JP3930006B2 - 証券決済管理システム及びプログラム - Google Patents
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Description
赤倉啓之編、「株券保管振替制度の解説」、財団法人大蔵財務協会、昭和60年8月、p.309−380 河本一郎・大武泰南著、「株券保管振替法Q&A」、株式会社有斐閣、昭和59年12月、p.45−97
前記有価証券について顧客から受け付けた売り注文であって約定が成立した約定注文の約定識別番号からなる約定識別情報、当該顧客の顧客識別情報、当該有価証券の銘柄を示す銘柄識別情報、約定数量を示す約定数量情報、取引相手を示す取引相手識別情報、及び決済処理すべき日を示す決済日情報を前記約定注文の約定識別番号毎にレコードに格納することにより同一レコードに格納されたこれらの情報を対応付けると共に当該レコードと当該約定識別番号を対応付ける約定注文データベースと、
決済処理すべき日を示す決済日情報に基づいて前記約定注文データベースを検索することにより、当該決済日情報が格納されたレコードの約定注文の約定識別番号と当該約定識別番号に対応付けられた前記顧客識別情報、前記銘柄識別情報、前記約定数量情報及び前記取引相手識別情報をレコード単位で抽出し、抽出した当該レコードに対応付けられた約定注文の約定識別番号の中から約定注文の約定識別番号を選択することにより決済処理対象とする約定注文の約定識別番号と当該約定識別番号に対応付けられた前記顧客識別情報、前記約定数量情報及び取引相手識別情報をレコード単位で選択する決済管理部と、
区分管理指定情報を受信すると、前記残高管理口座の残高のうち当該区分管理指定情報に含まれる銘柄識別情報が示す銘柄の数量情報が示す数量について管理指定の対象とする管理指定処理を行い、区分管理指定解除情報を受信すると、前記管理指定処理により管理指定の対象とされた数量のうち当該区分管理指定解除情報に含まれる銘柄識別情報が示す銘柄の数量情報が示す数量について管理指定の対象外とする解除処理を行い、出庫請求情報を受信すると、前記解除処理により管理指定の対象外とされた数量のうち当該出庫請求情報に含まれる銘柄識別情報が示す銘柄の数量情報が示す数量について出庫処理を行う証券保管振替システムに対し、前記残高管理口座において管理指定の対象とされた銘柄であって管理指定の対象とされた前記証券残高のうち前記決済管理部で選択された前記約定識別番号に対応付けられた前記銘柄識別情報が示す銘柄の前記約定数量情報が示す約定数量について管理指定の対象外とするための区分管理指定解除情報を送信する口座管理部と、
前記決済管理部で選択された前記約定識別番号に対応付けられた前記銘柄識別情報が示す銘柄の前記約定数量情報が示す約定数量について管理指定の対象外とするための区分管理指定解除情報を前記口座管理部が送信することにより管理指定の対象外とされた当該銘柄識別情報が示す銘柄の当該約定数量情報が示す約定数量の有価証券を、前記決済管理部で選択された当該約定識別番号に対応付けられた前記取引相手識別情報が示す取引相手の口座を出庫先の口座として、前記残高管理口座から振替処理により出庫するための出庫請求情報を前記証券保管振替システムに送信することにより、決済処理を行う決済処理部と、
前記顧客が所有する有価証券の預り残高を当該顧客の顧客識別情報及び当該有価証券の銘柄識別情報に対応付けて格納する顧客残高格納部と、
前記顧客残高格納部における前記顧客の前記預り残高を更新する処理を行う残高更新部と、
前記証券保管振替システムに送信される送信情報毎に送信管理番号を一定方向に更新する送信管理番号更新部と
を有し、
前記区分管理指定情報には、管理指定の対象とする有価証券の銘柄及び数量を示す銘柄識別情報及び数量情報と当該区分管理指定情報の送信者を示す送信者識別情報とが含まれており、
前記区分管理指定解除情報には、管理指定の対象外とする有価証券の銘柄及び数量を示す銘柄識別情報及び数量情報とリファレンス情報と当該区分管理指定解除情報の送信者を示す送信者識別情報とが含まれており、
前記取引相手識別情報が示す取引相手の口座を出庫先の口座として、有価証券を前記残高管理口座から振替処理により出庫するための出庫請求情報には、当該取引相手を示す取引相手識別情報と当該有価証券の銘柄及び数量を示す銘柄識別情報及び数量情報とリファレンス情報と当該出庫請求情報の送信者を示す送信者識別情報とが含まれており、
前記残高管理口座は、他の残高管理口座との有価証券の振替処理が行われる決済用内部口座と、前記他の残高管理口座から前記決済用内部口座に振替処理されることにより入庫された有価証券を保管するための保管用内部口座とを有しており、
