JP2008190460A - チップタービン駆動ファン - Google Patents

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Abstract

【課題】推力方向に対して横方向に強風を受けた場合に生じる外力を低減したチップタービン駆動ファンを提供する。
【解決手段】動作時において、導入口6を通った高圧空気8はダクト15内において静翼4を通過し流れを整えられ、チップタービン動翼3に供給される。チップタービン動翼3は、排気側17から吸気側16に向かって高圧空気8を供給されることにより、上部ファン2及び下部ファン14を同方向に回転駆動する。これにより、上部ファン2の回転面12からファンケーシング1の吸気側16の端部までの距離Hを短くすることができるため、横風9を受けた場合に負圧が発生する領域が小さいものとなり、負圧により生じる外力11を低減できる。
【選択図】図1

Description

本発明はチップタービン駆動ファンに関し、特に、ファンの外周に設けられたチップタービン動翼列に流体を供給してファンを回転駆動するチップタービン駆動ファンに関するものである。
従来、ファンの外周に設けられたチップタービン動翼列に流体を供給してファンを回転駆動するチップタービン駆動ファンをVTOL(Vertical take-off and landing)機に適用することが提案されている。例えば、特許文献1では、供給ダクトを通じて、ファンの吸気側から排気側に向かう方向に、作動流体をチップタービン動翼列に供給し、チップタービン動翼列を通過した作動流体を戻りダクトを通じてファンの吸気側方向に戻し、再度、ファンの吸気側から排気側に向かう方向に作動流体をチップタービン動翼列に供給することによりファンを回転駆動させる構成が開示されている。
特開2003−293702号公報
しかしながら、上記の技術では、チップタービン駆動ファンをVTOL機等のエンジンに適用した場合、チップタービン駆動ファンの推力方向に対して横方向に強風を受けると、チップタービン駆動ファンの吸気側に大きな負圧が生じ、チップタービン駆動ファンの吸気側に大きな外力が発生する場合がある。この場合、発生した外力によりVTOL機の飛行制御が困難になる場合がある。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、推力方向に対して横方向に強風を受けた場合に生じる外力を低減したチップタービン駆動ファンを提供することにある。
本発明は、回転駆動されることにより吸気側から排気側への推力を発生するファンと、ファンの外周部を回転駆動可能に支持するファンケーシングと、ファンの外周部に設けられ、ファンケーシング内部において回転動可能であり、ファンケーシング内部において流体を供給されることによりファンを回転駆動するチップタービン動翼列と、ファンケーシング内部に設けられ、流体をチップタービン動翼列に供給するダクトと、を備え、ダクトは、ファンの発生する推力方向とは反対の方向からチップタービン動翼列に流体を供給する、チップタービン駆動ファンである。
ダクトがチップタービン動翼列に流体を効率良く供給するためには、ある程度の距離にわたって直線的に流体を流した後に、流体をチップタービン動翼列に対して供給する必要がある。しかしながら、上記構成によれば、ダクトは、ファンの発生する推力方向とは反対の方向からチップタービン動翼列に流体を供給するため、ファンケーシング内部のダクトのファンの吸気側において長距離にわたって流体を流す必要がなくなる。そのため、ファンケーシングにおけるファンの回転面から吸気側方向の長さを短くすることができ、推力方向に対して横方向に強風を受けた場合に負圧が生じることによって外力が生じる領域を小さくできる。したがって、ファンの推力方向に対して横方向に強風を受けた場合に生じる外力を低減することができる。
なお、本発明において、ファンの発生する推力方向と「反対の方向」とは、必ずしもファンの発生する推力方向と正反対に180°相違する方向である場合に限定されず、ファンの発生する推力方向と少なくとも90°を超えて相違していれば含まれるものとする。また、本発明において、「流体」は空気等の気体に限定されず、水等の液体も含まれるものとする。
