JP2011090521A - 文書処理装置、および、プレビュー表示方法 - Google Patents

文書処理装置、および、プレビュー表示方法 Download PDF

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Abstract

【課題】プレビュー表示する数を十分に低減し、かつ、処理の増大を抑える文書処理装置、および、プレビュー表示方法を提供する。
【解決手段】オブジェクトをデータベースから取り出すためのルールが領域に定められた文書データを入力し、ルールを適用することによりオブジェクトを取り出すためにデータベースを参照する回数を領域毎にカウントし、カウントされた回数を基準値と比較する。比較の結果、回数が基準値以下である場合に、ルールが定められた領域にオブジェクトを挿入し、回数が基準値より大きい場合に、ルールが定められた領域にオブジェクトを挿入しないと決定する。決定に従って、領域にオブジェクトを挿入し、若しくは、領域にオブジェクトを挿入しないで、プレビュー表示する。
【選択図】図4

Description

本発明は、文書をプレビュー表示する文書処理装置、および、プレビュー表示方法に関する。
近年、電子写真方式やインクジェット方式のデジタルプリンタの高速化・高画質化に伴い、プリント・オン・デマンド(Print On Demand;以下、POD)市場が拡大している。PODとは、一般的に、デジタルプリンタを使って電子データのプリントを行うサービスのことであり、従来のオフセット印刷などに比べ、比較的小ロットの印刷ジョブを短納期で行うことができる。
PODでは、電子データを用いる特性を生かして、バリアブルデータ印刷(以下、VDP)として知られる印刷方法が行なわれている。VDPの文書は、固定部分と可変部分とに分けられる。可変部分のデータは、RDB(Relational Database)やCSV(Comma Separated Values)ファイルなどのデータソースから供給される。ここで、データソースの桁(フィールド)をテンプレート文書の可変部分と関連付けてデータソースの行(レコード)ごとに適用することで、少しずつ異なる内容の印刷を行なうことができる。VDPを用いて、例えば、顧客情報に従い、提供する商品情報を変えるダイレクトメールなどが作成される。このような利用方法では、通常の印刷に比べ、一般的に宣伝効果が高いとされているため、VDPの利用は急速に広まっている。
バリアブル印刷を行うためのシステムをVDPシステム、VDPシステムにおけるプリントデータをVDPデータという。また、このVDPデータの作成を行うアプリケーションを、VDPアプリケーションという。VDPアプリケーションは、ユーザに対してページレイアウトを行うユーザインタフェースを提供する。ユーザは、通常の印刷レイアウトアプリケーションのユーザインタフェースの中では、文字や画像等の実際に印刷されるオブジェクトを配置していく。それに対して、VDPアプリケーションでは、これらのオブジェクトがデータベースに応じて変化する場合があるので、実際に印刷されるオブジェクトではなく、オブジェクトを配置(挿入)する領域を決定することでページレイアウトを行う。これらの領域は、特に、データベースのレコードに応じて異なるオブジェクトが挿入される領域を「可変領域」といい、複数のレコードに渡って同一オブジェクトが挿入される領域を「固定領域」という。なお、レコードとは図6の1行分のデータを指し、複数のオブジェクトにより構成されている。
可変領域には、データベースのレコード毎に挿入されるオブジェクトが変化するようにルールを設定できる。そのルールとして、データベースの各フィールドを条件分岐や、挿入されるオブジェクトそのものを設定できる。例えば、レコードの「年齢」フィールドの値が20〜29であった場合には、20〜29用の写真画像を配置し、60以上であった場合は60以上用の写真画像を配置する、といったルールを可変領域に設定できる。また、「住所」フィールドを参照して、その文字列を可変領域に配置することもできる。以上のようにして、VDPアプリケーションは、ページ上の可変領域とデータベースを関連付けたVDPデータを作成する。
VDPアプリケーションでは、データベースの各レコード値に伴い、ページの内容が変化するので、データベースのレコード数が多い場合には、全レコードに対するプレビューによるレイアウトの確認を行うことは現実的ではない。全レコードに対するプレビューを行うことは、即ち、最大のレコード数だけの画像を文書作成者が確認することになるからである。そのため従来において、レイアウトの確認は、可変領域の位置のみを確認の対象としていた。
しかしながら、レイアウトの確認は、各可変領域の位置の確認だけでは不十分である。なぜなら、この方法では、可変領域の位置は確認できても、実際の印刷内容の確認ができないので、通常の印刷の現場で行われているような校正作業ができないからである。具体的には、文章や画像等の組み合わせにより、文章が読みにくかったり、画像が見えづらくなっていたりといった、印刷物として問題ないかの確認ができないからである。そこで、実際の印刷物のプレビューを行うことを考えるが、上記の理由によりレコード全件のプレビューでレイアウトを確認することは現実的ではないため、種々の対策が望まれていた。
