JP2008192028A - ストレージ制御装置及びデータ管理方法 - Google Patents

ストレージ制御装置及びデータ管理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】不揮発メモリの容量を抑えつつ、キャッシュメモリに格納されたデータを適切に退避させることのできる技術を提供する。
【解決手段】I/Oプロセッサ220が、キャッシュメモリ253上のダーティデータ量がしきい値を超えるか否かを判定し、超えると判定した場合に、キャッシュメモリ253のダーティデータの一部を記憶デバイス310へ書き込み、電源監視制御部257により供給される電力の電圧異常が検出された場合に、電力監視制御部257がバッテリ500からの電力を用いて電力の供給を維持し、プロセッサ252がバッテリ500からの電力の供給を受けて、キャッシュメモリ253に格納されているダーティデータを不揮発メモリ255に退避させる。
【選択図】図2

Description

本発明は、例えば、電源障害が発生した際に、揮発メモリに格納されたデータを不揮発メモリに退避するストレージ制御装置及びデータ管理方法に関する。
ストレージ制御装置には、例えば、ハードディスクドライブのような記憶デバイスが複数接続されている。ストレージ制御装置は、ホスト計算機からライトコマンドを受信し、複数の記憶装置のうちの少なくとも一つの記憶装置に対してデータを書き込み、また、ホスト計算機からのリードコマンドを受信し、複数の計億装置のうちの少なくとも一つの記憶装置からデータを読み出してホスト計算機に送信する。
このようなストレージ制御装置においては、ライトコマンドに従って記憶装置に書き込まれるデータを一時的に記憶するため、あるいは、リードコマンドに従って記憶装置から読み出されたデータを一時的に記憶するためにキャッシュメモリが備えられている。
このキャッシュメモリとしては、一般には、電力が供給されることによりデータを記憶しておくことのできる揮発メモリが使用される。
揮発メモリをキャッシュメモリとして備えているストレージ制御装置においては、例えば、外部電源の障害が発生した等によってキャッシュメモリへの電力の供給が行われなくなると、キャッシュメモリに記憶されたデータが失われてしまう。
そこで、このような外部電源の障害等に対応するために、ストレージ制御装置において電力を供給することのできるバッテリを備え、外部電源の障害が発生した場合には、バッテリからキャッシュメモリに対して電力を供給することにより、キャッシュメモリに記憶されたデータを保持することが行われている。
しかしながら、障害が解消されるまでキャッシュメモリへの電力の供給を維持する必要があるため、バッテリの容量を比較的大きくしておく必要がある。このため、ストレージ制御装置の製造原価が増大してしまう問題が発生する。
これに対して、キャッシュメモリのデータを不揮発メモリに退避させることにより、バッテリによってキャッシュメモリへの電力の供給を障害の解消まで維持しなくてもデータを保全することのできる技術が開示されている(例えば、特許文献1)。
特開2004−21811号公報
例えば、キャッシュメモリに記憶されたデータを不揮発メモリに退避させることを想定した場合において、キャッシュメモリのすべてのデータを適切に退避させる場合には、キャッシュメモリの容量と同等の容量を有する不揮発メモリを用意しておく必要がある。この場合には、ストレージ制御装置の製造原価が増大してしまう。
一方、製造原価を抑えるために、キャッシュメモリよりも容量の少ない不揮発メモリを用意してデータを退避させるようにした場合にあっては、キャッシュメモリのデータを不揮発メモリに適切に退避させることができず、必要なデータが消失してしまうという事態が発生する虞がある。
そこで、本発明は、上記課題に鑑みなされたものであり、その目的は、不揮発メモリの容量を抑えつつ、キャッシュメモリに格納されたデータを適切に退避させることのできる技術を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明の一観点に従うストレージ制御装置は、キャッシュメモリ中に格納されているデータには、記憶装置に反映されているデータ(クリーンデータ)と、記憶装置に反映されていないデータ(ダーティデータ)とがあることに着目してなされたものである。すなわち、本発明の一観点に従うストレージ制御装置は、キャッシュメモリに格納されているダーティデータのデータ量に基づいて、ダーティデータを記憶装置に格納するか否かを決定し、電圧異常の場合に、キャッシュメモリのダーティデータを不揮発メモリに退避する。
具体的には、本発明の一観点に従うストレージ制御装置は、外部装置からライトアクセス要求を受信し、ライトアクセス要求対象のデータを記憶装置へ書き込む制御を行うストレージ制御装置であって、電源からの電力の供給を行う電力供給部と、電力を供給可能に蓄えるバッテリと、電力の供給を受けてデータを記憶可能な揮発メモリであるキャッシュメモリと、電力の供給を受けずともデータを記憶し続けることのできる不揮発メモリと、前記電力の供給を受けて、ライトアクセス要求を受信する要求受信部と、前記ライトアクセス要求の対象のデータをキャッシュデータとして前記キャッシュメモリに格納する第1データ格納部と、前記キャッシュメモリの前記キャッシュデータのうちの前記記録装置への反映がされていないダーティデータのデータ量が所定のしきい値を超えるか否かを判定する判定部と、前記しきい値を超えると判定された場合に、前記キャッシュメモリの前記ダーティデータの少なくとも一部を前記記憶装置へ格納する第2データ格納部と、前記電力供給部から供給される電力の電圧異常を検出する電源監視部と、前記電源監視部により前記電圧異常が検出された場合に、前記バッテリからの前記電力の供給を受けて、前記キャッシュメモリに格納されているダーティデータを前記不揮発メモリに退避させる退避格納部と、前記電源監視部により前記電圧異常が検出された場合に、前記バッテリからの電力を用いて前記キャッシュメモリ及び前記退避格納部への電力の供給を維持する電力供給制御部とを有する。
本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。なお、以下に説明する実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではなく、また実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
<第1実施形態>
図1は、本発明の第1実施形態に係る計算機システムの構成図である。
計算機システムは、1台以上のホスト装置10と、一台以上のディスクサブシステム100とを備えている。ホスト装置10とディスクサブシステム100とは、ネットワーク20を介して接続されている。ネットワークとしては、SAN(Storage Area Network)、LAN(Local Area Network)、インターネット、専用回線、公衆回線等であってもよく、データ通信を行うことのできるネットワークであればよい。また、ネットワーク20におけるプロトコルとしては、ファイバチャネルプロトコルや、TCP/IPプロトコルであってもよく、ホスト装置10とディスクサブシステム100との間でデータのやりとりが可能なプロトコルであれば、任意のプロトコルであってよい。なお、ネットワーク20に代えて、ケーブルによってホスト装置10とディスクサブシステム100とを直接接続するようにしてもよい。
ホスト装置10は、図示しないCPU(Central Processing Unit)、図示しないメモリ、キーボード等の入力装置、ディスプレイ等を備えている。ホスト装置10は、例えば、汎用のコンピュータ(パーソナルコンピュータ)によって構成することができる。ホスト装置10には、アプリケーションプログラム11が備えられている。また、ホスト装置10には、ネットワーク20との接続を可能にするポート(PORT)12が備えられている。
ホスト装置10のCPUがアプリケーションプログラム11を実行することにより、ディスクサブシステム100に対して、データの書き込みアクセス(ライトアクセス)や、データの読み出しアクセス(リードアクセス)することができる。
ディスクサブシステム100は、ストレージ制御装置の一例としてのディスク制御装置200と、記憶装置300と、複数の電源回路400と、複数のバッテリ500とを有している。
記憶装置300は、複数の記憶デバイス310を含む。記憶デバイス310は、例えば、ハードディスクドライブ(HDD)である。ディスクサブシステム100においては、複数の記憶デバイス310の記憶空間を基に1又は複数の論理ボリュームを提供することができる。また、ディスクサブシステム100においては、複数の記憶デバイス310の内の2以上の記憶デバイス310でRAID(Redundant Array of Independent Disks)グループを構成して、RAIDグループの記憶空間を論理ボリュームとして提供することもできる。
電源回路400は、例えば、外部の商用電源から供給される電力をディスク制御装置200の各部に供給する。本実施形態では、図面右側の電源回路400は、ディスク制御装置200の破線で区切られた右側の各部に電力を供給し、図面左側の電源回路400は、ディスク制御装置200の破線で区切られた左側の各部に電力を供給するようになっている。
