JP2008191870A - 情報処理装置及びその制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザの意思を反映させながらユーザが必要とする十分なレイアウトの確認を、実際に印刷される出力数よりも少ない件数のプレビューで行う。
【解決手段】先ず、VDPアプリケーションにしたがって、編集中のVDPデータにある各可変領域のデータを収集する(ステップS401)。次に、ステップS401で収集したデータに基づいて、実データを使ったプレビューを行う領域を選択する(ステップS402)。次いで、ステップS402の結果に基づいて、プレビューの数を計算する(ステップS403)。その後、プレビュー用のデータを生成し、ディスプレイにその表示を行わせる(ステップS407)。
【選択図】図4

Description

本発明は、生成されたデータのプレビューに好適な情報処理装置、その制御方法及びプログラムに関する。
近年、電子写真方式の印刷装置及びインクジェット方式の印刷装置の高速化及び高画質化に伴い、印刷業界に対抗してプリント・オン・ディマンド(Print On Demand:以下、PODと表記する。)市場が出現しつつある。POD市場では、印刷業界で扱うジョブより比較的小ロットのジョブを、大掛かりな装置を用いずに短納期で取り扱えることを目指しており、例えば、デジタル複写機及びデジタル複合機等の画像形成装置が活用されている。POD市場では、デジタル複写機等によって電子データに基づくデジタルプリントを実現している。
また、PODから派生し、デジタル画像形成装置の特徴を生かしたバリアブルデータプリント(Variable Date Print:以下、VDPと表記する。)とよばれる技術がある。VDPは、データベース等に格納された情報にしたがって、プリントする内容をレコード単位に変える技術である。VDPは、例えば顧客情報にしたがって提供する商品情報を変えるダイレクトメール、及び光熱費等の利用状況にしたがって数値を変える利用明細書等に利用されている。このため、ダイレクトメール作成等を行う市場において急速に利用が広まっている。
VDPを採用したシステムであるVDPシステムにおけるプリントデータは、VDPデータとよばれている。また、このVDPデータの生成を行うアプリケーションは、VDPアプリケーションとよばれている。VDPアプリケーションは、ユーザに対しページレイアウトを行うユーザインタフェースを提供する。なお、VDPアプリケーションとは異なる通常の印刷レイアウトアプリケーションにも、ユーザに対しページレイアウトを行うユーザインタフェースを提供するものがある。この印刷レイアウトアプリケーションを使用する場合、ユーザは、このユーザインタフェースの中で、文字及び画像等の実際のコンテンツデータを配置していく。一方、VDPアプリケーションでは、例えばデータベースから取得されたコンテンツデータに応じて、当該コンテンツデータを配置する領域(即ち、位置及び大きさ)並びにその領域の種別(文字、画像、グラフィック等)等を決定する。これらの領域のうち、特に、データベースから取得したコンテンツデータに応じて、当該領域に配置される内容が変化するものは「可変領域」とよばれ、データベースの情報に拘わらずその内容が変化しない領域は「固定領域」とよばれる。そして、ユーザは、可変領域に対して、データベースの情報に応じてその内容が変化するように、データベースの各カラムを使った条件式を設定する。例えば、データベースのある情報の「年齢」の値が20〜29であった場合は若い人向けの写真画像をその領域に配置し、60以上であった場合は年配者向けの写真画像をその領域に配置するといった条件式を設定する。
以上のようにして、VDPアプリケーションは、ページ上の領域とデータベースの情報とを関連付けたVDPデータを生成し、デジタル画像形成装置に送る。そして、VDPデータを受けとったデジタル画像形成装置が、VDPデータ内の関連付けにしたがってプリントを行う。
VDPアプリケーションでは、データベースの情報に応じてプリント内容(文字、画像、グラフィック等)が変化するため、データベースの情報数が多い場合、全情報に対するプレビューによるレイアウトの確認を行うことは現実的ではない。即ち、全ての情報に対して実際のプリント内容(コンテンツデータ)を流し込んだ、情報数分のプリント物に相当する画像を表示することは現実的ではない。このため、レイアウトの確認は、実際の全出力物のプレビューではなく、各領域の位置を確認することが一般的であった。そこで、レイアウトの確認として、各領域の位置の確認だけを行うことが考えられる。
しかし、レイアウトの確認として、各領域の位置の確認を行うだけでは不十分である。なぜなら、このような確認方法では、領域の位置は確認できても、実際のデータを見ながらの確認を行うことができず、通常の印刷の現場で行われているような校正作業ができないからである。具体的には、文章及び画像等の組み合わせにより、文章が読みにくくなっていないか、画像が見づらくなっていないか等、プリント物として問題のあるものになっていないかということを確認ができない。したがって、確認のためには、実際の出力物のプレビューを行うことが好ましいが、対象となるデータベースの情報数が数千件又は数万件あるような場合には、上述のように、プレビューで全件のレイアウトを確認することは現実的ではない。