この場合、ダクトは、ファンの回転面における排気側から吸気側に向かってチップタービン動翼列に流体を供給することが好適である。
この構成によれば、ダクトは、ダクトは、ファンの回転面における排気側から吸気側に向かってチップタービン動翼列に流体を供給するため、ファンケーシングにおけるファンの回転面から吸気側方向へは流体を直線的に流す必要がないため、よりファンケーシングにおけるファンの回転面から吸気側方向の長さを短くすることができ、横方向に強風を受けた場合に生じる外力を低減することができる。
なお、本発明において、ファンの「回転面」とは、ファンの翼の最も吸気側に位置する部位が回転動することにより形成する回転面を意味するものとする。
一方、ファンは、ファンケーシングおけるファンの推力方向に沿った長さの中間位置よりも吸気側に当該回転面が位置するように備えられていることが好適である。
この構成によれば、ファンは、ファンケーシングおけるファンの推力方向に沿った長さの中間位置よりも吸気側に当該回転面が位置するように備えられているため、ファンケーシングにおけるファンの回転面から吸気側方向の長さを短くすることができ、横方向に強風を受けた場合に生じる外力を低減することができる。
本発明のチップタービン駆動ファンによれば、ファンの推力方向に対して横方向に強風を受けた場合に生じる外力を低減することができる。
以下、本発明の実施の形態に係るチップタービン駆動ファンについて添付図面を参照して説明する。
図1は第1実施形態に係るチップタービン駆動ファンを示す斜視図であり、図2は第1実施形態に係るチップタービン駆動ファンの縦断面図である。本実施形態のチップタービン駆動ファンはVTOL機に搭載され、コアエンジンから高圧空気を供給されることにより、ファンを回転駆動して推力を発生するためのものである。図1及び2に示すように、本実施形態のチップタービン駆動ファンは、同軸上を同方向に回転駆動されることにより吸気側16から排気側17に推力10を発生する上部ファン2及び下部ファン14と、上部ファン2及び下部ファン14それぞれの外周部を囲繞しつつ回転駆動可能に支持するファンケーシング1とから構成されている。上部ファン2の回転面12は、ファンケーシング1における推力10の方向に沿った長さの中間位置よりも吸気側16に当該回転面12が位置するように備えられている。
ファンケーシング1の内部には、ファンケーシング1の外周方向に90°ずつ位置をずらしてコアエンジンからの高圧空気8を導入されるダクト(タービン室)15が設けられている。一方、上部ファン2の外周部には、上部ファン2と一体成型されたチップタービン動翼3がチップタービン動翼列をなして設けられている。チップタービン動翼3は、ダクト15内部の空間を回転動可能に支持され、ダクト15内に導入された高圧空気8を供給されることにより、上部ファン2及び下部ファン14を回転駆動するためのものである。
ダクト15には、ファンケーシング1側面の最も排気側17の部位に、コアエンジンからの高圧空気8を導入されるための導入口6が設けられている。ダクト15内には、ダクト15内の空気の流れを整えるための静翼4が設けられている。静翼4はダクト15と一体成型されたものでも良いし、ダクト15と分離された構造のものでも良い。
ダクト15には、静翼4及びチップタービン動翼3を通過した高圧空気8を排気口7に誘導するための分離板5が設けられている。排気口7は、高圧空気8を排気側17に排出するためのものである。
次に、本実施形態のチップタービン駆動ファンの動作について説明する。運転時においては本実施形態のチップタービン駆動ファンは、コアエンジンから高圧空気8を導入口6から導入される。導入口6を通った高圧空気8は、ダクト15内において静翼4を通過し流れを整えられる。静翼4を通過した高圧空気8はチップタービン動翼3に供給される。
チップタービン動翼3は、排気側17から吸気側16に向かって高圧空気8を供給されることにより、上部ファン2及び下部ファン14の回転駆動に必要なトルクを発生し、上部ファン2及び下部ファン14を同方向に回転駆動する。上部ファン2及び下部ファン14は回転駆動することにより、吸気側16から排気側17に向かって推力10を発生する。
チップタービン動翼3を通過した高圧空気8は、分離板5によって排出口7の方向へ誘導される。排出口7は高圧空気8を排出口7の方向へ排出することにより、推力10を増加させる。