前記証券保管振替システムは、前記証券保管振替システムの利用者を示す識別情報に対応付けて当該利用者の残高管理口座の口座番号を格納した口座番号テーブルを有しており、前記区分管理指定情報を受信した場合に、当該区分管理指定情報に含まれる送信者識別情報に対応付けて前記口座番号テーブルに格納された口座番号の残高管理口座の残高のうち当該残高管理口座の決済用内部口座の残高からなる管理指定の対象外とされている数量の中から、当該区分管理指定情報に含まれる銘柄識別情報が示す銘柄の当該区分管理指定情報に含まれる数量情報が示す数量について当該残高管理口座の保管用内部口座に振り替える振替処理を行うことにより当該区分管理指定情報に含まれる前記銘柄識別情報が示す銘柄の当該区分管理指定情報に含まれる前記数量情報が示す数量について管理指定の対象とする管理指定処理を行い、前記口座管理部からの前記区分管理指定解除情報を受信した場合に、当該区分管理指定解除情報に含まれる送信者識別情報に対応付けて前記口座番号テーブルに格納された口座番号の残高管理口座の残高のうち当該残高管理口座の保管用内部口座の残高からなる管理指定の対象とされている数量の中から、当該区分管理指定解除情報に含まれる銘柄識別情報が示す銘柄の当該区分管理指定解除情報に含まれる数量情報が示す数量について当該残高管理口座の決済用内部口座に振り替える振替処理を行うことにより当該区分管理指定解除情報に含まれる前記銘柄識別情報が示す銘柄の当該区分管理指定解除情報に含まれる前記数量情報が示す数量について管理指定の対象外とする解除処理を行い、当該解除処理後に当該区分管理指定解除情報に含まれるリファレンス情報を有する処理済通知を前記口座管理部に返信し、前記決済処理部からの前記出庫請求情報を受信した場合に、当該出庫請求情報に含まれる送信者識別情報に対応付けて前記口座番号テーブルに格納された口座番号の口座を出庫元の残高管理口座とし、当該出庫請求情報に含まれる取引相手識別情報に対応付けて前記口座番号テーブルに格納された口座番号の口座を出庫先の口座として、当該出庫請求情報に含まれる銘柄識別情報が示す銘柄の当該出庫請求情報に含まれる数量情報が示す数量について前記出庫元の残高管理口座の決済用内部口座から前記出庫先の口座に振り替える振替処理を行うことにより当該出庫請求情報に含まれる前記銘柄識別情報が示す銘柄の前記数量情報が示す数量について出庫処理を行い、当該出庫処理後に当該出庫請求情報に含まれるリファレンス情報を有する出庫済通知を前記決済処理部に返信するものであり、
前記口座管理部は、前記送信管理番号更新部から第1の送信管理番号をリファレンス情報として取得し、前記決済管理部で選択された前記約定識別番号に対応付けられた前記銘柄識別情報及び前記約定数量情報に基づいて当該銘柄識別情報及び当該約定数量情報が示す当該銘柄の当該約定数量について管理指定の対象外とするための区分管理指定解除情報であって当該銘柄識別情報及び当該約定数量情報とリファレンス情報である前記第1の送信管理番号とを含む区分管理指定解除情報を生成して前記証券保管振替システムに送信すると共に当該リファレンス情報である前記第1の送信管理番号を当該約定識別番号に対応付けて保持し、前記証券保管振替システムから前記処理済通知を受信した場合に当該処理済通知に含まれるリファレンス情報である前記第1の送信管理番号に対応付けて保持した前記約定識別番号を前記決済処理部に送信し、
前記決済処理部は、前記口座管理部からの前記約定識別番号を受信した場合に前記送信管理番号更新部から第2の送信管理番号をリファレンス情報として取得し、前記決済管理部で選択された前記約定識別番号であって前記口座管理部からの前記約定識別番号に対応付けられた前記取引相手識別情報と前記銘柄識別情報及び前記約定数量情報に基づいて当該取引相手識別情報が示す取引相手の口座を出庫先の口座として、前記区分管理指定解除情報を前記口座管理部が送信することにより管理指定の対象外とされた当該銘柄識別情報が示す銘柄の当該約定数量情報が示す約定数量の有価証券を前記残高管理口座から振替処理により出庫するための出庫請求情報であって当該取引相手識別情報と当該銘柄識別情報及び当該約定数量情報とリファレンス情報である前記第2の送信管理番号とを含む出庫請求情報を生成して前記証券保管振替システムに送信すると共に当該リファレンス情報である前記第2の送信管理番号を当該約定識別番号に対応付けて保持し、前記証券保管振替システムから前記出庫済通知を受信した場合に、当該出庫済通知に含まれるリファレンス情報である前記第2の送信管理番号に対応付けて保持した前記約定識別番号を取得し、取得した当該約定識別番号に対応付けて前記口座管理部で保持したリファレンス情報である前記第1の送信管理番号と当該出庫済通知に含まれる前記第2の送信管理番号とを比較し、当該第1の送信管理番号から当該第2の送信管理番号への変化が前記一定方向と異なるときに異常又はエラーを示す所定の情報を出力し、当該第1の送信管理番号から当該第2の送信管理番号への変化が前記一定方向と同じであるときに当該約定識別番号を前記残高更新部に送信し、
