JPH0263037A - コンバーターと該コンバーターを装着するビデオカメラ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、ビデオカメラとこれに取付けられるコンバー
ターに関するものである。

〈従来の技術〉 従来、ビデオカメラにおいては、それが本来持つ撮像レ
ンズの撮影域をより広げるため、焦点距離を変換するコ
ンバーターが用意されており、その取付けは撮像レンズ
前部に設けられた付属品取付けねじとコンバーターに設
けられた取付けねじを互いに螺合させ、撮像レンズ前部
に直接保持することによシ行われていた。

〈発明が解決しようとする課題〉 ところが、前述従来例において、コンバーターを撮像レ
ンズに直接保持させることは次のような弊害が生ずる。

つまシ自動焦点装置を備える撮像レンズにおける焦点調
節は、撮像レンズの前側レンズ群を光軸方向に駆動して
行うことが多く、これは焦点調節用モータを駆動力源と
し、その駆動力を前側レンズ群の保持環に伝えて被写体
の焦点情報に基づき行う。

しかし、このような構成下において、コンバーターを前
側レンズ群の保持環に取付けることは保持環全体の重量
を増やし、焦点調整時の焦点調整用モータの負荷を増や
す結果となる。このため、最悪の場合コンバータの取付
けの下で、撮像し／ズの自動焦点調整が働かないことも
俳する。

本発明は、前述従来例の欠点を除去し、ビデオカメラへ
の取付けによる負荷が焦点調整に影響を与えないコンバ
ーターを提供することを目的とする。

く課題を解決するだめの手段〉 前記の目的を達成するために、本発明はビデオカメラの
撮像レンズ前方に配置され、撮像レンズの撮像域を広げ
るために用いられるコンバーターにおいて、ビデオカメ
ラのカバーに直接取付ける手段を有し、該直接取付は手
段が複数の支持部によって構成されたものである。

そして、該ビデオカメラはその撮像レンズを覆うカバー
の外周に該コンバーターの支持部の係合する取付は溝を
設けたものである。

く作用〉 以上の構成のコンバーターはその複数の支持部をビデオ
カメラのカバーの取付は溝に係合させることにより、ビ
デオカメラの撮像レンズへの取付けによってビデオカメ
ラが本来持つ機能、例えば焦点調整機能を損なうことな
く使用することができる。

〈実施例〉 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。

まず、第３図及び第４図において、ビデオカメラ２はそ
のカバー２ａの前部に後記するコンバーター１を装着す
るための外筒部２ｂを有し、該外筒部２ｂにはコンバー
ター１を取り付けるために光軸対称に一対の光軸方向と
周方向に連接した取付は溝２ｃと該取付は溝２ｃの周方
向部分に穴部２ｄが設けられ、かつその内周面に該穴部
２ｄから突出するようにクリックばね３が取付けられて
いる。また、ビデオカメラ２０カバー２ａ内には第６図
に示すように撮像レンズ４、光電変換部５等が配設され
ている。

一方、第１図及び第２図において、コンバーター１には
該ビデオカメラ２のカバー２ａの外筒部２ｂに装着され
る嵌合部１ａと該嵌合部１ａに取付は溝２ｃに対応する
支持部として一対の爪１ｂを有しており、まだ、コンバ
ーターの目的である撮像領域の拡大のためのコンバータ
ーレンズ群１ｃが所定の位置に取付けられている。なお
、該一対の爪１ｂ間の先端内径φ１に対し、前記ビデオ
カメラ１の一対のクリックばね３間の先端径φ２はφ２
〉φ、となるように設定されている。

以上の構成の本実施例は、コンバーター１をビデオカメ
ラ２に装着するには、第５図においてカバー２３の外筒
部２ｂの取付は溝２ｃの光軸方向部分とコンバーター１
の嵌合部１ａの爪１ｂとを合わせて嵌め込み、このまま
コンバーター１の爪１ｂが取付は溝２ｃの周方向部分の
側面に突き当たるまで押し込み、その後第５図の矢印時
計方向に回動させる。このため、爪１ｂは取付は溝２ｃ
の周方向部分を摺動すると、穴部２ｄから露出したクリ
ックばね３に当接する。ここで、さらにコンバーター１
を矢印時計方向に回動させると、クリックばね３は外筒
部２ｂの内周面に弾性保持されているため、弾性変形し
、その後爪１ｂが取付は溝２ｃの周方向部分の終端に突
き当たって第６図に示す工うにコンバーター１はビデオ
カメラ２０カバー２ａに確実に装着される。

また、コンバーター１の取り外しは前述と逆の手順で行
えばよい。

なお、前述実施例では、コンバーター１の爪１ｂとこれ
の係合するビデオカメラ２の取付は溝２ｃとはそれぞれ
一対であるが、一対以上形成してもよいことはいうまで
もない。

なおまた、前述実施例におけるビデオカメラ２のクリッ
クばね３はそのカバー２ａと別部材にして取付けている
が、カバー２ａと同一材で一体的に構成するようにする
ことで、部品点数を削減することが可能となる。

〈発明の効果〉 本発明は、以上説明したようにコンバーターを複数の支
持部によってビデオカメラのカバーに直接取付ける手段
を設けることにより、ビデオカメラが本来持つ焦点調節
機能をコンバーターの取付けによって損なうことなく使
用できる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例に係るコンバーターの縦断面図
、第２図は第１図のＡ−Ａ線断面図、第３図はこのコン
バーターを装着するビデオカメラの要部側面図、第４図
は第３図のＢ−Ｂ線断面図、第５図はビデオカメラへの
コンバーター取付は説明図、第６図はビデオカメラにコ
ンバーター装着時の縦断面図である。 １・・・コンバーター　１ａ・・・嵌合部、１ｂ・・・
爪（支持部）、１ｃ・・・コンバーターレンズ群、２・
・・ビデオカメラ、２ａ・・・カバー　２ｂ・・・外筒
部、２ｃ・・・取付は溝、２ｄ・・・穴部、３・・・ク
リックばね、４・・・撮像レンズ、５・・・光電変換部
。 第 図 第 図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １　ビデオカメラの撮影レンズ前方に配置され、撮影レ
   ンズの撮像域を広げるために用いられるコンバーターに
   おいて、ビデオカメラのカバーに直接取付ける手段を有
   し、該取付け手段が複数の支持部によつて構成されるこ
   とを特徴とするコンバーター。 ２　ビデオカメラの撮像レンズを覆うカバーの外周にコ
   ンバーター装着用の複数の取付け溝を設けたことを特徴
   とするビデオカメラ。