JP2004271892A - 光学アクセサリー鏡筒 - Google Patents
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Abstract
【課題】レンズ前鏡筒への着脱操作性を損なうことなく、固定用ネジ部材の緩みによって生じる脱落を防止する機構を備えた光学アクセサリー鏡筒を提供する。
【解決手段】レンズ前鏡筒11の外径部(11a)に嵌合する内径部(2a)を有し、該内径部を縮径する方向に弾性変形させ、前記レンズ前鏡筒の外径部を挟持して該レンズ前鏡筒に装着する光学アクセサリー鏡筒において、前記レンズ前鏡筒への装着時に、前記内径部の少なくとも一部に前記レンズ前鏡筒の外径部と係合する係合部(4)を有する。
【選択図】 図1
【解決手段】レンズ前鏡筒11の外径部(11a)に嵌合する内径部(2a)を有し、該内径部を縮径する方向に弾性変形させ、前記レンズ前鏡筒の外径部を挟持して該レンズ前鏡筒に装着する光学アクセサリー鏡筒において、前記レンズ前鏡筒への装着時に、前記内径部の少なくとも一部に前記レンズ前鏡筒の外径部と係合する係合部(4)を有する。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、光学アクセサリー鏡筒に関し、例えばワイドコンバーター、テレサイドコンバーター等の光学アクセサリーを、レンズ前鏡筒に着脱自在に装着するための光学アクセサリー鏡筒の構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、光学アクセサリー鏡筒のレンズ係合部の構造としては、例えば、特許文献1に記載されているように、レンズ前鏡筒の外径と嵌合する内径を有する鏡筒部に周方向の略半周にわたるスリットとこれに交わる軸方向のスリットを形成し、該軸方向のスリットの隙間を狭める作用を持つ固定用ネジ部材の締め込みにより縮径する方向に鏡筒部を弾性変形させることでレンズ前鏡筒の外径を挟持する固定方法があった。
【特許文献1】特開2001−333315号公報
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記した従来の光学アクセサリー鏡筒の構成においては、レンズ係合部に係止部を有さないため、撮影レンズ使用中に固定用ネジ部材がわずかに緩むと途端に光学アクセサリー鏡筒がレンズ前鏡筒から脱落する可能性があった。光学アクセサリーが比較的軽量の場合は脱落の可能性は小さかったが、昨今の撮影レンズの高性能化(HD化)や広角化に伴い、このような脱落の可能性が益々高くなってきている。すなわち、光学アクセサリーも高性能で広角レンズに対応するため、レンズ径の増大や使用レンズ数の増加により大重量化する傾向にあり、脱落する危険性が一層高まってきている。
【0004】
そこで、本発明は上記のような実状に鑑み、レンズ前鏡筒への着脱操作性を損なうことなく、固定用ネジ部材の緩みによって生じる脱落を防止する機構を備えた光学アクセサリー鏡筒を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、レンズ前鏡筒の外径部に嵌合する内径部を有し、該内径部を縮径する方向に弾性変形させ、前記レンズ前鏡筒の外径部を挟持して該レンズ前鏡筒に装着する光学アクセサリー鏡筒において、前記レンズ前鏡筒への装着時に、前記内径部の少なくとも一部に前記レンズ前鏡筒の外径部と係合する係合部を有するように構成したものである。具体的には、一部に軸方向の割部を有する鏡筒部の径方向の弾性変形を用いてレンズ前鏡筒に装着する光学アクセサリー鏡筒において、装着時には鏡筒部内径の一部に設けた凸部をレンズ前鏡筒外周上に設けた凹溝に係合させるように構成したものである。これにより、撮影レンズの前鏡筒外周上に設けた凹溝と係合し内径の一部で径方向に出し入れ自在な凸部を光学アクセサリー鏡筒に設けるだけの簡単な構成で、大重量の光学アクセサリーでも着脱時の操作性を損なうことなく装着でき、安全に使用することができる光学アクセサリー鏡筒の提供が可能となる。