バッテリ500は、電力を蓄積しており、ディスク制御装置200の所定の部位に供給できるようになっている。本実施形態では、図面右側のバッテリ500は、図面右側のメモリボード250上の各部に電力を供給できるようになっており、図面左側のバッテリ500は、図面左側のメモリボード250上の各部に電力を供給できるようになっている。
ディスク制御装置200は、複数のチャネルアダプタ210と、複数のI/Oプロセッサ220と、コントロールユニット230と、接続部240と、複数のメモリボード250と、複数のディスクアダプタ270とを有している。チャネルアダプタ210と、I/Oプロセッサ220と、コントロールユニット230と、メモリボード250と、ディスクアダプタ270は、接続部240を介してそれぞれ接続されている。
接続部240は、チャネルアダプタ210と、I/Oプロセッサ220と、コントロールユニット230と、メモリボード250と、ディスクアダプタ270との間の相互通信を可能にする。接続部240は、例えば、スイッチング動作によってデータ伝送を行うクロスバスイッチであってもよい。
チャネルアダプタ210は、ネットワーク20と接続するためのポート211を有している。チャネルアダプタ210は、ポート211を介して接続されているホスト装置10との間での通信を実行する。本実施形態では、ホスト装置10との間でのデータの読み出し(データリード)及びデータの書き込み(データライト)における各種情報の送受信を実行する。
コントロールユニット230は、接続部240を介して、チャネルアダプタ210と、I/Oプロセッサ220と、コントロールユニット230と、メモリボード250と、ディスクアダプタ270とに対してアクセス可能であり、これら各部を管理者が保守管理するために用いられる。コントロールユニット230は、例えば、管理者が入力するキーボード、マウス等の入力装置、CPU、ROM、RAM、ハードディスクドライブ、情報を表示出力するためのディスプレイ等を備えていてもよい。本実施形態では、コントロールユニット230は、ディスク制御装置200のメモリボード用スロットに装着されたメモリボード250の固有識別子をメモリボード250から取得するとともに、装着されているスロットの識別番号(スロット番号)とを取得し、それらを対応付けて記憶する。
ディスクアダプタ270は、記憶装置300の各記憶デバイス310と接続するためのポート271を有している。ディスクアダプタ270は、記憶デバイス310との間でデータの授受を行う。
I/Oプロセッサ220は、メモリボード250上の共有メモリ254(図2参照)に読み出されたプログラムを実行することにより各種制御処理を実行する。I/Oプロセッサ220は、チャネルアダプタ210と、メモリボード250と、ディスクアダプタ270との間でのデータの受け渡しを制御する。例えば、チャネルアダプタ210が受信したデータをメモリボード250上のキャッシュメモリ253(図2参照)に格納させる制御を行う。また、I/Oプロセッサ220は、キャッシュメモリ253に格納されたデータを、ディスクアダプタ270に渡したり、チャネルアダプタ210に渡したりする制御を行う。また、I/Oプロセッサ220は、ディスクアダプタ270が記憶デバイス310から取得したデータをキャッシュメモリ253に格納させる制御を行う。また、I/Oプロセッサ220は、不揮発メモリ255に退避格納したデータをキャッシュメモリ253に復旧するための処理を行う。
メモリボード250は、ディスク制御装置200のメモリボード用スロットに対して着脱可能になっている。
図2は、本発明の第1実施形態に係るメモリボードの構成図である。
メモリボード250は、メモリコントローラ251と、プロセッサ(プロセサ)252と、キャッシュメモリ253と、共有メモリ254と、不揮発メモリ255と、不揮発メモリ256と、電圧監視制御部257とを有する。
メモリコントローラ251は、接続部240に接続されるとともに、プロセッサ252と、キャッシュメモリ253と、共有メモリ254と、不揮発メモリ255と、不揮発メモリ256とに接続されている。
メモリコントローラ251は、I/Oプロセッサ220、コントロールユニット230又は、プロセッサ252の制御によって、接続部240から送信されるデータをメモリボード250内のメモリ(キャッシュメモリ253、共有メモリ254、不揮発メモリ255、又は不揮発メモリ256)に格納する処理や、メモリボード250内のメモリに格納されたデータを接続部240へ送信する処理や、メモリボード250内のメモリ間でのデータの受け渡しの処理を実行する。また、メモリコントローラ251は、不揮発メモリ255に退避格納するデータについて暗号化する処理を行う。本実施形態では、メモリコントローラ251は、データのデータ量が変わらない暗号化、例えば、シーザー暗号を用いて暗号化している。
電圧監視制御部257は、電源回路400からメモリボード250に供給される電力の電圧を監視し、電圧に異常がないか、例えば、所定の電圧以下でないかを判定し、異常があると判定した場合には、その旨をプロセッサ252に通知すると共に、バッテリ500からの電力がメモリボード250の所定の部位(例えば、プロセッサ252、メモリコントローラ251、キャッシュメモリ253、共有メモリ254、及び不揮発メモリ255、256)へ供給されるように制御する。また、電圧監視制御部257は、後述するデータ退避処理においてバッテリ500からの電力の供給を切断する制御を行う。
キャッシュメモリ253は、揮発メモリ、例えば、DRAM(Dynamic Random Access Memory)である。キャッシュメモリ253は、チャネルアダプタ210により受信されたデータや、ディスクアダプタ270により記憶デバイス310から取得されたデータを一時的に記憶する。キャッシュメモリ253は、例えば、個別に入出力動作が可能な複数のキャッシュメモリデバイスによって構成されている。
プロセッサ252は、共有メモリ254に読み出されたプログラムを実行することにより各種制御処理を実行する。例えば、プロセッサ252は、キャッシュメモリ253に格納されたキャッシュデータを不揮発メモリ255に退避格納する処理を実行する。
共有メモリ254は、揮発メモリであり、各種情報を記憶する。記憶する情報としては、例えば、ホスト装置とのやりとりが行われるデータに関する構成情報261(例えば、データが記憶デバイス310のどこに格納されるかを示す情報)及び制御情報260(例えば、データがキャッシュメモリ253のどこに格納されるかを示す情報)とがある。
不揮発メモリ255及び256は、例えば、フラッシュメモリ、MRAM(Magnetoresistive Random Access Memory)、PRAM(Phase change RAM)等の電源を供給せずともデータを記憶しておくことのできるメモリである。
不揮発メモリ255は、例えば、キャッシュメモリ253や共有メモリ254に格納されたデータを退避格納するために用いられる。本実施形態では、不揮発メモリ255には、ダーティデータを格納することとなるので、当該不揮発メモリ255には、キャッシュメモリ255に格納されたダーティデータを格納することのできるだけの容量を有しておく必要がある。このことは、データ退避を確実に行うためには、不揮発メモリ255の容量によってキャッシュメモリ255に格納させておくことのできるダーティデータの量が決まることを意味している。また、本実施形態では、メモリボード255毎に、キャッシュメモリ253のデータを当該メモリボード250内の不揮発メモリ255に退避格納させることができるので、各メモリボード250毎に確実にデータを退避格納しておくことができる。不揮発メモリ256は、不揮発メモリ255に退避格納されたデータを元の状態に復旧するためのアドレス管理テーブル262と、メモリボード250を一意に識別する固有識別子263(例えば、メモリボード250の製造番号)を記憶する。
次に、共有メモリ254に記憶された構成情報及び制御情報の一例について図面を参照して説明する。
図3は、本発明の第1実施形態に係る制御情報及び構成情報の一例を示す図である。図3Aは、本発明の第1実施形態に係る制御情報の一例を示し、図3Bは、本発明の第1実施形態に係る構成情報の一例を示す。
制御情報260は、図3Aに示すように、論理アドレス2601と、キャッシュアドレス2602と、ステージングbit2603と、ダーティbit2604とを対応付けたレコードを含む。
論理アドレス2601には、データを特定するための論理的なアドレス(論理アドレス)が格納される。論理アドレスとしては、例えば、ホスト装置10から送信されるアクセス要求中のLUN(Logical Unit Number)とLBA(Logical Block Address)との組み合わせがある。本実施形態では、論理アドレスを単位として管理しているので、各レコードが管理するデータのデータ量は、論理アドレスに対応する所定のデータ量となっている。
キャッシュアドレス2602には、対応するデータが格納されているキャッシュメモリ253のアドレスが格納される。
ステージングbit2603には、対応するデータが記憶デバイス310に格納されたデータと一致しているか否かを示すビットが格納される。例えば、ステージングbit2603には、対応するデータが記憶デバイス310に格納されたデータと一致している場合には、“1”が格納され、一致しない場合には、“0”が格納される。
