JP2010271784A - ドキュメント処理装置及びドキュメント処理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】バリアブル印刷可能なパーソナルドキュメントを作成し、編集時に誤選択されたコンテンツデータを発見した場合に、効率よく修正作業を行うことを可能にすることを目的とする。
【解決手段】パーソナルドキュメントを表示するドキュメント表示手段と、ユーザ操作に基づいて、パーソナルドキュメントからコンテンツデータ303を選択する選択手段と、選択手段で選択されたコンテンツデータ303がドキュメント表示手段で表示されたパーソナルドキュメントを作成する際に用いられることになった過程に係る生成ルール333と、パーソナルデータ322と、メタデータ344と、を導出過程情報として表示する導出過程表示手段と、ユーザ操作に基づいて、導出過程表示手段で表示された導出過程情報を修正する修正手段と、を有することによって課題を解決する。
【選択図】図4

Description

本発明は、ドキュメント処理装置及びドキュメント処理方法に関する。
文字や表、画像データ等、データの種類が異なると、データを定義する構造やそれらデータに対する編集操作が異なるために、データの種類に応じた様々なアプリケーションプログラムが提供されている。利用者は、文字を編集するためには文字処理プログラム、表を編集するためには表計算プログラム、画像データを編集するためには画像データ編集プログラムといった具合に、データの種類別にアプリケーションを使い分けている。そして、このように、利用者が使い分けている各アプリケーションプログラムにより作成されるデータをひとまとめにした新たな文書の作成及び編集を行うための文書処理装置も提案されている。
このようにして作成される文書には、バリアブル印刷が可能なアプリケーションプログラムにより作成された、バリアブル印刷指定を含む文書データも含まれている。バリアブル印刷とは、1枚1枚内容を差し替えて印刷する印刷機能である。例えば、一定の文章や画像データ等の内容を、文書テンプレートの可変部分のみを変えて複数部印刷する場合等に応用される。
バリアブルデータ印刷をするためには、可変部分のデータと、データが差し込まれる文書テンプレートと、が必要となる。この文書テンプレートにおいて、バリアブル印刷時に変更されない部分を固定データフィールド、前述の可変部分を可変データフィールドと呼ぶこととする。また、前述の可変データフィールドに文章や画像データを埋め込んで出来る1つの宛先の印刷単位を1レコードと呼ぶことにする。例えば、宛先を変更して出力物を出す場合に、宛先5人分を出すと、5レコードを印刷するということになる。また、データフィールドに埋め込まれる文章や画像データをコンテンツデータと呼ぶこととする。
バリアブル印刷を行う際には、印刷指示が与えられると、まず可変データフィールドに各コンテンツデータが挿入されて印刷データとされ、その印刷データにジョブコントロール言語が付されて印刷ジョブが生成される。印刷ジョブは印刷装置に対して発行され、そこで印刷出力される。
以上のように、文書データ中に可変データフィールドが含まれている場合、印刷時に可変データフィールドがコンテンツデータで埋められて印刷ジョブが作成される。
また、可変データフィールドに埋め込まれるのが画像データの場合は、可変データフィールドに画像データのファイル名や画像データを特定できる生成ルールを入れておき、画像データベースと連携できるようにしておく。そして、1レコードずつ適切な画像データを貼り付けて印刷する等する。
ここで、装置が、可変データフィールドに、1レコードずつ適切な画像データを貼り付けて印刷する文書を作成し、バリアブル印刷を行うケースについて説明する。可変データフィールドに貼り付けられる画像データは、画像データベースに格納されているものとする。各レコードを特定するためには、例えば個人を特定するパーソナルデータ等を利用することができる。パーソナルデータの一例としては、例えば、個人の氏名や性別等である。
可変データフィールドには、生成ルールが設定されている。生成ルールは、文書テンプレートに記述され、ハードディスクに格納されている。生成ルールは、画像データベースから該当する画像データを抽出し、可変データフィールドに貼り付けるために、パーソナルデータ、メタデータを使用した条件式を記述したものである。例えば、可変データフィールドに設定されているのが「IF "性別"="女性" A、else if "性別"="男性" B」という生成ルールであったとする。この生成ルールにより、あるレコードのパーソナルデータの性別が女性だった場合には、画像データベースのAという画像データが貼り付けられ、レコードのパーソナルデータの性別が男性だった場合には、Bという画像データが貼り付けられる。AとBとは画像データファイル名でもよいが、メタデータ等を画像データに埋め込んでおき、埋め込まれたメタデータを装置が検索して適当なデータを文書テンプレートに貼り付ける方法を採用するとする。このようにすることにより、より高度な生成ルールを用いたバリアブル印刷データを作成することができる。前述の例では、従来技術に係る装置は、画像データベースからA、Bというメタデータの付加された画像データを検索し、可変データフィールドに貼り付ける。
文章や画像データ等を1レコードずつ差し替えて印刷して行うバリアブル印刷において、一般に編集者が作業するのは文書テンプレートである。文書テンプレート作成時では、各レコードの可変データフィールド部分には、編集者が貼り付けたい文章や画像データを特定する生成ルール等のみが表示されている。実際に、可変データフィールドに文章や画像データが貼り付けられるのは印刷データ作成時であるから、可変データフィールドにどのようなデータが貼り付けられるのかは印刷データ作成後にしか分からない。そのため、一般に、バリアブルデータ印刷では、可変データフィールドに文章や画像データが貼り付けられた印刷データの状態で印刷前に確認する編集部を有する。編集者はここで、各レコードの印刷データを確認・修正する。