【0006】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態について、以下の実施例により説明する。
【0007】
【実施例】
[実施例1]
図1は、本発明の実施例1における光学アクセサリー鏡筒の背面の構成を示す一部断面図であり、図2はその側面の構成を示す一部断面図である。図1および図2に示すように、光学アクセサリー鏡筒は、前端側にアクセサリーを装着するためのアクセサリー係合部1と、後端側にレンズ前鏡筒11を保持するためのレンズ係合部2を有している。
前記アクセサリー係合部1の内周面には、アクセサリーの外周に形成された不図示の雄ネジ部と係合する雌ネジ部1aが形成される。光学アクセサリー鏡筒の前端側からアクセサリーを後端がアクセサリー係合面1bに当接するまで捩じ込むことで、両者を固定することができる。
【0008】
光学アクセサリー鏡筒の後端側のレンズ係合部2は、レンズ前鏡筒11の外径と略一致する内径の鏡筒部2aと固定用ネジ部材3および係止部材4から構成される。鏡筒部2aには周方向の略半周にわたるスリット2bとこれに交わる軸方向のスリット2cが設けられ、該軸方向のスリット2cにより分断された鏡筒部の割部両端には外周方向に突出した締結片2d,2eが形成されている。一方の締結片2dには固定用ネジ部材3の雄ネジ部3aが挿通する穴2fと軸部3bに当接する座2gが形成され、他方の締結片2eには固定用ネジ部材3の雄ネジ部3aに係合する雌ネジ部2hが形成されている。穴2fから固定用ネジ部材3を挿通し雌ネジ部2hに捩じ込んでいくことにより、鏡筒部2aの周方向スリット2bの及ぶ範囲が弾性変形し内径を縮径することができる。
【0009】
本実施例における係止部材4は弾性変形可能な部材から成り、内径がレンズ前鏡筒11の外径と略一致する円弧状の曲部を有する。該係止部材4は鏡筒部2aの内周に形成された円弧状溝部2iに係合し、前記軸方向スリット2cから離れた一方の端部近傍において鏡筒部2aに固定されている。軸方向スリット2c近傍に位置する他方の端部にはテーパ状の摺動部4aが形成されている。該摺動部4aは鏡筒部2a内周の割部端部に形成されたガイド斜面2jに当接する。したがって、固定用ネジ部材3を締め込み締結片2d,2eの隙間が狭められると摺動部4aがガイド斜面2jに沿って摺動し、係止部材4が内径方向に弾性変形する。この結果、係止部材4の内周上の突部4bがレンズ前鏡筒11の外周上の凹溝11aに係合し、光学アクセサリー鏡筒とレンズ前鏡筒11の光軸方向の移動を規制することができる。
【0010】
次に、上記構成による光学アクセサリー鏡筒をレンズ前鏡筒11へ着脱する操作について説明する。
光学アクセサリー鏡筒をレンズ前鏡筒11へ装着する場合には、まず、レンズ前鏡筒11を光学アクセサリー鏡筒のレンズ係合部2に挿入しレンズ前鏡筒11の外周上の段差11bにレンズ係合部2の後端部を当接させて位置決めする。このとき、係止部材4の突部4bは鏡筒部2aの円弧状溝部2iに退避しているため挿入の妨げとなることはない。その後、固定用ネジ部材3を締め込むと、係止部材4の突部4bが凹溝11aに係合し、且つ鏡筒部2aがレンズ前鏡筒11を挟持することで両者を固定することができる。
【0011】