ダーティbit2604には、対応するデータが記憶デバイス310に反映されているデータ(クリーンデータ)か、又は反映されていないデータ(ダーティデータ)かを示すビットが格納される。例えば、ダーティbit2604には、対応するデータがクリーンデータである場合には、“0”が格納され、ダーティデータである場合には、“1”が格納される。ダーティbit2604に“0”が格納されているデータ、すなわちクリーンデータは、記憶デバイス310に存在する。このため、キャッシュメモリ253への電力供給が停止して、キャッシュメモリ253から消去されてしまっても記憶デバイス310から取り出すことができる。したがって、電力供給が停止しても、ディスクサブシステム100からデータが消失してしまうことはない。一方、ダーティbit2604に“1”が格納されているデータ、すなわちダーティデータは、キャッシュメモリ253上に存在するが、記憶デバイス310に反映されていない。このため、キャッシュメモリ253への電力供給が停止してしまうと、データが消失してしまい、ディスクサブシステム100から完全に消失してしまうこととなる。そこで、ディスク制御装置200においては、電圧異常が発生した場合に、ダーティデータをキャッシュメモリ253から不揮発メモリ255に退避することとしている。このように、ダーティデータを不揮発メモリ255に退避させるので、データがディスクサブシステム100から完全に消失してしまうことを防止することができる。本実施形態では、退避する対象をダーティデータとし、クリーンデータを退避する対象としていないので、データの退避に必要な不揮発メモリの容量を低減することができるとともに、データ退避処理を迅速に行うことができる。
構成情報261は、図3Bに示すように、論理アドレス2611と、物理アドレス2612とを対応付けたレコードを含む。
論理アドレス2611には、データを特定するための論理アドレスが格納される。論理アドレスとしては、例えば、ホスト装置10から送信されるアクセスコマンド中のLUN(Logical Unit Number)とLBA(Logical Block Address)との組み合わせがある。物理アドレス2612には、対応する論理アドレスのデータが格納されている記憶デバイス310及び当該記憶デバイス310における格納領域を示す物理的なアドレス(物理アドレス)が格納される。
次に、不揮発メモリ256に格納されたアドレス管理テーブルの一例について図面を参照して説明する。
図4は、本発明の第1実施形態に係るアドレス管理テーブルの一例を示す図である。図4Aは、本発明の第1実施形態に係る制御情報についてのアドレス管理テーブルの一例を示し、図4Bは、本発明の第1実施形態に係る構成情報についてのアドレス管理テーブルの一例を示し、図4Cは、本発明の第1実施形態に係るキャッシュデータについてのアドレス管理テーブルの一例を示す。
アドレス管理テーブル262は、不揮発メモリ255に格納された制御情報のアドレスを管理するための制御情報のアドレス管理テーブル262Aと、不揮発メモリ255に格納された構成情報のアドレスを管理するためのアドレス管理テーブル262Bと、不揮発メモリ255に格納されたキャッシュデータのアドレスを管理するためのアドレス管理テーブル262Cとを含む。
制御情報のアドレス管理テーブル262Aは、不揮発メモリアドレス2621と、共有メモリアドレス2622と、データ長2623とを対応付けたレコードを含む。
不揮発メモリアドレス2621には、制御情報の格納に割り当て可能な不揮発メモリ255上のアドレス(不揮発メモリアドレス)が格納される。共有メモリアドレス2622には、対応する不揮発メモリアドレスからの記憶領域が割り当てられた制御情報が共有メモリ254上で格納されていたアドレス(共有メモリアドレス)が格納される。データ長2623には、対応する制御情報についての不揮発メモリ255上におけるデータ長が格納される。
構成情報のアドレス管理テーブル262Bは、不揮発メモリアドレス2624と、共有メモリアドレス2625と、データ長2626とを対応付けたレコードを含む。
不揮発メモリアドレス2624には、構成情報の格納に割り当て可能な不揮発メモリ255上のアドレス(不揮発メモリアドレス)が格納される。共有メモリアドレス2625には、対応する不揮発メモリアドレスからの記憶領域が割り当てられた構成情報が共有メモリ254上で格納されていたアドレス(共有メモリアドレス)が格納される。データ長2626には、対応する構成情報についての不揮発メモリ255上におけるデータ長が格納される。
キャッシュデータのアドレス管理テーブル262Cは、不揮発メモリアドレス2627と、キャッシュメモリアドレス2628と、データ長2629とを対応付けたレコードを含む。
不揮発メモリアドレス2627には、キャッシュデータの格納に割り当て可能な不揮発メモリ255上のアドレス(不揮発メモリアドレス)が格納される。キャッシュメモリアドレス2628には、対応する不揮発メモリアドレスからの記憶領域が割り当てられたキャッシュデータがキャッシュメモリ253上で格納されていたアドレス(キャッシュメモリアドレス)が格納される。データ長2629には、対応するキャッシュデータについての不揮発メモリ255上におけるデータ長が格納される。
次に、本発明の第1実施形態に係るディスク制御装置の処理動作について説明する。
図5Aは、本発明の第1実施形態に係るライトアクセス要求時処理のフローチャートである。
ライトアクセス要求時処理は、ホスト装置10から送信されたライトアクセス要求をディスクサブシステム100のチャネルアダプタ210がポート211を介して受信し、当該ライトアクセス要求をI/Oプロセッサ220が取得した場合に、実行が開始される。
まず、I/Oプロセッサ220が、チャネルアダプタ210からライトアクセス要求を取得すると(ステップS11)、I/Oプロセッサ220が、ライトアクセス要求の対象のデータ(ライトデータ)をチャネルアダプタ210から取得し、当該ライトデータをキャッシュメモリ253に書き込む(ステップS12)。次いで、I/Oプロセッサ220は、共有メモリ254の構成情報261の当該ライトデータに対応するレコードを更新する(ステップS13)。すなわち、I/Oプロセッサ220は、構成情報261中のライトデータに対応するレコードのキャッシュアドレス2602に、ライトデータを格納したキャッシュメモリ253のキャッシュアドレスを格納し、更に、ダーティbit2604にダーティデータであることを示す“1”を格納する。
次いで、I/Oプロセッサ220は、キャッシュメモリ253に格納されているダーティデータのデータ量を検出し、予め設定されているしきい値(ライトキャッシュしきい値)を超えるか否かを判定する(ステップS14)。ここで、キャッシュメモリ253に格納されているダーティデータのデータ量は、共有メモリ254の構成情報261を参照し、構成情報261のダーティbit2604に“1”が格納されているアドレス数に基づいて検出することができる。また、ライトキャッシュしきい値は、キャッシュメモリ253のダーティデータのデータ量が当該しきい値以下であれば、当該ダーティデータを不揮発メモリ255へ確実に退避格納できることを示すしきい値である。このライトキャッシュしきい値は、例えば、管理者により入力された指示に応じてコントロールユニット230が設定するようにしてもよく、また、コントロールユニット230が不揮発メモリ255のデータ容量に基づいて、一のしきい値に設定するようにしてもよく、また、コントロールユニット230がストレージサブシステム100の動作状態及び不揮発メモリ255のデータ容量に基づいて、動的にしきい値を設定するようにしてもよい。ライトキャッシュしきい値としては、不揮発メモリ255の容量の、例えば、50〜80パーセントの間のいずれかの容量に設定してもよい。
ステップS14での判定の結果、ダーティデータのデータ量がライトキャッシュしきい値を超えると判定した場合(ステップS14のYes)には、I/Oプロセッサ220は、少なくとも一部のダーティデータをデステージさせる(ステップS15)。すなわち、I/Oプロセッサ220は、キャッシュメモリ253のダーティデータの少なくとも一部を記憶デバイス310に格納させる。これによって、当該データは、キャッシュメモリ253の内容が記憶デバイス310に反映されることとなる。なお、デステージさせるダーティデータとしては、例えば、アクセス頻度が少ないダーティデータを対象としてもよく、また、前回のアクセスから最も時間が経過しているダーティデータを対象としてもよい。
次いで、I/Oプロセッサ220は、共有メモリ254の構成情報261のデステージしたデータに対応するレコードを更新する(ステップS16)。すなわち、I/Oプロセッサ220は、構成情報261中のデステージしたデータに対応するレコードのダーティbit2604にクリーンデータであることを示す“0”を格納し、ライトアクセス要求時処理を終了する。これによって、後述するデータ退避処理において、キャッシュメモリ253内のダーティデータを不揮発メモリ255に確実に退避格納できることとなる。