前記残高更新部は、前記決済管理部で選択された約定識別番号であって前記決済処理部からの約定識別番号に対応付けられた前記顧客識別情報、前記銘柄識別情報及び前記約定数量情報に基づき、前記顧客残高格納部における当該銘柄識別情報が示す銘柄についての当該顧客識別情報が示す顧客の前記預り残高を当該約定数量情報が示す約定数量の分だけ減少させる減額処理を行う
ことを特徴とする証券決済管理システムである。
前記口座管理部は、前記アクセス計数部にアクセスして第1のカウント値を取得し、前記決済管理部で選択された前記約定識別番号に対応付けられた前記銘柄識別情報及び前記約定数量情報に基づいて当該銘柄識別情報及び当該約定数量情報が示す当該銘柄の当該約定数量について管理指定の対象外とするための区分管理指定解除情報であって当該銘柄識別情報及び当該約定数量情報とリファレンス情報である当該第1のカウント値とを含む区分管理指定解除情報を生成して前記証券保管振替システムに送信すると共に当該第1のカウント値を当該約定識別番号に対応付けて保持し、前記証券保管振替システムから前記処理済通知を受信した場合に当該処理済通知に含まれるリファレンス情報である第1のカウント値に対応付けて保持した前記約定識別番号を前記決済処理部に送信し、
前記決済処理部は、前記口座管理部からの前記約定識別番号を受信した場合に前記アクセス計数部にアクセスして第2のカウント値を取得し、前記決済管理部で選択された前記約定識別番号であって前記口座管理部からの前記約定識別番号に対応付けられた前記取引相手識別情報と前記銘柄識別情報及び前記約定数量情報に基づいて当該取引相手識別情報が示す取引相手の口座を出庫先の口座として、前記区分管理指定解除情報を前記口座管理部が送信することにより管理指定の対象外とされた当該銘柄識別情報が示す銘柄の当該約定数量情報が示す約定数量の有価証券を前記残高管理口座から振替処理により出庫するための出庫請求情報であって当該取引相手識別情報と当該銘柄識別情報及び当該約定数量情報とリファレンス情報である当該第2のカウント値とを含む出庫請求情報を生成して前記証券保管振替システムに送信すると共に当該第2のカウント値を当該約定識別番号に対応付けて保持し、前記証券保管振替システムから前記出庫済通知を受信した場合に、当該出庫済通知に含まれるリファレンス情報である前記第2のカウント値に対応付けて保持した前記約定識別番号を取得し、取得した当該約定識別番号に対応付けて前記口座管理部で保持したリファレンス情報である第1のカウント値と当該出庫済通知に含まれる前記第2のカウント値とを比較し、当該第2のカウント値が当該第1のカウント値以下の値であるときに送信管理番号の異常又はエラーを示す所定の情報を出力装置に出力し、当該第2のカウント値が当該第1のカウント値よりも大きい値であるときに当該約定識別番号を前記残高更新部に送信する構成としてもよい。
決済量算出部216は、選択した約定注文の約定識別情報と当該約定識別情報に対応付けられた顧客識別情報、売買区分情報、銘柄識別情報、約定数量情報、取引相手識別情報等と当該顧客識別情報に対応付けて顧客データベース220に格納された顧客区分情報に基づき、残高管理口座54から有価証券を出庫する所定のケースであるか否かを判定し、所定のケースである場合に出庫量を求める(S108)。所定のケースは、約定注文の売買区分情報が売りを示す情報であって顧客区分情報が個人投資家を示す情報である場合(すなわち個人投資家の約定売り注文の場合)と、約定注文の売買区分情報が買いを示す情報であって顧客区分情報が機関投資家を示す情報である場合(すなわち機関投資家の約定買い注文の場合)である。
決済量算出部216は、上記所定のケースである場合に、顧客識別情報及び銘柄識別情報に対応付けて顧客残高データベース204に格納された顧客残高と、残高管理口座54から出庫すべき上記出庫量とを比較し(S112)、顧客残高が出庫量以上である場合に、決済処理対象の約定注文の注文銘柄における約定数量について管理指定の対象外とするための区分管理指定解除情報を口座管理部212から証券保管振替システムに送信し(S113)、顧客残高が出庫量未満である場合に、決済注文抽出部214が抽出した約定注文の約定識別情報等の中から決済量算出部216による約定注文の約定識別情報等の選択がすべて終了したか否かを判定する。決済注文抽出部214の抽出分からの選択がすべて終了していない場合はステップS106に戻り、決済量算出部216は、決済注文抽出部214が抽出した約定注文の約定識別情報と当該約定識別情報に対応付けられた顧客識別情報、売買区分情報、銘柄識別情報、約定数量情報、取引相手識別情報等の中から、次の約定注文の約定識別情報と当該約定識別情報に対応付けられた顧客識別情報、売買区分情報、銘柄識別情報、約定数量情報、取引相手識別情報等を決済優先度に従って選択し(S106)、決済注文抽出部214の抽出分からの選択がすべて終了した場合は、本フローチャートの処理を終了する。