図4に示すように従来のチップタービン駆動ファンは、高圧空気8の導入口6がファンケーシング1の吸気側16に設けられ、チップタービン動翼3は吸気側16から排気側17に向かって高圧空気8を供給される。ダクト15内に導入された高圧空気8を静翼4で流れを整え、チップタービン動翼3に効率良く供給するためにはある程度の距離が必要となる。そのため、従来のチップタービン駆動ファンにおいては、図4に示すように、上部ファン2の回転面12からファンケーシング1の吸気側16の端部までの距離Hが長い。この構成においては、図4及び5に示すように、VTOL機の飛行中等に横風9を受けた場合に負圧が発生する領域13が大きい。負圧が発生した場合、ファンケーシング1に大きな外力11が加わるため、従来のチップタービン駆動ファンは横風を受けた場合の安定性に乏しい。
一方、本実施形態のチップタービン駆動ファンは、高圧空気8を導入されるための導入口6がファンケーシング1側面の最も排気側17の部位に設けられ、チップタービン動翼3は、排気側17から吸気側16に向かって高圧空気8を供給される。このため、本実施形態のチップタービン駆動ファンにおいては、上部ファン2の回転面12からファンケーシング1の吸気側16の端部までの距離Hを短くすることができ、上部ファン2の回転面12は、ファンケーシング1における推力10の方向に沿った長さの中間位置よりも吸気側16に位置するものとできる。
このため、本実施形態のチップタービン駆動ファンにおいては、図3に示すように、VTOL機の飛行中等に横風9を受けた場合に負圧が発生する領域13が小さいものとなり、負圧により生じる外力11を従来のものより小さいものとすることができ、図6に示すように横風によって生じる外力を50%低減することができる。したがって、本実施形態のチップタービン駆動ファンにおいては、VTOL機の飛行中等に横風9を受けた場合においても、安定性が高く、制御性の良いものとすることができる。
以下、本発明の第2実施形態について説明する。図7は、第2実施形態に係るチップタービン駆動ファンを示す斜視図である。図7に示すように、本実施形態においては、2つのチップタービン動翼3a,3bの両方に高圧空気8を連続して供給するダクト15が備えられている点が、上記第1実施形態と異なっている。
本実施形態においては、ダクト15には、静翼4a及びチップタービン動翼3aを通過した高圧空気8を、静翼4b及びチップタービン動翼3bに誘導するための分離板5a,5b,5cが設けられている。また、分離板5cは、静翼4b及びチップタービン動翼3bを通過した高圧空気8を排気口7に誘導するための機能も果たす。
運転時においては本実施形態のチップタービン駆動ファンは、導入口6を通った高圧空気8は、ダクト15内において静翼4aを通過し流れを整えられ、静翼4aを通過した高圧空気8は排気側17から吸気側16の方向に向かってチップタービン動翼3aに供給される。
チップタービン動翼3aを通過した高圧空気8は、分離板5a,5bによって静翼4b及びチップタービン動翼3bの方向に誘導される。高圧空気8は、分離板5a,5bによって一旦吸気側16から排気側17の方向に誘導された後、再度、排気側17から吸気側16の方向に誘導される。高圧空気8は、静翼4bを通過し流れを整えられ、静翼4bを通過した高圧空気8は排気側17から吸気側16の方向に向かってチップタービン動翼3bに供給される。このようにして、チップタービン動翼3a,3bはそれぞれ高圧空気8を排気側17から吸気側16の方向に向かって供給され、上部ファン2及び下部ファン14を回転駆動するためのトルクを発生する。
本実施形態においては、2つのチップタービン動翼3a,3bに対して一つのダクト15によって連続して高圧空気8を供給するため、多数のチップタービン動翼それぞれに同時に高圧空気を供給する場合であっても、それぞれのチップタービン動翼に高圧空気を供給するダクトを一体化することができ、ダクトの構造を簡便なものとすることができる。
以下、本発明の第3実施形態について説明する。図8は、第3実施形態に係るチップタービン駆動ファンを示す斜視図である。図8に示すように、本実施形態においては、上部ファン2及び下部ファン14は、それぞれ別方向に回転駆動可能なように外周部をファンケーシング1により支持されている。ファンケーシング1内部には、上部ファン2を回転駆動するためのダクト15aに、上記第1実施形態と同様に、導入口6a、静翼4a、上部ファン2と一体成型されたチップタービン動翼3a及び排気口7aが備えられている。
