JP2008192490A - 膜−電極接合体およびそれを備えた燃料電池 - Google Patents

膜−電極接合体およびそれを備えた燃料電池 Download PDF

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Abstract

【課題】 本発明は、電解質膜におけるプロトン移動抵抗が十分に低くなる膜−電極接合体およびそれを備えた燃料電池を提供する。
【解決手段】 膜−電極接合体(10)は、プロトン伝導性を有する電解質膜(11)と電解質膜上に接合された第1電極(12)とを備える膜−電極接合体であって、第1電極は、触媒(121,122)と、触媒を被覆しプロトン交換機能を有する第1アイオノマ(123)とを含み、第1電極において、膜−電極接合体の定格出力点における生成水量(mol/min)/第1アイオノマ体積(cm)は、1350以上であることを特徴とする。
【選択図】 図2

Description

本発明は、膜−電極接合体およびそれを備えた燃料電池に関する。
燃料電池は、一般的には水素および酸素を燃料として電気エネルギを得る装置である。この燃料電池は、環境面において優れており、また高いエネルギ効率を実現できることから、今後のエネルギ供給システムとして広く開発が進められてきている。特に、固体高分子型燃料電池は、各種の燃料電池の中でも比較的低温で作動することから、良好な起動性を有する。そのため、多方面における実用化のために盛んに研究がなされている。
一般的に、固体高分子型燃料電池においては、電解質膜の両面に電極が設けられている。この電極は、例えば、触媒金属とカーボンとイオン交換樹脂とを備える。電解質膜に向かって、カーボンに対するイオン交換樹脂の質量の割合と、触媒金属の担持密度とを高くする技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。この技術によれば、触媒金属の利用効率を向上させることができるとともに、電極における電圧低下を抑制することができる。
特開2005−135787号公報
しかしながら、特許文献1の技術では、電解質膜におけるプロトン移動抵抗を十分に低くすることができない。
本発明は、電解質膜におけるプロトン移動抵抗が十分に低くなる膜−電極接合体およびそれを備えた燃料電池を提供することを目的とする。
本発明に係る膜−電極接合体は、プロトン伝導性を有する電解質膜と電解質膜上に接合された第1電極とを備える膜−電極接合体であって、第1電極は、触媒と触媒を被覆しプロトン交換基として機能する第1アイオノマとを含み、第1電極において、膜−電極接合体の定格出力点における生成水量(mol/min)/第1アイオノマ体積(cm)は、1350以上であることを特徴とするものである。
本発明に係る膜−電極接合体においては、第1アイオノマにおける水分濃度が十分に高くなる。それにより、電解質膜への水移動が促進される。その結果、高温運転等の電解質膜が乾燥しやすい運転条件においても、電解質膜におけるプロトン移動抵抗が十分に低くなる。
第1アイオノマの厚みは、13nm以下であってもよい。この場合、第1アイオノマにおける水分濃度が十分に高くなるとともに、第1電極におけるガスの拡散性が高くなる。それにより、発電反応を促進することができる。
触媒は、カーボンとカーボンに担持される触媒金属とからなり、カーボンに担持される触媒金属は、電解質膜と反対側のカーボンに比較して電解質膜側のカーボンにおいて多く配置されていてもよい。この場合、電解質膜側において第1アイオノマ内の水分濃度が高くなる。それにより、電解質膜への水移動が促進される。
第1電極の電解質膜と反対側の面にさらに第2電極を備え、第2電極は、カーボンがプロトン交換基として機能する第2アイオノマに被覆された構造を有していてもよい。第2電極における第2アイオノマ/カーボン質量比は、第1電極における第1アイオノマ/カーボン質量比に比較して小さくてもよい。この場合、第2電極におけるガスの拡散性が高くなる。それにより、発電反応が促進される。
第2電極において、触媒金属がカーボンに担持されていてもよい。この場合、触媒金属への反応ガスの供給効率が高くなる。それにより、発電反応を促進することができる。第2電極の触媒担持密度は、第1電極の触媒担持密度に比較して小さくてもよい。この場合、第1電極における水分濃度を第2電極における水分濃度に比較して高くすることができる。
