板58は、サービスプラグ70の頭部74を押さえる抑止姿勢と、サービスプラグ70の操作が妨げられない許容姿勢とを有する。リミットスイッチ64は、回転ロック板58が抑止姿勢から移動することを検出し、リレーに対し、電流遮断を指令する遮断信号が出力される。
【選択図】図3
【解決手段】マニュアル遮断装置であるサービスプラグ装置50は、リレーと共に、燃料電池と負荷との間に直列に配置され、ケース52と、サービスプラグ70と、回転ロック板58と、リミットスイッチ64とで構成される。回転ロック板58は、サービスプラグ70の頭部74を押さえる抑止姿勢と、サービスプラグ70の操作が妨げられない許容姿勢とを有する。リミットスイッチ64は、回転ロック板58が抑止姿勢から移動することを検出し、リレーに対し、電流遮断を指令する遮断信号が出力される。
【選択図】図3
Description
本発明は、電流遮断装置及び電流遮断装置の操作方法に係り、特に、ユーザの機械的操作に応じて電流を遮断するマニュアル遮断装置を備える電流遮断装置及びその操作方法に関する。
車両に搭載される電源のように、高圧の電源は、他の要素部品との予期せぬ接触等による事故を未然に防ぎ、また運転者等のユーザの安全を確保する等のために、その電源をケースに収納することが行われる。その場合には、電源ケースを開ける場合に高圧に触れる危険が生ずるので、それを防止するための工夫がなされる。
例えば、特許文献1では、車両用燃料電池ケースの外側に、燃料電池と負荷との間を接続するサービスプラグを設け、ユーザの操作によりサービスプラグを引き抜くことで燃料電池と負荷との間の接続を遮断する技術が開示される。また、特許文献2には、電気自動車に搭載された2次電池パックに取り付けられるインターロック装置が述べられる。ここでは、2次電池とその制御用の機器を収納するケースに安全プラグとロック機構とが取り付けられ、通常は、安全プラグは安全プラグ取付部に装着され、その状態で2次電池の受給が行われる。ユーザの操作により安全プラグが安全プラグ取付部から外されると2次電池の受給が遮断され、そこで外された安全プラグをロック機構に装着すると、ケースのロックが解除され、ケースを開けることができる。
高圧電源自体は、安全のため以外に緊急時のときに電力の受給を遮断するため、電気信号によって電力の遮断を制御するリレー等の遮断器を有することが多い。例えば、車両に搭載される高圧電源は、事故等のときに、モータ等の負荷との間の接続を遮断するリレーが設けられる。遮断器を制御するのは、電源の制御部であるので、サービスプラグやインターロック装置とは独立である。したがって、通常であれば、サービスプラグ等の操作は、遮断器が作動していない状態、すなわち高圧電源の受給が行われている状態で行われる。したがって、サービスプラグ等の操作、例えばサービスプラグが引き抜かれることで、高圧電源と負荷との接続が開放され、そこで火花等が生ずる。
サービスプラグ等の操作により火花が出ると、信号系にノイズとして悪影響を与えるほか、火花によって可爆性の物質があるときは、爆発や焼損等が生ずる恐れがある。例えば、水素を用いる燃料電池では、水素漏れはほとんど生じることはないが、仮に不慮の事故等で漏れが生じ、その上にさらに火花が生じることがあるとすれば、水素の燃焼が起こることがありうる。なお、リレーを遮断するときも同様に火花が生ずるが、水素を用いる燃料電池の場合には、リレーボックスの中の水素濃度を爆燃濃度にならない濃度として工夫されているので、問題が生ずることが防がれている。
本発明の目的は、ユーザの機械的な操作に応じて電源と負荷との間の電流を遮断するマニュアル遮断装置における火花の発生を抑制できる電流遮断装置及び電流遮断装置の操作方法を提供することである。
本発明に係る電流遮断装置は、電源及び負荷との間に接続され、電気信号に応じて電流を遮断する遮断装置と、電源及び負荷との間において前記遮断装置と直列に設けられ、ユーザの機械的な操作に応じて電流を遮断するマニュアル遮断装置と、前記マニュアル遮断装置の部材の変位に応じて前記遮断装置に対して電流の遮断を指示する遮断信号を出力する信号出力手段と、を備える。