このような課題は、プレビューする件数を少なくすることで解決できる可能性がある。そこで、特許文献1には、各可変領域に実際のデータを配置した際の大きさの最大、最小、平均値等の統計量を求め、典型的なデータを生成し、これをプレビューやプルーフ出力として利用することで、プレビュー件数を減少させる方法が開示されている。しかしながら、この方法では、初期の目的であるプレビュー件数の減少は達成されるものの、プレビュー確認できるデータが典型的なデータに限られてしまい、ユーザが必要とするレイアウト確認ができなくなるおそれがあった。
また、特許文献2には、VDPアプリケーションのプレビュー機能において、ある一つの指定レコードに対してこれと差異の大きなレコードを検索し、指定レコードと共にプレビュー対象とすることで、プレビュー件数を減少させる方法が開示されている。しかしながら、この方法では、ユーザが求めるレイアウト確認に必要なレコードの抽出ができるとは限らないため、十分なレイアウト確認を行うことができなくなる側面があった。
特開2005−122727号公報 特開2005−216183号公報
上記のように、従来、VDPアプリケーションにおけるプレビュー件数を減少させるための対策はなされているものの、ユーザが必要とする十分なレイアウト確認ができるまでには至っていないおそれがあった。
本発明は、ユーザの意思を反映させながらユーザが必要とする十分なレイアウトの確認を、実際に印刷される出力数よりも少ない件数のプレビューで行うことを目的とする。
本願発明者は、前記課題を解決すべく鋭意検討を重ねた結果、以下に示す発明の諸態様に想到した。
データベースから取得されたコンテンツデータが配置される1又は2以上の可変領域を含むテンプレートデータを生成する情報処理装置であって、プレビューの条件を設定する設定手段と、前記プレビューの条件に基づいて、前記1又は2以上の可変領域から、コンテンツデータを配置してプレビューすべき可変領域を選択する選択手段と、前記選択手段により選択された可変領域に配置すべきコンテンツデータを、当該可変領域に配置したプレビュー用のデータを生成する生成手段と、前記プレビュー用のデータを表示装置に表示させる表示制御手段とを有し、前記生成手段は、各可変領域に配置されるコンテンツデータを組み合わせた複数のプレビュー用のデータを生成し、前記表示制御手段は、前記生成手段により生成された複数のプレビュー用のデータを表示することを特徴とする。
本発明によれば、コンテンツデータの数が膨大であっても、ユーザからプレビューの条件に基づいて、効率的なプレビュー処理を提供することが可能となる。
以下、本発明の実施形態について添付の図面を参照して具体的に説明する。図1は、本発明の実施形態に係るVDPシステムを示すブロック図である。
このVDPシステムでは、情報処理装置であるクライアントPC101、データベースサーバ102、プリントサーバ103及びプリンタ104がネットワーク105に接続されている。図1では、クライアントPC101、データベースサーバ102、プリントサーバ103及びプリンタ104が1個ずつ描かれているが、これらが複数ネットワーク105に接続されていてもよい。
クライアントPC101は、VDPアプリケーションの実行が可能なコンピュータである。つまり、ユーザは、このクライアントPC101のVDPアプリケーションを使用してVDPデータを生成する。なお、本願においてVDPデータとは、コンテンツデータが入力される領域を含むテンプレート(フォームともいう)と、レイアウト対象のコンテンツデータと、各コンテンツデータをテンプレート中のどの領域に配置すべきかを示す配置命令とから構成される。そして、プリンタ104は、VDPデータに含まれる配置命令に従って、各コンテンツデータをテンプレートの各領域に配置する。なお、VDPアプリケーションは、その配置命令に従ってコンテンツデータがテンプレートに配置された結果をプレビューすることができる。クライアントPC101の詳細は後述する。データベースサーバ102は、VDPデータが参照するデータベースを含んでいる。VDPデータとデータベースとの関連付けは、ユーザによりVDPアプリケーションを用いて行われる。プリントサーバ103は、プリンタ104で印刷が実行されるまで、VDPアプリケーションによって生成されたデータの管理を行う。プリンタ104は、カラープリンタ又はモノクロプリンタである。つまり、クライアントPC(情報処理装置)は、データベースから取得されたコンテンツデータが配置される1又は2以上の可変領域を含むデータを生成する。
このように構成されたVDPシステムでは、先ず、クライアントPC101上のVDPアプリケーションを用いてユーザによりVDPデータが生成される。次に、クライアントPC101において生成されたVDPデータがプリントサーバ103に送信される。次いで、プリントサーバ103により、VDPデータに含まれるテンプレートの各領域にコンテンツデータを配置したプリントデータが生成され、必要に応じて、プリントジョブの履歴及び/又はキャッシュが生成される。そして、プリントサーバ103からプリンタ104へプリントデータが送信され、プリンタ104にてプリントデータが紙等に印刷される。つまり、プリントデータが出力される。なお、プリントデータとは、プリンタが解釈可能なページ記述言語であり、クライアントPCによって生成されても構わない。
次に、クライアントPC101のハードウェア構成について、図2を参照しながら説明する。
クライアントPC101には、マザーボード201が含まれている。マザーボード201上には、CPU202、キャッシュメモリ203、ノースブリッジ204、サウスブリッジ205、グラフィックコントローラ206、RAM207及びI/O部208が搭載されている。