従来の編集技術では、編集画面に入力した画像データを表示してこの表示された画像データから編集設定を行って処理を施した編集後の画像データを直ぐに表示することができる文書編集装置がある(特許文献1参照)。
特開2006−221494号公報
しかしながら特許文献1の技術では、編集画面で表示される文書や画像データそのものを直接修正する機能を提供している。しかし、パーソナルデータ、生成ルール、メタデータを使用してデータベースから該当するメタデータを検索し、得られたコンテンツデータを可変データフィールドに貼り付けるシステムでは、従来特許の修正方法は非効率的である。なぜなら、コンテンツデータが貼り付けられる原因となったデータを修正しなければ、ある可変フィールドのコンテンツデータは修正できても、他の可変フィールドは間違ったままであるからである。例えば、誤選択の原因がパーソナルデータの誤登録にある場合には、同レコードの同パーソナルデータを使った生成ルールが付与された、他の可変データフィールドのデータも同様に間違って貼り付けられている。このとき、誤選択されたデータであると確認された可変データフィールドの1データを編集画面上で直接修正しても、同原因で誤選択された他の可変データフィールドのデータは間違ったままである。
一方、誤選択された原因が、画像データベースに格納された画像データに埋め込まれたメタデータの誤登録にあった場合を考える。この場合は、編集画面上でその画像データ自体を変更しても、同じ画像データを使用する他の可変データフィールドは間違ったままであり、同じ修正を各データフィールドに対して何回も行わなければならない。
したがって、文書や画像データを直接修正するのではなく、可変データフィールドに貼り付けられた画像データの導出過程のうち、どの過程でデータが誤選択されたのかを特定しなければならない。そして、特定した誤選択の要因となった過程に対して適切な修正を行う必要がある。しかし、従来の技術では、編集画面には最終的な印刷データが表示されるだけであるため、誤選択の要因となった過程を特定するのに時間がかかり、効率的な修正を行うことはできなかった。
本発明はこのような問題点に鑑みなされたもので、バリアブル印刷可能なパーソナルドキュメントを作成し、編集時に誤選択されたコンテンツデータを発見した場合に、効率よく修正作業を行うことを可能にすることを目的とする。
そこで、本発明は、パーソナルドキュメントの生成ルールと、個人ごとのパーソナルデータと、メタデータが付加されたコンテンツデータと、に基づいて作成されたパーソナルドキュメントを表示するドキュメント表示手段と、ユーザ操作に基づいて、前記ドキュメント表示手段で表示されたパーソナルドキュメントからコンテンツデータを選択する選択手段と、前記選択手段で選択されたコンテンツデータが前記パーソナルドキュメントを作成する際に用いられることになった過程に係る前記生成ルールと、前記パーソナルデータと、前記メタデータと、を導出過程情報として表示する導出過程表示手段と、ユーザ操作に基づいて、前記導出過程表示手段で表示された前記導出過程情報を修正する修正手段と、を有することを特徴とする。
かかる構成とすることにより、バリアブル印刷可能なパーソナルドキュメントを作成し、編集時に誤選択されたコンテンツデータを発見した場合に、効率よく修正作業を行うことを可能にすることができる。
また、本発明は、ドキュメント処理方法、プログラム及び記憶媒体としてもよい。
本発明によれば、バリアブル印刷可能なパーソナルドキュメントを作成し、編集時に誤選択されたコンテンツデータを発見した場合に、効率よく修正作業を行うことを可能にすることができる。
文書処理装置(コンピュータ)のハードウェア構成の一例を示す図である。 文書処理装置の機能構成の一例を示す図である。 ドキュメント表示部によって表示されたパーソナルドキュメントの一例を示す図である。 導出過程表示部によって表示された導出過程の一例を示す図である。 メタデータの一例を示す図である。 パーソナルドキュメントの修正に係る処理の一例を説明するためのフローチャートである。 導出過程の変更及び変更に係る導出過程の強調表示処理の一例を説明するためのフローチャートである。 導出過程の修正を説明するための一例を示す図である。 修正した導出過程の適用を説明するための一例を示す図である。 修正されたパーソナルドキュメントの一例を示す図である。 選択状態にあるフレームの画像データ以外に、同じ理由で間違って添付された画像データが存在する場合の処理について説明するための図である。 パーソナルデータの変更を、他のフレームに対しても反映する場合の処理について説明するための図である。 生成ルールの修正を説明するための一例を示す図である。 修正された生成ルールの適用等の一例を示す図である。 生成ルールの変更を、他のフレームに対しても反映する場合の処理について説明するための図である。 メタデータの修正に係る処理の一例を示すフローチャートである。 メタデータの修正を説明するための一例を示す図である。
以下、本発明の実施形態について図面に基づいて説明する。
<実施形態1>
以下、学校の卒業アルバムを文書テンプレートとして作成し、パーソナルアルバムを作成する例を用いて本実施形態を説明する。なお、以下ではドキュメントテンプレートの一例として文書テンプレートを用いて説明を行う。
また、本実施形態では、説明の簡単のために、可変データフィールドには、コンテンツデータの一例として画像データを貼り付けるものとして説明する。
図1は、ドキュメント処理装置の一例である文書処理装置(コンピュータ)のハードウェア構成の一例を示す図である。