一方、ステップS14での判定の結果、ダーティデータのデータ量がライトキャッシュしきい値を超えないと判定した場合(ステップS14のNo)には、キャッシュメモリ253内のダーティデータが不揮発メモリ255に確実に退避格納できることを示しているので、I/Oプロセッサ220は、ライトアクセス要求時処理を終了する。なお、キャッシュメモリ253のダーティデータを記憶デバイス310に格納するデステージ処理(ステップS15及びステップS16と同様な処理)は、ライトアクセス要求時処理においてだけでなく、例えば、I/Oプロセッサ220の処理負荷が軽い場合等において、適宜I/Oプロセッサ220が実行するようにしてもよい。
図5Bは、本発明の第1実施形態に係るリードアクセス要求時処理のフローチャートである。
リードアクセス要求時処理は、ホスト装置10から送信されたリードアクセス要求をディスクサブシステム100のチャネルアダプタ210がポート211を介して受信し、当該リードアクセス要求をI/Oプロセッサ220が取得した場合に、実行が開始される。
まず、I/Oプロセッサ220が、チャネルアダプタ210からリードアクセス要求を取得すると(ステップS21)、I/Oプロセッサ220が、リードアクセス要求の対象のデータ(リードデータ)がキャッシュメモリ253に格納されているか否かを判定する(ステップS22)。ここで、リードデータがキャッシュメモリ253に格納されているか否かは、例えば、共有メモリ254中の制御情報260に、リードアクセス要求内に含まれる論理アドレスに対応するレコードが格納されているか否かを確認することによって判定することができる。
ステップS22での判定の結果、キャッシュメモリ253に格納されていると判定した場合(ステップS22のYes)には、I/Oプロセッサ220が、キャッシュメモリ253から対応するキャッシュデータを読み出して、チャネルアダプタ210により要求元のホスト装置10に読み出したデータを送信させ(ステップS23)、リードアクセス要求時処理を終了する。
一方、ステップS22での判定の結果、キャッシュメモリ253に格納されていないと判定した場合(ステップS22のNo)には、I/Oプロセッサ220が、対応するデータをステージさせる(ステップS24)。すなわち、I/Oプロセッサ220が、対応するデータを格納している記憶デバイス310から当該データを読み出して、キャッシュメモリ253に格納する。次いで、I/Oプロセッサ220は、共有メモリ254の構成情報261中の読み出したデータに対応するレコードを更新する(ステップS25)。すなわち、I/Oプロセッサ220は、共有メモリ254の制御情報260中に、読み出したデータに対応するレコードを追加し、当該レコードのキャッシュアドレス2602に、読み出したデータを格納したキャッシュメモリ253のキャッシュアドレスを格納し、更に、ダーティbit2604にクリーンデータであることを示す“0”を格納する。そして、I/Oプロセッサ220が、当該キャッシュメモリ253に読み出したデータをチャネルアダプタ210により要求元のホスト装置10に送信させて、リードアクセス要求時処理を終了する。
図6は、本発明の第1実施形態に係るディスクサブシステムにおけるステージ及びデステージを説明する図である。
ステージとは、図6に示すように、記憶デバイス310に格納されたデータをキャッシュメモリ253に格納することをいい、デステージとは、図6に示すように、キャッシュメモリ253に格納されたキャッシュデータを記憶デバイス310に反映させることをいう。
次に、本発明の第1実施形態に係るストレージサブシステム100におけるデータ退避処理を説明する。
図7は、本発明の第1実施形態に係るデータ退避処理のフローチャートである。
データ退避処理は、電圧監視制御部257が、電源障害、例えば、電源回路400から供給される電圧が異常値を示していることを検出したことによって開始される(ステップS31)。電圧監視制御部257は、メモリボード250のプロセッサ252に、電圧異常が発生したことを通知するとともに、メモリボード250の各部に供給する電力を、電源回路400から供給される電力からバッテリ500から供給される電力に切り替える(ステップS32)。これによって、メモリボード250の各部は、バッテリ500から供給される電力によって動作を継続することができる。このため、キャッシュメモリ253及び共有メモリ254は、データの記憶を維持しておくことができる。なお、以下の処理は、バッテリ500の電力がメモリボード250のみに供給されていればよい。このため、バッテリ500に蓄えておくべき電力量を低減することができる。
プロセッサ252は、共有メモリ254の制御情報260を参照し(ステップS33)、キャッシュメモリ253中の1つのキャッシュメモリデバイスを処理対象として未退避のダーティデータがあるか否かを判定する(ステップS34)。
ステップS34の判定の結果、キャッシュメモリデバイスに未退避のダーティデータがあると判定した場合(ステップS34のYes)には、プロセッサ252は、当該キャッシュメモリデバイスからダーティデータを読み出し(ステップS35)、不揮発メモリ256のアドレス管理テーブル262に従って、当該ダーティデータを格納する不揮発メモリ255のアドレス(不揮発メモリアドレス)を決定し、当該不揮発メモリアドレスに対応するレコードのキャッシュメモリアドレス2628に、当該ダーティデータが格納されていたキャッシュメモリ253のアドレスを格納するとともに、データ長2629に、当該ダーティデータのデータ長を格納する(ステップS36)。
次いで、プロセッサ252は、ダーティデータと共に、当該ダーティデータを格納する不揮発メモリアドレスをメモリコントローラ251に渡す。メモリコントローラ251は、プロセッサ252から渡されたダーティデータを暗号化して(ステップS37)、不揮発メモリ255の指定された不揮発メモリアドレスに格納する(ステップS38)。このように、ダーティデータは、暗号化されて不揮発メモリ255に格納されているので、不揮発メモリ255からデータが読取られても、当該データからもとのデータを容易に把握することができないため、情報が漏洩することを適切に防止することができる。
次いで、プロセッサ252は、同じキャッシュメモリデバイスを対象に、上記したステップS33からの処理を繰り返す。このように処理を繰り返すことによって、同じキャッシュメモリデバイスに格納されているすべてのダーティデータを不揮発メモリ255に退避させることができる。
一方、ステップS34の判定の結果、キャッシュメモリデバイスに未退避のダーティデータがないと判定した場合(ステップS34のNo)には、対象のキャッシュメモリデバイスにダーティデータが存在しない、又は当該キャッシュメモリデバイスのすべてのダーティデータを退避させたことを示しているので、プロセッサ252は、電圧監視制御部257により、当該キャッシュメモリデバイスへの電力供給を切断させ(ステップS39)、ダーティデータを退避する処理の対象となる他のキャッシュメモリデバイスがあるか否かを判定する(ステップS40)。
ステップS40の結果、ダーティデータを退避する処理の対象となる他のキャッシュメモリデバイスがある場合(ステップS40のYes)には、他のキャッシュメモリデバイスに対して上記同様のステップS33からの処理を実行する。
一方、ステップS40の結果、ダーティデータを退避する処理の対象となる他のキャッシュメモリデバイスがない場合(ステップS40のNo)には、キャッシュメモリ253のすべてのダーティデータの退避が完了したことを意味しているので、プロセッサ252は、共有メモリ254から構成情報261と、制御情報260のうちのダーティデータに関する制御情報を読み出し(ステップS41)、不揮発メモリ256の制御情報のアドレス管理テーブル262A及び構成情報のアドレス管理テーブル262Bに従って、構成情報及び制御情報を格納する不揮発メモリ255のアドレス(不揮発メモリアドレス)を決定し、当該不揮発メモリアドレスに対応するレコードの共有メモリアドレス2622、2625に、当該構成情報又は制御情報が格納されていた共有メモリ254のアドレスを格納するとともに、データ長2623、2626に、当該構成情報又は制御情報のデータ長を格納する(ステップS42)。
次いで、プロセッサ252は、構成情報及び制御情報と共に、当該構成情報及び制御情報を格納する不揮発メモリアドレスをメモリコントローラ251に渡す。メモリコントローラ251は、プロセッサ252から渡された構成情報及び制御情報を暗号化して(ステップS43)、不揮発メモリ255の指定された不揮発メモリアドレスに格納する(ステップS44)。次いで、プロセッサ252は、電圧監視制御部257により、当該メモリボード250への電力供給を切断させる(ステップS45)。
本実施形態においては、上記データ退避処理に係るメモリコントローラ251、キャッシュメモリ253、共有メモリ254、不揮発メモリ255、256、及びプロセッサ252が同一のメモリボード上250にあるので、データ退避処理を迅速に行うことができる。
図8は、本発明の第1実施形態に係るデータの退避を説明する図である。
上記した図7に示すデータ退避処理が実行されると、キャッシュメモリ253に格納されたダーティデータであるデータd2が不揮発メモリ255に退避される。また、共有メモリ254の構成情報261も不揮発メモリ255に退避される。また、共有メモリ254の制御情報260の内でデータd2の制御情報も不揮発メモリ255に退避される。この際には、不揮発メモリ256には、不揮発メモリ255に退避させた、データd2、構成情報、及び制御情報の元の格納先を示すアドレス管理テーブル262が格納される。
図9は、本発明の第1実施形態に係るデータ復旧処理のフローチャートである。
