JP2008193764A - ステータ構造 - Google Patents

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久 北澤
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Abstract

【課題】本発明は、ステータコイルの外側に設けた放熱板側に樹脂モールド材を充填して放熱効果を向上させ、放熱板の接続穴を用いてリード線とステータコイルを接続することを目的とする。
【解決手段】本発明によるステータ構造は、輪状鉄心(1)のステータコイル(2)の外側に放熱板(25,26)を設け、この放熱板(25)の接続穴(40)を介してステータコイル(2)とリード線(30)を接続し、ステータコイル(2)の放熱とリード線(30)との接続を容易に行う構成である。
【選択図】図1

Description

本発明は、ステータ構造に関し、特に、輪状鉄心に設けたステータコイルの軸方向に沿う各端部の一方又は両方の外方に放熱板を設け、ステータコイルと放熱板を樹脂モールド材で充填することにより、ステータコイルで発生する熱を樹脂モールド材と放熱材を経てモータケースを設ける外筒側へ伝熱して放熱効果を向上させると共に、一方の放熱板に設けた接続穴を介してリード線とステータコイルを接続するための新規な改良に関する。
従来、用いられていたこの種のステータ構造としては、例えば、特許文献1及び2に開示されたモータの構成を挙げることができるが、ステータコイルの放熱は輪状鉄心を経てモータケースへ放熱すると共に、ステータコイルから空気を経てモータケースへ放熱するように構成されていた。
また、他の従来構成として、図2に示される特許文献3の構成を挙げることができる。
すなわち、図3において符号1で示されるものは輪状鉄心であり、この輪状鉄心1の各スロット(図示せず)にはステータコイル2が設けられ、この輪状鉄心1の外周には、金属又は樹脂等の熱伝導性の良好な材料からなる外筒20が設けられている。
前記輪状鉄心1の中心に、柱状又は中空状の治具21を挿入した状態で、この治具21と外筒20との間に熱伝導性の良好な樹脂材からなる樹脂モールド材3が充填され、この樹脂モールド材3の一端面3aは前記外筒20の一端20aと面一に形成されている。
前記外筒20の他端20bには、輪状鉄心1の軸心22に向けて曲折して延設された曲折部23が形成されており、この曲折部23はステータコイル2の端面2aに接合して接触すると共に、樹脂モールド材3の他端面3bに沿って形成されている。
前記樹脂モールド材3が固化した状態で、治具21を除去し、完成した輪状ステータ10を筒状モータケース11内に挿入すると、外筒20の外周が筒状モータケース11の内面11aに係合して嵌合し、モータ(図示せず)を完成させることができる。
前述の状態で、ステータコイル2は、この樹脂モールド材3及び外筒20を介して筒状モータケース11に機械的につながり、ステータコイル2で発生した熱は、この樹脂モールド材3及び外筒20を介して筒状モータケース11に伝達されて外部に放熱される。
米国特許第5856714号明細書 特開昭62−278408号公報 特開2005−223987号公報
従来のステータ構造は、以上のように構成されていたため、次のような課題が存在していた。
すなわち、前述の特許文献1及び2の構成において、ステータコイルの放熱は輪状鉄心を経てモータケースへ放熱すると共に、ステータコイルから空気を経てモータケースへ放熱するようにした構造であるため、放熱の効率が悪く、モータに十分なパワーを供給することができず、定格のモータ出力を得ることが困難であった。
また、前述の特許文献3の構成においては、ステータコイルの外側に樹脂モールド材を設けているが、このステータコイルからの熱が樹脂モールド材を経て直接外筒に接合、あるいは、ステータコイルの一部が直接外筒に接合しているのみであるため、放熱特性が十分ではなく、前述と同様に、モータの定格のモータ出力を得ることは困難であった。
本発明によるステータ構造は、ステータコイルを有する輪状鉄心と、前記輪状鉄心の外周に設けられた外筒と、前記輪状鉄心の軸方向に沿って位置する前記ステータコイルの第1、第2端部の少なくとも一方の第1端部の外方に配設された第1放熱板と、前記輪状鉄心の前記軸方向に沿う第1、第2外端側の少なくとも一方の第1外端側に充填された第1樹脂モールド材と、前記第1放熱板に形成された接続穴と、前記第1放熱板の外側に配設されたリード線と、を備え、前記ステータコイルと前記リード線は前記接続穴を経て接続され、前記第1放熱板は前記ステータコイルとリード線の間に位置している構成であり、また、前記第1放熱板は、断面L字型をなす筒形で形成され、前記接続穴は、前記第1放熱板から前記輪状鉄心の軸方向と直交する軸直角方向に沿って輪状に延設された舌片に長手状に形成され、前記舌片の円周面には複数の接続凹部が形成されている構成であり、また、前記第2端部側には、輪状をなす第2放熱板が設けられると共に第2樹脂モールド材が充填され、前記第2放熱板の外周面は前記外筒の内周面に接合し、前記第2放熱板の一面が外部に露出している構成であり、また、前記第1放熱板には、電子回路を有する基板が取付けられ、前記第1放熱板と前記基板は前記ステータコイルを覆うように配設されている構成である。
本発明によるステータ構造は、以上のように構成されていたため、次のような効果を得ることができる。
