JP4134948B2 - 物品販売システムおよび物品販売方法 - Google Patents

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Description

本発明は、煙草やボトル飲料等の物品を自動販売する販売装置を含むシステム及びその物品販売方法に関し、特に、物品販売の際に当該顧客に関する情報が記録された記録媒体を利用する販売装置を含むシステムの販売方法に関する。
従来、未成年者に対する煙草や酒類等の販売のような不適切な物品販売を防止するための技術として、例えば、後述の特許文献1に提案されたものがある。特許文献1に記載の手法は、合成樹脂カードに、当該利用者が成人であるか否かを示すバーコードを記載し、また、煙草の自動販売機にバーコード読解器具を取り付ける。そして、利用者が煙草を購入する際に前記カードを読解器具に挿入させ、該カードのバーコードに基づき当該利用者が成人か否かを判定することにより、未成年者への煙草の販売を防止するというものである。
特開平09−223211号公報
ところで、上記のような自動販売機により物品を購入後、煙草の吸殻や空きボトルを路上等に廃棄する、いわゆる不法投棄が従来からの社会問題となっている。上記の特許文献1に記載の手法は、未成年者等への不適切な販売を防止することには有益であるが、購入を許可された者による物品の不法投棄に対しては抑止力を持たないという不都合がある。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、物品の不法投棄を防止し得る物品販売システム、及び該システムのための販売方法を提供することを目的とする。
本発明に係る物品販売システムは、データの書き込み及び読み出しが可能な情報記憶機構が付加された物品を販売する販売装置と、該販売装置が販売した物品の廃棄を監視する組織により取り扱われる廃棄監視装置と、前記販売装置及び廃棄監視装置と通信可能に接続され且つ利用者の個人識別情報が記録された記録媒体を発行する発行装置とを備え、前記販売装置は、該販売装置の利用者から提示された前記記録媒体から個人識別情報を読み取る媒体読取部と、前記媒体読取部が読み取った個人識別情報に基づき利用者に対する物品販売の可否を判定する販売判定部と、利用者に供給すべき物品の前記情報記憶機構に前記媒体読取部が読み取った個人識別情報を書き込む物品書込部とを有し、前記廃棄監視装置は、前記販売装置が販売した物品の前記情報記憶機構から個人識別情報を読み取る物品読取部と、該物品読取部が読み取った個人識別情報に対応する利用者に課すべき懲罰を示す懲罰情報を記録する懲罰記録部とを有し、前記発行装置は、発行した記録媒体の個人識別情報と当該利用者を特定するための情報とを対応付けて保持する個人情報管理部を有し、前記個人情報管理部は、前記廃棄監視装置から前記懲罰情報を取得し、当該懲罰情報を、対応する個人識別情報に対応付け、前記販売判定部は、前記記録媒体から読み取った個人識別情報に対応する懲罰情報を前記発行装置から取得し、該懲罰情報に基づき物品販売の可否を判定する。
本発明に係る物品販売方法は、データの書き込み及び読み出しが可能な情報記憶機構が付加された物品を販売する販売装置が、該販売装置の利用者を識別するための個人識別情報が記録された記録媒体を提示されたとき、該記録媒体から個人識別情報を読み取り、該個人識別情報に基づき前記利用者に対する物品販売の可否を判定し、物品販売を許可した利用者から購入要求を受けたとき、該利用者へ供給すべき物品の前記情報記憶機構に前記読み取った個人識別情報を書き込み、前記販売装置が販売した物品の廃棄を監視する組織により取り扱われ且つ前記情報記憶機構に対しデータの読み取りが可能な廃棄監視装置が、廃棄された前記物品を提示されたとき、該物品から個人識別情報を読み取り、該個人識別情報に対応する利用者に課すべき懲罰を記録し、前記記録媒体を発行した発行装置が、前記廃棄監視装置から前記記録された懲罰を示す懲罰情報を取得し、前記販売装置が、前記記録媒体から読み取った個人識別情報に対応する懲罰情報を前記発行装置から取得し、該懲罰情報に基づき物品販売の可否を判定するという方法である。