データ復旧処理は、ディスク制御装置200の電源が復帰した場合に開始され(ステップS51)、まず、I/Oプロセッサ220が、不揮発メモリ256内のアドレス管理テーブル262を参照し(ステップS52)、復旧すべきデータ等(キャッシュデータ、構成情報、制御情報)が格納されているか否かを判定する(ステップS53)。なお、データ等が格納されているか否かは、アドレス管理テーブル262の共有メモリアドレス2622、2625、又はキャッシュメモリアドレス2628にアドレスが格納されているか否かによって判定できる。
この判定の結果、復旧すべきデータ等が格納されている場合(ステップS53のYes)には、I/Oプロセッサ220は、メモリコントローラ251にアドレス管理テーブル262に従って不揮発メモリ255の対応するアドレスからデータ等をリードさせ、更に当該リードしたデータ等を復号化させ、該当するデータ等のアドレスを揮発メモリ(キャッシュメモリ253又は共有メモリ254)用のアドレスに変換する(ステップS56)。すなわち、アドレス管理テーブル262から対応するデータ等の共有メモリアドレス2622、2625、又はキャッシュメモリアドレス2628を取得する。
次いで、I/Oプロセッサ220は、メモリコントローラ251により、変換したアドレスに基づいてデータ等を共有メモリ254又はキャッシュメモリ253に書き込ませ(ステップS57)、復旧すべき他のデータ等があるか否かを判定し(ステップS58)、復旧すべき他のデータがある場合(ステップS58のYes)には、上記ステップS54からの処理を繰り返し実行することにより、データ退避前のダーティデータ及びダーティデータに関する構成情報及び制御情報を元の状態に復旧する。これにより、ダーティデータについてデータ退避前と同様に各種処理に利用することができるようになる。
一方、復旧すべきデータ等が格納されていない場合(ステップS53のNo)、又は復旧すべき全てのデータの復旧を終えた場合(ステップS58のNo)には、通常のI/O処理に移行する(ステップS59)。
本実施形態にかかるメモリボード250は、上述のようにディスク制御装置200に対して着脱可能であり、また、メモリボード250の不揮発メモリ255には、キャッシュデータが退避される。このため、キャッシュデータが退避されたメモリボード250がディスク制御装置200から取り外されて、他のディスク制御装置200に装着されるとキャッシュデータの内容が漏洩してしまう虞がある。そこで、本実施形態では、以下のデータ復旧判定処理を実行するようにして、メモリボード250に退避されているデータが漏洩しないようにしている。
図10は、本発明の第1実施形態に係るデータ復旧判定処理のフローチャートである。
I/Oプロセッサ220は、ディスク制御装置200のメモリボードスロットにメモリボード250が挿入されたことを検出すると(ステップS61)、装着されたメモリボード250の不揮発メモリ256からメモリボード250の固有識別子263を取得し、当該固有識別子263と、当該メモリボード250が装着されたスロットの番号とに基づいてデータ復旧の要否を判定する(ステップS62)。本実施形態では、I/Oプロセッサ220は、コントロールユニット230から以前に装着されていたメモリボード250の固有識別子及びスロット番号を取得し、新たに装着されたメモリボード250の固有識別子263及びスロット番号と一致するか否かにより復旧の要否を判定している。すなわち、固有識別子263及びスロット番号が一致する場合には、メモリボード250を一時的に取り除き、同一のメモリボード250を再び同じスロットに挿入したことを意味しているので、データの復旧を行うこととし、固有識別子263が違う場合には、メモリボードが当該ディスク制御装置200に以前に装着されていたものではないので、当該メモリボードのデータが漏洩することを防止するためにデータの復旧を行わず、また、固有識別子が同じでもスロット番号が違うと、データ退避時とは違う接続をしていることを意味しているので、データの復旧を行わないこととしている。
上記判定の結果、データ復旧が必要ないと判定した場合(ステップS63のNo)には、確実にデータの漏洩を防止するために、I/Oプロセッサ220は、メモリコントローラ251により、不揮発メモリ255のデータを初期化し、例えば、全ての記憶領域に“0”を書き込み(ステップS64)、通常I/Oの処理へ移行する(ステップS66)。
一方、データ復旧が必要あると判定した場合(ステップS63のYes)には、データ復旧処理(ステップS65:図9のステップS52以降の処理と同様)を実行し、通常I/Oの処理へ移行する(ステップS66)。
次に、上記第1実施形態に係る計算機システムの変形例について説明する。
図11は、本発明の変形例に係る計算機システムの構成図である。なお、第1実施形態と同様な機能部分には、同一番号を付し、説明を省略する。
変形例に係るディスクサブシステム101のディスク制御装置201は、第1実施形態に係るディスク制御装置200におけるチャネルアダプタ210に代えてチャネルアダプタ212を備え、ディスクアダプタ270に代えてディスクアダプタ272を備え、メモリボード250の共有メモリ254をメモリボード250と異なる共有メモリボード265に備え、I/Oプロセッサ220を取り除いた構成となっている。
チャネルアダプタ212は、チャネルアダプタ210に対してプロセッサ213を更に備えている。ディスクアダプタ272は、ディスクアダプタ270にプロセッサ273を更に備えている。プロセッサ213及びプロセッサ273は、I/Oプロセッサ220によって実現されていた処理を分散して実行する。
このようなディスク制御装置201においても、上記した図7、図9、図10と同様な処理を実行することができ、同様な効果を得ることができる。この場合においては、図7、図9においてプロセッサ252が実行していた処理は、例えば、プロセッサ213、273のいずれかが実行すればよく、また、図10におけるI/Oプロセッサ220の処理は、例えば、プロセッサ213、273のいずれかが実行すればよい。
<第2実施形態>
図12は、本発明の第2実施形態に係る計算機システムの構成図である。なお、第1実施形態と同様な機能部分には、同一番号を付すこととする。
ディスク制御装置202は、同一の構成を有する複数のクラスタ203を有している。各クラスタ203は、例えば、一つの制御ボードサブシステム制御ボードにより構成され、チャネルアダプタ210と、I/Oプロセッサ280と、サブシステムコントローラ281と、揮発メモリ282と、不揮発メモリ283と、ディスクアダプタ270と、電圧監視制御部257とを有している。
電源回路400は、例えば、外部の商用電源から供給される電力をディスク制御装置202の各部に供給する。本実施形態では、電源回路400は、多重化されておらず、複数のクラスタ203の各部に電力を供給するようになっている。なお、電源回路400を複数備えるようにして、それぞれが各クラスタ203に電力を供給するようにしてもよい。
バッテリ500は、電力を蓄積しており、ディスク制御装置202の所定の部位に供給できるようになっている。本実施形態では、本実施形態では、バッテリ500は、多重化されておらず、複数のクラスタ203の所定の部位に電力を供給するようになっている。なお、バッテリ500を複数備えるようにして、それぞれが各クラスタ203の所定の部位に電力を供給するようにしてもよい。
I/Oプロセッサ280は、揮発メモリ282に読み出されたプログラムを実行することによりクラスタ203の全体の動作を制御する。I/Oプロセッサ280は、チャネルアダプタ210と、揮発メモリ282と、不揮発メモリ283と、ディスクアダプタ270との間でのサブシステムコントローラ281によるデータの受け渡しを制御する。例えば、チャネルアダプタ210が受信したデータを揮発メモリ282に格納させる制御を行う。また、I/Oプロセッサ280は、揮発メモリ282に格納されたデータを、ディスクアダプタ270に渡したり、チャネルアダプタ210に渡したりする制御を行う。また、I/Oプロセッサ280は、ディスクアダプタ270が記憶デバイス310から取得したデータを揮発メモリ282に格納させる制御を行う。また、I/Oプロセッサ280は、不揮発メモリ283に退避格納したデータを揮発メモリ282に復旧するための処理を行う。
サブシステムコントローラ281は、チャネルアダプタ210、ディスクアダプタ270、揮発メモリ282、不揮発メモリ283、プロセッサ280、及び他のクラスタ203のサブシステムコントローラ281に接続されており、各部でやりとりするデータの中継を行う。この構成により、サブシステムコントローラ281は、I/Oプロセッサ280の制御によって、チャネルアダプタ210を介してホスト装置10から受信したライトデータを揮発メモリ282に格納させると共に、ライトデータを他のクラスタ203のサブシステムコントローラ281に送信して、ライトデータを他のクラスタ203側の揮発メモリ282に格納させることができる。また、本実施形態では、サブシステムコントローラ281は、I/Oプロセッサ280の制御によって、データを他のクラスタ203のサブシステムコントローラ281に送信して、他のクラスタ203の不揮発メモリ283に格納させることや、他のクラスタ203の不揮発メモリ283からデータを読み出すことができる。