第1電極において、定格出力点における生成水量(mol/min)/第1アイオノマ体積(cm)は、電解質膜近傍において1350以上であってもよい。この場合、第1電極における電解質膜近傍において第1アイオノマにおける水分濃度を十分に高くすることができる。
本発明に係る燃料電池は、請求項1〜8のいずれかに記載の膜−電極接合体と、膜−電極接合体を挟持するセパレータとを備えることを特徴とするものである。本発明に係る燃料電池においては、第1アイオノマにおける水分濃度が十分に高くなる。それにより、電解質膜への水移動が促進される。その結果、高温運転等の電解質膜が乾燥しやすい運転条件においても、電解質膜におけるプロトン移動抵抗が十分に低くなる。以上のことから、本発明に係る燃料電池における発電性能が向上する。
本発明によれば、電解質膜におけるプロトン移動抵抗が十分に低くなる。その結果、発電性能が向上する。
以下、本発明を実施するための最良の形態を説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る燃料電池100の模式的断面図である。図1に示すように、燃料電池100は、膜−電極接合体10の一面側にセパレータ20が設けられ、他面側にセパレータ30が設けられた構造を有する。膜−電極接合体10は、電解質膜11のセパレータ20側にカソード触媒層12およびガス拡散層13が順に設けられ、電解質膜11のセパレータ30側にアノード触媒層14およびガス拡散層15が順に設けられた構造を有する。
電解質膜11は、プロトン伝導性を有する固体高分子電解質からなり、例えば、パーフルオロスルフォン酸型ポリマーからなる。カソード触媒層12は、プロトンと酸素との反応を促進する触媒層である。アノード触媒層14は、水素のプロトン化を促進する触媒層である。カソード触媒層12およびアノード触媒層14の詳細は、後述する。
ガス拡散層13は、酸素を含有する酸化剤ガスを透過する層である。ガス拡散層15は水素を含有する燃料ガスを透過する層である。ガス拡散層13,15は、例えば、カーボンクロスからなる。セパレータ20には、酸化剤ガス流路が設けられている。セパレータ30には、燃料ガス流路が設けられている。なお、セパレータ20,30は、金属セパレータに発泡焼結金属等からなる多孔体流路が配置された構造を有していてもよい。
セパレータ30の燃料ガス流路には、図示しない燃料ガス供給手段から燃料ガスが供給される。この燃料ガスは、ガス拡散層15を透過してアノード触媒層14に到達する。燃料ガスに含まれる水素は、アノード触媒層14の触媒を介してプロトンと電子とに解離する。プロトンは、電解質膜11を伝導してカソード触媒層12に到達する。
一方、セパレータ20の酸化剤ガス流路には、図示しない酸化剤ガス供給手段から酸化剤ガスが供給される。この酸化剤ガスは、ガス拡散層13を透過してカソード触媒層12に到達する。カソード触媒層12においては、触媒を介してプロトンと酸素とが反応する。それにより、発電が行われるとともに、水分が生成される。
図2は、カソード触媒層12における水生成を表す模式図である。図2に示すように、カソード触媒層12は、粒子状の複数のカーボン担体121と、各カーボン担体121に担持された触媒金属122と、カーボン担体121および触媒金属122を被覆するアイオノマ123とを備える3次元構造を有する。触媒金属122は、例えば、白金粒子からなる。アイオノマ123は、プロトン交換基からなる。アイオノマ123を構成するプロトン交換基は、特に限定されるものではない。例えば、旭硝子製のFlemion(商品名)をアイオノマ123として用いることができる。
電解質膜11を移動してきたプロトンは、アイオノマ123を介して触媒金属122に到達する。ガス拡散層13を透過してきた酸素は、アイオノマ123を透過しまたはアイオノマ123に溶解して触媒金属122に到達する。電子は、セパレータ20からガス拡散層13およびカーボン担体121を介して触媒金属122に到達する。それにより、触媒金属122において水が生成される。生成された水の一部はアイオノマ123を通って電解質膜11に戻り、残りは蒸気としてガス拡散層13を介して排出される。