決済量算出部216は、上記所定のケースでない場合、例えば機関投資家の約定売り注文の場合は、決済処理対象の約定注文の注文銘柄における約定数量について管理指定の対象外とするための区分管理指定解除情報を口座管理部212から証券保管振替システムに送信する(S113)。
決済量算出部216は、決済注文抽出部214が抽出した約定注文の約定識別情報と当該約定識別情報に対応付けられた顧客識別情報、売買区分情報、銘柄識別情報、約定数量情報等の中から、上記所定のケースに該当する約定注文の約定識別情報と当該約定識別情報に対応付けられた顧客識別情報、銘柄識別情報、約定数量情報等を選択する(S106)。すなわち、約定注文の顧客識別情報に対応付けて顧客データベース220に格納された顧客区分情報が機関投資家を示す情報であると共に約定注文の売買区分情報が買いを示す情報である約定買い注文(2B)の約定識別情報と当該約定識別情報に対応付けられた顧客識別情報、銘柄識別情報、約定数量情報等が選択され、また、約定注文の顧客識別情報に対応付けて顧客データベース220に格納された顧客区分情報が個人投資家を示す情報であると共に約定注文の売買区分情報が売りを示す情報である約定売り注文(3S)の約定識別情報と当該約定識別情報に対応付けられた顧客識別情報、銘柄識別情報、約定数量情報、取引相手識別情報等が選択される。
決済量算出部216は、決済量算出部216で選択した約定買い注文(2B)の約定識別情報と当該約定識別情報に対応付けられた顧客識別情報、銘柄識別情報、約定数量情報等に基づき、銘柄識別情報が示す銘柄について約定数量情報が示す約定数量の合計値を顧客識別情報別に算出し、算出した約定数量合計値を顧客識別情報及び銘柄識別情報に対応付けて保持する(S108)。このようにして、出庫量の合計値(約定数量合計値)を顧客口座別に算出する。
次に、顧客識別情報及び銘柄識別情報に対応付けて保持した約定数量合計値を決済優先度に従って順次選び、選んだ約定数量合計値と、当該顧客識別情報及び当該銘柄識別情報に対応付けて顧客残高データベース204に格納された顧客残高とを比較し(S112)、顧客残高が約定数量合計値以上である条件を満たすものについて当該約定数量合計値に対応付けて保持した顧客識別情報及び銘柄識別情報の約定買い注文(2B)の区分管理指定解除情報の送信処理と出庫請求情報の送信処理(決済処理)と顧客残高更新処理を約定識別情報毎に行う。すなわち、当該約定買い注文(2B)について注文銘柄の約定数量を管理指定の対象外とするための区分管理指定解除情報を口座管理部212から証券保管振替システムに送信し(S113)、口座管理部212は当該区分管理指定解除情報に対応する証券保管振替システムからの処理済通知を受信すると、約定買い注文(2B)の約定識別情報Y2Bを決済処理部210に送信する。
決済処理部210は、決済量算出部216で選択した約定買い注文(2B)の約定識別情報であって口座管理部212からの約定識別情報Y2Bに対応付けられた顧客識別情報、銘柄識別情報、約定数量情報等に基づき、当該銘柄識別情報が示す銘柄の当該約定数量情報が示す約定数量の有価証券を当該機関投資家の利用者口座を出庫先として、残高管理口座54から振替出庫するための出庫請求情報を証券保管振替システムに送信することにより、決済処理を行い(S114)、当該出庫請求情報に対する証券保管振替システムからの出庫済通知を受信した場合に、当該約定識別情報Y2Bを残高更新部218に送信する。このようにして、機関投資家の利用者口座(参加者口座)には、約定買い注文の注文銘柄についての約定数量の有価証券が入庫される。
残高更新部218は、決済量算出部216で選択された約定識別情報であって決済処理部210からの約定識別情報Y2Bに対応付けられた顧客識別情報、銘柄識別情報及び約定数量情報に基づき、顧客残高データベース204における当該銘柄識別情報が示す銘柄についての当該顧客識別情報が示す顧客(機関投資家)の預り残高を当該約定数量情報が示す約定数量の分だけ減額する処理を行う(S116)。なお、残高更新部218は、決済注文抽出部214で抽出された約定識別情報であって決済処理部210からの約定識別情報Y2Bに対応付けられた顧客識別情報、売買区分情報(買い)、銘柄識別情報及び約定数量情報と上記顧客区分情報(機関投資家)に基づき、顧客残高データベース204における当該銘柄識別情報が示す銘柄についての当該顧客識別情報が示す顧客の預り残高を当該約定数量情報が示す約定数量の分だけ減額する処理を行う構成としてもよい。