また、マニュアル遮断装置は、ユーザの機械的な操作により電流を遮断するサービスプラグと、前記サービスプラグを移動自在に案内する筐体に取り付けられ、前記サービスプラグの操作を抑止する抑止姿勢と、前記サービスプラグの操作を許容する許容姿勢とを有するロック手段と、を有し、前記信号出力手段は、前記ロック手段が前記抑止姿勢から移動する変位に応じ電気信号を出力して前記遮断装置に供給するセンサであることが好ましい。
また、遮断装置は、電源の正側端子側と負荷端子側とこれらに対応する負荷の2端子との間にそれぞれ設けられる1対の電気リレー遮断器であることが好ましい。
また、サービスプラグは、筐体より突き出る頭部を有し、センサは、前記筐体のロック手段の近傍に設けられ、ストローク部の移動でオンオフするリミットスイッチセンサであり、前記ロック手段は、前記サービスプラグの頭部の位置に対応する位置に設けられる押さえアーム部と、前記リミットスイッチセンサのストローク部の位置に対応する位置に設けられるスイッチアーム部とを有し、前記筐体に設けられた回転中心の周りに回転可能な回転板ロックであり、前記抑止姿勢のときは前記押さえアーム部が前記サービスプラグの頭部を押さえてその操作を抑止し、かつ前記スイッチアーム部が前記リミットスイッチセンサをオンし、前記抑止姿勢から移動するときに前記リミットスイッチセンサがオフとなり、前記許容姿勢のときは前記押さえアーム部が前記サービスプラグの頭部を開放して抑止を解除する回転ロック板であることが好ましい。
また、本発明に係る電流遮断装置の操作方法は、電源及び負荷との間に接続されて電気信号に応じて電流を遮断する遮断装置と、電源及び負荷との間において前記遮断装置と直列に設けられユーザの機械的な操作に応じて電流を遮断するマニュアル遮断装置とを備える電流遮断装置の操作方法であって、前記マニュアル遮断装置に設けられるロック手段を移動させ、電流を遮断するためのサービスプラグの操作を抑止する抑止姿勢から、前記サービスプラグの操作を許容する許容姿勢へ変更させるロック移動工程と、前記ロック手段が抑止姿勢から移動したことを検出する電気信号を前記遮断装置に出力し、前記遮断装置に電流を遮断させる遮断工程と、前記ロック手段の許容姿勢において前記サービスプラグを操作し、前記マニュアル遮断装置の接続を開放するプラグ操作工程と、を含む。
上記構成により、電気信号による遮断装置と、ユーザの機械的操作によるマニュアル遮断装置とを備え、それに加え、マニュアル遮断装置の部材の変位に応じて電気信号で制御される遮断装置に対し電流の遮断を指示する。したがって、マニュアル遮断装置の操作に伴って、電気信号で制御される遮断装置によって電流を遮断するので、マニュアル遮断装置のところにおける火花の発生を抑制できる。
また、マニュアル遮断装置は、ロック手段が抑止姿勢から移動する変位に応じてセンサが電気信号を出力し、遮断装置を動作させ、ロック手段はユーザの操作により引き続き移動し許容姿勢に移る。許容姿勢においてサービスプラグの操作が可能になるので、サービスプラグを操作する前に、遮断装置にその遮断を指令する電気信号がセンサより供給される。したがって、マニュアル遮断装置における火花の発生を抑制できる。
実際には、ロック手段の操作もサービスプラグの操作もユーザの手動で行われる。電気信号で電流を遮断する遮断装置の代表である電気リレーは、遮断信号を受け取ってから接続を遮断するまでの時間は、例えば250msec程度であるので、一般的な機構を手動で操作する時間よりは十分に長い。したがって、ロック機構を一般的手動機構で構成し、ロック機構が抑止姿勢から外れることを検出したならば直ちに検出信号を出すようにすれば、抑止姿勢から許容姿勢に移る時間を利用して、マニュアル遮断装置における火花の発生を抑制できる。
また、遮断装置を1対の電気リレー遮断器とすることで接続の冗長度を増すことができ、例えば、一方側の遮断器が溶断等で遮断機能を十分に行えない場合でも、他方側の正常な遮断器によって電流の遮断を確実に行うことができる。
また、具体的には、サービスプラグは筐体より突き出る頭部を有し、センサは筐体のロック手段の近傍に設けられるリミットスイッチセンサであり、ロック手段は回転ロック板で、抑止姿勢のときはサービスプラグの頭部を押さえてその操作を抑止し、かつリミットスイッチセンサをオンして遮断装置を接続状態とし、抑止姿勢から移動するときにリミットスイッチセンサがオフとなって遮断装置を遮断状態とする。そして許容姿勢のときはサービスプラグの頭部を開放して抑止を解除する。回転ロック板の一般的手動機構によって、これを手動で回すときは、抑止姿勢から許容姿勢に移る時間を利用して、マニュアル遮断装置における火花の発生を抑制できる。