本発明によれば、販売装置にて販売された後に不法投棄された物品があっても、その購入者を、廃棄監視装置を取り扱う組織にて確実に特定することができる。これにより、不法投棄行為に対する抑止力が高められる。
[実施例]
以下、本発明の実施例について図面を用いて詳細に説明する。図1は、本発明による実施例の物品販売システムの構成を示すブロック図である。実施例の物品販売システム100は、煙草販売業者10Aが保有する煙草自動販売機10と、この煙草自動販売機10を購入者200が利用するための後述の購入用カード201を発行するカード発行装置20と、煙草の不法投棄を監視する廃棄品監視組織30Aにより取り扱われる廃棄監視装置30とを備え、これらはネットワーク100aを介して通信可能に接続されている。
本実施例の購入者200は、煙草自動販売機10を利用するにあたり、購入用カード201に関するサービスを提供するカード管理業者20Aから、予め購入用カード201を入手する。カード入手の方法としては、例えば、パーソナルコンピュータあるいは携帯電話機のような端末装置202から、カード発行装置20に、年齢、住所、氏名、電話番号、性別等の個人情報を提供することにより自己の購入用カード201を入手する。
購入用カード201には、購入者200を識別するための個人識別情報が記録されている。この個人識別情報は、例えば、上記個人情報の一部あるいは全てであってもよいが、本実施例では、カード管理業者20Aが購入者200ごとに割り当てるID情報とする。購入用カード201には、ID情報を記録するためのRFID(Radio Frequency Identification)機構201aが設けられている。RFID機構201aは、至近距離の無線通信を行ういわゆる非接触ICチップであり、購入用カード201の発行時、カード発行装置20によりID情報が書き込まれる。
本実施例の煙草自動販売機10は、データの書き込み及び読み取りを行う情報記憶機構が設けられた煙草を販売する。図2に、煙草自動販売機10が販売する煙草の構成例を示す。煙草400には、喫煙対象部401に隣接するフィルター部402に、上記の情報記憶機構としてのRFID機構403が内蔵されている。RFID機構403は、購入用カード201のRFID機構201aと同様な仕組みを持つ非接触ICチップであり、そのサイズは、図示のようにフィルター部402に収納可能なものである。また、図示の例では、喫煙対象部401が燃焼されることを考慮して、RFID機構403をフィルター部402に内蔵しているが、RFID機構403を付加する態様は図示のものに限らず適宜設定してよい。煙草自動販売機10は、一般的な煙草自動販売機と同様に、所定の本数の煙草400をパッケージ単位で販売する。
煙草自動販売機10は、図1に示すように、購入用カード201からID情報を読み取る媒体読取部11と、購入者200に対する物品販売の可否を判定する販売判定部12と、購入者200に供給すべき煙草のRFID機構403にID情報を書き込む物品書込部13と、購入者200に提示すべき物品の料金を決定する料金設定部14とを有する。
媒体読取部11は、具体的には、購入者200が提示する購入用カード201のRFID機構201aからID情報を読み取る非接触型のデータ読取機構であり、読み取ったID情報を販売判定部12へ通知する。販売判定部12は、煙草自動販売機10のソフトウェア的な構成要素であり、媒体読取部11が読み取ったID情報を用いて、カード発行装置20から購入者200の年齢や後述の懲罰情報を含む個人情報を取得し、これらに基づき購入者200に対し煙草の販売可否を判定する。
物品書込部13は、具体的には、媒体読取部11が読み取ったID情報を煙草400のRFID機構403に書き込む非接触型のデータ書込機構であり、販売判定部12が販売を許可したとき、注文された煙草パッケージ上から煙草400の一本一本にID情報の書き込みを行う。料金設定部14は、煙草自動販売機10のソフトウェア的な構成要素であり、販売判定部12が販売を許可した購入者200に対し、通常料金を提示すること、あるいは通常料金に後述のペナルティ料金を加算して提示することを決定する。