表示装置1801は、CRTや液晶モニタ等の表示装置である。入力装置1802は、キーボードやマウス等のポインティングデバイスに対応している。ROM1807は、CPU1803によって実行されるプログラムを記憶する。RAM1804は、不揮発性の大容量メモリであり、ROMからロードされた各種プログラムや、データファイルを記憶する。HDD(ハードディスクドライブ)1808は、ハードディスクとハードディスクへのデータの読み書きを行う駆動部とで構成されている。HDD1808には、後述する文書データ、パーソナルデータ、生成ルール及び画像データベースが格納されている。
UI装置1805は、入力装置1802からの入力を受け付け、受け付けた旨をCPU1803に送信する。CPU1803は、パーソナルドキュメントを印刷装置に送信する。
CPU1803が、ROM1807又はHDD1808等に記憶されているプログラムに基づき処理を実行することによって、後述する機能、又はフローチャートに係る処理が実現される。
印刷装置1806は、ネットワーク又はケーブル等によって文書管理装置とデータの送受信が可能となっている。
なお、ドキュメント処理装置が印刷装置1806を有するように構成してもよい。つまり、ドキュメント処理装置を複合機等で実現させるようにしてもよい。この場合、表示装置1801と入力装置1802とは、情報を入力すると共に情報を表示するタッチパネルを有する操作装置等で実現される。
図2は、文書処理装置の機能構成の一例を示す図である。
ドキュメント取得部101は、各レコードのパーソナルドキュメントを取得する。ドキュメント取得部101は、可変データフィールドに該当するレコードの画像データが貼り付けた状態のパーソナルドキュメントを取得する。ドキュメント表示部104は、ドキュメント取得部101によって取得されたパーソナルドキュメントを表示装置1801に表示する。
ドキュメント表示部104は、画像データ選択部1002、ドキュメント修正部1003、ドキュメント再表示部1004を有する。
画像データ選択部1002は、編集者(ユーザ)の入力装置1802及びUI装置1805を介した画像データの選択を受け付け、選択された画像データを操作できる状態にする。以下、この状態を、選択状態という。なお、ドキュメント修正部1003、ドキュメント再表示部1004の処理の詳細は後述する。
導出過程取得部102は、選択状態の画像データの導出過程(導出過程情報)を取得する。ここで、導出過程とは、パーソナルドキュメントの可変データフィールドにデータを貼り付けるための組み合わせ条件等であり、レコードを特定するキーワードや、パーソナルドキュメントの可変フィールドに付与された生成ルール等を指す。
導出過程表示部105は、導出過程取得部102が取得した導出過程を表示装置1801に表示する。導出過程表示部105は、導出過程修正部1006、導出過程修正適用部1007、導出過程再表示部1008を有する。各部の処理の詳細は後述する。
画像データ群取得部103は、画像データベースから画像データ群を取得し、例えば、取得した画像データ群を表示装置1801に表示する。なお、後述するように、導出過程表示部105からの要求等に基づき、画像データ群取得部103が、取得した画像データ群及び/又はメタデータを表示装置1801に表示するようにしてもよい。以下、このような場合、画像データ群表示部1010が画像データ群を表示するという代わりに、導出過程表示部105が画像データ群を表示するともいう。また、メタデータ表示部1012がメタデータを表示するという代わりに、導出過程表示部105がメタデータを表示するともいう。画像データ群取得部103は、画像データ群検索部1009、画像データ群表示部1010、メタデータ取得部1011、メタデータ表示部1012、メタデータ修正部1013、メタデータ修正適用部1014を有する。
画像データ群検索部1009は、メタデータを使用して画像データベースを検索する。画像データ群表示部1010は、画像データ群検索部1009で検索の結果、取得した画像データ群を表示装置1801に表示する。メタデータ取得部1011は、画像データ群表示部1010が表示した画像データ群の1画像データに付加されているメタデータを画像データベースから取得する。メタデータ表示部1012は、メタデータ取得部1011が画像データベースから取得したメタデータを表示装置1801に表示する。メタデータ修正部1013は、ユーザ操作等に基づいて、メタデータ表示部1012が表示したメタデータの一部の修正を受け付ける。メタデータ修正適用部1014は、メタデータ修正部1013で受け付けた修正を、画像データベースの1画像データのメタデータに適用する。
なお、図2には示していないが、文書処理装置は、上述したようなパーソナルドキュメントを作成するパーソナルドキュメント作成部を有するようにしてもよい。そして、ドキュメント取得部101は、このパーソナルドキュメント作成部が作成したパーソナルドキュメントを取得するようにしてもよい。
図3は、ドキュメント表示部によって表示されたパーソナルドキュメントの一例を示す図である。なお、図3に示しているパーソナルドキュメントは、パーソナルデータの生徒番号が21094のレコードのパーソナルドキュメントである。201、202、203は、固定データフィールド又は可変データフィールドに画像データが貼り付けられる部分であり、以降はフレームと呼ぶこととする。図3は、生徒番号21094のパーソナルドキュメントであるので、フレームには、生徒番号=21094用の、特定した画像データ(又は文章)が貼り付けられている。ドキュメント表示部104は、表示装置1801に生徒番号21094のレコードのパーソナルドキュメントを表示する。画像データ選択部1002は、編集者の入力装置1802からのパーソナルドキュメントのフレームのデータの選択を受け付け、パーソナルドキュメントのフレームのデータを取得する。選択状態のデータが可変データフィールドの画像データである場合、導出過程表示部105は、フレームのデータの導出過程を表示装置1801に表示する。選択状態のフレームのデータが固定データフィールドの画像データの場合、導出過程表示部105は、何も表示しない。