一方、レンズ前鏡筒11からの取り外しは固定用ネジ部材3を緩めることにより行う。まず、固定用ネジ部材3がわずかに緩んだ段階では、鏡筒部2aの挟持部が径方向に緩み光軸周りの回転規制のみが解除される。このとき、係止部材4の突部4bは円弧状溝部2iに退避しきれていないため突部4bが凹溝11aを係止し、レンズ前鏡筒11をレンズ係合部2から抜くことはできない。さらに固定用ネジ部材3を緩めると突部4bは径方向に完全に退避し、光学アクセサリー鏡筒をレンズ鏡筒11から取り外すことができる。
【0012】
以上のように、撮影レンズを使用中に固定用ネジ部材3がわずかに緩んだ場合、直ちに光学アクセサリー鏡筒がレンズ前鏡筒から抜け落ちることはなく、光軸周りの回転規制のみが解除された段階で撮影者が固定用ネジ部材3の緩みを検知することができる。
【0013】
[実施例2]
図3は、本発明の実施例2における光学アクセサリー鏡筒の係止部の要部構成を示す断面図である。なお以下の説明において、実施例1と同構成の部分には同一符号を付してその説明を省略する。また、図示しないアクセサリー係合部の構成部は実施例1と同構成であり、同様に鏡筒部2aには前記周方向および軸方向のスリットが設けられている。
図3に示すように、締結片2d,2eには光軸方向に向かって径が大きくなるテーパ雄ネジ部2kが形成されている。テーパネジ部材6は締結片2d,2eに当接しない径の係止突起6aを中心部に有し、内周面にはテーパ雄ネジ部2kに係合するテーパ雌ネジ部6cが形成されている。したがって、テーパネジ部材6を径方向に締め込むことにより締結片2dと2eの隙間を狭め、鏡筒部2aを縮径する方向に変形させることができる。
【0014】
レンズ前鏡筒11への装着は、レンズ前鏡筒11をレンズ係合部2に挿入した後テーパネジ部材6を締め込むことにより行う。レンズ前鏡筒11を挿入する際に係止突起6aの係止端6bはレンズ前鏡筒11に当接しないが、テーパネジ部材6を締め込みレンズ前鏡筒11が鏡筒部2aに挟持されると同時に係止端6bが凹溝11aに係合する。取り外しはテーパネジ部材を緩めることにより行うが、実施例1と同様にテーパネジ部がわずかに緩んだ段階においても係止端6bでレンズ前鏡筒11を軸方向に係止することができる。
【0015】
[実施例3]
図4は、本発明の実施例3における光学アクセサリー鏡筒の背面の構成を示す一部断面図である。
図4に示すように、レンズ係合部2の鏡筒部2aに形成される周方向のスリット2bは、軸方向スリット2cの中心を一端とし雌ネジ部2hが形成されている締結片2e側へ略半周に渡り形成されている。また、鏡筒部2b内周の締結片2e近傍には凹溝11aに係合する係止爪2lが設けられている。
【0016】
以下にレンズ前鏡筒11への装着方法について説明する。まず、固定用ネジ部材3に具備した止め金5が締結片2eに当接するまで固定用ネジ部材3を緩める。このとき、締結片2dに形成された座2gと軸部3bとの間には隙間が生じる。次に、レンズ前鏡筒11をレンズ係合部2に挿入する際には、図示のように締結片2dの端部を支点として固定用ネジ部材3を自身の軸方向に押圧する。このことにより、鏡筒部2aにおける周方向スリット2bの及ぶ範囲が拡径する方向に弾性変形するため、内周部の係止爪2lを径方向に退避させることができる。レンズ前鏡筒11を挿入後、固定用ネジ部材3を締め付けることで前記の実施例と同様に両者を固定することができる。
【0017】
[実施例4]
図5は、本発明の実施例4における光学アクセサリー鏡筒の係止部の要部の構成を示す断面図である。
図5に示すように、レンズ係合部2の鏡筒部2aの一部に外周側より溝2mが形成され、該溝部底面には内周側へ貫通する小孔2nが設けられている。小孔2nより一部が突出する球状係止部材7は、鏡筒部2aの外周に固定された板バネ部材8により内径方向に押圧されている。なお、該板バネ部材8は、光学アクセサリー全重量を保持するに十分な押圧力を発生するバネ力を有しているもので、圧縮コイルバネ等や同等の弾性力を有する部材であってもかまわない。