決済量算出部216は、決済量算出部216で選択した約定売り注文(3S)の約定識別情報と当該約定識別情報に対応付けられた顧客識別情報、銘柄識別情報、約定数量情報、取引相手識別情報等に基づき、銘柄識別情報が示す銘柄について約定数量情報が示す約定数量の合計値を顧客識別情報別に算出し、算出した約定数量合計値を顧客識別情報及び銘柄識別情報に対応付けて保持する(S108)。このようにして、出庫量の合計値(約定数量合計値)を顧客口座別に算出する。
次に、顧客識別情報及び銘柄識別情報に対応付けて保持した約定数量合計値を決済優先度に従って順次選び、選んだ約定数量合計値と、当該顧客識別情報及び当該銘柄識別情報に対応付けて顧客残高データベース204に格納された顧客残高とを比較し(S112)、顧客残高が約定数量合計値以上である条件を満たすものについて当該約定数量合計値に対応付けて保持した顧客識別情報及び銘柄識別情報の約定売り注文(3S)の区分管理指定解除情報の送信処理と出庫請求情報の送信処理(決済処理)と顧客残高更新処理を約定識別情報毎に行う。すなわち、当該約定売り注文(3S)について注文銘柄の約定数量を管理指定の対象外とするための区分管理指定解除情報を口座管理部212から証券保管振替システムに送信し(S113)、口座管理部212は当該区分管理指定解除情報に対応する証券保管振替システムからの処理済通知を受信すると、約定売り注文(3S)の約定識別情報Y3Sを決済処理部210に送信する。
決済処理部210は、決済量算出部216で選択した約定売り注文(3S)の約定識別情報であって口座管理部212からの約定識別情報Y3Sに対応付けられた顧客識別情報、銘柄識別情報、約定数量情報、取引相手識別情報等に基づき、当該銘柄識別情報が示す銘柄の当該約定数量情報が示す約定数量の有価証券を当該取引相手識別情報が示す取引相手の口座を出庫先として、残高管理口座54から振替出庫するための出庫請求情報を証券保管振替システムに送信することにより、決済処理を行い(S114)、当該出庫請求情報に対する証券保管振替システムからの出庫済通知を受信した場合に、当該約定識別情報Y3Sを残高更新部218に送信する。
残高更新部218は、決済量算出部216で選択された約定識別情報であって決済処理部210からの約定識別情報Y3Sに対応付けられた顧客識別情報、銘柄識別情報及び約定数量情報に基づき、顧客残高データベース204における当該銘柄識別情報が示す銘柄についての当該顧客識別情報が示す顧客(個人投資家)の預り残高を当該約定数量情報が示す約定数量の分だけ減額する処理を行う(S116)。このようにして、個人投資家の顧客口座から、約定売り注文の注文銘柄について約定数量の有価証券が出庫される。なお、残高更新部218は、決済注文抽出部214で抽出された約定識別情報であって決済処理部210からの約定識別情報Y3Sに対応付けられた顧客識別情報、売買区分情報(売り)、銘柄識別情報及び約定数量情報と上記顧客区分情報(個人投資家)に基づき、顧客残高データベース204における当該銘柄識別情報が示す銘柄についての当該顧客識別情報が示す顧客の預り残高を当該約定数量情報が示す約定数量の分だけ減額する処理を行う構成としてもよい。
決済量算出部216で選択した約定売り注文(1S)の約定識別情報と当該約定識別情報に対応付けられた顧客識別情報、銘柄識別情報、約定数量情報、取引相手識別情報等の中から、決済処理対象の約定売り注文(1S)の約定識別情報と当該約定識別情報に対応付けられた顧客識別情報、銘柄識別情報、約定数量情報、取引相手識別情報等を決済優先度に従って順次選ぶ。
そして、選んだ約定売り注文(1S)の区分管理指定解除情報の送信処理と出庫請求情報の送信処理(決済処理)と顧客残高更新処理を約定識別情報毎に行う。すなわち、当該約定売り注文(1S)について注文銘柄の約定数量を管理指定の対象外とするための区分管理指定解除情報を口座管理部212から証券保管振替システムに送信し(S113)、口座管理部212は当該区分管理指定解除情報に対応する証券保管振替システムからの処理済通知を受信すると、約定売り注文(1S)の約定識別情報Y1Sを決済処理部210に送信する。
決済処理部210は、決済量算出部216で選択した約定売り注文(1S)の約定識別情報であって口座管理部212からの約定識別情報Y1Sに対応付けられた顧客識別情報、銘柄識別情報、約定数量情報、取引相手識別情報等に基づき、当該銘柄識別情報が示す銘柄の当該約定数量情報が示す約定数量の有価証券を当該取引相手識別情報が示す取引相手の口座を出庫先として、残高管理口座54から振替出庫するための出庫請求情報を証券保管振替システムに送信することにより、決済処理を行い(S114)、当該出庫請求情報に対する証券保管振替システムからの出庫済通知を受信した場合に、当該約定識別情報Y1Sを残高更新部218に送信する。
