JP2008192121A - 廃棄物管理システム、サーバ、および廃棄物収納容器 - Google Patents

廃棄物管理システム、サーバ、および廃棄物収納容器 Download PDF

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Abstract

【課題】 物品が適正に廃棄されるように管理する廃棄物管理システム、サーバ、および廃棄物収納容器を提供することを目的とする。
【解決手段】 たばこ購入者を識別する個人識別情報と、該個人識別情報とたばこを識別する物品識別情報とを対応付けて記憶する販売物データベース11を有するサーバ12、たばこ購入者の個人識別情報を取得し該個人識別情報および該個人識別情報により特定されるたばこ購入者に販売される物品の物品識別情報をネットワーク13を介してサーバ12に送信するたばこ自動販売機14、および廃棄されたたばこの物品識別情報を読み取り該物品識別情報をネットワーク13を介してサーバ12に送信する路上灰皿16を備え、サーバ12は、販売物データベース11に記憶されている物品識別情報と路上灰皿16から送られてきた物品識別情報とを照合する照合部を備えた。
【選択図】 図1

Description

本発明は、たばこの吸殻や空きボトルなどの物品の廃棄を管理する廃棄物管理システム、その廃棄物管理システムに用いられるサーバおよび廃棄物収納容器に関する。
未成年者の喫煙や飲酒を防止するために、たばこや酒類の未成年者への販売を規制することが社会的課題の一つとなっている。日本たばこ(株)では、未成年者による自動販売機からのたばこ購入を防止するために、成人のたばこ購入希望者に対して成人識別情報付きのライセンスカード(「たばこカード」)を発行するとともに、2008年中に、全国に約62万台あるたばこ自動販売機すべてをライセンスカードによる成人識別機能付きの販売機に切り換えることを決定している。
また、路上への喫煙済みのたばこの吸殻や空きボトルなどの不適正な廃棄(所謂「ポイ捨て」)が一部のマナー違反者によって常態化しており、このポイ捨てを防止することも社会的に要請されている。
そこで、たばこの吸殻、空きボトルなどのポイ捨てを防止する技術として、データの書込み・読出しが可能なIC(Integrated Circuit)タグが付加された物品を販売する販売装置と、該販売装置で販売された物品の廃棄を監視する廃棄監視装置とを備えた物品販売システムが開示されている(例えば特許文献1参照)。
この物品販売システムは、利用者の個人識別情報が記録された記録媒体を読み取る媒体読取り、その個人識別情報に基づき物品販売の可否を判定する販売判定部と、販売される物品に付されたICタグに前記個人識別情報を書き込む物品書込み部とを有する販売装置、および該販売装置が販売した物品のICタグから個人識別情報を読み取る物品読取り部と、該物品読取り部が読み取った個人識別情報に対応する利用者に課すべきペナルティを記録するペナルティ記録部とを有する廃棄監視装置を備えている。
しかし、上記特許文献1に開示された物品販売システムは、未成年者によるたばこの購入を抑制する上では有効であるが、不適正な廃棄を防止する方法としては種々の問題がある。すなわち、このシステムでは、人(監視員)により不適正な廃棄物を発見し収集することが前提となっており、収集した廃棄物に付されたICタグに記憶されている個人識別情報を廃棄監視装置で読み取り、廃棄した個人を特定するという仕組みとなっているので、監視者による廃棄物の回収作業に多大の人的コストがかかる上、全ての廃棄物を回収することは事実上不可能に近い。また、たばこやボトルのICタグには購入者の個人識別情報が記録されているので、廃棄された後の吸殻や空きボトルに個人識別情報が残り個人情報保護の点から問題となる恐れもある。
また、たばこの吸殻や空きボトルなどが、回収しにくい側溝などに廃棄された場合や、たばこやボトルに付されたICタグが意図的に破壊された場合などには対応することが出来ない。さらに、適切な場所に廃棄されている吸殻を故意に取り出して路上に投棄するようないたずらやいやがらせ等の行為を防止する対策がないので、ポイ捨てに対して直ちにペナルティを課すわけにはいかない。
一方、物品の販売価格に一定金額の「デポジット(預り金)」を上乗せして販売し、製品や容器が使用後に回収された時にその預り金を返却することにより、製品や容器の回収を促進する「預り金払い戻し方式」が開発され、スウェーデンやノルウェーなどでは一部実用化されている。
この方式の一つととして、自販機でデポジット金額を商品の販売価格に上乗せして徴収し、回収機に商品の空容器が回収されるとデポジット金額を返却するデポジットリファンドシステムであって、自販機で、商品の容器に付いているICタグに、自販機番号と販売番号とを書き込むと共に、自販機から自販機番号と販売番号と商品の購入者の情報とを、ネットワークを介してサーバの管理するデータベースに登録する手段と、ICタグ読取装置を有する端末で、空容器に付いているICタグから自販機番号と販売番号とを読み取り、読み取った自販機番号と販売番号と購入者の情報とを、ネットワークを介してサーバに問い合わせる手段とを備えたデポジットリファンドシステムが開示されている(例えば特許文献2参照)。
しかし、上記特許文献2に開示されたデポジットリファンドシステムでは、適正に廃棄物を処理しなかった購入者にはデポジット(預り金)が受け取れないという消極的な懲罰が課されるのみであり、廃棄物の適正な処理の遵守を促進する効果は十分とはいえない。
また、このデポジットリファンドシステムでは、購入者に関する情報を、例えば住民基本台帳カードなどから取得するなど他の複数のシステムを利用しなければならないという問題がある。
特開2005−332060号公報 特開2004−227374号公報
本発明は、上記事情に鑑み、物品が適正に廃棄されるように管理する廃棄物管理システム、サーバ、および廃棄物収納容器を提供することを目的とする。
上記目的を達成する本発明の廃棄物管理システムは、
物品の廃棄を管理する廃棄物管理システムであって、
物品購入者を識別する個人識別情報と、該物品購入者に販売した物品を識別する物品識別情報とを対応付けて記憶するデータベースを有するサーバ、
物品購入者の個人識別情報を取得する個人識別情報取得部と、該個人識別情報取得部で取得した個人識別情報および該個人識別情報により特定される物品購入者に販売される物品の物品識別情報をネットワークを介して上記サーバに送信する販売情報送信部とを有する物品販売装置、および
廃棄された物品の物品識別情報を読み取る廃棄物情報読取部と、該廃棄物情報読取部で読み取った物品識別情報をネットワークを介して上記サーバに送信する廃棄物情報送信部とを有する廃棄物収納容器を備え、
上記サーバは、上記データベースに記憶されている物品識別情報と上記廃棄物収納容器から送られてきた物品識別情報とを照合する照合部を備えたことを特徴とする。
本発明の廃棄物管理システムによれば、販売された物品の物品識別情報と廃棄物収納容器から送られてきた物品識別情報とを照合することにより物品が適正に廃棄されるように管理することができる。
ここで、上記物品販売装置は、物品識別情報が記録されたICタグが付された製品を販売するものであることが好ましい。
本発明の廃棄物管理システムを上記のように構成した場合は、低コストでかつ効率よく物品の廃棄を管理することができる。
また、上記データベースが、さらに、物品購入者を識別する個人識別情報と、該物品購入者に販売した物品の廃棄物としての、未回収および回収済からなる回収結果とを対応付けて記憶するものであって、
上記照合部は、上記データベースに記憶されている物品識別情報と上記廃棄物収納容器から送られてきた物品識別情報とを照合するとともに、該照合の結果、これら2つの物品識別情報が一致する場合に、上記データベースの、該物品識別情報により特定される物品の回収結果の欄を未回収から回収済に更新するものであり、さらに、
上記照合部は、上記物品販売装置から個人識別情報が送信されてきたことを受けて、上記データベースの、該個人識別情報に対応付けられた、物品の回収結果の欄を参照して、該個人識別情報により特定される個人への物品の再販売条件を決定するものであって、
上記サーバが、さらに、上記再販売条件をネットワークを介して上記物品販売装置に向けて送信する再販売条件送信部を有し、
上記物品販売装置は、上記サーバから送られてきた再販売条件に従って物品の販売を行うものであってもよい。
本発明の廃棄物管理システムを上記のように構成した場合は、このシステムが保証金預り制度を採用している場合であって、購入された物品が適正に廃棄されたときには、その物品購入者が再び同じ物品を購入する際の再販売条件として、例えば、購入時に預り金として販売価格に加算されていた保証金を返金するなど適正廃棄者にインセンティブを与えることができる。
また、上記個人識別情報取得部は、物品の購入が許可された物品購入者の個人識別情報が記録されたライセンスカードから該個人識別情報を取得するものであってもよい。
本発明の廃棄物管理システムを上記のように構成した場合は、個人の認証操作を容易にすることができるとともに、個人識別情報を正確かつ迅速に取得することができる。