また、サブシステムコントローラ281は、不揮発メモリ283の複数の不揮発メモリデバイス2831(図13参照)により構成されるRAIDグループへのデータ格納処理を実行する。例えば、サブシステムコントローラ281は、RAIDグループに格納する際には、格納対象のデータを所定のデータ単位に分割すると共に、複数個(例えば、3つ)のデータ単位毎に、それらデータ単位毎のパリティをパリティ生成回路2811により生成し、これら複数個のデータ単位と作成したパリティとをRAIDグループ内の異なる不揮発メモリデバイス2831に格納する。本実施形態では、サブシステムコントローラ281は、データ単位と、パリティとを暗号化して不揮発メモリデバイス2831に格納する。
次に、揮発メモリ282及び不揮発メモリ283について詳細に説明する。
図13は、本発明の第2実施形態に係るストレージ制御装置の一部を詳細に説明する図である。
揮発メモリ282は、第1実施形態の共有メモリ254及びキャッシュメモリ253と同様な各種情報を記憶する。記憶する情報としては、例えば、ホスト装置10とのやりとりが行われるデータに関する構成情報261(例えば、記憶デバイス310のどこに格納されるかを示す情報)及び制御情報260(例えば、揮発メモリ282のどこに格納されるかを示す情報)とがある。また、揮発メモリ282は、チャネルアダプタ210により受信されたデータや、ディスクアダプタ270により記憶デバイス310から取得されたデータを一時的に記憶する。揮発メモリ282は、例えば、個別に入出力動作が可能な複数の揮発メモリデバイスによって構成されている。
不揮発メモリ283は、例えば、フラッシュメモリ、MRAM(Magnetoresistive Random Access Memory)、PRAM(Phase change RAM)等の電源を供給せずともデータを記憶しておくことのできるメモリである。不揮発メモリ283は、複数の不揮発メモリデバイス2831によって構成されている。不揮発メモリ283は、例えば、揮発メモリ282に格納されたデータ(キャッシュデータ、構成情報、制御情報)を退避格納するために用いられる。本実施形態では、キャッシュデータ、構成情報、及び制御情報については、複数のクラスタ203の不揮発メモリ283の複数の不揮発メモリデバイス2831によって構成されたRAIDグループに対して格納するようにしている。RAIDグループに格納する際には、例えば、RAIDレベル2〜5のいずれであってもよい。これらのRAIDレベルであれば、不揮発メモリ283に必要となる容量を抑えつつ、データの信頼性を向上することができる。また、不揮発メモリ283は、不揮発メモリ283に退避格納されたデータを元の状態に復旧するためのアドレス管理テーブル262を記憶する。なお、アドレス管理テーブル262における不揮発メモリアドレス2621、2624、2627は、第2実施形態では、不揮発メモリ283の物理的なアドレスでなく、RAIDグループの論理的な記憶領域でのアドレス(論理アドレス)となっている。サブシステムコントローラ281は、この論理アドレスから物理的なアドレス(すなわち、どの不揮発メモリデバイス2831(他のクラスタ203の不揮発メモリデバイス2831も含む)のどのアドレスであるか)を特定することができるようになっている。また、アドレス管理テーブル262の共有メモリアドレス2622、共有メモリアドレス2625、及びキャッシュメモリアドレス2628には、揮発メモリ282におけるアドレスが格納される。
図14は、本発明の第2実施形態に係るデータ退避処理のフローチャートである。
データ退避処理は、電圧監視制御部257が、電源障害、例えば、電源回路400から供給される電圧が異常値を示していることを検出したことによって開始される(ステップS71)。電圧監視制御部257は、I/Oプロセッサ280に、電圧異常が発生したことを通知するとともに、クラスタ203(サブシステム制御ボード)の各部に供給する電力を、電源回路400から供給される電力からバッテリ500から供給される電力に切り替える(ステップS72)。これによって、サブシステム制御ボードの各部は、バッテリ500から供給される電力によって動作を継続することができる。このため、揮発メモリ282は、データの記憶を維持しておくことができる。
I/Oプロセッサ280は、揮発メモリ282の制御情報260を参照し(ステップS73)、揮発メモリ282中の1つの揮発メモリデバイスを処理対象として未退避のダーティデータがあるか否かを判定する(ステップS74)。
ステップS74の判定の結果、揮発メモリデバイスに未退避のダーティデータがあると判定した場合(ステップS74のYes)には、I/Oプロセッサ280は、当該揮発メモリデバイスからダーティデータを読み出し(ステップS75)、不揮発メモリ283のアドレス管理テーブル262に従って、当該ダーティデータを格納する不揮発メモリ283の論理アドレスを決定し、当該不揮発メモリ283の論理アドレスに対応するレコードのキャッシュメモリアドレス2628に、当該ダーティデータが格納されていた揮発メモリ282のアドレスを格納し、また、データ長2629に当該ダーティデータのデータ長を格納する(ステップS76)。
次いで、I/Oプロセッサ280は、ダーティデータと共に、当該ダーティデータを格納する不揮発メモリ283の論理アドレスをサブシステムコントローラ281に渡す。サブシステムコントローラ281は、I/Oプロセッサ280から渡されたダーティデータを所定の大きさ(データ量)のデータ単位に分割して、複数のデータ単位毎に、それらデータ単位に対応するパリティを生成し(ステップS77)、複数のデータ単位及び作成したパリティを暗号化する(ステップS78)。次いで、サブシステムコントローラ281は、指定された不揮発メモリ283の論理アドレスに基づいて、各データ単位及びパリティのそれぞれを格納する物理アドレスを特定し、対応する物理アドレスが示す不揮発メモリデバイス2831に各データ単位及びパリティを格納する(ステップS79)。本実施形態では、他のクラスタ203の不揮発メモリデバイス2813にも格納される。これによって、データ及びそれらデータに対応するパリティが複数の不揮発メモリデバイス2831に亘って分散して格納されることになる。したがって、いずれか1つの不揮発メモリデバイス2831に障害が発生しても元のデータが復元できることとなる。また、ダーティデータは、暗号化されて不揮発メモリ283に格納されているので、不揮発メモリ283からデータが読取られても、当該データからもとのデータを容易に把握することができないため、情報が漏洩することを適切に防止することができる。
次いで、I/Oプロセッサ280は、同じ揮発メモリデバイスを対象に、上記したステップS73からの処理を繰り返す。このように処理を繰り返すことによって、同じ揮発メモリデバイスに格納されているすべてのダーティデータを不揮発メモリ283に退避させることができる。
一方、ステップS74の判定の結果、揮発メモリデバイスに未退避のダーティデータがないと判定した場合(ステップS74のNo)には、対象の揮発メモリデバイスにダーティデータが存在しない、又は当該揮発メモリデバイスのすべてのダーティデータを退避させたことを示しているので、I/Oプロセッサ280は、電圧監視制御部257により、当該揮発メモリデバイスへの電力供給を切断させ(ステップS80)、ダーティデータを退避する処理の対象となる他の揮発メモリデバイスがあるか否かを判定する(ステップS81)。
ステップS81の結果、ダーティデータを退避する処理の対象となる他の揮発メモリデバイスがある場合(ステップS81のYes)には、他の揮発メモリデバイスに対して上記同様のステップS73からの処理を実行する。
一方、ステップS81の結果、ダーティデータを退避する処理の対象となる他の揮発メモリデバイスがない場合(ステップS81のNo)には、揮発メモリ282のすべてのダーティデータの退避が完了したことを意味しているので、I/Oプロセッサ280は、揮発メモリ282から構成情報261と、制御情報260のうちのダーティデータに関する制御情報を読み出し(ステップS81)、不揮発メモリ283のアドレス管理テーブル262に従って、当該構成情報261及び制御情報260を格納する不揮発メモリ283の論理アドレスを決定し、当該不揮発メモリの論理アドレスに対応するレコードの共有メモリアドレス2622又は2625に、当該構成情報261又は制御情報260が格納されていた揮発メモリ282のアドレスを格納し、また、データ長2623、2626に当該構成情報261又は制御情報260のデータ長を格納する(ステップS83)。
次いで、I/Oプロセッサ280は、構成情報261及び制御情報260と共に、格納する不揮発メモリ283の論理アドレスをサブシステムコントローラ281に渡す。サブシステムコントローラ281は、I/Oプロセッサ280から渡された構成情報261及び制御情報260を所定の大きさ(データ量)のデータ単位に分割して、所定数のデータ単位毎に、それらデータ単位に対応するパリティを生成し(ステップS84)、複数のデータ単位及び作成したパリティを暗号化する(ステップS85)。次いで、サブシステムコントローラ281は、指定された不揮発メモリ283の論理アドレスに基づいて、各データ単位及びパリティのそれぞれを格納する物理アドレスを特定し、対応する物理アドレスが示す不揮発メモリデバイス2831に各データ単位及びパリティを格納する(ステップS86)。これによって、データ及びそれらデータに対応するパリティが複数の不揮発メモリデバイス2831に亘って分散して格納されることになる。したがって、いずれか1つの不揮発メモリデバイス2831に障害が発生しても元のデータが復元できることとなる。