図4は、導出過程表示部によって表示された導出過程の一例を示す図である。画像データ選択部1002は、フレーム303の画像データを選択状態にする。導出過程表示部105は、フレーム303の画像データが可変データフィールドに貼り付けた画像データである場合、前記選択状態にある画像データの導出過程を表示装置1801に表示する。導出過程表示部105は、フレームに貼り付けた画像データを、レコードのパーソナルデータ、フレームに付与された生成ルール、及び画像データを特定するメタデータによって、画像データベースから検索し、特定する。
導出過程表示部105は、表示装置1801に、フレーム303に画像データを貼り付けるために使用された、該当レコードのパーソナルデータ322、生成ルール333、メタデータ344、及び画像データ群355を表示する。メタデータ344は、画像データベースを検索し、パーソナルドキュメントに貼り付ける画像データを特定するのに使用されるメタデータである。画像データ群355は、メタデータ344を用いて画像データベースを検索した結果、取得することができる画像データである。
以下、パーソナルドキュメントを作成するのに必要な各種データについて説明する。
パーソナルデータ322は、各レコードの個人を特定できる情報を含んでいる。本実施形態では学校を想定して生徒番号・クラス・委員会・選択科目・クラブ活動等の項目を含んでいるものとする。パーソナルデータに使用する"生徒番号"や"クラス"等の文字コードは、管理者等が予め登録しておき、文書テンプレートの生成ルールや画像データベース366に格納する画像データのメタデータにも同じ文字コードを使用すると、検索が容易になる。導出過程表示部105は、パーソナルデータ322の全ての情報を表示しても、選択状態の画像データの導出に必要な情報のみを表示しても、何れでもよい。また、パーソナルデータは、文字コードを使用してもよいし、文字コードの代わりに、内部的に括弧内の数値のようなIDを割り付けて、一意に決められるものを使用してもよい。パーソナルデータの情報をIDによって一意に決まるようにする場合、文書処理装置は、文書テンプレートのフレームに付与する生成ルールや、画像データのメタデータも、パーソナルデータの各項目に割り当てるIDで管理する。
生成ルール333は、文書テンプレートの可変データフィールドを持つ各フレームに付与するルールである。生成ルール333は、文書テンプレート内に記述され、HDD1808等に記憶されている。生成ルール333に画像データを特定できるルールを設定することより、画像データベースと連携して、1レコードずつ適切な画像データを貼り付けてパーソナルドキュメントとすることができる。生成ルール333は、フレームにどういう種類の画像データを貼り付けるかを指定する式である。図4の場合、フレーム303に、「IF 委員会="委員会名" MetaData="委員会名"」という生成ルール333を割り当てている。この生成ルールは、各レコードのパーソナルデータの「委員会:委員会名」を取得し、パーソナルデータから取得した委員会名のメタデータの付加された画像データを画像データベース366から検索してフレームに貼り付けるというルールを意味している。また、この例のように、パーソナルデータに指定した項目(ここでは委員会)がないという可能性があるような場合、「else IF 係="係り名" Metadata="係り名"」のように、else IFを用いて他の条件も付加しておくことができる。
画像データベース366は、文書テンプレートを作成するのに使用される複数の人物の、複数のシチュエーション・イベントで撮影された画像データを格納する。画像データベースは、HDD1808等に記憶されている。本実施形態では、ある年度に卒業する卒業生の写真とその先生たちの写真等とが格納されているものとする。画像データベースが格納するすべての画像データには、個人やイベントと関連付けされたメタデータが埋め込まれている。
図5は、メタデータの一例を示す図である。埋め込まれているメタデータの一例として、パーソナルデータ及び生成ルールで使用する文字コード(又は各項目に割り振られたID番号)が使用されているのが好ましい。また、解像度や撮影された時期、画像データの特徴(例えば、人物が多いとか風景中心とか等)をメタデータに含むと、生成ルールの詳細な設定を許すことができ、更に絞りこんだ画像データ群の検索を行うことが可能となる。
画像データ群取得部103は、画像データベース366を検索して、メタデータ344と適合した画像データ群355をサムネイル等で表示する。画像データ群が複数存在する場合があるため、画像データ群取得部103(又は導出過程表示部105)は、最も条件にマッチした画像データの順に上から表示する。実際にフレームに貼り付ける画像データは、画像データ群355の一番上に表示される画像データとなる。
導出過程表示部105は、パーソナルデータとフレームに付与した生成ルール、及び画像データベースを検索するメタデータ344(コンテンツを特定するのに使用されるパーソナルデータ、生成ルール及びメタデータをまとめて導出過程とよぶ)を取得する。そして、導出過程表示部105は、前述のメタデータ344に適合する全ての画像データ群と前述の導出過程とを表示装置1801に表示する。また、導出過程表示部105は、前述の画像データ群のメタデータは、画像データ群のうちの1画像データの選択を受け付けることにより、選択を受け付けた画像データの全メタデータを画像データベースから取得し、表示する。