また、電流遮断装置の操作方法によれば、ロック手段を移動させる工程と、ロック手段が抑止姿勢から移動したことを検出し、その検出電気信号で遮断装置に電流を遮断させる工程と、ロック手段の許容姿勢においてサービスプラグを操作する工程とを含み、サービスプラグを操作するまでにロック手段の移動時間が入るので、抑止姿勢から許容姿勢に移る時間を利用して、マニュアル遮断装置における火花の発生を抑制できる。
上記のように、サービスプラグを操作するまでにロック手段の移動を入れ、いわば2段階の操作でサービスプラグを操作することとするので、抑止姿勢から許容姿勢に移る時間を利用して、マニュアル遮断装置における火花の発生を抑制できる。
以下に図面を用いて本発明に係る実施の形態につき詳細に説明する。以下において、マニュアル遮断装置であるサービスプラグ装置は、車両に搭載され、内部に燃料電池を収納する電源ケースに設けられるものとして説明するが、燃料電池以外の電源、例えば各種の2次電池等を収納する電源ケースの内部に設けられるサービスプラグ装置であってもよい。また、電源ケース等は車両に搭載されるものに限られず、産業用、民生用、家庭用等の電源ケース等であってもよい。
また、以下においてマニュアル遮断装置における電流遮断の具体的構成は、サービスプラグの引き抜きによって、電源と負荷との間の接続を開放するものとして説明するが、ユーザの操作によってマニュアル遮断装置において電流を遮断する構成であれば他の構成でもよい。例えば、ユーザの操作によって、周知のブレーカ構成のスイッチを遮断する構成であってもよい。
また、以下において、電気信号によって電流を遮断する遮断装置における電気信号は、センサから車両の電子制御ユニット( Electronics Control Unit:ECU)を経由して遮断装置であるリレーに供給されるものとして説明するが、それ以外の制御装置を経由してもよく、もちろんセンサから遮断装置に直接供給される構成をとってもよい。
また、以下で述べる数値、時間等は、説明のための一例示であり、これ以外の値であってもよい。また、回転ロック板の機構、サービスプラグとケースの間の機構、短絡電極板と接続端子との間の機構等も、それ以外の同等の機構を用いることができる。
図1は、マニュアル遮断装置であるサービスプラグ装置50が内部に設けられる電源ケース20を搭載する車両10の前方部の平面図で、ボンネットを開けて電源ケース20におけるサービスプラグの配置状態を示す。また、図2は、電源ケース20の中に収容される燃料電池30,32の電力が車両の駆動モータ等の負荷80に供給されるときの電源系統の配線図である。
車両10は、燃料電池によって動力を得ることができる電気自動車又はハイブリッド車で、その前方に、燃料電池30,32を収納する電源ケース20が配置される。そして、燃料電池30,32からの電池側配線は端子台38に集められた後、リレー40と、サービスプラグ装置50を経由して車両10の図示されていない駆動モータ等の負荷80に接続される。すなわち、燃料電池30,32からの電力は、直列に接続されたリレー40及びサービスプラグ装置50を経て負荷80に受給される。電源ケース20は、車両10の前方に設けられるラジエータ12、あるいはその他の外気取り入れ口からの冷却用の風を受けて冷却される。
電源ケース20は、燃料電池30,32を収納する機能を有する筐体で、ローワーケースと呼ばれる上部に開口を有する箱体と、アッパーケースと呼ばれるローワーケースの上部開口を覆う蓋とからなる。電源ケース20は適当な通気口を有し、その内部が適当に換気される。かかる電源ケース20は、例えば適当な金属材料あるいは一部又は全部をプラスチックで構成し、これをケース状に加工したものを用いることができる。また、水素が存在しうる電源ケース20内において、特に、火花が出やすいリレー40は、密閉されたリレーボックスに収納され、その内部は火花により水素の爆燃が起こらないように、例えば水素の爆燃濃度である約4〜75%の濃度を避け、約100%の水素で満たされる。