CPU202は、キャッシュメモリ203を介してノースブリッジ204及びサウスブリッジ205と通信しながら、このクライアントPC101のソフトウェア全体を制御している。ここで、ノースブリッジ204及びサウスブリッジ205との間でのデータのやり取り、及びクライアントPC101内部でのデータ一次保存のためRAM(メモリ)207が使用される。
ノースブリッジ204は、汎用PCIバスを具備しており、この汎用PCIバスにオプション(後付け)でSCSI外部装置等を接続することができる。ノースブリッジ204は、外部のディスプレイ211を表示させるためのグラフィックコントローラ206にも接続されている。
サウスブリッジ205は、別の汎用PCIバスを具備しており、この汎用PCIバスを、NIC(ネットワーク・インタフェース・カード)212を介してネットワークに接続することが可能である。また、サウスブリッジ205は、IDEバスも具備している。このIDEバスには、CD−ROMドライブ213及びハードディスクドライブ(HDD)214等が接続される。また、CD−Rドライブ、CD−R/Wドライブ等が接続されることもある。CD−ROMドライブ213は、クライアントPC101へのソフトウェアのインストール時等のデータ読み出し、大量データのデータ保存(アーカイブ)等に有用なCD−ROMを駆動する装置である。また、HDD214は、クライアントPC101の制御ソフトウェア及び様々なデータが格納されるハードディスクを駆動する装置である。また、サウスブリッジ205には、1又は2以上のUSBポート215が接続されており、USBメモリ等のUSB外部装置にアクセスすることが可能である。
I/O部208には、キーボード216、マウス217及びフレキシブルディスクドライブ(F/Dドライブ)218が接続されており、これらを介してデータの入出力を行うことができる。
なお、クライアントPC101のハードウェア構成は、上述のものに限定されない。
次に、VDPアプリケーションについて説明する。VDPアプリケーションは、例えばHDD214等の記録媒体に格納されており、CPU202がこれを実行する。この際に、必要に応じて、キャッシュメモリ203、ノースブリッジ204、サウスブリッジ205、グラフィックコントローラ206、RAM207及びI/O部等がCPU202により使用される。VDPアプリケーションには、主に2つの機能が設けられている。1つは、ユーザインタフェースを介したユーザの意思を反映しながらVDPデータを生成する機能である。もう1つは、VDPデータに基づいてプレビューを作成する機能である。
ここで、VDPデータを生成する機能について説明する。図3は、VDPデータを生成する際に、ディスプレイ211に表示されるユーザインタフェースの一例を示す図である。
図3に示すユーザインタフェースは、VDPアプリケーションの編集画面であり、この編集画面では、編集エリア301上にドキュメントの境界を示すドキュメントエリア302が存在する。ユーザはこのドキュメントエリア302内に、所望のコンテンツデータを配置してVDPデータを生成することとなる。
図3に示す例では、ユーザにより4個のコンテンツデータ用の領域が選択され配置されている。このうちの1個は、テキストファイル用の可変領域303であり、他の1個は画像ファイル用の可変領域304である。可変領域303、304に配置されるコンテンツデータは、各可変領域に対して設定された条件式に基づいて変化する。つまり、条件式に基づいてコンテンツデータが選択され、選択されたコンテンツデータであるテキストデータ及び画像データが可変領域303、304に配置される。なお、条件式については後述の図12の具体例を用いて説明するが、条件式とは可変領域に配置されるべきコンテンツデータを取得するための条件を指す。また、2種類のレコードにおいて各レコードに含まれるコンテンツデータが異なる場合、レコードの切り替えによって、可変領域に流し込まれるコンテンツデータが変化する。このため、本実施形態では、編集画面の可変領域303及び304には、実データ(画像、テキスト等の内容)を表示せずに、領域の位置だけを認識できる状態としている。なお、レコードとは複数の項目に対応するコンテンツデータによって構成されるデータ群である。
また、4個のコンテンツデータ用の領域のうちの残りの2個は、固定領域305及び306は固定領域であり、これらにはデータベースに依存せずに常に同じ不変のコンテンツデータが適用される。例えば、2種類の情報(レコード)において各レコードに含まれるコンテンツデータが異なる場合、レコードを一方から他方へと切り替えたとしても固定領域の実データは変化しない。このため、本実施形態では、固定領域305及び306には、既に選択されて設定された実データ(画像、テキスト等の内容)を表示している。
なお、コンテンツデータが配置される領域が可変領域であるか固定領域であるかを示す領域毎の属性情報は、RAM207等に記憶される。また、各可変領域に配置される実データの種別(画像、テキスト等)もRAM207等に記憶される。更に、可変領域毎に設定された条件式もRAM207等に記憶される。例えば、図3に示す例では、領域303が可変領域であって、そこにテキストファイルの内容が設定されることが記憶される。また、領域304が可変領域であって、そこに画像ファイルの内容が設定されることが記憶される。更に、領域305及び306が固定領域であることも記憶される。更に、各可変領域及び固定領域について、これらが占有する矩形の領域の情報、即ち各矩形領域がどの位置にどの程度の大きさで配置されているかという情報もRAM207等に記憶される。
VDPアプリケーションと通常のDTP(Desktop Publishing)アプリケーションとの主な相違点は、VDPアプリケーションには可変領域があることである。可変領域には、データベースの情報に応じて表示内容が変化するように、固有の情報が設定されている。ここで、固有の情報は、主に領域の属性(テキスト、画像、グラフィック)とデータベースとの関係を表す条件式等で構成される。