図4の例では、パーソナルデータ「生徒番号:21094」と「委員会名:放送」と生成ルール「IF 委員会="委員会名" MetaData="委員会名"」とが画像データの検索に使用される。そのため、導出過程表示部105は、メタデータ「生徒番号="21094"、かつ、委員会名="放送"」を用いて、該当するメタデータを持つ画像データ群355を画像データベースから検索し、導出過程と画像データ群355とを表示装置1801に表示する。
導出過程表示部105は、パーソナルデータ・生成ルール・メタデータを表示する際、画像データ群を導出するのに使用した文字コード(又はID番号)を、強調表示する。図4の例では、選択状態のフレーム303の画像データは、レコードの「委員会="委員会名"」を使って貼り付けた画像データである。そのため、導出過程表示部105は、パーソナルデータの「委員会名:放送」と、生成ルールの「委員会="委員会名"」と、メタデータの「委員会名="放送"」とを強調表示する。強調表示の仕方は、ここでは太字にしているが、文字の色を変える等、ユーザが視覚的に分かりやすければ何でもよい。
導出過程表示部105が導出過程を表示することにより、選択状態の画像データの導出過程を、視覚的にユーザに示すことができる。また、選択状態の画像データが間違っている場合、導出過程表示部105が前述したように強調表示を行うことにより、ユーザは間違った要因となる導出過程を容易に特定することができる。
図6は、パーソナルドキュメントの修正に係る処理の一例を説明するためのフローチャートである。
まず、ステップS20において、文書処理装置(又はパーソナルドキュメント作成部)は、パーソナルデータ、生成ルール、画像データベースを使用し、適切な画像データを文書テンプレートの各フレームに貼り付けることによりパーソナルドキュメントを作成する。
ステップS21において、ドキュメント表示部104は、表示装置1801にパーソナルドキュメントを表示する。ドキュメント表示部104は、1レコードのレイアウトと可変データフィールドに貼り付けられた画像データと文章とを表示する。ユーザは、特にパーソナルドキュメントに問題がない場合、このまま印刷を指示する。もし、ステップS22でパーソナルドキュメントの可変データフィールドに貼り付けられたデータが間違っている場合(つまりユーザが修正を行うための所定の操作を行った場合)、文書処理装置は、ステップS23を実行する。
ステップS23において、画像データ選択部1002は、ユーザからの選択を受付け、修正に係るパーソナルドキュメントの可変データフィールドの画像データを特定し、選択状態にする(コンテンツデータ選択)。
次に、ステップS24において、導出過程取得部102は、選択状態にある画像データの導出過程を取得する。そして、導出過程表示部105は、導出過程取得部102が取得した導出過程を表示装置1801に表示する。
次に、ステップS25において、導出過程修正部1006は、編集者の入力に基づいて、表示されている導出過程の項目を変更し、導出過程を修正する。より具体的に説明すると、導出過程修正部1006は、表示装置1801に表示されている、パーソナルデータ、可変データフィールドに付与された生成ルール、又は画像データのメタデータの何れか間違った箇所の修正を受け付ける。導出過程修正部1006で行う導出過程の修正は、表示装置1801の画面上での修正であり、実データに対して影響は与えない。
次に、ステップS26において、導出過程修正適用部1007は、ステップS25での修正を実データに対して適用し、導出過程の修正を反映すると共に、例えば変更されたメタデータを使用して、画像データベースを再検索し、画像データ群を再取得する。
次に、ステップS27において、導出過程再表示部1008は、修正した導出過程の再表示を行う。より具体的に説明すると、例えば、導出過程再表示部1008は、導出過程修正適用部1007が再取得した結果の画像データ群と、導出過程修正部1006における導出過程の修正結果とを、表示装置1801に再表示する。
なお、ステップS25〜ステップS27の処理の一例を、後述する図7等を用いて説明する。また、ステップS23〜ステップS26の処理の一例を、後述する図8等を用いて説明する。
次に、ステップS28において、ドキュメント修正部1003は、修正した導出過程に基づき、パーソナルドキュメント再作成(例えば、画像データの変更等)を実行する。また、ドキュメント修正部1003は、導出過程の修正の結果が、選択状態のフレームの画像データ以外の他の画像データにも影響があるか否か検査する。検査の結果、他のフレームにも変更が行われると判断できる場合、ドキュメント修正部1003は、選択状態のフレーム以外に対しても画像データの変更等を行う。
最後に、ステップS29において、ドキュメント再表示部1004は、ステップS28で変更(又は再作成)等を行ったパーソナルドキュメントを表示装置1801に表示する。
図7は、導出過程の変更及び変更に係る導出過程の強調表示処理の一例を説明するためのフローチャートである。
ステップS511において、導出過程修正部1006は、編集者の入力に基づいて、修正を受け付けて、パーソナルデータと生成ルールと画像データベースを検索するメタデータとの少なくとも何れか1つを変更(又は修正)する。図7の説明では、メタデータを変更したものとして説明すると、ステップS512において、導出過程修正部1006は、ステップS511で変更したメタデータを使って、画像データベースの画像データ群を検索する。
次に、ステップS513において、導出過程再表示部1008は、導出過程の修正に係る部分を、強調表示する。
最後に、ステップS514において、導出過程再表示部1008は、導出過程修正部1006で修正され後の導出過程と、ステップS512で検索した結果、得られる画像データ群とを表示装置1801に表示する。