また、上記個人識別情報取得部は、物品の購入が許可された物品購入者の個人識別情報が記録された、電子マネーカードの機能付きのライセンスカードから個人識別情報およびチャージ金額情報を取得するものであって、
上記照合部は、上前記再販売条件を決定するに当たって上記物品の回収結果に基づき前記チャージ金額情報を書き換えるものであってもよい。
本発明の廃棄物管理システムを上記のように構成した場合は、このシステムが電子マネーカード機能付きのライセンスカードを採用している場合であって、たばこ吸殻などが第三者により回収され適正に廃棄されたときには、その第三者の電子マネーカードに所定の奨励金をチャージするなど適正廃棄者にインセンティブを与えることができる。
また、上記物品販売装置は、ひとケース内に、それぞれに同一又は異なる物品識別情報が付された複数の個別物品を収容した物品をケース単位で販売するものであって、
上記データベースは、上記廃棄物収納容器から送られてきた物品識別情報に基づき上記ケース内の複数の個別物品それぞれについての廃棄物としての回収結果を記憶するものであってもよい。
本発明の廃棄物管理システムを上記のように構成した場合は、たばこのように、複数本の個別物品が収容されたケースの形で販売される物品についても、たばこ1本単位の廃棄を管理することができる。
また、上記廃棄物収納容器は、さらに、物品廃棄者の個人識別情報を取得する個人識別情報取得部を備え、
上記廃棄物情報送信部は、上記個人識別情報取得部で取得した物品廃棄者の個人識別情報を、上記廃棄物情報読取部で読み取った物品識別情報とともに、ネットワークを介して上記サーバに送信するものであって、
上記照合部は、物品の廃棄物としての回収結果の欄を未回収から回収済に更新するにあたり、上記廃棄物収納容器から送られてきた、物品廃棄者の個人識別情報に基づいて、物品購入者の個人識別情報と物品廃棄者の個人識別情報とが不一致の場合に物品購入者以外の第三者によって回収されたことを対応付けて更新するとともに、上記廃棄物収納容器から送られてきた個人識別情報により特定される物品廃棄者に有利なサービスを付与するものであってもよい。
本発明の廃棄物管理システムを上記のように構成した場合は、このシステムが電子マネーカード機能付きのライセンスカードを採用している場合であって、たばこの吸殻などがたばこ購入者によってポイ捨てされ、その吸殻が第三者により回収され適正に廃棄されたときには、そのたばこ購入者に懲罰として購入時に預り金として販売価格に加算されていた保証金を没収するとともに、そのポイ捨てされたたばこ吸殻を回収し適正に廃棄した第三者の電子マネーカードに所定の奨励金をチャージするなど適正廃棄者にインセンティブを与えることができる。
また、上記照合部は、上記物品販売装置から個人識別情報が送信されてきたことを受けて該個人識別情報により特定される個人への物品の再販売条件を決定するにあたり、上記データベースに基づいて該個人識別情報により特定される個人のマナーの良し悪しの程度を表すマナーランクを決定し、該マナーランクに応じて、マナーが悪いほど物品購入者にとって不利な再販売条件を決定するものであってもよい。
本発明の廃棄物管理システムを上記のように構成した場合は、たばこ吸殻などを回収し適正に廃棄しているか否かの情報を正確に収集できるので、個人の廃棄物に対するマナーの良し悪しに基づき物品購入者へのたばこの再販売条件を適正に管理することができる。
また、上記照合部は、当該個人への物品の再販売条件を決定するにあたり、再販売禁止を含む再販売条件の中から、当該個人への物品の再販売条件を決定するものであってもよい。
本発明の廃棄物管理システムを上記のように構成した場合は、個人の廃棄物に対するマナーが特に悪い個人に対してはその個人へのたばこの販売を禁止することができる。
また、上記目的を達成する本発明のサーバは、
物品の廃棄を管理する廃棄物管理システムにおける、
物品購入者を識別する個人識別情報と、該物品購入者に販売した物品を識別する物品識別情報とを対応付けて記憶するデータベースを有し、ネットワークを介して、
物品購入者の個人識別情報を取得する個人識別情報取得部と、該個人識別情報取得部で取得した個人識別情報および該個人識別情報により特定される物品購入者に販売される物品の物品識別情報をネットワークを介して上記サーバに送信する販売情報送信部とを有する物品販売装置、および
廃棄された物品の物品識別情報を読み取る廃棄物情報読取部と、該廃棄物情報読取部で読み取った物品識別情報をネットワークを介して上記サーバに送信する廃棄物情報送信部とを有する廃棄物収納容器に接続されてなるサーバであって、
上記データベースに記憶されている物品識別情報と上記廃棄物収納容器から送られてきた物品識別情報とを照合する照合部を備えたことを特徴とする。
本発明のサーバによれば、販売された物品の物品識別情報と、廃棄物収納容器から送られてきた物品識別情報とを照合することにより物品が適正に廃棄されるように管理することができる。
ここで、上記データベースが、物品購入者を識別する個人識別情報と、該物品購入者に販売した物品の廃棄物としての、未回収および回収済からなる回収結果とを対応付けて記憶するものであって、
上記照合部は、上記データベースに記憶されている物品識別情報と上記廃棄物収納容器から送られてきた物品識別情報とを照合するとともに、該照合の結果、これら2つの物品識別情報が一致する場合に、上記データベースの、該物品識別情報により特定される物品の回収結果の欄を未回収から回収済に更新するものであり、さらに、
上記照合部は、上記物品販売装置から個人識別情報が送信されてきたことを受けて、上記データベースの、該個人識別情報に対応付けられた、物品の回収結果の欄を参照して、該個人識別情報により特定される個人への物品の再販売条件を決定するものであって、
当該サーバが、さらに、上記再販売条件をネットワークを介して上記物品販売装置に向けて送信する再販売条件送信部を有するものであってもよい。
本発明のサーバを上記のように構成した場合は、このシステムが保証金預かり制度を採用している場合であって、購入された物品が適正に廃棄されたときには、その物品購入者が再び同じ物品を購入する際の再販売条件として、例えば、購入時に預り金として販売価格に加算されていた保証金を返金するなど適正廃棄者にインセンティブを与えることができる。
また、上記物品販売装置は、ひとケース内に、それぞれに同一又は異なる物品識別情報が付された複数の個別物品を収容した物品をケース単位で販売するものであって、
上記データベースは、上記廃棄物収納容器から送られてきた物品識別情報に基づき上記ケース内の複数の個別物品それぞれについての廃棄物としての回収結果を記憶するものであってもよい。
本発明のサーバを上記のように構成した場合は、たばこのように、複数本の個別物品が収容されたケースの形で販売される物品についても、たばこ1本単位の廃棄を管理することができる。
また、上記廃棄物収納容器は、さらに、物品廃棄者の個人識別情報を取得する個人識別情報取得部を備え、
上記廃棄物情報送信部は、上記個人識別情報取得部で取得した物品廃棄者の個人識別情報を、上記廃棄物情報読取部で読み取った物品識別情報とともに、ネットワークを介して上記サーバに送信するものであって、
上記照合部は、物品の廃棄物としての回収結果の欄を未回収から回収済に更新するにあたり、上記廃棄物収納容器から送られてきた、物品廃棄者の個人識別情報に基づいて、物品購入者の個人識別情報と物品廃棄者の個人識別情報とが不一致の場合に物品購入者以外の第三者によって回収されたことを対応付けて更新するとともに、
上記廃棄物収納容器から送られてきた個人識別情報により特定される物品廃棄者に有利なサービスを付与するものであってもよい。
本発明のサーバを上記のように構成した場合は、このシステムが電子マネーカード機能付きのライセンスカードを採用している場合であって、たばこの吸殻などがたばこ購入者によってポイ捨てされ、その吸殻が第三者により回収され適正に廃棄されたときには、そのたばこ購入者に懲罰として購入時に預り金として販売価格に加算されていた保証金を没収するとともに、そのポイ捨てされたたばこ吸殻を回収し適正に廃棄した第三者の電子マネーカードに所定の奨励金をチャージするなど適正廃棄者にインセンティブを与えることができる。
また、上記照合部は、上記物品販売装置から個人識別情報が送信されてきたことを受けて該個人識別情報により特定される個人への物品の再販売条件を決定するにあたり、上記データベースに基づいて該個人識別情報により特定される個人のマナーの良し悪しの程度を表すマナーランクを決定し、該マナーランクに応じて、マナーが悪いほど物品購入者にとって不利な再販売条件を決定するものであってもよい。
本発明のサーバを上記のように構成した場合は、たばこ吸殻などを回収し適正に廃棄しているか否かの情報を正確に収集できるので、個人の廃棄物に対するマナーの良し悪しに基づき物品購入者へのたばこの再販売条件を適正に管理することができる。
また、上記照合部は、当該個人への物品の再販売条件を決定するにあたり、再販売禁止を含む再販売条件の中から、当該個人への物品の再販売条件を決定するものであってもよい。
本発明のサーバを上記のように構成した場合は、個人の廃棄物に対するマナーが特に悪い個人に対してはその個人へのたばこの販売を禁止することができる。