そのため、プレビューする表示件数を少なくする方法が考えられている。特許文献1では、各可変領域に実際のオブジェクトを配置した際、各領域の大きさの最大、最小、平均値等の統計量を使って、プレビュー表示件数を減少させる方法が記載されている。具体的には最大、最小、平均的なオブジェクトを配置することで擬似的な印刷データを作成し、これをプレビューやプルーフ出力として利用する。また、特許文献2では、VDPアプリケーションのプレビュー機能において、ある1つの指定レコードに対してこれと差異の大きなレコードを検索し、指定レコードと共にプレビュー対象とすることで、プレビュー表示件数を減少させる方法が開示されている。
特開2005−122727号公報 特開2005−216183号公報
しかしながら、特許文献1および2においては、全ての可変領域がプレビューする対象となるので、可変領域に多くのデータを設定可能である場合には、プレビュー表示件数が多くなってしまう。また、プレビュー表示においてはデータベースを参照する処理が発生するので、プレビュー表示件数が多くなると、そのような処理の負荷が増大してしまう。
上記の点に鑑み、本発明は、プレビュー表示する数を十分に低減し、かつ、処理の増大を抑える文書処理装置、および、プレビュー表示方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明に係る文書処理装置は、オブジェクトが挿入される領域を含む文書データをプレビュー表示する文書処理装置であって、
前記オブジェクトをデータベースから取り出すためのルールが前記領域に定められた前記文書データを入力する入力手段と、
前記ルールを適用することにより、前記オブジェクトを取り出すためにデータベースを参照する回数を領域毎にカウントするカウント手段と、
前記カウント手段によりカウントされた回数を基準値と比較する比較手段と、
前記比較手段による比較の結果、前記回数が前記基準値以下である場合に、前記領域にオブジェクトを挿入し、前記回数が前記基準値より大きい場合に、前記領域にオブジェクトを挿入しないと決定する決定手段と、
前記決定手段による決定に従って、前記領域にオブジェクトを挿入し、若しくは、前記領域にオブジェクトを挿入しないで、前記文書データをプレビュー表示する表示手段と
を備えることを特徴とする。
本発明によれば、プレビュー表示する数を十分に低減し、かつ、処理の増大を抑えることができる。
本実施形態におけるVDPシステムの全体構成を示す図である。 データベースサーバおよびクライアントPCの構成を示す図である。 VDPアプリケーションのユーザインタフェースの一例を示す図である。 本実施形態におけるプレビュー処理の手順を示すフローチャートである。 図4のS401の処理の手順を示すフローチャートである。 データベースとそのデータベースを参照するルールの一例を示す図である。 可変領域とデータベースの参照回数とを対応付けたテーブルを示す図である。 図4のS402の処理の手順を示すフローチャートである。 プレビューパターンとレコード番号を対応付けた構造体を示す図である。 プレビュー表示の一例を示す図である。 可変領域とルール適用結果のパターン数とを対応付けたテーブルを示す図である。
以下に、本発明を実施するための形態について、図面を参照しながら詳しく説明する。なお、同一の構成要素には同一の参照番号を付して、説明を省略する。
図1は、本発明に係る実施形態におけるVDPシステムの構成を示す図である。このVDPシステムは、データベースサーバ102、クライアントPC103、デジタルプリンタ104を含み、それらがネットワーク101を介して接続されている。データベースサーバ102に対しては、ネットワーク101経由でデータの読み書きが可能である。クライアントPC103は、データベースサーバ102から取得したデータを使用してVDPデータを生成し、デジタルプリンタ104に送信する。デジタルプリンタ104は、受信したVDPデータの印刷を行なう。本実施形態において、データベースサーバ102とクライアントPC103がネットワーク接続されている。ここで、データベースサーバ102は、インターネット上でいわゆるクラウドサービスとして実行されるのでも良いし、データベースサーバ102とクライアントPC103は、同一のコンピュータとされても良い。データベースサーバ102とクライアントPC103は、本実施形態における文書処理装置の一例として、以下説明する。