残高更新部218は、決済量算出部216で選択された約定識別情報であって決済処理部210からの約定識別情報Y1Sに対応付けられた顧客識別情報、銘柄識別情報及び約定数量情報に基づき、顧客残高データベース204における当該銘柄識別情報が示す銘柄についての当該顧客識別情報が示す顧客(機関投資家)の預り残高を当該約定数量情報が示す約定数量の分だけ減額する処理を行う(S116)。このようにして、機関投資家用の顧客口座から、約定売り注文の注文銘柄について約定数量の有価証券が出庫される。なお、残高更新部218は、決済注文抽出部214で抽出された約定識別情報であって決済処理部210からの約定識別情報Y1Sに対応付けられた顧客識別情報、売買区分情報(売り)、銘柄識別情報及び約定数量情報と上記顧客区分情報(機関投資家)に基づき、顧客残高データベース204における当該銘柄識別情報が示す銘柄についての当該顧客識別情報が示す顧客の預り残高を当該約定数量情報が示す約定数量の分だけ減額する処理を行う構成としてもよい。
Claims (4)
- 顧客が所有する有価証券の預り残高の和である証券残高を格納する残高管理口座を用いた証券決済を管理する証券決済管理システムにおいて、
前記有価証券について顧客から受け付けた売り注文であって約定が成立した約定注文の約定識別番号からなる約定識別情報、当該顧客の顧客識別情報、当該有価証券の銘柄を示す銘柄識別情報、約定数量を示す約定数量情報、取引相手を示す取引相手識別情報、及び決済処理すべき日を示す決済日情報を前記約定注文の約定識別番号毎にレコードに格納することにより同一レコードに格納されたこれらの情報を対応付けると共に当該レコードと当該約定識別番号を対応付ける約定注文データベースと、
決済処理すべき日を示す決済日情報に基づいて前記約定注文データベースを検索することにより、当該決済日情報が格納されたレコードの約定注文の約定識別番号と当該約定識別番号に対応付けられた前記顧客識別情報、前記銘柄識別情報、前記約定数量情報及び前記取引相手識別情報をレコード単位で抽出し、抽出した当該レコードに対応付けられた約定注文の約定識別番号の中から約定注文の約定識別番号を選択することにより決済処理対象とする約定注文の約定識別番号と当該約定識別番号に対応付けられた前記顧客識別情報、前記約定数量情報及び取引相手識別情報をレコード単位で選択する決済管理部と、
区分管理指定情報を受信すると、前記残高管理口座の残高のうち当該区分管理指定情報に含まれる銘柄識別情報が示す銘柄の数量情報が示す数量について管理指定の対象とする管理指定処理を行い、区分管理指定解除情報を受信すると、前記管理指定処理により管理指定の対象とされた数量のうち当該区分管理指定解除情報に含まれる銘柄識別情報が示す銘柄の数量情報が示す数量について管理指定の対象外とする解除処理を行い、出庫請求情報を受信すると、前記解除処理により管理指定の対象外とされた数量のうち当該出庫請求情報に含まれる銘柄識別情報が示す銘柄の数量情報が示す数量について出庫処理を行う証券保管振替システムに対し、前記残高管理口座において管理指定の対象とされた銘柄であって管理指定の対象とされた前記証券残高のうち前記決済管理部で選択された前記約定識別番号に対応付けられた前記銘柄識別情報が示す銘柄の前記約定数量情報が示す約定数量について管理指定の対象外とするための区分管理指定解除情報を送信する口座管理部と、
前記決済管理部で選択された前記約定識別番号に対応付けられた前記銘柄識別情報が示す銘柄の前記約定数量情報が示す約定数量について管理指定の対象外とするための区分管理指定解除情報を前記口座管理部が送信することにより管理指定の対象外とされた当該銘柄識別情報が示す銘柄の当該約定数量情報が示す約定数量の有価証券を、前記決済管理部で選択された当該約定識別番号に対応付けられた前記取引相手識別情報が示す取引相手の口座を出庫先の口座として、前記残高管理口座から振替処理により出庫するための出庫請求情報を前記証券保管振替システムに送信することにより、決済処理を行う決済処理部と、
前記顧客が所有する有価証券の預り残高を当該顧客の顧客識別情報及び当該有価証券の銘柄識別情報に対応付けて格納する顧客残高格納部と、
前記顧客残高格納部における前記顧客の前記預り残高を更新する処理を行う残高更新部と、
前記証券保管振替システムに送信される送信情報毎に送信管理番号を一定方向に更新する送信管理番号更新部と
を有し、
前記区分管理指定情報には、管理指定の対象とする有価証券の銘柄及び数量を示す銘柄識別情報及び数量情報と当該区分管理指定情報の送信者を示す送信者識別情報とが含まれており、
前記区分管理指定解除情報には、管理指定の対象外とする有価証券の銘柄及び数量を示す銘柄識別情報及び数量情報とリファレンス情報と当該区分管理指定解除情報の送信者を示す送信者識別情報とが含まれており、
