JP2004097319A - 景品清算管理方法,その装置,そのシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】特殊景品に関係する不正行為を低減するとともに、景品の流通状況を把握し、透明性の向上を図る。
【解決手段】ホールコード及び金額データが記録された「使用可」の特殊景品10は、パチンコホール20において顧客に球数に応じて渡される。顧客は、特殊景品10を持って景品交換所30に行き(矢印FA)、ここで換金が行われる。このとき、ホールコードや金額データが消去され、特殊景品10は「使用不可」となって景品問屋40に回収され(矢印FB1)、更に景品問屋40から管理機関50に送られる(矢印FCもしくはFB2)。管理機関50は、持ち込まれた特殊景品10のデータを集計してその流通状況を把握するとともに、特殊景品10が「使用可」となるようにホールコード及び金額データを書込む。「使用可」となった特殊景品10は再び景品問屋40に戻り(矢印FD)、更にパチンコホール20に供給される(矢印FE)。
【選択図】   図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、パチンコ,パチスロなどにおける景品交換ないし景品流通に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
パチンコなどにおける景品交換の従来技術としては、下記特許文献1に記載された景品交換システムがある。これによれば、パチンコホールで当日有効,発行時刻などのデータが景品となるカードに書き込まれる。顧客は、該データが記録されたカードを交換所に持ち込む。交換所は、パチンコホールでカードに書き込まれた情報を受け取り、これに基づいて適正チェックを行い、適正であれば換金する。カードのデータは、交換所もしくは回収業者によってクリアされる。回収されたカードは、販売元を介して再びパチンコホールに供給される。これに近似するものとして、下記特許文献2記載の景品交換システムがある。これによれば、データの書き込みがカードメーカーや販売元で行われる。下記特許文献3に記載された景品交換方法及び装置では、パチンコホールで金額データのほかに価値付きコードがカードに記録される。交換所で正当性チェックの後に換金し、価値付きコードを消去する。
【特許文献1】
特開平8−229221号公報
【特許文献2】
特開平9−10417号公報
【特許文献3】
特開平8−318045号公報
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
いずれも、カードの偽造などの不正行為を防止してセキュリティの向上を図ることを目的とするものである。しかし、カードデータの書き込みや消去がパチンコホールや交換所などで行われており、第三者によるチェックが行われているわけではない。従って、場合によっては、不正行為が行われる可能性がある。また、景品交換システムが良好に機能するためには、一般顧客の信頼を得ることが重要である。そのためにはシステムの透明性を高める必要があり、景品流通の全体が把握できると好都合である。
【0004】
この発明は、以上の点に着目したもので、その目的は、特殊景品に関係する不正行為の低減の徹底を図ることである。他の目的は、景品の流通状況を全体として把握し、システムの透明性の向上を図ることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため、本発明は、管理用データが記録されており、遊戯ホール,顧客,景品交換所を巡回流通する特殊景品の清算管理の際に、前記景品交換所において、特殊景品の交換の際に、当該景品に記録されている管理データを交換可能な状態から交換不可能な状態に変更するとともに、前記遊戯ホール及び前記景品交換所のいずれもから独立した管理機関で、前記管理データを、交換不可能な状態から交換可能な状態に変更することを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】
<概要>……以下、本発明の実施の形態について詳細に説明する。最初に図1を参照して、本発明の一実施形態の概要を説明する。本実施形態では、磁気カードなどと異なる特殊景品10が使用される。特殊景品10としては、例えば特開平7−246281号もしくは特開平7−271936号に開示されているデータ記憶チップのようなICカードと貴金属プレート(例えば金地金)や宝石などを備えたものが好適である。このような特殊景品は、金額の種類に対応してそれぞれ用意される。例えば、500円の特殊景品は銅製プレートが収納されており、1000円の特殊景品は銀製プレートが収納されており、5000円の特殊景品は金製プレートが収納されているという具合である。もちろん、貴金属や宝石は一例であり、収納物品は適宜選択してよい。このようにすることで、特殊景品10の偽造を防止することができる。
【0007】