また、上記目的を達成する本発明の廃棄物収納容器は、
物品の廃棄を管理する廃棄物管理システムにおける、ネットワークを介して、物品購入者を識別する個人識別情報と、該物品購入者に販売した物品を識別する物品識別情報とを対応付けて記憶するデータベースを有するサーバ、および物品購入者の個人識別情報を取得する個人識別情報取得部と、該個人識別情報取得部で取得した個人識別情報および該個人識別情報により特定される物品購入者に販売される物品の物品識別情報をネットワークを介して上記サーバに送信する販売情報送信部とを有する物品販売装置に接続されてなる、上記物品販売装置で販売された物品が廃棄されてなる廃棄物を収納する廃棄物収納容器であって、
廃棄された物品の物品識別情報を読み取る廃棄物情報読取部と、
上記廃棄物情報読取部で読み取った物品識別情報を、上記サーバにおける該物品識別情報と上記データベースに記憶されている物品識別情報との照合のために、ネットワークを介して上記サーバに送信する廃棄物情報送信部とを有することを特徴とする。
本発明の廃棄物収納容器によれば、販売された物品の物品識別情報と廃棄物収納容器から送られてきた物品識別情報とを照合することにより物品が適正に廃棄されるように管理することができる。
ここで、さらに、物品廃棄者の個人識別情報を取得する個人識別情報取得部を備え、
上記廃棄物情報送信部は、上記個人識別情報取得部で取得した物品廃棄者の個人識別情報を、上記廃棄物情報読取部で読み取った物品識別情報とともに、ネットワークを介して上記サーバに送信するものであってもよい。
本発明の廃棄物収納容器を上記のように構成した場合は、このシステムが電子マネーカード機能付きのライセンスカードを採用している場合であって、たばこの吸殻などがたばこ購入者によってポイ捨てされその吸殻が第三者により回収され適正に廃棄されたときには、そのたばこ購入者に懲罰として購入時に預り金として販売価格に加算されていた保証金を没収するとともに、そのポイ捨てされたたばこ吸殻を回収し適正に廃棄した第三者の電子マネーカードに所定の奨励金をチャージするなど適正廃棄者にインセンティブを与えることができる。
本発明によれば、物品が適正に廃棄されたか否かが精度よく管理されるので、物品の不適正な廃棄を効果的に抑制するとともに、適正な廃棄を行った個人にインセンティブが与えられるので適正な廃棄が促進される。
以下、図を参照して本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明の廃棄物管理システムの第1の実施形態を示す図である。
図1に示すように、第1の実施形態の廃棄物管理システムは、販売物データベース11を有するサーバ12、たばこ購入者のライセンスID(Identification)を取得し該ライセンスIDおよび該たばこ購入者に販売されるたばこに付されたたばこIDをネットワーク13を介してサーバ12に送信するたばこ自動販売機14、たばこ販売店の店頭に設置され、たばこ自動販売機14と同様、ライセンスIDおよびたばこIDをネットワーク13を介してサーバ12に送信する店頭用ID承認装置15、廃棄されたたばこのたばこIDを読み取り読み取ったたばこIDをネットワーク13を介してサーバ12に送信する路上灰皿16、および路上灰皿16と同様、たばこIDを読み取り読み取ったたばこIDをネットワーク13を介してサーバ12に送信する家庭用灰皿17を備えている。
サーバ12は、販売物データベース11に記憶されているたばこIDと路上灰皿16又は家庭用灰皿17から送られてきたたばこIDとを照合する照合部12aを備えている。
なお、第1の実施形態におけるたばこは、本発明にいう物品の一例に相当するものである。
また、第1の実施形態におけるたばこIDは、本発明にいう物品識別情報の一例に相当するものである。
また、第1の実施形態におけるライセンスIDは、本発明にいう個人識別情報の一例に相当するものである。
また、第1の実施形態におけるたばこ自動販売機14および店頭用ID承認装置15は、本発明にいう物品販売装置の一例に相当するものである。
また、第1の実施形態における路上灰皿16および家庭用灰皿17は、本発明にいう廃棄物収納容器の一例に相当するものである。
図2は、第1の実施形態のたばこ自動販売機で販売されるたばこを示す図である。
図2に示すように、このたばこ自動販売機14(図1参照)で販売されるたばこ21のフィルタ部21aには、このたばこ21のたばこIDが記録されたICタグ22およびICタグ22に記録されているたばこIDを送信するためのアンテナ23が内蔵されている。
図3は、第1の実施形態の廃棄物管理システムに用いられるたばこ自動販売機の構造を示す図である。
図3に示すように、このたばこ自動販売機14は、サンプルを展示するサンプル展示部14a、硬貨投入口14b、釣銭戻しレバー14c、紙幣投入口14d、釣銭返却口14e、商品搬出口14f、液晶表示部14g、ライセンスカード読取部14h、個人識別情報取得部14i、および販売情報送信部14jを備えている。
この個人識別情報取得部14iは、たばこ購入者のライセンスIDを取得するものであり、販売情報送信部14jは、個人識別情報取得部14iで取得したライセンスIDおよび該ライセンスIDにより特定されるたばこ購入者に販売されるたばこのたばこIDをネットワーク13(図1参照)を介してサーバ12に送信するものである。
第1の実施形態では、たばこ自動販売機14は、それぞれに同一のたばこIDが付された複数本のたばこ21(図2参照)を一つのたばこケース内に収容したケース入りたばことして販売するようになっており、サーバ12は、該サーバ12に備えられた販売物データベース11(図1参照)を、廃棄物収納容器すなわち路上灰皿16又は家庭用灰皿17から送られてきたたばこIDに基づき上記ケース内の複数本のたばこの廃棄の履歴を記憶するデータベースとして構築されている。
図4は、第1の実施形態の廃棄物管理システムに用いられる販売物データベースの構成を示す図である。
図4に示すように、この販売物データベース11は、たばこ購入者を識別するライセンスID11aと、該たばこ購入者に販売した複数本のたばこを識別するたばこID11bと、該たばこ購入者に販売したケース入りたばこ(20本入り)を識別するたばこID11bと、ケース内の20本のたばこ21(図2参照)の1本1本の廃棄物としての回収結果11cとを対応付けて記憶するようになっている。
例えば、回収結果11cの欄を未回収であることを表す空欄として初期化しておき、販売物データベース11に記憶されている物品識別情報と廃棄物収納容器から送られてきた物品識別情報とを照合してこれら2つの物品識別情報が一致する場合にこの販売物データベース11の該物品識別情報により特定されるたばこの回収結果11cに、回収した日付を書き込むようにすることにより、ケース内のたばこ1本1本の廃棄物としての回収結果を正確に把握することができ、その回収結果に基づきそのたばこ購入者へのたばこの再販売条件を決定することができる。
図5は、第1の実施形態の廃棄物管理システムに用いられるライセンスカードを示す図である。
図5に示すように、第1の実施形態の廃棄物管理システムに用いられるライセンスカード24には、このライセンスカード所有者のライセンスIDが記録されたICタグ25およびICタグ25に記録されているライセンスIDを送信するためのアンテナ26が内蔵されている。このライセンスカード24をたばこ自動販売機14のライセンスカード読取部14hに挿入することにより、ライセンスカード24に記録されたライセンスIDは個人識別情報取得部14iによって読み取られ、販売情報送信部14jによってサーバ12に送信される。
このライセンスカード24は、たばこの喫煙が許される成年者にのみ発行されるようになっている。また、このライセンスカード24はマネーカード機能を有しており、自販機等で入金(チャージ)が可能である。
なお、第1の実施形態のライセンスカード24は、本発明にいう記録媒体の一例に相当するものである。
図6は、第1の実施形態の廃棄物管理システムに用いられる路上灰皿の内部を示す図である。
図6に示すように、この路上灰皿16は、上部に吸殻投入口16bが開口された灰皿筐体16a、吸殻投入口16bから投入された吸殻を収容する収容部16c、収容部16cの周辺に設置され吸殻に付されたICタグからたばこIDを読み取るリーダライタ16d、およびリーダライタ16dで読み取られたたばこIDをネットワーク13を介してサーバ12に送信する通信部16eを備えている。
この路上灰皿16の内部に溜まった吸殻の回収作業を含む灰皿の管理は、許可された灰皿管理者のみにより行われるようになっている。
また、第1の実施形態では、上記路上灰皿16の他に家庭用灰皿17(図1参照)が用いられているが、この家庭用灰皿17は、上記路上灰皿16と同様の構造を有するものであるので、説明は省略する。
なお、第1の実施形態における路上灰皿16および家庭用灰皿17は、本発明にいう廃棄物収納容器の一例に相当するものであり、また、第1の実施形態におけるリーダライタ16dは、本発明にいう廃棄物情報読取部の一例に相当するものであり、また、第1の実施形態における通信部16eは、本発明にいう廃棄物情報送信部の一例に相当するものである。
次に、第1の実施形態の廃棄物管理システムの動作について説明する。