【0018】
本実施例の構成のレンズ係合部2にレンズ前鏡筒部11を挿入する際、レンズ前鏡筒11は球状係止部材7に当接するが、光学アクセサリー鏡筒をレンズ前鏡筒11に対し軸方向に押圧することにより、球状係止部材7がレンズ前鏡筒11の面圧を受けて径方向に退避する。凹溝11と小孔2nの軸方向の位置が略一致すると球状係止部材7が再び突出し、係止部材として軸方向の移動を規制することができる。
なお、上記した各実施例の光学アクセサリー鏡筒は、光学レンズを保持する別体の鏡筒とネジ結合するタイプのもので説明したが、両者が一体で形成されたものであっても有効である。
【0019】
本願発明の実施の態様として、例えば、以下のような実施態様例を列挙することができる。
【実施態様1】レンズ前鏡筒の外径部に嵌合する内径部を有し、該内径部を縮径する方向に弾性変形させ、前記レンズ前鏡筒の外径部を挟持して該レンズ前鏡筒に装着する光学アクセサリー鏡筒において、前記レンズ前鏡筒への装着時に、前記内径部の少なくとも一部に前記レンズ前鏡筒の外径部と係合する係合部を有することを特徴とする光学アクセサリー鏡筒。
【実施態様2】前記光学アクセサリー鏡筒が、該鏡筒の一部に少なくとも軸方向の割部を形成し、該割部の隙間をネジ部材の締め込みにより狭めて弾性変形させるように構成されていることを特徴とする実施態様1に記載の光学アクセサリー鏡筒。
【実施態様3】前記係合部が、前記レンズ前鏡筒への装着時に前記レンズ前鏡筒外周に設けた凹溝と係合する凸部で構成されていることを特徴とする実施態様1または実施態様2に記載の光学アクセサリー鏡筒。
【実施態様4】前記凸部が、着脱時に径方向に退避することを特徴とする実施態様1〜3のいずれかに記載の光学アクセサリー鏡筒。
【実施態様5】前記凸部が、前記ネジ部材の回転操作に伴って径方向に出没移動することを特徴とする実施態様1〜4のいずれかに記載の光学アクセサリー鏡筒。
【実施態様6】前記凸部が、前記ネジ部材の軸方向移動操作に伴って径方向に退避することを特徴とする実施態様1〜4のいずれかに記載の光学アクセサリー鏡筒。
【実施態様7】前記凸部が、前記光学アクセサリー鏡筒において周方向の略半周に亙ってスリットの形成された部位が拡径する方向に弾性変形することにより、径方向に退避することを特徴とする実施態様1〜4のいずれかに記載の光学アクセサリー鏡筒。
【実施態様8】前記凸部が、前記レンズ前鏡筒の面圧により径方向に退避することを特徴とする実施態様1〜4のいずれかに記載の光学アクセサリー鏡筒。
【0020】
【発明の効果】
本発明によれば、レンズ前鏡筒への着脱操作性を損なうことなく、固定用ネジ部材の緩みによって生じる脱落を防止する機構を備えた光学アクセサリー鏡筒を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1における光学アクセサリー鏡筒の背面の構成を示す一部断面図。
【図2】本発明の実施例1における光学アクセサリー鏡筒の側面の構成を示す一部断面図。
【図3】本発明の実施例2における光学アクセサリー鏡筒の係止部の要部の構成を示す断面図。
【図4】本発明の実施例3における光学アクセサリー鏡筒の背面の構成を示す一部断面図。
【図5】本発明の実施例4における光学アクセサリー鏡筒の係止部の要部の構成を示す断面図。
【符号の説明】
1:アクセサリー係合部
1a:雌ネジ部
1b:アクセサリー係合面
2:レンズ係合部
2a:鏡筒部
2b:周方向スリット
2c:軸方向スリット
2d,2e:締結片
2f:穴
2g:座
2h:雌ネジ部
2i:円弧状溝部
2j:ガイド斜面