カード発行装置20は、図1に示すように、購入者200の個人情報を保持する個人情報管理部21を有する。個人情報管理部21は、購入用カード201の申し込み時に購入者200から受け付けた個人情報にID情報を割り当て、このID情報と個人情報とを対応付けて所定のデータベース(図示略)に登録する。また、割り当てたID情報を購入用カード201のRFID機構201aに書き込み、この購入用カード201を購入者200へ発行する。
廃棄監視装置30は、物品販売システム100が販売した煙草からID情報を読み取る物品読取部31と、読み取ったID情報に対応する購入者に課すべき懲罰を記録する懲罰記録部32とを有する。
物品読取部31は、非接触型のデータ読取機構であり、煙草自動販売機10で販売後に不法投棄された煙草400を廃棄品監視組織30Aが発見したときに、そのRFID機構403からID情報を読み取る。懲罰記録部32は、物品読取部31が読み取ったID情報をカード発行装置20に通知して当該購入者が誰であるかの問い合わせを行い、この問い合わせにより特定された購入者に対し、廃棄品監視組織30Aが決定する罰金のような懲罰内容、及び、その懲罰が当該購入者により履行されたか否かの情報を含む懲罰情報を所定のデータベース(図示略)に記録する。
図3に示すシーケンス図に沿って、物品販売システム100の動作手順を説明する。まず、購入者200は、端末装置202からカード発行装置20に対し個人情報(年齢、住所、氏名、電話番号、性別等)を送信し、購入用カード201の申し込みを行う(ステップS1)。カード発行装置20は、申告内容を調査し、所定のID情報を書き込んだ購入用カード201を購入者200に発行する(ステップS2)。
購入用カード201を入手した購入者200は、煙草自動販売機10にて煙草を購入する際に、この購入用カード201を提示(ステップS3)、すなわち、RFID機構201aが設けられているカード面を煙草自動販売機10の媒体読取部11にあてる。すると、媒体読取部11は、RFID機構201aから至近距離の無線通信にてID情報を読み取る(ステップS4)。
媒体読取部11がID情報の読み取りを完了すると、販売判定部12が、このID情報をネットワーク100a経由でカード発行装置20へ通知し、購入者200の個人情報を問い合わせる(ステップS5)。このとき、個人情報としては、少なくとも、購入者200が成人であるか否かを判断するための年齢情報と、過去に不法投棄を行ったか否かを判断するための懲罰情報とを問い合わせるようにする。なお、年齢情報は、本実施例のように販売の都度、カード発行装置20に問い合わせることに代えて、購入用カード201の発行時に予めRFID機構201aに記録しておいてもよい。
カード発行装置20の個人情報管理部21は、通知されたID情報に基づき、購入者200の個人情報を抽出し、これを煙草自動販売機10へ回答する(ステップS6)。
煙草自動販売機10は、カード発行装置20から上記の個人情報を取得すると、販売判定部12がこれに基づき購入者200への煙草の販売可否を判定する(ステップS7)。この判定手順については、後に説明するが、例えば、購入者200が未成年者である場合、あるいは、成人であっても過去に所定回数の不法投棄を行った者である場合等には、販売を許可しない。
煙草自動販売機10は、販売判定部12が販売を許可したとき、後述する料金設定部14の決定内容に基づき煙草の料金を提示する(ステップS8)。そして、購入者200が、所望の煙草銘柄を指定すると共に、当該料金を投入すると(ステップS9)、物品書込部13は、指定された銘柄の各煙草400のRFID機構403に、先に媒体読取部11が購入用カード201から読み取ったID情報を書き込む(ステップS10)。煙草自動販売機10は、ID情報の書き込みが完了すると、商品である煙草パッケージを購入者200に供給し(ステップS11)、販売処理を終了させる。
一方、廃棄品監視組織30Aは、煙草の不法投棄の監視を定期的に実施しており、ここで、監視者が、路上等に廃棄された煙草400を発見したとする。このとき監視者が、発見した煙草400を廃棄監視装置30の物品読取部31にあてると、物品読取部31は、煙草400のRFID機構403からID情報を読み取り(ステップS12)、このID情報をカード発行装置20へ送信する(ステップS13)。カード発行装置20の個人情報管理部21は、廃棄監視装置30から受信したID情報に対応する個人情報を廃棄監視装置30へ回答する(ステップS14)。