具体的な条件式の一例として、例えば、ある特定の可変領域に「年齢が20代の人ならば、「AAA.jpg」を使用し、その他の年齢の人ならば、「BBB.jpg」を使用する」という条件が挙げられる。この条件が設定されている可変領域では、VDPデータの生成に使用されるレコードのうちで年齢を示す項目に「25歳」と設定されていれば、当該VDPデータの生成に当たり、「AAA.jpg」という画像ファイルが配置される。一方、年齢を示す項目に「35歳」と設定されていれば、当該VDPデータの生成に当たり、「BBB.jpg」という画像ファイルが配置される。このような可変領域へのデータの配置は、従来のものと同様である。
なお、VDPアプリケーションの編集画面は、上述のものに限定されない。
次に、プレビューを生成する機能について説明する。図4は、本発明の実施形態におけるプレビューの生成方法を示すフローチャートである。なお、以下の動作は、CPU202がVDPアプリケーションにしたがって実行される。
キーボード216又はマウス217等を介してユーザからプレビュー処理が指示されると、CPU202は、VDPアプリケーションにしたがって、編集中のVDPデータのテンプレートに含まれる各可変領域のデータを収集する(ステップS401)。ステップS401において収集されるデータは、プレビューを行う際に、実データを表示する領域を選択するための情報である。図5は、ステップS401の詳細を示すフローチャートである。
この各可変領域のデータを収集するステップにおいて、先ず、CPU202は、プレビューを作成する対象としているVDPデータ中の可変領域の数を取得する(ステップS501)。なお、上記のように、属性情報はRAM207等に記憶されているため、CPU202は、RAM207等から領域毎の属性情報を読み出すことで、可変領域の数を認識することが可能である。
次に、CPU202は、可変領域の数が0でないか判定し(ステップS502)、0でなければカウント値Nに0を代入する(ステップS503)。一方、可変領域の数が0の場合には、ステップS401の処理を終了する(ステップS508)。
ステップS503の後に、CPU202は、N番目の可変領域に関するデータを取得する(ステップS504)。ここで、S504について詳細に説明する。先ず、CPU202は、可変領域に配置されるデータの種別を取得する(ステップS504a)。可変領域に配置されるデータの種別は、上述のように、RAM207等に記憶されているため、種別の取得に際し、CPU202は、RAM207等からデータの種別を読み出す。
次に、CPU202は、可変領域の条件式をRAM207等から読み出し、データベースサーバ102にアクセスし、当該条件式をデータベースの各情報に適用した場合に得られる結果のパターン数を集計する(ステップS504b)。このパターン数とは、N番目の可変領域にコンテンツデータとして配置されるべきデータの種類の数を表す。次いで、CPU202は、当該可変領域が他の可変領域とオーバーラップしているか否かを検査する(ステップS504c)。この検査は、各可変領域が占有する矩形領域の情報に基づいて行われる。矩形領域の情報の一例は、各可変領域の座標値であり、CPU202は、各可変領域が備える座標値に従ってオーバーラップ(重なり)を判定する。このようにして、N番目の可変領域に関するデータの取得が行われる。
なお、S504bでは、配置されるべきコンテンツデータの種類の数を取得するのみであり、実際のコンテンツデータは後述する図8の処理によって選択された可変領域に配置されるコンテンツデータを取得するようにしてもよい。
ステップS504の後に、CPU202は、ステップS504において取得したデータからデータリストを生成し、これをRAM207等に格納する(ステップS505)。図6に、データリストのデータ構造の一例を示す。図6に示すように、データリストには、各可変領域について、各可変領域の番号、各領域に配置されるコンテンツデータの種別、コンテンツデータのパターン数、及び他の領域とのオーバーラップ(領域の重なり)の有無を示す情報が含まれる。
その後、CPU202は、カウント値Nの値を1だけインクリメントし(ステップS506)、カウント値Nが可変領域の数と一致したか判定する(ステップS507)。この結果、可変領域の数と一致していれば、ステップS401の処理を終了し(ステップS508)、一致していなければ、ステップS504の処理に戻る。つまり、すべての可変領域に対する処理が終了するまで、ステップS504〜S505の処理を繰り返す。
このようなステップS401の後には、CPU202は選択手段として、ステップS401で収集したデータに基づいて、実データを使ったプレビューを行う領域を選択する(ステップS402)。ステップS402の処理は、ユーザによって予め設定された条件にしたがって行われる。
図7は、CPU202がディスプレイ211に表示させるユーザインタフェースの一例を示す図である。このユーザインタフェースでは、3つのチェックボックス701、702及び703が表示されており、3つの条件についてユーザが設定可能としている。第1のチェックボックス701がチェックされている場合には、「画像領域をプレビューとして選択する」という第1の条件が有効になる。第2のチェックボックス702がチェックされている場合には、「グラフィック領域をプレビューとして選択する」という第2の条件が有効になる。第3のチェックボックス703がチェックされている場合には、「オーバーラップのある領域をプレビューとして選択する」という第3の条件が有効になる。そして、これらの条件が有効になっている場合には、その条件に対応する領域にコンテンツデータが配置されたプレビューが作成される。一方、これらのチェックボックス701〜703のいずれかがチェックされていない場合には、そのチェックボックスに関する条件が無効になり、その条件に対応する領域については、後にプレビューが作成されない。