すなわち、輪状鉄心に設けられたステータコイルの各端部の一方又は両方の外側に放熱板を設け、一方の放熱板の舌片に形成した接続穴を経てステータコイルとリード線とを接続しているため、放熱効率を良好に保ちつつリード線とステータコイルの接続を容易に行うことができる。
また、輪状鉄心に設けられたステータコイルの各端部の外側に放熱板を設け、外筒の手前に位置する空間に樹脂モールド材を充填しているため、樹脂モールド材に伝熱したステータコイルの熱は、各放熱板を経て外筒に伝熱され、モータケースを介して外部に効率よく放熱され、モータに定格の大パワーを印加でき、モータの効率を向上させることができる。
また、各放熱板のうちの一方は平板の輪状板で形成され、外筒の端部で一面が外部に露出しているため、放熱効果が高く、高効率の放熱を得ることができる。
本発明は、輪状鉄心に設けたステータコイルの軸方向に沿う各端部の一方又は両方の外方に放熱板を設け、ステータコイルと放熱板を樹脂モールド材で充填することにより、ステータコイルで発生する熱を樹脂モールド材と放熱板を経てモータケースを設ける外筒側へ伝熱して放熱効果を向上させると共に、一方の放熱板に設けた接続穴を介してリード線とステータコイルを接続するようにしたステータ構造を提供することを目的とする。
以下、図面と共に本発明によるステータ構造の好適な実施の形態について説明する。
尚、従来例と同一又は同等部分には、同一符号を付して説明する。
図1において符号1で示されるものは、全体形状が筒形をなす輪状鉄心であり、この輪状鉄心1の外周には、アルミニウム等で形成された筒形の外筒20が嵌合されている。
前記輪状鉄心1の各スロット(図示せず)には、輪状に形成されたステータコイル2が設けられ、このステータコイル2の第1、第2端部2a,2bは前記輪状鉄心1の軸方向22に沿う第1、第2外端1a,1bよりも各々軸方向22に沿う外側へ突出して形成されている。
前記ステータコイル2の第1、第2端部2a,2bの外方には、アルミニウム等からなる第1、第2放熱板25,26が配設され、前記第1放熱板25は、断面L字型をなす筒状の輪状板よりなると共に前記外筒20の内周面20aに接合し、前記第2放熱板26は、輪状板よりなると共にその外周面26bが前記内周面20aに接合し、かつ、その一面26aが外部に露出している。
尚、前記各放熱板25,26は、少なくとも前記第1放熱板25のみを用いると共に第1樹脂モールド材3のみを用いることもできる。
前記第1放熱板25は、前述のようにL字型に形成されているため、前記軸方向22に対して直交する方向に延設された輪状の舌片25aを有しており、この舌片25aには、断面L字型をなす基板31がボルト32によって固定されている。
前記基板31には、電子回路33が設けられていると共に、この第1放熱板25と基板31とは、断面形状で凹部を形成し前記ステータコイル2の第1端部2aの一部を覆うように構成されている。
前記舌片25aの外側には、リード線30が設けられると共に、この舌片25aには、図2で示されるように、長手状の接続穴40が前記軸方向22と直交する軸直角方向42に沿って形成され、この舌片25aの内周面43には複数の接続凹部41が互いに間隔をおいて形成されている。
前記第1放熱板25の舌片25aは、前記ステータコイル2とリード線30との間に配設されており、この第1放熱板25の接続穴40には、前記リード線30又はステータコイル2の各端線の何れか又は両方が案内されることにより、互いに接続されている。
尚、前述の場合、前記接続穴40だけではなく、前記各接続凹部41を用いて前記リード線30とステータコイル2とを互いに接続するように構成することもできる。
前記ステータコイル2の第2端部2bの外側位置には、輪状をなす第2放熱板26が配設され、この第2放熱板26の外周面26bは前記外筒20の内周面20aに接合し、その一面26aは外部に露出して、放熱効果が向上するように構成されている。
次に、前述のように構成された輪状鉄心1の中空孔1A内には、円柱状又は円筒状をなす治具21が挿入して設けられており、この治具21が輪状鉄心1内に設けられた状態で前記第1、第2外端1a,1b側にエポキシ樹脂等からなる樹脂をポッティング等で充填することにより、前述のステータコイル2及び各放熱板25,26が位置する空隙が第1、第2樹脂モールド材3,3aで埋められる。
従って、前述の第1、第2樹脂モールド材3,3aにより、前記ステータコイル2の各端部2a,2bは、各樹脂モールド材3,3a及び各放熱板25,26を経て前記外筒20に接続され、前記ステータコイル2からの熱は、各樹脂モールド材3,3a及び各放熱板25,26を介して外筒20に伝熱され、効率よく放熱が行われるように構成されている。
尚、前述のように、前記外筒20を有する状態で、ユーザー側に製品として納品し、ユーザー側では、この外筒20をモータケース11内に挿入した状態でモータとして用いる。
本発明によるステータ構造を示す断面図である。 図1の第1放熱板を示す平面図である。 従来のステータ構造を示す断面図である。
符号の説明
1 輪状鉄心
1A 外周
1a 第1外端
1b 第2外端
2 ステータコイル
2a 第1端部
2b 第2端部
3 第1樹脂モールド材
3a 第2樹脂モールド材
20 外筒
20a 内周面
21 治具
22 軸方向
25 第1放熱板
26 第2放熱板
26a 一面
26b 外周面
30 リード線
40 接続穴
41 接続凹部
42 軸直角方向
43 内周面