一方、本実施形態においては、ファンケーシング1内部に、下部ファン14を回転駆動するためのダクト15bが別途設けられている。ダクト15b内にも、上記第1実施形態と同様に、導入口6b、静翼4b、下部ファン14と一体成型されたチップタービン動翼3b及び排気口7bが備えられているが、上部ファン2とは反対方向に下部ファン14を回転駆動させるために、静翼4b、チップタービン動翼3bの向きは、静翼4a、チップタービン動翼3aとは反対方向となっている。
運転時においては本実施形態のチップタービン駆動ファンは上記第1実施形態のチップタービン駆動ファンと同様に動作を行うが、静翼4b、チップタービン動翼3bの向きは、静翼4a、チップタービン動翼3aとは反対方向となっているため、上部ファン2と下部ファン14とは互いに反対方向に回転駆動される。
本実施形態においては、上部ファン2及び下部ファン14それぞれを回転駆動させるためのダクト15a,15bをそれぞれ別個に備え、上部ファン2及び下部ファン14それぞれを互いに反対方向に回転駆動するため、上部ファン2及び下部ファン14それぞれのトルクが相殺され、VTOL機等に適用した場合に安定性、制御性を一層向上させることができる。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく種々の変形が可能である。例えば、上記実施形態では、VTOL機にチップタービン駆動ファンを適用した場合を中心に説明したが、本発明はこれに限定されることはなく、本発明のチップタービン駆動ファンは、自動車における運転制御用のスラスター等にも適用可能である。また、本発明のチップタービン駆動ファンは、チップタービン駆動ファンに供給する流体を空気ではなく水として、潜水艇の姿勢制御用のスラスターとしても適用可能である。
第1実施形態に係るチップタービン駆動ファンを示す斜視図である。 第1実施形態に係るチップタービン駆動ファンの縦断面図である。 第1実施形態に係るチップタービン駆動ファンにおける圧力分布を示す図である。 従来のチップタービン駆動ファンの装置の縦断面図である。 従来のチップタービン駆動ファンにおける圧力分布を示す図である。 本発明のチップタービン駆動ファンと従来のチップタービン駆動ファンとに生じる外力を示すグラフ図である。 第2実施形態に係るチップタービン駆動ファンを示す斜視図である。 第3実施形態に係るチップタービン駆動ファンを示す斜視図である。
符号の説明
1…ファンケーシング、2…上部ファン、3,3a,3b…チップタービン動翼、4,4a,4b…静翼、5,5a,5b,5c…分離板、6,6a,6b…導入口、7,7a,7b…排気口、8…高圧空気、9…横風、10…推力、11…外力、12…回転面、13…外力発生領域、14…下部ファン、15,15a,15b…ダクト、16…吸気側、17…排気側。

Claims (3)

  1. 回転駆動されることにより吸気側から排気側への推力を発生するファンと、
    前記ファンの外周部を回転駆動可能に支持するファンケーシングと、
    前記ファンの外周部に設けられ、前記ファンケーシング内部において回転動可能であり、前記ファンケーシング内部において流体を供給されることにより前記ファンを回転駆動するチップタービン動翼列と、
    前記ファンケーシング内部に設けられ、前記流体を前記チップタービン動翼列に供給するダクトと、
    を備え、
    前記ダクトは、前記ファンの発生する推力方向とは反対の方向から前記チップタービン動翼列に前記流体を供給する、チップタービン駆動ファン。
  2. 前記ダクトは、前記ファンの回転面における排気側から吸気側に向かって前記チップタービン動翼列に前記流体を供給する、請求項1に記載のチップタービン駆動ファン。
  3. 前記ファンは、前記ファンケーシングおける前記ファンの推力方向に沿った長さの中間位置よりも吸気側に当該回転面が位置するように備えられている、請求項2に記載のチップタービン駆動ファン。
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