ここで、ステップS402の詳細について図8を参照しながら説明する。ステップS402では、先ず、CPU202は、プレビューを作成する対象としているVDPデータ中の可変領域の数を取得する(ステップS801)。
次に、CPU202は、可変領域の数が0でないか判定する(ステップS802)。そして、0でなければカウント値Nに0を代入し、CPU202は取得手段として、図7に示すようなユーザインタフェースを介してユーザにより設定されたプレビュー設定情報(プレビューの条件)を取得する(ステップS803)。一方、可変領域の数が0の場合には、ステップS402の処理を終了する(ステップS811)。
ステップS803の後に、CPU202は、N番目の可変領域についての処理を開始する(ステップS804)。この処理では、N番目の可変領域について、ステップS401で得られたデータリストと、及びステップS803で取得したプレビュー設定情報(プレビューの条件)とに基づいて、コンテンツデータを配置したプレビューを行う領域として選択するか否かを判定する。なお、図8には、図7に示すチェックボックス701〜703がすべてチェックされている場合の処理を示してある。この場合には、ステップS805において、CPU202は、N番目の可変領域に配置されるデータの種別が画像であるか否かの判定を行う。そして、画像であれば、CPU202は、N番目の可変領域を、コンテンツデータを使ったプレビューを行う領域として選択する(ステップS808)。画像でなければ、ステップS806において、CPU202は、N番目の可変領域に配置されるデータの種別がグラフィックであるか否かの判定を行う。そして、グラフィックであれば、CPU202は、N番目の可変領域を、コンテンツデータを使ったプレビューを行う領域として選択する(ステップS808)。グラフィックでなければ、ステップS807において、CPU202は、N番目の可変領域が他の領域とオーバーラップするか否か(重なるか否か)の判定を行う。そして、S807においてオーバーラップがあると判定された場合、CPU202は、N番目の可変領域を、コンテンツデータを使ったプレビューを行う領域として選択する(ステップS808)。
オーバーラップがなければ、CPU202は、カウント値Nの値を1だけインクリメントし(ステップS809)、カウント値Nが可変領域の数と一致したか判定する(ステップS810)。ステップS808の後にも、CPUS202は、ステップS809及びS810の処理を行う。この結果、可変領域の数と一致していれば、ステップS402の処理を終了し(ステップS811)、一致していなければ、ステップS804の処理に戻る。つまり、すべての可変領域に対する処理が終了するまで、ステップS804〜S808の処理を繰り返す。図8の処理を実行することで、プレビューの条件に基づいて、テンプレートに含まれる可変領域からコンテンツデータを配置してプレビューすべき可変領域を選択することが可能となる。
なお、図7中のチェックボックス701〜703のいずれかがチェックされていない場合には、その条件に対応する判定処理(ステップS805〜S807)をスキップする。つまり、例えばチェックボックス701がチェックされていない場合には、ステップS804の後にステップS806の判定を行う。
例えば、ステップS401で図6に示すデータリストが生成され、かつステップS803で図7に示す設定情報が取得されている場合、ステップS804〜S808の処理により、領域番号「1」、「3」、「4」及び「5」に対応する可変領域が選択される。
このようなステップS402の後に、CPU202は、ステップS402の結果に基づいて、プレビューの数を計算する(ステップS403)。この処理では、ステップS402で選択したすべての可変領域に対して、対象のデータベースのすべての情報を適用し、得られるパターン(可変領域間の実データの組み合わせ)の数を集計する。
例えば、図6に示すデータリストが生成され、かつ図7に示す条件が設定されている場合、上述のように、プレビューの対象となる可変領域は、領域番号「1」、「3」、「4」及び「5」に対応する可変領域である。そして、領域番号「1」のパターン数は5であり、領域番号「3」のパターン数は3であり、領域番号「4」のパターン数は6であり、領域番号「5」のパターン数は3である。したがって、各可変領域に配置されるコンテンツデータが互いに完全に独立している場合には、これらを単純に掛け合わせた数、即ち、「5×3×6×3=270(パターン)」がパターンの総数となる。つまり、CPU202は、後述するS407において図8の処理によって選択された各可変領域に配置されるコンテンツデータを組み合わせた複数種類のデータを生成する。
但し、ある書類に含まれる2種類以上のコンテンツデータの間には関連性がある場合が多い。そして、2以上の領域番号に対応するコンテンツデータ同士が完全に連動している場合もある。例えば、上記の例では、パターン数が3である領域番号「3」のコンテンツデータと領域番号「5」のコンテンツデータとが完全に連動している場合もある。つまり、領域番号「3」のグラフィックと領域番号「5」のテキストとが完全に連動し、領域番号「3」のデータが決まると領域番号「5」のデータも決まる場合もある。このような場合、パターンの総数は、270(パターン)の1/3である90となる。なお、図9以降を用いて更に具体的に説明する。