図7は、第1の実施形態の廃棄物管理システムにおけるたばこ購入までの動作の流れを示すフローチャートである。
たばこ購入者30により、たばこ自動販売機14(図1参照)の硬貨投入口14b(図3参照)又は紙幣投入口14dに現金が投入され(ステップS01)、ライセンスカード読取部14h(図3参照)にライセンスカード24が挿入される(ステップS02)ことによりライセンスカード24へのマネーチャージ(入金)が行われる。すなわち、個人識別情報取得部14i(図3参照)により、ライセンスカード24からライセンスIDが読み取られ、読み取られたライセンスIDおよび投入された金額が、販売情報送信部14j(図3参照)によりネットワーク13を介してサーバ12に送信される(ステップS03)。
サーバ12は、送られてきたライセンスIDを販売物データベース11に記憶されているライセンスID11a(図4参照)と照合することにより購入者の認証を行う(ステップS04)。認証の結果、そのたばこ購入者が正規のライセンス所有者である場合にはライセンスIDおよび投入金額が所定のメモリに記憶される(ステップS05)。
サーバ12は、ライセンスカード24の残金額をネットワーク13を介してたばこ自動販売機14に送る。たばこ自動販売機14は、送られてきた残金額を液晶表示部14gに表示する(ステップS06)。たばこ購入者により再びライセンスカード24が挿入される(ステップS07)と、再びライセンスIDが読み取られ、たばこ自動販売機14からサーバ12に送信される(ステップS08)。
サーバ12は、送られてきたライセンスIDと、残金額と、販売物データベース11に記憶されている回収結果11c(図4参照)とを確認し(ステップS09)、その回収結果に基づいて販売の可否を判断する(ステップS10)。すなわち、そのたばこ購入者の回収結果が、吸殻が適正に廃棄されていることを示すものであることが確認された場合(ステップS11)には、販売を可とする旨がたばこ自動販売機14に送られ、たばこ自動販売機14の液晶表示部14g(図3参照)には購入適格者である旨が表示される(ステップS12)。
そこで、たばこ購入者は、サンプル展示部14aに展示されたサンプルの中から購入を希望する銘柄を選びそのボタンを押す(ステップS13)と、たばこ自動販売機14は、ボタンが押下されたケース入りたばこ20を選び出し(ステップS14)、その中に収容されている複数本のたばこ21のたばこIDを読み取り、サーバ12に送信する(ステップS15)。サーバ12は、購入者のライセンスIDとたばこIDとの組み合わせを販売物データベース11に記録し(ステップS16)、残金額からたばこ料金を徴収する(ステップS17)。
ここで、第1の実施形態の廃棄物管理システムにデポジット制(保証金制度)を採用した場合には、たばこ料金に保証金を上乗せした金額で販売され、喫煙後のたばこが適正に廃棄された時にその保証金は払い戻されるように構成される。この保証金は上記ステップS17においてたばこ料金とともに預り金として徴収され、後に吸殻が適正に廃棄された時にそのたばこ購入者に返金される。
次に、たばこ自動販売機14は、たばこ購入者の指定したケース入りたばこ20を商品搬出口14f(図3参照)に搬出する(ステップS18)。こうして購入者は希望する銘柄のたばこを入手することができる(ステップS19)。
一方、ステップS19において、そのたばこ購入者が吸殻を適正に廃棄しているとは認められない場合(ステップS20)には、そのたばこ購入者に対して懲罰が与えられる旨が液晶表示部14gに表示される(ステップS21)。懲罰としては、そのたばこ購入者の回収結果に応じて罰金の徴収、たばこ購入ライセンスの停止、又はライセンスの抹消などが行われる。
図8は、第1の実施形態の廃棄物管理システムでたばこが適正に廃棄された場合の動作の流れを示すフローチャートである。
たばこ購入者30により、喫煙終了後(ステップS31)のたばこ21が吸殻(ステップS32)として路上灰皿16(図6参照)又は家庭用灰皿17に廃棄される(ステップS33)と、路上灰皿16又は家庭用灰皿17は、廃棄された吸殻からたばこIDを読み取ってサーバ12に送信する(ステップS34)。
サーバ12は送られてきたたばこIDを受け取り(ステップS35)、そのたばこIDと販売物データベース11に記録されているたばこIDとを照合し(ステップS36)、たばこ購入者30によりたばこ21の吸殻が路上灰皿16又は家庭用灰皿17に適切に廃棄されたことを販売物データベース11の回収結果11c(図4参照)として記録する(ステップS37)。
ここで、たばこ購入者30が購入した全てのたばこ21が適正に廃棄されていることが確認されないと、新規にたばこを購入する際に所定のペナルティが課せられる。すなわち、サーバは、吸殻の路上灰皿16又は家庭用灰皿17への投棄時刻を記録しておき、投棄の間隔が所定の時間よりも短い場合には、吸殻を投棄したようにみせかけるなどの不正行為が行われたものとみなしてペナルティが課せられる。
なお、第1の実施形態の廃棄物管理システムにおいて、デポジット制が採用されている場合には、ステップS37で回収結果を更新した後、ステップS17でたばこ購入者から預かった保証金をそのたばこ購入者に返金する(ステップS38)。
デポジット制の代わりに、ポイントサービス制を導入してもよい。すなわち、たばこ購入者が吸殻を適正に廃棄した場合には、すなわち路上灰皿16又は家庭用灰皿17に吸殻が廃棄された場合にはその吸殻に付されたたばこIDからライセンスIDが特定され、そのライセンスIDに対してポイントが付与される。このポイントを付与されたたばこ購入者には、次回のたばこ購入の際にそのポイントをたばこ料金として利用できるという特典が与えられる。
図9は、第1の実施形態の廃棄物管理システムでたばこが不正に廃棄された場合の動作の流れを示すフローチャートである。
たばこ購入者30により、喫煙終了後(ステップS41)のたばこ21が路上にポイ捨てされて(ステップS42)、吸殻となり(ステップS43)、そのポイ捨て(ステップS44)された吸殻が、ポイ捨て監視員40により回収され(ステップS45)、ポイ捨て監視員40の所持するRFID(Radio frequency identification)リーダ41によりその吸殻に付されたたばこIDが読み取られ、サーバ12に送信される(ステップS46)。サーバ12は、送られてきたたばこIDを受け取り、そのたばこIDと販売物データベース11に記録されているライセンスIDとを照合し(ステップS47)、販売物データベース11の回収結果11c(図4参照)を更新する(ステップS48)。これにより、そのライセンスIDの所有者を、一時、購入不適格者として設定する。さらに、第1の実施形態の廃棄物管理システムがデポジット制を採用している場合には、そのライセンスIDの所有者から、たばこ購入時に預かった保証金を徴収する(ステップS49)。
こうして、第1の実施形態の廃棄物管理システムによれば、購入者IDと購入したたばこのたばこIDと、さらに回収結果とを管理することにより、不適正な廃棄を防止することができる。さらに、デポジット制を採用した場合には、路上にポイ捨てされた吸殻を回収した吸殻拾得者に、報奨金を支給するようにして、ポイ捨てされた吸殻の回収を促進することも可能である。
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。
図10は、本発明の廃棄物管理システムの第2の実施形態を示す図である。
図10に示すように、第2の実施形態の廃棄物管理システムは、サーバ120、ネットワーク13、たばこ自動販売機140、店頭用ID承認装置15、路上灰皿16、家庭用灰皿17を備えている。これらのうち、サーバ120およびたばこ自動販売機140以外はすべて第1の実施形態におけるものと同じものであるので、サーバ120およびたばこ自動販売機140について以下に詳しく説明する。
第2の実施形態におけるサーバ120は、第1の実施形態におけると同様の販売物データベース11のほかにマネーカード情報データベース112を備えている。
このマネーカード情報データベース112は、マネーカードの所有者を識別するマネーカードユーザIDと、該マネーカードのチャージ金額情報とを対応付けて記憶するものである。マネーカード情報データベース112の詳細については後述する。
また、第2の実施形態におけるサーバ120は、第1の実施形態におけると同様の照合部120aのほかに再販売条件送信部120bを備えている。この照合部120aは、販売物データベース11に記憶されているたばこIDと路上灰皿16又は家庭用灰皿17から送られてきたたばこIDとを照合するとともに、該照合の結果、これら2つのたばこID(物品識別情報)が一致する場合に、販売物データベース11の、該たばこIDにより特定される物品の回収結果の欄を未回収から回収済に更新するものであり、さらに、この照合部120は、たばこ自動販売機140からライセンスIDが送信されてきたことを受けて、販売物データベース11の、該ライセンスIDに対応付けられた、物品の回収結果の欄を参照して、該ライセンスIDにより特定される個人への物品の再販売条件を決定する。