廃棄監視装置30は、カード発行装置20から受信した個人情報に基づき、不法投棄した購入者200を特定する。廃棄監視装置30が購入者200を特定するとは、煙草400から読み取ったID情報に対応する購入者が誰であるのかを廃棄品監視組織30Aに提示する処理を指し、例えば、当該ID情報と氏名や住所などの個人情報とを対応付けて画面表示する、あるいは、印刷出力する等の処理である。これにより、廃棄品監視組織30Aは、購入者200に対する取り締まりを行うことができる。
廃棄監視装置30の懲罰記録部32は、特定された購入者200に対し廃棄品監視組織30Aが決定する罰金等の懲罰内容を示す懲罰情報を記録し、その後、購入者200が罰金の支払い等を行ったか否かを示す情報を、随時、懲罰情報に記録する(ステップS15)。廃棄監視装置30により記録された懲罰情報は、定期的あるいは随時、カード発行装置20に通知され、該装置の個人情報管理部21が当該個人情報に記録する(ステップS16)。
ここで、図4に示すフローチャートに沿って、煙草自動販売機10の媒体読取部11及び料金設定部14による動作手順を説明する。以下の説明は、図3に沿って上記説明したステップS4〜S8、すなわち、煙草自動販売機10が購入用カード201からID情報を読み取った後、購入者200に料金を提示するまでの一連の手順に対応する。
販売判定部12は、媒体読取部11が購入用カード201から読み取ったID情報を用いて、カード発行装置20から年齢情報及び懲罰情報を含む個人情報を取得すると(ステップA1、A2)、年齢情報に基づき、購入者200が成人であるか否かを判定する(ステップA3)。その結果、購入者200が成人である場合、懲罰情報に基づき、不法投棄の前科があるか否かを判定し、過去に不法投棄した経歴がない場合は(ステップA4:No)、販売を許可する。この場合、料金設定部14は、購入者200に対し煙草の通常料金を提示すると決定する(ステップA5)。
また、不法投棄の前科がある場合(ステップA4:Yes)、販売判定部12は、予め設定された規定に基づき、購入者200に対し煙草を販売すべきか否かを判定する。規定としては、例えば、不法投棄の前科が1回である場合は販売を許可し、また、不法投棄を数回繰り返した者、あるいは罰金が未納である者等に対しては、販売の許可を与えないように設定することができる。
販売判定部12の上記判定の結果、不法投棄の前科があっても販売を許された場合(ステップA6:Yes)、料金設定部14は、この購入者200に対し通常料金に所定のペナルティ料金を加算して提示すると決定する(ステップA7)。このようにペナルティ料金を加算することにより、不法投棄の抑止力を高めることができる。また、販売を許可しない場合(ステップA6:No)、あるいは上記ステップA3で未成年者であると判定された場合は、例えば音声や画面表示により、販売不可の旨を購入者200に通知する(ステップA8)。
なお、ペナルティ料金を加算するとの判定結果や、販売不可との判定結果等は、その判定日時と共に購入用カード201のRFID機構201aに書き込む、あるいはカード発行装置20へ通知して個人情報管理部21で保持させることが望ましい。そして、次回の販売時における判定の際に、過去の判定結果を参照するよう設定することにより、例えば、ペナルティ料金の加算は1回のみとする、あるいは、販売不可とされても所定期間を経過すれば購入できるようにする等、種々の規定に沿った判定を行うことができる。
以上説明した物品販売システム100によれば、煙草自動販売機10が、販売時に購入用カード201から読み取ったID情報を煙草のRFID機構403に書き込むことから、この煙草が不法投棄されても、そのID情報を廃棄監視装置30が読み取ることにより、廃棄品監視組織30Aにて当該購入者を特定することができる。これにより、廃棄品監視組織30Aによる取り締り体制が強化されることから、煙草購入者の不法投棄行為を防止することができ、ひいては、環境の改善や火災防止を図ることができる。