このようなステップS403の後に、CPU202は、ステップS403で得られたプレビュー数が予め定められた所定数を超えているか否かの判定を行い(ステップSS404)、所定数を超えている場合にはユーザに警告する(ステップS405)。一方、所定数を超えていない場合、CPU202は、図8の処理により選択された可変領域に配置すべきコンテンツデータを、選択された可変領域に配置したプレビュー用のデータを生成し、表示制御手段としてディスプレイ211に表示する(ステップS407)。なお、所定数はユーザによって設定されていてもよいし、VDPアプリケーションに予め設定されていてもよい。
警告に際して、CPU202は、プレビューの作成及び実行に時間が掛かってでも、プレビューを行うか否かをユーザに問い合わせ、その結果を判定する(ステップS406)。そして、それでもプレビューを行う旨の指示があれば、CPU202は生成手段として、図8の処理により選択された可変領域にコンテンツデータを配置したプレビュー用のデータを生成し、表示制御手段としてディスプレイ211に表示する(ステップS407)。つまり、CPU202は、図8の処理によって選択された可変領域に配置すべきコンテンツデータをデータベースから取得して、プレビュー用のデータを生成する。プレビューを行わない旨の指示があれば、プレビュー処理を終了する(ステップS408)。
ステップS407のプレビュー表示では、CPU202は、図8の処理を経て選択されたコンテンツデータを用いてプレビュー処理を実行する。この時、プレビューの画像数は複数なることが多いため、CPU202は、プレビュー画像をスライド表示又はサムネイル表示する。
このような本実施形態によれば、図8の処理によって選択された可変領域にコンテンツデータを配置し、かつ、選択されなかった可変領域にコンテンツデータを配置することなくプレビュー用のデータを生成する。そのため、ユーザが確認を望む部分について、プレビューが行われるので、実用的な範囲内で十分なレイアウト確認を行うことが可能となる。また、プレビュー画像の作成に当たっても、実際には出力されないパターンに関するプレビューは作成されないため、処理を軽減することができる。
ここで、上記実施形態におけるVDPアプリケーションのプレビュー機能について、具体例に基づいて更に説明する。図9は、ある旅行会社が、VDPアプリケーションを使って、顧客に送るダイレクトメール(VDPデータ)の内容を編集しているユーザインタフェースの一例を示す図である。また、ここでは、ダイレクトメールの作成に当たり、図10に示す顧客データベースが用いられることとする。そして、ダイレクトメールの内容を、顧客の嗜好に合わせたものとするため、図9に示すように、複数の可変領域を設けてある。
図9に示すように、この編集画面では、ユーザが、可変領域901から904と、固定領域905及び906とを設定している。また、VDPデータに配置するコンテンツデータとして、ユーザが、図11に示す画像ファイル及びテキストファイルを準備している。なお、図11では、「:」の左側がそのコンテンツのコンテンツ名(文字列)を示し、「:」の右側がそのコンテンツの実際の内容を示している。そして、これらが互いに関連付けられている。
また、ユーザは、各可変領域に対して、図12に示すような、入力される画像及びテキスト等を決定するための条件式を設定している。なお、図12では、「:」の左側が条件を示し、「:」の右側がその条件に一致する場合に入力されるコンテンツ名を示している。例えば、可変領域1の条件式は、VDPデータを生成する対象としている顧客の「嗜好」カラムの文字列が「1」であれば、「画像1」が可変領域1の画像として適用され、「2」であれば、「画像2」が可変領域1の画像として適用されることを意味している。また、可変領域2の条件式は、条件が存在せず、常に顧客の「氏名」カラムの文字列がその可変領域2の文字列として適用されることを意味している。また、可変領域3の条件式は、顧客の「嗜好」カラムの文字列が「1」であれば、「説明文1」が可変領域3のテキストとして適用され、「嗜好」カラムの文字が「2」であれば、「説明文2」が可変領域3のテキストとして適用されることを意味している。更に、可変領域4の条件式は、顧客の「image」カラムの文字列(「1」、「2」、「3」)に合わせて、「画像3」、「画像4」又は「画像5」が可変領域4の画像として適用されることを意味している。なお、図12に示す各可変領域に設定された条件式は、コンテンツデータを抽出するための条件でもらうため抽出条件と記載される場合もある。
したがって、図13に示すように、可変領域1のコンテンツデータと可変領域3のコンテンツデータとは完全に連動していることとなる。また、この例では、図13に示すように、ユーザが、「画像3」は「画像1」が選択される場合のみ使用されるように条件式を設定し、「画像4」及び「画像5」は「画像2」が選択される場合のみ使用されるように条件式を設定していることとする。
なお、条件式を記述するための言語の文法はVDPアプリケーションによって相違し、図12は、あくまでもその一例に過ぎない。