図3は、電解質膜11におけるプロトン移動抵抗について説明するための模式図である。図3に示すように、電解質膜11においてプロトンが移動すると、そのプロトンの移動に合わせて水が移動する。これにより、電解質膜11内では、発電反応が進むにつれて水分濃度の傾斜が形成される。電解質膜11には、プロトンの移動抵抗が存在する。この移動抵抗は、電解質膜11の水分濃度に依存する。
以上のことから、電解質膜11におけるプロトンの移動抵抗は、電解質膜11を厚み方向に複数に分割したモデルによって説明される。例えば図3のように電解質膜11を厚み方向に3分割した場合、それぞれの領域における移動抵抗は、アノード触媒層14側から順にr、rおよびrと表すことができる。この場合、電解質膜11の全体の移動抵抗Rは、R=r+r+rと表される。電解質膜11の含水率が十分に高い場合には、r、rおよびrはほぼ等しくなる。しかしながら、電解質膜11の含水率が低くなると水分濃度勾配が形成され、r>r>rとなる。この場合、rが全体の移動抵抗Rの支配要因となる。
カソード触媒層12においては、発電反応によって消費された水素に対応した水が生成される。したがって、生成水量は、温度、湿度等の条件にかかわらず、反応水素量または発電電流値から決定される。ここで、水は、水分濃度の高い方から低い方へと移動する。したがって、電解質膜11の含水率が低下すると、生成水の一部は、電解質膜11に移動する。
ここで、水の移動速度は、水分濃度差に応じて変化する。すなわち、水分濃度差が大きいほど水の移動速度が大きくなり、水分濃度差が小さいほど水の移動速度は小さくなる。したがって、アイオノマ123における水分濃度が小さいと、電解質膜11への水移動量が小さくなる。本実施の形態においては、電解質膜11とアイオノマ123との間の水分濃度差を大きくすることによって、電解質膜11への水の移動量を増加させている。
図4は、カソード触媒層12の構造の例を示す図である。まず、アイオノマ123の厚みを変えずに電解質膜11の単位面積あたりのカソード触媒層12の厚みを小さくすることができれば、カソード触媒層12の単位体積あたりの生成水量が多くなる。この場合、アイオノマ123内の水分濃度が増加する。そこで、図4(a)に示すように、カーボン担体121あたりの触媒金属担持量(担持密度)を増加させることによって、アイオノマ123内の水分濃度を増加させてもよい。ここで、担持密度とは、触媒金属質量/(触媒金属質量+カーボン質量)×100(wt%)のことをいう。
また、図4(b)に示すように、図4(a)のように担持密度を増加させかつ触媒金属122の総量を少なくしてもよい。すなわち、触媒金属122の目付量を少なくしてもよい。ここで、目付量とは、電極単位面積あたりの触媒金属122の量(mg/cm)のことをいう。この場合、触媒金属122とカーボン担体121との質量比を変えずに、触媒金属122およびカーボン担体121の量を少なくすることができる。それにより、カーボン担体121の量に対するアイオノマ123の量を略一定に維持すれば、アイオノマ123の厚みを変更する必要はない。
さらに、上述したように、触媒金属122の総量を変化させても、生成水量は変化しない。したがって、触媒金属122あたりの生成水量が見かけ上において増加する。その結果、アイオノマ123あたりの生成水量が見かけ上において増加する。以上のことから、アイオノマ123内の水分濃度が増加する。
また、N/C比を低下させてもよい。ここで、N/C比とは、アイオノマ質量/カーボン質量のことをいう。この場合、生成水量が一定であればアイオノマ123あたりの生成水量が増加する。そこで、図4(c)に示すように、アイオノマ123の厚みを小さくしてもよい。それにより、アイオノマ123内の水分濃度が増加する。また、カソード触媒層12におけるガス拡散性が高くなる。それにより、発電反応を促進することができる。図4(c)の場合、アイオノマ123の厚みは、13nm以下であることが好ましい。
本実施の形態においては、カソード触媒層12は、燃料電池100の定格出力点における生成水量(mol/min)/アイオノマ123の体積(cm)が1350以上になるように、図4(a)〜図4(c)の構成を有する。この場合、アイオノマ123内の水分濃度が十分に高くなる。それにより、アイオノマ123と電解質膜11との間に大きい水分濃度差が生じることによって、電解質膜11への水移動が促進される。その結果、高温運転等の電解質膜11が乾燥しやすい運転条件においても、電解質膜11におけるプロトン移動抵抗が十分に低くなる。ここで、生成水量は、定格出力点の電流値に基づいて決定される値である。また、アイオノマ123の体積とは、アイオノマ種の密度、使用カーボン量およびN/C比に基づいて決定される値である。また、定格出力とは、定められた条件で製造者が保証する使用限度(最大能力)を出力で表示したものである。例えば、商品説明書や商品カタログなどに掲載される値である。