前記取引相手識別情報が示す取引相手の口座を出庫先の口座として、有価証券を前記残高管理口座から振替処理により出庫するための出庫請求情報には、当該取引相手を示す取引相手識別情報と当該有価証券の銘柄及び数量を示す銘柄識別情報及び数量情報とリファレンス情報と当該出庫請求情報の送信者を示す送信者識別情報とが含まれており、
前記残高管理口座は、他の残高管理口座との有価証券の振替処理が行われる決済用内部口座と、前記他の残高管理口座から前記決済用内部口座に振替処理されることにより入庫された有価証券を保管するための保管用内部口座とを有しており、
前記証券保管振替システムは、前記証券保管振替システムの利用者を示す識別情報に対応付けて当該利用者の残高管理口座の口座番号を格納した口座番号テーブルを有しており、前記区分管理指定情報を受信した場合に、当該区分管理指定情報に含まれる送信者識別情報に対応付けて前記口座番号テーブルに格納された口座番号の残高管理口座の残高のうち当該残高管理口座の決済用内部口座の残高からなる管理指定の対象外とされている数量の中から、当該区分管理指定情報に含まれる銘柄識別情報が示す銘柄の当該区分管理指定情報に含まれる数量情報が示す数量について当該残高管理口座の保管用内部口座に振り替える振替処理を行うことにより当該区分管理指定情報に含まれる前記銘柄識別情報が示す銘柄の当該区分管理指定情報に含まれる前記数量情報が示す数量について管理指定の対象とする管理指定処理を行い、前記口座管理部からの前記区分管理指定解除情報を受信した場合に、当該区分管理指定解除情報に含まれる送信者識別情報に対応付けて前記口座番号テーブルに格納された口座番号の残高管理口座の残高のうち当該残高管理口座の保管用内部口座の残高からなる管理指定の対象とされている数量の中から、当該区分管理指定解除情報に含まれる銘柄識別情報が示す銘柄の当該区分管理指定解除情報に含まれる数量情報が示す数量について当該残高管理口座の決済用内部口座に振り替える振替処理を行うことにより当該区分管理指定解除情報に含まれる前記銘柄識別情報が示す銘柄の当該区分管理指定解除情報に含まれる前記数量情報が示す数量について管理指定の対象外とする解除処理を行い、当該解除処理後に当該区分管理指定解除情報に含まれるリファレンス情報を有する処理済通知を前記口座管理部に返信し、前記決済処理部からの前記出庫請求情報を受信した場合に、当該出庫請求情報に含まれる送信者識別情報に対応付けて前記口座番号テーブルに格納された口座番号の口座を出庫元の残高管理口座とし、当該出庫請求情報に含まれる取引相手識別情報に対応付けて前記口座番号テーブルに格納された口座番号の口座を出庫先の口座として、当該出庫請求情報に含まれる銘柄識別情報が示す銘柄の当該出庫請求情報に含まれる数量情報が示す数量について前記出庫元の残高管理口座の決済用内部口座から前記出庫先の口座に振り替える振替処理を行うことにより当該出庫請求情報に含まれる前記銘柄識別情報が示す銘柄の前記数量情報が示す数量について出庫処理を行い、当該出庫処理後に当該出庫請求情報に含まれるリファレンス情報を有する出庫済通知を前記決済処理部に返信するものであり、
前記口座管理部は、前記送信管理番号更新部から第1の送信管理番号をリファレンス情報として取得し、前記決済管理部で選択された前記約定識別番号に対応付けられた前記銘柄識別情報及び前記約定数量情報に基づいて当該銘柄識別情報及び当該約定数量情報が示す当該銘柄の当該約定数量について管理指定の対象外とするための区分管理指定解除情報であって当該銘柄識別情報及び当該約定数量情報とリファレンス情報である前記第1の送信管理番号とを含む区分管理指定解除情報を生成して前記証券保管振替システムに送信すると共に当該リファレンス情報である前記第1の送信管理番号を当該約定識別番号に対応付けて保持し、前記証券保管振替システムから前記処理済通知を受信した場合に当該処理済通知に含まれるリファレンス情報である前記第1の送信管理番号に対応付けて保持した前記約定識別番号を前記決済処理部に送信し、
前記決済処理部は、前記口座管理部からの前記約定識別番号を受信した場合に前記送信管理番号更新部から第2の送信管理番号をリファレンス情報として取得し、前記決済管理部で選択された前記約定識別番号であって前記口座管理部からの前記約定識別番号に対応付けられた前記取引相手識別情報と前記銘柄識別情報及び前記約定数量情報に基づいて当該取引相手識別情報が示す取引相手の口座を出庫先の口座として、前記区分管理指定解除情報を前記口座管理部が送信することにより管理指定の対象外とされた当該銘柄識別情報が示す銘柄の当該約定数量情報が示す約定数量の有価証券を前記残高管理口座から振替処理により出庫するための出庫請求情報であって当該取引相手識別情報と当該銘柄識別情報及び当該約定数量情報とリファレンス情報である前記第2の送