特殊景品10は、当初金額やパチンコホール(以下単に「ホール」という)の名前などのデータが記録された「使用可」の状態にあり、使用先であるホール20において顧客(遊戯者)に出球数に応じて渡される。顧客は、特殊景品10を持って景品交換所30に行く(矢印FA)。景品交換所30には、交換処理装置31が設置されており、これによって特殊景品10のデータが読み取られ、換金が行われる。読み取り後、金額やホール名のデータは消去され、特殊景品10は「使用不可」の状態となって景品問屋(販売元)40に回収される(矢印FB1)。そして、景品問屋40から第三者機関である管理機関50に送られる(矢印FC)。景品交換所30から直接管理機関50に回収されるようにしてもよい(矢印FB2)。前記交換処理装置31としては、例えば特開平7−271936号公報に開示されたデータ処理システムが好適である。
【0008】
管理機関50には、後述する管理装置51が設けられている。管理機関50は、まず、管理装置51により持ち込まれた特殊景品10のデータを集計してその流通状況を把握する。次に、特殊景品10が使用可能となるようによって金額やホール名のデータを記録し「使用可」の状態にする。ホール名は、例えば、予め各ホール毎に割り当てられたコード番号によって記録される。使用可能となった特殊景品10は再び景品問屋40に戻り(矢印FD)、更に該当するパチンコホール20に供給される(矢印FE)。そして、パチンコホール20で再び顧客に玉数に応じて渡される。
【0009】
<構成>……次に、上記実施形態について更に詳細に説明する。図2には、特殊景品10に記録されるデータの一例が示されている。特殊景品10には、供給先の地区を表す都道府県コードD1及び地区コードD2,供給元の問屋ないし製造者を表す問屋コードD3,当該景品の製造年月日D4,当該景品の使用可能期限D5,供給先のパチンコホールを表すホールコードD6,当該景品の交換金額を表す金額データD7,当該景品の使用許可・不許可を表す許否データD8などが記録されている。これらのデータのうち、データD1〜D5は、通常は使用開始前に一度記録されると、そのまま保存される。これに対し、ホールコードD6,金額データd7は、景品交換所30で消去されるとともに、管理機関50で書き込まれるデータである。許否データD8は、景品交換所30で「使用可」から「使用不可」に書き換えられ、管理機関50で「使用不可」から「使用可」に書き換えられるデータである。
【0010】
図3には、景品交換所30に設置されている交換処理装置31の一例が示されている。同図に示すように、交換処理装置31は、景品交換所30を訪れた顧客に対して清算内容を提示するためのディスプレイ32,清算処理に必要な演算などを行う自動清算装置34,清算後の現金を支払うための現金自動支払機36を含んでいる。その他、必要に応じてスイッチ類,プリンタ,外部記憶装置などが設けられる。
【0011】
これらのうち、ディスプレイ32は、交換対象の特殊景品10の個数を表示する個数表示部32A,清算金額(当該景品の買取価格の合計)を表示する金額表示部32Bを備えている。個数表示部32Aは、例えば、大中小の各景品の個数をそれぞれ表示する。「大…5個」,「中…4個」,「小…1個」という具合である。
【0012】
自動清算装置34は、交換対象の特殊景品10に対するデータの読み取りと一部データの消去を行うデータ読取・消去部34A,清算処理の演算や交換所毎の集計処理を行う清算処理部34B,清算処理や集計処理のデータを蓄積する清算データベース34C,清算処理や集計処理の過程や結果を表示する清算表示部34D,ネットワークを通じて管理機関50の管理装置51とデータの授受を行うための通信部34Eが設けられている。この自動清算装置34による清算結果の金額は現金自動支払機36に送られており、該当する金額の現金が現金自動支払機36から払い出される構成となっている。
【0013】
図4には、管理機関50に設置されている管理装置51の一例が示されている。同図に示すように、管理装置51は、管理データベース51Bのデータを参照して全ての景品交換所を総合した統計処理などの全体としての景品の流通を管理する景品管理部51A,該景品管理に必要なコードデータや各景品交換所30から受信したデータなど管理処理に必要なデータを蓄積する管理データベース51B,「使用可」の状態にするためにホールコードD6や金額データD7を特殊景品10に書き込むためのデータ書込部51C,ネットワークを通じてホール20,景品交換所30,問屋40とデータの授受を行う通信部51Dが設けられている。なお、データ書込部51Cは、特殊景品10に記録されているデータを読み取る機能も備えている。
【0014】
更に、ホール20には、特殊景品10の交換数量や金額,景品問屋40から納品される景品数量を表示するなどの景品管理用のホール端末21が設けられている。また、景品問屋40には、現金と交換されて戻ってきた特殊景品10の数量を表示するなどの景品管理用の問屋端末41が設けられている。これらホール端末21及び問屋端末41は、例えばPC(パーソナルコンピュータ)によって構成されている。
【0015】