電源ケース20の内部に収納される燃料電池30,32は、水素を酸素と反応させるときの電力を取り出すもので、具体的には燃料電池の単位電池を複数配置したものである。なお、燃料電池30,32は水素と酸素の反応熱を生ずるので、図示されていない冷却経路により適宜冷却される。図1、図2で示されるように、単位電池を複数直列に配置した燃料電池30と、燃料電池30とは単位電池の電極の向きを逆にして単位電池を複数直列に配置した燃料電池32とが電源ケース20の内部に2列に配置され、燃料電池30と燃料電池32との両端は、エンドプレート34,36によって適当な圧力が加えられて機械的に拘束される。燃料電池30と燃料電池32との一方端は電気的に接続され、これにより単位電池の全部が直列接続される。したがって、他方端における燃料電池30の電極と燃料電池32の電極との間に、単位電池の個数分の電圧を取り出すことができる。例えば、燃料電池32の他方端の電極を正側電極とし、燃料電池30の他方端の電極を負側電極とし、これらの間から、例えば144V等の所望の高圧電力を取り出すことができる。
端子台38は、燃料電池30,32からの電池側配線をまとめ、これをリレー40の接続するための絶縁材料からなる部材である。端子台38は、2つの燃料電池30,32の他方端におけるエンドプレート36に取り付けられる。
リレー40は、燃料電池30,32と負荷80との間に直列に配置され、車両の電子制御ユニットであるECU82の制御の下で、例えば緊急時に燃料電池30,32からの電力の受給を遮断する機能を有する電気リレー遮断器である。すなわち、リレー40は、電気信号に応じて電流を遮断する遮断装置である。この遮断を行うもう1つのルートとして、図2に示されるように、リミットスイッチ64からの信号がECU82に供給されるので、リミットスイッチ64の検出信号によってもリレー40は駆動制御され、燃料電池30,32と負荷80との間の接続が遮断される。リミットスイッチ64の検出信号の内容については後に詳述する。このルートは、ユーザの操作によって電流を遮断するいわゆるマニュアル遮断装置によるもので、サービスプラグ装置50を中心に構成される。
すなわち、マニュアル遮断装置は、負荷に電気的に接続された第1の端子(54)と、電源に電気的に接続された第2の端子(54)と、第1及び第2の端子間を導通させる導通体(72)とを含む。この導通体(72)は、ユーザの機械的な操作に応じて、第1及び第2の端子間を導通させる位置と、両端子間を導通させない位置との間で変位する。
このように、遮断装置であるリレー40と、マニュアル遮断装置であるサービスプラグ装置50と、センサであるリミットスイッチ64とは、燃料電池30,32と負荷80との間の電流を遮断するための電流遮断装置を構成する。
リレー40は、図2に示されるように、燃料電池30,32の正側電極からの配線、負側電極からの配線にそれぞれ別々のリレー素子が直列に接続される。このようにリレー40に1対のリレー素子を用いることで、仮に一方側のリレー素子が溶断等で遮断機能を喪失しても、他方側のリレー素子が正常であれば、燃料電池30,32と負荷80との間の接続を確実に遮断できる。すなわち接続の冗長度を増すことで、高圧電力の遮断の確実性を向上させることができる。
リレー40は、ECU82からの指令によって接続及び遮断が行われるが、その遮断は機構的移動を用いる部分があるため、ECU82から指令信号が供給されても瞬時にはその動作が完了しない。たとえば、遮断においては、ECU82から指令信号が供給されてから、完全に燃料電池30,32と負荷80との間の接続が遮断されるまである程度の時間を要する。この時間を遮断時間と呼ぶことにすれば、遮断時間は、例えば250msec程度要することがある。
サービスプラグ装置50は、リレー40と共に、燃料電池30,32と負荷80との間に直列に配置され、電源ケース20を開ける場合等のユーザの安全を確保するため、後述するサービスプラグ70をユーザが引き抜くことで、燃料電池30,32と負荷80との間の接続を開放する機能を有する装置である。この開放機能は、車両が緊急等の条件がなくても、ユーザが単にサービスプラグ70を引き抜くのみで随時達成できる。したがって、サービスプラグ装置50は電源ケース20の外側でユーザが操作しやすい個所に設けられる。サービスプラグ70の引き抜きにより燃料電池30,32と負荷80との間の接続を開放する際に火花が出ることを抑制することが好ましく、そのためにサービスプラグ装置50は、以下に説明する構成をとる。