図2は、データベースサーバ102およびクライアントPC103の構成の一例を示すブロック図である。CPU201は、RAM202に格納されている制御プログラムに従って本装置全体の制御を行なう。RAM202は、CPU201が実行する本装置の制御プログラムや、文書画像等のデータを格納する。ネットワークインタフェース203は、CPU201の制御の下に、ネットワークとの接続を行なってデータ等を送受信する。外部記憶部204は、例えば、磁気ディスクでありデータを保存する。ディスプレイ205は表示部としての一例であり、キーボード206とポインティングデバイス207は、入力部としての一例である。RAM202に格納されているプログラムは、所定の動作を行なうために、同じくRAM202に格納されているOSの機能を必要に応じて使用する。また、RAM202に格納されているプログラムは、RAM202に対してデータの内容の読み書きを行なったり、外部記憶部204に対してデータの読み書きを行なったり、ネットワークインタフェース203を通じてデータの送受信を行なう。また、RAM202に格納されているプログラムは、キーボード206やポインティングデバイス207からの入力を受け付けたり、ディスプレイ205にデータを表示する。
データベースサーバ102においては、外部記憶部204にデータベースを構成する。データベースサーバ102のRAM202に格納されたデータベースプログラムがネットワークインタフェース203を通じてデータベースの読み書きを行なう命令を受信すると、データベースサーバ102のCPU201が命令を実行する。命令を実行した後、再度、ネットワークインタフェース203を通じて結果を返信する。
クライアントPC103においては、クライアントPC103のRAM202に格納されたVDPアプリケーションがキーボード206やポインティングデバイス207からの入力を受け付けてRAM202にVDPデータを作成する。VDPアプリケーションがキーボード206やポインティングデバイス207から印刷の指示を受け付けると、そのVDPデータをネットワークインタフェース203を通じてデジタルプリンタ104に送信する。
図3は、VDPアプリケーションによりVDPデータ(文書データ)を編集するためのユーザインタフェースの一例を示す図である。VDPアプリケーションは、編集エリア301上にドキュメントの境界を示すドキュメントエリア302を表示し、ユーザの入力を受け付けて、このドキュメントエリア内にオブジェクトを配置するための領域を配置し、VDPデータを作成する。図3では、5つの領域303−307が配置されている。領域303−305は可変領域であり、データベースの内容に従って、レコード単位に異なるオブジェクト(例えばテキスト、画像)が挿入される。そのため、可変領域は実際に印刷されるオブジェクトはプレビュー画面上に表示されず、その領域の位置だけがユーザに分かるようになっている。領域306、307は固定領域であり、同じオブジェクトが配置される。そのため、プレビュー画面上でも実際のオブジェクトが配置されている。
上述した通り可変領域には、異なるオブジェクトが挿入されるように固有の情報が設定されている。その固有の情報とは、主に、その可変領域にどのようなオブジェクトを配置すればよいかを決定するためのルールであり、例えば、データベースのフィールドを参照する条件式が挙げられる。
次に、本実施形態におけるVDPアプリケーションでのプレビュー表示の処理について、図4を用いて説明する。なお、本願のフローチャートは、CPU201がフローチャートを実行するために必要なプログラムをメモリから読み出して実行することで実現される。
図4は、VDPアプリケーションが行うプレビュー表示処理の手順を示すフローチャートである。VDPアプリケーションがユーザの入力を受け付けて、プレビューの処理が開始されると、まず各可変領域のルールを解析する(S401)。ここで解析された結果は、プレビューを行う際に、挿入されたオブジェクトを表示する可変領域(以下、これを「プレビュー対象の可変領域」という)を選択するための情報として用いられる。次に、その解析結果をもとに、VDPアプリケーションが、プレビュー対象の可変領域を選択する(S402)。次に、VDPアプリケーションは、選択された可変領域に、データベースの各レコードのデータを適用することによって決まるプレビュー表示の数と、各プレビューに対応するデータベースのレコード番号を記録する(S403)。
次に、VDPアプリケーションは、記録されたプレビュー表示の数を、予め定められた基準値と比較する(S404)。ここで、プレビュー表示の数が基準値より大きい場合、VDPアプリケーションは、警告画面をディスプレイ205に表示する(S405)。これは、プレビュー表示数が多い場合には、できるだけ少ないプレビュー表示でレイアウト確認を行いたいという本来の目的を果たせなくなるので、ユーザに処理を続行するか問い合わせるために行われる。警告画面を表示した中で、VDPアプリケーションは、処理を続行するか否かを受け付ける(S406)。一方、プレビュー表示の数が基準値以下である場合、VDPアプリケーションの処理は、S407に進む。
VDPアプリケーションは、S402で選択された可変領域にのみオブジェクトが挿入されたプレビュー画面を作成し(S407)、作成されたプレビュー画面を表示する(S408)。プレビュー画面は、一般的に複数生成されるので、スライド表示、または、サムネイル表示によって表示される。