次に、図5を参照しながら、上記実施形態のネットワーク構成を説明する。上述したホール20,景品交換所30,景品問屋40は、いずれも通常多数存在する。各ホール20の端末21,各景品交換所30の交換処理装置31の通信部34E,各景品問屋40の端末41は、いずれも図示しないプロバイダを介してインターネット80に接続されている。また、管理機関50の管理装置51の通信部51Dも同様にインターネット80に接続されている。なお、本例はインターネットを利用しているが、各種のネットワークを利用してよい。
【0016】
<動作>……次に、本実施形態の全体の動作を説明する。ホールコードD6及び金額データD7が記録されており、許否データD8が「使用可」の特殊景品10は、パチンコホール20において顧客に球数に応じて渡される。顧客は、特殊景品10を持って景品交換所30に行く。景品交換所30では、係員が交換処理装置31の自動清算装置34のデータ読取消去部34Aに特殊景品10をセットする。すると、データ読取消去部34Aによって特殊景品10に記録されている各コードデータが読み取られ、清算処理部34Bに出力される。清算処理部34Bでは、特殊景品10の個数や金額の合計が演算され、その結果は清算データベース34Cに記録されるとともに、ディスプレイ32及び清算表示部34Dに表示される。顧客は、ディスプレイ32を参照することで、自分が持ち込んだ特殊景品10の数と交換金額を確認することができる。また、合計金額のデータは、現金自動支払機36にも送られ、該当する金額の現金が払い出されて顧客に渡される。
【0017】
一方、自動清算装置34のデータ読取消去部34Aでは、データの読取後、特殊景品10のホールコードD6及び金額データD7を消去するとともに、許否データD8が「使用不可」に書き換えられる。また、自動清算装置34の清算処理部34Bでは、例えば1日毎や1月毎などの換金額合計,各ホール毎や各問屋毎の交換景品数などのデータ集計が行われ、その結果は清算データベース34Cに保存される。例えば、問屋コードD3が共通する特殊景品10の金額データD7を集計すると、その問屋コードD3に該当する景品問屋40が供給した景品総額が集計される。ホールコードD6が共通する特殊景品10の金額を集計すると、そのホールコードD6に該当するパチンコホール20が出球と交換した景品総額が集計される。もちろん、複数のデータを組み合わせて集計してもよい。これらの集計作業は、必要に応じて日単位,月単位,年あるいは年度単位で行われる。
【0018】
清算処理後の特殊景品10は、問屋コードD3を参照することで問屋毎に振り分けられて該当する景品問屋40に回収され、各景品問屋40は、回収した特殊景品10を管理機関50に送る。景品交換所30から直接管理機関50に特殊景品10を送るようにしてもよい。更に、清算データベース34Cに蓄積された各データは、インターネット80を介して管理機関50の管理装置51に送信され、管理データベース51Bに蓄積される。
【0019】
管理機関50では、管理装置51のデータ書込部51Cによって、特殊景品10に対するホールコードD6及び金額データD7の書込みが行われる。上述したように、いずれのホール20からいくつの特殊景品10が景品交換所30に持ち込まれて換金されたかの集計データが、各景品交換所30からインターネット80を介して管理機関50に送信されており、集計データは管理データベース51Bに格納されている。この集計データを参照することで、金額がいくらの特殊景品10を、どのホールに対して何個用意したらよいかを知ることができる。
【0020】
このような管理処理が景品管理部51Aで行われ、データ書込部51Cによって特殊景品10に対するデータが書き込まれる。ホールコードD6及び金額データD7の書込みが行われた特殊景品10に対しては、更に許否データD8が「使用可」の状態に書き換えられる。その後特殊景品10は、問屋コードD3を参照することで問屋毎に区分けされるとともに、ホールコードD6を参照することでホール毎に区分けされ、金額データD7を参照することで金額毎に区分けされる。その後特殊景品10は、管理機関50から該当する景品問屋40に戻されるとともに、景品問屋40から該当するパチンコホール20に再び供給される。このとき、景品管理部51Aは、パチンコホール20や景品問屋40の各端末21,41に、集計データや事前の納品数を通知するなどの処理を行う。以後、上述した動作が繰り返され、特殊景品10は循環使用される。
【0021】
このように、本実施形態によれば、管理機関50でのみ、特殊景品10に対する金額データやホールコードの書込みや、許否データD8の「使用可」への書換えが行われる。このため、管理機関50に持ち込まない限り、一度換金した特殊景品10は使用可能な状態とならず、再び使用することができない。従って、流通する特殊景品10は、必ず管理機関50を通過することとなる。これにより、管理機関50は、特殊景品10の全流通量を把握することが可能となる。また、特殊景品10に記録されている各種の管理データを集計処理することで、パチンコホール20における景品交換量や景品問屋40における景品供給量を把握することができ、特殊景品による循環・換金システムの透明性を高めることが可能となる。加えて、「使用不可」の特殊景品10が盗難に会い、景品交換所30に持ち込まれたとしても、データの読取りができないために現金との交換ができない。