図3は、サービスプラグ装置50の構成を示す図で、図3(a)は、サービスプラグ70がケース52に装着されている状態、すなわちサービスプラグ70が引き抜かれず、ケース52にしっかり挿入され固定されている状態を示し、図3(b)はサービスプラグ70が引き抜かれる状態を示す図である。
サービスプラグ装置50は、ケース52と、ケース52に挿入あるいはケース52から引き抜き可能なサービスプラグ70と、ケース52に取り付けられた回転ロック板58と、リミットスイッチ64とを含んで構成される。
ケース52は、電源ケース20の外側に取り付けられ、サービスプラグ70の挿入及び引き抜きを案内するスロットを有する筐体である。ケース52は、スロットの奥にリレー40側及び負荷80側に接続される接続端子54を内蔵し、この接続端子54にサービスプラグ70の短絡電極板72が着脱できるように、サービスプラグ70の移動が案内される。また、スロットの開口付近には、回転ロック板58の回転のための回転中心56が設けられる。回転中心56は、回転ロック板58の構造との関係で、ケース52に立てられた軸でもよく、ケース52に開けられた穴でもよい。かかるケース52は、プラスチック等の適当な絶縁材料で成型され、サービスプラグ70の移動を案内する挿入口と、サービスプラグ70が挿入口に十分押し込まれたときにその短絡電極板72が位置するところに接続端子54を配置したものを用いることができる。
ここで、接続端子54は4本あり、そのうち2本がリレー40側に対応し、残りの2本が負荷80側に用いられる。図2に示されるように、リレー側の2本は、一方が燃料電池30,32の正側電極に対応するリレー素子の出力端子に接続され、他方は燃料電池30,32の負側電極に対応するリレー素子の出力端子に接続される。負荷80側の2本は、負荷80の正側入力端子と負側入力端子にそれぞれ接続される。
サービスプラグ70は、ケース52に移動自在に案内される部材で、プラスチック等の絶縁材料で構成される。サービスプラグ70は、一方端に、先ほどの4本の接続端子54に対応する2つの分離された短絡電極板72を有し、他方端の頭部74には、引き抜きハンドル76が接続して設けられる。引き抜きハンドル76は、ユーザがここに手または指をかけて、サービスプラグ70をケース52から引き抜き、あるいはケース52の中にサービスプラグ70を押し込みやすいように設けられる操作部分である。
短絡電極板72は、絶縁体のサービスプラグ70の先端に定められた配置関係で相互に分離して取り付けられ、先ほどの接続端子54と着脱自在の接続穴を有する導体板である。具体的には、一方の短絡電極板72は、燃料電池30,32の正側電極に対応するリレー素子の出力端子に着脱自在に接続され、他方は燃料電池30,32の負側電極に対応するリレー素子の出力端子に着脱自在に接続される。サービスプラグ70と2つの短絡電極板72は一体としてケース52に案内されて移動するので、各接続端子54との着脱は、実質上同時に行われる。
回転ロック板58は、ケース52に設けられる回転中心56の周りに回転可能な略4半円形状の板部材である。回転ロック板58は、2つの機能を有し、1つはサービスプラグ70の着脱を抑止又は引き抜可能とする機能と、サービスプラグ70の抑止を解放した時点をリミットスイッチ64と協働してECU82に伝える機能である。そのために、回転ロック板58は、互いに一定の配置関係で設けられる2つのアーム、押さえアーム60と、スイッチアーム62とを備える。
回転ロック板58は、回転中心56の周りに回転可能であり、その姿勢は、図3(a)に示されるサービスプラグ70の引き抜きを抑止し禁止する抑止姿勢と、図3(b)に示されるサービスプラグ70の引き抜きを許容する許容姿勢とを取ることができる。回転中心56周りの回転の構造は、回転ロック板58に軸を設け、ケース52側にその軸を回転自在に支持する穴を設けるものを用いることができる。もちろん、軸と穴の関係を逆にし、ケース52側に軸を設け、回転ロック板58側に回転自在支持穴を設けてもよい。