再販売条件送信部12bは、上記再販売条件をネットワーク13を介してたばこ自動販売機14に向けて送信するものであり、たばこ自動販売機14は、サーバ120から送られてきた再販売条件に従って物品の販売を行う。
なお、この第2の実施形態におけるたばこは、本発明にいう物品の一例に相当するものである。
また、第2の実施形態におけるたばこIDは、本発明にいう物品識別情報の一例に相当するものである。
また、第2の実施形態におけるライセンスIDは、本発明にいう個人識別情報の一例に相当するものである。
また、第2の実施形態におけるたばこ自動販売機14および店頭用ID承認装置15は、本発明にいう物品販売装置の一例に相当するものである。
また、第2の実施形態における路上灰皿16および家庭用灰皿17は、本発明にいう廃棄物収納容器の一例に相当するものである。
なお、この第2の実施形態においても、第1の実施形態におけると同様、たばこ自動販売機14は、それぞれに同一のたばこIDが付された複数本のたばこ21(図2参照)を一つのたばこケース内に収容したケース入りたばことして販売するようになっている。
次に、第2の実施形態で用いられるマネーカード情報データベースについて説明する。
図11は、第2の実施形態の廃棄物管理システムに用いられるマネーカード情報データベースの構成を示す図である。
図11に示すように、このマネーカード情報データベース112は、マネーカードの所有者を識別するマネーカードユーザID112aと、チャージ金額更新日時112bと、チャージ金額残高112cとを対応付けて記憶するようになっている。
このマネーカード情報データベース112を用いることによって、このマネーカード識別情報によって特定される個人への有利なサービスを付与することができる。
図12は、第2の実施形態の廃棄物管理システムにおけるたばこ購入までの動作の流れを示すフローチャートであり、図13は、第2の実施形態の廃棄物管理システムにおけるたばこが適正に廃棄された場合およびポイ捨てされた場合の動作の流れを示すフローチャートである。
図12に示すフローチャートは、図7に示したフローチャートとほぼ同様であり、重複する部分がほとんどであるが、以下に簡単に説明する。
たばこ購入者30により、たばこ自動販売機14(図1参照)の硬貨投入口14b(図3参照)又は紙幣投入口14dに現金が投入され(ステップS101)、ライセンスカード読取部14h(図3参照)にライセンスカード24が挿入される(ステップS102)ことによりライセンスカード24へのマネーチャージ(入金)が行われる。すなわち、個人識別情報取得部14i(図3参照)により、ライセンスカード24からライセンスIDが読み取られ、読み取られたライセンスIDおよび投入された金額が、販売情報送信部14j(図3参照)によりネットワーク13を介してサーバ12に送信される(ステップS103)。
サーバ12は、送られてきたライセンスIDを販売物データベース11に記憶されているライセンスID11a(図4参照)と照合することにより購入者の認証を行う(ステップS104)。認証の結果、そのたばこ購入者が正規のライセンス所有者である場合にはライセンスIDおよび投入金額が所定のメモリに記憶される(ステップS105)。
サーバ12は、ライセンスカード24の残金額をネットワーク13を介してたばこ自動販売機14に送る。たばこ自動販売機14は、送られてきた残金額を液晶表示部14gに表示する(ステップS106)。たばこ購入者により再びライセンスカード24が挿入される(ステップS107)と、再びライセンスIDが読み取られ、たばこ自動販売機14からサーバ12に送信される(ステップS108)。
サーバ12は、送られてきたライセンスIDと、残金額と、販売物データベース11に記憶されている回収結果11c(図4参照)とを確認し(ステップS109)、その回収結果に基づいて販売の可否を判断する(ステップS110)。すなわち、そのたばこ購入者の回収結果が、吸殻が適正に廃棄されていることを示すものであることが確認された場合(ステップS111)には、販売を可とする旨がたばこ自動販売機14に送られ、たばこ自動販売機14の液晶表示部14g(図3参照)には購入適格者である旨が表示される(ステップS112)。
そこで、たばこ購入者は、サンプル展示部14aに展示されたサンプルの中から購入を希望する銘柄を選びそのボタンを押す(ステップS113)と、たばこ自動販売機14は、ボタンが押下されたケース入りたばこ20を選び出し(ステップS114)、その中に収容されている複数本のたばこ21のたばこIDを読み取り、サーバ12に送信する(ステップS115)。サーバ12は、購入者のライセンスIDとたばこIDとの組み合わせを販売物データベース11に記録し(ステップS116)、残金額からたばこ料金を徴収する(ステップS117)。
ここで、第2の実施形態の廃棄物管理システムにデポジット制(保証金制度)を採用した場合には、たばこ料金に保証金を上乗せした金額で販売され、喫煙後のたばこが適正に廃棄された時にその保証金は払い戻されるように構成される。この保証金は上記ステップS17においてたばこ料金とともに預り金として徴収され、後に吸殻が適正に廃棄された時にそのたばこ購入者に返金される。
次に、たばこ自動販売機14は、たばこ購入者の指定したケース入りたばこ20を商品搬出口14f(図3参照)に搬出する(ステップS118)。こうして購入者は希望する銘柄のたばこを入手することができる(ステップS119)。
一方、ステップS119において、そのたばこ購入者が吸殻を適正に廃棄しているとは認められない場合(ステップS120)には、そのたばこ購入者に対して懲罰が与えられる旨が液晶表示部14gに表示される(ステップS121)。懲罰としては、そのたばこ購入者の回収結果に応じて罰金の徴収、たばこ購入ライセンスの停止、又はライセンスの抹消などが行われる。
次に、たばこ購入者によりたばこが適正に廃棄された場合の処理の流れについて説明する。
図13に示すフローチャートの前半部のステップS135からステップS138までの、適正な廃棄が行われた場合の処理は、図8に示したフローチャートとほぼ同様であり、重複する部分がほとんどであるが、以下に簡単に説明する。
たばこ購入者30により、喫煙終了後(ステップS131)のたばこ21が吸殻(ステップS132)として路上灰皿16(図6参照)又は家庭用灰皿17に廃棄される(ステップS133)と、路上灰皿16又は家庭用灰皿17は、廃棄された吸殻からたばこIDを読み取ってサーバ12に送信する(ステップS134)。
サーバ12は送られてきたたばこIDを受け取り(ステップS135)、そのたばこIDと販売物データベース11に記録されているたばこIDとを照合し(ステップS136)、たばこ購入者30によりたばこ21の吸殻が路上灰皿16又は家庭用灰皿17に適切に廃棄されたことを販売物データベース11の回収結果11c(図4参照)として記録する(ステップS137)。
ここで、たばこ購入者30が購入した全てのたばこ21が適正に廃棄されていることが確認されないと、新規にたばこを購入する際に所定のペナルティが課せられる。すなわち、サーバは、吸殻の路上灰皿16又は家庭用灰皿17への投棄時刻を記録しておき、投棄の間隔が所定の時間よりも短い場合には、吸殻を投棄したようにみせかけるなどの不正行為が行われたものとみなしてペナルティが課せられる。
なお、第2の実施形態の廃棄物管理システムにおいて、デポジット制が採用されている場合には、ステップS137で回収結果を更新した後、ステップS117でたばこ購入者から預かった保証金をそのたばこ購入者に返金する(ステップS138)。
デポジット制の代わりに、ポイントサービス制を導入してもよい。すなわち、たばこ購入者が吸殻を適正に廃棄した場合には、すなわち路上灰皿16又は家庭用灰皿17に吸殻が廃棄された場合にはその吸殻に付されたたばこIDからライセンスIDが特定され、そのライセンスIDに対してポイントが付与される。このポイントを付与されたたばこ購入者には、次回のたばこ購入の際にそのポイントをたばこ料金として利用できるという特典が与えられる。
図13に示すフローチャートの後半部のステップS141〜ステップS148までの、ポイ捨てが行われた場合の処理について以下に説明する。
たばこ購入者30により、喫煙終了後(ステップS141)のたばこ21が路上にポイ捨てされ(ステップS142)、吸殻となる(ステップS143)。こうしてポイ捨てされた吸殻がポイ捨て監視員40により回収され(ステップS144)、ポイ捨て監視員40の所持するRF−ID(Radio Frequency Identification)リーダ41で、吸殻のICタグ22(図2参照)に記憶されているたばこIDを読み取り、そのたばこIDを無線でサーバ120に送信する(ステップS145)。
サーバ120は、送られてきたたばこIDに基づき販売物データベース11(図4参照)を照合してそのたばこIDに対応するライセンスID11a(図4参照)を読み出し(ステップS146)、そのライセンスID11aに対応する回収結果11cを更新する(ステップS147)。
その上で、そのライセンスIDにより特定されるたばこ購入者へのたばこの再販売条件を決定する。この場合は、ポイ捨てをしたたばこ購入者をたばこ購入不適格者に設定するとともに、たばこ購入時に預かった保証金を徴収する(ステップS148)。
次に、本発明の第3の実施形態について説明する。
