JP2008191314A - アクセサリユニット及びカメラシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】カメラ本体などの接眼枠に対して容易に着脱が可能であり、且つ不用意に外れることがない安価なファインダ用アイカップを提供する。
【解決手段】撮影者が、カメラ本体に形成された接眼枠2からアイカップを取り外すために操作部8を操作した場合には、次のように作用する。この場合には、アイカップ爪7の爪部7aが接眼枠2の段差部2bから待避する方向に回動するように、弾性部7bが弾性変形する。これにより、撮影者はアイカップを容易に取り外すことができる。操作部8が操作されていないときに、アイカップが接眼枠2から取り外される方向に不用意な力が加わった場合には、次のように作用する。この場合には、アイカップ爪7の爪部7aが接眼枠2の段差部2bを締め付ける方向に、弾性部7bが弾性変形する。これにより、アイカップがカメラ本体から不用意に外れることを防止する。
【選択図】図5

Description

本発明は、カメラ本体などの接眼部に形成された接眼枠に装着されるファインダ用アイカップに関するものである。
従来より、カメラのファインダ用アイカップは、カメラの接眼枠に取り付けられ、撮影者がファインダを覗くときに外光が入射して視界を妨げることを防止する使用頻度の高いアクセサリである。
この種のファインダ用アイカップに関しては、例えば特許文献1や特許文献2、特許文献3に開示されるものがあった。
例えば特許文献1では、アイカップに設けられたアイカップ爪をカメラ本体の接眼枠に設けられた接眼枠溝に嵌め込むことで、アイカップ爪が弾性変形して接眼枠に装着される。さらに、アイカップ爪に設けられた爪部が接眼枠に設けられた段差部に係合することで、アイカップが容易に外れないようになっている。さらに、特許文献1には、上記アイカップの改良型として、アイカップ爪を広げる方向に回動させるための操作部を設けることで、アイカップを撮影者が容易に取り外すことができる構成を提案している。
また、特許文献2では、ゴムなどの弾性部材を、カメラ本体に設けられた接眼枠の周囲にカメラ本体と略一体的に組み込んだ構成が提案されている。
また、特許文献3では、カメラ本体に設けられた接眼枠及びアイカップ各々にネジ加工を施し、アイカップを接眼枠にネジ込むことで取り付けるものが提案されている。
ところで、接眼枠は、上述したアイカップの他に種々の接眼アクセサリ、例えば、アイピースキャップやマグニファイヤーなどの取り付け位置として使用される場合がある。そこで、これらの接眼アクセサリを取り付ける場合には、使用頻度の高いアイカップをその都度取り外す必要があり、アイカップは容易に取り外しができる構成であることが望ましい。その一方で、例えばカメラバックにカメラを出し入れするときなど、通常に使用しているときには、不用意に外れてしまっては困るという事情もある。
そこで、上記特許文献1に開示されているアイカップでは、アイカップ爪に形成された爪部が接眼枠の接眼枠溝部に形成された段差部に係合することで不用意に取り外れないようにしている。しかし、撮影者がアイカップを故意に取り外すときには、アイカップ爪を弾性変形させて段差部を乗り越えながらアイカップを取り外す必要がある。そのため、段差部との係合量をむやみに増やすと、取り外し難いという問題が発生する。逆に、取り外し易さを優先して係合量を少なくすると、不用意に外れてしまうという問題が発生する。この問題を解決するものとして、アイカップ爪を回動させる操作部を設けた上記の改良型のアイカップでは、次のように作用する。即ち、撮影者がアイカップを故意に取り外すときには前記操作部を操作し、アイカップ爪に形成された爪部が、接眼枠の接眼枠溝部に形成された段差部から外れてからアイカップを取り外す。そのため、容易に取り外しが可能になる。また、この機構により、爪部と段差部の係合量を増やすことが可能となるので、不用意に外れ難くなる。
特許文献2に提案されているアイカップにおいては、ゴムなどの弾性部材を直接接眼枠の周囲にカメラ本体と略一体的に組み込んでいるので、不用意には外れ難くなっている。
また、特許文献3に提案されているアイカップにおいては、ネジ方式で接眼部とアイカップを固定するので、不用意に外れてしまうという問題は回避できる。
実開平02−89435号公報 実開平04−130932号公報 特開平09−222569号公報