図3(a)の抑止姿勢は、回転ロック板58が、回転中心56を中心に図3上で時計方向に回転して止まったときの姿勢である。これに先立ち、サービスプラグ70はケース52の中に十分深く挿入され、短絡電極板72と接続端子54とがしっかり接続されているものとすると、抑止姿勢において、回転ロック板58の押さえアーム60は、サービスプラグ70の頭部74をちょうど押さえ込み、サービスプラグ70を引き抜くことができないようになる。そしてそのとき、スイッチアーム62は、リミットスイッチ64のストローク部66,68を押して、リミットスイッチ64をオンにする。
図3(b)の許容姿勢は、回転ロック板58が、回転中心56を中心に図3上で反時計方向に抑止姿勢から約90°回転したときの姿勢である。このとき、回転ロック板58の押さえアーム60は、サービスプラグ70の頭部74から離れ、かつそのケース52から引き抜かれるときの移動を妨げない姿勢となる。したがって、この姿勢において、ユーザはサービスプラグ70を引き抜くことが許容される。
図3(b)の許容姿勢において、回転ロック板58のスイッチアーム62は、リミットスイッチ64のストローク部66,68から十分に離れ、リミットスイッチ64はオフになっている。リミットスイッチ64がオンからオフに変わるときは、回転ロック板58が許容姿勢になるかなり前であって、抑止姿勢から移動を開始し、ストローク部66,68の位置を変えるときである。すなわち、ユーザが、回転ロック板58を手又は指でもって、図3において抑止姿勢から反時計方向に回転させ始め、回転ロック板58のスイッチアーム62がリミットスイッチ64のストローク部66,68から離れる前後に、リミットスイッチ64がオフになる。
図3の構造例では、抑止姿勢を基準にして、回転ロック板58を反時計方向におよそ15°から30°回転したときにリミットスイッチ64をオンからオフに変更できる。そして、許容姿勢は上記のように、抑止姿勢から反時計方向に約90°回転したときである。回転ロック板58の回転中心56回りの回転は、やや固めに設定される。すなわち、リミットスイッチ64をオンからオフに変える姿勢から許容姿勢まで回転する時間を、リレー40の遮断時間より長くなるように設定される。上記の例でリレー40の遮断時間を250msecとすれば、リミットスイッチ64をオンからオフに変える姿勢から許容姿勢まで回転する時間をこれ以上となるように設定される。
例えば、上記の例で、回転ロック板58を抑止姿勢から30°回転してリミットスイッチ64がオフとなり、90°回転して許容姿勢になるものの場合は、(90°−30°)=60°を250msecかかるものとすればよい。回転ロック板58の回転をこのようにやや固めに設定する方法としては、回転中心56における軸と穴との間の隙間管理によることができる。あるいは、回転ロック板58とケース52との間に摩擦部材を設けてもよい。また、回転ロック板58とケース52との間に乗り上げまたは乗り越し機構を設け、ユーザが回転ロック板58を回転するとき、この乗り上げまたは乗り越し機構を越えるようにして移動時間を延ばし、所定の回転移動時間を満たすようにしてもよい。
リミットスイッチ64は、回転ロック板58が抑止姿勢から移動したことを検出し、ECU82にその検出信号をリレー遮断信号として伝達する機能を有する回転ロック板位置検出のセンサに相当する。すなわち、リミットスイッチ64は、マニュアル遮断装置であるサービスプラグ装置50の部材である回転ロック板58の変位に応じ、遮断装置であるリレー40に対し電流の遮断を指示する遮断信号を出力する信号手段である。
具体的には、上方に向けて付勢されたストローク部66,68を有し、ストローク部66,68の位置によって電気的接続を開閉する一般的なリミットスイッチで構成できる。上記の例では、回転ロック板58の許容姿勢において、回転ロック板58は完全にストローク部66,68と離れ、したがってストローク部66,68が通常の上方に突き出る姿勢となり、電気的接続が開放されてスイッチがオフとなっている。そして、回転ロック板58が抑止姿勢のときは、回転ロック板58のスイッチアーム62がストローク部66,68を押さえつけて電気的接続がなされスイッチがオンとなる。リミットスイッチ64がオンからオフに変わるのは、回転ロック板58が抑止姿勢から移動したときで、上記の例で、約15°−30°回転したときである。