そして、図9〜図13に示すような条件が揃った状態で、図4に示す処理が開始されると、CPU202は、図14に示すようなデータ構造のデータリストを生成する(ステップS401)。次に、図7に示すチェックボックス701〜703のすべてがチェックされている場合、CPU202は、図15に示すように、領域番号「1」、「3」及び「4」に対応する可変領域を、コンテンツデータを配置する可変領域として選択する(ステップS402)。つまり、CPU202は、コンテンツデータ種別が画像である可変領域(領域番号「1」及び「4」)並びにオーバーラップのある領域(領域番号「3」)を、実データを使ったプレビューを行う可変領域として選択する。
次に、CPU202は、プレビュー数の計算を行う(ステップS403)。ここで、プレビューの数は、単純に各可変領域のパターン数を掛け合わせると、「2×2×3=12(パターン)」となる。しかし、上述のように、この例では、図13に示すように、3つの可変領域の間で、コンテンツデータ同士に関連性があるため、プレビューの数を減らすことが可能である。
つまり、この例では、「嗜好」カラムの「1」は、山への旅行を好んでいることを示しており、「嗜好」カラムの「2」は、海への旅行を好んでいることを示している。そして、各可変領域に適用されるデータは、紹介する旅行プランに応じて変化する。より具体的には、山への旅行を好んでいる顧客に対しては、山への旅行プランを紹介するために、山への旅行プラン用のタイトル画像、説明文及び挿絵が可変領域に適用されるように、ユーザが予め条件式等を関連付けてある。同様に、海への旅行を好んでいる顧客に対しては、海への旅行プランを紹介するために、海への旅行プラン用のタイトル画像、説明文及び挿絵が可変領域に適用されるように、ユーザが予め条件式(抽出条件)等を関連付けてある。
したがって、「嗜好」カラムが「1」の顧客に対しては、山への旅行プランを紹介するVDPデータが生成されることとなる。この場合、図13に示すように、パターンの組み合わせとしては、可変領域1に対して1パターン(画像1)、可変領域3に対して1パターン(説明文1)、可変領域4に対して1パターン(画像3)という組み合わせしか存在しない。このため、「嗜好」カラムが「1」の場合のパターン数は、「1×1×1=1(パターン)となる。
一方、「嗜好」カラムが「2」の顧客に対しては、海への旅行プランを紹介するVDPデータが生成されることとなる。この場合、図13に示すように、パターンの組み合わせとしては、可変領域1に対して1パターン(画像2)、可変領域3に対して1パターン(説明文2)、可変領域4に対して2パターン(画像4、画像5)の組み合わせが存在する。このため、「嗜好」カラムが「2」の場合のパターン数は、「1×1×2=2(パターン)」となる。
したがって、全パターン数は、「1+2=3(パターン)」となり、これが実際に作成されて表示されるプレビューの数となる。つまり、4個もの可変領域が存在し、その中には5000種類ものコンテンツデータが配置される可変領域が存在しているにも拘らず、ユーザの意志に基づいて3パターンのみで十分な確認ができるようになる。より具体的に説明すれば、図10のリストにより「鈴木花子」さんのVDPデータと「田中三郎」さんとのVDPデータとは、可変領域902に入力される名前のコンテンツデータが異なるだけである。その際、VDPデータを生成しているユーザが、単に画像や重なり具合を確認したいのであれば、CPU202は、「鈴木花子」さんのVDPデータと「田中三郎さん」のVDPデータとを1種類として表示する。そのため、効率的なプレビューが可能となる。
このようにCPU202は、可変領域に設定された抽出条件に基づいて抽出され実際に印刷されるべきコンテンツデータの組み合わせについてプレビュー用のデータを生成する。
図16は、実際に生成されるプレビューの一例である。図16には、可変領域1に画像2が適用され、可変領域3に説明文2が適用され、可変領域4に画像5を適用された場合のプレビューを示してある。なお、図16には矢印1601、1602が表示されており、CPU202は、ユーザによる矢印の選択指示に従ってプレビューを切り替えて表示する。
また、本発明の実施形態は、例えばコンピュータがプログラムを実行することによって実現することができる。また、プログラムをコンピュータに供給するための手段、例えばかかるプログラムを記録したCD−ROM等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体又はかかるプログラムを伝送するインターネット等の伝送媒体も本発明の実施形態として適用することができる。また、上記のプログラムも本発明の実施形態として適用することができる。上記のプログラム、記録媒体、伝送媒体及びプログラムプロダクトは、本発明の範疇に含まれる。
本発明の実施形態に係るVDPシステムを示すブロック図である。 クライアントPC101のハードウェア構成を示すブロック図である。 VDPデータを生成する際に、ディスプレイ211に表示されるユーザインタフェースの一例を示す図である。 本発明の実施形態におけるプレビューの生成方法を示すフローチャートである。 ステップS401の詳細を示すフローチャートである。 データリストのデータ構造の一例を示す図である。 ステップS403の処理の際に、ディスプレイ211に表示されるユーザインタフェースの一例を示す図である。 ステップS402の詳細を示すフローチャートである。 編集画面の具体的な例を示す図である。 顧客データベースを示す図である。 予め設定されたコンテンツデータを示す図である。 予め設定された条件式を示す図である。 コンテンツデータ間の相関関係を示す図である。 データリストを示す図である。 実データを使用する可変領域を明確にしたデータリストを示す図である。 実際に生成されるプレビューの一例を示す図である。
符号の説明
101:クライアントPC
102:データベースサーバ
103:プリントサーバ
104:プリンタ