信管理番号とを含む出庫請求情報を生成して前記証券保管振替システムに送信すると共に当該リファレンス情報である前記第2の送信管理番号を当該約定識別番号に対応付けて保持し、前記証券保管振替システムから前記出庫済通知を受信した場合に、当該出庫済通知に含まれるリファレンス情報である前記第2の送信管理番号に対応付けて保持した前記約定識別番号を取得し、取得した当該約定識別番号に対応付けて前記口座管理部で保持したリファレンス情報である前記第1の送信管理番号と当該出庫済通知に含まれる前記第2の送信管理番号とを比較し、当該第1の送信管理番号から当該第2の送信管理番号への変化が前記一定方向と異なるときに異常又はエラーを示す所定の情報を出力し、当該第1の送信管理番号から当該第2の送信管理番号への変化が前記一定方向と同じであるときに当該約定識別番号を前記残高更新部に送信し、
前記残高更新部は、前記決済管理部で選択された約定識別番号であって前記決済処理部からの約定識別番号に対応付けられた前記顧客識別情報、前記銘柄識別情報及び前記約定数量情報に基づき、前記顧客残高格納部における当該銘柄識別情報が示す銘柄についての当該顧客識別情報が示す顧客の前記預り残高を当該約定数量情報が示す約定数量の分だけ減少させる減額処理を行う
ことを特徴とする証券決済管理システム。 - 前記送信管理番号更新部は、前記送信管理番号としてカウント値を生成するアクセス計数部を有し、
前記口座管理部は、前記アクセス計数部にアクセスして第1のカウント値を取得し、前記決済管理部で選択された前記約定識別番号に対応付けられた前記銘柄識別情報及び前記約定数量情報に基づいて当該銘柄識別情報及び当該約定数量情報が示す当該銘柄の当該約定数量について管理指定の対象外とするための区分管理指定解除情報であって当該銘柄識別情報及び当該約定数量情報とリファレンス情報である当該第1のカウント値とを含む区分管理指定解除情報を生成して前記証券保管振替システムに送信すると共に当該第1のカウント値を当該約定識別番号に対応付けて保持し、前記証券保管振替システムから前記処理済通知を受信した場合に当該処理済通知に含まれるリファレンス情報である第1のカウント値に対応付けて保持した前記約定識別番号を前記決済処理部に送信し、
前記決済処理部は、前記口座管理部からの前記約定識別番号を受信した場合に前記アクセス計数部にアクセスして第2のカウント値を取得し、前記決済管理部で選択された前記約定識別番号であって前記口座管理部からの前記約定識別番号に対応付けられた前記取引相手識別情報と前記銘柄識別情報及び前記約定数量情報に基づいて当該取引相手識別情報が示す取引相手の口座を出庫先の口座として、前記区分管理指定解除情報を前記口座管理部が送信することにより管理指定の対象外とされた当該銘柄識別情報が示す銘柄の当該約定数量情報が示す約定数量の有価証券を前記残高管理口座から振替処理により出庫するための出庫請求情報であって当該取引相手識別情報と当該銘柄識別情報及び当該約定数量情報とリファレンス情報である当該第2のカウント値とを含む出庫請求情報を生成して前記証券保管振替システムに送信すると共に当該第2のカウント値を当該約定識別番号に対応付けて保持し、前記証券保管振替システムから前記出庫済通知を受信した場合に、当該出庫済通知に含まれるリファレンス情報である前記第2のカウント値に対応付けて保持した前記約定識別番号を取得し、取得した当該約定識別番号に対応付けて前記口座管理部で保持したリファレンス情報である第1のカウント値と当該出庫済通知に含まれる前記第2のカウント値とを比較し、当該第2のカウント値が当該第1のカウント値以下の値であるときに送信管理番号の異常又はエラーを示す所定の情報を出力装置に出力し、当該第2のカウント値が当該第1のカウント値よりも大きい値であるときに当該約定識別番号を前記残高更新部に送信する
ことを特徴とする請求項1記載の証券決済管理システム。 - 前記証券保管振替システムは、前記出庫請求情報に基づいて前記出庫処理を行った場合に、当該出庫請求情報内の前記銘柄識別情報、前記約定数量情報、前記取引相手識別情報及び前記送信者識別情報を含む出庫済通知を、前記取引相手識別情報が示す取引相手と前記送信者識別情報が示す送信者の各証券決済管理システムに送信し、
前記決済処理部は、前記証券保管振替システムから受信した出庫済通知内の取引相手識別情報が自らの識別情報と同じである場合に、当該出庫済通知に含まれる前記銘柄識別情報と前記約定数量情報を含む区分管理指定情報を前記証券保管振替システムに送信する
ことを特徴とする請求項1記載の証券決済管理システム。 - コンピュータを、請求項1〜3の何れかに記載の証券決済管理システムとして機能させるためのプログラム。
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