上記構成の電流遮断装置の作用、特にサービスプラグ装置50の作用を、その操作手順を示す図4のフローチャートを用いて説明する。車両10において、電源ケース20の中を点検したいときは、まずボンネットを開ける。電源ケース20にはサービスプラグ装置50が取り付けられ、電源ケース20を開ける前にサービスプラグ70を引き抜く必要がある。これは電源ケース20の中は高圧電源であるために、ユーザの安全を守るため、サービスプラグ70を引き抜くことで、その高圧電力の受給を遮断するためである。したがって、例えば電池ケース蓋ロック機構を設け、これをサービスプラグ装置50と連動させ、サービスプラグ70を引き抜かないと、電源ケース20は開かないようにすることが好ましい。
通常状態では、サービスプラグ装置50は、サービスプラグ70がそのケース52に十分深く挿入され、回転ロック板58が図3(a)の抑止姿勢にあり、回転ロック板58の押さえアーム60がサービスプラグ70の頭部74を押さえつけている。そして、そのスイッチアーム62がリミットスイッチ64のストローク部66,68を押さえ、リミットスイッチ64をオンにしている。その結果、ECU82にはリミットスイッチ64から燃料電池30,32と負荷80との間の接続を遮断するための検出信号が供給されず、緊急の場合を除いてリレー40は接続状態にあり、燃料電池30,32から負荷80に高圧電力が供給されている。
電源ケース20の中を点検したいときは、サービスプラグ70を引き抜かねばならない。それにはまず、回転ロック板58のロックを解除する(S10)。具体的には、ユーザが図3の場合紙面に向かって反時計方向に回転ロック板58を回転中心56の周りに回転する。
回転ロック板58を回転させると、抑止状態から押さえアーム60もスイッチアーム62もその位置を移動させる。したがって、上記の例で15°−30°回転させると、回転ロック板58のスイッチアーム62がリミットスイッチ64のストローク部66,68から離れ、リミットスイッチ64がオフとなる。リミットスイッチ64がオンからオフとなると、検出信号がリミットスイッチ64からECU82に出力され、ECU82はこれに基づいてリレー40を遮断する(S12)。
リレー遮断は、上記のように、検出信号に基づくECU82からの遮断指令がリレー40に出力されてから、約250msec後に終了し、そのときに、燃料電池30,32と負荷80とのあいだの接続はリレー40によって開放される。このとき、上記のように、リレー40の動作による火花が生じても、リレーボックス内は水素が爆燃しない条件で密閉されているので問題がない。
さらに回転ロック板58を反回転方向に回転すると、図3(b)の許容姿勢となる。すなわち、上記の例で、抑止姿勢から約90°回転すると、押さえアーム60がサービスプラグ70の引き抜きを妨げない位置にくるので、ここでユーザは初めてサービスプラグ引き抜きが許容される(S14)。回転ロック板58の回転移動は、リミットスイッチ64が検出信号を出してからこの許容姿勢になるまでの時間が、リレー40の遮断時間より長くなるように設定されているので、このときにはすでにリレー40の遮断動作は終了している。
ユーザは、手または指をサービスプラグ70の引き抜きハンドル76にかけて、図3(b)に示す白抜き矢印方向にサービスプラグ70を移動させて引き抜くことができる。サービスプラグ70が白抜き矢印方向に十分移動されると、短絡電極板72と接続端子54との接続が開放される。したがって、燃料電池30,32と負荷80との間の接続が機械的に開放される。
このとき、すでにリレー40の遮断動作は終了しているので、短絡電極板72と接続端子54との接続の開放により火花が生ずることはない。このように、サービスプラグ装置50において、サービスプラグ70の引き抜きに要する動作を、回転ロック板58のロック解除と、サービスプラグ70そのものの引き抜きと2段階としたので、リレー40を遮断終了するのに十分な時間の確保が可能となる。また、燃料電池30,32と負荷80との間の接続は、リレー40の電気的手段およびサービスプラグ70の機械的手段の異なる手段により重ねて開放され、ユーザである操作者の安全保護が高められる。