なお、カソード触媒層12の電解質膜11近傍において水分濃度が高いことが好ましい。すなわち、カソード触媒層12においては、電解質膜11近傍において担持密度が高くなっていてもよく、ガス拡散層13側から電解質膜11側にかけて担持密度が徐々に高くなっていてもよく、電解質膜11近傍においてアイオノマ123の厚みが小さくなっていてもよく、ガス拡散層13側から電解質膜11側にかけてアイオノマ123の厚みが徐々に小さくなっていてもよい。この場合、電解質膜11近傍において、燃料電池100の定格出力点における生成水量(mol/min)/アイオノマ123の体積(cm)が1350以上になるようにカソード触媒層12が形成されていればよい。
また、アイオノマ123内の水移動抵抗が小さければ、電解質膜11への水移動量が多くなる。したがって、アイオノマ123のEW値(イオン交換基1mol当たりのイオン交換樹脂乾燥重量)を低下させてもよく、電解質膜11とカソード触媒層12との密着性を向上させてもよく、アイオノマ123の厚みを調整してもよい。
また、アノード触媒層14が本実施の形態に係るカソード触媒層12と同様の構造を有していてもよい。この場合、アノード触媒層14におけるアイオノマ123と電解質膜11との間の水分濃度差が大きくなる。それにより、アノード触媒層14からの電解質膜11への水移動を促進することができる。なお、アノード側およびカソード側の両方の触媒層がカソード触媒層12と同様の構造を有していてもよく、いずれか一方の触媒層がカソード触媒層12と同様の構造を有していてもよい。
本実施の形態においては、カソード触媒層12およびアノード触媒層14の少なくとも一方が第1電極に相当し、アイオノマ123が第1アイオノマに相当する。
(第2の実施の形態)
図5は、本発明の第2の実施の形態に係る燃料電池100aについて説明するための図である。図5(a)は、燃料電池100aの一部の模式的断面図である。図5(b)は、カソード触媒層12および後述するカソード触媒層12aにおける水分濃度および水の蒸発量を示す図である。図5(a)に示すように、燃料電池100aは、カソード触媒層12の電解質膜11と反対側の面に、さらにカソード触媒層12aを備えている。カソード触媒層12aは、カソード触媒層12とガス拡散層13との間に設けられている。
カソード触媒層12aは、カーボン担体121と、カーボン担体121を被覆するアイオノマ123とを備える。カソード触媒層12aがカソード触媒層12と異なる点は、触媒金属122が配置されていない点、および、N/C比がカソード触媒層12に比較してカソード触媒層12aにおいて小さくなっている点である。本実施の形態においては、アイオノマ123の厚みによってN/C比を変化させている。したがって、カソード触媒層12aにおけるアイオノマ123の厚みは、カソード触媒層12におけるアイオノマ123の厚みに比較して小さくなっている。
この場合、カソード触媒層12aのガス拡散性は、カソード触媒層12のガス拡散性に比較して高くなる。それにより、カソード触媒層12への酸化剤ガスの供給の阻害が抑制されるとともに、カソード触媒層12aからの水蒸気の排出が促進される。また、水はカソード触媒層12aにおいて生成されずにカソード触媒層12において生成されることから、カソード触媒層12における水分濃度が十分に高くなる。
以上のことから、カソード触媒層12のアイオノマ123における水分濃度を十分に高くすることができるとともに、カソード触媒層12への酸素ガスの拡散およびカソード触媒層12からの水蒸気の排出が促進される。その結果、電解質膜11のプロトン移動抵抗の低下を抑制することができるとともに、発電反応を促進することができる。
カソード触媒層12は、電解質膜11にスプレー塗工することによって形成してもよく、電解質膜11に転写することによって形成してもよい。また、カソード触媒層12aは、カソード触媒層12上にスプレー塗工することによって形成してもよく、ガス拡散層13にスプレー塗工した後にカソード触媒層12にホットプレスによって接合してもよい。