図5は、図4に示すS401の処理の手順を示すフローチャートである。まず、VDPアプリケーションは、対象となるVDPデータ中の可変領域の数を取得する(S501)。そして、N番目(Nは0から可変領域数−1)の可変領域について、VDPアプリケーションは、配置するオブジェクトを決定するためのルール(オブジェクト決定ルール)を取得する(S502−S504、S506−S508)。このルールの結果から、VDPアプリケーションは、可変領域ごとにデータベースのフィールドを参照する回数を記録(カウント)していく(S505)。本実施例においては、変数Nを用意し、そのNをインクリメントしていくことで、0から可変領域数−1番目の可変領域について参照回数を記録していく。
ここで、S505について詳しく説明する。VDPデータの可変領域には、その領域に対してどのオブジェクトを配置するかを決定するためのルールが設定されている。一般的に、データベースのフィールド値に対する計算、数値比較、文字列比較、条件分岐等を使って、その領域に配置するオブジェクトが決定される。S505で解析して記録されるのは、ルールの結果、データベースのレコードのフィールド値を参照する回数である。
例えば、図6の(a)のデータベースを、図3のVDPデータに適用する場合について考える。可変領域303−305には、それぞれ図6の(b)、図6の(c)、図6の(d)で示すルールが設定されているとする。可変領域303に設定されているルール(図6の(b))は、この領域に表示する文字列を「苗字」フィールドの文字列と「名前」フィールドの文字列の連結文字列とするルールであることを意味している。その場合には、ルールを適用することでデータベースのフィールド値を参照している回数は「2」となる。また、ルールを適用してもデータベースのフィールド値を参照しない場合もある。可変領域304のルール(図6(c))は、「性別」フィールドが「M」であった場合には ”image_m.jpg”、「F」であった場合には ”image_f.jpg” のファイル名の画像を配置するルールであることを意味している。その場合には、ルールを適用してもデータベースのフィールド値を参照していないため、参照回数は「0」となる。こうして得られる各可変領域のデータベースのフィールドを参照する回数の情報は、図7に示すような構造体として、可変領域毎に保持される。
図8は、図4に示すS402の処理の手順を示すフローチャートである。まず、VDPアプリケーションは、対象となるVDPデータ中の可変領域の数を取得する(S801)。そして、VDPアプリケーションは、N番目(Nは0から可変領域数−1)の可変領域について、図5のルール解析処理で作成された図7の構造体から、各可変領域がデータベースを参照する回数を取得する(S802、S803、S805、S807−S809)。次に、VDPアプリケーションは、取得された値(参照回数)が予め定められた既定値x以下か否かを判定し(S805)、既定値x以下であれば、プレビュー対象の可変領域として登録する(S806)。
S803で取得する既定値xは、予めVDPアプリケーションが設定値として保持しておく値であってもよい。このために、例えば、VDPアプリケーションがデフォルト値を持っており、アプリケーションをスタートする時にそのxの値をデフォルト値としてロードしてもよい。または、そのロード後、ユーザの入力を受け付けて変更できるようにしてもよい。
図8の処理を具体例で説明する。図3のVDPデータ、図6のデータベースとルール、および、可変領域に対するルール解析処理の結果、図7に示すような構造体情報において、VDPアプリケーションが図8の処理を行う場合を考える。もし、VDPアプリケーションが既定値xの値として「1」を設定していた場合に、VDPアプリケーションは、プレビュー対象の可変領域として、ルール適用結果がデータベースを参照する回数が1以下である可変領域304と305を選択する。
図4に示すS403の処理において、S402で選択されたプレビュー対象の可変領域にのみオブジェクトを挿入したときのパターンが調べられる。このようにして得られる情報は、図9に示すような構造体で保持される。
最後に、各パターンのプレビュー画面を作成し、そのパターンに対応するデータベースのレコード番号とともにスライドショー形式で表示する。このときVDPアプリケーションは、403で作成された情報(図9)に基づいて、各パターンに対応するプレビューのみを作成する。そのために、複数ある各パターンに対応するレコードのうちの該当するレコードのみに、プレビュー対象の各可変領域のルールを適用することで、各パターンのプレビューを作成する。
プレビューを表示する際は、図10の(a)のように、固定領域とS402で選択された可変領域のみに実際のオブジェクトが挿入されたプレビュー画面が表示される。また、図10の(b)のように、S402で選択されていない可変領域にも、そのパターンとなるレコードのうち、先頭レコードのオブジェクトが可変領域に挿入されたプレビュー画面を表示してもよい。例えば、図10の(a)の左側は、組み合わせ番号1(パターン1)のプレビュー画面である。組み合わせ番号1は、レコード1、5、10、22、39のプレビュー画面である。従来技術では、各レコードの名前のデータが異なるため、5種類のパターンが表示対象となるが、本願では名前のデータを無視することで5種類のパターンを1つのパターンにまとめることができる。その結果、表示されるパターン数を減少することが可能となる。