図8は、導出過程の修正を説明するための一例を示す図である。図8では、フレーム603が間違っているものとする。画像データ選択部1002は、ユーザからの選択を受付け、修正に係るパーソナルドキュメントの可変データフィールドの画像データを特定し、選択状態にする。導出過程取得部102は、選択状態にある画像データの導出過程を取得する。そして、導出過程表示部105は、導出過程取得部102が取得した導出過程を表示装置1801に表示する。生徒番号=21094を持つ人は図書委員なのに、図8のパーソナルデータの委員の項は放送となっている。導出過程修正部1006は、ユーザ操作に基づくパーソナルデータの修正を受付け、パーソナルデータの、委員会:"放送"を委員会:"図書"に変更する。図8では、導出過程修正部1006は、表示装置1801に表示する文字コードを修正しただけであるため、画像データベースを検索するのに使用されるメタデータ及び画像データ群は委員会名="放送"のときのまま変わらない。
図9は、修正した導出過程の適用を説明するための一例を示す図である。
導出過程修正適用部1007は、図8のパーソナルデータの修正を実データに適用する。まず、導出過程修正適用部1007は、画像データベースを検索するために使用されるメタデータを、「生徒番号="21094"、かつ、委員会名="放送"」から「生徒番号="21094"、かつ、委員会名="図書"」に変更する。次に、導出過程修正適用部1007(又は画像データ群取得部103)は、前述のメタデータを持つ画像データ群を画像データベースから検索し、取得する。導出過程再表示部1008は、導出過程修正適用部1007(又は画像データ群取得部103)が取得した画像データ群を表示装置1801に表示する。また、導出過程再表示部1008は、強調表示する部分を、パーソナルデータ「委員会名:図書」、生成ルール「委員会="委員会名"」、及びメタデータ「委員会名="図書"」とする。
図10は、修正されたパーソナルドキュメントの一例を示す図である。ドキュメント修正部1003は、選択状態にあるフレームの画像データの位置に、導出過程の再表示で画像データ群の一番上に表示された画像データを貼り付ける。更に、ドキュメント修正部1003は、図9で選択状態にあるフレーム803以外の他のフレームに対しても、パーソナルデータの修正に伴って変更されるべき項目がないか否かを検索する。検索の結果、変更が必要な場合、ドキュメント修正部1003は、修正後のパーソナルデータと生成ルールとに基づいて、画像データベースを検索するのに使用するメタデータを指定する。そして、ドキュメント修正部1003は、指定したメタデータを持つ画像データ群を画像データベースから検索し、最適な画像データをフレームに貼り付ける。ドキュメント再表示部1004は、各フレームに対して修正後の画像データを貼り付けた状態で、パーソナルドキュメントを再表示する。
図11は、選択状態にあるフレームの画像データ以外に、同じ理由で間違って添付された画像データが存在する場合の処理について説明するための図である。図11のフレーム903は、「委員会="委員会名"」の生成ルールを持つ。一方、フレーム902には、「委員会の関連="委員の先生"」の生成ルールを持つ。フレーム903に貼り付ける画像データの、画像データベースを検索するのに使用されるメタデータは、パーソナルデータ911と生成ルール922とによって「生徒番号="21094"、かつ、委員会名="放送"」となっている。また、フレーム902に貼り付ける画像データを検索するメタデータは、パーソナルデータ911と生成ルール922とによって「生徒番号="21094"、かつ、委員会の関連="放送委員の先生"」となっている。
図8で、画像データ選択部1002は、ユーザ操作に基づいて、フレーム903の画像データを選択状態にする。そして、導出過程表示部105は、選択状態のフレーム903の導出過程を表示装置1801に表示する。パーソナルデータの「委員会:委員会名」の設定が間違っていた場合、導出過程修正部1006は、ユーザ操作に基づいて、パーソナルデータの修正を受付け、パーソナルデータの委員会を"放送"から"図書"に変更する。導出過程修正適用部1007は、フレーム903の画像データを検索するメタデータを、「生徒番号="21094"、かつ、委員会名="放送"」から「生徒番号="21094"、かつ、委員会名="図書"」に変更する。そして、導出過程修正適用部1007は、変更後のメタデータで画像データベースから画像データ群を検索する。導出過程再表示部1008は、前記検索の結果、取得した画像データ群を表示装置1801に再表示する。導出過程修正適用部1007及び導出過程再表示部1008は、選択状態にないフレーム902の生成ルールを、「生徒番号="21094"、かつ、委員会の関連="放送委員の先生"」のまま変更しない。
図12は、パーソナルデータの変更を、他のフレームに対しても反映する場合の処理について説明するための図である。図12のフレーム1102、1103は、図11の902、902に対応している。ドキュメント修正部1003は、フレーム1102の画像データベースを検索するメタデータを、「生徒番号="21094"、かつ、委員会の関連="放送委員の先生"」から「生徒番号="21094"、かつ、委員会の関連="図書委員の先生"」に変更する。ドキュメント修正部1003は、前記変更後のメタデータを使ってフレーム1102に貼り付ける画像データ群を画像データベースから検索し、フレーム1102に貼り付ける。ドキュメント再表示部1004は、フレーム1103と1102との2つの画像データが同時に修正された状態のパーソナルドキュメントを、表示装置1801に再表示する。
以上のように、ドキュメント修正部1003は、選択状態にあるフレームの画像データに対する導出過程の修正を、選択状態にない他のフレームに対しても反映する。これにより、同じ要因で間違っている画像データが複数ある場合に、各フレームを1つ1つ選択状態にして修正を行う必要がなくなり、修正の効率を向上させることができる。