図14は、本発明の廃棄物管理システムの第3の実施形態を示す図である。
図14に示すように、第3の実施形態の廃棄物管理システムは、サーバ220、ネットワーク13、たばこ自動販売機140、店頭用ID承認装置15、個人識別灰皿160を備えている。これらのうち、サーバ220および個人識別灰皿160以外はすべて第2の実施形態におけるものと同じものであるので、サーバ220および個人識別灰皿160について以下に詳しく説明する。
サーバ220は、第2の実施形態におけると同様の照合部220aおよび再販売条件送信部220bを備えている。この照合部220aは、物品の廃棄物としての回収結果の欄を未回収から回収済に更新するにあたり、個人識別灰皿160から送られてきた、物品廃棄者の個人識別情報に基づいて、物品購入者の個人識別情報と物品廃棄者の個人識別情報とが不一致の場合に物品購入者以外の第三者によって回収されたことを対応付けて更新するとともに、個人識別灰皿160から送られてきた個人識別情報により特定される物品廃棄者に有利なサービスを付与するように構成されている。
また、第3の実施形態におけるサーバ220は、第2の実施形態におけると同様の販売物データベース11およびマネーカード情報データベース112を備えている。
なお、第3の実施形態における個人識別灰皿160は、本発明にいう廃棄物収納容器の一例に相当するものである。
図15は、第3の実施形態の廃棄物管理システムに用いられる個人識別灰皿の内部構造を示す図、および個人識別灰皿の上部に設けられた個人識別情報取得部の拡大図である。
第3の実施形態における個人識別灰皿160は、図6に示した路上灰皿16と同様の、灰皿筐体16a、吸殻投入口16b、収容部16c、リーダライタ16d、および通信部16eを備えており、さらに、物品廃棄者の個人識別情報を取得する個人識別情報取得部161を備え、上記通信部16eは、この個人識別情報取得部161で取得した物品廃棄者の個人識別情報を、リーダライタ16dで読み取った物品識別情報とともに、ネットワーク13を介してサーバ220に送信するように構成されている。
個人識別情報取得部161は、図15に示すように個人識別灰皿160の上部に設けられており、物品、例えば、路上などにポイ捨てされたたばこの吸殻を回収してこの個人識別灰皿160に廃棄した人が、所持しているマネーカードを個人識別情報取得部161の識別情報読取り部161aにかざすことにより、マネーカードに記憶されている個人識別情報が読み取られるようになっている。また、識別情報読取り部161aの横には、この個人識別灰皿160を操作する者に操作上の指示を表示する表示部161bが設けられている。
通信部16eは、上記個人識別情報取得部161で取得した物品廃棄者の個人識別情報を、リーダライタ16dで読み取った物品識別情報とともに、ネットワーク13を介してサーバ220に送信する。
サーバ220の照合部220a(図14参照)は、たばこ自動販売機140から個人識別情報が送信されてきたことを受けて該個人識別情報により特定される個人への物品の再販売条件を決定するにあたり、上記販売物データベース11に基づいて該個人識別情報により特定される個人のマナーの良し悪しの程度を表すマナーランクを決定し、該マナーランクに応じて、マナーが悪いほど物品購入者にとって不利な再販売条件を決定するように構成されている。
図16は、第3の実施形態の廃棄物管理システムにおけるポイ捨てされたたばこの吸殻が第三者により回収された場合の動作の流れを示すフローチャートである。
図16に示すように、たばこ購入者30が喫煙終了(ステップS151)後、たばこを路上にポイ捨てすることにより吸殻(ステップS152)となり、それがたばこ購入者以外の第三者50により回収され(ステップS153)、その第三者50が、所持しているマネーカードを識別情報読取り部161aにかざすと(ステップS154)、個人識別情報取得部161はそのマネーカードに記憶されている個人識別情報を読み取り(ステップS155)、通信部16e(図15参照)はその個人識別情報をサーバ220に送信する。サーバ220は、マネーカード情報データベース112により、受け取った個人識別情報の認証を行う(ステップS157)。
ステップS157における認証が正常に終了すると、サーバ220は、マネーカード情報データベース112に記録されている上記第三者のマネーカード情報を個人識別灰皿160に送信する(ステップS158)。
個人識別灰皿160は、サーバ220から受け取った情報に基づき、表示部161b(図15参照)に「ようこそ○○さん」で始まる操作メニュー画面を表示する(ステップS159)。第三者50がその操作メニュー画面に表示された「ポイ捨て吸殻の回収」というメニューを選択すると(ステップS160)、表示部161bには、「回収したポイ捨て吸殻を投入して下さい」というメッセージが表示される(ステップS161)。第三者50がそのメッセージに従って、回収した吸殻を個人識別灰皿160に投入すると(ステップS162)、リーダライタ16dは投入された吸殻のたばこIDを読み取り(ステップS163)、通信部16eはそのたばこIDをサーバ220に送信する(ステップS164)。
サーバ220は、受け取ったたばこIDから販売物データベース11のライセンスID11a(図4参照)を照合し(ステップS165)、回収結果11cを更新する(ステップS166)。さらに、マネーカード情報データベース112のたばこ購入者のチャージ金額の中から、たばこ購入時に預かった保証金を差し引き、差引き後のチャージ金額をチャージ金額残高112cに記録し(ステップS167)、差し引いた保証金金額を個人識別灰皿160に送信する(ステップS168)。
個人識別灰皿160は、サーバ220から送られてきた金額情報にもと付き、表示部161b(図15参照)に、「○○さんに△△円進呈します。マネーカードを提示して下さい。」と表示する(ステップS169)。この表示を見た○○さんが、所持するマネーカードを個人識別灰皿160の識別情報読取り部161aにかざすと(ステップS170)、個人識別灰皿160は、そのマネーカードのICタグ内のチャージ金額に上記サーバ220から送られてきた金額を加算してチャージ金額情報を更新し(ステップS171)、表示部161bに、「△△円を加算しました。残りは××円です。」と表示する(ステップS172)。この表示を見た○○さんが、表示部161bに表示された操作メニューから「確認」を選択し(ステップS173)、さらに「終了」を選択すると(ステップS174)、表示部161bに「操作を終了します。」との表示が行われ、全ての処理を終了する(ステップS175)。
このように、第3の実施形態の廃棄物管理システムでは、デポジット制(保証金制度)が採用されており、たばこ購入時に、たばこポイ捨て防止の担保として、購入者のマナーランクに基づいて決定された金額の保証金をたばこ料金と別に徴収しておく。マナーランクはこれまでの吸殻の廃棄履歴、すなわち販売物データベース11に記録された回収結果11c(図4参照)から決定され、喫煙後の吸殻を個人識別灰皿160(図14参照)に廃棄することによりランクアップされる。
たばこ購入者30がたばこを喫煙終了後、所持しているマネーカードを識別情報読取り部161aにかざすことにより、その個人識別情報を個人識別情報取得部161に読み取らせてから、その吸殻を吸殻投入口16bに投入すると、個人識別情報取得部161で取得された個人識別情報が、リーダライタ16dで読み取られたたばこID(物品識別情報)とともにサーバ220に送信される。サーバ220は、受け取った情報に基づき販売物データベース11にそのたばこIDのたばこがたばこ購入者30によって適正に廃棄され回収されたことを記録する。それとともに、そのたばこ購入者30に保証金が返金されるとともに、そのたばこ購入者のマナーランクにポイントが加算される。ポイントが一定以上溜まるとマナーランクが昇格し、たばこ購入時の保証金の金額が減額される。
しかし、たばこ購入者30がポイ捨てを行い、そのポイ捨てされた吸殻が第三者により回収され個人識別灰皿160に投入されると、ポイ捨てを行ったたばこ購入者30の保証金は没収され、さらにそのたばこ購入者30のマナーランクが降格する。
一方、そのポイ捨てされた吸殻を回収し個人識別灰皿160に投入した第三者に対しては、そのマネーカードに、吸殻のたばこIDに付随する保証金がチャージされるのでポイ捨て吸殻の回収が促進され、路上美化が促進される。更に保証金の金額は購入者のマナーランクによって異なるので、吸殻回収作業に宝探しのようなゲーム性を与えることも可能である。
以下に、本発明の各種態様について列挙する。
(付記1)
物品の廃棄を管理する廃棄物管理システムであって、
物品購入者を識別する個人識別情報と、該物品購入者に販売した物品を識別する物品識別情報とを対応付けて記憶するデータベースを有するサーバ、
物品購入者の個人識別情報を取得する個人識別情報取得部と、該個人識別情報取得部で取得した個人識別情報および該個人識別情報により特定される物品購入者に販売される物品の物品識別情報をネットワークを介して前記サーバに送信する販売情報送信部とを有する物品販売装置、および
廃棄された物品の物品識別情報を読み取る廃棄物情報読取部と、該廃棄物情報読取部で読み取った物品識別情報をネットワークを介して前記サーバに送信する廃棄物情報送信部とを有する廃棄物収納容器を備え、