105:ネットワーク

Claims (10)

  1. データベースから取得されたコンテンツデータが配置される1又は2以上の可変領域を含むデータを生成する情報処理装置であって、
    プレビューの条件を設定する設定手段と、
    前記プレビューの条件に基づいて、前記1又は2以上の可変領域から、コンテンツデータを配置してプレビューすべき可変領域を選択する選択手段と、
    前記選択手段により選択された可変領域に配置すべきコンテンツデータを、当該可変領域に配置したプレビュー用のデータを生成する生成手段と、
    前記プレビュー用のデータを表示装置に表示させる表示制御手段と、
    を有し、
    前記生成手段は、各可変領域に配置されるコンテンツデータを組み合わせた複数のプレビュー用のデータを生成し、
    前記表示制御手段は、前記生成手段により生成された複数のプレビュー用のデータを前記表示装置に表示させることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記設定手段によって、前記プレビューの条件として、画像データが配置される可変領域をプレビューすることが設定された場合、前記選択手段は、当該画像データを配置すべき属性が設定された可変領域を選択することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記設定手段によって、前記プレビューの条件として、前記プレビュー用のデータにおいて他の領域と重なり合う可変領域をプレビューすることが設定された場合、前記選択手段は、他の領域と重なる可変領域を選択することを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  4. 前記生成手段は、前記選択手段により選択された可変領域に、当該可変データに配置すべきコンテンツデータを配置し、かつ、前記選択手段によって選択されなかった領域に配置すべきコンテンツデータを配置することなくプレビュー用のデータを生成することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  5. 前記設定手段は、可変領域に対してコンテンツデータを抽出する抽出条件を設定し、 前記生成手段は、前記抽出条件に基づいて実際に印刷されるべきコンテンツデータの組み合わせについてプレビュー用のデータを生成することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  6. 前記プレビュー用のデータの数が予め定められた値を超えている場合、ユーザに対して警告を発する警告手段を有することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  7. 前記データは、前記可変領域の他に、不変のコンテンツデータが配置される1又は2以上の固定領域を含むことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  8. 前記選択手段によって選択された可変領域に配置すべきコンテンツデータを前記データベースから取得する取得手段を更に備え、
    前記生成手段は、前記取得手段によって取得されたコンテンツデータを用いてプレビュー用のデータを生成することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  9. データベースから取得されたコンテンツデータが配置される1又は2以上の可変領域を含むデータを生成する情報処理装置を制御する方法であって、
    プレビューの条件を設定する設定ステップと、
    前記プレビューの条件に基づいて、前記1又は2以上の可変領域から、コンテンツデータを配置してプレビューすべき可変領域を選択する選択ステップと、
    前記選択ステップにおいて選択した可変領域に配置すべきコンテンツデータを、当該可変領域に配置したプレビュー用のデータを生成する生成ステップと、
    前記プレビュー用のデータを表示装置に表示させる表示制御ステップと、
    を有し、
    前記生成ステップにおいて、各可変領域に配置されるコンテンツデータを組み合わせた複数のプレビュー用のデータを生成し、
    前記表示制御ステップにおいて、前記生成ステップにおいて生成した複数のプレビュー用のデータを前記表示装置に表示させることを特徴とする情報処理装置の制御方法。
  10. データベースから取得されたコンテンツデータが配置される1又は2以上の可変領域を含むデータを生成するコンピュータを制御するためのプログラムであって、
    前記コンピュータに、
    プレビューの条件を設定する設定ステップと、
    前記プレビューの条件に基づいて、前記1又は2以上の可変領域から、コンテンツデータを配置してプレビューすべき可変領域を選択する選択ステップと、
    前記選択ステップにおいて選択した可変領域に配置すべきコンテンツデータを、当該可変領域に配置したプレビュー用のデータを生成する生成ステップと、
    前記プレビュー用のデータを表示装置に表示させる表示制御ステップと、
    を実行させ、
    前記コンピュータは、
    前記生成ステップにおいて、各可変領域に配置されるコンテンツデータを組み合わせた複数のプレビュー用のデータを生成し、
    前記表示制御ステップにおいて、前記生成ステップにおいて生成した複数のプレビュー用のデータを前記表示装置に表示させることを特徴とするプログラム。
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