上記の実施例では、廃棄監視装置30が、不法投棄を行った購入者の特定のために、カード発行装置20へ個人情報の問い合わせを行ったが、これに代えて、カード発行装置20が購入者カード201を発行する都度、その個人情報を廃棄監視装置30へ通知しておくようにしてもよい。これにより、カード発行装置20への問い合わせ手順(図3:ステップS13及びS14)が不要となることから、廃棄品監視組織30A側では、不法投棄の発見時に当該購入者を迅速に特定することができる。
また、煙草自動販売機10における販売可否の判定時、懲罰情報に基づく判断により、当該購入者により罰金の支払い等が履行されていないことが判明したとき、煙草自動販売機10が、販売不可の通知と共に所定の警告音を鳴動させる、あるいは、懲罰の不履行者が煙草の購入を試みている旨を廃棄監視装置30へ通知するようにしてもよい。これにより、不法投棄に対する抑止力を一層高めることができる。
上記実施例では、購入者200のID情報を記録するための記録媒体として、RFID機構201aを用いたが、これに代えて、例えば、従来知られた2次元バーコードであってもよい。また、この記録媒体は、購入用カード201の表面に貼付される、あるいは印刷されることに限らず、カード以外の態様のものに取り付けられる、あるいは内蔵されてもよい。
上記実施例では、本発明に係る物品として煙草を用いた例を説明したが、本発明の適用範囲は煙草に限らず、例えば、ボトル飲料や菓子類等、不法投棄の監視対象となり得る種々の物品に適用することができる。
本発明による実施例の物品販売システムのブロック図である。 実施例の煙草自動販売機が販売する煙草の説明図である。 実施例の物品販売システムの動作手順を示すシーケンス図である。 実施例の煙草自動販売機の動作手順を示すフローチャートである。
符号の説明
100 物品販売システム
100a ネットワーク
200 購入者
201:購入用カード、201a:RFID機構、202:端末装置
10A:煙草販売業者、20A:カード管理業者、30A:廃棄品監視組織
10 煙草自動販売機
11:媒体読取部、12:販売判定部、13:物品書込部、14:料金設定部
20 カード発行装置
21:個人情報管理部
30 廃棄監視装置
31:物品読取部、32:懲罰記録部
400 煙草
401:喫煙対象部、402:フィルター部、403:RFID機構

Claims (14)

  1. データの書き込み及び読み出しが可能な情報記憶機構が付加された物品を販売する販売装置と、該販売装置が販売した物品の廃棄を監視する組織により取り扱われる廃棄監視装置と、前記販売装置及び廃棄監視装置と通信可能に接続され且つ利用者の個人識別情報が記録された記録媒体を発行する発行装置とを備え、
    前記販売装置は、該販売装置の利用者から提示された前記記録媒体から個人識別情報を読み取る媒体読取部と、前記媒体読取部が読み取った個人識別情報に基づき利用者に対する物品販売の可否を判定する販売判定部と、利用者に供給すべき物品の前記情報記憶機構に前記媒体読取部が読み取った個人識別情報を書き込む物品書込部とを有し、
    前記廃棄監視装置は、前記販売装置が販売した物品の前記情報記憶機構から個人識別情報を読み取る物品読取部と、該物品読取部が読み取った個人識別情報に対応する利用者に課すべき懲罰を示す懲罰情報を記録する懲罰記録部とを有し、
    前記発行装置は、発行した記録媒体の個人識別情報と当該利用者を特定するための情報とを対応付けて保持する個人情報管理部を有し、
    前記個人情報管理部は、前記廃棄監視装置から前記懲罰情報を取得し、当該懲罰情報を、対応する個人識別情報に対応付け、
    前記販売判定部は、前記記録媒体から読み取った個人識別情報に対応する懲罰情報を前記発行装置から取得し、該懲罰情報に基づき物品販売の可否を判定することを特徴とする物品販売システム。
  2. 前記販売装置は、前記媒体読取部が読み取った個人識別情報に基づき当該利用者に提示すべき料金を決定する料金設定部を有し、
    前記料金設定部は、前記個人識別情報に対応する懲罰情報に懲罰を課せられたことが記録されており且つ当該懲罰情報に基づく前記販売判定部の判定により物品販売を許可された場合、当該物品の料金に所定の料金を加算して提示することを特徴とする請求項1記載の物品販売システム。