なお、アノード触媒層14が本実施の形態に係るカソード触媒層12,12aと同様の構造を有していてもよい。また、アノード側およびカソード側の両方の触媒層がカソード触媒層12,12aと同様の構造を有していてもよく、いずれか一方の触媒層がカソード触媒層12,12aと同様の構造を有していてもよい。
本実施の形態においては、カソード触媒層12が第1電極に相当し、カソード触媒層12におけるアイオノマ123が第1アイオノマに相当し、カソード触媒層12aが第2電極に相当し、カソード触媒層12aにおけるアイオノマ123が第2アイオノマに相当する。
(第3の実施の形態)
図6は、本発明の第3の実施の形態に係る燃料電池100bの一部の模式的断面図である。図6に示すように、燃料電池100bは、カソード触媒層12の電解質膜11と反対側の面に、さらにカソード触媒層12bを備えている。カソード触媒層12bは、カソード触媒層12とガス拡散層13との間に設けられている。
カソード触媒層12bは、カソード触媒層12と同様に、カーボン担体121と、触媒金属122と、カーボン担体121および触媒金属122を被覆するアイオノマ123とを備える。カソード触媒層12bにおける担持密度は、カソード触媒層12における担持密度に比較して小さくなっている。また、カソード触媒層12bにおけるN/C比は、カソード触媒層12におけるN/C比に比較して小さくなっている。本実施の形態においては、第2の実施の形態と同様に、アイオノマ123の厚みによってN/C比を変化させている。したがって、カソード触媒層12bにおけるアイオノマ123の厚みは、カソード触媒層12におけるアイオノマ123の厚みに比較して小さくなっている。
本実施の形態においては、カソード触媒層12bにも触媒金属122が配置されていることから、触媒金属122への酸化剤ガスの供給効率が向上する。それにより、発電反応を促進することができる。なお、カソード触媒層12bにおける担持密度がカソード触媒層12における担持密度に比較して小さくなっていることから、カソード触媒層12において水分濃度を十分に高くすることができる。
本実施の形態においては、カソード触媒層12が第1電極に相当し、カソード触媒層12におけるアイオノマ123が第1アイオノマに相当し、カソード触媒層12bが第2電極に相当し、カソード触媒層12bにおけるアイオノマ123が第2アイオノマに相当する。
以下、上記実施の形態に係る燃料電池を作製し、その特性を調べた。
(実施例1〜実施例4)
実施例1〜実施例4においては、第1の実施の形態に係る燃料電池100を作製した。各実施例に係るカソード触媒層12、ガス拡散層13およびセパレータ20に用いた材料と、カソード触媒層12の形成方法とを表1に示す。
Figure 2008192490
また、各実施例に係るカソード触媒層12における、触媒金属122の目付量(mg/cm)、担持密度(wt%)、N/C比および定格出力点における生成水量/アイオノマの体積を表2に示す。表2に示すように、実施例1が図4(a)の構成に対応し、実施例2が図4(c)の構成に対応し、実施例3,4が図4(b)の構成に対応する。
Figure 2008192490
(比較例)
比較例においては、定格出力点における生成水量/アイオノマ123の体積が1350未満であるアノード触媒層およびカソード触媒層を備える燃料電池を作製した。用いた材料および製造方法は、表1に示すものと同様である。また、比較例のカソード触媒層における、触媒金属の目付量(mg/cm)、担持密度(wt%)、N/C比および定格出力点における生成水量/アイオノマの体積を表2に示す。
(分析1)
実施例1〜4および比較例に係る燃料電池を用いて発電を行った。その場合の発電条件を表3に示す。表3における冷却水温度は、燃料電池を冷却するための冷却水の温度である。したがって、冷却水の温度は、燃料電池内のセル温度とほぼ等しくなる。表3に示す発電条件においては燃料ガスおよび酸化剤ガスに対して加湿処理を行っていないことから、電解質膜の乾燥に伴ってセル電圧が低下しやすい傾向にある。
Figure 2008192490