このように、サービスプラグ装置50を含む電流遮断装置においては、操作者によりサービスプラグ70の操作により電流を遮断しようとする意思を、回転ロック板58の回転操作で確認する。具体的には、マニュアル遮断装置であるサービスプラグ装置50に設けられ、そのマニュアル遮断装置の部材であるサービスプラグ70の変位に応じて、操作者による電流の遮断の意思を検知し、その遮断の意思を検知した場合に、電気信号で電流を遮断する遮断装置であるリレー40に対して電流の遮断を、マニュアル遮断装置であるサービスプラグ装置50での電流の遮断に先立って指示する遮断信号を出力する。そして、より具体的には、サービスプラグ70の変位の確認は、回転ロック板58が抑止姿勢から移動するときにまず行われて、リレー40による電流の遮断が行われ、次に回転ロック板58がさらに回転されて許容姿勢となってサービスプラグ70が引き抜かれる、という2段階を経て行われる。
10 車両、12 ラジエータ、20 電源ケース、30,32 燃料電池、34,36 エンドプレート、38 端子台、40 リレー、50 サービスプラグ装置、52 ケース、54 接続端子、56 回転中心、58 回転ロック板、60 押さえアーム、62 スイッチアーム、64 リミットスイッチ、66,68 ストローク部、70 サービスプラグ、72 短絡電極板、74 頭部、76 引き抜きハンドル、80 負荷。
Claims (5)
- 電源及び負荷との間に接続され、電気信号に応じて電流を遮断する遮断装置と、
電源及び負荷との間において前記遮断装置と直列に設けられ、ユーザの機械的な操作に応じて電流を遮断するマニュアル遮断装置と、
前記マニュアル遮断装置の部材の変位に応じて前記遮断装置に対して電流の遮断を指示する遮断信号を出力する信号出力手段と、
を備える電流遮断装置。 - 請求項1に記載の電流遮断装置において、
マニュアル遮断装置は、
ユーザの機械的な操作により電流を遮断するサービスプラグと、
前記サービスプラグを移動自在に案内する筐体に取り付けられ、前記サービスプラグの操作を抑止する抑止姿勢と、前記サービスプラグの操作を許容する許容姿勢とを有するロック手段と、
を有し、
前記信号出力手段は、前記ロック手段が前記抑止姿勢から移動する変位に応じ電気信号を出力して前記遮断装置に供給するセンサである電流遮断装置。 - 請求項1に記載の電流遮断装置において、
遮断装置は、電源の正側端子側と負荷端子側とこれらに対応する負荷の2端子との間にそれぞれ設けられる1対の電気リレー遮断器である電流遮断装置。 - 請求項2に記載の電流遮断装置において、
サービスプラグは、筐体より突き出る頭部を有し、
センサは、前記筐体のロック手段の近傍に設けられ、ストローク部の移動でオンオフするリミットスイッチセンサであり、
前記ロック手段は、前記サービスプラグの頭部の位置に対応する位置に設けられる押さえアーム部と、前記リミットスイッチセンサのストローク部の位置に対応する位置に設けられるスイッチアーム部とを有し、前記筐体に設けられた回転中心の周りに回転可能な回転板ロックであり、前記抑止姿勢のときは前記押さえアーム部が前記サービスプラグの頭部を押さえてその操作を抑止し、かつ前記スイッチアーム部が前記リミットスイッチセンサをオンし、前記抑止姿勢から移動するときに前記リミットスイッチセンサがオフとなり、前記許容姿勢のときは前記押さえアーム部が前記サービスプラグの頭部を開放して抑止を解除する回転ロック板である電流遮断装置。 - 電源及び負荷との間に接続されて電気信号に応じて電流を遮断する遮断装置と、電源及び負荷との間において前記遮断装置と直列に設けられユーザの機械的な操作に応じて電流を遮断するマニュアル遮断装置とを備える電流遮断装置の操作方法であって、
前記マニュアル遮断装置に設けられるロック手段を移動させ、電流を遮断するためのサービスプラグの操作を抑止する抑止姿勢から、前記サービスプラグの操作を許容する許容姿勢へ変更させるロック移動工程と、
前記ロック手段が抑止姿勢から移動したことを検出する電気信号を前記遮断装置に出力し、前記遮断装置に電流を遮断させる遮断工程と、
前記ロック手段の許容姿勢において前記サービスプラグを操作し、前記マニュアル遮断装置の接続を開放するプラグ操作工程と、
を含む電流遮断装置の操作方法。
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