【0022】
<具体例>……次に、上記実施形態の具体例を説明する。例えば、ホール20がA〜Eの5箇所あったとし、景品交換所30がP〜Rの3箇所あったとする。本実施形態によれば、特殊景品は、5箇所のホール20で共通に使用される。顧客は、ホール20のいずれかで取得した特殊景品10を、いずれの景品交換所30に持ち込んでも現金に交換することができる。すると、3箇所の景品交換所30には、5箇所のホール20の特殊景品10が混在することになる。しかし、いずれのホールのいくらの金額の景品が何個現金に交換されたかは、各景品交換所30で特殊景品10から読み取られて統計処理されている。統計結果は、例えば次の表1のようになる。このような表は、P,Q,Rの各景品交換所毎に得られる。
【0023】
【表1】
Figure 2004097319
【0024】
これらの各景品交換所毎の統計結果が管理機関50に集められる。管理機関50では、集積された統計結果を利用して、A〜Eの5箇所のホール毎の景品個数を演算する。例えば、次の表2のようなホール毎の統計結果が得られる。
【0025】
【表2】
Figure 2004097319
【0026】
一方、管理機関50には、「使用不可」となった特殊景品10も、3箇所の景品交換所30から集められる。管理機関50は、表2の統計結果を利用して、特殊景品10にデータを書き込み、「使用可」の状態として該当するホール20に納品する。このようにすることで、5箇所のホール20から出された特殊景品は、必ず同数が該当するホール20に戻ることになる。もちろん、顧客は、受け取った特殊景品を必ずその日のうちに景品交換所30に持ち込むとは限らない。従って、一定のタイムラグは生ずるが、全体としてみれば、各ホールが出した特殊景品と同数のものが戻ってくることになる。
【0027】
これを顧客から見ると、3箇所のいずれかの景品交換所を利用することができ、非常に便利である。管理機関50で特殊景品を問屋毎とかホール毎に仕分けする手数が大幅に低減される。また、問屋間で特殊景品を売買する必要もない。
【0028】
本発明には数多くの実施形態があり、以上の開示に基づいて多様に改変することが可能である。例えば、次のようなものも含まれる。
(1)前記実施形態には回収業者は含まれていないが、特殊景品10の移送を運送業者や回収業者が行うことを妨げるものではない。
(2)特殊景品10の許否データD8を「使用不可」から「使用可」に書き換える際に、予め設定したパスワードの入力を要求するようにしてもよい。特殊景品10の許否データD8が誤って「使用可」から「使用不可」となった場合は、当該特殊景品10の使用による換金ができなくなるのみで特に不都合はない。これに対し、特殊景品10の許否データD8が管理機関50以外で「使用不可」から「使用可」に書き換えられた場合は、その特殊景品10の使用によって換金可能となり、本システムが機能しなくなってしまう。そこで、「使用不可」から「使用可」への書き換えを管理機関50以外でできないようにするため、パスワードなどによる認証手段を特殊景品10に設けるようにすると好都合である。
【0029】
(3)管理機関50としては、パチンコホール20,景品交換所30,回収業者のいずれに対しても中立ないし独立の第三者が好ましい。例えば、国や地方自治体などの公的団体,公益団体,福祉団体が挙げられる。
(4)特殊景品10としては、各種のデータを記録・消去・書換えできるものであれば、どのようなものでもよいが、景品としての性質上、携帯に便利なもの,データの記録・消去等を容易に行うことができるものが好ましい。また、特殊景品10には、図2に示したものの他、必要に応じて各種のデータを記録してよい。
(5)前記実施形態では、特殊景品10の許否データD8によって交換の可否を判断したが、許否データD8の代わりにホールコードD6もしくは金額データD7の有無によって使用の可否を判断するようにしてもよい。ホールコードD6が記録されていれば「使用可」,記録されていなければ「使用不可」という具合である。
(6)前記実施形態において、例えば管理機関50の管理装置51で特殊景品10の使用可能期限D5を読み取り、期限が経過したものを排除するようにしてもよい。データの書込みができないような破損した特殊景品10についても同様である。これら期限経過品や破損品の個数をインターネット80を通じて該当する景品問屋40に通知し、特殊景品10の補充を求めるようにしてもよい。
【0030】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、ホールや景品交換所から独立した管理機関によって特殊景品が交換可能な状態となるため、特殊景品に関係する不正行為が低減されるとともに、特殊景品の流通状況を把握することができ、透明性が向上するという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の全体を示す図である。