以上のように、本実施形態においては、各可変領域のルールを解析するだけで、プレビュー対象の可変領域を決定できる。この方法は、数千、または数万あるかもしれないデータベースのレコードを参照する必要がないため、この段階での処理の負荷が大きくならずに済む。この方法を用いても、結果として作成されるプレビューのパターン数が、非常に多くなってしまう場合もあり得る。このようになってしまう原因は、以下が考えられる。(1)図8の処理の結果、プレビュー対象となった可変領域が多すぎる。
(2)図8の処理の結果プレビュー対象となった可変領域に、データベースのレコードを適用したときにできるパターン数が多すぎる。
そこで、それぞれの原因に対する解決策を用意する。まず、(1)は、言い換えると図8のS805の判定結果が真となる可変領域が多いことを意味する。そこで、(1)が原因となる場合は、S805の判定を厳しくして、真とならない可変領域を増やすことで解決可能である。例えば、既定値xの値を小さくしながら、S805の判定結果が真となる可変領域、即ち、プレビュー対象となる可変領域の数を調整することができる。
次に、(2)が原因となる場合は、プレビュー対象となった各可変領域について、実際にデータベースの全レコードを適用した時のパターン数の一部をプレビュー対象から除外することで解決することができる。これを行うために、まず、図8の処理の結果、プレビュー対象となった各可変領域について、実際にデータベースの全レコードを適用したときの描画パターン数を調べる。次にこの描画パターン数がユーザの指定する既定値(yとする)よりも大きい場合は、プレビュー対象から除外する。
図11は、実際にデータベースの全レコードを適用したときの描画パターン数を、図7のテーブルに追加する形式で表した例である。この例では、可変領域305は「ルール適用結果がデータベースを参照する回数」は1回と少ないが、「ルール適用結果のパターン数」が300パターンと多い。もし、304と305をプレビュー対象の可変領域とした場合、それぞれの「ルール適用結果のパターン数」が「2」と「300」であるので、最大で双方の値を乗じた数分(即ち、2×300=600パターン)のプレビューが作成されてしまう。ここで、例えば、yの値を「100」とすることで、可変領域305をプレビュー対象から外すことができる。可変領域305をプレビュー対象から除外すると、プレビュー対象の可変領域は304だけになるので、作成されるプレビューは2パターンとなり、プレビュー表示数が大きく低減される。
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。

Claims (2)

  1. オブジェクトが挿入される領域を含む文書データをプレビュー表示する文書処理装置であって、
    前記オブジェクトをデータベースから取り出すためのルールが前記領域に定められた前記文書データを入力する入力手段と、
    前記ルールを適用することにより、前記オブジェクトを取り出すためにデータベースを参照する回数を領域毎にカウントするカウント手段と、
    前記カウント手段によりカウントされた回数を基準値と比較する比較手段と、
    前記比較手段による比較の結果、前記回数が前記基準値以下である場合に、前記領域にオブジェクトを挿入し、前記回数が前記基準値より大きい場合に、前記領域にオブジェクトを挿入しないと決定する決定手段と、
    前記決定手段による決定に従って、前記領域にオブジェクトを挿入し、若しくは、前記領域にオブジェクトを挿入しないで、前記文書データをプレビュー表示する表示手段と
    を備えることを特徴とする文書処理装置。
  2. オブジェクトが挿入される領域を含む文書データをプレビュー表示する文書処理装置において実行されるプレビュー表示方法であって、
    前記文書処理装置の入力手段が、前記オブジェクトをデータベースから取り出すためのルールが前記領域に定められた前記文書データを入力する入力工程と、
    前記文書処理装置のカウント手段が、前記ルールを適用することにより、前記オブジェクトを取り出すためにデータベースを参照する回数を領域毎にカウントするカウント工程と、
    前記文書処理装置の比較手段が、前記カウント工程においてカウントされた回数を基準値と比較する比較工程と、
    前記文書処理装置の決定手段が、前記比較工程における比較の結果、前記回数が前記基準値以下である場合に、前記領域にオブジェクトを挿入し、前記回数が前記基準値より大きい場合に、前記領域にオブジェクトを挿入しないと決定する決定工程と、
    前記文書処理装置の表示手段が、前記決定工程における決定に従って、前記領域にオブジェクトを挿入し、若しくは、前記領域にオブジェクトを挿入しないで、前記文書データをプレビュー表示する表示工程と
    を備えることを特徴とするプレビュー表示方法。
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