次いで、I/Oプロセッサ280は、電圧監視制御部257により、クラスタ203のすべての部位への電力供給を切断させる(ステップS87)。
図15は、本発明の第2実施形態に係るデータ復旧処理のフローチャートである。
データ復旧処理は、ディスク制御装置202の電源が復帰した場合に開始され(ステップS91)、まず、I/Oプロセッサ280が、不揮発メモリ283内のアドレス管理テーブル262を参照し(ステップS92)、復旧すべきデータ等(キャッシュデータ、構成情報、及び制御情報)が格納されているか否かを判定する(ステップS93)。なお、データ等が格納されているか否かは、アドレス管理テーブル262の共有メモリアドレス2622、2625、又はキャッシュメモリアドレス2628にアドレスが格納されているか否かによって判定できる。
この判定の結果、復旧すべきデータ等が格納されている場合(ステップS93のYes)には、I/Oプロセッサ280は、サブシステムコントローラ281にアドレス管理テーブル262から取得した不揮発メモリ283の論理アドレスを渡す。サブシステムコントローラ281は、当該論理アドレスに対応する物理アドレスを特定し、当該物理アドレスが示す不揮発メモリ283からデータ等をリードし、更に当該リードしたデータ等を復号化し(ステップS95)、各データ等のパリティチェックを行う(ステップS96)。これによって、所定数のデータ単位と、これに対応するパリティとが所定の関係を有する場合には、データが正しいことを意味しているのでそのまま次の処理を行う一方、所定の関係を有していない場合には、データを再生して次の処理を行う。
次いで、サブシステムコントローラ281は、複数のデータ単位をもとの並びに並べることによりもとのデータにし、I/Oプロセッサ280に渡す。I/Oプロセッサ280は、アドレス管理テーブル262の共有メモリアドレス2622、共有メモリアドレス2625、又はキャッシュメモリアドレス2628からデータが退避時に格納されていた揮発メモリ282のアドレスを取得する(ステップS97)。次いで、I/Oプロセッサ280は、サブシステムコントローラ281により、取得した揮発メモリ282のアドレスに不揮発メモリ283から取得したデータを格納させる(ステップS98)。なお、本実施形態では、他のクラスタのサブシステムコントローラ281に対しても、同様に、他のクラスタ203の揮発メモリ282に対してデータを格納させる。これにより、複数のクラスタの不揮発メモリ282の状態を同じにすることができる。
次いで、I/Oプロセッサ280は、復旧すべき他のデータ等があるか否かを判定し(ステップS99)、復旧すべき他のデータがある場合(ステップS99のYes)には、上記ステップS94からの処理を繰り返し実行することにより、データ退避前のダーティデータ及ぶダーティデータに関する構成情報及び制御情報を元の状態に復旧する。これにより、ダーティデータについてデータ退避前と同様に各種処理に利用することができるようになる。
一方、復旧すべきデータ等が格納されていない場合(ステップS93のNo)、又は復旧すべき全てのデータの復旧を終えた場合(ステップS99のNo)には、通常のI/O処理に移行する(ステップS100)。
以上、本発明を一実施形態に基づいて説明したが、本発明は上述した実施形態に限られず、他の様々な態様に適用可能である。
例えば、上記各実施形態おいて、記憶デバイス310として、ハードディスクドライブ(HDD)を用いた例を示していたが、本発明はこれに限られず、例えば、ハードディスクドライブの少なくとも一部、又は全部を、DVDドライブ、磁気テープドライブ、フラッシュメモリデバイス等のデータを記憶可能な他の記憶デバイスに置き換えるようにしてもよい。
また、上記第1実施形態において、共有メモリ254を揮発メモリとして説明していたが、本発明はこれに限られず、例えば、不揮発メモリとしてもよい。共有メモリ254を不揮発メモリとした場合にあっては、データ退避を行う際に制御情報260、構成情報261の退避処理を行わずに済む。
また、上記第1実施形態では、キャッシュメモリ253と共有メモリ254とを物理的に分離した構成として説明したが、これに限られず、キャッシュメモリ253と共有メモリ254とを1つの集合体としてもよい。
また、上記第1実施形態では、不揮発メモリ255と不揮発メモリ256とを物理的に分離した構成として説明したが、これに限られず、不揮発メモリを1つの集合体として構成してもよい。
上記各実施形態では、データ量が変化しない暗号化を用いていたが、本発明はこれに限られず、例えば、データ量が変化する暗号化を行うようにしてもよい。なお、この場合には、アドレス管理テーブル262に格納するデータ長を暗号化後のデータ長にするようにする必要がある。
また、上記各実施形態において、キャッシュメモリ253のダーティデータをそのままのデータ長で不揮発メモリ255に格納していたが、本発明はこれに限られず、例えば、キャッシュメモリ253のダーティデータを圧縮した後に、不揮発メモリ255に格納するようにしてもよい。このようにすると、不揮発メモリ255における記憶効率を向上させることができると共に、不揮発メモリ255への書き込み処理に要する時間を短縮することができる。
また、上記第2実施形態において、各クラスタ203に同様に不揮発メモリ283を備えるようにし、複数のクラスタ203の不揮発メモリ283により構成されたRAIDグループにダーティデータを退避するようにしていたが、本発明はこれに限られず、例えば、一方のクラスタ203にのみ不揮発メモリ283を備え、ダーティデータの退避に用いるようにしてもよい。
本発明の第1実施形態に係る計算機システムの構成図である。 本発明の第1実施形態に係るメモリボードの構成図である。 図3Aは、本発明の第1実施形態に係る制御情報及び構成情報の一例を示す図である。図3Bは、本発明の第1実施形態に係る制御情報及び構成情報の一例を示す図である。 図4Aは、本発明の第1実施形態に係る制御情報についてのアドレス管理テーブルの一例を示す図である。図4Bは、本発明の第1実施形態に係る構成情報についてのアドレス管理テーブルの一例を示す図である。図4Cは、本発明の第1実施形態に係るキャッシュデータについてのアドレス管理テーブルの一例を示す図である。 図5Aは、本発明の第1実施形態に係るライトアクセス要求時処理のフローチャートである。図5Bは、本発明の第1実施形態に係るリードアクセス要求時処理のフローチャートである。 本発明の第1実施形態に係るディスクサブシステムにおけるステージ及びデステージを説明する図である。 本発明の第1実施形態に係るデータ退避処理のフローチャートである。 本発明の第1実施形態に係るデータの退避を説明する図である。 本発明の第1実施形態に係るデータ復旧処理のフローチャートである。 本発明の第1実施形態に係るデータ復旧判定処理のフローチャートである。 本発明の変形例に係る計算機システムの構成図である。 本発明の第2実施形態に係る計算機システムの構成図である。 本発明の第2実施形態に係るストレージ制御装置の一部を詳細に説明する図である。 本発明の第2実施形態に係るデータ退避処理のフローチャートである。 本発明の第2実施形態に係るデータ復旧処理のフローチャートである。
符号の説明
10 ホスト装置、20 ネットワーク、100 ディスクサブシステム、200 ディスク制御装置、210 チャネルアダプタ、220 I/Oプロセッサ、230 コントロールユニット、240 接続部、250 メモリボード、251 メモリコントローラ、252 プロセッサ、253 キャッシュメモリ、254 共有メモリ、255 不揮発メモリ、256 不揮発メモリ、257 電圧監視制御部、270 ディスクアダプタ、300 記憶装置、310 記憶デバイス、400 電源回路、500 バッテリ。

Claims (20)

  1. 外部装置からライトアクセス要求を受信し、ライトアクセス要求対象のデータを記憶装置へ書き込む制御を行うストレージ制御装置であって、
    電源からの電力の供給を行う電力供給部と、
    電力を供給可能に蓄えるバッテリと、
    電力の供給を受けてデータを記憶可能な揮発メモリであるキャッシュメモリと、
    電力の供給を受けずともデータを記憶し続けることのできる不揮発メモリと、
    前記電力の供給を受けて、ライトアクセス要求を受信する要求受信部と、
    前記ライトアクセス要求の対象のデータをキャッシュデータとして前記キャッシュメモリに格納する第1データ格納部と、
    前記キャッシュメモリの前記キャッシュデータのうちの前記記録装置への反映がされていないダーティデータのデータ量が所定のしきい値を超えるか否かを判定する判定部と、
    前記しきい値を超えると判定された場合に、前記キャッシュメモリの前記ダーティデータの少なくとも一部を前記記憶装置へ格納する第2データ格納部と、
    前記電力供給部から供給される電力の電圧異常を検出する電源監視部と、
    前記電源監視部により前記電圧異常が検出された場合に、前記バッテリからの前記電力の供給を受けて、前記キャッシュメモリに格納されているダーティデータを前記不揮発メモリに退避させる退避格納部と、