しかしながら、上記従来例では次のような問題点があった。
(1)特許文献1では、爪部と段差部の係合方向に力を働かせているのは、アイカップ爪の弾性力だけである。そのため、弾性力より強い力が働くとアイカップ爪は開いてしまい、爪部が段差部から外れて、その結果、アイカップが外れてしまうという問題は完全には回避できない。
(2)特許文献2では、接眼枠に他のアクセサリを取り付けるときには、ゴムなどの弾性部材の一部を弾性変形させなければならず、操作が煩わしい上に前記弾性部材を破損させてしまう問題がある。また、カメラの組立て時においても、弾性変形させて接眼枠に取り付けなければならず、組立ての作業性が著しく悪く、弾性部材を破損させてしまうという問題が残ってしまう。
(3)特許文献3では、他のアクセサリを取り付けるときには、アイカップを回転させて取り外さなければならないので、素早く取り外すことができず操作性が悪いという問題がある。また、接眼部及びアイカップ各々にネジ加工を施さなければならず、コストアップとなってしまうという問題がある。
本発明は上記従来の問題点に鑑み、カメラ本体などの接眼枠に対して容易に着脱が可能であり、且つ不用意に外れることがない安価なファインダ用アイカップを提供することを目的とする。
本発明は上記目的を達成するため、両端部に対向して形成された接眼枠溝と該各接眼枠溝の一部にそれぞれ設けられた段差部とを有し外部機器本体に形成された接眼枠に対して、取り付け可能に構成されたファインダ用アイカップにおいて、前記各段差部にそれぞれ係合可能な一対の爪部、及び該一対の爪部をつなぐ弾性部を有するアイカップ爪と、当該アイカップを前記接眼枠から取り外すための操作部と、前記アイカップ爪と前記操作部を保持するアイカップ本体とを備え、前記操作部の操作が行われずに前記接眼枠から当該アイカップが取り外される方向に力が加わったときに、前記弾性部を押圧する突起部を前記アイカップ本体に設けたことを特徴とする。
また、本発明は、両端部に対向して形成された接眼枠溝と該各接眼枠溝の一部にそれぞれ設けられた段差部とを有し外部機器本体に形成された接眼枠に対して、取り付け可能に構成されたファインダ用アイカップにおいて、前記段差部に係合可能な爪部、当該アイカップを前記接眼枠より取り外す方向に延設された長穴形状部、及び該長穴形状部より光軸側へ延設されている延長部がそれぞれ形成された一対のアイカップ爪と、当該アイカップを接眼枠から取り外すための操作部と、前記一対のアイカップ爪と前記操作部を保持するアイカップ本体とを備え、前記操作部の操作が行われずに前記接眼枠から当該アイカップが取り外される方向に力が加わったときに、前記延長部を押圧する突起部を前記アイカップ本体に設けたことを特徴とする。
本発明によれば、カメラ本体などの接眼枠に対して容易に着脱が可能であり、且つ不用意に外れることがない安価なファインダ用アイカップを実現することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
尚、以下に説明する実施の形態は、本発明の実現手段としての一例であり、本発明が適用される装置の構成や各種条件によって適宜修正又は変更されるべきものであり、本発明は以下の実施の形態に限定されるものではない。
[第1の実施の形態]
<アイカップ等の構成>
図1は、本発明の第1の実施形態に係るアイカップが取り付けられるカメラ本体の背面外観図であり、アイカップが取り外された状態を示している。図2は、カメラ本体の接眼枠の要部詳細を示す外観斜視図である。
図1及び図2において、カメラ本体の背面上部には、アイピースカバー1が配備され、このアイピースカバー1に接眼枠2が一体的に形成されている。さらに、アイピースカバー1は、接眼レンズ3を保持している。また、接眼枠2の両側には、本実施の形態に係るアイカップを含む種々の接眼アクセサリを取り付けるための接眼枠溝2aが上下方向にそれぞれ設けられている。その接眼枠溝2aの各下端部にはそれぞれ段差部2bが形成されている。
次に、図3及び図4を参照して、本実施の形態に係るアイカップの構成について説明する。図3は、第1の実施形態に係るアイカップの主要部分を示す透視斜視図であり、アイカップがカメラ本体に取り付けられていない状態を示している。図4は、第1の実施形態に係るアイカップと接眼枠の詳細な構成を示す断面図であり、アイカップがカメラ本体に取り付けられている状態を示している。より具体的には、図4は、図3の状態からアイカップゴム5とカバー6を取り外した状態を示し、接眼枠2は断面状態を示している。