Claims (4)

  1. ステータコイル(2)を有する輪状鉄心(1)と、前記輪状鉄心(1)の外周に設けられた外筒(20)と、前記輪状鉄心(1)の軸方向(22)に沿って位置する前記ステータコイル(2)の第1、第2端部(2a,2b)の少なくとも一方の第1端部(2a)の外方に配設された第1放熱板(25)と、前記輪状鉄心(1)の前記軸方向(22)に沿う第1、第2外端(1a,1b)側の少なくとも一方の第1外端(1a)側に充填された第1樹脂モールド材(3)と、前記第1放熱板(25)に形成された接続穴(40)と、前記第1放熱板(25)の外側に配設されたリード線(30)と、を備え、
    前記ステータコイル(2)と前記リード線(30)は前記接続穴(40)を経て接続され、前記第1放熱板(25)は前記ステータコイル(2)とリード線(30)の間に位置していることを特徴とするステータ構造。
  2. 前記第1放熱板(25)は、断面L字型をなす筒形で形成され、前記接続穴(40)は、前記第1放熱板(25)から前記輪状鉄心(1)の軸方向(22)と直交する軸直角方向(42)に沿って輪状に延設された舌片(25a)に長手状に形成され、前記舌片(25a)の内周面(43)には複数の接続凹部(41)が形成されていることを特徴とする請求項1記載のステータ構造。
  3. 前記第2端部(2b)側には、輪状をなす第2放熱板(26)が設けられると共に第2樹脂モールド材(3a)が充填され、前記第2放熱板(26)の外周面(26b)は前記外筒(20)の内周面(20a)に接合し、前記第2放熱板(26)の一面(26a)が外部に露出していることを特徴とする請求項1又は2記載のステータ構造。
  4. 前記第1放熱板(25)には、電子回路(33)を有する基板(31)が取付けられ、前記第1放熱板(25)と前記基板(31)は前記ステータコイル(2)を覆うように配設されていることを特徴とする請求項1ないし3の何れかに記載のステータ構造。
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