図13は、生成ルールの修正を説明するための一例を示す図である。図13で選択状態にある画像データフレームに付加してある生成ルールは、「委員会="委員会名"」である。ここで、フレーム1203には、"委員会"の画像データではなく、"クラブ活動"の画像データを貼り付けるレイアウトに変更する場合を説明する。この場合、導出過程修正部1006は、ユーザ操作に基づいて、生成ルールを図13のように"委員会"の画像データを貼り付ける生成ルールから"クラブ活動"の画像データを貼り付ける生成ルールに修正する。つまり、導出過程修正部1006は、生成ルールを「IF クラブ活動="クラブ活動名" Metadata="クラブ活動名"」に修正する。前記生成ルールは、パーソナルデータからクラブ活動の項目のクラブ活動名を取得し、画像データベースから同じクラブ活動名のメタデータを持つ画像データを取得して、フレーム1203に貼り付けることを意味している。
図14は、修正された生成ルールの適用等の一例を示す図である。
導出過程修正適用部1007は、パーソナルデータと修正後の生成ルールとに基づいて、新たに画像データベースを検索するメタデータを指定する。メタデータは、「生徒番号=21094、かつ、委員会名="放送"」から「生徒番号=21094、かつ、クラブ活動名="吹奏楽"」に変更される。導出過程修正適用部1007は、変更後のメタデータを使って、画像データベースから画像データ群を検索する。
導出過程再表示部1008は、変更後の導出過程と、再検索した結果、取得した画像データ群とを表示装置1801に表示する。このとき、導出過程再表示部1008は、生成ルールの変更に伴い、強調表示する項目を変更する。図14の例では、導出過程再表示部1008は、パーソナルデータの強調表示する部分を、「委員会:委員会名」から「クラブ活動:クラブ活動名」に変更する。導出過程再表示部1008は、生成ルールの強調表示部分を、「クラブ活動="クラブ活動名"」に変更し、メタデータの強調表示部分を、「クラブ活動名="吹奏楽"」に変更する。
図15は、生成ルールの変更を、他のフレームに対しても反映する場合の処理について説明するための図である。ドキュメント修正部1003は、表示装置1801に表示されているフレーム1403の画像データを、「委員会名="放送"」の画像データから「クラブ活動名="吹奏楽"」の画像データに置き換える。ドキュメント再表示部1004は、置き換えたパーソナルドキュメントを表示装置1801に再表示する。フレームの生成ルールは、他のレコードのパーソナルドキュメントに対しても流用されている。そのため、文書処理装置は、前記変更を、生徒番号=21094の文書のみでなく、他の生徒番号を持つレコードの文書の同じ画像データのフレームに対しても施すことができる。これにより、他の生徒番号を持つレコードの文書に対して逐一修正をする必要がなくなるので、修正の効率を向上させることができる。
図16は、メタデータの修正に係る処理の一例を示すフローチャートである。
画像データ群のメタデータが間違っている場合、ステップS531において、メタデータ取得部1011は、編集者の入力に基づいて、画像データ群から選択された1画像データの実データを画像データベースから取得する。このことにより、メタデータ取得部1011は、前記画像データに付加されたメタデータを取得する(ステップS532)。次に、メタデータ表示部1012は、前記取得したメタデータを表示する。メタデータ表示部1012は、メタデータを選択状態の画像データと別ウィンドウで表示装置1801に表示してもよいし、選択状態の画像データに重ねて出力してもよい。
次に、ステップS533において、メタデータ修正部1013は、操作者の入力に基づいて、修正を受け取ることにより、選択状態の画像データのメタデータを修正する。次に、ステップS534において、メタデータ修正部1013は、選択状態の画像データと対応する、画像データベースにある画像データのメタデータを修正する。
なお、図16の各ステップに係る処理は、導出過程修正部1006等が実行するようにしてもよい。
図17は、メタデータの修正を説明するための一例を示す図である。画像データ選択部1002は、フレーム1603の画像データを選択状態とする。すると、導出過程表示部105は、図17に示されるような導出過程を表示装置1801に表示する。図17の例では、フレーム1603の生成ルールは、放送委員の画像データを貼り付ける設定になっている。
図17に示される画像データ群が、1621の運動会の画像データを含んでいる場合、1621の画像データは"運動会"なのに、"放送"のメタデータを含んでいることが予想できる。ユーザが、画像データ群の画像データ1621を選択することにより、メタデータ表示部1012は、選択状態の画像データのメタデータを表示する(1631)。メタデータ修正部1013は、ユーザ操作に基づくメタデータの修正を受付け、"放送"を"運動会"に変更する。
次に、メタデータ修正適用部1014は、メタデータ修正部1013によるメタデータの変更を、画像データベースに反映し、画像データベースの画像データに埋め込まれているメタデータを変更する。メタデータ修正適用後は、メタデータを変更した画像データは、"放送"のメタデータ検索で適合する画像データではなく、新たに"運動会"のメタデータの検索で適合する画像データとなる。
また、ドキュメント修正部1003は、各フレームの画像データを再検索するため、メタデータ修正適用以前に画像データ1621を貼り付けていたフレーム1603以外の、他のフレームの画像データも変更する。
本実施形態では、文書処理装置が取り扱う文書データとして卒業アルバムを例に説明を行っている。しかし、文書処理装置が取り扱う文書データは、パーソナルデータ、生成ルール及び画像データの情報を使用して作成することができるバリアブル印刷可能な文書データであればよい。例えば、本実施形態と同様に、パーソナルデータを個人のプロフィールに設定すれば、結婚式のアルバムや、旅行のアルバム等の個人ごとにパーソナライズ化されたバリアブル印刷可能な文書データであればよい。