前記サーバは、前記データベースに記憶されている物品識別情報と前記廃棄物収納容器から送られてきた物品識別情報とを照合する照合部を備えたことを特徴とする廃棄物管理システム。
(付記2)
前記物品販売装置は、物品識別情報が記録されたICタグが付された製品を販売するものであることを特徴とする付記1記載の廃棄物管理システム。
(付記3)
前記データベースが、さらに、物品購入者を識別する個人識別情報と、該物品購入者に販売した物品の廃棄物としての、未回収および回収済からなる回収結果とを対応付けて記憶するものであって、
前記照合部は、前記データベースに記憶されている物品識別情報と前記廃棄物収納容器から送られてきた物品識別情報とを照合するとともに、該照合の結果、これら2つの物品識別情報が一致する場合に、前記データベースの、該物品識別情報により特定される物品の回収結果の欄を未回収から回収済に更新するものであり、さらに、
前記照合部は、前記物品販売装置から個人識別情報が送信されてきたことを受けて、前記データベースの、該個人識別情報に対応付けられた、物品の回収結果の欄を参照して、該個人識別情報により特定される個人への物品の再販売条件を決定するものであって、
前記サーバが、さらに、前記再販売条件をネットワークを介して前記物品販売装置に向けて送信する再販売条件送信部を有し、
前記物品販売装置は、前記サーバから送られてきた再販売条件に従って物品の販売を行うものであることを特徴とする付記1又は2記載の廃棄物管理システム。
(付記4)
前記個人識別情報取得部は、物品の購入が許可された物品購入者の個人識別情報が記録されたライセンスカードから該個人識別情報を取得するものであることを特徴とする付記1から3までのいずれか1項に記載の廃棄物管理システム。
(付記5)
前記個人識別情報取得部は、物品の購入が許可された物品購入者の個人識別情報が記録された、電子マネーカードの機能付きのライセンスカードから個人識別情報およびチャージ金額情報を取得するものであって、
前記照合部は、前記再販売条件を決定するに当たって前記物品の回収結果に基づき前記チャージ金額情報を書き換えるものであることを特徴とする付記1から3までのいずれか1項に記載の廃棄物管理システム。
(付記6)
前記物品販売装置は、ひとケース内に、それぞれに同一又は異なる物品識別情報が付された複数の個別物品を収容した物品をケース単位で販売するものであって、
前記データベースは、前記廃棄物収納容器から送られてきた物品識別情報に基づき前記ケース内の複数の個別物品それぞれについての廃棄物としての回収結果を記憶するものであることを特徴とする付記3から5までのいずれか1項に記載の廃棄物管理システム。
(付記7)
前記廃棄物収納容器は、さらに、物品廃棄者の個人識別情報を取得する個人識別情報取得部を備え、

前記廃棄物情報送信部は、前記個人識別情報取得部で取得した物品廃棄者の個人識別情報を、前記廃棄物情報読取部で読み取った物品識別情報とともに、ネットワークを介して前記サーバに送信するものであって、

前記照合部は、物品の廃棄物としての回収結果の欄を未回収から回収済に更新するにあたり、前記廃棄物収納容器から送られてきた、物品廃棄者の個人識別情報に基づいて、物品購入者の個人識別情報と物品廃棄者の個人識別情報とが不一致の場合に物品購入者以外の第三者によって回収されたことを対応付けて更新するとともに、前記廃棄物収納容器から送られてきた個人識別情報により特定される物品廃棄者に有利なサービスを付与することを特徴とする付記3から6までのいずれか1項に記載の廃棄物管理システム。
(付記8)
前記照合部は、前記物品販売装置から個人識別情報が送信されてきたことを受けて該個人識別情報により特定される個人への物品の再販売条件を決定するにあたり、前記データベースに基づいて該個人識別情報により特定される個人のマナーの良し悪しの程度を表すマナーランクを決定し、該マナーランクに応じて、マナーが悪いほど物品購入者にとって不利な再販売条件を決定するものであることを特徴とする付記3から7までのいずれか1項に記載の廃棄物管理システム。
(付記9)
前記照合部は、当該個人への物品の再販売条件を決定するにあたり、再販売禁止を含む再販売条件の中から、当該個人への物品の再販売条件を決定するものであることを特徴とする付記8記載の廃棄物管理システム。
(付記10)
物品の廃棄を管理する廃棄物管理システムにおける、
物品購入者を識別する個人識別情報と、該物品購入者に販売した物品を識別する物品識別情報とを対応付けて記憶するデータベースを有し、ネットワークを介して、
物品購入者の個人識別情報を取得する個人識別情報取得部と、該個人識別情報取得部で取得した個人識別情報および該個人識別情報により特定される物品購入者に販売される物品の物品識別情報をネットワークを介して前記サーバに送信する販売情報送信部とを有する物品販売装置、および
廃棄された物品の物品識別情報を読み取る廃棄物情報読取部と、該廃棄物情報読取部で読み取った物品識別情報をネットワークを介して前記サーバに送信する廃棄物情報送信部とを有する廃棄物収納容器に接続されてなるサーバであって、
前記データベースに記憶されている物品識別情報と前記廃棄物収納容器から送られてきた物品識別情報とを照合する照合部を備えたことを特徴とするサーバ。
(付記11)
前記データベースが、物品購入者を識別する個人識別情報と、該物品購入者に販売した物品の廃棄物としての、未回収および回収済からなる回収結果とを対応付けて記憶するものであって、
前記照合部は、前記データベースに記憶されている物品識別情報と前記廃棄物収納容器から送られてきた物品識別情報とを照合するとともに、該照合の結果、これら2つの物品識別情報が一致する場合に、前記データベースの、該物品識別情報により特定される物品の回収結果の欄を未回収から回収済に更新するものであり、さらに、
前記照合部は、前記物品販売装置から個人識別情報が送信されてきたことを受けて、前記データベースの、該個人識別情報に対応付けられた、物品の回収結果の欄を参照して、該個人識別情報により特定される個人への物品の再販売条件を決定するものであって、
当該サーバが、さらに、前記再販売条件をネットワークを介して前記物品販売装置に向けて送信する再販売条件送信部を有することを特徴とする付記10記載のサーバ。
(付記12)
前記物品販売装置は、ひとケース内に、それぞれに同一又は異なる物品識別情報が付された複数の個別物品を収容した物品をケース単位で販売するものであって、
前記データベースは、前記廃棄物収納容器から送られてきた物品識別情報に基づき前記ケース内の複数の個別物品それぞれについての廃棄物としての回収結果を記憶するものであることを特徴とする付記11記載のサーバ。
(付記13)
前記廃棄物収納容器は、さらに、物品廃棄者の個人識別情報を取得する個人識別情報取得部を備え、
前記廃棄物情報送信部は、前記個人識別情報取得部で取得した物品廃棄者の個人識別情報を、前記廃棄物情報読取部で読み取った物品識別情報とともに、ネットワークを介して前記サーバに送信するものであって、
前記照合部は、物品の廃棄物としての回収結果の欄を未回収から回収済に更新するにあたり、前記廃棄物収納容器から送られてきた、物品廃棄者の個人識別情報に基づいて、物品購入者の個人識別情報と物品廃棄者の個人識別情報とが不一致の場合に物品購入者以外の第三者によって回収されたことを対応付けて更新するとともに、
前記廃棄物収納容器から送られてきた個人識別情報により特定される物品廃棄者に有利なサービスを付与することを特徴とする付記11又は12記載のサーバ。
(付記14)
前記照合部は、前記物品販売装置から個人識別情報が送信されてきたことを受けて該個人識別情報により特定される個人への物品の再販売条件を決定するにあたり、前記データベースに基づいて該個人識別情報により特定される個人のマナーの良し悪しの程度を表すマナーランクを決定し、該マナーランクに応じて、マナーが悪いほど物品購入者にとって不利な再販売条件を決定するものであることを特徴とする付記11から13のいずれか1項記載のサーバ。
(付記15)
前記照合部は、当該個人への物品の再販売条件を決定するにあたり、再販売禁止を含む再販売条件の中から、当該個人への物品の再販売条件を決定するものであることを特徴とする付記14記載のサーバ。
(付記16)
物品の廃棄を管理する廃棄物管理システムにおける、ネットワークを介して、物品購入者を識別する個人識別情報と、該物品購入者に販売した物品を識別する物品識別情報とを対応付けて記憶するデータベースを有するサーバ、および物品購入者の個人識別情報を取得する個人識別情報取得部と、該個人識別情報取得部で取得した個人識別情報および該個人識別情報により特定される物品購入者に販売される物品の物品識別情報をネットワークを介して前記サーバに送信する販売情報送信部とを有する物品販売装置に接続されてなる、前記物品販売装置で販売された物品が廃棄されてなる廃棄物を収納する廃棄物収納容器であって、
廃棄された物品の物品識別情報を読み取る廃棄物情報読取部と、
前記廃棄物情報読取部で読み取った物品識別情報を、前記サーバにおける該物品識別情報と前記データベースに記憶されている物品識別情報との照合のために、ネットワークを介して前記サーバに送信する廃棄物情報送信部とを有することを特徴とする廃棄物収納容器。