2k:テーパ雄ネジ部
2l:係止爪
2m:溝
2n:小孔
3:固定用ネジ部材
3a:雄ネジ部
3b:軸部
4:係止部材
4a:摺動部
4b:突部
4c:固定部
5:止め金
6:テーパネジ部材
6a:係止突起
6b:係止端
6c:テーパ雌ネジ部
7:球状係止部材
8:板バネ部材
11:レンズ前鏡筒
11a:凹溝
11b:段差
【発明の属する技術分野】
本発明は、光学アクセサリー鏡筒に関し、例えばワイドコンバーター、テレサイドコンバーター等の光学アクセサリーを、レンズ前鏡筒に着脱自在に装着するための光学アクセサリー鏡筒の構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、光学アクセサリー鏡筒のレンズ係合部の構造としては、例えば、特許文献1に記載されているように、レンズ前鏡筒の外径と嵌合する内径を有する鏡筒部に周方向の略半周にわたるスリットとこれに交わる軸方向のスリットを形成し、該軸方向のスリットの隙間を狭める作用を持つ固定用ネジ部材の締め込みにより縮径する方向に鏡筒部を弾性変形させることでレンズ前鏡筒の外径を挟持する固定方法があった。
【特許文献1】特開2001−333315号公報
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記した従来の光学アクセサリー鏡筒の構成においては、レンズ係合部に係止部を有さないため、撮影レンズ使用中に固定用ネジ部材がわずかに緩むと途端に光学アクセサリー鏡筒がレンズ前鏡筒から脱落する可能性があった。光学アクセサリーが比較的軽量の場合は脱落の可能性は小さかったが、昨今の撮影レンズの高性能化(HD化)や広角化に伴い、このような脱落の可能性が益々高くなってきている。すなわち、光学アクセサリーも高性能で広角レンズに対応するため、レンズ径の増大や使用レンズ数の増加により大重量化する傾向にあり、脱落する危険性が一層高まってきている。
【0004】
そこで、本発明は上記のような実状に鑑み、レンズ前鏡筒への着脱操作性を損なうことなく、固定用ネジ部材の緩みによって生じる脱落を防止する機構を備えた光学アクセサリー鏡筒を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、レンズ前鏡筒の外径部に嵌合する内径部を有し、該内径部を縮径する方向に弾性変形させ、前記レンズ前鏡筒の外径部を挟持して該レンズ前鏡筒に装着する光学アクセサリー鏡筒において、前記レンズ前鏡筒への装着時に、前記内径部の少なくとも一部に前記レンズ前鏡筒の外径部と係合する係合部を有するように構成したものである。具体的には、一部に軸方向の割部を有する鏡筒部の径方向の弾性変形を用いてレンズ前鏡筒に装着する光学アクセサリー鏡筒において、装着時には鏡筒部内径の一部に設けた凸部をレンズ前鏡筒外周上に設けた凹溝に係合させるように構成したものである。これにより、撮影レンズの前鏡筒外周上に設けた凹溝と係合し内径の一部で径方向に出し入れ自在な凸部を光学アクセサリー鏡筒に設けるだけの簡単な構成で、大重量の光学アクセサリーでも着脱時の操作性を損なうことなく装着でき、安全に使用することができる光学アクセサリー鏡筒の提供が可能となる。
【0006】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態について、以下の実施例により説明する。
【0007】
【実施例】
[実施例1]
図1は、本発明の実施例1における光学アクセサリー鏡筒の背面の構成を示す一部断面図であり、図2はその側面の構成を示す一部断面図である。図1および図2に示すように、光学アクセサリー鏡筒は、前端側にアクセサリーを装着するためのアクセサリー係合部1と、後端側にレンズ前鏡筒11を保持するためのレンズ係合部2を有している。