また、パーソナルデータを個人のプロフィール情報ではなく、物を特定する情報であるとすれば、旅行のパンフレットや広告等の、物ごとにパーソナライズ化されたバリアブル印刷可能な文書データであってもよい。例えば、旅行のパンフレットに適用する場合、パーソナルデータに旅行の目的地の国や都市の名前、所属する地域、通貨、言語等を設定することができる。広告に利用する場合、パーソナルデータに店名、住所、電話番号、取扱商品等を設定することができる。
また、画像データの情報は、画像データに格納された情報又は画像データに関連づけられた情報であれば、適用可能である。例えば、画像データの情報として、本実施形態で記述されている画像データに格納されたメタデータ、PDFファイルのプロパティ情報、及びデジタルカメラで撮影した画像データに含まれるEXIF情報等が使用できる。
<その他の実施形態>
また、本発明の目的は、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードをシステム或いは装置の中央演算処理手段(CPUやMPU)が記憶媒体から読み出し実行することでも達成される。
また、システム或いは装置の前記中央演算処理手段が読み出したプログラムコードの指示に基づき、オペレーティングシステム(OS)等が実際の処理の一部又は全部を行う場合も含まれる。
以上、上述した各実施形態によれば、画像データが誤選択された原因を可視化し、修正箇所の判断を容易にすることができる。また、修正した結果を再表示し、修正と関連して変更される他のフレームや他の文書に対しても自動的に修正を行うことができる。よって、印刷データにおける修正を効率的に行うことができる。
以上、本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
1801 表示装置、1802 入力装置、1803 CPU、1804 RAM、1805 UI装置、1806 印刷装置、1807 ROM、1808 HDD

Claims (7)

  1. パーソナルドキュメントの生成ルールと、個人ごとのパーソナルデータと、メタデータが付加されたコンテンツデータと、に基づいて作成されたパーソナルドキュメントを表示するドキュメント表示手段と、
    ユーザ操作に基づいて、前記ドキュメント表示手段で表示されたパーソナルドキュメントからコンテンツデータを選択する選択手段と、
    前記選択手段で選択されたコンテンツデータが前記パーソナルドキュメントを作成する際に用いられることになった過程に係る前記生成ルールと、前記パーソナルデータと、前記メタデータと、を導出過程情報として表示する導出過程表示手段と、
    ユーザ操作に基づいて、前記導出過程表示手段で表示された前記導出過程情報を修正する修正手段と、
    を有することを特徴とするドキュメント処理装置。
  2. 前記修正手段は、ユーザ操作に基づいて、前記導出過程表示手段で表示された、前記生成ルールと、前記パーソナルデータと、前記メタデータと、の何れかを修正することを特徴とする請求項1に記載のドキュメント処理装置。
  3. 前記修正手段で修正された後の前記導出過程情報を再表示する導出過程再表示手段を更に有することを特徴とする請求項1又は2に記載のドキュメント処理装置。
  4. 前記修正手段で修正された後の、前記生成ルールと、前記パーソナルデータと、前記メタデータが付加されたコンテンツデータと、に基づいて再作成されたパーソナルドキュメントを再表示するドキュメント再表示手段を更に有することを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載のドキュメント処理装置。
  5. ドキュメント処理装置におけるドキュメント処理方法であって、
    パーソナルドキュメントの生成ルールと、個人ごとのパーソナルデータと、メタデータが付加されたコンテンツデータと、に基づいて作成されたパーソナルドキュメントを表示装置に表示するドキュメント表示ステップと、
    ユーザ操作に基づいて、前記ドキュメント表示ステップで表示されたパーソナルドキュメントからコンテンツデータを選択する選択ステップと、
    前記選択ステップで選択されたコンテンツデータが前記パーソナルドキュメントを作成する際に用いられることになった過程に係る前記生成ルールと、前記パーソナルデータと、前記メタデータと、を前記表示装置に導出過程情報として表示する導出過程表示ステップと、
    ユーザ操作に基づいて、前記導出過程表示ステップで表示された前記導出過程情報を修正する修正ステップと、
    を有することを特徴とするドキュメント処理方法。
  6. コンピュータを、
    パーソナルドキュメントの生成ルールと、個人ごとのパーソナルデータと、メタデータが付加されたコンテンツデータと、に基づいて作成されたパーソナルドキュメントを表示するドキュメント表示手段と、
    ユーザ操作に基づいて、前記ドキュメント表示手段で表示されたパーソナルドキュメントからコンテンツデータを選択する選択手段と、
    前記選択手段で選択されたコンテンツデータが前記ドキュメント表示手段で表示された前記パーソナルドキュメントを作成する際に用いられることになった過程に係る前記生成ルールと、前記パーソナルデータと、前記メタデータと、を導出過程情報として表示する導出過程表示手段と、
    ユーザ操作に基づいて、前記導出過程表示手段で表示された前記導出過程情報を修正する修正手段と、
    して機能させることを特徴とするプログラム。
  7. 請求項6に記載のプログラムを記憶したコンピュータにより読み取り可能な記憶媒体。
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