表4、図7および図8に、実施例1〜4および比較例に係る燃料電池のセル電圧を示す。表4、図7および図8に示すように、比較例に係る燃料電池に比較して、実施例1〜実施例4に係る燃料電池のセル電圧は大幅に大きくなった。したがって、定格出力点における生成水量/アイオノマの体積を1350以上に調整することによって、電解質膜におけるプロトンの移動抵抗を十分に小さくできたと考えられる。これは、電解質膜とカソード触媒層との間の水分濃度差が十分に大きくなったからであると考えられる。また、上記結果によれば、担持密度、触媒目付量およびN/C比のいずれを変化させても、定格出力点における生成水量/アイオノマの体積が1350以上であれば電解質膜におけるプロトン移動抵抗を十分に小さくできると考えられる。
Figure 2008192490
(実施例5〜実施例8)
実施例5〜実施例8においては、第2の実施の形態に係る燃料電池100aおよび第3の実施の形態に係る燃料電池100bを作製した。各実施例に係るカソード触媒層12、カソード触媒層12aもしくはカソード触媒層12b、ガス拡散層13およびセパレータ20に用いた材料と、カソード触媒層12の形成方法とは、表1に示すものと同様である。
各実施例における、触媒金属122の目付量(mg/cm)、担持密度(wt%)、N/C比、およびカソード触媒層12における定格出力点における生成水量/アイオノマの体積を表5に示す。表5に示すように、実施例5が第2の実施の形態に係る燃料電池100aに対応し、実施例6〜実施例8が第3の実施の形態に係る燃料電池100bに対応する。
Figure 2008192490
(分析2)
実施例5〜実施例8に係る燃料電池を用いて発電を行った。その場合の発電条件は、表3に示すものと同様である。表6および図9に、実施例4〜8および比較例に係る燃料電池のセル電圧を示す。表6および図9に示すように、実施例4に係る燃料電池に比較して、実施例5に係る燃料電池のセル電圧はさらに大きくなった。第2の実施の形態に係るカソード触媒層12aをさらに設けることによって、ガス拡散性が向上したからであると考えられる。
Figure 2008192490
また、実施例5に係る燃料電池に比較して、実施例6に係る燃料電池のセル電圧はさらに大きくなった。カソード触媒層12aの代わりに第3の実施の形態に係るカソード触媒層12bを設けることによって、触媒金属122への酸化剤ガスの供給効率が向上したからであると考えられる。ただし、実施例6に係る燃料電池に比較して、実施例7および実施例8に係る燃料電池のセル電圧は低下した。したがって、カソード触媒層12のN/C比に比較してカソード触媒層12bのN/C比を小さくするほど、カソード触媒層12bを設ける効果が大きいと考えられる。
(分析3)
続いて、比較例および実施例6に係る燃料電池を用いて、燃料ガスおよび酸化剤ガスを加湿した場合のセル電圧を測定した。表7にその条件と測定結果を示す。表7の「RH」は、相対湿度を示す。表7に示すように、比較例に係る燃料電池においては、反応ガスを加湿した場合に比較して、反応ガスを加湿しなかった場合にはセル電圧が大幅に低下した。一方、実施例6に係る燃料電池においては、反応ガスを加湿した場合および反応ガスを加湿しなかった場合のいずれにおいても、良好なセル電圧が得られた。実施例6以外の実施例に係る燃料電池においても、同様の結果が得られると考えられる。したがって、実施例1〜実施例8に係る燃料電池においては、良好なセル電圧が得られる発電条件が拡大されると考えられる。
Figure 2008192490
(実施例9〜実施例13)
実施例9〜実施例13においては、上記各実施の形態に係る燃料電池においてアノード触媒層に本発明を適用した。各実施例に係るアノード触媒層、カソード触媒層、ガス拡散層およびセパレータに用いた材料と、アノード触媒層およびカソード触媒層の形成方法とは、表1に示すものと同様である。各実施例に係るアノード触媒層およびカソード触媒層における、触媒金属の目付量(mg/cm)、担持密度(wt%)、N/C比、および定格出力点における生成水量/アイオノマの体積を表8に示す。
Figure 2008192490
(分析4)
実施例9〜13および比較例に係る燃料電池を用いて発電を行った。その場合の発電条件を表9に示す。表9に示すように、燃料ガスおよび酸化剤ガスのいずれも加湿しなかった場合、燃料ガスのみ加湿した場合、ならびに、燃料ガスおよび酸化剤ガスのいずれも加湿した場合の3つの条件で発電を行った。
Figure 2008192490