前記アクセサリー係合部1の内周面には、アクセサリーの外周に形成された不図示の雄ネジ部と係合する雌ネジ部1aが形成される。光学アクセサリー鏡筒の前端側からアクセサリーを後端がアクセサリー係合面1bに当接するまで捩じ込むことで、両者を固定することができる。
【0008】
光学アクセサリー鏡筒の後端側のレンズ係合部2は、レンズ前鏡筒11の外径と略一致する内径の鏡筒部2aと固定用ネジ部材3および係止部材4から構成される。鏡筒部2aには周方向の略半周にわたるスリット2bとこれに交わる軸方向のスリット2cが設けられ、該軸方向のスリット2cにより分断された鏡筒部の割部両端には外周方向に突出した締結片2d,2eが形成されている。一方の締結片2dには固定用ネジ部材3の雄ネジ部3aが挿通する穴2fと軸部3bに当接する座2gが形成され、他方の締結片2eには固定用ネジ部材3の雄ネジ部3aに係合する雌ネジ部2hが形成されている。穴2fから固定用ネジ部材3を挿通し雌ネジ部2hに捩じ込んでいくことにより、鏡筒部2aの周方向スリット2bの及ぶ範囲が弾性変形し内径を縮径することができる。
【0009】
本実施例における係止部材4は弾性変形可能な部材から成り、内径がレンズ前鏡筒11の外径と略一致する円弧状の曲部を有する。該係止部材4は鏡筒部2aの内周に形成された円弧状溝部2iに係合し、前記軸方向スリット2cから離れた一方の端部近傍において鏡筒部2aに固定されている。軸方向スリット2c近傍に位置する他方の端部にはテーパ状の摺動部4aが形成されている。該摺動部4aは鏡筒部2a内周の割部端部に形成されたガイド斜面2jに当接する。したがって、固定用ネジ部材3を締め込み締結片2d,2eの隙間が狭められると摺動部4aがガイド斜面2jに沿って摺動し、係止部材4が内径方向に弾性変形する。この結果、係止部材4の内周上の突部4bがレンズ前鏡筒11の外周上の凹溝11aに係合し、光学アクセサリー鏡筒とレンズ前鏡筒11の光軸方向の移動を規制することができる。
【0010】
次に、上記構成による光学アクセサリー鏡筒をレンズ前鏡筒11へ着脱する操作について説明する。
光学アクセサリー鏡筒をレンズ前鏡筒11へ装着する場合には、まず、レンズ前鏡筒11を光学アクセサリー鏡筒のレンズ係合部2に挿入しレンズ前鏡筒11の外周上の段差11bにレンズ係合部2の後端部を当接させて位置決めする。このとき、係止部材4の突部4bは鏡筒部2aの円弧状溝部2iに退避しているため挿入の妨げとなることはない。その後、固定用ネジ部材3を締め込むと、係止部材4の突部4bが凹溝11aに係合し、且つ鏡筒部2aがレンズ前鏡筒11を挟持することで両者を固定することができる。
【0011】
一方、レンズ前鏡筒11からの取り外しは固定用ネジ部材3を緩めることにより行う。まず、固定用ネジ部材3がわずかに緩んだ段階では、鏡筒部2aの挟持部が径方向に緩み光軸周りの回転規制のみが解除される。このとき、係止部材4の突部4bは円弧状溝部2iに退避しきれていないため突部4bが凹溝11aを係止し、レンズ前鏡筒11をレンズ係合部2から抜くことはできない。さらに固定用ネジ部材3を緩めると突部4bは径方向に完全に退避し、光学アクセサリー鏡筒をレンズ鏡筒11から取り外すことができる。
【0012】
以上のように、撮影レンズを使用中に固定用ネジ部材3がわずかに緩んだ場合、直ちに光学アクセサリー鏡筒がレンズ前鏡筒から抜け落ちることはなく、光軸周りの回転規制のみが解除された段階で撮影者が固定用ネジ部材3の緩みを検知することができる。
【0013】
[実施例2]