(付記17)
さらに、物品廃棄者の個人識別情報を取得する個人識別情報取得部を備え、
前記廃棄物情報送信部は、前記個人識別情報取得部で取得した物品廃棄者の個人識別情報を、前記廃棄物情報読取部で読み取った物品識別情報とともに、ネットワークを介して前記サーバに送信するものであることを特徴とする付記16記載の廃棄物収納容器。
本発明の廃棄物管理システムの第1の実施形態を示す図である。 第1の実施形態のたばこ自動販売機で販売されるたばこを示す図である。 第1の実施形態の廃棄物管理システムに用いられるたばこ自動販売機の構造を示す図である。 第1の実施形態の廃棄物管理システムに用いられる販売物データベースの構成を示す図である。 第1の実施形態の廃棄物管理システムに用いられるライセンスカードを示す図である。 第1の実施形態の廃棄物管理システムに用いられる路上灰皿の内部を示す図である。 第1の実施形態の廃棄物管理システムにおけるたばこ購入までの動作の流れを示すフローチャートである。 第1の実施形態の廃棄物管理システムでたばこが適正に廃棄された場合の動作の流れを示すフローチャートである。 第1の実施形態の廃棄物管理システムでたばこが不正に廃棄された場合の動作の流れを示すフローチャートである。 本発明の廃棄物管理システムの第2の実施形態を示す図である。 第2の実施形態の廃棄物管理システムに用いられるマネーカード情報データベースの構成を示す図である。 第2の実施形態の廃棄物管理システムにおけるたばこ購入までの動作の流れを示すフローチャートである。 第2の実施形態の廃棄物管理システムにおけるたばこが適正に廃棄された場合およびポイ捨てされた場合の動作の流れを示すフローチャートである。 本発明の廃棄物管理システムの第3の実施形態を示す図である。 第3の実施形態の廃棄物管理システムに用いられる個人識別灰皿の内部構造を示す図、および個人識別灰皿の上部に設けられた個人識別情報取得部の拡大図である。 第3の実施形態の廃棄物管理システムにおけるポイ捨てされたたばこの吸殻が第三者により回収された場合の動作の流れを示すフローチャートである。
符号の説明
11 販売物データベース
11a ライセンスID
11b たばこID
11c 回収結果
12 サーバ
12a 照合部
13 ネットワーク
14 たばこ自動販売機
14a サンプル展示部
14b 硬貨投入口
14c 釣銭戻しレバー
14d 紙幣投入口
14e 釣銭返却口
14f 商品搬出口
14g 液晶表示部
14h ライセンスカード読取部
14i 個人識別情報取得部
14j 販売情報送信部
15 店頭用ID承認装置
16 路上灰皿
16a 灰皿筐体
16b 吸殻投入口
16c 収容部
16d リーダライタ
16e 通信部
17 家庭用灰皿
20 ケース入りたばこ
21 たばこ
21a フィルタ部
22,25 ICタグ
23 アンテナ
24 ライセンスカード
26 アンテナ
30 たばこ購入者
40 ポイ捨て監視員
112 マネーカード情報データベース
112a マネーカードユーザID
112b チャージ金額更新日時
112c チャージ金額残高
120 サーバ
120a 照合部
120b 再販売条件送信部
160 個人識別灰皿
161 個人識別情報取得部
161a 識別情報読取り部
161b 表示部
220 サーバ
220a 照合部
220b 再販売条件送信部

Claims (7)

  1. 物品の廃棄を管理する廃棄物管理システムであって、
    物品購入者を識別する個人識別情報と、該物品購入者に販売した物品を識別する物品識別情報とを対応付けて記憶するデータベースを有するサーバ、
    物品購入者の個人識別情報を取得する個人識別情報取得部と、該個人識別情報取得部で取得した個人識別情報および該個人識別情報により特定される物品購入者に販売される物品の物品識別情報をネットワークを介して前記サーバに送信する販売情報送信部とを有する物品販売装置、および
    廃棄された物品の物品識別情報を読み取る廃棄物情報読取部と、該廃棄物情報読取部で読み取った物品識別情報をネットワークを介して前記サーバに送信する廃棄物情報送信部とを有する廃棄物収納容器を備え、
    前記サーバは、前記データベースに記憶されている物品識別情報と前記廃棄物収納容器から送られてきた物品識別情報とを照合する照合部を備えたことを特徴とする廃棄物管理システム。
  2. 前記物品販売装置は、物品識別情報が記録されたICタグが付された製品を販売するものであることを特徴とする請求項1記載の廃棄物管理システム。
  3. 前記データベースが、さらに、物品購入者を識別する個人識別情報と、該物品購入者に販売した物品の廃棄物としての、未回収および回収済からなる回収結果とを対応付けて記憶するものであって、
    前記照合部は、前記データベースに記憶されている物品識別情報と前記廃棄物収納容器から送られてきた物品識別情報とを照合するとともに、該照合の結果、これら2つの物品識別情報が一致する場合に、前記データベースの、該物品識別情報により特定される物品の回収結果の欄を未回収から回収済に更新するものであり、さらに、
    前記照合部は、前記物品販売装置から個人識別情報が送信されてきたことを受けて、前記データベースの、該個人識別情報に対応付けられた、物品の回収結果の欄を参照して、該個人識別情報により特定される個人への物品の再販売条件を決定するものであって、
    前記サーバが、さらに、前記再販売条件をネットワークを介して前記物品販売装置に向けて送信する再販売条件送信部を有し、
    前記物品販売装置は、前記サーバから送られてきた再販売条件に従って物品の販売を行うものであることを特徴とする請求項1又は2記載の廃棄物管理システム。
  4. 前記物品販売装置は、ひとケース内に、それぞれに同一又は異なる物品識別情報が付された複数の個別物品を収容した物品をケース単位で販売するものであって、
    前記データベースは、前記廃棄物収納容器から送られてきた物品識別情報に基づき前記ケース内の複数の個別物品それぞれについての廃棄物としての回収結果を記憶するものであることを特徴とする請求項3記載の廃棄物管理システム。
  5. 前記廃棄物収納容器は、さらに、物品廃棄者の個人識別情報を取得する個人識別情報取得部を備え、

    前記廃棄物情報送信部は、前記個人識別情報取得部で取得した物品廃棄者の個人識別情報を、前記廃棄物情報読取部で読み取った物品識別情報とともに、ネットワークを介して前記サーバに送信するものであって、

    前記照合部は、物品の廃棄物としての回収結果の欄を未回収から回収済に更新するにあたり、前記廃棄物収納容器から送られてきた、物品廃棄者の個人識別情報に基づいて、物品購入者の個人識別情報と物品廃棄者の個人識別情報とが不一致の場合に物品購入者以外の第三者によって回収されたことを対応付けて更新するとともに、前記廃棄物収納容器から送られてきた個人識別情報により特定される物品廃棄者に有利なサービスを付与することを特徴とする請求項3又は4記載の廃棄物管理システム。
  6. 物品の廃棄を管理する廃棄物管理システムにおける、
    物品購入者を識別する個人識別情報と、該物品購入者に販売した物品を識別する物品識別情報とを対応付けて記憶するデータベースを有し、ネットワークを介して、
    物品購入者の個人識別情報を取得する個人識別情報取得部と、該個人識別情報取得部で取得した個人識別情報および該個人識別情報により特定される物品購入者に販売される物品の物品識別情報をネットワークを介して前記サーバに送信する販売情報送信部とを有する物品販売装置、および
    廃棄された物品の物品識別情報を読み取る廃棄物情報読取部と、該廃棄物情報読取部で読み取った物品識別情報をネットワークを介して前記サーバに送信する廃棄物情報送信部とを有する廃棄物収納容器に接続されてなるサーバであって、
    前記データベースに記憶されている物品識別情報と前記廃棄物収納容器から送られてきた物品識別情報とを照合する照合部を備えたことを特徴とするサーバ。
  7. 物品の廃棄を管理する廃棄物管理システムにおける、ネットワークを介して、物品購入者を識別する個人識別情報と、該物品購入者に販売した物品を識別する物品識別情報とを対応付けて記憶するデータベースを有するサーバ、および物品購入者の個人識別情報を取得する個人識別情報取得部と、該個人識別情報取得部で取得した個人識別情報および該個人識別情報により特定される物品購入者に販売される物品の物品識別情報をネットワークを介して前記サーバに送信する販売情報送信部とを有する物品販売装置に接続されてなる、前記物品販売装置で販売された物品が廃棄されてなる廃棄物を収納する廃棄物収納容器であって、
    廃棄された物品の物品識別情報を読み取る廃棄物情報読取部と、
    前記廃棄物情報読取部で読み取った物品識別情報を、前記サーバにおける該物品識別情報と前記データベースに記憶されている物品識別情報との照合のために、ネットワークを介して前記サーバに送信する廃棄物情報送信部とを有することを特徴とする廃棄物収納容器。
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