セル電圧の測定結果を図10に示す。図10の縦軸はセル抵抗を示す。この場合のセル抵抗は、単位面積あたりの抵抗を表す面積抵抗である。図10の横軸は内部抵抗補正電圧を示す。ここで、内部抵抗補正電圧とは、出力電圧にセル抵抗分の電流値をかけあわせてセル電圧の内部抵抗損失分を補正した場合の電圧である。内部抵抗補正電圧が低い場合には、ガス拡散等の阻害、電解質膜の乾燥による発電分布の不均一等が発生していると考えられる。なお、図10の二点鎖線は、補正前のセル電圧を示す。
図10に示すように、比較例に係る燃料電池においては、反応ガスへの加湿量が低下するに伴って内部抵抗補正電圧が大幅に低下した。これに比較して、実施例9および実施例10に係る燃料電池においては、反応ガスへの加湿量が低下した場合の内部抵抗補正電圧の低下幅が小さくなった。したがって、アノード触媒層に本発明を適用しても、本発明の効果が得られると考えられる。
また、実施例11および実施例12に示すように、アノード触媒層およびカソード触媒層のいずれにも本発明を適用することによって、内部抵抗補正電圧の低下幅がさらに小さくなった。さらに、実施例13に示すように、カソード触媒層を第3の実施の形態に係る構造にすることによって、内部抵抗補正電圧の低下幅はさらに小さくなった。
本発明の第1の実施の形態に係る燃料電池の模式的断面図である。 カソード触媒層における水生成を表す模式図である。 電解質膜におけるプロトン移動抵抗について説明するための模式図である。 カソード触媒層の構造の例を示す図である。 本発明の第2の実施の形態に係る燃料電池について説明するための図である。 本発明の第3の実施の形態に係る燃料電池の一部の模式的断面図である。 実施例および比較例に係る燃料電池のセル電圧を示す図である。 実施例および比較例に係る燃料電池のセル電圧を示す図である。 実施例および比較例に係る燃料電池のセル電圧を示す図である。 実施例および比較例に係る燃料電池のセル電圧を示す図である。
符号の説明
10 膜−電極接合体
11 電解質膜
12,12a,12b カソード触媒層
14 アノード触媒層
20,30 セパレータ
100 燃料電池
121 カーボン担体
122 触媒金属
123 アイオノマ

Claims (9)

  1. プロトン伝導性を有する電解質膜と、前記電解質膜上に接合された第1電極と、を備える膜−電極接合体であって、
    前記第1電極は、触媒と、前記触媒を被覆しプロトン交換基として機能する第1アイオノマとを含み、
    前記第1電極において、前記膜−電極接合体の定格出力点における生成水量(mol/min)/第1アイオノマ体積(cm)は、1350以上であることを特徴とする膜−電極接合体。
  2. 第1アイオノマの厚みは、13nm以下であることを特徴とする請求項1記載の膜−電極接合体。
  3. 前記触媒は、カーボンと、前記カーボンに担持される触媒金属とからなり、
    前記カーボンに担持される前記触媒金属は、前記電解質膜と反対側のカーボンに比較して前記電解質膜側のカーボンにおいて多く配置されていることを特徴とする請求項1または2記載の膜−電極接合体。
  4. 前記第1電極の前記電解質膜と反対側の面にさらに第2電極を備え、
    前記第2電極は、カーボンがプロトン交換基として機能する第2アイオノマに被覆された構造を有することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の膜−電極接合体。
  5. 前記第2電極における第2アイオノマ/カーボン質量比は、前記第1電極における第1アイオノマ/カーボン質量比に比較して小さいことを特徴とする請求項4記載の膜−電極接合体。
  6. 前記第2電極において、触媒金属が前記カーボンに担持されていることを特徴とする請求項4または5記載の膜−電極接合体。
  7. 前記第2電極の触媒担持密度は、前記第1電極の触媒担持密度に比較して小さいことを特徴とする請求項6記載の膜−電極接合体。
  8. 前記第1電極において、前記定格出力点における生成水量(mol/min)/第1アイオノマ体積(cm)は、前記電解質膜近傍において1350以上であることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の膜−電極接合体。
  9. 請求項1〜8のいずれかに記載の膜−電極接合体と、
    前記膜−電極接合体を挟持するセパレータとを備えることを特徴とする燃料電池。
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