図3は、本発明の実施例2における光学アクセサリー鏡筒の係止部の要部構成を示す断面図である。なお以下の説明において、実施例1と同構成の部分には同一符号を付してその説明を省略する。また、図示しないアクセサリー係合部の構成部は実施例1と同構成であり、同様に鏡筒部2aには前記周方向および軸方向のスリットが設けられている。
図3に示すように、締結片2d,2eには光軸方向に向かって径が大きくなるテーパ雄ネジ部2kが形成されている。テーパネジ部材6は締結片2d,2eに当接しない径の係止突起6aを中心部に有し、内周面にはテーパ雄ネジ部2kに係合するテーパ雌ネジ部6cが形成されている。したがって、テーパネジ部材6を径方向に締め込むことにより締結片2dと2eの隙間を狭め、鏡筒部2aを縮径する方向に変形させることができる。
【0014】
レンズ前鏡筒11への装着は、レンズ前鏡筒11をレンズ係合部2に挿入した後テーパネジ部材6を締め込むことにより行う。レンズ前鏡筒11を挿入する際に係止突起6aの係止端6bはレンズ前鏡筒11に当接しないが、テーパネジ部材6を締め込みレンズ前鏡筒11が鏡筒部2aに挟持されると同時に係止端6bが凹溝11aに係合する。取り外しはテーパネジ部材を緩めることにより行うが、実施例1と同様にテーパネジ部がわずかに緩んだ段階においても係止端6bでレンズ前鏡筒11を軸方向に係止することができる。
【0015】
[実施例3]
図4は、本発明の実施例3における光学アクセサリー鏡筒の背面の構成を示す一部断面図である。
図4に示すように、レンズ係合部2の鏡筒部2aに形成される周方向のスリット2bは、軸方向スリット2cの中心を一端とし雌ネジ部2hが形成されている締結片2e側へ略半周に渡り形成されている。また、鏡筒部2b内周の締結片2e近傍には凹溝11aに係合する係止爪2lが設けられている。
【0016】
以下にレンズ前鏡筒11への装着方法について説明する。まず、固定用ネジ部材3に具備した止め金5が締結片2eに当接するまで固定用ネジ部材3を緩める。このとき、締結片2dに形成された座2gと軸部3bとの間には隙間が生じる。次に、レンズ前鏡筒11をレンズ係合部2に挿入する際には、図示のように締結片2dの端部を支点として固定用ネジ部材3を自身の軸方向に押圧する。このことにより、鏡筒部2aにおける周方向スリット2bの及ぶ範囲が拡径する方向に弾性変形するため、内周部の係止爪2lを径方向に退避させることができる。レンズ前鏡筒11を挿入後、固定用ネジ部材3を締め付けることで前記の実施例と同様に両者を固定することができる。
【0017】
[実施例4]
図5は、本発明の実施例4における光学アクセサリー鏡筒の係止部の要部の構成を示す断面図である。
図5に示すように、レンズ係合部2の鏡筒部2aの一部に外周側より溝2mが形成され、該溝部底面には内周側へ貫通する小孔2nが設けられている。小孔2nより一部が突出する球状係止部材7は、鏡筒部2aの外周に固定された板バネ部材8により内径方向に押圧されている。なお、該板バネ部材8は、光学アクセサリー全重量を保持するに十分な押圧力を発生するバネ力を有しているもので、圧縮コイルバネ等や同等の弾性力を有する部材であってもかまわない。
【0018】
本実施例の構成のレンズ係合部2にレンズ前鏡筒部11を挿入する際、レンズ前鏡筒11は球状係止部材7に当接するが、光学アクセサリー鏡筒をレンズ前鏡筒11に対し軸方向に押圧することにより、球状係止部材7がレンズ前鏡筒11の面圧を受けて径方向に退避する。凹溝11と小孔2nの軸方向の位置が略一致すると球状係止部材7が再び突出し、係止部材として軸方向の移動を規制することができる。
なお、上記した各実施例の光学アクセサリー鏡筒は、光学レンズを保持する別体の鏡筒とネジ結合するタイプのもので説明したが、両者が一体で形成されたものであっても有効である。
【0019】
本願発明の実施の態様として、例えば、以下のような実施態様例を列挙することができる。