図3に示すように、本実施の形態のアイカップは、アイカップゴム5と、接眼視野枠を有するカバー6と、アイカップ爪7を備えている。アイカップゴム5は撮影者がファインダを覗いたときに感触を良くするために設置されている。カバー6は、アイカップ本体4(図4)にアイカップゴム5と共に接着固定されている。
アイカップ爪7は、爪部7aを両側に備えていて、アイカップが接眼枠2に装着されると爪部7aが段差部2bに引っかかり、不用意に外れるのを防止することができる。さらに、アイカップ爪7には弾性部7bが形成されている。アイカップゴム5の中には操作部8が左右にそれぞれ備えられていて、アイカップゴム5に形成された凸形状5aを押すことで、爪部7aを回動させることができる(詳細は後述する)。本実施形態のアイカップは、カメラ本体における接眼枠2の接眼枠溝2aにアイカップ爪7を嵌め込むことによりカメラ本体に取り付けられる。
図4に示すように、アイカップ本体4には、操作部8が設けられている。操作部8は、アイカップ本体4に形成された軸4cに回転可能に取り付けられている。また、アイカップ本体4には突起部4aと位置決め部4bが形成されている。アイカップ爪7に形成されている凹部7dが突起部4bに嵌合することで、アイカップ爪7の位置が決まる構成となっている。
<アイカップの取り付け>
アイカップをカメラ本体に形成された接眼枠2に取り付ける際には、次のように作用する。
アイカップ爪7は、接眼枠2に形成された接眼枠溝2aに沿うことで、弾性部7bが弾性変形して外側に押し広げられた状態で挿入される。そして、接眼枠2の段差部2bにアイカップ爪7の爪部7aが落ち込むことで係止する。
<アイカップの取り外し>
次に、アイカップを接眼枠2から取り外す場合について、図5を参照して説明する。
図5は、図4のアイカップと接眼枠の構成においてアイカップを接眼枠2から取り外す際の作用状態を示す断面図である。
アイカップを接眼枠2から取り外す際には、次のように作用する。
アイカップゴム5に形成された凸形状5a(図3参照)を押すと、その内側にある操作部8がアイカップ本体4に形成された軸4cを中心として回動する。その結果、操作部8に形成されているカム形状8aが、アイカップ爪7に形成されているカム形状7cを押すことになる。これによって、弾性部7bが図5に示す矢印Bの方向に弾性変形し、爪部7aが段差部2bから待避する(図5において、破線状態Y1から実線状態Y2となる)。
爪部7aが段差部2bから待避された状態でアイカップを紙面上方向に引き上げることで、撮影者は容易にアイカップを取り外すことができる。
<取り外し方向に不用意な力が加わった場合>
次に、操作部8が操作されることなく、アイカップに対して取り外し方向に不用意な力が加わった場合について、図6を参照して説明する。
図6は、図4のアイカップと接眼枠の構成においてアイカップに対して取り外し方向に不用意な力が加わった際の作用状態を示す断面図である。
例えば、カメラ本体をカメラバックに仕舞うときなど、撮影者が意識せずにアイカップに対して取り外し方向に力が加わってしまうことがある。このように、操作部8が操作されずにアイカップが取り外し方向(図6における紙面上方向)に力が加わると、アイカップ本体4が図6の矢印A方向へ移動しようとする。
その結果、アイカップ本体4に形成された突起部4aがアイカップ爪7の弾性部7bの略中央部(7b´部)を押し上げようとする。すると、弾性部7bは、アイカップ爪7の爪部7aが接眼枠2の段差部2bを締め付ける方向(図6の矢印Cの方向)に弾性変形するため、爪部7aは矢印C´の方向へ力が働くことになる。つまり、爪部7aと段差部2bの係止状態を保とうとする力が発生するため、爪部7aは段差部2bから外れることがなくなり、結果、アイカップが不用意に外れないようになる。
<第1の実施の形態に係る利点>
本実施の形態によれば、撮影者が、カメラ本体に形成された接眼枠2からアイカップを取り外すために操作部8を操作した場合には、次のように作用する。即ち、この場合には、アイカップ爪7に形成された爪部7aが接眼枠2に形成された段差部2bから待避する方向に回動するように、弾性部7bが弾性変形(図5の矢印Bの方向)する。これにより、撮影者はアイカップを容易に取り外すことができる。