【図2】前記実施形態で使用する特殊景品に記録されるデータの一例を示す図である。
【図3】前記実施形態の景品交換所で使用する交換処理装置の一例を示す図である。
【図4】前記実施形態で使用する管理装置の一例を示す図である。
【図5】前記実施形態におけるネットワークの一例を示す図である。
【符号の説明】
10……特殊景品
20……パチンコホール
21……ホール端末
30……景品交換所
31……交換処理装置
32……ディスプレイ
32A……個数表示部
32B……金額表示部
34……自動清算装置
34A……データ読取消去部
34B……清算処理部
34C……清算データベース
34D……清算表示部
34E……通信部
36……現金自動支払機
40……景品問屋
41……問屋端末
50……管理機関
51……管理装置
51A……景品管理部
51B……管理データベース
51C……データ書込部
51D……通信部
80……インターネット
D1……都道府県コード
D2……地区コード
D3……問屋コード
D4……製造年月日
D5……使用可能期限
D6……ホールコード
D7……金額データ
D8……許否データ

Claims (9)

  1. 管理データが記録されており、遊戯ホール,顧客,景品交換所を巡回流通する特殊景品の清算管理方法であって、
    前記景品交換所において、特殊景品の交換の際に、当該景品に記録されている管理データを交換可能な状態から交換不可能な状態に変更するステップ1,
    前記遊戯ホール及び前記景品交換所のいずれもから独立した管理機関で、前記管理データを交換不可能な状態から交換可能な状態に変更するステップ2,
    を含むことを特徴とする景品清算管理方法。
  2. 前記管理データの変更は、所定のデータの記録,消去,もしくは書換えのいずれかによって行うことを特徴とする請求項1記載の景品清算管理方法。
  3. 前記ステップ1によるデータ変更の前に、特殊景品に記録された管理データのうちの必要なデータを読み取って蓄積し、景品交換所毎に集計するステップ3,
    該ステップ3で得た集計結果を、ネットワークを通じて前記管理機関に送るステップ4,
    前記管理機関において、各景品交換所から受け取った各景品交換所毎の集計結果を総合して集計処理するステップ5,
    該ステップ5で得た総合集計結果を、ネットワークを通じて前記遊戯ホール又は前記景品交換所の少なくとも一方に送るステップ6,
    を含むことを特徴とする請求項1又は2記載の景品清算管理方法。
  4. 前記管理機関は、前記特殊景品の供給元である景品問屋を介して前記ステップ1もしくはステップ2によるデータ変更が行われた特殊景品の授受を行うステップ7,
    を含むことを特徴とする請求項1又は2記載の景品清算管理方法。
  5. 請求項1〜4のいずれかに記載の景品清算管理方法の景品交換所に設置される交換処理装置であって、
    前記特殊景品に記録されている管理データのうちの必要なデータを読み取るデータ読取手段,
    該データ読取手段によって読み取られたデータを蓄積するデータ蓄積手段,
    該データ蓄積手段によって蓄積されたデータに対して現金清算のための清算処理を行う清算処理手段,
    該清算処理手段による清算結果に応じて、現金を支払う現金支払手段,
    顧客に対して交換対象となる特殊景品の個数及び交換金額を表示する表示手段,
    前記特殊景品の管理データを、交換可能な状態から交換不可能な状態に変更するデータ変更手段,
    を備えたことを特徴とする交換処理装置。
  6. 前記清算処理手段が、前記データ蓄積手段に蓄積されたデータに対して該交換所毎の集計処理を行って、処理結果を前記データ蓄積手段に蓄積するとともに、
    データ蓄積手段に蓄積されたデータのうちの必要なものを、ネットワークを通じて前記管理機関に送るデータ伝送手段,
    を備えたことを特徴とする請求項5記載の交換処理装置。
  7. 請求項1〜4のいずれかに記載の景品清算管理方法の管理機関に設置される管理装置であって、
    前記特殊景品の管理データを、交換不可能な状態から交換可能な状態に変更するデータ変更手段,
    を備えたことを特徴とする管理装置。
  8. 前記景品交換所から送られたデータを蓄積するデータ蓄積手段,
    該データ蓄積手段に蓄積されたデータに対して、景品交換所全体を総合した集計処理を行う集計処理手段,
    該集計処理手段による総合処理結果のうちの該当する結果を、ネットワークを通じて当該遊戯ホールもしくは景品交換所に送るデータ伝送手段,
    を備えたことを特徴とする請求項7記載の管理装置。
  9. ホール端末を備えた複数の遊戯ホールと、請求項6記載の交換処理装置を備えた複数の景品交換所と、請求項8記載の管理装置を備えた管理機関を、ネットワークを通じて接続したことを特徴とする景品清算管理システム。
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