    前記電源監視部により前記電圧異常が検出された場合に、前記バッテリからの電力を用いて前記キャッシュメモリ及び前記退避格納部への電力の供給を維持する電力供給制御部と
    を有するストレージ制御装置。
  2. 前記しきい値は、前記不揮発メモリの容量に基づいて決定されている請求項1に記載のストレージ制御装置。
  3. 前記しきい値を前記不揮発メモリの容量に基づいて決定するしきい値決定部を有する請求項2に記載のストレージ制御装置。
  4. 前記退避格納部は、前記ダーティデータを暗号化して前記不揮発メモリに退避させる請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のストレージ制御装置。
  5. 前記退避格納部は、前記ダーティデータのデータ量を変化させない暗号化を実行する請求項4に記載のストレージ制御装置。
  6. 前記退避格納部は、前記ダーティデータを圧縮して前記不揮発メモリに退避させる請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載のストレージ制御装置。
  7. 前記ダーティデータの前記キャッシュメモリにおける格納先情報を前記不揮発メモリに退避させる格納先情報格納部を更に有する請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載のストレージ制御装置。
  8. 前記不揮発メモリに退避されたダーティデータを、前記キャッシュメモリに復旧させるデータ復旧部を更に有する請求項1乃至請求項7のいずれか1項に記載のストレージ制御装置。
  9. 前記不揮発メモリを保持するメモリボードを着脱可能であり、
    装着されていた前記メモリボードの第1識別情報を保持する装着ボード情報保持部と、
    不揮発メモリを保持するメモリボードが新たに装着されたことを検出する装着検出部と、
    前記新たに装着されたメモリボードの第2識別情報を取得するボード情報取得部と、
    取得した前記第2識別情報と、前記装着ボード情報保持部が保持する前記第1識別情報とが一致するか否かを判定する装着判定部と、
    一致しないと判定した場合に、前記データ復旧部によるダーティデータの復旧をさせずに、前記新たに装着されたメモリボードの不揮発メモリのデータの初期化を実行する初期化部とを有する請求項8に記載のストレージ制御装置。
  10. 前記不揮発メモリを保持するメモリボードを着脱可能な複数のスロットを備え、
    前記装着ボード情報保持部は、前記第1識別情報と、前記第1識別情報のメモリボードが装着されていたスロットの第1スロット識別情報とを対応付けて記憶し、
    前記ボード情報取得部は、前記第2識別情報と、当該第2識別情報のメモリボードが装着されたスロットの第2スロット識別情報とを取得し、
    前記装着判定部は、前記第1識別情報及び前記第1スロット識別情報と、前記第2識別情報及び前記第2スロット識別情報とが一致するか否かを判定し、
    前記初期化部は、前記第1識別情報及び前記第1スロット識別情報と、前記第2識別情報及び前記第2スロット識別情報とが一致しない場合に、前記データ復旧部によるダーティデータの復旧をさせずに、前記新たに装着されたメモリボードの不揮発メモリのデータの初期化を実行する
    請求項9に記載のストレージ制御装置。
  11. 前記不揮発メモリは、複数の不揮発メモリデバイスを有し、
    前記退避格納部は、前記複数の不揮発メモリデバイスによって構成されるRAIDグループに対して、前記ダーティデータを格納する請求項1乃至請求項10のいずれか1項に記載のストレージ制御装置。
  12. 前記退避格納部は、前記ダーティデータを所定の大きさの複数のデータ単位に分割して、前記RAIDグループの複数の前記不揮発メモリデバイスに分散させて格納するとともに、所定数のデータ単位のデータに基づいて作成されるパリティを前記RAIDグループの前記不揮発メモリデバイスに格納する請求項11に記載のストレージ制御装置。
  13. 前記電力供給制御部は、前記ダーティデータの前記不揮発メモリへの退避が終了した後に、前記バッテリから前記揮発メモリへの電力供給を切断する
    請求項1乃至請求項12のいずれか1項に記載のストレージ制御装置。
  14. 前記キャッシュメモリは、複数の揮発メモリデバイスにより構成されており、
    前記電力供給制御部は、前記退避格納部により前記ダーティデータの退避を終えた各前記揮発メモリデバイスから電力供給を逐次切断していく
    請求項1乃至請求項13のいずれか1項に記載のストレージ制御装置。
  15. 前記電力供給制御部は、前記電源監視部により前記電圧異常が検出された場合に、前記要求受信部に電力を供給することなく、前記キャッシュメモリ及び前記退避格納部に電力を供給する
    請求項1乃至請求項14のいずれか1項に記載のストレージ制御装置。
  16. 前記キャッシュメモリ、前記不揮発メモリ、前記退避格納部、及び前記電力供給制御部は、同一のボードに備えられ、
    前記バッテリは、前記ボードに対して電力を供給可能となっている
    請求項15に記載のストレージ制御装置。
  17. 前記退避格納部と前記第2データ格納部とは、異なるデバイスによって構成されており、
    前記電力供給制御部は、前記電源監視部により前記電圧異常が検出された場合に、前記第2データ格納部に電力を供給することなく、前記退避格納部に電力を供給する
    請求項1乃至請求項16のいずれか1項に記載のストレージ制御装置。
  18. 前記キャッシュメモリ及び前記不揮発メモリの組を複数有し、
    前記第1データ格納部は、前記ライトアクセス要求対象のデータを各組の前記キャッシュメモリのそれぞれに格納し、
    前記退避格納部は、前記電源監視部により前記電圧異常が検出された場合に、前記バッテリからの前記電力の供給を受けて、前記複数のキャッシュメモリのいずれか1つのキャッシュメモリからダーティデータを読み出して、前記複数の不揮発メモリに分散させて退避させる
    請求項1乃至請求項17のいずれか1項に記載のストレージ制御装置。
  19. 外部装置からライトアクセス要求を受信し、ライトアクセス要求対象のデータを記憶装置へ書き込む制御を行うストレージ制御装置によるデータ管理方法であって、
    前記ストレージ制御装置は、電源からの電力の供給を行う電力供給部と、電力を供給可能に蓄えるバッテリと、電力の供給を受けてデータを記憶可能な揮発メモリであるキャッシュメモリと、電力の供給を受けずともデータを記憶し続けることのできる不揮発メモリと、前記電力供給部から供給される電力の電圧異常を検出する電源監視部とを備えており、
    ライトアクセス要求を受信し、前記ライトアクセス要求の対象のデータをキャッシュデータとして前記キャッシュメモリに格納し、前記キャッシュメモリの前記キャッシュデータのうちの前記記録装置への反映がされていないダーティデータのデータ量が所定のしきい値を超えるか否かを判定し、前記しきい値を超えると判定された場合に、前記キャッシュメモリの前記ダーティデータの少なくとも一部を前記記憶装置へ格納し、前記電源監視部により前記電圧異常が検出された場合に、前記バッテリからの電力を用いて前記キャッシュメモリへの電力の供給を維持させ、前記バッテリからの前記電力の供給を受けて、前記キャッシュメモリに格納されているダーティデータを前記不揮発メモリに退避させる
    データ管理方法。
  20. 外部装置からライトアクセス要求を受信し、ライトアクセス要求対象のデータを記憶装置へ書き込む制御を行うストレージ制御装置であって、
    電源からの電力の供給を行う電源回路と、
    電力を供給可能に蓄えるバッテリと、
    電力の供給を受けてデータを記憶可能な揮発メモリであるキャッシュメモリと、
    電力の供給を受けずともデータを記憶し続けることのできる不揮発メモリと、
    前記外部装置からのライトアクセス要求を受信するインタフェースと、
    前記インタフェースに接続されるとともに、前記キャッシュメモリとのデータの入出力可能な第1プロセッサと、
    前記キャッシュメモリと前記不揮発メモリとの間でデータの入出力可能な第2プロセッサと、
    前記電源回路からの電圧異常を検出する電源監視制御部と、
    を備え、
    前記第1プロセッサは、前記インタフェースが受信したライトアクセス要求を受け付け、前記ライトアクセス要求の対象のデータをキャッシュデータとして前記キャッシュメモリに格納し、前記キャッシュメモリの前記キャッシュデータのうちの前記記録装置への反映がされていないダーティデータのデータ量が所定のしきい値を超えるか否かを判定し、前記しきい値を超えると判定した場合に、前記キャッシュメモリの前記ダーティデータの少なくとも一部を前記記憶装置へ格納し、
    前記第2プロセッサは、前記電源監視制御部により前記電圧異常が検出された場合に、前記バッテリからの前記電力の供給を受けて、前記キャッシュメモリに格納されているダーティデータを前記不揮発メモリに退避させ、
    前記電源監視制御部は、前記電圧異常を検出した場合に、前記バッテリからの電力を用いて前記キャッシュメモリ及び前記第2プロセッサへの電力の供給を維持する
    ストレージ制御装置。
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