さらに、操作部8が操作されていないときに、アイカップが接眼枠2から取り外される方向に不用意な力が加わった場合には、次のように作用する。即ち、この場合には、アイカップ爪7の爪部7aが段差部2bを締め付ける方向に、弾性部7bが弾性変形する(図6における矢印Cの方向)。その結果、アイカップがカメラ本体から不用意に外れてしまうという問題を回避することができる。
さらには、ゴムなどの弾性部を変形させることなく操作部8を操作するだけでアイカップの着脱が可能であるため、容易にアイカップの着脱が可能となる。これにより、着脱時にアイカップを破損させてしまうという問題を回避することができる。また、ネジ加工などの必要がないので、安価にアイカップを構成することができる。
[第2の実施の形態]
第2の実施の形態では、アイカップの構成が上記第1の実施の形態と異なり、カメラ本体及び接眼枠などの構成は第1の実施の形態と同一である。また、第1の実施の形態と同一の符号が付いているものは同一の機能を有しているので、詳細な説明は省略する。
<アイカップの構成>
図7は、第2の実施形態に係るアイカップと接眼枠の構成を示す断面図であり、アイカップがカメラ本体に取り付けられている状態を示している。より具体的には、図7は、アイカップゴム5とカバー6を取り外した状態を示し、接眼枠2は断面状態を示している。
図7に示すように、第2の実施形態に係るアイカップは、アイカップ爪10が2個に分離して配置されている。即ち、アイカップ爪10は、アイカップ本体4の左右に一対取り付けられ、それぞれアイカップ爪軸4eが形成されている。一対のアイカップ爪10には、爪部10a、カム形状10b、及び長穴形状部10dがそれぞれ形成され、そして長穴形状部10dより光軸側にアイカップ爪10の延長部10cがそれぞれ形成されている。
各アイカップ爪10のカム形状10bは、操作部8に形成されているカム形状8aと係合する位置に配設されている。また、長穴形状部10dは、アイカップを接眼枠2から取り外す方向に延設され、アイカップ本体4に形成されたアイカップ爪軸4eに可動可能な状態で嵌合されている。
<アイカップの取り付け>
本実施の形態に係るアイカップをカメラ本体に形成された接眼枠2に取り付ける際には、次のように作用する。
アイカップ爪10は、図7における左右方向に適度な柔軟性を持っている。第2の実施形態のアイカップを接眼枠2に取り付けるに際しては、アイカップ爪10は、接眼枠2に形成された接眼枠溝2aに沿って外側に押し広げられる状態で挿入される。そして、接眼枠2の段差部2bに爪部10aが落ち込むことで係止する。
<アイカップの取り外し>
次に、アイカップを接眼枠2から取り外す場合について説明する。
アイカップゴム5に形成された凸形状5a(図3参照)を押すと、その内側にある操作部8がアイカップ本体4に形成された軸4cを中心として回動する。その結果、操作部8に形成されているカム形状8aが、アイカップ爪10に形成されているカム形状10bを押すことになる。
これによって、アイカップ爪10はアイカップ本体4に形成されたアイカップ爪軸4eを中心として、爪部10aが段差部2bから待避する方向に回動する。爪部10aが段差部2bから完全に待避した状態で、アイカップを引き上げることで、撮影者は容易にアイカップを取り外すことができる。
<取り外し方向に不用意な力が加わった場合>
次に、操作部8が操作されることなく、アイカップに対して取り外し方向に不用意な力が加わった場合について、図8を参照して説明する。
図8は、図7のアイカップと接眼枠の構成においてアイカップに対して取り外し方向に不用意な力が加わった際の作用状態を示す断面図である。
操作部8が操作されずにアイカップが取り外し方向(図7における紙面上方向)に不用意な力が加わると、アイカップ本体4が図8の矢印A方向へ移動しようとする。その結果、アイカップ本体4に形成された突起部4aがアイカップ爪10に形成された延長部10cを押し上げる。すると、アイカップ爪10は、アイカップ本体4に形成されたアイカップ爪軸4eを中心として、図8の矢印Bの方向に回動する力が発生する。同時に、アイカップ爪10の爪部10aが接眼枠2の段差部2bを締め付ける方向(矢印B´の方向)に力が働くことになる。つまり、爪部10aと段差部2bの係止状態を保とうとする力が発生するため、爪部10aは、段差部2bから外れることがなくなり、その結果、アイカップが不用意に外れないようになる。