  3. 前記廃棄監視装置は、懲罰情報に当該懲罰の履行の有無を記録し、
    前記販売装置は、前記記録媒体から読み取った個人識別情報に対応する懲罰情報に懲罰の不履行が記録されているとき、警告音を鳴動させることを特徴とする請求項1記載の物品販売システム。
  4. 前記廃棄監視装置は、懲罰情報に当該懲罰の履行の有無を記録し、
    前記販売装置は、前記記録媒体から読み取った個人識別情報に対応する懲罰情報に懲罰の不履行が記録されているとき、当該利用者が物品の購入を試みる旨を前記廃棄監視装置へ通知することを特徴とする請求項1記載の物品販売システム。
  5. 前記廃棄監視装置は、前記情報記憶機構から読み取った個人識別情報を前記発行装置へ通知し、
    前記発行装置は、前記廃棄監視装置から通知された個人識別情報に基づき利用者を特定し、該特定の結果を前記廃棄監視装置へ通知することを特徴とする請求項1記載の物品販売システム。
  6. 前記販売装置は、至近距離の無線通信を行うICチップが前記情報記憶機構として付加された物品を販売することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の物品販売システム。
  7. 前記物品が煙草であることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の物品販売システム。
  8. データの書き込み及び読み出しが可能な情報記憶機構が付加された物品を販売する販売装置が、該販売装置の利用者を識別するための個人識別情報が記録された記録媒体を提示されたとき、該記録媒体から個人識別情報を読み取り、該個人識別情報に基づき前記利用者に対する物品販売の可否を判定し、物品販売を許可した利用者から購入要求を受けたとき、該利用者へ供給すべき物品の前記情報記憶機構に前記読み取った個人識別情報を書き込み、
    前記販売装置が販売した物品の廃棄を監視する組織により取り扱われ且つ前記情報記憶機構に対しデータの読み取りが可能な廃棄監視装置が、廃棄された前記物品を提示されたとき、該物品から個人識別情報を読み取り、該個人識別情報に対応する利用者に課すべき懲罰を記録し、
    前記記録媒体を発行した発行装置が、前記廃棄監視装置から前記記録された懲罰を示す懲罰情報を取得し、
    前記販売装置が、前記記録媒体から読み取った個人識別情報に対応する懲罰情報を前記発行装置から取得し、該懲罰情報に基づき物品販売の可否を判定することを特徴とする物品販売方法。
  9. 前記販売装置が、前記懲罰情報に懲罰を課せられたことが記録され且つ物品販売を許可された利用者に対し、当該物品の料金に所定の料金を加算して提示することを特徴とする請求項8記載の物品販売方法。
  10. 前記廃棄監視装置が、懲罰情報に当該懲罰の履行の有無を記録し、
    前記販売装置が、前記記録媒体から読み取った個人識別情報に対応する懲罰情報に懲罰の不履行が記録されているとき、警告音を鳴動させることを特徴とする請求項8記載の物品販売方法。
  11. 前記廃棄監視装置が、懲罰情報に当該懲罰の履行の有無を記録し、
    前記販売装置が、前記記録媒体から読み取った個人識別情報に対応する懲罰情報に懲罰の不履行が記録されているとき、当該利用者が物品の購入を試みる旨を前記廃棄監視装置へ通知することを特徴とする請求項8記載の物品販売方法。
  12. 前記廃棄監視装置が、前記廃棄された物品から読み取った個人識別情報を、前記発行装置へ通知し、
    前記発行装置が、前記廃棄監視装置から通知された個人識別情報に基づき当該利用者を特定し、該特定の結果を前記廃棄監視装置へ通知することを特徴とする請求項8記載の物品販売方法。
  13. 前記販売装置が、至近距離の無線通信を行うICチップが前記情報記憶機構として付加された物品を販売することを特徴とする請求項8乃至12のいずれか1項に記載の物品販売方法。
  14. 前記販売装置が、前記物品として煙草を販売することを特徴とする請求項8乃至13のいずれか1項に記載の物品販売方法。
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