【実施態様1】レンズ前鏡筒の外径部に嵌合する内径部を有し、該内径部を縮径する方向に弾性変形させ、前記レンズ前鏡筒の外径部を挟持して該レンズ前鏡筒に装着する光学アクセサリー鏡筒において、前記レンズ前鏡筒への装着時に、前記内径部の少なくとも一部に前記レンズ前鏡筒の外径部と係合する係合部を有することを特徴とする光学アクセサリー鏡筒。
【実施態様2】前記光学アクセサリー鏡筒が、該鏡筒の一部に少なくとも軸方向の割部を形成し、該割部の隙間をネジ部材の締め込みにより狭めて弾性変形させるように構成されていることを特徴とする実施態様1に記載の光学アクセサリー鏡筒。
【実施態様3】前記係合部が、前記レンズ前鏡筒への装着時に前記レンズ前鏡筒外周に設けた凹溝と係合する凸部で構成されていることを特徴とする実施態様1または実施態様2に記載の光学アクセサリー鏡筒。
【実施態様4】前記凸部が、着脱時に径方向に退避することを特徴とする実施態様1〜3のいずれかに記載の光学アクセサリー鏡筒。
【実施態様5】前記凸部が、前記ネジ部材の回転操作に伴って径方向に出没移動することを特徴とする実施態様1〜4のいずれかに記載の光学アクセサリー鏡筒。
【実施態様6】前記凸部が、前記ネジ部材の軸方向移動操作に伴って径方向に退避することを特徴とする実施態様1〜4のいずれかに記載の光学アクセサリー鏡筒。
【実施態様7】前記凸部が、前記光学アクセサリー鏡筒において周方向の略半周に亙ってスリットの形成された部位が拡径する方向に弾性変形することにより、径方向に退避することを特徴とする実施態様1〜4のいずれかに記載の光学アクセサリー鏡筒。
【実施態様8】前記凸部が、前記レンズ前鏡筒の面圧により径方向に退避することを特徴とする実施態様1〜4のいずれかに記載の光学アクセサリー鏡筒。
【0020】
【発明の効果】
本発明によれば、レンズ前鏡筒への着脱操作性を損なうことなく、固定用ネジ部材の緩みによって生じる脱落を防止する機構を備えた光学アクセサリー鏡筒を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1における光学アクセサリー鏡筒の背面の構成を示す一部断面図。
【図2】本発明の実施例1における光学アクセサリー鏡筒の側面の構成を示す一部断面図。
【図3】本発明の実施例2における光学アクセサリー鏡筒の係止部の要部の構成を示す断面図。
【図4】本発明の実施例3における光学アクセサリー鏡筒の背面の構成を示す一部断面図。
【図5】本発明の実施例4における光学アクセサリー鏡筒の係止部の要部の構成を示す断面図。
【符号の説明】
1:アクセサリー係合部
1a:雌ネジ部
1b:アクセサリー係合面
2:レンズ係合部
2a:鏡筒部
2b:周方向スリット
2c:軸方向スリット
2d,2e:締結片
2f:穴
2g:座
2h:雌ネジ部
2i:円弧状溝部
2j:ガイド斜面
2k:テーパ雄ネジ部
2l:係止爪
2m:溝
2n:小孔
3:固定用ネジ部材
3a:雄ネジ部
3b:軸部
4:係止部材
4a:摺動部
4b:突部
4c:固定部
5:止め金
6:テーパネジ部材
6a:係止突起
6b:係止端
6c:テーパ雌ネジ部
7:球状係止部材
8:板バネ部材
11:レンズ前鏡筒
11a:凹溝
11b:段差
Claims (1)
- レンズ前鏡筒の外径部に嵌合する内径部を有し、該内径部を縮径する方向に弾性変形させ、前記レンズ前鏡筒の外径部を挟持して該レンズ前鏡筒に装着する光学アクセサリー鏡筒において、前記レンズ前鏡筒への装着時に、前記内径部の少なくとも一部に前記レンズ前鏡筒の外径部と係合する係合部を有することを特徴とする光学アクセサリー鏡筒。
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