<第2の実施の形態に係る利点>
本実施の形態によれば、撮影者が、アイカップをカメラ本体から取り外すために操作部8を操作した場合には、アイカップ爪10に形成された爪部10aが接眼枠2に形成された段差部2bから待避する方向に回動する。そのため、撮影者は容易にアイカップをカメラ本体から取り外すことが可能となる。
さらに、操作部8が操作されていない状態でアイカップが接眼枠2から取り外される方向に不用意な力が加わった場合には、次のように作用する。即ち、この場合には、アイカップ爪10の爪部10aが段差部2bを締め付ける方向に力が加わる。その結果、アイカップが不用意にカメラ本体から外れてしまうという問題を回避することができる。
また、上記第1の実施の形態と同様に、着脱容易なアイカップを安価に実現することができる。
第1の実施形態に係るアイカップが取り付けられるカメラ本体の背面外観図である。 カメラ本体の接眼枠の要部詳細を示す外観斜視図である。 第1の実施形態に係るアイカップの主要部分を示す透視斜視図である。 第1の実施形態に係るアイカップと接眼枠の詳細な構成を示す断面図である。 図4のアイカップと接眼枠の構成においてアイカップを接眼枠2から取り外す際の作用状態を示す断面図である。 図4のアイカップと接眼枠の構成においてアイカップに対して取り外し方向に不用意な力が加わった際の作用状態を示す断面図である。 第2の実施形態に係るアイカップと接眼枠の構成を示す断面図である。 図7のアイカップと接眼枠の構成においてアイカップに対して取り外し方向に不用意な力が加わった際の作用状態を示す断面図である。
符号の説明
2 接眼枠
2a 接眼枠溝
2b 段差部
4 アイカップ本体
4a 突起部
7、10 アイカップ爪
7a,10a 爪部
7b 弾性部
8 操作部
10c 延長部
10d 長穴形状部

Claims (5)

  1. 両端部に対向して形成された接眼枠溝と該各接眼枠溝の一部にそれぞれ設けられた段差部とを有し外部機器本体に形成された接眼枠に対して、取り付け可能に構成されたファインダ用アイカップにおいて、
    前記各段差部にそれぞれ係合可能な一対の爪部、及び該一対の爪部をつなぐ弾性部を有するアイカップ爪と、
    当該アイカップを前記接眼枠から取り外すための操作部と、
    前記アイカップ爪と前記操作部を保持するアイカップ本体とを備え、
    前記操作部の操作が行われずに前記接眼枠から当該アイカップが取り外される方向に力が加わったときに、前記弾性部を押圧する突起部を前記アイカップ本体に設けたことを特徴とするファインダ用アイカップ。
  2. 前記弾性部は、前記操作部が操作されたときに、前記一対の爪部が前記接眼枠に形成された段差部から外れる方向に弾性変形し、前記操作部の操作が行われずに前記突起部によって押圧されたときに、前記一対の爪部が前記段差部を締め付ける方向に弾性変形することを特徴とする請求項1に記載のファインダ用アイカップ。
  3. 前記突起部は、前記アイカップ爪の中央部を押圧する位置に形成したことを特徴とする請求項1又は2に記載のファインダ用アイカップ。
  4. 両端部に対向して形成された接眼枠溝と該各接眼枠溝の一部にそれぞれ設けられた段差部とを有し外部機器本体に形成された接眼枠に対して、取り付け可能に構成されたファインダ用アイカップにおいて、
    前記段差部に係合可能な爪部、当該アイカップを前記接眼枠より取り外す方向に延設された長穴形状部、及び該長穴形状部より光軸側へ延設されている延長部がそれぞれ形成された一対のアイカップ爪と、
    当該アイカップを接眼枠から取り外すための操作部と、
    前記一対のアイカップ爪と前記操作部を保持するアイカップ本体とを備え、
    前記操作部の操作が行われずに前記接眼枠から当該アイカップが取り外される方向に力が加わったときに、前記延長部を押圧する突起部を前記アイカップ本体に設けたことを特徴とするファインダ用アイカップ。
  5. 前記アイカップ爪は、前記操作部が操作されたときに、前記爪部が前記接眼枠に形成された段差部から外れる方向に回動し、前記操作部が操作されずに前記突起部によって延長部が押圧されたときに、前記爪部が前記段差部を締め付ける方向に回動することを特徴とする請求項4に記載のファインダ用アイカップ。
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